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- 21 - (5)雨水集排水施設 ① 目的 埋立地内へ雨水を流入させないもの

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- 21 - (5)雨水集排水施設 ① 目的 埋立地内へ雨水を流入させないもの
(5)雨水集排水施設
① 目的
埋立地内へ雨水を流入させないものとする。
② 基本的考え方
・ 雨水が埋立地へ流入しない構造とする。
・ 1/100年確率降雨量に対応可能な構造とする。
③ 実施設計
・ 雨水が埋立地へ流入しない構造とした。
(図 17,図 18,図 19)
・ 水路は1/100年確率降雨量に対応可能な構造とした。
(図 18,図 19)
115
110
140
135
145
15 0
155
130
125
120
集 排 水 方 法
確 率 降 雨 量
対 象 流 域
水 路 断 面
(外 周 水 路 )
縦 断 勾 配
材
質
実施設計諸元
外周水路(U型水路)による集排水
1/100年確率降雨量
17.76ha
1,400mm×1,400mm(最大断面)
∼1,400mm×900mm(最小断面)
0.3%∼0.5%
コンクリート製
雨水集排水施設
A’
110
115
120
125
130
雨水集排水施設
FH75.0m∼78.0m
FH=92.0m
90
95
10
0
10
5
FH=110.0m
雨水集排水施設
A
10
5
100
115
115
110
110
110
105
図 17 雨水集排水施設の平面図
- 21 -
105
100
105
外周水路
搬入道路,管理道路
7,000mm
2,000mm
1,400mm
2,750mm
750mm
2,750mm
750mm
900mm∼1400mm
排水勾配:2%
アスファルト舗装 t=50mm
上層路盤 M-25 t=10cm
下層路盤 C-40 t=10cm
図 18 雨水集排水施設の標準構造図
屋 根 勾 配
FH=117.0m
FH=110.6m
FH=110.6m
1: 0
.5
1:1.0
FH=103.0m
1: 0
埋立地
.5
FH=96.0m
FH=89.0m
1: 0
.5
FH=89.0m
.5
FH=82.0m
1: 0
.5
1 :0
FH=96.0m
1 :0
.5
.5
1: 0
1 :0
.5
FH=103.0m
1 :2
FH=82.0m
.0
雨水集排水施設
FH=76.0
1:2
.0
雨水集排水施設
:雨水の流れ
図 19 雨水集排水施設の横断図( A-A’)
- 22 -
(6)地下水集排水施設
① 目的
埋立地内へ地下水の浸入を防止する。
② 基本的考え方
・ 地下水が埋立地内へ浸入しない構造とする。
・ 地下水を確実に集水し,水質を確認した上で,河川へ排水(自然流下)する構造とする。
・ 地下水の水質を監視するため点検用通路を設ける。
・ 万が一水質に異常が生じた際は,浸出水処理施設に導水する構造とする。
③ 実施設計
・ 地下水が埋立地内へ浸入しないよう,集排水管,砕石により集水し,排水することとした。
(図 20,図 21,写真6)
・ 地下水の水質監視を行うため,点検用通路内に地下水ピットを設けた。
(図 22,図 23)
・ 万が一水質に異常が生じた際は,地下水ピットから地下水圧送管を経て浸出水処理施設に
導水する構造とした。
85
80
110
155
130
125
120
115
90
河川放流
75
70
140
135
145
150
70
0
10
90
95
75
110
115
120
125
75
80
85
5
10
130
80
90
95
100
105
地下水ピット
タイプ1
95
1 00
1 05
点検用通路
90
質
100
材
95
集排水方法
管
径
実施設計諸元
集排水管,砕石による集排水
φ300mm
集排水管:高耐圧ポリエチレン管(有孔管)
放流管:高耐圧ポリエチレン管(無孔管)
地下水放流管
105
100
115
110
115
110
