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省エネルギー関連の技術開発(PDF形式:2.9MB)

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省エネルギー関連の技術開発(PDF形式:2.9MB)
省エネルギー革新技術開発事業
102.0億円(70.0億円)
事業の内容
資源エネルギー庁
省エネルギー対策課
03-3501-9726
事業イメージ
事業の概要・目的
○温室効果ガス排出量の削減に資するため、「エネルギー革
新技術計画」を踏まえつつ、挑戦研究、先導研究、実用化
開発及び実証研究の4つのフェーズにおいて、中長期的視
点で技術開発を行います。
点で技術開発を行
ます。
市場導入前に有効性・信頼性を確認する必要があるものに
ついて、実機のデータ収集や技術改善をする実証研究。本
開発終了後 直ちに製品化
開発終了後、直ちに製品化。
(補助率 1/2)
周辺技術の不足や製品化技術の問題により、
実用化が遅れているものについて、実用化を支
援する研究開発 本開発終了後 2~3年で製
援する研究開発。本開発終了後、2~3年で製
品化。
(補助率 2/3)
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
企業
大学等
NEDO
交付金
委託、補助(2/3, 1/2)
(1) 対象事業
大幅な温室効果ガス排出量の削減に寄与する省エネルギー
技術の開発を 次の開発フェ ズに応じて戦略的に実施しま
技術の開発を、次の開発フェーズに応じて戦略的に実施しま
す。
① 挑戦研究フェーズ
③ 実用化開発フェーズ
(2) 事業期間
原則2~3年とします。
② 先導研究フェーズ
④ 実証研究フェーズ
斬新かつ将来的な省エネルギー波及効果の高い
基盤技術を確立する研究。本開発終了後、さらに
研究開発や実用化開発が必要となるもの。 (委
託 1/1)
2030年頃に実用化が期待される挑戦
的な省エネルギー技術開発。 (委託
1/1)
次世代型ヒートポンプシステム研究開発
7.9億円(4.0億円)
事業の内容
資源エネルギー庁
省エネルギー対策課
03-3501-9726
事業イメージ
事業の概要・目的
○「エネルギー革新技術計画」が目指す超高効率ヒートポン
プ技術は、既存技術の効率をはるかに上回るものです。当
該高効率を達成するためには、機器単体の要素技術の開発
だけでは限界があり システム全体の効率改善が不可欠と
だけでは限界があり、システム全体の効率改善が不可欠と
なっています。
○ このため、個々の技術を統合した次世代型ヒートポンプ
システムの開発を行い、エネルギーの高度利用と導入用途
拡大を目指します
拡大を目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
蓄熱槽
換気
建物内の別の時間に活用
蓄熱槽
未利用熱
(下水、河
川水等)
冷
温熱
熱
多様な未利用
熱・排熱を利用
熱を搬送し
て活用
蓄熱技術活用等に
より生成熱を最大限
活用
企業
大学等
NEDO
交付金
建築技術高度化によ
り生成熱を最大限活
用
委託、共同研究(2/3)
<研究開発課題>
・多様な未利用熱活用ヒートポンプシステム
・実負荷に合わせた年間効率向上ヒートポンプ
ポ プ
・生成熱を最大限活用するヒートポンプシステム 等
業務分野における
次世代型ヒートポンプ
適用イメージ
鉄鋼材料の革新的高強度・高機能化基盤研究開発
4.8億円(3.5億円)
事業の内容
事業の概要・目的
○本技術開発では鋼構造物やプラント、自動車等の革新的
○本技術開発
は鋼構造物やプ
自動車等 革新的
な省エネルギー化、長寿命化、安全・安心化を図るため
最新の科学的知見を利用し、鉄鋼材料及び鋼構造体を高
機能化する基盤的研究開発を行います。
○具体的には、高強度鋼、高機能鋼の実用化拡大の基盤と
なる(1)高級鋼厚板溶接部の信頼性・寿命を大幅に向上
する溶接施工・溶接材料及び金属組織制御技術の開発、
(2)部材の軽量化を図るために高強度と加工性の両立を
可能とする鍛造技術の開発を行います。
○この結果、鋼構造物、エネルギープラント等の高強度・
高機能化・長寿命化の大幅な加速、及び自動車等の更な
る軽量化が可能となります。これにより高度な省エネル
ギー社会を構築すると共に、日本製造業の国際競争力の
更なる向上を図ります。
国
委託・助成(2/3)
NEDO
民間企業等
・共通基盤技術については、大学等へ委託。
・実用化技術については、民間企業への2/3助成。
鉄鋼課製鉄企画室
03-3501-1733
事業イメージ
(1)溶接部の高強度化・ (2)先端的制御鍛造技術
①高強化部1000MPa(現状
鋼構造体の高機能化
①高強度鋼材の溶接部の特 600MPa)以上と非強化部900MPa
性低下防止と、高効率の溶 以下を造り分ける鍛造技術の
接を可能にする溶接法及び 開発。
金属材料の開発。
②転動疲労によるき裂発生か
②実構造体の溶接部の特性 ら剥離に至るまでのメカニズ
評価方法の確立。
ム解明。剥離までの寿命予測
③A-USC超々臨界火力発電
手法の確立。
用の高耐熱性を有する溶接
○最適加工熱処理技術の例
部と母材の開発 プラント
部と母材の開発。プラント
(例 コンロット
コンロッド)
)
の寿命予測技術の高精度化。
徐冷によ
逆変態・急冷
溶接
る切削性
レーザビーム
による微細化
ワイヤ
確保
シールドガス
→高強度化
アーク
ア
ク
(酸素なし)
ハイブリッド
溶接ワイヤ
レーザプロセス
アーク
条件(対象者、対象行為、補助率等)
条件(対象者 対象行為 補助率等)
運営費交付金
製造産業局
B部
A部
C部
AC部:切削性確保
B部:強度確保
B部
<出口> 清浄MIGプロセス
・エネルギープラントの安全 <出口>
・自動車等輸送機器の更
性・信頼性向上と稼働率の向
性
信頼性向上と稼働率の向
なる軽量化と安全性向上
上(従来600MPa→ 800MPa以上
の推進(部材降伏強度従
の厚板の実用的溶接技術の確
来600MPa→1000MPa)
立、700℃級耐熱鋼材の開発)
資源対応力強化のための革新的製銑プロセス技術開発
7.0億円 (新規※)
事業の内容
製造産業局
鉄鋼課製鉄企画室
03-3501-1733
事業イメージ
革新的製銑プロセス(フェロコークス利用)構想
事業の概要・目的
現在の製銑プロセス
