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取扱説明書 - 日東造機
取扱説明書 ご注意 本書の内容は、機器改善のため予告なしに変更することがあります。 このたびは、弊社のディスクブレーカーをお買い上げ頂き、誠にありがとうございます。 この取扱説明書は本機の 取扱方法・注意事項や故障などについて説明しております。初めてお使い頂く方はもちろんのこと、すでにご使用に なられた経験をお持ちの方でも、この取扱説明書をよくお読みになり、内容を十分理解された上で、この取扱説明書 を常に手元に置いて本機をご使用ください。なお、ご不明の点については弊社までお問い合わせください。 INDEX 1安全にお使いいただくために ....................................................................................................................... - 1 2各部名称 ...................................................................................................................................................... - 3 3お使いになる前に ........................................................................................................................................ - 3 3-1)商品の確認 .....................................................................................................................................................................................................- 3 3-2)処理可能なメディア及び最大同時処理数 ..........................................................................................................................................- 4 4 操作方法 ................................................................................................................................................... - 4 4-1)操作,メディア破壊処理方法 ...................................................................................................................................................................- 4 メディアの挿入方向「3.5 インチハードディスクの場合」(最大厚み:26mm以下) ................................................................ - 4 メディアの挿入方向「2.5 インチハードディスク挿入方向」 ............................................................................................................... - 7 ディスクが特殊な場合の処理方法と破壊孔の違い ........................................................................................................................... - 7 メディアの挿入方向「ハードディスク以外の記録メディアの処理」 ................................................................................................ - 8 メディアの破壊処理開始 .............................................................................................................................................................................- 10 破壊完了インジケーターを確認してください。 ....................................................................................................................................- 11 重要 メディアが付着した場合 ..................................................................................................................................................................