105
100
110
105
105
図 20 地下水集排水施設の平面図
- 23 -
タイプ2
タイプ3
【タイプ1】
[底面部(FH=89.0),盛土部]
[法面部]
吸出防止材(不織布)t=10mm
最大 900mm
高耐圧ポリエチレン管
φ300 mm (無孔・内面平滑)
300mm
地山
300mm
単粒度砕石
30∼40mm
地山
高耐圧ポリエチレン管
φ300mm(有孔・内面平滑)
270mm
270mm
600mm
【タイプ2】
[腹付盛土部]
砕石(C-40)
吸出防止材(不織布)t=10mm
900mm
面状排水材
単粒度砕石
30∼40mm
200mm
300mm
1550mm
高耐圧ポリエチレン管
φ300 mm (有孔・内面平滑)
図 21(1) 地下水集排水施設の標準構造図
- 24 -
【タイプ3】
[底面部(FH=82.0m 以下)]
吸出防止材(不織布)t=10mm
900mm
砕石(C-40)
高耐圧ポリエチレン管
φ300 mm (有孔・内面平滑)
単粒度砕石
30∼40mm
900mm
900mm
900mm
図 21(2) 地下水集排水施設の標準構造図
図 22 点検用通路の標準構造図
- 25 -
201.162m
FH=110.50
108.50
101.50
94.50
105.50
98.50
計画地盤線
87.50
84.00
80.50
77.00
91.50
84.50
73.50
77.50
浸出水ピット
地下水ピット
図 23 点検用通路の縦断図
- 26 -
H=37.0m
FH=110.50
全景
R30-φ300
近景
5,000mm(管径 300mm,管剛性 30kN/m2)
全景
R60-φ300
近景
5,000mm(管径 300mm,管剛性 60kN/m2)
写真 6 地下水集排水施設構造
- 27 -
(7)湧水集排水施設
① 目的
埋立地内へ湧水の浸入を防止する。
② 基本的考え方
(ア)窪地内の湧水
・ 湧水が埋立地へ浸入しない構造とする。
・ 湧水を確実に集水し,水質を確認した上で,河川へ排水(自然流下)する構造とす
る。
・ 湧水の水質を監視するため点検用通路を設ける。
・ 万が一水質に異常が生じた際は,浸出水処理施設に導水する構造とする。
(イ)窪地外の湧水
・ 湧水が埋立地へ流入しない構造とする。
・ 湧水はビオトープを経由して河川へ排水(自然流下)する構造とする。
③ 実施設計
(ア)窪地内の湧水
・ 湧水が埋立地内へ浸入しないよう,面状排水材,砕石により集水し,集排水管で排水
することとした。
(図 24,図 25,写真7)
・ 湧水の水質監視を行うため,点検用通路内に地下水ピットを設けた。
(図 26,図 27)
・ 万が一水質に異常が生じた際は,地下水ピットから地下水圧送管を経て浸出水処理施
設に導水する構造とした。
(イ)窪地外の湧水
・ 湧水はビオトープを経由して河川へ排水(自然流下)する構造とした。
実施設計諸元
(ア)窪地内の湧水
集 排 水 方 法
管
径
材
質
面状排水材,砕石による集排水
集排水管:φ300mm
集排水管:高耐圧ポリエチレン管(有孔管)
放 流 管:高耐圧ポリエチレン管(無孔管)
実施設計諸元
(イ)窪地外の湧水
集 排 水 方 法
管
径
湧水箇所から導水管にてビオトープへ導水
導水管:φ200mm
- 28 -
85
80
110
155
95
130
125
120
115
90
河川放流
75
70
140
135
145
150
100
面状排水材
70
95
90
1 00
5
7
110
115
120
125
130
75
80
85
105
80
90
95
100
105
地下水ピット
タイプ 4
タイプ 5
90
95
10
0
10
5
点検用通路
タイプ 6
地下水放流管
105
100
115
115
110
105
110
100
110
105
105
図 24 湧水集排水施設の平面図
【断面図】
最大2000
700
1:0
.5
1:0
.5
7000
0∼1600
300
1500
1:0
.5
7000
21000
コンクリート擁壁
