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第225号 (2013年9~10月)
Via Latina 22 総本部よりのお知らせ-マリア会 ROMOLO PROIETTI SEGNALINI 師を 第225号 2013年 9月~10月 マリア会総書記に任命 2 013年9月22日 マリア会総長は、評議会の合意を得て、 Romolo師をマリア会総書記に任命しました。Romolo師は、 既に発表されたように、2013年11月21日付で財務局長の任に 就くMichael McAward士に代わって総書記となります。 イタリア管区所属のRomolo師は、現在、ローマ総本部共同 体の管理担当者です。師は1939年生まれで1955年に初誓願を 立て1970年に叙階されました。師は、イタリア管区で副管区 長(教育部長)、小教区主任、ローマのサンタマリア学校校 長を歴任され、様々な職責を果たしてきました。Romolo師は 今後一般信徒の協力を得ながら、秘書局と管理者の仕事に就ききます。私たちは彼がマリア会の ためにこの仕事を引き受けられた事に感謝し私たちの祝辞と祈りをRomolo師のために捧げたいと 思います。 東アフリカとイタリアでの初誓願の宣立式 7 月6日 東アフリカ地域から6名がケニアのリムルにあるマリア会修練院にて初誓 願 を 立 て ま し た。Rufin Monshita Z’Zaa, Gibson Phiri Junior, Emmanuel Soapa, Antony Ouma Owino, Stanley Gwiyanga 各士に祝辞を送りたいと思います。 9月8日 ローマでアルバニア出身のEdmond Prenga 士がイタリア管区で初誓願を立てました。 Edmond士はスペインのサラゴサの修練院で修錬期を終えました。私たちは彼らの育成を兄弟愛と祈 りで支えながら彼らの誓願が揺るぎないものとなるように祈りたいと思います。 世界マリアニスト祈りの日 今年の世界マリアニスト祈りの日は2013年10月13日の日曜日に行われます。この祈りの日 は、マリアニスト家族の4枝間の協働としてのマリアニスト家族世界評議会が主宰しています。 今年、私たちは、日本の長崎の被爆マリア像の下に集います。恐るべき原爆を生き残ったこ の心に強く訴えるマリア像は、ちょうど彼女が十字架に掛けられた御子の傍に居たのと同じ 様に、苦しむ全ての人たち、また、平和、正義、慈愛の呼びかけに答えようとする全ての人々 の傍に留まります。 マリアニスト家族のすべてのメンバーは、当日、祈りと連帯の特別な時間を共にするよう、 心からお願い致します。更なる情報については下記のサイトにアクセスください。 http://www.marianist.org/site.php?id=426 Page 2 第225号 コンゴ共和国とスペインでの叙階式 ロ ーマの神学校での教育課程を修了した2名の新司祭 が、7月と8月に、マリア会において叙階されました。 7月20日土曜日 Stanislas Arsène Makouaya師はコンゴ共 和国ブラザビルにて叙階されました。Stan師は1973年ブラザ ビルで生まれ、2004年にアビジャンで初誓願を立てました。 神学校に入る前、Stan 師はコンゴ共和国ボカのマリア会カ トリック宣教所で数年間働いていました。叙階式はムコンド の聖リタ教会で行われ、ブラザビルのAnatole Milandou大司 教が司式しました。 8月31日 サン・フェリウ・デ・ロブレガットのAgustin Cortés Soriano 司 教 は Daniel Fr. Stanislas is ordained in Brazzaville. Pajuelo師を叙階し ました。午後6時にバレンシアの聖フランシスコザビエル 教 会 に マ リ ア ニ ス ト 家 族 が 集 ま り ま し た。Agustin Cortés司教は、マリア会のコルテス総長、スペイン管区 長Miguel Angel Cortés師、および20名以上の共同司式の マリアニスト司祭を伴い、Daniel Pajueloを叙階し、全 世界マリアニスト家族とカトリック教会への奉仕を託さ れ ま し た。式 典 は 簡素ながらも荘厳 なものでした。 翌 日、Daniel 師 Fr. Daniel Pajuelo is ordained to the priesthood by Bishop Agustín Cortés Soriano. は、高 校 生 と し て、 ま た、マ リ ア ニ ス ト として勉強していた時しばしば祈っていたバレンシアの“柱の 聖母”学園の聖堂で初ミサを捧げました。ミサの中で、Daniel 師は長年にわたり助けをもらった人たちの名前を出しながら、 自分の信仰の旅路と司祭職への歩みにおいて関わってくれ、一 緒に歩んでくれた人々への感謝を表しました。 Fr. Daniel Pajuelo celebrates his “First Mass” at the Colegio Nuestra Señora del Pilar Daniel師はラップ音楽のリズムで神を語ることで知られていま す。師は2011年のワールドユースデーにおいて、マドリードにてベネディクト16世教皇の前でこれ を行いましたし、また、自分で制作したCDも出しています。師は“無償で与えられたものを無償 で与える”よう常に努力しています。Daniel師は、自分の司祭職への召命をこの同じ動機で歩んで きましたし、また、他者が同じ道を歩むよう教えたいと示してきました。 StanとDaniがマリア会とカトリック教会にて司祭職を始めるにあたり、私たちは祈りと祝辞を送 り、私たちの母マリアがこの二人に同伴してくださるよう祈りましょう。 Page 3 第225号 ネパールとフィリピン創設体の閉鎖 残 念ではありますが、マリア会はこの2か国から撤退します。