...

会議記録 (PDF:189KB)

by user

on
Category: Documents
7

views

Report

Comments

Transcript

会議記録 (PDF:189KB)
平成26年度 市町村健康づくり担当者会議録
開催日時:平成26年11月17日(月)
14:00
~ 16:30
場
所:南部保健所 2階 大会議室
進
行:保健総括兼健康推進班長
■ 出席者(別紙参照)
市町村健康づくり担当者
:18 名
事務局(南部保健所)
:7 名
■ 内容
議題
1 「市町村健康づくり事業計画・がん検診実態調査」より
① 特定健診・がん検診等受診率向上の取組
特定健診・がん検診受診率向上に関する好事例を参考に、各市町村の取組について意見交
換を実施。
事務局:好事例や市町村取組状況の紹介(資料 1
p 1 ~ 17)
●周知方法について
○ポスター
・ポ ス ター は、 卒 業し た ての嘱 託保 健師や 栄養 士が 作成し 、事 業所あ て年 2 回 送付。 掲示 に
ついては未確認だが、コンビニは貼っている様子。年度当初の地区割り健診時は、地区毎に
訪問・チラシ配布で受診勧奨。年 4 回は未受診健診を実施しており、前 2 週間は強化週間と
して訪問・夜間の電話勧奨に力をいれている。今年は未受診勧奨の地域も地区分担にして受
診勧奨の案内を実施。(西原町)
→ポスターはアイディアという事で参考にして利用しても良い。
○通信
・いきいき健康通信という A4 サイズの通信を 2 ヶ月に 1 度発行。役場嘱託職員である指導員 2
人がいきいき健康通信を作成し、広報誌に挟み込んでいる。(八重瀬町)
●体制整備について
○医療機関との連携
・ 去年から市内の特定健診受託機関と連絡調整会議を年 2 回(9 月、3 月頃)実施。病院での
受付方法、病院間のネットワーク等、よりよい個別健診が受けられるように情報交換をして
いる。平成 25 年度から受診券と保険証が一体型になり、特定健診未受診者の予約をとって欲
しいと依頼している。(糸満市)
-1-
・市内の特定健診指定医療機関には受診率向上に関する協力依頼の文書を発送。指定外の 2
ヶ所の医療機関(内科)には、特定健診の検査項目を全て満たしている通院患者の検査結果
データ提供の 協力を求め ている(個人 宛にも通知 済)。未実 施の検査項 目分は自己負 担での受
診を勧める。返信用封筒は市が準備し医療機関に備えて置いてもらっている。前年度は約 100
件の情報提供があった。(豊見城市)
○ナイト健診
・平成 21 年度から、年 2 回、18 時から実施。定員の設定はなし。胃がん検診などは無く、レ
ントゲン、大腸がん検診、普通の採血なので食事は関係ない。当初は 2 回で 50 名前後、去年
は計 150 名ぐらいで、約 3 倍上がった計算、先週は 1 回のモレ者健診に匹敵するほどの受診
者がいた。ほとんどが特定健診の方で、後期高齢の方はほとんどいない。(南風原町)
・ナイト健診の委託医療機関が倒産したため現在未実施。去年 11 月までは 6 自治体で公民館
型の健診として実施し、受診率は上がった。今回は未実施のため受診率は 1.4 %落ちている。
継続していく職員体制も課題であり、個別勧奨も進めている中で組み合わせながら次年度以
降に検討していこうと思っている。(南城市)
○婦人がん検診の料金
・婦人がん検診は 2 年に 1 回の推奨のため、前年度受診者は、今年度は全額自己負担として
いる。(渡嘉敷村)
・公費対象は偶数年齢としている。(浦添市)
・ 2 年連続希望の場合は自己負担。無料クーポン対象者には案内をしている。(糸満市)
・町 の 助成 金額 が 決ま っ てお り 、差 額 分が 自己 負担と なる 。20 歳以 上の女 性に 婦人が んの 受
診券を送付(毎年でも受診可)。(与那原町)
・平成 20 年頃に 2 年に 1 回にした事がある。前年度未受診者の名簿が作れなかったため、2
年連続でも自己負担額は変わらずに実施。(西原町)
●地域との連携
・つきしろ自治会が街づくり大賞を受賞。区長は健康づくりが街づくりに繋がると健康を基