3500
1500
1600
砕石
地山(岩)
1:0
.5
7000
1:0
.5
FH=96.0
面状排水材
FH=89.0
地山(岩)
3100
図 25(1) 湧水集排水施設の標準構造図
- 29 -
【タイプ4(既存法面部),タイプ6(盛土部) 正面図】
最大 21m
10m
面状排水材
W=300×t=10
面状排水材
W=300×t=10
面状排水材
W=300×t=10
60°
地下水集排水管φ300
タイプ1(盛土部)
,タイプ2
【タイプ5(切土部) 正面図】
最大 21m
10m
面状排水材
W=300×t=10
面状排水材
W=300×t=10
面状排水材
W=300×t=10
60°
地下水集排水管φ300
タイプ1
図 25(2) 湧水集排水施設の標準構造図
- 30 -
写真 7 面状排水材
- 31 -
図 26 点検用通路の標準構造図(再掲)
201.162m
FH=110.50
108.50
101.50
94.50
87.50
84.00
80.50
77.00
105.50
98.50
91.50
計画地盤線
84.50
77.50
73.50
地下水ピット
浸出水ピット
図 27 点検用通路の縦断図(再掲)
- 32 -
H=37.0m
FH=110.50
(8)ガス処理施設
① 目的
埋立地から発生するガスを速やかに排除するとともに,廃棄物層内に空気を供給することに
より,廃棄物の早期安定化を促進する。
② 基本的考え方
・ 埋立地から発生するガスを効率的に排出する。
・ 廃棄物層内へ空気を取り入れやすい構造とし,廃棄物の早期安定化を図る。
・ 悪臭物質等の処理のため脱臭対策を行う。
③ 実施設計
・ ガス抜き管は,浸出水集排水施設の幹線(2本)及び枝線(20m間隔)を利用するとと
もに,底面部及び小段部に竪型(40m間隔)の施設を設置した。
(図 28,図 29,図 30)
・ 強制給気・強制排気を行うため,覆蓋施設の壁及び屋根に給気装置及び排気装置を設置し
た。
(図 31,図 32,写真8,写真9)
・埋立作業の安全性を確保するため,ガス検知器を設置した。
135
14
110
115
120
125
130
140
FH75.0m∼78.0m
FH=92.0m
100
10
5
FH=110.0m
9
ガス処理方法
系
列
数
管
径
材
質
設 置 間 隔
実施設計諸元
ガス抜き管及びその周囲に敷設する砕石層によるガス排除・空気供給
2系列
幹線:φ400mm,枝線:φ300mm,竪型・法面:φ300mm
ガス抜き管:高耐圧ポリエチレン管(有孔管)
ガス抜き管:40m(竪型)
,20m(法面)
10
5
100
115
115
110
110
110
105
105
100
105
:幹線
:枝線
:竪型
:法面
図 28 ガス処理施設平面図
- 33 -
500
ふとん籠(1200×1200×500)
FH=110.0
エンドキャップ(網状)
高耐圧ポリエチレン管
φ300 mm (有孔・内面平滑)
埋立に伴い順次積上げ
単粒度砕石
30∼40mm
5000mm
吸出し防止材
割栗石 50∼150mm
単粒度砕石
30∼40mm
単粒度砕石
(30∼40mm)
ベントナイト混合土(t=250mm)
短繊維不織布(t=10mm)
メタロセン系遮水シート(t=1.5mm)
自己修復材(GCL)
(t=6mm)
中間保護土(t=500mm)
短繊維不織布(t=10mm)
メタロセン系遮水シ-ト(t=1.5mm)
水密アスファルトコンクリート(t=50mm)
アスファルト舗装(t=50mm)
砕石 C-40(t=300mm)
単粒度砕石
(30∼40mm)
ベントナイト混合土
中間保護土
砕石(C-40)
2,400mm
5,100mm
図 29 ガス処理施設(竪型)の標準構造図
エンドキャップ(網状)
FH=110.0
埋立に伴い順次積上げ
高耐圧ポリエチレン管
φ300 mm (有孔・内面平滑)
1:
0.5
5000mm
長繊維不織布 t=4mm
メタセロン系遮水シート t=1.5mm
吸出防止材
ふとん籠
(1200×1200×500)