3月末 に、インド地区(アメリカ管区従属)はネパールの2つの共同体を 閉鎖しました。9月末には、フィリピン創設体(USA管区従属)は正式に 閉められました。この2つのケースは、人員不 足と他の問題があり、この難しい決断を余儀 なくされたものです。マリア会はこれらの宣 教活動を創設し献身的に奉仕してきた兄弟た ちと協力者の皆さんに感謝致します。残念な がら宣教活動を続けるのに力及ばずでした が、この2か国での活動中多くのお恵みを頂い たことに神様に感謝し、また、この地域の皆 さんのために祈りを続けます。 インド北部のマリア像についての議論 伝 統的な部族衣装を纏った聖母像が活発な議論の対象となっています。その聖母像はラー ンチーのシンプール村にあるシャミナード小教区に設置されています。同様の聖母像 は、ラーンチーのニーマル・ディープ修練院にもあります。ほとんどが政治的な緊張に よって誘発されていると思われますが、その地方のあるグループが最近になって、聖母 像は彼らが伝統的な“Sarna”と思っている衣装を纏っている、 と抗議をおこなっているのです。 枢機卿であるラーンチーの大司教はもとより、他の教会当局者、マ リア会員、一般信徒も、聖母マリアが纏っている衣装はこの地域のキリスト 者とそうでない人々の両者にとって共通の部族衣装であり、マリアが地域の人々の ために表現されるのに適しており、意味のある方法である、と擁護しています。世界各 地でも、聖マリアはすべての人々にとって身近に感じられるしるしとして、地域衣 装を纏っているのです。議論は白熱していますが、抗議活動は今のところ平和的に行われて おり、市当局でも平和を守る努力をしています。 祈りの意向: 1. インド、マリア会員 シルヴェリウス・ケルケッタ (Sylverius Kerketta) 師の 病気回復のためマリアニスト殉教者たちに祈りましょう。シルヴェリウス師は 病気のため入院していましたが、退院しました。でも彼はまだ重い病気で快復 していません。彼のために祈りましょう。 この意向はインド従属地区長の Augustus Surin士によって出されました。 2. アルシード・ロドリケス (Alcide Rodriques) さんのために福者シャミナード 師に祈りましょう。アルシードは彼の姉妹リビタと彼ら家族と共にケニアのナ イロビでナザレの聖母小学校の生徒たちを支えています。アルシードは癌に 患っており化学療法を受けていますが病状は悪化しています。 この意向は Joseph Okoth Maricky士によって出されました。 Page 4 第225号 マリアニスト事業体に関する調査 霊生局長の文書 行政単位の長上と教育部長 マリア会総本部の霊生局長、André Fétis 師は に宛てた書簡で、マリア会教 最近2つの文書を発表しました。最初の文書は司 育局長Maximin Magnan士は質 祭養成のための新しい指導書で、二番目は、昨年 問表を送付し共同体内で意見 (2012年)の総会で 交換を行いそれに解答するよ 要 請 さ れ た、養 成 う要請しました。質問は、特 者の養成計画を紹 に、例えば人材状況が厳しくなるといったよう 介しています。こ な将来と問題に移行する時に、私たちの宣教事 れらの文書は行 業体におけるマリアニストの存在の性格と効果 政単位本部宛に 性に関するものです。この質問表を取り扱うプロ 送付されまし セスは簡単です。各共同体はその集会の場でこの た。全 て の マ リ 質問について討論してください。共同体からの解 ア会員がこれらの主題に関心を持つようお 答は行政単位の教育部長に送付され、そこで纏めて 願いします。これら2つの文書は、マリアニ 総本部に届けられます。 ス ト・ウ ェ ブ サ イ ト www.marianist.org. 共同体からの解答書は11月10日までに総本部宛に送 の“メンバー” セクションから検索出来ま 付してください。修道会として、これは私たちにとっ す。更なる情報が必要な場合は、あなたの て重要な課題です。マリア会のすべての修道者はこの 行政単位の本部か総本部の秘書局にコンタ 省察に積極的に参加されるようお願い致します。 クトしてください。 . マリア会総本部(AG・GA)との連絡につ いての総書記からのお知らせ 総本部はマリア会の行政単位からの数多くの 通信を喜んで受け取ります。行政単位の評議員 会や管区・地区会議の議事録、および、他の関 連する通信は総本部に送付してください。他の資料、例えばニュース レター、発表,出版物なども送信を歓迎します。 多くの理由で、出来ればこれらの文書はメールで受信したいと思い ます。その際、その資料やメッセージのコピー一式を下記の宛先に送 付してください。 総 長: [email protected] 霊生局長: [email protected] 教育局長: [email protected] 財務局長: [email protected] 総 書 記: [email protected] 秘 書 局: [email protected] コピーは総書記と秘書局の両方に送付することをお忘れなく。 もしこれらの資料を郵便で送付する場合は、コピーを5部送付してく ださい。これらは総長評議員会各メンバーと総本部資料室に配布しま す。ご協力に感謝致します。 総書記 マイケル・マッカワード 総本部からの最近の 通信・連絡 *訃 報:nos.16-20 *9月6日:連帯と養成の基金 に関する行政単位の財務部長 のための資料 *9月12日:マリア会員全て に向けたマリアニストの事業 体に関する質問 *9月12日:行政単位の長上 と 霊 生 部 長 に む け た「司 祭 養成に関する指導書」 総本部の予定表 *9月20日―10月16日:フラン ス管区訪問 全総本部員 *10月28日―11月1日:マリア ニ スト 家族 世界 評議会 会議 ローマで *11月8日―16日:新任長上の ための研修会 ローマで