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みとよでくらす

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みとよでくらす
特集
みとよでくらす
Hodoshima
ここなら想う農業がやれる
さ
程島
和浩︵ ︶ ん
さ
和恵︵ ︶ ん
く
暉雄︵ ︶ ん
なんのゆかりもない
三豊市へ
程島さん一家が埼玉県
から三豊市に移住してき
た の は 年 前。 福 島 第 一
原発事故がきっかけでし
た。 野 菜 を 育 て る 者 と し
て、 こ れ ま で 信 頼 し て 野
菜を買ってくれている人
に安心な商品を届けられ
るのか不安に駆られてい
ま し た。 そ ん な と き 友 達
がいる四国に遊びにくる
ことに。高知、松山、直島、
はじめての四国を満喫し
ま し た。 三 豊 市 に 来 た 時
に、
﹁ここなら想う農業
が や れ る ﹂ そ う、 感 じ ま
した。
そして、2011 年
月。 な ん の ゆ か り も な い
三豊市に移住してきまし
た。
くにあり、大きな渋滞もな
く、いろんな意味で街のサ
野菜があるからこのメニュ
うというのではなく、この
を作るためにこの野菜を買
届 け て い ま す。
﹁この料理
野菜セット﹂をお客さまに
菜を7∼8品詰めた﹁旬の
島さん。それぞれの旬の野
季節の野菜を作っている程
無農薬・無化学肥料栽培で
﹁あぐりか農園﹂を開設し、
とが違います﹂気持ちに余
都会でいた時とは感じるこ
ても大好きな音楽をしても、
とすことができ、映画をみ
ます。余分なことをそぎお
ころ。自分らしく生きられ
とてもバランスのとれたと
舎 で も な く 都 会 で も な い、
の多さもちょうどよい。田
さも、平野の面積も、情報
す ﹂ と 和 浩 さ ん。﹁ 人 の 多
イズがちょうどいいんで
ーにしよう、と野菜を楽し
裕ができたようで、和浩さ
野菜への思い
お客様への誠意
む生活を送っていただけた
んは幼少の頃にしていた絵
三 豊 に 何 か を 求 め て、 何 か を 感 じ て、 定 住 す る 皆 さ ん。 今
回は、
新たに﹁みとよぐらし﹂をスタートさせた皆さんの﹁み
とよじかん﹂にスポットを当てます。話を聞くことで、私た
ちが当たり前になり、気付かなかった三豊の魅力を再発見で
きるかもしれません。市では、 年 月から田園都市推進課
を設置し、定住支援に力を入れています。みとよぐらしをバ
ックアップする施策や、その制度を活用した人たちの声を紹
介します。
紹 介 し て く れ ま し た。
﹁市
ら嬉しいです﹂と妻の和恵
を描き始めました。
委員会に相談すると、使っ
開するにあたり、市の農業
程島さんが野菜作りを再
多いですが、親身になって
た回答がもらえないことが
都会では、なかなか的を得
もつ小田明義さん︵
の対応には感謝しています。
さん。おつきあいをする中
ていないビニールハウスを
地域に密着した対応をして
もらえました﹂
小田さんは、使っていな
い豊中町の空き家も貸して
く れ ま し た。 地 元 の 人 も、
耕作のアドバイスをしてく
れたり、農機具を貸してく
れたりと、日常生活でも協
力してくれ、必要なところ
をバックアップしてくれて
います。
年はまだまだ様子
﹁この
︶を
11
係を大切にしています。
報交換をするなど、信頼関
り、野菜の調理法などの情
は農業と同じ割合で大切に
に乗せつつ、気持ちとして
見。これからは農業を軌道
∼
思っている音楽活動も続け
ていきたいです﹂月
回はライブをしている程島
さん夫妻。仕事もプライベ
﹁田舎と思っていましたが、
た﹁みとよじかん﹂を送っ
らしく、いきいきと充実し
田舎でもなく
都会でもない
ちょうどよいバランス
住んでみるとなんの不便も
ています。
ートも三豊に来て自分たち
ありません。スーパーも近
2