単粒度砕石
30∼40mm
475mm
725mm
1200mm
図 30 ガス処理施設(法面)の標準構造図
※ ふとん籠:
鉄筋で編んだ籠のことで,その中に砕石等を詰め込み箱形にしたもの。
- 34 -
図 31 給気装置の一般構造図
写真 8 給気装置の例
- 35 -
フード
ファン
上面図
ベース
図 32 排気装置の一般構造図
写真 9 排気装置の例
- 36 -
モータ
断面図
(9)管理施設
① 目的
処分場を適切に管理するために設ける。
② 基本的考え方
・ 安全・安心な処分場とするために必要な管理や監視を行うための施設を整備する。
・ 処分場の役割を紹介する。
③ 実施設計
(ア)管理棟
モニタリング情報等を監視するための事務室や研修等のための会議室,展示スペース等を
設けた。
(図 33,図 34,図 35)
実施設計諸元
面
積
353m
事務室,会議室,展示スペース,書庫,更衣室,休憩室,給湯室
男子トイレ, 女子トイレ,シャワー室,外部トイレ,外部倉庫など
140
135
145
部 屋 構 成
2
雨水集排水施設
管理道路
覆蓋施設の柱
浸出水ピット
110
115
120
125
130
雨水集排水施設
浸出水処理施設
標高:75.0m∼78.0m
地下水ピット
管理道路
場内道路
防災調整池
管理棟
標高:110.0m
標高:92.0m
1 05
点検用通路
1
搬入道路
雨水集排水施設
計量棟
洗車設備
地下水放流管
10
5
100
ビオトープ
115
115
110
110
110
105
図 33 管理施設の配置図
- 37 -
105
100
105
図 34 管理棟の平面図
図 35 管理棟の立面図
- 38 -
(単位;mm)
(イ)計量設備
・ 構造形式は,ロードセル方式とし,往復での計量が可能なよう2基配置した。
・ 車両長の長いセミトレーラーに対応可能な寸法とした。
(図 36)
実施設計諸元
形
寸
式
法
ロードセル方式
全長:18m×幅:3.5m
図 36 トラックスケール(ロードセル方式)の一般構造図
- 39 -
(ウ)洗車設備
構造形式は,プール式とし,車両長の長いセミトレーラーに対応した寸法とした。
(図 37)
実施設計諸元
形
寸
式 プール式
法 プール全長:20m×幅:3.8m
図 37 洗車設備の構造図
- 40 -
(エ)環境モニタリング施設
基準省令に基づく水質検査を行うため,地下水集排水施設(地下水ピット)及び2ヶ所の
観測井を設けた。
(図 38)
項
目
110
査
15 5
130
125
120
検
115
モニタリング位置
実施設計諸元
3ヶ所(地下水集排水施設(地下水ピット)及び観測井2ヶ所)
・常 時:pH・電気伝導率(地下水集排水施設(地下水ピット)
)
・月1回:塩化物イオン(地下水集排水施設(地下水ピット)
)
・年2回:カドミウム,全シアン,鉛等 全 10 項目
(地下水集排水施設(地下水ピット)
,観測井)
・年1回:PCB,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレン等 全 17 項目
(地下水集排水施設(地下水ピット)
,観測井)
14 0
135
145
150
100
1 10
115
1 20
125
13 0
105
95
100
105
地下水ピット
観測井-2
105
90
95
100
10
5
観測井-1
100
115
11 5
110
110
11 0
105
100
10 5
105
:モニタリング位置
図 38 環境モニタリング施設の平面図
(オ)環境学習施設
本処分場の機能の紹介や産業廃棄物などについての学習を行う場を提供するために,管理
棟内に展示スペースや環境学習が可能な会議室を設けた。また,希少動植物の保全のための
ビオトープを設けた。
- 41 -
(10)関連施設
① 目的
関連施設は安全な処分場の運営・管理のために設ける。
② 基本的考え方
埋立中から跡地の管理・利用までの期間に対応した機能を確保する。
③ 実施設計
(ア)道路施設
・ 管理道路,搬入道路,場内道路は,処分場の形状及び地形を考慮した構造とした。
