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監 査 種 別 定期監査(工事監査) 監 査 対 象 交通局 監 査 期 間 平成27

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監 査 種 別 定期監査(工事監査) 監 査 対 象 交通局 監 査 期 間 平成27
監 査 種
別
定期監査(工事監査)
監 査 対
象
交通局
監 査 期
間
平成27年11月12日から
平成28年
監 査 結
第1
4月25日まで
果
監査の対象及び範囲
今回の監査では、交通局における平成25年10月 1日から平成27年 9月30日まで
に完了及び平成27年 9月30日時点で施行中の工事並びに調査・設計及び保守管理
委託を次表のとおり抽出した。
件数
区分
金額
監査対象
(件)
抽出
(件)
抽出率
(%)
抽出
抽出率
監査対象
(百万円) (百万円) (%)
工事
951
69
7.3
16,480
7,126
43.2
委託
1,188
22
1.9
11,277
649
5.8
監査にあたっては、設計・積算・施工・検査・維持管理業務及び委託業務など
が適正に執行されているかといった視点に加え、安心・安全のための工事につい
て工事目的にかなうものとなっているか、実態に沿った積算が行われているかに
着眼して、書類調査及び現地調査を行った。
第2
監査結果の概要
監査の結果、以下のとおり一部に不適切な事例が見受けられた。今後の事務執
行にあたっては、これらの点に留意するとともに、必要な措置を講じられたい。
また、措置を講じた場合は、その旨を通知されたい。
なお、監査対象とした局が既に措置を講じたものについては、その内容を記載
した。
1 指摘事項
(1) 積算
現場条件を反映した積算についてなど 2項目
(2) 施工
耐震補強工事におけるナットの締め付けについてなど 4項目
(3) その他
見積りの採用についてなど 2項目
2 実地検査
3 意 見
確実な施工監理の実施について
第3 指 摘 事 項
1 積算
(1) 現場条件を反映した積算について
工事費の積算にあたっては、現場条件を反映した適切な費用を計上しなけれ
ばならない。積算が現場条件を反映しているか調査したところ、以下のような
事例が見受けられた。
ア アスファルト混合物の選定
「稲西営業所構内舗装補修工事(ほ装工事)」では、営業所構内で市営バ
スが転回することなどから耐久性の高い半たわみ性舗装(注1)で改修を行うこ
ととしていた。半たわみ性舗装の材料などの仕様について記載した設計図書
では、一般的なアスファルト混合物に比べて耐流動性に優れたポリマー改質
アスファルト混合物を使用することとし、現場においてもポリマー改質アス
ファルト混合物により施工していた。しかしながら、積算にあたっては一般
的なアスファルト混合物の材料単価を計上していたため、積算額約 166万円
が過小となっていた。
(自動車施設課)
イ 工法の選定
「地下鉄東山線名古屋駅コンコース等の改修工事その 2(一般土木工事)」
では、コンコースの通路を拡幅するため、既設の壁の一部を取り壊すことと
していた。既設の壁の取り壊しにあたり、既設構造体への振動などの影響を
最小限に抑える必要があることから、壁を一定の大きさに無振動工法で切断
した後、作業ヤード内にて切断したコンクリート片をハンドブレーカーで細
かく破砕し、地上へ人力で運搬することとしていた。この切断の積算におい
ては、コアボーリング工法(注2)や乾式ワイヤーソーイング工法(注3)などの各
種工法を比較した結果、最も安価であることからコアボーリング工法を採用
していた。しかし、発注時期の変更に伴う他工事の影響により、ハンドブレ
ーカーで破砕するための作業ヤードが確保できなくなったため、壁をより細
かく切断し、切断したコンクリート片をそのまま人力で運搬するよう積算の
見直しを行い、切断の施工数量が大幅に増加することになった。切断数量が
多い場合には、乾式ワイヤーソーイング工法がより効率的であり、安価とな
るため、現場においてはこの工法を採用していたが、積算においては工法を
見直すことなくコアボーリング工法を採用していたため、積算額約 184万円
が過大となっていた。
(施設計画課)
工事費の積算にあたっては、
現場条件を反映した適切な費用を計上されたい。
(注1) 半たわみ性舗装
半たわみ性舗装用アスファルト混合物に、浸透用セメントミルクを浸透させたもの
で、アスファルト舗装のたわみ性とコンクリート舗装の剛性を複合的に活用した耐久
性の高い舗装。
(注2) コアボーリング工法
ダイヤモンドビットを高速回転させ、コンクリート構造物を削孔する工法。
(注3) 乾式ワイヤーソーイング工法
