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「教員紹介特集」「定期学生総会」
平成22年 7 月15日 MG ライフ 148 号 5 中高のページ 武蔵野の歴史に想いを馳せて 同慶節 5 月 20 日(木)、第一体育館で同 慶節・永年勤続者表彰式が行われ た。同慶節は、今から約 800 年前、 深い人間愛に燃えて人間とは一体ど ういうものか、どのようにしたら真 実の生き方ができるのかを真剣に考 え、私たちにそれを説いた親鸞聖人 のお生まれになった日で、大正 13 年に本学院が創立された記念日でも ある5月 21 日を同時に慶ぶもので ある。本学院の宗教行事の中でも中 1から高3までの全校生徒が一堂に 会する大きな行事だ。本学院は今年 で創立 86 周年であり、あと 14 年で 100 周年を迎える。 式典は讃歌同慶節の歌に続いて、 聖歌隊の合唱による仏前荘厳、そし て三帰依文、読経と厳かな雰囲気の 中滞りなく進められていった。 「創立当時から今まで、多くの先 輩方や先生方から受け継がれた仏教 の教えを、私たちも次の世代に受け 継いでいかなければならない。そし て、ここに皆がいるということは当 たり前のことではなく並々ならぬ ご縁があってのことで、親鸞聖人 の “今日この日に、喜び、感謝しよ う” という言葉を胸に、日々精進し て欲しい」という田中教照学院長の 式辞の後、永年勤続者表彰式が行わ れた。(表彰者一覧は 2 面を参照。) 続いて、本学名誉教授の松村武夫 先生に『小さな歴史(個人の歴史) と大きな歴史(社会の歴史)』と題 した講話をしていただいた。松村先 生は、以前、立川高校にお勤めの時 の同僚に本校の卒業生がいたことな どから、ご自身と本学との縁につい て語られた。その後、本学院創立 者である高楠順次郎博士が 8 人いた 子どものうち 7 人を亡くしているこ と、ご自身も 6 人兄弟のうち 3 人を 亡くしていることを語られ、ご自身 と高楠博士との共通点に想いを馳せ ていた。また、学院創立後に子ども を亡くし、そんな辛い中でも女子教 育に熱心に取り組んだ高楠博士を称 えられた。さらに、博士を始め、本 学院にかかわった人々によって今の 武蔵野女子学院があると語られた。 生徒達は、普段聞くことのできない 先生の講話に、静かに、興味深く耳 を傾けていた。 私達はこの日常を当たり前のもの と思って過ごしてしまいがちであ る。しかし、考えてみれば、私達が 毎日学校に通い、友人達と共に学ん でいるということも決して当たり前 のことではなく、様々な人々の支え の上に成り立っているものである。 普段そのような事を考えることのな い私たちであるが、この講話を機に 武蔵野の歴史に想いを馳せてみるの も悪くないだろう。 (木村麻衣子・政経②) (八木智宏・政経②) 親鸞聖人坐像を前に献香を行う生徒 高楠博士について生徒たちに語る松村武夫先生 乙女たちの真剣勝負! 中高球技大会 中学 チーム別順位 中1 ポートボール 中2 ドッジボール 中3 バスケットボール 優勝 青 A 優勝 青 B 優勝 青 A 準優勝 白 B 準優勝 紫 C 準優勝 白 A 高校 チーム別順位 ハンドボールでゴールを決め喜ぶ生徒たち 5 月 10 日(月)、中学校・高等学校にて球技大 会が行われた。 種目は中 1 がポートボール、中 2 と高 1 がドッ ジボール、中 3 と高 3 がバスケットボール、高 2 がハンドボール。新しい学年になって始めてのク ラス対抗のイベントとあって、どのクラスもやる 気に満ちていてとても活気があった。各種目の選 手たちは懸命にコートを走り回り、応援する生 徒も選手が活躍するたびに大声で仲間に声援を 送っていた。 球技大会では運動が得意かどうかに関わらず、 チームが一丸となって競技や応援をしており、 生徒たちの団結力を見ることができた。 結果は右表の通り。 (高橋雄大・政経③) ☆夏休みは目前!