○鉄鋼業では、低品位製鉄原料の利用拡大による資
源対応力強化及び省エネルギー化の促進が喫緊の
課題となっています。
鉄鉱石
高品位
○このため、本技術開発では、 現状の高炉設備をそ
のまま使用し、炉内還元反応の高速化・低温化機
能を発揮する革新的製銑プロセス(低品位炭と低
品位鉄鉱石の混合成型・乾留により生成される
コークス代替還元剤:フェロコークス)及びその
操業プロセスを開発し、製銑プロセスの省エネル
ギーと低品位原料利用拡大の両立を目指す革新的
技術の開発を行います。
焼結鉱
焼結機
石炭
高品位
革新的
高炉操業技術
装入物2
コークス炉
コークス
炭材削減
(新)フェロコークス製造プロセス
石炭
低品位
低品位
成型
低品位原料の
利用拡大
10%省エネ
革新バインダー
本PJ
鉄鉱石
装入物1
竪型
連続
乾留
装入物3
フェロ
コークス
高炉
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助(1/2)
国
民間企業等
※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管
本技術開発は、「エネルギー基本計画」(H22.6.18閣議
決定)において、「革新的製銑プロセス(フェロコーク
ス)や環境調和型製鉄プロセス技術開発(水素還元製鉄、
高炉ガスCO2分離回収)について研究開発を実施し、
2030年までの実用化を図る」ものと明記されており
ます。
サステナブルハイパーコンポジット技術の開発
4 . 9億円(6 . 0億円)
製造産業局
繊維課
03-3501-0969
事業イメ ジ
事業イメージ
事業の内容
事業の概要・目的
○軽くて強いという特性を持つ炭素繊維は、世界をリード
○軽くて強いという特性を持つ炭素繊維は
世界をリ ド
する我が国の国家戦略物質であり、高付加価値な素材の
開発は我が国の競争力維持、強化に寄与します。
○研究開発内容
加工の迅速性やリサイクル性等が向上する新たな炭
素繊維複合材料を開発します。
①易加工性中間基材開発
○自動車などの運輸部門等で消費されるエネルギーの大幅
○自動車などの運輸部門等で消費されるエネルギ
の大幅
低減を図るには、大量生産される一般大衆車に軽くて強
い炭素繊維複合材料を普及させることが必要です。
○具体的に、本素材を大量生産車に用いるためには、炭素
○具体的に
本素材を大量生産車に用いるためには 炭素
繊維複合材料の加工の迅速性を上げるなどの技術のブレ
イクスルーが必要です。
そこで、以下の研究開発項目を実施します。
①易加工性中間基材の開発
②高速成形技術の開発
③接合技術の開発
④リサイクル技術の開発
③接合技術の開発
②高速成形技術の開発
④リサイクル技術の開発
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
NEDO
運営費交付金
民間企業等
等
委託・1/2助成
○応用例(自動車、ロボット等)
各パーツ部品
革新炭素繊維基盤技術開発
2 . 5億円(新規)
事業の内容
製造産業局
繊維課
03-3501-0969
事業イメ ジ
事業イメージ
事業の概要・目的
○日本発祥の炭素繊維は、軽量・高性能素材であり、輸送
機器の大幅な軽量化により省エネ CO2排出量の大幅な
機器の大幅な軽量化により省エネ、CO2排出量の大幅な
削減が可能です。
○研究開発内容
炭素繊維の製造エネルギー等の半減と生産性の大幅向上を
両立させ、従来と全く異なる炭素繊維製造プロセスに係る
両立させ、従来と全く異なる炭素繊維製造プ
セ に係る
基盤技術開発を行います。
現行製造技術「進藤方式」 (1959年)
○現在の炭素繊維の製造エネルギー及びCO2排出量はいず
れも鉄の約10倍と高くこれらの削減が課題となっていま
す。
○生産効率の更なる向上が難しいため、今後期待される自
動車軽量化等に向けた炭素繊維の供給の阻害要因になっ
ています。
製糸工程
耐炎化工程
(空気中)
焼成工程
PAN
200~300℃
30分~60分
アクリルの重合
耐炎化工程省略
革新炭素繊維技術 「ポスト進藤方式」
<低炭素社会への貢献>
製糸・焼成一貫工程
○これらの課題を解決するには従来と全く異なる炭素繊維
の製造プロセス技術の開発が必要不可欠です
の製造プロセス技術の開発が必要不可欠です。
○そのため、炭素繊維の製造エネルギーとCO2排出量の半
減及び生産性の大幅向上(大量供給)を両立させた革新炭
素繊維製造プロセスに係る基盤技術開発を行います
素繊維製造プロセスに係る基盤技術開発を行います。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
○研究開発内容
基盤技術
①新規前駆体の開発
②炭化構造形成メカニズムの解明
③炭素繊維の構造・物性の評価、手法開発、標準化
民間企業等
委 託
革新的材料
炭素繊維
評価・標準化
革新的ガラス溶融プロセス技術開発
3.4億円(3.6億円)
事業の内容
製造産業局
住宅産業窯業建材課
03-3501-9255
事業イメージ
事業の概要・目的
現状のガラス溶融法:5日間に及ぶ溶融プロセス
現状のガラス溶融法
5日間に及ぶ溶融プ セス
○ガラス産業は我が国産業部門の1%のエネルギーを消費
し、改善的な省エネ対策は限界に達している状況にあ
り、革新的ガラス製造プロセス技術の開発が不可欠で
す。
○このため、プラズマ等による高温を利用し瞬時にガラ
ス原料をガラス化することにより、極めて効率的にガ
ラスを気中で溶融(インフライトメルティング法)し、
抜本的な省エネに資する革新的ガラス溶融プロセス技
術を開発、低炭素化を促進します。
○具体的には、気中溶解設備試験炉の製作を行い、当該
試験炉を運転・改良・評価しての研究を実施します。
○当該技術の適用によりガラス製造の単位重量当たりエ
ネルギーの約66%を省エネ、溶融時間も短縮化(5日→
半日)し、溶融炉も2/5に小型化されると見込まれます。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
溶解槽
20m
バーナー吹き出し口
50m
原料投入口
3m
製造エネルギーの大幅
削減:単位重量当たり
約66%の省エネを実現
(※)ガラス産業は我が国
産業部門の1%のエネ
ルギーを消費
ギ
脱泡槽
製造ラインの大幅な
小型化(2/5に)を実現
原料 2m
3m
3
m
気中溶解槽
気
国
大学、
民間企業等
NEDO
運営費交付金
