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タイの生活 - 高知工科大学

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タイの生活 - 高知工科大学
タイの生活
システム工学群 4 年 西森 俊作
2014 年 8/4~10/21 タイへ短期留学してきました。主な目的は研究と英語力の向上ですが、単純にタイ
が好きだったということも理由の一つです。タイの人はみんなにこにこして親切でとても住みやすい国で
す。単純にタイを知ってほしいと思ったことと、学生が作製したパンフレットなら気持ち的に軽く読めるか
なと思ってこの報告書を書いてみました。地球の歩き方ほどのクオリティはないですが、読んでみてくだ
さい。
タイの生活
タイは日本と比べると物価が 1/3 と安いです。単純に計算して、同じお金で 3 倍いい生活ができるということ
です。しかし、いい生活ができたからって学生の本分は勉強なので気を緩めたりすると3倍いい生活をして
いる分 3 倍ツケが回ってくると思います。
とりあえず下記にタイでの基本的なアドバイス(部屋の手続き、VISA 申請、携帯契約、銀行口座開設などな
ど)を示します。これらのことはすべて自分で行ってください。向こうの学生が手伝ってくれることは少ないで
す。英語、タイ語が話せなくても自分でできます。
今回、私が何も知らずにタイへ行ったことで苦労した点などが多かったから、今度タイへ留学する後輩に事
前に伝えられたらと思って書きました。
渡航準備
これに関しては記載する必要がないかなと思います。持って行ったほうがいいと思うものは長ズボンと
シャツです。デパートとか研究室は寒いので。ノートパソコンは持っているならば持っていくべきです。向
こうのキーボードはタイ文字をタイピングするタイプなので、困ります。
1. タイで購入するもの
シャンプーやリンスは日本製のものがたくさんあります。なので、持っていく必要はなくタイで買ってくださ
い。契約するドミトリーにもよりますがタイで wi-fi ルーターを買っておくと家の生活が一気に快適になり
ます。留学期間が終わると大学の IA(International Affair:国際交流部のような感じ)にあげると喜ばれ
ます。他に、ブランケットやベッドカバーなどは IA の学生に頼めば貸してくれます。
2. ドミトリー契約(※キングモンクット工科大学トンブリ(KMUTT)の場合)
KMUTT の president building6th にある IA に行き、職員や学生に住みたい場所を伝えます。そうする
と IA がドミトリーの管理人に電話してくれ、あとは IA の学生と一緒にドミトリーまで契約しに行けば完了
です。
ちなみに契約に必要なのはお金と、パスポートのみです。
私がお勧めするのは CosmoResidence という高級ドミトリーです。月々7000bath(約 21000 円でテレ
ビ、冷蔵庫、電子レンジ、温水シャワー)と 10000bath(約 30000 円)の deposit money(電気代、水道代
が引かれて、退去時にお金が返ってくる)で住むことができます。
私は一カ月で 2 度住む場所を変えましたが、正直一番いいところです。プールやジム、カフェ、コインラ
ンドリーがついていて、しかも朝は大通りまで車(ゴルフ行ったときに乗るやつみたいなやつ)で送り迎え
してくれます。警備員は親しみやすくていい人たちばっかりです。FB のページで調べると出てくるので一
度見てみてください。
3. VISA 申請
通常は渡航前に VISA を取得しますが、タイに行ってからとることもできます。VISA 申請に必要なのは
証明写真(縦 6cm横4cm)二枚と申請用紙(事前に書いておくと便利)とパスポートの VISA 査証ページ
と ID 記載ページのコピー、高知工科大学の推薦状、KMUTT の推薦状、パスポート、2000bath(約
6000 円)です。
IA に頼めば、一緒についてきてくれるバディーさんを付けてくれると思います。一人で行きたい場合は、
行先までの地図を IA から貰って、タクシーのドライバーに見せて言ってください。相場は片道約
300bath(約 900 円)程度です。VISA は空いていれば 30 分ほどで取得することができます。朝 8 時か
9 時くらいに家を出ることを勧めます。
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気を付けてほしいことはタイには入国後一カ月は VISA なしでいられますが、渡航後 VISA を申請する
ためには入国後 15 日以内に申請しなければいけません。なので、大学に到着したら即日 IA に
KMUTT の推薦状を催促しましょう。
4. 携帯契約
携帯の契約は日本に比べると格段に簡単です。気をつけることは偽物をつかませられないことと、ぼっ
たくりにあわないようにすることです。偽物に関していえば、偽物と本物を両方販売している店がありま
す。当然値段は倍近く違います。携帯を契約する方法として
1. MBK(Siam にある)の携帯電話コーナーに行く。MBK 以外でも購入可能ですが、大きいデパートの
ほうが安心なので。
2. 欲しい携帯を見つける。そこで値段交渉。慎重に。
3. 完全に使えるようになったことを確認してお金を払う。(キャッシュでもカードでも大丈夫です。)
どうしても不安な場合は友達やタイの学生に頼んでついて行ってもらうこともできます。値段はピンキリ
なので自分が気に入ったデザインや機能を選びましょう。
5. 銀行口座開設
口座開設も日本に比べると格段に簡単です。開設のメリットとして、お金をおろすときに手数料ほぼ無料
(10bath かかる時もある)ATM なら 24 時間利用可能、レートのいい時に日本円から bath に変えてまと
めて入金ができる、現金で持っとくという不安がなくなるのが大きなメリットです。
開設する方法は
1. 作りたい場所の銀行に行く(場所によっては必要な書類が違う)
2. 口座欲しいと伝える。そうすると英語の話せる人が出てきます。
3. 実はその人にまかせっきりでも口座が開設できます。(やることは署名するだけ)開設手数料は私が
作ったところでは 800bath でした。