- 12 4-2)サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (重要) .......................................................... - 13 サーバー用 15000 回転 ハードディスクの見分け方 ....................................................................................................................- 14 特殊な場合 ............................................................................................................................................................................- 15 4-3)オプションアダプター 1 インチ HDD、1.8 インチ HDD の使い方 ............................................................................................. - 16 - 5保証 ........................................................................................................................................................... - 21 5-1)保証期間 ....................................................................................................................................................................................................... - 21 5-2)保証事項 ....................................................................................................................................................................................................... - 21 5-3)保証適応除外事項.................................................................................................................................................................................... - 21 6故障診断表 ................................................................................................................................................. - 22 - 1安全にお使いいただくために 機器の概要 この製品はパソコンなどの廃棄の際などに、確実に内部の情報を読み取れないように 廃棄メディア を物理的に破壊し、誰が見ても納得できる処理を行う製品です。 手の力を一旦油圧に変換して大きな力を発生させ、硬いハードディスクの破壊を行っています。 この製品を正しくお使いいただく為、また、あなたや他の人々への危害、財産への損害を未然に防止するために、 この取扱説明書では 3 種類の絵表示を使用しています。その表示と意味は次の様になっています。内容をよく理 解してから本文をお読みください。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性が差し迫って生じ る事が想定される内容を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容 を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、使用者が傷害を負う可能性、または物的損害のみが想定 される内容を示しています。 禁止事項及び注意事項 ※ユーザー登録を行わないと修理/点検,校正を受けられない場合があります。 また、レンタル製品としての利用は禁止します。 -1- 作業時の注意 ■作業環境を整えてください。 本製品を使用する作業の周囲に、使用者が傷害及び危害を受ける可能性のある 物(高温、火気、可動物体、鋭利な物、腐食物体等)は取り除いてください。 ■使用温度は10~40℃の範囲でご使用ください。これ以外の環境ですと本来の 性能を発揮できない恐れがあります。 ■雨や湿気を避けて、なるべくホコリの少ない所でご使用ください。 ■夏季は直射日光を避けてご使用ください。 温度が上昇して、加工及び機器に支障を来す恐れがあります。 ■破壊後のゴミなどを掃除する際には鋭利な突起部などで怪我をする恐れがありま すので、手袋を着用してください。 -2- 2各部名称 重量:10.5Kg 3お使いになる前に 3-1)商品の確認 輸送中の破損及び油漏れ等がないかお確かめください。 標準付属品をご確認ください。 ● 輸送中機器が横倒しになった時など、まれにポンプに空気が入り圧力(破壊力)が発生しない場合があり ます。その場合はワークを入れずに扉を閉め、切換レバーを作業の位置にして、操作レバーを数回上下させ た後、切換レバーを準備に戻すという空操作を行ってください。 4 回でインジケーターが出るようになれば正常です。 ● 1 サイクルの操作でインジケーターが出ない場合は、10 サイクル程度行ってください。 それでもインジケーターが出ない場合は、修理にお出しください。 付属品 HDB-15 ―――――――――――――――――― 各1ヶ ケイタイアダプター,アダプター1(2.5 インチ HDD 専用), アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5 & 5 インチ M/O ディスク専用),専用ブラシ,マイナスドライバー,キャリングバッグ 付属品 HDB-15 ZW ―――――――――――――――――― アダプター1(2.5 インチ HDD 専用),専用ブラシ,マイナスドライバー 各1ヶ HDB-15ZW をお買い求めの場合 2.5/3.5 インチ HDD 以外のメディアを 処理するには、アダプター2 (CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ ZIP ディスク・3.5 & 5 インチ M/O ディスク専用)とケイタイアダプターが別途必要です。 -3- 3-2)処理可能なメディア及び最大同時処理数 3.5 インチハードディスク ...................... 1台 2.5 インチハードディスク ...................... 1台 CD / DVD / BD (キャディ) ...................... 最大 2 枚 CD / DVD / BD (単体) ...................... 最大 5 枚 3.5 / 5 インチ M/O ディスク ...................... 最大 2 枚 3.5 インチフロッピーディスク ...................... 最大 5 枚 ZIP ディスク ...................... 最大 2 枚 携帯電話 ...................... 1台 1 インチハードディスク(オプション) ...................... 最大2台 1.8 インチハードディスク(オプション) ...................... 最大1台 ※ 上記以外の物は絶対に処理しないで下さい。又、上記の物を組み合わせての処理は絶対に おやめください。 ※ 破壊ピンがメディアに食い付く場合は、メディアの数を減らして処理を行ってください。 4 操作方法 4-1)操作,メディア破壊処理方法 準備 【1】 操作レバーから固定リングを外す。 【2】 切換レバーを作業位置から準備の位置に回す。 【3】 投入口扉をあけて処理したいメディアを破壊部に挿入してください。 メディアの挿入方向「3.5 インチハードディスクの場合」(最大厚み:26mm以下) ハードディスクを固定する為のネジ及びブラケットは必ず取外して処理してください。 図1 ハードディスク取付けネジ及びブラケット ハードディスク取付けネジ及びブラケットは全て取外してください。 これらが付いたままですと、破壊ピンが破損する恐れがあります。 3.5 インチハードディスク(ATA S-ATA)の場合、基本的にはディスク側を手前に、基板を右側にして奥端ま で挿入してください。種類により挿入方向、位置が異なりますので 以下頁を参照してください。 挿入方法を間違えると、破壊ピンの破損につながる場合がありますので 十分注意してください。 -4- 4-1) 操作,メディア破壊処理方法 ATA 3.5 インチハードディスクの場合(つづき) S-ATA 及び SCSI 3.5 インチハードディスク挿入方向確認 ※4-2)サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)についての頁もご覧ください。 ※ハードディスクの種類はコネクターで分かります。 まずコネクターを確認してください。 ※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。 ●コネクターが ATA S-ATA の場合 ハードディスクのディスク部を手前にし奥端まで挿入してください。 奥端まで入っていないと破壊ピンが破損する恐れがあります。 図2 ATA 、S-ATA(汎用 PC 用 HDD)の場合 ATA S-ATA ※ ディスク位置が分からない場合は表面のシールをはがしてみると分かる場合があります。 また、裏(基板側)のモーター位置で分かる場合があります。 -5- 4-1) 操作,メディア破壊処理方法 3.5 インチハードディスクの場合(つづき) ● コネクターが SCSI FC の場合 図3 SCSI FC (サーバーPC・ストレージ用 HDD)の場合 SCSI FC ディスク位置 2~3cm SCSI コネクター 参考: サーバーPC・ストレージ用のハードディスクは、 ディスク位置が SCSI コネクターと反対側です。 入口 15K RPM , 15000 RPM と書かれている物は、 コネクター形状に関係無く 同様に作業してください。 SCSI コネクターを手前に基板を右側にし奥まで入れた後、 入口から 2~3cm 出ている状態にし、扉でゆっくり押し込むと適性な位置を破壊できます。 SCSI コネクターでディスク位置が コネクター側にある。 この場合、挿入方向が異なります。 SCSI コネクター ディスク位置 15K RPM , 15000 RPM 表示がありません。 ディスク位置が SCSI コネクター側にある場合は、 ATA,S-ATA と同様に行ってください。 ※手順 : ハードディスクのディスク部を手前に基板を右側にして奥端まで挿入してください。 奥端まで入っていないと破壊ピンが破損する恐れがあります。 SCSI コネクターのタイプは、ディスク位置によって挿入方向が異なります。 間違えると破壊ピンが破損する恐れがあります。 -6- 4-1) 操作,メディア破壊処理方法 (つづき) メディアの挿入方向「2.5 インチハードディスク挿入方向」 図4 メディア挿入部 2.5 インチ HDD 挿入位置 (1) アダプター(2.5 インチ HDD 10K 15K 対応)を方向に注意して予め破壊部奥端まで挿入しておきます。 (2) アダプターのメディア挿入部に 2.5 インチ HDD のディスク側を左側にし、基板を右側にして奥端まで挿入 してください。 2.5 インチハードディスク以外は、処理できません。 ディスクが特殊な場合の処理方法と破壊孔の違い ●センターディスク型の処理 図 5 のように、ハードディスクのディスク位置が本体の中心寄りの物は、図のように入口から 2~3cm 出て いる状態にし、扉でゆっくり押し込むと適性な位置を破壊できます。 このタイプのハードディスクは、加圧変形が小さく(通常のハードディスク加圧変形の穴径 5mm~10mm に対し て 2mm~3mm)見えますが、内部ディスクは完全に変形しています。 図5 入口 入口 ● メーカー名 Maxtor 等の物は、ディスク位置が中心に寄っているタイプになります。ディスクが中心に寄 っていると、はっきり分かっているもの以外は、ハードディスクを奥に当たるまで挿入して破壊作業をしてく ださい。 ● ディスク位置が中心寄りのハードディスク以外のものを、上の図のようにずらして破壊すると 破壊ピンが折れる場合がありますので、十分に気をつけて作業してください。 ※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。 -7- 4-1) 操作,メディア破壊処理方法 (つづき) センターディスク型 3.5インチ HDD 破壊例(例 MAXTOR) 写真は、DB-25Ⅱで破壊した物です。 HDB-15 は、2箇所です。 【破壊概観】:○2箇所 【破壊内部】:フタを取り外した内部 【破壊変形後のプラッター】 メディアの挿入方向「ハードディスク以外の記録メディアの処理」 ● 5 インチ M/O キャディ(カートリッジ)の場合 スライド扉を奥側にし奥まで挿入してください。 図6 ● DVDキャディ(カートリッジ)の場合 (1) アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5&5 インチ M/O ディスク専用)を方向に注意して予め破壊部奥まで挿入しておきます。 (2) スライド扉を奥側にし読み取り側が右になるよう奥まで挿入してください。 図7 -8- 4-1) 操作,メディア破壊処理方法 ハードディスク以外の記録メディアの処理(つづき) ● CD,DVD,5 インチ M/O ディスク単体の場合 (1) アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5&5 インチ M/O ディスク専用)を方向に注意して予め破壊部奥まで挿入しておきます。 (2) CD・DVD・5 インチ M/O ディスクを読み取り側が右になるよう奥まで挿入してください。 図8 ● 3.5 インチフロッピーディスク,ZIP ディスク,3.5 インチ M/O の場合 (1) アダプター2(CD・DVD ディスク・DVD キャディ・3.5 インチ FDD・ZIP ディスク・3.5&5 インチ M/O ディスク専用)を方向に注意して予め破壊部奥まで挿入しておきます。 (2) フロッピーディスク・ZIP ディスク・3.5 インチ M/O を奥まで挿入してください 。 図9 ● 携帯電話の場合 (1) ケイタイアダプター(携帯専用)を予め破壊部奥まで挿入しておきます。 図 10 (2) 携帯電話を破壊部入口の面に合せて挿入してください。 図 11 側面図 特にオリタタミ式でないタイプの携帯電話は厚みが薄い為、破壊部内で倒れやすいので 図 11 上面図の様に斜めにすると倒れにくくなります。 -9- 4-1) 操作,メディア破壊処理方法 ハードディスク以外の記録メディアの処理(つづき) 図 10 携帯電話の場合 図 11 携帯電話の挿入方法 入口 入口 破壊部には指定以外の物は絶対に入れないでください。 機器の破損につながる場合があります。 ストラップ等の飾り物及び電池、メモリーカードは破壊前に必ず取り外してください。 メディアの種類により前項を参考に適切なアダプターを正しくご使用ください。 HDB-15ZW をお買い求めの場合 2.5 インチ 3.5 インチ HDD 及び 5 インチ M/O キャディ(カートリッジ)以外の処理を行う場合アダプター2 又はケイタイアダプ ターが別途必要です。 メディアの破壊処理開始 【4】 扉を閉めて、切換レバーを作業の位置まで回す。(扉を開けられなくなります。) 投入口扉を閉めないと破壊はしません。 【5】 操作レバーを上下に動かすと破壊を開始します。3.5 インチ HDD は、約 13 回で破壊完了インジケーター の赤いピンが飛び出します。 破壊完了インジケーターが完全に出てから 2 回程操作レバーを上下に動 かしてください。 これで破壊の完了です。 【6】 作業終了後、切換レバーを準備の位置にし、扉をあけて処理されたメディアを取り出してください。 【7】 ゴミ(破壊した際に出る破片等)は付属のブラシで清掃してください。 ※作業を途中で停止する場合には、レバー操作を止めて、切換レバーを「準備」に回してください。 - 10 - 破壊完了インジケーターを確認してください。 ● 作業前は、インジケーターが出ていません 作業前 ● インジケーターが途中までしか出ていない場合 作業途中 破壊完了インジケーターが完全に出るまで作業を行ってください。 ● インジケーターが完全に飛び出した状態 作業完了 破壊完了インジケーターが完全に出てから 2 回程レバー操作を行ってください。 破壊完了インジケーターが、完全に出ていないと作業が完了していません。 破壊完了インジケーターが、少し飛び出た状態でメディアを取り出すとメディアの破壊が不十分な場合 があります。 破壊完了イジケーターが完全に出てから 2 回程操作レバーを上下に動かしてください。 HDD やメディアの種類によりレバーの操作回数は異なります。