ダイヤモンドワイヤーを用いてコンクリート構造物を切断する工法であり、切断時
に冷却水を使用しないため、汚泥の処理等が不要である。
コアボーリング工法の施工例
当該現場における
乾式ワイヤーソーイング工法の施工状況
ハンドブレーカーの例
(2) 間接工事費の算定について
国土交通省の土木工事標準積算基準書(以下「土木積算基準」という。)で
は、工事費は、材料費や労務費などの直接工事費のほか、共通仮設費及び現場
管理費からなる間接工事費などで構成されており、このうち間接工事費につい
ては、直接工事費に所定の間接工事費率を乗じる率計算などにより算出すると
定められている。また、工事場所が人口集中地区(注)にある場合には、間接工
事費率に割増し補正を行うよう定められている。
この間接工事費の積算について調査したところ、以下のような事例が見受け
られた。
ア 間接工事費率の補正
「第 1号線可動式ホーム柵設置に伴うホーム補強工事(一般土木工事)」
では、可動式ホーム柵設置に伴うホームの床の補強を行うこととし、積算に
あたっては、軌道事務所の工事積算基準を基に行っていた。この基準では、
間接工事費の積算は工事内容から、土木積算基準に準拠して率計算により算
出する場合と、
率計算によらず積上げ計上する場合に区分されている。
また、
率計算により算出する場合には、地下鉄駅は全て人口集中地区にあるため、
間接工事費率の割増し補正を行うよう定められている。本件工事では、工事
内容から間接工事費を率計算により算出していたにもかかわらず、補正を行
っていなかったため、積算額約 112万円が過小となっていた。 (工務課)
イ 間接工事費率の対象額
「第 1号線高欄改良工事(一般土木工事)」では、地下鉄の高架構造区間
における老朽化したコンクリートの高欄を撤去して新たに遮音壁を設置する
こととし、遮音壁の積算にあたっては、土木積算基準を基に行っていた。こ
の基準では、遮音壁を構成する部材のうち、支柱の材料費は間接工事費の率
計算の対象外とするが、遮音板の材料費は間接工事費の率計算の対象とする
と定められている。
しかし、
遮音板の材料費を誤って対象外としていたため、
積算額約 533万円が過小となっていた。
(軌道事務所)
間接工事費の積算にあたっては、土木積算基準などに沿って適切に行われた
い。
(注) 人口集中地区
総務省統計局国勢調査による地域別人口密度が 1平方キロメートルに 4,000人以上
で、隣接した地域を合わせた人口が 5,000人以上となっている地域。
2 施工
(1) 耐震補強工事におけるナットの締め付けについて
監督員は、工事が適切に施行されているか、品質が確保されているかなどを
適時確認することで、契約の適正な履行を確保する業務を担うものである。
「高速度鉄道耐震補強工事(25-4)(一般土木工事)」では、地下鉄駅にお
けるコンクリート柱の耐震補強として、柱の周囲を取り囲むように補強鋼材を
設置し、その端部をナットで締め付けることにより柱に拘束力を与え、耐震性
能を確保する工法を採用していた。現地のナットの締め付け状況を確認したと
ころ、補強鋼材の長さが不足していたため、補強鋼材端部のねじ山にナットが
完全に締め付けられていないものが複数見られた。
これらの施工箇所は、全体の施工数量から見れば一部であるが、このような
施工は不適切であり、また、施工後の現場確認において容易に気づくことがで
きる事例である。
不適切な施工箇所については、補強鋼材を交換するなど適切に対処されたい。
また、監督員は現場の施工状況を適時確認するなど工事監理をより確実に行わ
れたい。
(施設計画課)
補強鋼材の設置状況
不適切なナットの締め付け状況
(2) 工事写真について
交通局では、受注者に対し適切な施工であることを証明する工事写真の提出
を求めている。工事写真の撮影に関しては、工事写真撮影の手引き(以下「手
引き」という。
)によるとしており、この手引きでは、隠ぺい部について施工段
階に合わせ設計図書に則していることなどを確認するための施工状況写真や工
事に使用される材料を確認するための使用材料写真を適宜撮影するとしている。
ア 「本郷駅及び上社駅上屋耐震改修工事(建築工事)
」では、耐震改修工事と
して、鉄骨柱の柱脚部補強のために、あと施工アンカー(注)ボルトの座金を
全周溶接した上で根巻きコンクリートを施工していたが、隠ぺい部となる柱
脚部補強の溶接を確認できる写真が撮影されていなかった。また、あと施工
アンカーボルトの削孔の施工状況写真として提出されていた写真を確認した
ところ、一部の写真において、必要とされる埋め込み長さが確認できないも
のがあった。
イ 「瑞穂区役所駅のバリアフリー整備工事(建築工事)
」では、コンクリート
ブロック帳壁を施工していた。ブロック中心部に設置される縦鉄筋の継手部