委託
原料微粉化
・造粒
22m
撹拌
脱泡槽
インフライト・メルティング法実用炉イメージ:半日
7
程度の溶融プロセスに短縮
革新的セメント製造プロセス基盤技術開発
1.6億円(新規※)
製造産業局
住宅産業窯業建材課
03-3501-9255
事業イメージ
事業の内容
事業の概要・目的
○セメント産業はエネルギー多消費産業の一つであり、CO2排出
○セメント産業はエネルギ
多消費産業の つであり CO2排出
量は我が国産業部門の約6%を占めています。
○我が国セメント産業の省エネ技術は既に世界最高水準にあり、既
存技術による省エネはほぼ限界に達していますが、更なる省エ
ネ 低炭素化に向けた取組が求められています
ネ・低炭素化に向けた取組が求められています。
セメント原料
+鉱化剤等
○このため、本事業では、セメント製造プロセスで最もエネルギー
を消費するクリンカ(セメントの中間製品)の焼成工程において、
例えば焼成温度低下等、非従来型の革新的な製造プロセスの基盤
技術の開発を行い 我が国セメント産業の 層の省エネ 低炭素
技術の開発を行い、我が国セメント産業の一層の省エネ・低炭素
化を図ります。
○また、世界のセメント需要はアジア等の新興国を中心に2050
年に向けて大きく拡大することが見込まれており、セメント産業
のCO2排出抑制は国際的にも極めて重要な課題です
のCO2排出抑制は国際的にも極めて重要な課題です。
○したがって、セメント分野の省エネリーディングカントリーとし
て、本技術のアジア等の新興国への積極的な国際展開を図り、地
球規模での温暖化対策に貢献します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
③焼成温度低下等
の効果がある物
効 があ 物
質の開発
①複雑な熱化学反応
①
であるクリンカの
生成反応等を「シ
ミュレーション」
セメントキルン
できる技術の開発
技
原料
粉砕機
原料粉砕機
キルンバーナ
セメント
クリンカ
焼成温度低下:例えば1450℃→1300℃
焼成温度低下等:
(例)1450℃→1250℃
(例)1450℃
1250℃
②キルン内の温度状
態等を「その場観
察」できる技術の
開発
キルン
クリンカクーラ
④低温焼成等に適
した燃焼条件及
び運転条件の解
析
補助(2/3)
国
民間団体等
※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管
革新的セメント製造プロセス
基盤技術を確立
グリーンITプロジェクト
31.1億円(40.0億円)
事業の内容
○サーバ、ネットワーク機器等の省エネ化や、低消費電力
型の大規模集積技術(グリーン・クラウドコンピュー
ティング)の開発等に取り組みます
ティング)の開発等に取り組みます。
①グリーンクラウドコンピューティング技術開発(消費電
力が30%以上削減可能なデータセンタの実現)
②次世代パワーデバイス開発(データセンタ及びサーバの
②次世代パワ
デバイス開発(デ タセンタ及びサ バの
革新的省エネ電源の開発)
③超高密度ナノビット磁気記録技術(超高密度・小型・低
消費電力HDDの開発)
④次世代大型有機ELディスプレイ基盤技術開発(40型で
40W以下の有機ELディスプレイの開発)
⑤省エネ型ネットワーク技術(消費電力を30%以上削減
可能なルータの開発)
⑥サ バ抜熱及びストレ ジシステム技術開発(消費電力
⑥サーバ抜熱及びストレージシステム技術開発(消費電力
が30%以上削減可能なデータセンタの実現)
⑦革新的省エネデバイス開発(処理能力と極低消費電力の
両立や、極低電圧(0.5V以下)駆動技術等の確立)
条件(対象者、対象行為、補助率等)
補助
委託
交付金
国
NEDO
大学、民間企業、等
商務情報政策局 情報通信機器課
03-3501-6944
事業イメージ
グリーン・クラウドコンピューティング
冷却システムや直流給電シス
テム及びその効果を最大限に
するSiCを用いたパワエレの
開発等により、データセンタ全
体を省エネ化
体を省エネ化。
最も省エネになるデー
タ処理をデータセンタ
を越えて行うことを可
能とする
能とする。
ネットワークにつなが
るディスプレイの消費
電力を低減。
ハードディスクやルー
タ、半導体等、個々の
要素技術を省エネ化。
次世代大型低消費電力ディスプレイ基盤技術開発
1.0億円(5.2億円)
事業の内容
商務情報政策局
情報通信機器課
03-3501-6944
事業イメージ
○テレビを始め大画面ディスプレイは、急速に普及してい
ますので、大画面・高精細・高画質でありながら大幅な低
消費電力を実現する技術開発を進めます
消費電力を実現する技術開発を進めます。
液晶ディスプレイパネル
液晶ディ
イ ネ
○材料や製造プロセス技術等の開発に総合的に取り組むこ
とによって、低消費電力型の大型液晶ディスプレイの実現
を目指します
を目指します。
①バックライトの光を遮る薄膜トランジスタのサイズ縮小
○具体的には、50型フルHDパネルで比較して年間消費電
力量を、現在の1/2以下に低減できる低消費電力化技術
を開発します
を開発します。
③視環境に合わせた輝度調節システムの開発
条件(対象者、対象行為、補助率等)
1/2
補助
交付金
国
NEDO
民間企業、等
②省
②省エネLEDバックライトの開発
バ
ノーマリーオフコンピューティング基盤技術開発
12.0億円(新規)
事業の内容
○半導体素子の微細化を中心とした従来の情報機器の高機
能化 低消費電力化のためのアプロ チは リ ク電流の増
能化・低消費電力化のためのアプローチは、リーク電流の増
加や閾値電圧の低減限界といった問題が顕在化し、技術的
難易度が増しています。低炭素社会の実現とITによる便益
の享受を両立するためには、従来の延長線上にない不揮発
性素子(電力がオフの状態でも記憶維持する機能)を前提と
した新たな低消費電力志向のコンピューター技術が必要とな
ります。
商務情報政策局
情報通信機器課
03-3501-6944
事業イメージ
不揮発性素子を組み込んだロジック回路を実現し、制
御するためのソフトウェア技術とあわせて研究開発を
行うことにより 従来の携帯型電子機器の消費電力を
行うことにより、従来の携帯型電子機器の消費電力を
さらに削減した超低消費電力型コンピュータを実現しま
す。
○具体的には、1) CPU 周り用不揮発性素子の開発、2)同不
揮発性素子・ロジック混載技術の開発、3)不揮発状態を前