操作レバーの操作力が重くなって きたら、操作レバーを動かす角度を半分位にすると、力も半減し楽に破壊することができます。 - 11 - 重要 メディアが付着した場合 破壊作業後、メディアが破壊部右面に付着する場合があります。 破壊作業後、メディアが破壊部右面に付着する場合があります。 手順 ① 付属のマイナスドライバーをメディアの右側面(基板側)の溝部に挿入 ② マイナスドライバーを左右に動かし取外してください。 ③ 場合により メディアの左側(カバー側)の上下にも挿入し、左右に 動かして取外してください。 (“てこの原理”でメディアを外す。) 破壊ピン マイナスドライバーでメディアを外す時 外れにくい場合もあります。その時大きな力が 必要になることもありますが、それによって本機を壊す事はありませんので「手順」①②③ を何回か繰り返し操作し付着したメディアを外してください。 - 12 - 4-2)サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (重要) サーバー用 HDD で SCSI コネクターのタイプは外観は3.5インチですが、プラッターのサイズは 2.5インチ(下記図)になっています。 HITACHI Ultrastar 外形:3.5インチ プラッター:2.5インチ 回転数:15,000rpm インターフェース:Ultra SCSI,FC,SAS プラッター2.5 インチ 外観 3.5 インチ Seagate Cheetah® 15K.7 回転数:15,000rpm インターフェース:SAS,FC プラッター2.5 インチ 外観 3.5 インチ このような(一例)HDD を本製品で処理をした場合に破壊ピンが折れる事があります。 ハードディスクの種類によって挿入方向が違います。 挿入方向は、 6 ページ ●コネクターが SCSI FC の場合 を参照 - 13 - サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (つづき) サーバー用 15000 回転 ハードディスクの見分け方 ● まず、コネクターを確認します。 ※ HDD 種類(見分け方)のポイントはコネクターの形状です。 SCSI 又は、 FC ★SCSI サーバー/ストレージ用 HDD ★FC ★ATA 汎用 PC 用 HDD ★S-ATA ※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。 - 14 - サーバーに使用されている 3.5 インチ HDD(SCSI コネクター)について (つづき) ● 次に、「ディスクの位置」と「コネクターの位置」を確認します。 サーバーPC・ストレージ用の 3.5 インチハードディスク(SCSI)は、ディスク位置が SCSI コネクターと反対 側です。 ディスク位置 SCSI コネクター 15K RPM , 15000 RPM と書かれている物は、 コネクター形状に関係無く 同様に作業してください。 挿入方向は、 6 ページ ●コネクターが SCSI FC の場合 を参照 特殊な場合 3.5 インチハードディスク(SCSI)で、ディスク位置が SCSI コネクター側のタイプは、SCSI コネクタでも 挿入方向が違います。 このタイプの挿入方向は、 SCSI コネクターですが、ATA S-ATA のタイプと同じ方法で挿入してください。 SCSI コネクター ディスク位置 15K RPM , 15000 RPM 挿入方向は、 表示がありません。 5 ページ ●コネクターが ATAS-ATA の場合 を参照 挿入方法を間違えると、破壊ピンの破損につながる場合がありますので 十分注意してください。 ※ ディスク位置が分からない場合は表面のシールをはがしてみると分かる場合があります。 裏(基板側)のモーター位置で分かる場合があります。 ※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。 - 15 - 4-3)オプションアダプター 1 インチ HDD、1.8 インチ HDD の使い方 ※1 インチ及び 1.8 インチ用 HDD アダプターは、別途お買い求めください。 1 インチ HDD の場合 1インチ専用アダプターに1インチ HDD をセットします。 最大 2 個まで処理出来ます。 (1 個でも可能です。 その場合、上の段でしたら何処へセットしても構いません) (下の段では、処理できません) HDB-15 は、上の段のみセットしてください。 挿入方向矢印 1 インチ HDD 1 インチ HDD 1 インチ HDD 1 インチ HDD ディスク面を手前 ディスク面を手前にしてセットしてください。 間違えると破壊処理が正常に行えません。 ディスク面を手前にしてセットします。 ① 破壊する 1 インチ HDD を 1 インチ専用アダプターにセットします。 ② 1 インチ専用アダプターをメディア投入口を矢印の方向へ挿入します。 1 インチ専用アダプターをメディア投入口へ挿入する際挿入方向を 間違えない様に挿入してください。 間違えるとアダプターを破損する恐れがあります。 - 16 - オプションアダプター 1.8 インチ HDD の場合(つづき) 1.8 インチ HDD の場合 1.8インチ HDD は、容量(ディスクの枚数)、コネクター形状の違いによってサイズが違います。 HDD のサイズによって作業内容が異なりますので注意してください。 1.8HDD 図1,1.8HDD 図2 1.8HDD 図1 例 コネクター:ZIF 仕様 外形寸法(W×D×H) 54×70×7.0 mm (ディスク1枚) 高さ54mm ディスク1枚 厚さ7.0mm 外形寸法(W×D×H) 54×70×7.0 mm(1.8HDD 図1の仕様) 1.8 インチ専用アダプターに1.8 インチ HDD をセットします。 最大 1 個まで処理出来ます。(下の段では、処理できません) HDB-15 は、上の段のみセットしてください。 