地域の人に支えられ
5 35 37
でお客さまの好みを感じた
79
2
2012年12月
広報
広報
2012年12月
3
1
4
▲小田さんは程島さんにとって頼れる存在
1
1
24
特集
みとよでくらす
Story.2 Tadashi Fujita
全国の若者の
農業研修機関をつくりたい
藤 田 さ ん は 商 社 勤 め の 後、
やブロッコリーなどを手がけ
に力を入れ、他にもにんにく
︶
神奈川県から徳島県上勝町へ
ました。
さ
藤田
ん
正 ︵
来て有機農業の農業塾を開い
ていました。そして
人
月
年
に上勝町の紹介で、塾生
と財田町へ農業の拠点を移し
人の塾
ました。一人は体調を崩しリ
タイアしましたが、
生と野菜作りに励んでいます。
財田町では、山ならではの
魅力を生かした作物を栽培し
ています。手始めに三豊なす
稼げる農業の仕組みづくり
に も 取 り 組 ん で い ま す。﹁ ゆ
くゆくは、農業をしたいとい
う全国の若者のための研修機
関 を 三 豊 市 に つ く る の が 夢。
そして、市の遊休農地を使っ
Story.3 Hiromo Morita
海のあるところで暮らしたい
﹁絵を描いて、海がある田舎
に住んで、野菜を自分でつく
る︱そんな憧れていた生活に
今近づいています。これぞプ
ライスレスです﹂
森 田 さ ん は、2011 年
カ月の滞
の秋に粟島芸術家村に芸術作
家として参加し、
在のあと、居心地の良さに将
輝さん︵夫︶と粟島に移り住
人の温かさに惚れて
粟島で家をみつけるにあた
り、﹁ 本 気 な ら す ぐ 探 し て や
る﹂と、島の人が空き家を探
し て く れ、 掃 除 ま で 手 伝 っ
て く れ ま し た。﹁ 皆 さ ん、 と
て も 親 切。 道 を 歩 い て い た
ら、﹃ 野 菜 を も っ て い け ﹄ と
言ってくれます﹂尊敬するの
も、 島 の 人。
﹁島の人でかっ
こいい人がいます。なんでも
自分でするんです。釣りでも
エサなんて買ったら叱られま
す。﹃ 買 う バ カ が ど こ に い る
か。 獲 る ん だ よ ﹄ っ て ﹂。 人
の温かさ、人との距離間もこ
の 島 が す き な 理 由 の ひ と つ。
﹁絵を描くにも気持ちがのび
のびとします。自分では気づ
かなかったけれど﹃色合いが
変わった﹄とか﹃描いている
みました。
海のあるところで住みたい
猫の表情が変わった﹄といわ
れるようになりました﹂来年
さ れ ま す。﹁ 芸 術 家 の 皆 さ ん
は粟島で瀬戸内芸術祭も開催
を釣ったり庭で作った季節の
が島での生活を生かした作品
を作っていて、出来上がりが
たので嬉しいですが、きっ
れます。予想していなかっ
わざわざ遠くからも来てく
様は団塊の世代の人が多く、
ミュージシャンや地元なら
います。これからも地元の
やれば人は必ず集まると思
また一人ではなく、皆で
ち会えればとても幸せです。
楽しみでたまりません﹂
と皆さんも自然に包まれゆ
ではの食べ物を扱う店舗な
がたくさんあります。そん
自 然 が 作 り 出 す﹁ 美 し さ ﹂
選 ﹂ に 選 ば れ る 夕 日 な ど、
内 海、﹁ 日 本 の 夕 陽 100
三豊市はおだやかな瀬戸
景がある癒しの場所だと感
いい意味で、変わらない風
れてからも、いつ行っても
れのある場所で、地元を離
でよく遊んでいて、思い入
私も、仁尾は小さい頃海
って、また新たな地域産業
とが形になり、街がにぎわ
ジネスで、今やっているこ
のある、地域に根差したビ
すね。人対人のあたたかみ
て面白いことをやりたいで
どいろいろな人とコラボし
な自然溢れる﹁たゆたう時
を興していけるのが理想で
す。
ます。これが起爆剤となっ
町屋を再生しようとしてい
究家︶が仁尾の昔ながらの
に注力している東洋文化研
もののよさを改めて再発見
人が当たり前になっている
豊にある資源、住んでいる
民の皆さんにももう一度三