提として機能するOSの開発など、に取り組み不揮発性素子
を中心に構成されたノーマリーオフ型超低消費電力コン
ピューターの要素技術の確立を目指します。
(CPU動作)
処理中
条件(対象者、対象行為、補助率等)
待機中
CPU処理
時間
電力消費
(成果活用前)
国
大学、民間企
業等
NEDO
交付金
使用状態
不使用
状態
使用状態
不使用状態
使用状態
時間
電力消費量激減 ※必要なときだけ電力を消費
1/2補助
電源ON
電力消費
(成果活用後)
電源OFF
時間
超低消費電力型光電子ハイブリッド回路技術開発事業
1.0億円(新規)
事業の内容
商務情報政策局 情報通信機器課
03-3501-6944
事業イメージ
○プリント基板等の電気配線基板は、情報通信機器、映像
機器、携帯機器、ロボット、計測機器、自動車などを始めとし
て、殆ど全ての民生用/産業用電子機器で広く利用されて
おり、我が国の基幹産業を支える基盤技術です。現在、電
子機器で扱う情報量は飛躍的に増加しており、今後とも情
報量の増加は止まらないと予測されていいます この情報
報量の増加は止まらないと予測されていいます。この情報
量の増加に伴い、電気配線基板には、情報信号の高速化、
配線密度の高密度化、小型軽量化、柔軟性等が求められて
いる一方で、省エネ化を達成する必要があります。
モジュール間(ボード内)光配線
開発内容: ・光電子ハイブリッド集積化技術
・ボード内光配線の波長多重技術/
光スイッチング技術
・全光型革新的デバイス(光IC/LSI)
全光型革新的デバイス(光IC/LSI)
光配線LSI
光配線
光ファイバ
導波路
○省エネ型配線基板を実現するため、高周波信号の接続を
高密度・小型・低消費電力で行うことが出来る光配線と、小
型・低消費電力で信号処理を行うことができるCMOS-LSIを
ハイブリッド集積した光電子ハイブリッド回路基板技術開発
に関する先導研究を産学官連携により実施します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
委託
NEDO
ベアLSI
大学、民間
大学
民間
企業等
全光型論理回路
商務情報政策局 情報通信機器課
次世代照明等の実現に向けた窒化物半導体等基盤技術開発
18.0億円(新規)
事業の内容
製造産業局 ファインセラミックス
・ナノテクノロジー・材料戦略室
03-3501-1726
事業イメージ
事業の目的
省エネ社会の実現に資するため、高品質・高効率照明基盤技術開発及び
ナノエレクトロニクス半導体基板・デバイス技術開発を行います。
ナノエレクトロ
クス半導体基板 デバイス技術開発を行います。
○高品質・高効率照明基盤技術開発
蛍光灯の2倍の発光効率(消費電力半分で同じ明るさ)の可能性を有する
LED照明、有機EL照明の次世代照明について、自然光に限りなく近い高い
演色性と既存照明並の低コストを同時に実現するための基盤技術を研究
開発し、本来の可能性を最大限発揮させた高品質・高効率照明として早期
実用化を図ることで、照明からのCO2排出量削減に貢献します。
○ナノエレクトロニクス半導体基板・デバイス技術開発
世紀社会を支える情報家電、情報通信機器、 イブリッド自動
21世紀社会を支える情報家電、情報通信機器、ハイブリッド自動
車などの高出力・高周波が必要な多方面において、高性能電子デバイ
スの材料としてエネルギー効率の高いデバイスが実用化されることに
より、エネルギー消費量の削減に貢献します。
○高品質・高効率照明基盤技術開発
蛍光灯やサファイア基板を用いたLEDを大幅に上回る
性能の次世代高品質・高効率照明の早期実用化
GaN基板等のデバイスの高品質・低コスト化技術開発
高品質化
均質な結晶成長技術
結晶加工技術
低
低コスト化
ト化
大型結晶成長技術
高速結晶成長技術
高品質GaN基板等
次世代高品質・高効率照明
代
○ナノエレクトロニクス半導体基板・デバイス技術開発
事業の概要
○高品質・高効率照明基盤技術開発
高
高効率
基盤技術
高効率次世代照明(LED照明、有機EL照明)の実現に向けた照明用
GaN基板の結晶成長技術開発や製造工程を高速化するプロセス技術の
確立等を行います。
○ナノエレクトロニクス半導体基板・デバイス技術開発
窒化物系化合物半導体デバイスの作製に必要となる高品質かつ大口
径(3~4インチ)の単結晶基板を作製するための技術と高品質大口径
エピタキシャル成長技術、及びその基板上への電子デバイスの作製と
評価を行います。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
03-3501-6944
NEDO
目標:1Km先まで検知可能
単結晶
基板
エピ
成膜
ハイブリッドシステム
の小型化
In‐situ
評価
車載用ミリ波・マイクロ波レーダ
超小型高出力電子デバイス
委託・補助
大学、民間団体等
次世代携帯端末
(高精細ディスプレー、超低電力電源等)
家電製品の小型化、省エネ化
太陽熱エネルギー活用型住宅の技術開発
2.5億円(新規)
製造産業局
住宅産業窯業建材課
03-3501-9255
事業イメージ
事業の内容
事業の概要・目的
太陽熱エネルギー活用型住宅を構成する部材等(一部)
○家庭部門における温室効果ガス排出量は、我が国の温
室効果ガス排出量の約14%を占めており、1990
年以降、産業部門がほぼ横這いで推移する一方、家庭
部門は増加傾向が続いています。
部門
増 傾向 続
す。
○そのため、今後、我が国の温室効果ガス排出量の削減
を進めていくためには、家庭部門における更なる省エ
ネに向けた取組が必要不可欠となります。
○よって 本事業では 無尽蔵かつクリーンなエネル
○よって、本事業では、無尽蔵かつクリ
ンなエネル
ギーであり、またエネルギー変換効率が高い、太陽熱
エネルギーに着目し、これを住宅内に取り込み、蓄熱
し、暖房等に活用する上で必要となる、断熱材及び蓄
熱材等の新たな部材等の技術開発を行うと共に これ
熱材等の新たな部材等の技術開発を行うと共に、これ
らを効果的に用いた太陽熱エネルギー活用型住宅の技
術開発を行い、家庭部門における更なる省エネを図り
ます。
昼
集熱モジュール
蓄熱中
断熱材
蓄熱材
夜
集熱モジュール
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
運営費
交付金
NEDO
補助
(2/3)
放熱中
民間団体等
断熱材
蓄熱材