1.8 インチ HDD 挿入方向矢印 1.8 インチ HDD - 17 - ディスク面を手前 オプションアダプター 1.8 インチ HDD の場合(つづき) ディスク面を手前にしてセットしてください。 間違えると破壊処理が正常に行えません。 ディスク面を手前にしてワークストッパーに 当たるようにセットします。 ① 破壊する 1.8 インチ HDD を 1.8 インチ専用アダプターにセットします。 ② 1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口を矢印の方向へ挿入します。 1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口へ挿入する際挿入方向を 間違えない様に挿入してください。 間違えるとアダプターを破損する恐れがあります。 ※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。 - 18 - オプションアダプター 1.8 インチ HDD の場合(つづき) 1.8HDD 図2 例 コネクター:IDE 仕様 外形寸法(W×D×H) 60×70×9.5 mm (ディスク2枚) 60×70×7.0 mm (ディスク1枚) コネクター 高さ60mm ディスク2枚 厚さ9.5mm ディスク1枚 厚さ7.0mm 外形寸法(W×D×H) 60×70×9.5mm 60×70×7.0mm(1.8HDD 図2の仕様) HDB-15 は、上の段のみセットしてください。 1.8 インチ専用アダプターに1.8 インチ HDD をセットします。 コネクターを上側にします。 コネクターを上 ディスク面を手前 1.8 インチ HDD 挿入方向矢印 1.8 インチ HDD - 19 - オプションアダプター 1.8 インチ HDD の場合(つづき) コネクターを上にしてディスク面を手前にしてセットしてください。 間違えると破壊処理が正常に行えません。 ディスク面を手前にしてワークストッパーに 当たるようにセットします。 ② 破壊する 1.8 インチ HDD を 1.8 インチ専用アダプターにセットします。 ② 1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口を矢印の方向へ挿入します。 1.8 インチ専用アダプターをメディア投入口へ挿入する際挿入方向を 間違えない様に挿入してください。 間違えるとアダプターを破損する恐れがあります。 ※HDD の種類が不明な場合は弊社へ問い合わせください。 - 20 - 5保証 本製品の保証範囲は、日本国内で購入され、且つ日本国内で使用される場合に限ります。 5-1)保証期間 ご購入より 1 年間 5-2)保証事項 通常のご使用で生じた故障は、その原因が当社の責任範囲に起因する場合、無償修理または無 償交換致します。 5-3)保証適応除外事項 ・ 製品の誤った使用方法、誤った選定、誤ったシステムの下によるご使用で生じた故障、事故、及び それに伴う他の損害が発生した場合。 ・ 当社に相談・了解なく変更や、改造を施された場合。 ・ 製品仕様を逸脱する過酷なご使用による、消耗部品の磨耗や損傷による場合。 ・ 装置や設備等に組み込まれて、当社に起因しない原因により故障した場合。 ・ 自然災害による場合。 ・ 火災、水没、落下等の事故により損害を受けた場合。 ・ 製造設備等での事故に伴う当社製品以外の他の損害について。 - 21 - 6故障診断表 状態 原因 対策 破壊インジケーターが出ない。 圧力不足 修理又は交換 操作レバー回数が増えた。 周辺温度が低温(10℃以下) 低温でオイルが硬くなっているので ◎ 操作レバーをゆっくり操作してくださ い。 油圧機器の故障 修理又は交換 ◎ レバー操作の時 キュッ キュッと 高圧になった時に、低圧リリー レバー操作を遅く操作してください。 甲高い音が出る。 フバルブから圧力が抜ける時 音がなくなります。 の音です。 レバー操作を早く操作すると音 が出やすいですが、これは異 常ではありません。 圧力が上がらない。 輸送中等に本機が、長い時間 ワークを入れずに扉を閉め、 横倒しになった時、まれにポン 切換レバーを作業の位置にして、操作 プに空気が入り圧力(破壊力) レバーを数回上下させた後、切換レバ が発生しない場合があります。 ーを準備に戻すという空操作を行って 下さい。 4 回で破壊インジケーターが 出るようになれば正常です。 1 サイクルの操作で破壊インジケー ターが出ない場合は、10 サイクル程度 行ってください。それでも破壊インジケ ーターが出ない場合は、修理にお出し ください。 メディアの破壊が完全でない 破壊インジケーターが完全に 破壊インジケーターが、完全に飛び出 破壊した窪みが小さい 飛び出ていない状態で作業を した状態で 2 回程レバー操作を行って 終了した。 ください。 3.5 インチ HDD が付着し破壊ピンが HDD の種類や形状により付着 12 ページ メディアが付着した場合参照 出た状態で外れない。 する物があります。 ドライバーで外してください・ ◎印につきましては、基本的に工場への返却修理となりますので、販売先へお問い合わせ下さい。 - 22 - ◎ MEMO - 23 - http://www.nittoh.co.jp ■お問い合わせは HDB-15 取扱説明書 2006 年 10 月 01 日 第 1 版 2011 年 07 月 15 日 第 2 版 2013 年 12 月 13 日 第 3 版 2015 年 11 月 09 日 第 4 版 No.NHDB015-001 No.NHDB015-002 No.NHDB015-003 No.NHDB015-004 3.5’SCSI HDD 挿入方法追加 図修正 2.5’HDD アダプタ―変更 Rev.P Support Your Business 日東造機株式会社 http://www.nittoh.co.jp/ NITTOH ZOHKI Co., Ltd 本社 〒297-0029 千葉県茂原市高師 585