気を抜かずに頑張りましょう 高1 ドッジボール 高2 ハンドボール 高3 バスケットボール 1 位 緑 B 1位 青 A 1位 白 A 2位 青 A 2位 紅 C 2位 緑 A 3位 白 C 3位 白 A 3位 黄 A 6 MG ライフ 148 号 特集:教員紹介 平成22年 7 月15日 大学 がな ふり 氏名 こ ひろ き すず 子 講師 学科 護 看 学部 護学 か? りま 看護 地域看 学 した はあ 師 大 : きで いで 看 護 野 野 好 嫌 ・ 強は 武蔵 専門分 強は 健 師 保 .勉 、勉 浩 木 鈴 で 後、 。 好き 出 た のが 校を ました む 高 し 読 ? 。 を 本を した 勉強 たか で る でし 弟 せん をと ども こで 子 っ ん 資格 な ご や の ん ダー する はど な ライ たり 先生 どん 仮面 カ し 1. 、 ン た、 で ケ ま 女 と か。 の長 の子 です 。 。 兄弟 、男 は誰 すか 三人 たり でした 人 っ る も いま けら と戦 子ど てい して 、 しつ な 敬し 尊敬 しく ですが 尊 ちゃ を 厳 4. ころ く、 たよう が精神 と な では しかっ げた所 。 す。 だけ あ 貧 母で しい の家は を育て います い。 祖 さ さ て だ 族 母 や し く 家 祖 て 男の ただ た。 かり り尊敬 し 教え っ きた で れま もし ろであ いて して たの つ 校 っ に た れで とこ 転 だ 恋 れ そ に い 子 初 強 の時 会の に惹か 3. 的に 所 らい 。都 と 生ぐ した が違う いこ 年 りま 囲気 えた 校4 な 伝 だと 雰 学 に り 小 生に 素直 と 好き した の学 んな こ う 子を を話 す。 部 み い 学 語 ま す。 生が し て 看護 標準 思い く いま い は学 と 6. たの な で 良 いと思 も な のだ い で 、 し 驚 ん 晴ら る も の っくり きて 。み 。 こに と で す ろが素 出 来 すか 、じ す。 こ で り に こ こ ぐ と な時 っく 思いま っ い う いる にす 、ゆ どん と とべ って そ ん な いので 欲しい 時は 子供 に厳 思 な で う 長 は せ て の よ ら 幸 っ 長 肌 か い 成 りな 母の ると 一番 これ して い さか 。祖 5. し、 成長 愛い です されて く 可 せ 大き 歳で が幸 が、愛 ん が3 る時 子供 てい いませ 。 し て たり でき いです は し しく て欲 じ で感 2 役職 ふり 氏名 がな みや かわ た 宮川 けお ふりがな 役職 1. 先生 はど 武蔵 野大 郎 初恋 氏名 学文 学部 日本 語・日 専門 分野 本文 :児 学科 童文 教授 学 んな 子ど もで した 一人 か? 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ぶのが て犬に 大好き 2.勉 噛 まれ で、下 強は好 らなか た 校 きでし ったり り、夕方真 時に寄り たか? 道をし でバッ ……よ っ暗に タをと く怒ら なって 小 学 校低学 の子ど ったり れまし も帰 もは時 年の頃 、 た も母に 間があ 崖滑りをし 。原っぱ は勉 「 ったな た ている 勉強より外 強が大好 あと思 りと、昔 きでし う で います た と に 気 ち に次 第 に 遊 び な さ い」と 。で 。 が 遊 言われ でなか つきました びの方が お なか勉 。 も したが 3.初 強 で き 中学からは し ろ い こ 、 恋につ ま 部活に で勉強 教員になり せん(し いて教 夢中 ませ しなく た えてく てはと いという夢 ん?)で ださい 常に思 保育園 。 があっ っては 年 た くれた 長の時、ハ いまし の 4.先 男の子 た。 ンカチ 生にな 。ハン をプレ った理 カチに ゼント 由は何 目がく して ですか らみま 中 。 学 した。 生の時 に所 属 部の顧 してい 問の先 たバス 自分自 生の影 ケット 身 響 ボ ので、 が 部活 で 学 が 大 き い と思い ール ぜひ そ ぶこと ます。 と思い れを伝 が大変 ました えられ 大 5.