グリーン・サステイナブルケミカルプロセス基盤技術開発
一般7.2億円(10.8億円)、特会10.0億円(1.7億円)
製造産業局 化学課
03-3501-1737
※上記のほか、平成22年度一次補正予算により計18.6億円を前倒し・加速化して実施。
※上記のほか、平成22年度
次補正予算により計18.6億円を前倒し 加速化して実施。
事業の内容
事業イメージ
事業の概要・目的
○化学品原料をCO2等気体原料やバイオマスに転換・多様
化する技術、石油化学品や機能性化学品の製造プロセ
スにおけるシンプル化、クリーン化、省エネ化、資源生産
性の向上を実現する技術 さらには化学品等の評価・解
性の向上を実現する技術、さらには化学品等の評価・解
析技術等の評価基盤技術を確立するとともに国際標準化
を目指すことにより、地球温暖化問題や資源枯渇問題の
解決に資するとともに、産業競争力強化を図ります。
○具体的には、以下の研究開発を実施します。
①化学品原料の転換・多様化を可能にする革新
グリーン技術の開発(一般会計)
②石油化学品の革新的製造プロセス基盤の開発
(特別会計)
③機能性化学品の革新的製造プロセス基盤の開発
(一般会計)
④グリーン・イノベーションに資する評価基盤
④グリ
ン・イノベ ションに資する評価基盤
技術開発(一般会計・特別会計)
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
NEDO
交付金
①化学品原料の
転換・多様化
バイオマス原料や
気体原料を用いた
気体原料を用
た
化学品の製造技術
の開発
②石油化学
プ
プロセスの
グリーン化
新規触媒や膜等
の開発による石
開発
油化学プロセス
の省エネ化
③機能性化学品
製造プロセスの
グリーン化
機能性化学品製造
におけるグリーン反
グリ
反
応プロセス開発に
よる廃棄物の減量
化
CO2
バイオマス
石化プラント
耐圧反応装置
④グリーン・イノベーションに資する
評価基盤技術開発
リチウム電池、半導体、有機EL等で使用される材料の性
能評価技術の開発
民間企業等
委託、
補助(1/2、2/3)
膜厚計測装置
ナノ空孔測定装置
三次元
SEM
グリーンセンサ統合制御システム実証プロジェクト
7.5億円(新規)
事業の内容
産業技術環境局
研究開発課
03-3501-9221
事業イメージ
事業の概要・目的
○柔軟かつ統合的にエネルギー制御を行うシステムの構
築を可能とする自立電源・無線通信・メンテナンスフ
リーの革新的MEMSセンサを開発します。これを、建物
内に縦横無尽に配置することにより、オフィスビルや
工場等でのエネルギー消費量や二酸化炭素排出量の把
握(見える化)及びマネジメント(最適化)を行い、
低炭素社会の実現に寄与します。
※MEMS(Micro Electro Mechanical Systems, 微小電子機械シス
テム)
半導体製造技術やレーザー加工技術等の各種微細加工技術を応
用して電子回路と機械を1つの微小な基板上に組み込み 電気
用して電子回路と機械を1つの微小な基板上に組み込み、電気
的、機械的又は光学的な機能を備えた微小システム。
(1)MEMSセンサを用いた統合エネルギー制御システム実証、
標準システム化
(2)自立電源・無線通信・メンテナンスフリーの革新的
MEMSセンサの開発
・温度、湿度、電力使用量などの情報を取得できる高機能
MEMSセンサ
・施工コストを安価にでき、後付けも容易な無線通信機能
の搭載
・メンテナンスフリーを実現するため、発電ナノファイ
バー等を用いた自立電源を搭載
革新的MEMSセンサのイメージ
センサネットモジュール
高精度センサ
条件(対象者、対象行為、補助率等)
条件(対象者 対象行為 補助率等)
無線チップ
フレキシブルアンテナ
キャパシタ、発電シート
専用LSI
交付金
国
信号処理IC
数ミリ角
補助
1/2、2/3
NEDO
民間企業等
既築ビルでの活用イメージ
次世代航空機用構造部材創製・加工技術開発
6.2億円(3.7億円)
事業の内容
製造産業局 航空機武器宇宙産業課
03-3501-1692
事業イメージ
複合材料関連技術開発
事業の概要・目的
○航空機の軽量化(燃費向上・低炭素化)やエンジン性能向上
を図るため、チタン合金や複合材の効率的・先進的な加工・
成形技術等を開発します。
①複合材料関連技術開発
1)内部欠陥を見つけにくいという複合材の欠点を補うことで航空機
等の軽量化を促進する「健全性診断技術」の開発
2)耐熱性に優れ、金属材料よりも軽量なセラミックス複合材
(CMC)の開発
②金属材料関連技術開発
1)複合材適用拡大のボトルネックとなっているチタンの加工性の
悪さを解消することで航空機等の軽量化を促進する「次世代
チタン合金等の創製技術」
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
<健全性診断技術>
複合材の表面・内部に光ファイバセンサ等を
取り付け、損傷等を検知
(Ni合金代替)
タービン翼
<軽量耐熱複合材CMC技術>
耐熱性に優れ、金属材料より軽量なセラミック
ス複合材(CMC)の開発
<次世代チタン合金等の創製技術>
複合材の使用率向上に合わせ、従来の鋼材
使用部位に適用できるチタン合金設計・加工
使用部位に適用できるチタン合金設計
加
技術等を獲得(レーザーフォーミング等)
民間企業等
委託
金属材料関連技術開発
炭素繊維複合材成形技術開発
11.6億円(14.6億円)
事業の内容
製造産業局 航空機武器宇宙産業課
03-3501-1692
事業イメージ
事業の概要・目的
炭素繊維複合材の普及による低炭素シフト
○航空機、高速鉄道、自動車等の輸送機械等における
軽くて強い炭素繊維複合材の適用範囲を拡大し、省エネ
ルギー ・低炭素の促進を図るため、先進的な炭素繊維複
合材成形技術の研究開発・実証を行います。
合材成形技術
研究開発 実証を行 ます。
炭素繊維複合材のイメージ
樹脂
○本事業は、6年間を研究開発期間として実施する補助事
業(補助率1/2)です。
炭素繊維
○本事業で開発する炭素繊維複合材成形技術により、航空
機、高速鉄道、自動車等の輸送機器等の燃費を大幅に向
上します(省エネルギー・低炭素)。これら成果の技術普及
により、低炭素社会の実現に貢献します。
り、低炭素社
実現 貢献
す。
炭素繊維複合材の成形イメージ(例:VaRTM法)
バキュームバッグ
樹脂流通媒体
ドライプリフォーム
条件(対象者、対象行為、補助率等)
