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平成28年度資源集団回収マニュアル (PDF 1.5MB)
東久留米市では、ごみの減量・資源化を市民と一体となって取り組んでいくため、昭和 54年から資源回収報奨金制度を実施しています。 資源集団回収によってもたらされる効果として、資源の保全やごみの減量、それに伴う ごみ処理経費の節減などが挙げられます。 また、団体にとっては報奨金による活動の安定化、地域の皆様のコミュニケーションを 深めるなどのメリットがあります。 ごみは毎日の生活に関係するとても身近な問題です。地球環境への負荷を低減するため にも、資源を有効に活用し、物を大切に使う意識改革が求められています。「混ぜればご み 分ければ資源」の言葉どおり、私たちの心がけ次第で状況を大きく変化させることが 出来ます。資源の有効活用と地球環境保護のため、地域で協力し合いより多くの資源を回 収していただくことが重要です。 この「資源集団回収マニュアル」は、これから資源集団回収を始めようとされている皆 様に、制度について知っていただくために作成したものです。 目 次 1.資源集団回収とは ・・・・・・・・・・・・ 2.資源集団回収のメリット ・・・・・・・・・ 3.資源集団回収を始めるには ・・・・・・・・ 4.資源集団回収の流れ ・・・・・・・・・・・ 5.資源集団回収対象品目 ・・・・・・・・・・ 6.資源集団回収業者一覧表 ・・・・・・・・・ 7.資源集団回収報奨金制度 ・・・・・・・・・ 8.資源回収報奨金交付申請書の記入方法 ・・・ 1 1 2 3 4 5 6 7 資料 東久留米市の資源集団回収事業実績 ・・・・・ 資源回収報奨金交付要綱 ・・・・・・・・・・ 8 9 1.資源集団回収とは 資源集団回収とは町会や自治会、マンションの管理組合、PTAなど東久留米市民の皆 様が作る団体が回収の日時を決めて、家庭から出る資源、主に紙類等(新聞・雑がみ・段 ボール・紙パック)・金属類(アルミ缶)・布類(古布など)を持ち寄り、資源回収業者 に引き渡す自主的なリサイクル活動のことです。 家庭から出るごみの中には、再利用できる大切な資源(新聞・雑がみ・段ボール・紙パ ック・アルミ缶・古布など)が含まれています。これをごみとして捨ててしまうことは、 限りある資源の無駄使いであるだけでなく、地球環境にも悪影響を及ぼしています。ごみ をごみで終わらせないためにも、不用になったものや使い古したものを回収し、再び資源 として利用することが大切です。 地域の皆様が協力し合って資源集団回収を行うことは、ごみの減量や資源の保全につな がるだけでなく、地域のコミュニティづくりにも役立てられています。 2.資源集団回収のメリット 再生可能な資源の回収は、ごみの減量はもとよ り、森林など地球環境を守るという大きな効果が あります。およそ古紙1トンのリサイクルで、直 径14cm、高さ8mの木を20本分節約できます。 また、1リットルの紙パック1枚をリサイクル すると、CO₂(二酸化炭素)排出量23.4gが削 減できるといわれています。これはエアコンを約 1時間運転した時のCO₂排出量とほぼ同じ量で す。 1 3.資源集団回収を始めるには 回収の目的を決める 資源集団回収の目的や収益金の使い道を十分に話し合いましょう。 回 収 方 法 に つ い て の 話 し 合 い 役割分担を決める 役割分担を決めましょう。 回収日時を決める 月1回定期的に実施すると効果的です。 例:