軸にし、健康の概念も健診のみではなくて人の生き様までつながるようなポリシーを持った
方。先週、2 年前からやっている特定健診受診率パレードがあり、市内 30 数㎞ウォーキング、
のぼりを立て、たすきをかけ、各字に行き、途中で健康づくりの講演会も実施。70 自治会中、7
自治体が意識が高く、健康づくり推進員は約 200 名。4 ~ 5 年以内には 1000 名を目標に各自
治会に波及させていきたい。市の表彰制度があり、受診率上位自治会に懸賞金(一般財源)
を贈り、意識付けを行っている。区長会長はつきしろの自治会長、事務局は前の健康課長や
部長をやっていた方で、非常に押しの強い体制で行政と両輪で取組んでいる。ソーシャルキ
ャピタルにつながるが、昔ながらの公民館型、老若男女が集まれば自ずと街づくり・健康づ
くりにもつながり、古き良き時代を戻そうと取組んでいる。(南城市)
② 健康づくり推進員の養成・育成
健康づくり推進員の設置市町村、未設置市町村にそれぞれアンケートをとり、その結果
を参考に意見交換。
事務局:アンケートの結果報告
(資料 1
p 18 ~ 19)
-2-
●健康づくり推進員について
○設置のきっかけ
・自治会長から地域の役員等を推薦してもらい保健推進員を設置。特定健診スタート後、受
診勧奨のための委員のような立ち位置になり、健康を考えた地域づくりが上手く機能してい
ないのではという課題がある。(糸満市)
・約 2 年 前 から 養 成。 自 治会長 会、 民生 委員の 定例 会、広 報に 掲載 と呼び かけ をして もな り
手がいないのが現状。設置時の目的は特定健診の受診勧奨だが、その他に介護予防事業等の
ボランティアの担い手にもなってもらえればと要綱を作成。個人情報を提供するため、一定
の研修を受講した方を対象にしているが、次年度は養成講座の内容を要検討。充分に活動が
行き渡るような活動は出来ておらず、活動報償費も残額あり。(西原町)
○活動人数
・ 72 地区あり、24 地区に 30 人(糸満市)。
・70 地区あり、70 地区に名簿上は 200 名、実動は約 100 名。(南城市)
・今年度の養成は 5 名。(西原町)
・指導員 4 人、協力員は 19 地区に 1 ~ 3 人、計 22 人。(南風原町)
・指導員 2 人、協力員は 33 地区に 1 ~ 3 人、計 47 人。(八重瀬町)
○活動内容
・特徴は任期・予算が無く、完全なボランティア組織。沖縄県対米請求権事業や福祉財団の
助成事業を活用し、年に 1 ~ 2 回の研修旅費、年に 1 回のナイトウォーキング、健康づくり
の講演会など 自主的に活 動している。 行政は横断 幕やチラシを 作ったりし ている。( 南城市)
●行政との連携について
○定例会
・奇数月の第三木曜日に勉強会中心の定例会を保健師と一緒に実施。(糸満市)
・年に 4 ~ 5 回、不定期に実施。向こうからも学ぶものがあり、こちらからも良い情報があ
れば提供している。(南城市)
・定例会が 3 回あり、受診勧奨の訪問の方法や連絡を行っている。(八重瀬町)
○管理
・特定健診未受診者の名簿について。名簿を渡して受診勧奨をしてもらっているのは糸満市、
西原町、南風 原町。( 糸満市は推進 員に身分証 を配布し、名 簿は事後回 収、名簿管理 について
注意を呼びかけ。西原町は要綱を作成し、未受診勧奨の役割を担う位置づけで任期と身分証
を配布し、名簿を渡している。)
・南城市は役所の窓口で受診の有無を閲覧する。
→設置要綱がどう認められ、活動の内容、身分が市町町として位置づけられているかという
ようなところが問われてくる。
○予算
・ 国民健康保険特別会計で計上しているのは糸満市、西原町、南風原町、八重瀬町。
・南城市は予算無し。
○交流会
・推進員から、他市町村の推進員と交流したいという声がある。また、つきしろに視察また
は講演をお願いしようという声もある。(糸満市)
→希望者を募って、何か計画出来るようにすすめる。(保健所)
-3-
2 タバコ対策事業について
事務局:健康課題やアプローチ方法、禁煙施設認定推進制度の認定状況について説明
(資料 2 p 1 ~ 7)
