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No.1 - 福井県教職員組合

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No.1 - 福井県教職員組合
2013 年9月5日
福井県教職員組合
女性部
No1
大変遅くなりましたが、今年度も「女性部通信」を発行いたします。
今年の県女性部の活動や各支部女性部の活動を随時報告します。本年も、より組合員の思いに沿った‘見
える’女性部活動となるよう工夫しながら進めていきたいと思います。女性部長会でも毎回,つながり
合うより良い女性部について協議していきます。組合員の皆さんもぜひ,ご要望・ご意見等をいつでも
お寄せ下さい。お待ちしています。
県教組 吉田 TEL 0776-23-1887
今年度女性部役員です。力合わせて頑張ります。(^O^)!
部長:吉田和美(県教組)
副部長:高松薫子(福井支部)
・田中恵里(南条支部)
常任委員:西本陽子(吉田支部)・北川真須美(勝山支部)
・
萩山峰子(敦賀支部)
6月 18 日教育センター
にて開催されました!
女性部総会・学習会
県内各支部より 78 名の代議員が参加して、13 年度女性部大会・学習会が開かれました。12 年度の報告
並びに承認、13 年度の役員承認、13 年度運動方針・予算案について、審議・採択が滞りなく行われまし
た。
学習会は「生き生きと輝く女性をめざして」というテーマで、パネルディスカッションとグループ協議
を行いました。世代や立場の違う3人のパネリストの方のお話をきっかけに、
これからも生き生きと輝く女性でいるために「ワークライフバランス」につい
て各グループで話し合いました。学校現場では気持ちにゆとりがなく、話せ
ないことも、地域や立場を超えて、お互い自己開示しながら話し合いが進ん
だ様子でした。改めて女性教職員同士がこうしてつながり合うことが大切だ
なあと感じました。
パネリストの方のお話
に、共感を覚えました。
グループで話に花が咲
き、楽しくグループ討
議できました。これぞ
女性部活動だと思いま
した。
自分の心配事や悩み事
を聞いてもらえ、アドバ
イスももらえて有り難
かったです。先輩方の仕
事とプライベートのバ
ランスの取り方が参考
になりました。
いろいろな地区・世
代・立場の方と話せ
て、気持ちが軽くな
りました。同じ悩み
を抱えて、みんな精
一杯頑張っているこ
とがわかり、安心し
ました。
教職員の多忙化が増す中、
介護や結婚・子育て・病気など
家庭生活と仕事の両立に悩んだ
り苦しんだりされている女性教
職員の方が多い現実がよくわか
りました。
この現状を踏まえ、教育条件整備や労働条件の改善に向け
て、県教組としてもより県教委へ働きかけをしていかなけれ
ばと強く思いました。
貴重なご意見をよく検討し、今後の女性部活動にも活かし
ていきます。
8月1・2日、東京の日比谷公会堂、日本教育会館、連合会館において、「母と女性教職員
の会全国集会」が開催されました。今年は、母女 60 年目の年。
「子どもたちに平和な未来を-
母女 60 年のあゆみを確かに-」をテーマに行われました。福井県からは保護者5名と教職員
4名、県教組2名の計 11 名が参加しました。
第1日目は全体会が行われました。開会行事では、主催者挨拶・来賓挨拶の後、北海道より
母女の取り組み報告がありました。保護者による構成詩朗読では、福井県 PTA 連合会の母親
代表の佐々木敦子さん(旭小 P)が、他県のお母さん方と一緒に素晴らしい朗読をされました。
石巻で津波の被害に遭った石川県在住の小学生が「へいわってどんなこと?」という絵本を読
んだ感想文です。「家族」や「平和な日々」のかけがいのない大切さが伝わるものでした。事
務局長の基調報告後、
「アベノミクスに女性はどう対応すべきか~母女 60 周年に必要なこと
~」という演題で竹信三恵子さん(ジャーナリスト・和光大学教授)の講演がありました。「母女の
運動が始まったことの原点に戻ることが大切。平和な社会とは戦争がないことだけではない。
憲法を守るだけでなく、憲法をフルに使う活動を!」といった竹信さんからの言葉がありまし
た。その後竹信さんをコーディネーターに「母女 60 年のあゆみを確かに」というテーマで、
これまでの母女の運動の歴史や意義、現在のとりくみや課題を全体の場で共有し、今後の運動
につなげていくために、パネルディスカッションが行われました。歌声では、Aura(アウラ)
ア・カペラ・グループが声だけのクラッシックの名曲を披露しました。また、参加者全員で「花
は咲く」を歌い、震災からの復興を願いました。
第2日目は 15 の分科会に分かれて、分科会ごとに提案・討議が行われました。福井県からは、
第4分科会(いじめ・不登校)と第 14 分科会(女性労働)の運営委員として2名が、9名の方