学 。 る教員 きかった 生時代 になり に影響 たい を受け た人 大学バ ス 優勝チ ケ部の一つ 6.生 ー 上 徒・学 した。 ムでキャプ の先輩に 生にお インタ さまざ テンを すすめ ーハイ 言葉に まな苦 つとめ の本は は重み 労を乗 た 人が 『星の ありま た私の があり り越え いま 王子様 すか。 考えを 、それ てきた 「あ ん 』 大きく まで当 人の た が、 変えて 然とし あんた せつに くれま て のバラ した。 き に、 思ってるの の花を ひま はね とても 目 に 見 つぶ し し た 、 そ の バ ラの花 た い えない からだ のた り返し 』と王 」「『肝 ま 子 心なこ め ろんな した」大人 様は忘れ とは ない 言葉が に 胸にし なってから ように繰 みます 読むと 。 、い 高校 る園児たちに、 いですか? 武蔵野 1.先 幼稚園 勉強も出来て、 まさ 中学 役職 き い組(年長さん)担任 さい。 さとう 昌恵 子 で、昼寝をする も)でした。 な 佐藤 うこ たか? MG ライフ 148 号 7 特集:教員紹介 2.勉強は好きでしたか? 自分の興味がないことは好きではありません でした。 4.今までやってしまったいたずらはなんで すか? 虫などをつかまえて、そのままにしてしまい ました。 世話もせず…逃がしもせず……。 6.園児へのおすすめの絵本は何ですか? う気持ちを育て 『さくらのさくひ』 り組む楽しさを (作:矢 崎 節 夫 絵:福 原 ゆ き お フ レ ー ベル館、2002 年) を知ることが出来ました がな ふり 氏名 お なが しげ 重輝 任 組担 年白 2 学校 ? っ 高等 宗教 院 たか なか : 学 科 でし では を読 子 き き 教 本 野女 担当 は好 ど好 や、 勉強 れほ こと 武蔵 長尾 2. そ る ると を知 われ 何か 言 、 と が 」 役職 す 強 た。 か? 「勉 す。で でし した き もで いま たで は好 ど 思 と 子 と ま むこ んな った あり はど もだ ろも 生 ま ど こ 先 あり な子 いと 1. とは 旺盛 っぽ こ 心 き いる 好奇 に飽 って 、 期は 同時 ハマ すが 幼 少 れと に そ 的 ので スに 。 人 た す っ テニ 、個 。 なか 硬式 現在 した 験も に、 4. か? 経 け す たく っか 。 す まっ をき まで たの ていま 。 れ い っ っ こ さ な 思 と と くだ 顧問 うか えて まろ て教 は い 。 につ ます た。 ? 初恋 思い でし すか 3. たと い人 っ い りま だ わ あ は ころ のか など て 生の 笑顔 宝物 なっ 中学 い、 る よ い 何か の て は 頭 にし もの 大切 まう 。 6. てし ます い 泣 思い たら だと なっ 家族 く ? 、 無 すか ると いま らっ 考え どは ても な し 師 く の恩 虎 によ 先生 った の方 . く 5 もら 一乗 多 て に 川 え 当 小 す。 、本 いま 教を教 なった いる可 て 宗 まで じて に これ を感 高校で お世話 になっ す。 せ 話 、 ま で 幸 世 も い 学 て てお して 中 で 、大 その 先生 わたっ に感謝 正 に 当 祐 私 本 頭 、公 には 先生 先生 文 豊 藤 8 MG ライフ 148 号 平成 22 年度 定期学生総会を開催 論議 る す 白熱 平成22年 7 月15日 大学のページ 各議題で質問・意見 有明キャンパスへの熱い思いを共有 する理由はなぜか」などの質問や意 5 月 25 日(火)、3 ~ 4 限の時間を 見が出た。 使い、本学雪頂講堂において、平成 22 年度定期学生総会が開催された。 そして今回一番大きな議題となっ たのは、やはり新キャンパス開設に 同総会は毎年この時期に開かれ、学 ついてだった。新キャンパスは、平 友会の年間活動や予算報告、承認決 成 24 年度に臨海副都心の有明地区 議、また、学生の意見交換などが行 に開設され、最寄り駅は、ゆりかも われる重要な場である。