分の施工状況写真として提出されていた写真を確認したところ、継手部分に
必要とされる溶接の施工長さが確認できなかった。
ウ 「藤が丘駅駅舎上屋耐震改修工事(建築工事)
」では、耐震改修工事として、
あと施工アンカーボルトを施工していた。使用材料写真として提出されたあ
と施工アンカーボルトの受入写真を確認したところ、出荷証明書と相違する
写真が提出されていた。
工事写真は、適切な施工であることを証明する工事記録であることから、手
引きに沿って撮影し、提出するよう受注者を指導されたい。
(営繕課)
(注) あと施工アンカー
コンクリートに埋め込まれるアンカーボルトのうち、コンクリートが固まった後に
ドリルなどで孔をあけて、アンカーボルトを打ち込むタイプのもの。
(3) 薬液注入工における水質試験について
交通局の土木工事標準仕様書では、薬液注入工(注)の施工にあたっては、「薬
液注入工法による建設工事の施工に関する暫定指針」(昭和49年建設省官技発
第 160号。以下「薬注指針」という。)を遵守することと定められている。
薬注指針では、薬液の注入による地下水及び公共用水域等の水質の汚濁を防
止するため、薬液注入箇所周辺の地下水及び公共用水域等における水質の汚濁
の状況を監視しなければならないと定められている。また、水質の監視にあた
っては、地下水が水質基準を満たしているか確認するため、水質検査を公的機
関又はこれと同等の能力及び信用を有する機関において定期的に行うことと定
められている。
この水質検査の結果については、監督員に提出するよう土木工事標準仕様書
において定められている。
「地下鉄東山線名古屋駅コンコース等の改修工事その 2(一般土木工事)」
では、コンコース下の掘削にあたり、地下水の止水目的で薬液注入工を施工し
ていたが、水質検査の結果が提出されておらず、地下水が水質基準を満たして
いたか確認できない状態であった。また、工事着手前に受注者から提出される
施工方法や施工管理方法などを記載した施工計画書には、採水地点や箇所数、
水質検査回数など水質の監視についての項目が記載されていなかった。
後日受注者に水質の監視について確認したところ、施工中に実施していた水
質検査は公的機関等で行われていなかった。
薬液注入工の施工にあたっては、薬注指針を遵守した水質の監視について、
施工計画の段階から必要な項目を確認するとともに、確実に実施するよう受注
者を指導されたい。
(施設計画課)
(注) 薬液注入工
掘削の作業性を向上するために、特殊な薬液を地盤中に注入し、地盤の止水性や強
度を増加させる工法。
(4) 歩行者用通路の確保について
名古屋市道路管理規則では、道路を占用する工事を行う場合は「承認工事及
び占用工事の施行に関する遵守基準」(以下「遵守基準」という。)に従うこ
とと定められており、遵守基準では作業区域の周辺に歩行者が安全に通行でき
るように必要な通路(以下「歩行者用通路」という。)を確保しなければなら
ないと定められている。
「高速度鉄道耐震補強工事(26-3)その 2(一般土木工事)」では、歩道全
体を作業区域としていたため、歩行者用通路が必要であり、車道側に確保でき
る十分な幅員があったにもかかわらず、
歩行者用通路が確保されていなかった。
このため、歩行者が安全に通行できない状態であった。
道路を占用する工事を行う場合は、遵守基準などに従い、適正に歩行者用通
路を確保するよう受注者を指導されたい。
(施設計画課)
なお、交通局においては指摘に基づき、速やかに歩行者用通路を確保した。
3 その他
(1) 見積りの採用について
工事費及び業務委託費の積算にあたり、見積りを採用していたものについて
調査したところ、以下のような事例が見受けられた。
ア 見積りの不適切な採用
「高速度鉄道耐震補強工事に伴う設計業務委託(その 3)」では、委託費
ぶ がかり
の積算にあたり、本件業務委託のために、歩 掛 (注)の見積りを徴取していた。
この歩掛を基に積算した委託費は、前年度に徴取した同様の業務委託の見積
りの歩掛を基に積算したものと比較して高額になったことから、前年度の見
積りを採用し、予定価格を決定していた。しかし、今回徴取した見積りにつ
いて、歩掛の数量が増加した理由や見積り内容が適正であるかなどの精査を
行うことなく不採用としており、見積りの不適切な採用となっていた。
(施設計画課)
イ 不要な費用を含んだ見積りの採用
「今池駅空調設備更新工事(管工事)」では、積算において、諸官公署手
続き費などは、交通局の建築設備工事積算基準に基づき率計算により算出し
計上されていた。しかし、機器搬入搬出などの単価を決定するにあたり、見
積りを採用していたが、その見積りには、諸官公署手続き費などが含まれて
いた。また、ポンプの単価を決定するにあたり、見積りを採用していたが、
