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平成 26 年度 固定資産税について(お知らせ)
平成 26 年度 固定資産税について(お知らせ) 【固定資産税とは】 固定資産税は、毎年 1 月 1 日(賦課期日)に、土地、家屋、償却資産を所有している方が、その固定資産の 所在する市町村に納める税金で、本市の財政を支える基幹税目として、重要な役割を果たしています。 【納税通知書・納付書・課税明細書の様式変更について】 これまで、納税通知書と課税明細書と納付書を一冊綴りで送付しておりましたが、平成 26 年度より、四国 内のゆうちょ銀行(郵便局)、コンビニエンスストアでも固定資産税の納付が行えるように、納付書を単票形 式のものへと変更しました。 また、課税の内容をよりわかりやすく表示するため、納税通知書の様式についても改訂をしましたので、ご 確認ください。 平成25年度(これまでのもの) 平成26年度(改訂) H26年度からの納税通知書・課税明細書 納税通知書1枚 と 納付書4枚 と 課税明細書3枚 計8枚が一冊に綴じられている 土 H26年度からの納付書 第4期 第3期 第2期 第1期 H25年度までの納税通知書・納付書・課税明細書 納税通知書 納付書4枚 (第1期・第2期・第3期・第4期) と 課税明細書 1枚を三つ折りにする 綴じられること無く、1枚1枚が分かれている 地 1.平成 24 年度税制改正に伴う住宅用地の税額の変更等について 一昨年度(平成 24 年度)の国の税制改正により、住宅用地に関する負担調整措置の見直しがなされ、平 成 25 年度は、負担水準が 90%に達した住宅用地については、前年度と同額に税額が据え置かれていまし た。しかし、平成 26 年度からは、負担水準による据え置きの措置が廃止され、住宅用地については、負 担水準が 100%に達していなければ税額が増額となります。 (次頁の図参照) なお、負担水準とは、税額を算出する基礎となる課税標準額が、その土地の評価額に対してどの程度ま で到達しているかを示すもので、納税通知書の中、課税明細書の「土地負担水準(%) 」の欄の「小規模」 または「一般」の欄の数字で確認してください。 また、このしおりの裏面の【課税明細書の見方】の ⑩の部分に該当し、その説明は表中⑩「負担水準」 の欄に記載しています。 2.土地の評価のしくみ 固定資産評価基準に基づき、地目別に定められた評価方法によって評価します。 固定資産税の評価上の地目は、登記簿上の地目にかかわりなく、その年の 1 月 1 日(賦課期日)の現況に より認定しますので、登記簿地目と異なる場合があります。 3.居住用の家屋を滅失した場合の土地の税額について 居住用家屋を取り壊された場合は、住宅用地に対する税負担の軽減措置の適用がなくなるため、税額が おおむね 4~5 倍程度上昇することとなります。 4.土地(宅地等)にかかる固定資産税の負担調整措置について 次の図1・2は、住宅用地に係る負担調整措置の特例を示したもので、平成25年度までは、負担水準が 90%以上の場合は、前年度の課税標準額が据え置きとなっていましたが、平成26年度からは、この据え 置きは、廃止となり負担水準が100%に達するまで、課税標準額は上昇することとなります。 なお、図3のように、非住宅用地に係る課税標準額の据え置きは、従来どおり負担水準が60%から 70%の範囲において適用されます。 住宅用地の特例 平成 25 年度 非住宅用地の特例 ~ 平成 26 年度~ 平成 26 年度~ 図1 図2 住宅用地の負担調整措置 固定資産税評価額 負担水準 図3 住宅用地の負担調整措置 固定資産税評価額 負担水準 非住宅用地の負担調整措置 固定資産税評価額 負担水準 小規模住宅用地の特例に 平成25年度と同様 1/6の評価額 (一般住宅用地は1/3) 100% 特例課税標準額等 100% 前年度課税標準額据え置き 90% 特例課税標準額等 負担水準が100%に達す るまで課税標準額が上昇 負担水準が90%に達す るまで課税標準額が上昇 前年度課税標準額+現年度評 価額× 1/6(一般住宅用地 は1/3)×5% 前年度課税標準額+現年度 評価額× 1/6(一般住宅 用地は1/3)×5% 0% 家 合計金額が評価額の20%を 下回る場合には評価額の 20%が現年度課税標準額 60% 特例課税標準額 前年度課税標準額据え置き 課税標準額の上昇 または 現年度評価額×1/6(一般 住宅用地は1/3)×100% 現年度評価額×1/6(一般 住宅用地は1/3)×90% の少ない方が現年度課税標準額 70% または 20% 課税標準額の引き下げ 評価額×70% 前年度課税標準額+現年度評価額×5% または 現年度評価額×60% の少ない方が現年度課税標準額 20% 20% 0% 合計金額が評価額の20%を 下回る場合には評価額の 20%が現年度課税標準額 の少ない方が現年度課税標準額 0% 合計金額が評価額の20%を 下回る場合には評価額の 20%が現年度課税標準額 屋 1.