(図 39,図 40,図 41,図 42)
・ セミトレーラーも搬入可能な道路幅員,配置とした。
・ 管理道路,搬入道路,場内道路は,目的に応じた幅員とした。
140
135
145
150
155
130
125
実施設計諸元
管 理 道 路 1車線:
(車道)4.0m+(路肩)0.5 m×2=5.0m
搬 入 道 路 2車線:
(車道)5.5m+(路肩)0.75m×2=7.0m
場 内 道 路 2車線:
(車道)7.0m
110
115
120
125
130
管理道路
FH75.0m∼78.0m
管理道路
場内道路
FH=92.0m
FH=110.0m
10
0
10
5
搬入道路
10
5
100
115
115
110
110
110
105
105
100
105
:管理道路
:搬入道路
:場内道路
図 39 道路施設の平面図
- 42 -
外周水路
管理道路
2000
5000
500
2000
2000
500
2.00%
上層路盤M-40 t=10cm
下層路盤C-40 t=10cm
図 40 道路施設(管理道路)の標準構造図
図 41 道路施設(搬入道路)の標準構造図
長繊維不織布 t=4mm
メタロセン系遮水シート t=1.5mm
場内道路
2000
ガードレール
3500
2000
3500
500
550
600
長繊維不織布 t=4mm
メタロセン系遮水シート t=1.5mm
7000
500
コンクリート
砕石 t=20cm
セメント改良土 t=25cm (50kg/m3)
短繊維不織布 t=10mm
メタロセン系遮水シート t=1.5mm
自己修復材(GCL) t=6mm
メタロセン系遮水シート t=1.5mm
砕石層
t=30cm
図 42 道路施設(場内道路)の標準構造図
- 43 -
(イ)防災施設
(防災調整池)
・ 防災調整池は硬質な安山岩塊状部の上に配置した。
・ 1/100年確率降雨量に対応可能な調整池容量とした。
(図 43,図 44)
実施設計諸元
確 率 降 雨 量 1/100年確率降雨量
対 象 流 域 17.76ha
調 整 池 容 量 38,377 (土砂貯留量:4,890
115
1 20
125
13 0
110
115
120
125
1 30
140
135
145
150
155
110
は除く)
A
105
FH75.0m∼78.0m
防災調整池
標高:92.0m
90
95
100
10
5
FH=110.0m
A’
5
10
1 00
115
115
110
110
1 05
10 0
110
10 5
105
図 43 防災調整池の平面図
計画洪水位:標高 99.0m
調整池容量:38,377m3
計画堆砂位:標高 93.018m
防災調整池天端部:標高 100.0m
防災調整池高さ:8.0m
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防災調整池底部:標高 92.0m
図 44 防災調整池の断面図(A-A’断面)
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(法面対策)
・ 浮き石やオーバーハング部を除去・整形したのち,落石などを防護するため,埋立地周
辺の法面に落石防止網を設置することとした。
実施設計諸元
落石防止方法 浮き石やオーバーハング部を除去・整形したのち,埋立地周辺の法面を落石防止
網で覆い,落石を防護することとした。
工
法 落石防止網工
(11)その他
環境への配慮
(太陽光エネルギー)
太陽光エネルギーを処分場内で利用するため,管理棟の屋根に太陽光パネル 定格出力
15kW を設置するとともに,太陽光パネル内蔵の外灯2基を管理棟周辺に設置することとし
た。
(ビオトープ)
自然との共生の取り組みとして,希少種の保全を図り,地域の自然環境及び環境問題への
理解を深めてもらう場とするために窪地外の湧水を利用してビオトープを設けることとした。
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