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平成 27 年度第2回香芝市地域福祉計画・香芝市地域福祉活動計画策定
平成 27 年度第2回香芝市地域福祉計画・香芝市地域福祉活動計画策定委員会 議事要旨 開催日時 平成 27 年 10 月 21 日(水) 13 時 00 分~15 時 00 分 開催場所 香芝市総合福祉センター 出 席 者 斉藤会長・横井副会長・吉田委員・奥山委員・山田委員・吉井委員・ 3階 会議室1 井上委員・澤田委員・高田委員・松村委員・小林委員・嶌岡委員 欠 席 者 中西委員・元田委員 市出席者 (福祉健康部)松原部長・坂本次長 (社会福祉課)井原課長・秋山主幹・武田主査 (社会福祉協議会)小堀事務局長・辻井課長・清水主幹・甲本主査・高垣主事 公開・非公開の別 公開 傍聴者の数 0人 議 1.市民意識調査報告及び団体ヒアリング調査報告について 題 2.第1期計画の課題整理について 3.2期計画の体系・骨子(案)について 4.その他 資 料 1.香芝市地域福祉計画策定に関する市民意識調査結果報告書 2.香芝市社会福祉協議会 団体ヒアリング調査報告書 3.国等の動向、地域の特性 4.地域特性分析からの現状・問題と課題の整理 5.第1期計画の政策分野の課題整理表 6.第2期計画の体系・骨子(案) (追加資料)地域類型 議題1.市民意識調査報告及び団体ヒアリング調査報告について <事務局説明、資料1・2> (主な内容) ・市民意識調査報告について、社会福祉課より説明。 調査対象 2,000 人に調査書を、郵送により配布・回収(回答 962 人、回答率 48.1%) ・団体ヒアリング調査報告について、社会福祉協議会より説明。 調査方法は、地域でサロン活動をしている 10 団体及び地域福祉推進委員会 14 団体にヒアリン グシートを配布し、直接ヒアリングを行なった。 <主な意見・質問等> ●市民意識調査だが、第1期の意識調査と変化はどのくらいあったのか。 (事務局)例えば、地域行事、地域活動等への参加に関する設問では、参加の有無や参加している活動 内容については、回答率から言うと、前回調査と比べて極端な変化はでていない。 ●調査対象者 2,000 人を抽出されているが、回答が 962 というのは回収率が低いのではないか。 ●前回の調査との比較については、全体的に大きな変化はあまりないように考えられるが、肝心なのは、 年齢層によってそれぞれの考えが違うということだと思う。若年層と高齢者層とによっては、やはり全 体的に高齢者層のほうが地域福祉については意識が高いように見受けられる。 1/4 ●アンケートの 2,000 人の無作為抽出とあるが、2,000 人は年齢的に 20 歳から 30 歳までが何名など、 それははっきりしているのか。 (事務局)年齢は関係なく、16 歳以上だけである。20 歳代から何名という出し方はしていない。 ●自主防災も、災害があったときは何をするのか、そういった目的がはっきりしている。地域で、自助、 共助、公助というようなかたちがある。公助というのは、市や消防、救急などがあるが、限られた数し かないため、自助、共助は大事なことである。自助、共助である自主防災組織を自治会で作ってもらっ ており、防災訓練も行なっているので、そのような時に各種団体に参加するようにお願いしたい。みん なで守るという意識を、香芝市内に育てていかなければいけない。 ●ボランティア活動をする人は、目標に向けてやっていくことが必要だと思う。このようなアンケート をとってもらうのは非常に結構なことなので、これを土台にして、いろいろなボランティア活動をして もらいたい。 ●地域福祉の問題ということで、無作為でアンケート調査をされているが、地域のほうも割合的には無 作為なのか。地域によって偏りがあるなど、そのようなこともなく。 (事務局)地域も無作為抽出である。回答いただいた方によっては、偏りがあるかもしれない。 ●追加資料をいただいているが、地域によって、新旧の住民が混在している地域であるとか、ずっと旧 集落の地域であるとか、新しいニュータウン、など地域に傾向があるが、やはり昔からあるところはコ ミュニティというものがしっかりと形成させていて、その中で地域のことをいろいろ解決したり、また 足りないとこもでてきたり、近年開発されたニュータウンだからこそのコミュニティがあるのかもしれ ないし、その地域、地域でこれから地域福祉をどのようにしていくかについて、問題が違うと思われる。 例えばアンケート調査の結果を、この追加資料の、地域の1、2、3、4、5類型では、どのような 割合になっているのかということがわかれば、またその地域の問題も見えてくるかと思う。それに対す る施策というか、そのようなこともできるかなと思う。 (事務局)今回のアンケート結果には、地域の類型別には載せていないが、一応、分析としては、類型 毎に出している。 ●今後そのデータの配布はあるか。 (事務局)現在調査集計中なので、次回にでも示したい。 <意見・質問等なし> 議題2.第1期計画の課題整理について <事務局説明、資料3・4> (主な内容) ・市民意識調査から見る地域の特性及び現状・問題と課題について、社会福祉課より説明。 <主な意見・質問等> ●若い世代の方々は仕事もしている関係もあり、ボランティアなどに関心が少ないと思うが、奈良県内 でボランティアのポイント制度というものがあると伺ったことがあるが、その内容をもしご存じであれ ば教えていただきたい。また、そのメリットやデメリットがあれば教えていただきたい。 もしそその制度がよいことであれば、香芝市でも取り入れられれば、若い世代にも関心を持ってもら えるのではないか。 (事務局)他市で、ボランティア活動をすると、ポイントがつき、例えばそれが 30 ポイントたまると、 公共施設の使用料が無料になるとか、身内で介護の必要な方に対しては、そのポイントを活用できると 2/4 いうのは聞いたことがある。ただ、ポイントをもらった後、介護が必要になったときにそのポイントを 使いたいとなった際に、ニーズの多さに対して、協力できる人が少なかったら使えないというような状 況もあったと聞いたこともある。またその市から転出されると、そのポイントは使用できなくなってし まうということもあって、そのポイントがどうなるのか、買い取ってくれるのかというようなこともあ り、そのあたりが、難しく、進めていかなかったのが現状である。 ●25 年くらい前に香芝でもポイント制があって、ポイントをためて、親の介護をしてほしいということ で、ボランティアの中では、進展し始めたことがあったが、実際には、ポイントをためるのはためたけ れども使えないということがあり、立ち消えになったようなことがある。 ●仕事をされている方、子育てされている方、介護をされている方など、時間がなかなか取れず、地域 の行事に参加しにくい方が、参加しにくい中でも少しずつでも参加できるような雰囲気作りを進めてい ただきたい。 <事務局説明、資料5> (主な内容) ・第1期計画の政策分野における「地域の課題」 「市民の課題」 「社会環境」について、社会福祉 協議会より説明。 ・第1期計画の政策分野における「行政の課題・まとめ」について、社会福祉課より説明。 <主な意見・質問等> ●統計データで、前回調査と今回調査とで、パーセンテージがあがっている部分が何点かあるようだが、 これは具体的に何か対策を行なったということであがったとか、具体的にあればお聞きしたい。 (事務局)統計データについては、データとしては市民意識調査の中で、1期計画の 89 ページだが、 生活指標の中でそれぞれ市民意識調査や社会福祉協議会でのデータ、介護福祉課等のデータ等、それと 今回のアンケート調査で、例えば近所づきあいの助け合いという部分については、前回は市民意識調査 について 52.1 パーセントであったが、今回の調査の中でその割合が 54.2 パーセントということで、そ れだけここの部分についてはアンケート調査の中でそのような回答の方が多かったということで示し ている。 ●要介護状態にある人の割合を減らすことや障がいを持っている方が職業に従事している人の割合を 増やす方法、もっとパーセンテージが出ていない部分での調査する予定というのは今後あるのか。実際 に香芝市でどのくらいの割合の方がこのようなところで、障がいをもっておられる方が職業に従事して いたり、生涯学習に取り組んでいる方がいらっしゃったりするなど、そのような統計や情報をもってい るのかということをお聞きしたい。 (事務局)障がいを持っている方が職業に従事している人の割合については、昨年度作成した障害福祉 計画等では、市内の事業所等に通所されている、就労のサービスを受けておられる方が一般に就労した など、そのようなデータはある。福祉就労から一般就労されたという方は、データとしてあるが、学校 等で卒業して、すぐ一般就労されたという方については、市のでは把握していない。 また、生涯学習や生涯スポーツに取り組んでいる人の割合については、データは今持ち合わせていな いが、生涯学習基本計画等がありますので、そちらのほうで一度確認してみたいと思う。 議題3.第2期計画の体系・骨子(案)について 3/4 <事務局説明、資料6> (主な内容) ・第2期計画の体系・骨子について、社会福祉課より説明。 <主な意見・質問等> ●お願いと確認なのだが、まず、この地域福祉という問題は、ますます重要な課題だと思われる。この 地域福祉を推進していくにあたっては、できれば行政としてきっちりとした市のあり方、それから市民 との協働のあり方、それと市民の安全生活という問題を考えてみても、できれば、大きな計画として、 地域福祉推進条例を考えていかなければいけない。 また、小地域福祉活動という問題も考えていったほうがよい。地域としては、地域福祉推進委員会な どそのようなものがあって、地域の人が活動をされているが、できれば、地域福祉圏域、これをもっと コンパクトにしてほしい。ここでは自治会でそのような地域福祉圏というか、そのようなものを設定し て、いわゆる小地域福祉活動の今抱えている問題と一体化したほうがよいと思う。将来的にそこにコミ ュニティーソーシャルワーカーを置くのが良いのではないかと思う。 ●自治会が地域福祉に対する認識がまだまだ低い。もっと自治連合会と一体となってやらなければいけ ない。また、できれば、市がやること、社会福祉協議会がやること、市と社会福祉協議会が一体化して やることを具体化して、わかりやすいようにまとめてほしい。 議題4.その他 連絡事項伝達 以上 4/4