必要なものはパスポートとお金のみです。銀行によったらほかにも必要なものが出てくると思います。ち
なみに私が開設した銀行はカシコン銀行と呼ばれる緑の銀行です。
6. お勧めの場所
いっぱいあります。これから書くのは有名どころのみです。
映画は欧米と同じ時期に公開されるので日本で未公開の映画を見ることができます。ただ、音声は英
語で字幕はタイ語です。内容はともかく思い出にしましょう。
買い物は BTS Siam 駅周辺にあるサイアムパラゴンやサイアムセンターがお勧めです。他には BTS
Asok 駅周辺にある terminal 21 といわれるデパートもお勧めです。
土日限定で BTS Mochit 駅周辺でJJマーケット(チャトゥチャマーケットやウィークエンドマーケットともい
う)といわれる超大型マーケットが開かれます。安くて、おいしい食べ物やデザインがとてもかわいい、か
っこいい T シャツなどがたくさんおいてあります。寺院などの観光名所などは留学のプログラムの一環
などで学校側が連れてってくれると思います。
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タイの交通機関
1. タクシー
タクシーは初乗り運賃 35bath(日本円で約 105 円)から始まります。
メーターを使ってくれないタクシーは大抵ぼったくりなので乗らないほうがいいです。相場は約 10km で
100bath(約 300 円)前後です。時間と距離で金額が増えていくので渋滞に巻き込まれると当然料金が
加算されていきます。それでも日本に比べると安いので心配はいらないはずです。
乗り方としては、日本と同じようにタクシーが近づいてきたら手を挙げる、振るなどしてタクシーを止めま
す。そのあと、窓やドアを開け、ドライバーに行き先を告げます。(場所が遠いと普通に断ってくる人やメ
ーターを使わないと言ってくるドライバーもいます。)
ドライバーから OK の合図が出たらメーターを押してくれるようにお願いして乗車します。もしこの方法で
タクシーが捕まえられなかったら、ほかのタクシーをあたりましょう。 急いでいる場合などは高速道路
(+50bath)を利用してもいいです。その場合はドライバーに「highway Ok」などと言って 50bath 渡しま
しょう。
ちなみにタイに入国して最初に乗るであろうスワンナプーム国際空港から KMUTT までのタクシーは 90
分ほどで約 300bath(900 円)です。
初乗り 35bath、KMUTT からバンコク中心部に遊びに行くときの相場 100~150bath(高速代抜)帰りの
住所がわからないときは「TechnoBangmod」(日本語でテクノバンモッド)とタイっぽく言えば KMUTT ま
で乗せてってくれます。(タイでは kmutt やキングモンクットといっても通じないときがありま
す。)TechnoBangmod はテクノロジーバンモッドの略称です。そっちのほうがタイ人にはなじみ深いそう
です。
2. バス
バスは各道路を周回して走っています。初乗り料金はバスによってバラバラです。よく利用していたバス
はKMUTTから Siam central world まで 30~40 分で 17bath(約 51 円)です。
もちろんバスの番号によって終点が異なるので気を付けてください。時間は日本みたいに決まっていま
せん。乗り方は日本とほとんど一緒です。
今回の留学では 21,138,140,141,75 番のバスをよく利用していました。今後新しい情報が入ったら後
輩に教えてあげてください。
3. カッポー(いろんな名前がある)
留学中一番お世話になる車だと思います。住んでる寮から学校に通う際に荷台を座席に改造してある
軽トラがよく道路を走っています。バスと同様に番号ごとに行く場所が異なります。(CosmoResidence
から学校は直線のみなので何番に乗っても大丈夫!!)乗り方は乗せて欲しいカッポーに向かって手を挙
げるだけです。
料金はどこから乗っても一律で 6bath(約 18 円)です。夜の 9 時か 10 時からは 10bath(約 30 円)にな
ります。留学中たくさん増える小銭をここで消費できます。
4. トゥクトゥク
夜の街によく走っている車です。完全交渉制なのでほぼ 100%高めに値段を言ってきます。適当なこと
言ってめちゃめちゃ安くさせましょう。気を付けてください。向こうは日本人だからぼったくれると思ってい
る輩も多いです。正直、タイに来たのだからトゥクトゥク乗ってみよう!的なノリでしか乗ることはないと思
います。人数が多いならタクシーのほうが安い場合が多いですし……ただ、利点としては渋滞に強く、細
い路地などは余裕で走れます。
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5. バイクタクシー
バイクタクシーも交渉制で、タイの学生や社会人が多く利用しているため彼らの相場は安いですが、日
本人に対しては高めに要求してきます。私は怖かったので一度も乗ったことありません。利点はどの乗
り物よりも渋滞に強いです。しかも速いです。でも乗ったことがないので新しい情報が入ったら後輩に教
えてあげてください。
6. BTS
日本でいう電車です。少し高く相場は 15~42bath です。BTS は乗り方が大阪や東京の地下鉄よりも圧
倒的に簡単なので心配はいりません。スワンナプーム国際空港から直接タクシーを使わない場合はエ
アポートリンクという空港につながる駅があるのでそっちを利用するのも手です。
7. MRT
日本でいう地下鉄です。BTSとほとんど一緒です。
8. 水上タクシー
街中の川を通っている船です。あまりのったことないので正確な金額は思い出せませんが一律で約
16bath 前後だったと思います。BTSではいけないカオサン通りなども行けた気がします。
利用頻度が高い乗り物順に記載してみました。途中乗り方などは書いていないものもありますが、基本
タクシーの乗り方以外は簡単なので大丈夫です。
いくら安いからと言っても半年や一年留学する人にとっては最終的に洒落にならない金額になると思い
ます。早い段階からタクシーだけではなく様々な乗り物を乗りこなしてください。
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