「3 月に有 め「国際展示場正門」駅またはりん 明キャンパスの起工式が行われ、つ かい線「国際展示場」駅で、武蔵野 いに工事が始まった。2 年後には 2 キャンパスからおよそ 1 時間程度、 つのキャンパスで学んでいくという 片道 700 ~ 800 円程度かかる。大き 武蔵野大学の歴史の中でも大きな変 さは 1 万 3012 平方メートルで松芝園 化を迎える。この変革期に柔軟な対 グラウンドと同じぐらいである。ま 応をしていくために、伝統を守りな た、昨年度から入学した学生の一部 がらも新たなことにチャレンジした が新キャンパスへの移転の対象にな り、行動を起こしたりすること、そ ることもあり、これまで以上に質問 して多くの人との縁を大切にしたい や要望が集まる貴重な会になった。 と考えている」と話した学友会会 長、湯本成実さんの所信表明に始ま 「学科が移動した後のクラブ活動に ついてはどうなるのか」 「運動でき り、平成 22 年度学友会執行部役員・ るスペースはあるのか」などのクラ 摩耶祭実行委員会役員・各委員会役 ブ活動についての質問の他に、「開 員の紹介、平成 21 年度学友会年間 示できる情報はすべて開示してほし 活動報告、平成 21 年度学友会決算 い」 「なぜ 2 年次から移動するのか」 報告及び監査報告承認決議、平成 22 年度学友会年間活動計画案承認 「署名を集めて意見を交換できる場 を設けて欲しい」 「有明キャンパス 決議、クラブ部昇格・休部及び解散 の情報量が少ない」 「情報を開示し 報告、平成 22 年度学友会予算案承 てくれないならこの時間は無駄では 認決議、武蔵野大学学友会会則改正 ないか」などの質問や意見が出た。 案承認決議、有明キャンパスに関す そしてこれらの質問・意見に対 る現状報告及び意見収集などが議題 し、湯本会長が「学友会執行部とし に上がった。 ても、新キャンパスについてはまだ 平成 22 年度予算についての決議 大学側から情報が開示されていない の中では、「なぜクラブ運営費が増 ので、今回出た質問や要望は大学側 額したのか」 「前年度の予算は何故 いつもこんなに余ってしまうのか」 にしっかりと伝えたい」と回答して 平成 22 年度定期学生総会は終了し 「摩耶祭のパンフレットの印刷製本 た。 費は何故安く済んだのか、また何部 (畑 弥生・政経①) 余ったのか」 「行事費は昨年余った (内川沙紀・政経①) のになぜ今年は増額したのか」 「摩 (田中大介・日文①) 耶祭実行委員会の繰越金が毎年発生 貴重な総会に誰もが真剣な表情です 所信表明を行う平成 22 年度学友会会長の湯本成実さん(人間関係学科・3年) 未来に羽ばたけ! 看護学部第3回発願式 誓いの言葉を述べる学生代表の櫻井美樹さん 5 月 20 日(木)、本学雪頂講堂に て看護学部の発願(ほつがん)式が 挙行された。 この発願式は、臨地実習を前にし た 3 年生 102 名が、看護師としての 道を歩む志を新たにするための行事 である。 式では、3 年生一人ひとりの名前 を読み上げた後、講堂の照明が落と され、壇上で 12 人の代表が小さな ろうそくに火を灯す「戴灯」が行わ れた。「戴灯」とは、ナイチンゲー ルがクリミア戦争の際に、ランプを 持って負傷兵たちを看護したことに 由来し、その看護の精神を受け継ぐ ためのものであり、厳粛で感動的な 儀式だった。学生はナイチンゲー ルの “看護の心” に思いを馳せなが ☆一人ひとりが協力してより良いキャンパスを作ろう ら、小さなキャンドルの灯りを手 に、命の尊さについて今一度深く見 つめ直しているようだった。 また誓いの言葉では、学生代表の 櫻井美樹さんが決意を述べ、日々勉 学に励むことを誓った。そして最後 に、宮里和子学部長より 3 年生全員 にピンバッジが授与され、式は終了 した。 これからの臨地実習、そして国家 試験と看護師への道は険しいが、看 護学部の学生は今回の発願式で誓っ た志、そしてナイチンゲールから受 け継いだ “看護の心” を忘れること なく今後も頑張って欲しい。 (高橋雄大・政経③) (斎木英恵・日文②) (田中大介・日文①)