は一般参加者として参加しました。他県の状況や地域の様子、抱えている課題等が分かり、大変
勉強になりました。
参加者からは、
「講演やパネルディスカッションを聞いて、憲法『改正』について今すごく危
機感をもたなければならない時だとわかった。」
「子ども達を守るために母と教職員が手を携えて
動いていくという母女の活動がすばらしいと思った。」等の感想が寄せられました。
8月 18・19 日、あわら市あわらグランディア芳泉で「第 60 回北陸ブロック母と女性教職
員の会」が開催されました。新潟県・富山県・石川県・福井県の女性教職員とお母さん方が約
310 名集まりました。
第1日目は全体会。開会行事での中谷委員長の挨拶の後、基調報告、そして講演会が行われ
ました。講演は、書家金澤泰子さんの「天使がこの世に降りたてば」というテーマで、ダウン
症の書家金澤翔子さん(昨年の NHK 大河ドラマ「平清盛」の題字揮毫)を育てていく中での
苦労や苦しみそして、喜び等様々な思いや体験談を母親という立場でお話くださいました。
「闇
の中にこそ光がある」や「子どもを信じることが大切」といった子育てにおける数々の名言が
心に響く内容でした。同じようにダウン症のお子さんをかかえた女性教職員から、「力をいた
だいた。子どもに向き合うポイントがわかった。」等、子どものもつ可能性の大きさを再認識
すると共に、他人と比べない、その子その子に向き合うといった「子どもに寄り添う子育ての
大切さ」を参加者全員が感じることのできる講演でした。
第 2 日目は、
「小学生」
「中・高生」
「学校・地域・家庭」
「共生・共学」
「子どもの食と健康」
「男女の自立と平等」
「平和・地球環境」の7つの分科会に分かれて、実践発表や意見交換が
活発に行われました。福井県は、第3分科会において国見中分会の中田芳枝先生が「へき地小
規模校における地域密着型の教育活動を通して」で実践発表されました。地域の人材を活かし
て、生徒と保護者、地域、学校を繋ぎ、
「三味線ズ」(ヒノキ三味線作りや演奏)の活動など、
自分達が学んだことを地域に発信する「国見生き生きプロジェクト」は素晴らしい内容でした。
参加者の皆さんからは、
「他県の状況が分かって良かった。」「自分の学校でも実践を取り組
んでみたいと思った。
」等満足度の高い声をたくさんいただきました。
今回の集会は、福井県が開催県ということもあり、14 支部の女性部長をはじめ、坂井支部
の先生方や養護教諭の先生方など多数の教職員や保護者の皆様のご協力を頂きました。この場
をかりて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。次年度開催は新潟県です。ぜひ
ふるってご参加ください。
☆各支部からいろいろな女性部活動の計画や様子
各支部から・・・
が届いています。それぞれの支部の活動にふるっ
てご参加ください!
勝山支部
福井支部
12/26 講習会
8/6 学習会「愛されて育つ子どもたち」
12/25 講習会「クリスマスパーティー料理」
「アレンジフラワー」
大野支部
南条支部
12 月講習会「アレンジフラワー」
7/30 講習会
「マイナス 5 才の健康ヨガ」
吉田支部
12/24 講習会「アレンジフラワー」
丹生支部
8/2 講習会
「ガーデニング」
坂井支部
8/12 講習会
大飯支部
「和菓子の達人から学ぶ」和菓子づくり
8/6 青年部との合同学習会
「ガラス工芸とガラス細工づくり」
鯖江支部
職場の現状・課題等、コーヒータイムを
使ってぜひ意見交流する機会をもって
8 月講習会「中華のテーブルマナーと中国茶」
「体幹を意識した体操教室」
ください。皆様からの声を組合活動や
「県教委交渉」
・
「県教育長と語る会」に
活かしていきたいと思います。
今後の予定(9月~11 月)
9 月 5・6 日
カムバックセミナー
11 月 9 日
県母と女性教職員の会(県教研集会第 13 分科会)
次号では、各支部女性部での活動の様子(学習会・講習会等)
やカムバックセミナーの報告、コーヒータイムのまとめ等を
掲載予定です。
編集後記: 7月某日夕方、一本の電話が私にかかってきました。女性教職員の方
からでした。
「コーヒータイム」での声として聞いて欲しいとのこと。
内容は不妊治療に関するものでした。仕事と治療の両立の難しさ、職場
内での理解の温度差、治療そのものの難しさなど・・・。電話の向こう
から、彼女の‘母になりたい’思いが痛いほど伝わってきました。また、
同時に仕事に対する責任感も・・・。『権利があっても施行できない』
今の学校現場の状況を変えていかなければいけないと痛切に思いました。
そして、こういう生の声をお寄せ頂いたことが、私としては大変うれ
しくもありました。
‘人と人がつながる’女性部でありたいと思います。
ま
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