新 築 家 屋 の 軽 減 措 置 が 終 了 し た 家 屋 に つ い て 一般住宅及び3階建以上の中高層耐火住宅等で、専用及び併用住宅(居住部分の割 合が2分の1以上の住宅)については、一定期間固定資産税が軽減されますが、 軽減 期間 が 終了 し た家 屋 につ いて は 、固定 資 産税 は 本 来の 額 に戻 る ため 税 額が 上が り ます 。 な お 、 軽減 期 間が 終 了した の は 、以 下 に該 当 する家 屋 で す。 ※今年度から、新築軽減が除外された家屋 区 分 新 築 住 宅 の 建 築 年 月 日 ① 一 般 住宅 ( ②以 外 ) 平 成 22 年 1 月 2 日 ~ 平 成 23 年 1 月 1 日 ② 3 階 建以 上 の中 高 層耐火 住 宅 等 平 成 20 年 1 月 2 日 ~ 平 成 21 年 1 月 1 日 2.新 築 家 屋 、 既 存 家 屋 の 評 価 方 法 に つ い て 新 築 家 屋は 、総 務省 が 示す 固 定 資産 評 価基 準 に基づ き 、家屋 の 構 造の 各 部分 に ど のよ うな資材を、どれくらい使用しているかを調査・計算し評価額を算定します。建築 ( 購 入 )価 格 や 収 益 価 格 等 は 、評 価 額 の 算 定 要 件 と は な り ま せ ん 。ま た 既 存 家 屋 につ い ては、前年度の評価額を基準に乗率(工事原価に相当する費用の物価変動の割合)と 経 年 減 点補 正 率等 の 修正を 行 い 、3 年 ごと に 評価額 の 見 直し を 行い ま す。 3.建 築 年 の 古 い 家 屋 の 評 価 額 が 下 が ら な い 要 因 に つ い て 建 築 年 の古 い 家屋 に ついて は 、過去 に 建 築費 の 上昇 が 続 く中 、評 価額 が 据え 置 か れて い た た め、近 年 の建 築 資材 等 の 価格 下 落を 加 味して も 、以前 か ら 据え 置 かれ て い る評 価 額 を 下 回る ま でに は 至らな い た め、 評 価額 が 下がら な い とい っ たこ と があり ま す 。 4.認 定 長 期 優 良 住 宅 に つ い て 「 長 期 優良 住 宅の 普 及の促 進 に 関す る 法律 」に 規定 す る 長期 優 良住 宅 の認定 を 受 けた 住 宅 で 、一 定 基準 を 満たす 新 築 をし た 場合 、 120 ㎡ を 限 度と し て 、 新 たに固 定 資 産税 が 課 税 さ れる こ とと な った年 度 から 5 年 度 分( 3 階建以 上 の 中高 層 耐火 住 宅等は 7 年 度 分) の 固 定 資産 税 が 2 分 の 1 減 額 さ れ ます 。( ※新築 住 宅 に関 す る減 額 措置と 重 複 して 減 額 を 受 け るこ と はで き ません 。) 5.各 種 減 額 制 度 ( 家 屋 ) に つ い て 住 宅 の 耐震 改 修、バリ アフ リ ー 改修 、省 エ ネ改 修に 伴 う 工事 を 行っ た 場合、そ れぞ れ の 一 定 の要 件 を満 た した家 屋 に つい て 、固定 資 産税 額 が 減額 さ れる こ とがあ り ま す 。 (バ リ ア フ リ ー 改 修 と 省 エ ネ 改 修 の 重 複 適 用 以 外 の 重 複 適 用 は あ り ま せ ん 。) い ず れ も 申 告 が 必 要 とな り ます の で 、詳 し い 内容 に つい て は 、資 産 税 課家 屋 担当 ま で お問 い 合 わせ く ださい。 土地・家屋共通 【課税明細書の見方】 区 分 所在地 家屋番号 分離又は外筆数 課税地積又は 床面積(㎡) 評価額 (円) 課税標準額(円) 相当税額(円) 登記地目又は 家屋種類 課税地目又は 家屋構造 特例課税標準 額等(円) 土地前年度課 税標準額(円) 軽減税額等(円) ① ① ② ② 区 分 課税地積又は床 面積(㎡) ③ 課税地目又は家 屋構造 ④ 評価額 (円) ⑤ 特例課税標準額 等(円) ⑥ ⑦ 課税標準額(円) 土地前年度課税 標準額(円) ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 土地負担水準(%) 小規模 ⑨ ⑩ 一般 非住宅 共用土地 ⑪ 住宅用地の特 例又は新築住 宅等の軽減 ⑫ 土地・家屋の種類を表示しています。 土地の場合「課税地積」、家屋の場合「床面積」を表示。