成形型
樹脂
オーブン(加熱)
国
民間企業等
補助(1/2)
真空
環境適応型小型航空機用エンジン研究開発
7.6億円(5.3億円)
事業の内容
製造産業局 航空機武器宇宙産業課
03-3501-1692
事業イメージ
事業の概要・目的
○既存 ンジンに比 燃費効率(省 ネ 低炭素)、環境適合性(低
○既存エンジンに比べ燃費効率(省エネ/低炭素)、環境適合性(低
騒音/低NOx)、整備性等(低コスト)を抜本的に向上させるために必
要な要素技術を開発し、実証試験等により、小型航空機用エンジン
の全機インテグレーションを目指します。
○平成19年度からは第3期として、第2期(16~18年度)までに開発
○平成19年度からは第3期として
第2期(16 18年度)までに開発
した要素技術の成果を取り入れた小型航空機用エンジンのインテグ
レーション技術(全機開発技術)を開発するとともに、要素技術の高
度化のための技術開発を実施します。
環境適応型エンジンの実現による低炭素シフト
環境適応型
ンシ ンの実現による低炭素シフト
環境対策
・高バイパス比化(省エネ/低炭素)
高バイパス比化(省エネ/低炭素)
・高効率低NOx燃焼器
<要素技術>
① 部品の高負荷対応、② 高バイパス比化(省エネ/低炭素)、高
効率低NOx燃焼器の開発、③ 燃焼制御による高信頼性確保
<全機開発>
全機開発
上記要素技術を統合したインテグレーション技術
燃焼制御等によ
る高信頼性確保
部品の高負
荷対応等
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
NEDO
運営費交付金
民間企業等
補助(1/2)
インテグレーション技術
インテグレ
ション技術
(個別要素技術の統合技術)
製造産業局ファインセラミックス・
ナノテクノロジー・材料戦略室
革新的省エネセラミックス製造技術開発
3.1億円(新規※ )
事業の内容
03-3501-1726
事業イメージ
事業の概要・目的
○セラミックスには、高い断熱性や耐熱性、軽量、等の
特徴があるものの、高温で焼き固めるため、大型化、
特徴があるものの 高温で焼き固めるため 大型化
複雑形状のセラミックス部材の製造に際して、製品の
形成制御等が難しい上、大量のエネルギーを要します。
大きくて精密なセラミックスの製造プロセス
セラミックス
セラミ
クス
ブロック(数センチ)
革 新 的 な 省 エ ネ 接 合 技 術
○このため 小型のセラミックスブロックを多数組みあ
○このため、小型のセラミックスブロックを多数組みあ
わせることで大型部材の製作を可能とする、省エネか
つ形状自由度の高い革新的なセラミックス部材製造技
術を開発する必要があります。
○本事業では、小型設備で生産可能なセラミックスブ
ロックの組合せ・接合による大型部材等の製作を可能
とし、製造工程における省エネ及び製品製造効率向上
に資する革新的なセラミックス部材製造基盤技術(局
所加熱型接合技術等の要素技術)の開発を委託し、省
エネかつ形状自由度の高い革新的なセラミックス製造
基盤技術を基に、各製品特性に合わせた製造プロセス
の実用化開発へ補助をします。
接合剤塗布
セラミックス
ブロックの組立
軸同時加圧
三軸同時加圧
委
託 経
接合部のみ
選択的加熱
製品特性に合わせた製造プロセスの実用化開発
セラミックス構造部材
(大型・複雑)
(数メートル~数十メートル)
補
助
済
産
業
省
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
委託
補助金(1/2)
民間団体等
※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管
○効率的な研究開発の実施のため、プロジェクトリーダー
を中心に、研究機関、企業等との協力体制を構築します。
<期待効果>
1)従来実現できなかった大型・複雑部材の製作が可能。
2)成形、焼成設備が小型化。接合設備が簡素化。
3)革新的な接合技術による省エネ化(必要な箇所にの
みエネルギー投入、接合に要する時間が短い)。
製造産業局ファインセラミックス・
ナノテクノロジー・材料戦略室
マルチセラミックス膜新断熱材料の開発
1.8億円(新規※ )
事業の内容
事業イメージ
事業の概要・目的
熱伝導の三要素
○住宅等における熱損失は壁や窓からによるものが多く、
その断熱性を高めることは省エネルギー対策として重要
な課題です。
○セラミックスを高断熱性、透明性、強度を併せ持つもの
であり、本事業では、構造制御したセラミックスの組み
合わせにより 従来にないより高い断熱性を持った次世
合わせにより、従来にないより高い断熱性を持った次世
代の断熱壁材・窓材の開発を実施します。
○具体的には、以下の研究開発を行います。
①超断熱壁材料に適したナノレベルで細孔制御をした多
孔質セラミックス粒子及び膜の開発
②超断熱窓材料に適したナノ構造セラミックス膜の開発
並びに透明多孔質セラミックスの開発
③壁用及び窓用の超断熱部材を開発するための複合化・
真空化・効率的形状化技術の開発
④粒子の連続生産プロセス技術を確立し、断熱性能、圧
縮強度などが優れた超断熱壁部材の開発
⑤断熱性能、光透過率などが優れた超断熱窓部材の開発
⑥モデルハウスにおける実用化実験 等
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
03-3501-1794
委託
補助(1/2)
民間団体等
※平成23年度よりNEDO交付金事業から国の直執行事業に移管
○効率的な研究開発の実施のため、プロジェクトリーダーを
中心に、研究機関、企業等との協力体制を構築します。
固体
(1)格子振動
気体
(2)対流
真空
(3)輻射
構造制御したセラミックスの組み合わせにより、
構造制御したセラミックスの組み合わせにより
熱伝導の三要素((1)格子振動、(2)対流、
(3)輻射)を抑制する材料の共通基盤技術の開発
⑥モデルハウス
実用化実験
①,②,③:委託事業
④超断熱壁部材
④,⑤,⑥:補助事業
⑤超断熱窓部材
②窓材料
①
壁
材
料
③複合化・真空化・効率的
形状化
地域経済産業グループ
環境調和型水循環技術開発
6.2億円(7.0億円)
産業施設課
03-3501-1677
産業技術環境局
環境指導室
03-3501-4665
03
3501 4665
事業の内容
事業イメージ
事業の概要・目的
事業の目的