せっかくの地域資源。市
今ある魅力に
気付いてほしい
て、仁尾が活性化すればと
してほしいと思います。
意分野の﹁食﹂を活かして、
の空き家バンクのウェブサ
らしたいと思っていて、市
私自身もこんな夕日のき
人のため、地域のため、活
イトで、情報をチェックし
観光には食、遊び、宿泊が
性化に関わっていけたら嬉
ています。
れいな海のある三豊市で暮
しいですし、その瞬間に立
必要と言われています。得
わくわくします。人を呼ぶ
︵古民家の保存や町屋再生
今アレックス・カ︱さん
地域の活性化
じます。
いるのだと思います。
ったりとした時間を求めて
んとも魅力的だそうです。
島全体の﹁ほのぼの﹂感がな
野菜を採って生活しています。
家に住み、目の前の海で、魚
玄関をあけると、海が広がる
と 思 っ て い た 森 田 さ ん。 今、
▲猫の表札も島の人からの手作りプレゼント
間﹂がみとよの魅力。お客
三豊市を
選んだわけ
森田洋美さん(32)
▲時間を忘れるほど、解放感溢れる空間が広がります
3 4
Story.4 Hideki Mino
4
2012年12月
広報
広報
2012年12月
5
て 農 業 を し﹃ み と よ ぐ ら し ﹄
観音寺在住の三野さんは、大学卒業後、転職を経て、今
年 7 月から「サンリゾート仁尾」の店長に。三豊の食材
を使った創作料理やサンセットバーベキューのほか、シ
ーカヤックツアーなど三豊の魅力ある資源を活かした事
業を展開。そんな三野さんに三豊市への思いを聞きました。
4
70
をしてもらえたら﹂と、意気
仁尾を活性化させる!
込みを語ってくれました。
さ
仁尾サンリゾート店長 三野 秀樹(34)
ん
24
2
特集
現在、空き家バンクに登録する物件を募集しています。
まずは電話かメールでお気軽にお問い合わせください。
建
空き家を
借りたい人
買いたい人
三豊市空き家バンク
空き家を
貸したい人
売りたい人
歳未満の若者が新規住
年
月
年
月
日までで、
4
分の
を
1
※ そ の 他 の 詳 し い 要 件 は、
乗じて得た額
は、取得価格に
1500 万 円 未 満 の 場 合
●取得にかかった費用が
は、100 万円の補助
1500 万 円 以 上 の 場 合
●取得にかかった費用が
補助額は次のとおりです。
日から
取得時期は平成
交付されます。対象となる
要件を満たせば、補助金が
宅を取得した場合に一定の
40
空き家バンク登録事業所の仲介による契約
兵
仁尾町在住
さ
ん
鹿子善生 ︵
第 の人生を
三豊で楽しく!
2
︶
財田町在住
さ
︶
ん 橋場
栄 ︵
さ
︶
ん
幸恵 ︵
自然の移り変わりに
心奪われる
庫 県 で 暮 ら し て い ま し た が、 定 年 後 の 新 た な 仕 事 で 仁
尾 町 に 来 ま し た。 不 動 産 屋 に 行 き、 空 き 家 バ ン ク の 制
度を知り、活用しました。決め手は、職場に近かったことと、
静かで海や自然に恵まれていていいなと感じたからです。住
み始めてまだ間もないですが、よく寝られます︵笑︶。三豊
の人は皆さん親切で、道を尋ねても快く教えてくれて嬉しい
です。 月 に オ ー プ ン す る 高 齢 者 向 け 住 宅 ﹁ フ ク シ ア ﹂ の 館
長として、第2の人生を入居者の皆さんと一緒に楽しく元気
に過ごし、笑いの絶えない住宅にしていきたいと思います。
62
新規就農者への
応援補助金 &
就農相談
新 規 就 農 者︵ 要 件 あ り ︶
が営農計画を提出し、認め
られた時は、農業技術や経
営を習得するために必要な
経費やその計画を達成する
ために必要な経費などを補
助する制度があります。そ
の他にも、毎月、新規就農
者を対象に﹁市担い手育成
総 合 支 援 協 議 会 ﹂︵ 日 程 は
ページ参照︶が﹁就農相
今回お知らせした
以 外 に も、 み と よ ぐ
らしを詳しく紹介し
て い る 移 住・ 定 住 ポ