課税地積は、土地の課税する地積を表示 しています。床面積は、家屋の延床面積を表示しています。 土地の場合「課税地目」、家屋の場合「家屋構造」を表示。課税地目は、1 月1日(賦課期日)現在 の現況地目を表示していますので、登記地目とは異なる場合があります。家屋構造は、建物の主た る構造を表示しています。 土地・家屋の価格(評価額)を表示しています。 土地の場合、住宅用地は評価額を 200 ㎡まで(小規模住宅用地)は 1/6、200 ㎡を超える部分(一般 住宅用地)は 1/3 にした合計額を表示しています。非住宅用地は評価額を7割にした額を表示して います。家屋の場合、地方税法に定める課税標準額の特例を適用している場合に、特例により減額 となる課税標準額を表示しています。 課税標準額は、税額を算出するための価格を表示しています。 前年度の土地の課税標準額を表示しています。 ⑧ 相当税額(円) ⑨ 軽減税額等(円) ⑩ 土地負担水準 (%) ⑪ 共用土地 ⑫ 住宅用地の特例 又は新築住宅等 の軽減 相当税額は、課税標準額に税率(1.4%)を乗じたものに、軽減税額等を差し引いた額を表示し ています。ただし、1円未満は切り捨てます。税額の合計は差引納付年税額とは異なります。 軽減税額等を表示しています。 課税標準額が評価額に対してどの程度の割合まで到達しているか示したものです。負担水準 = 平 成 25 年度課税標準額 ÷ 平成 26 年度評価額【×住宅用地特例率(1/6 又は 1/3)】負担水準が非住 宅用地は 60%(図3参照)、住宅用地は 100%(図2参照)、その他(田・畑・山林) は 100%に達す るまで税額は上がります。住宅用地以外の場合は非住宅の欄に負担水準が表示されます。 敷地権が設定されている土地や区分所有の土地について、共用土地と表示しています。 土地の場合、「住宅用地の特例該当です」、「非住宅用地の特例該当です」と表示します。「住宅 用地」とは、人が住める居宅部分が建物全体の 1/4 以上を占める土地を言います。「非住宅用地」 は宅地であっても住宅が建っていない更地の状態や店舗等の居宅以外が建っている土地などで、1 月1日(賦課期日)現在、住宅建築中の土地も非住宅用地に該当します。家屋の場合、新築住宅等 に対する税の軽減などの適用状況を表示します。 【年度途中で土地建物の売買があった場合の固定資産税の取り扱いについて】 (例) H26.3.1(売買) H26.1.1 A さん所有(~H26.3.1) H27.1.1 B さん所有(H26.3.1~) 賦課期日 賦課期日 固定資産税は、その年の 1 月 1 日(賦課期日)現在の所有者に課税されます。上記のように A さんから B さ んへ売買された場合、仮に平成 26 年 3 月 1 日に所有権移転が完了しても、平成 26 年 1 月 1 日時点においては A さんが所有者であるため、平成 26 年度の納税義務者は A さんとなります。 このような場合の支払方法については、売買契約書等によって取り決めることが広く行われているようです。 縦覧制度について 納税者の方が、自己の評価額の適性さを判断していただく目的で、他の資産との比較ができるようになって います。 (ただし、縦覧期間中に限ります。 )平成 26 年度の縦覧期間は 4 月 1 日から 4 月 30 日の 8:30~17:00 (土日、祝祭日は除く)までです。場所は松山市役所本館 2 階資産税課にて行います。 東日本大震災及び同震災における原子力発電所の事故により被災された方へ 上記の災害により、被災地で所有されていた家屋・土地・償却資産が、滅失・損壊等の被害を受け、それに 代わる家屋・土地・償却資産を松山市で新たに取得された方は、固定資産税が減額される特例の適用対象とな る場合がありますので、該当される方は資産税課までお問い合わせください。 固定資産税関係の届出について ○土地や家屋に下記のような変更が生じた場合、恐れ入りますが資産税課にご連絡ください。 家屋を取り壊した / 事務所・店舗等を居住用に変更した /農地を宅地、駐車場、資材置場等に使用して いる / 売買及び相続等により未登記家屋(法務局で登記されていない家屋)の所有者が変更になった等 ※その他不明な点がありましたら、資産税課までお問い合わせください。 松山市ホームページ( http://www.city.matsuyama.ehime.jp/ )でもご覧いただけます。 【土地担当】☎948-6314・6315・6317 【家屋担当】☎948-6319~6323・6310 【償却資産】☎948-6309・6311 ( 市外局番は089 ) ◎お支払に関することは納税課 ☎948-6837、口座振替に関することは ☎948-6270まで