その見積りには、設計図書に記載されていない不要なポンプ付属品である防
振架台が含まれていた。
ウ
(施設事務所)
1者見積りの採用
「高速度鉄道トンネル構造物改修工事(とび・土工・コンクリート工事)」
及び「平田住宅バス回転場新設工事(ほ装工事)」では、一部の材料単価の
決定にあたり、見積りを採用していたが、見積りの徴取にあたり、複数者か
ら徴取することが可能であったにもかかわらず、 1者からの徴取であった。
(自動車施設課、軌道事務所)
見積りの採用にあたっては、内容を十分確認するとともに、市場価格を反映
することで、適切な予定価格を設定されたい。
(注) 歩掛
一つの作業に必要な単位あたりの作業員の職種及び人数、材料などの数量、並びに
建設機械の運転時間などを示したもの。
(2) 共通仮設費及び現場管理費の算定について
営繕課では、設備工事及び建築工事のそれぞれの積算基準を国土交通省の公
共建築工事積算基準に準拠して定めており、共通仮設費や現場管理費(以下あ
わせて「共通仮設費等」という。)の算定は、同じ積算体系となっている。共
通仮設費等の算定にあたっては、
「敷地が異なる複数の工事を一括して発注する
場合」は、それぞれの敷地の工事ごとで算定して合計することとしている。
営繕課における共通仮設費等の算定について調査したところ、
「東山線高畑駅
∼藤が丘駅間22駅可動式ホーム柵設置工事(機械設備工事)」などの設備工事で
は、複数の地下鉄駅における工事を一件の工事として発注する場合は、「敷地
が異なる複数の工事を一括して発注する場合」に該当すると判断し、共通仮設
費等をそれぞれの地下鉄駅ごとに算定して合計した金額としていた。
一方で「東山線可動式ホーム柵設置に伴う高畑∼藤が丘駅間22駅固定柵等設
置工事(建築工事)」などの建築工事では、複数の地下鉄駅における工事を一
件の工事として発注する場合は、「敷地が異なる複数の工事を一括して発注す
る場合」には該当しないと判断し、共通仮設費等をそれぞれの地下鉄駅ごとで
はなく、一つの工事として算定した金額としていた。
結果として、共通仮設費等は、設備工事と建築工事で同じ積算体系であるに
もかかわらず、「敷地が異なる複数の工事を一括して発注する場合」の判断の
相違から、算定が異なっていた。
共通仮設費等は、
「敷地が異なる複数の工事を一括して発注する場合」の判断
により、その金額は増減し、積算金額全体も増減する。共通仮設費等の算定に
あたっては、積算基準に定められている「敷地が異なる複数の工事を一括して
発注する場合」に該当する工事について、適確に判断できるように、積算基準
を改定するなど検討されたい。
(営繕課)
第4 実 地 検 査
1 検査概要
「名駅変電所新築工事(建築工事)
」において、工事が適切に行われたかを確
認するために、鉄筋コンクリート造の建築物の構造体について、コンクリート
の圧縮強度試験及び鉄筋溶接接合部の引張試験を行った。
2 検査結果
(1) コンクリートの圧縮強度試験
1
2
3
合否基準
合否
最大荷重
(kN)
330
344
329
―
―
圧縮強度
(N/㎜2)
42.0
43.8
41.9
―
―
27以上
合格
平均強度
(N/㎜2)
42.6
(2) 鉄筋溶接接合部の引張試験
1
2
3
合否基準
合否
最大荷重
(kN)
278.8
281.1
278.4
―
―
引張強さ
(N/㎜2)
550
555
549
490以上
合格
以上の結果、コンクリートの圧縮強度及び鉄筋溶接接合部の引張強さは適正
であると認められた。
第5 意 見
確実な施工監理の実施について
交通局においては、市バス及び地下鉄の安全運行の確保に向け、日常的な点検
や維持補修を行うとともに、経年劣化が進んでいる構造物などの老朽化対策及び
南海トラフ巨大地震等に向けた対策工事を発注するなど、様々な課題に対応する
ため日々の業務に取り組んでいる。
監査の結果、定期的に行われている維持補修工事については、おおむね良好に
遂行されていた。しかしながら一部ではあったものの、地下鉄駅構内の耐震補強
工事において、補強鋼材端部のねじ山にナットが適切に締め付けられていなかっ
た事例及び工事完了後に確認できない部分の工事写真が適切に撮影されていなか
った事例が確認された。これらの工事は南海トラフ巨大地震等に向けて、耐震性
能を高める必要があることから行われているものであり、利用者の安全に関わる
重要な工事であるため、確実な施工監理が必要である。このため、施工計画の段
階で管理すべき項目を協議することや段階ごとに現場を確認することなどにより
確実に施工監理を行うことで、より利用者が安心して使用できる公共交通機関と
なるよう努められたい。
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