ー タ ル サ イ ト﹁ み と
よ暮らし手帳﹂
。ぜひ
遊びにきてください。
城で住んでいましたが、心癒される風景に憧れて、移
住してきました。三豊市の空き家バンクは東京の移住
フェアで知りました。市が紹介しているということで、信頼
できましたし、相談もしやすくてよかったです。地元の人に
﹁ こ っ ち は、 ほ ん ま な ん も な い や ろ ﹂ と よ く 言 わ れ ま す。 住
んでいる人は気付いていないかもしれませんが、ほんとにい
いところですよ!夕日を見ても、季節に変わりゆく自然を見
ても、毎日がドラマチックです!星が夜空いっぱいにちりば
められているのを見たときは、息を呑みました。落ち着いた
ら家で家庭菜園をしてみたいですね。
37 44
問い合わせ
・登録
問い合わせ
・登録
利用
登録者
現地確認及
現地確認及び
交渉・契約に係る
媒介依頼
物件
登録者
1
連絡・了承
31 23
20
PR
募集
40 歳未満若者の
新規住宅取得への
補助金
価値観が多様化する
中、 仕 事 も プ ラ イ ベ ー
トも自分らしさを大切
に、 て い ね い な 暮 ら し
が で き る 心 豊 か な﹁ み
とよじかん﹂はまさに
﹁みとよブランド﹂。
みとよぐらしに興味
を お 持 ち の 人、 お 気 軽
にご相談ください。
▼問い合わせ
田園都市推進課
☎ ・3011
農業振興課
☎ ・3040
6
2012年12月
広報
広報
2012年12月
7
市のホームページに
バナーがあります
73
73
三豊市内に空き家をお持ちの方へ
紹介・申し込み
暮らすとなると、まず気になるのは﹁住むところ﹂
。市では、空
き家を借りたり、家を購入、新築する人のサポートを行っています。
市 内 で 住 ん で い る 人 も 使 え る 制 度 で す。 あ な た に ぴ っ た り な 住 み
方を見つけてください。新たに農業を始めるための支援もあります。
夕日の美しさは格別
1
談﹂を行っています。
▲家のバルコニーからは、仁尾の海が一望できます
3
空き家バンク &
空き家バンク物件の
リフォーム補助金
仁尾町在住
坂本 幸司さん
(42)
奈緒子さん
(38)
ほのかちやん
(0)
26
空き家バンク制度では、空き家の情報発信を行い、三豊市への移住・定
住を応援しています。また、一定の要件を満たせば、市空き家バンクの
登録物件に入居する際のリフォーム費用の補助を受けることができます。
空き家バンクでは空き家の募集を行っています。大切な家をだれかに
使って欲しい人は、ご連絡ください。
築事務所の人に教えていただき、補助金
制度を知りました。補助金をもらうには
色々な書類を出さなければいけないだろうと覚
悟していましたが、手続きがスムーズでびっく
りしました。夫婦ともに海が大好きで、結婚当
初から海の近くに家を建てようと決めていまし
た。何十箇所もの海のロケーションをみて、眺
めのよさで仁尾町のこの場所に決めました。夕
日の美しさは格別です。この場所を探すにあた
り、地元の人が協力してくれ、自分のことのよ
うに熱心に探してくれました。そんな、おだや
かで明るい人の優しさに惹かれたことも、この
地を選んだ理由の一つです。代々住んでいる人
が多いだろうから、コミュニティになじめるか
心配だったんですが、地域のイベントに参加し
てみて、そんな悩みもふっとびました。みなさ
ん、懐が深く、温かかったので、安心して飛び
込んでいけました(笑)。三豊市はこんなに景
色がきれいで自然が豊かなのに田舎すぎない。
バランスがいいところだと思います。娘は三豊
市がふるさとになります。娘と一緒に家族で
季節を感じたり、風の音を聞き、海を見ながら、
朝食を食べられたら幸せです。
必ずお問い合わせください。
31
みとよぐらしを 応援しています!
みとよでくらす
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