特に熱心にタバコ対策に取組んでいる市町に取組状況を紹介してもらい、情報交換。
●市町村の取り組み事例(資料から読み取れる部分については省略)
○西原町
・ きっ かけ は課長 の一 声。 平成 19 年 の禁 煙週 間の実 施要 綱を作 成し た時 に、「敷地内禁 煙を
しな く て良 いの か 」と 言 われ、 禁煙 週間の 1週 間だ け敷地 内禁 煙を実 施。 約 3 日前か ら庁 舎
内メールで周 知をすると 「喫煙者の気 持ちを分か っていない」「周知の 期間が短すぎ る」等の
クレームあり。平成 20 年からは 1 ヶ月前から順次告知をし、3 年目からは浸透してきた様子。
上司の理解はクレームがあったとしてもかなりのバックアップになる。
・平成 20 年には、タバコを吸えない環境をどうにか作っていけないかと、町の衛生委員会で
庁舎敷地内全面禁煙の実施を提案。当時の衛生委員会の会長であった副町長が「良い事だか
ら・・・」と、平成 21 年の 10 月から毎週水曜日をノータバコデイとし敷地内禁煙を実施。平成 22
年 1 月か ら 全面 禁 煙。 建 物の陰 に隠 れて 喫煙を され る方も いた が、 グレー ゾー ンにつ いて は
片目をつぶり、課として健康増進法 25 条の行政が果たす役割を淡々と実施。
・平成 25 年に町内の保育園・幼稚園に禁煙認定推進制度の申請が上がらない現状を受け、課
長名で教育委員会や保育所長に依頼。平成 26 年の校長会の時に、西原町の健康づくり推進協
議会の会長名や保育所長会で説明をしながら依頼をすると反応があり、100 %の認定になった。
実感として、行政は内部意見には耳を傾けないが、外部からだと耳を傾けてくれる。
○糸満市
・学校保健委員会や養護教諭連絡会議に参加し周知・呼びかけ、また配布する資料にも文言
を入れている。健康増進月間でもスモーカーライザーを実施した個人への働きかけとパネル
展を実施している。
○庁舎内禁煙について
・ 役場が庁舎解体で喫煙場所をどうするのかと検討中。(座間味村)
・役場は村長の一声で庁舎内は十年以上前から禁煙。新庁舎も敷地内禁煙で変わらない。公
民館は敷地内に郵便局があり施設内禁煙。村には小学校が2校あり、未実施の1校は幼・小
・中校が同じ敷地内にあり現在校舎建築中。完成後は敷地内禁煙が実施できると思う。禁煙
に関する職員からの苦情はない。(渡嘉敷村)
・役場に庁舎が 2 つあり、全職員にアンケートをとり 11 月 1 日から施設内禁煙。出入口が常
に開いており煙が入ると苦情があったため、喫煙場所について要検討。(久米島町)
・今 年 度 5 月に 庁 舎移 転 した際 に複 合施 設とな り、 庁舎部 分と 町民 交流セ ンタ ーが併 設さ れ
ている。「 新庁舎に灰 皿を置いては 」といった 意見があるら しいとの情 報を得たため 、保健所
へ「官公庁は敷地内禁煙をして欲しい」旨の文書発送を依頼。健康づくり推進協議会の会長
からも同様な文書を発送し、敷地内禁煙となった。交流センター側は多数の人が出入りをす
る場所なので灰皿を置いた方がいいという意見もある。(西原町)
-4-
○認定推進制度について
・「 な ん で う ち だ け や ら な い と い け な い ん だ。」 と い う 意 見 が 必 ず 聞 こ え る 。 取 組 が 広 が る と
「他もやっているのになんでやらないの」と進めやすい。交流センターが併設されているた
め、「 保 健 指 導 を す る 保 健 セ ン タ ー が あ る と こ ろ は 必 ず 敷 地 内 禁 煙 を す す め て く だ さ い 。」 と
いう旨の文書があれば進められると思う。(西原町)
→市町村が管理する庁舎関係について認定を進めてもらえるよう、来年度は施設管理の総務
課あてに啓発予定。(保健所)
3 南部保健所健康づくり事業について
① 歯科保健対策事業
事務局:説明
(資料 3
p 1 ~ 13)
② 南部地区栄養情報提供店普及事業
事務局:説明
(資料 3
p 14 ~)
4 その他(報告)
①
保健所から貸出可能物品の紹介
②
「保健所に協力して欲しいこと」の回答
事務局:説明
(資料4)
-5-
Fly UP