○我が国の強みである水処理技術について、更に省エネ性や低環
境負荷性能に優れた膜技術や排水処理技術の強化に向けた要
素技術の開発を行います。
○我が国が有する個々の水処理技術を融合し、国際的に競争力の
ある省水型・環境調和型水資源管理システムとして世界に展
ある省水型
環境調和型水資源管理システムとして世界に展
開していくための体制整備、支援等を推進します。
要素技術の開発
高効率難分解性物質分解技術
難分解性物質含有排水
省エネ型MBR
革新的膜分離技術
排水
排水
低フ ウリング膜
低ファウリング膜
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
NEDO
委託・2/3補助
民間企業等
革新的膜分離技術
透水性を高めるために配向制御された細孔を持つ膜技術開発
省エネ型MBR
膜閉塞しにくい省エネ型膜分離活性汚泥法(MBR)の開発
有用金属回収技術
排水からの有用金属資源等の選択的分離・回収技術の開発
高効率難分解性物質分解技術
オゾン・微生物を用いた難分解性化学物質等の高効率分解・
除去技術の開発
工程液・老化廃液
工程液
老化廃液
(ニッケル、亜鉛等)
リ
サ
イ
ク
ル
選択抽出
Ni
有害陽イオン含有排水
(ニッケル、銅等)
有害陰イオン等含有排水
(フッ素、ほう素等)
高濃度窒素含有排水
高選択性
吸着剤反応槽
固液分離
Zn
処理水
除去
減容化
汚泥
有用金属回収技術
清浄液
高効率難分解性物質分解技術
我が国が強みを有する膜処理や排水処理技
術を強化し、省エネ性等に優れた要素技術を
開発します
開発します。
管理・運営を含めた水問題に対する
トータルソリューションを提供する
水ビジネスの海外展開につなげます。
微生物機能を活用した環境調和型製造基盤技術開発
1.0億円(5.0億円)
事業の内容
○廃水の処理等において、特に大規模な下水処理においては微生物
が活用されていますが、その活動に必要な空気を送り込むために
国内総消費電力の1.9%が消費されています。
○本事業では、従来より廃水等の処理技術において経験的に用いら
れていた微生物群について、それらの構成及び空間配置等を人為
的に制御(デザイン化)することにより、エネルギー効率の高い
バイオ処理技術を開発します
バイオ処理技術を開発します。
○本事業で開発される技術等が普及することにより、大規模な廃水
等処理に必要な大量の電力消費が削減され、二酸化炭素排出量の
削減に寄与すると期待されます
削減に寄与すると期待されます。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
生物化学産業課
03-3501-8625
事業イメージ
事業の概要・目的
交付金
製造産業局
(独)新 ネ ギ
(独)新エネルギー・
産業技術総合開発機構
(NEDO)
微生物群のデザイン化による
高効率型環境バイオ処理技術開発
エネルギー効率の低い廃水等の処理
微生物群集
制御技術開発
構成最適化技術・空間配置構築技術
従来型
微生物群
デザイン化
微生物群
効率悪
効率UP
エネルギー効率の高いバイオ処理技術
委託
民間団体等
微生物活用による
省エネ型プロセスの構築
密閉型植物工場を活用した
遺伝子組換え植物ものづくり実証研究開発
1 0億円(新規)
1.0億円(新規)
事業の内容
製造産業局
生物化学産業課
03-3501-8625
事業イメージ
事業の概要・目的
○遺伝子組換え植物による高効率物質生産技術開発
○本事業では、密閉型遺伝子組換え植物工場において、ワクチ
ン・機能性食品等の高付加価値な有用物質を高効率に生産す
るための基盤技術開発及び実証研究事業を行います。
○これにより、植物機能を活用した安全で生産効率の高い物質
生産技術を迅速に実用化するとともに、物質生産プロセスに
おける二酸化炭素排出量削減に貢献します。
○具体的には、以下の技術開発及び実証を実施します。
○具体的には
以下の技術開発及び実証を実施します
①遺伝子組換え植物に高付加価値物質を高効率に生産させるため
に必要な遺伝子組換え技術等の基盤技術開発
②密閉型遺伝子組換え植物工場における高付加価値物質の製造に
必要な省エネルギー型栽培技術開発
③①~②を踏まえた有用物質生産の実証研究
植物由来でない外来遺伝子
生産量少
コスト高
植物の
生体防御
機構
遺伝子組換え植物
遺伝子組換え技術による
防御機構の解除
生産量増大
コスト低下
○遺伝子組換え植物の品質管理・栽培技術開発
このうち、大学等で行う共通基盤的技術開発を委託事業として、
民間企業が行う実証研究等を補助事業として実施します。
光量・色(波長)・
温度・密度
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
委託 補助
委託・補助
(1/2、2/3)
民間団体等
医薬品原材料の製
造に必要な厳しい
品質管理・栽培技
術の確立
安全かつ安価
なワクチン材
料 機能性食
料・機能性食
品等の生産プ
ロセス技術の
構築
エネルギーITS推進事業
8.8億円(9.0億円)
事業の内容
製造産業局 自動車課
03-3501-1690
事業イメージ
事業の概要・目的
CO2排出量全体の約2割に当たる運輸部門の中で、約9割を占める
自 車
自動車分野においては、燃費改善等自動車単体対策と同時に、同分
費改善等自 車単体 策
時
野の約3分の1を占める交通流対策も重要です。したがって、交通流
対策として、渋滞解消、車両走行制御等を実現する高度道路交通シ
ステム(ITS)の実用化及び普及を促進し、運輸部門の温暖化対策を
進めるため
進めるため、以下の事業を行います。
事業を行 ます
○自動運転・隊列走行
①自動運転・隊列走行の研究開発
高速道路を走行する複数の車両(トラック)の車間距離を接近
さ
させ、後続車両の空気抵抗を減らすことにより、燃料消費及びそ
後続車
空気抵抗を減らす と より 燃料消費及びそ
れに伴うCO2排出量の削減を目指す隊列走行等の技術を開発します。
○CO2削減効果評価方法
②国際的に信頼されるCO2削減効果評価方法の確立
ITS 導入によるCO2削減の効果を正確に評価することができる
ITSの導入によるCO
削減 効果を 確に評価する とが きる
手法・技術を開発するとともに、諸外国と調整を図り、国際的に
共通した効果評価方法を策定します。
インプット
プ
車両数
アウトプット
コンピュータによる
シミュレーション
旅行時間
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交通流
国
NEDO
運営費交付金
委託
民間団体、
大学等
車両速度
・・・
欧米の研究者と
情報交換
燃料使用量
(CO2)の変化
該当ITSの
効果
プローブ情報の集約化・共有化の推進事業
1.7億円(新規)
事業の内容
製造産業局 自動車課
03-3501-1690
事業イメージ
事業の概要・目的
○プローブ情報は、その性格上、収集する量(数)が多ければ多い
ほど、カバーできる範囲の道路が増加するとともに、より実際の
ど
バ
き 範
道路が増 す
も
実際
交通状況(渋滞状況)に近い情報を知ることができるため、実態
に即して渋滞を回避した経路誘導の提供が可能となります。これ
によって、交通流の円滑化が図られ、これまで渋滞中に絶えず行
われ
われていた急発進・急停車、停車中のアイドリングによる無駄な
た急発進 急停車 停車中
ド
グ
る無駄な
燃料消費が削減され、車両から排出されるCO2も削減されます。
○本事業では、各事業者が独自に収集・配信しているプローブ情報
を集約化し共有化する技術を確立した上で、当該技術を用いて集
約化 たプ
約化したプローブ情報を基に交通情報を作成し、実際に走行する
ブ情報を基 交通情報を作成
実際 走行する
車両へ当該交通情報を利用した経路誘導情報の提供を行うととも
に、各事業者が独自に配信する情報を利用した経路誘導との比較
を行い、プローブ情報の集約化・共有化に関する有効性を検証し
ます また 車 ネ ト
ます。また、車のネットワーク化進展により、プローブ情報の利
ク化進展により プ
ブ情報 利
活用には様々な可能性が潜在しており、その一環として、省エ
ネ・CO2削減効果をより高めるため、経路誘導に加え、燃料消費を
抑える運転方法の実践率を向上する支援機能の有効性を確認しま
す
す。
○渋滞情報の充実イメージ
VICS※のみによる渋
※のみによる渋
滞情報の配信道路例
○プローブ情報の集約化・共有化の運用イメージ
プローブセンターA
プロ ブセンタ B
プローブセンターB
プローブセンターC
プローブ情報の
集約化・共有化
相互利用
多目的利用
多目的利用 等
民間団体、
民間企業、大学
委託
VICS+プローブ情報(複数
+プ
ブ情報(複数
社)による渋滞情報の配信
道路例
※VICS:Vehicle Information and Communication System(道路交通
情報通信システム)
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
+プ
ブ情報(
VICS+プローブ情報(1
社)による渋滞情報の配
信道路例
公共ニーズ
(防災等)
環境評価
交通情報提供
最適経路誘導
・・・・・・・
物流効率化
交通センサス
高効率ガスタービン実用化技術開発
17.2億円(30.8億円)
事業の内容
資源エネルギー庁
電力基盤整備課
03-3501-1749
事業イメージ
事業の概要・目的
①1700℃級ガスタービン
○省エネルギ 及びCO2削減の観点から電力産業用高効率ガス
○省エネルギー及びCO
タービンの実用化技術開発を実施します。
○エネルギー資源の有効利用及び地球環境問題に貢献できるととも
に、世界的にも最先端の技術力を有していることから、国際競争
力の面でも 優位性が期待できます
力の面でも、優位性が期待できます。
高性能冷却システム
低熱伝導率遮熱コーティング
超耐熱材料の開発(*)
タービン
タ
ビン
タービン
タ
ビン
圧縮機
圧縮機
高負荷・高性能タービン
高圧力比高性能圧縮機
(*)
文科省担当
①1700℃級ガスタービン
実用化に必要な先端要素技術を適用した各要素モジュールの検証
や試験等を実施し 大容量機(出力25万kW程度(コンバインド
や試験等を実施し、大容量機(出力25万kW程度(コンバインド
出力40万kW))の高効率化(送電端効率56%HHV以上)を
目指します。
②高湿分空気利用ガスタ ビン(AHAT)
②高湿分空気利用ガスタービン(AHAT)
実用化に必要な多缶燃焼器等の開発を行うとともにシステムの信
頼性等の検証を行い、中小容量機(出力10万kW程度)の高効率
化(送電端効率51%HHV以上)を目指します。
※送電端:電力会社の所内消費電力を差し引いた電力
HHV: 高位発熱量基準(Higher Heating Value)
燃焼器
燃焼器
②高湿分空気利用ガスタービン(AHAT)
(AHAT:Advanced Humid Air Turbine)
高湿分燃焼器
燃料
発電機
200℃
タービン
動/静翼冷却 用 120℃
冷却空気
冷却器
290℃
熱交換器
民間企業等
補助(2/3)
高温再生熱交換器
排出ガス
高湿分圧縮機
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
低 NOx 燃焼
システム
高湿分冷却翼
増湿器
水処理装
置
水タン ク
低品位鉱石・難処理鉱石に対応した
革新的製錬プロセス技術の研究開発
資源エネルギー庁
資源
鉱物資源課
03-3501-9918
3.2億円(2.0億円)
事業イメージ
事業の内容
事業の概要・目的
○不要な元素を多く含む低品位鉱石、ハンドリングが難しい
極微細鉱石等の流通量が増加する昨今の状況に対応するた
め これら低品位・難処理鉱石を安定的に処理できる製錬
め、これら低品位・難処理鉱石を安定的に処理できる製錬
技術を確立することで、鉱物資源調達に係る我が国の競争
力を強化するとともに、省エネルギー型製錬プロセスとす
ることで我が国のエネルギー消費量の削減を実現します。
①前処理プロセスの開発
焙焼
低品位・難処理鉱
製錬
条件(対象者、対象行為、補助率等)
国
目的金属
銅,亜鉛,銀,
白金属等
企業・研究機関
JOGMEC
補助(基礎試験:定額(10/10))
実証試験:1/2)
②低エネルギー製錬
プロセスの開発
委託研究・共同研究
副産物
○具体的な技術開発のテーマ
① 難処理鉱石等の選鉱や製錬前処理等による効率的処理技術の開発
② 低品位の精鉱から高効率に有用金属を回収する製錬技術の開発
③ 不要な元素等不純物を分離・安定化する技術の開発
○委託・共同研究先
委託研究先:三井金属鉱業(株)、DOWAメタルマイン(株)
共同研究先:宮崎大学、産業技術総合研究所
環境負荷
物質分
離・
安定化
環境負荷
物質管理
③不純物分離・安定化プロセスの開発
Fly UP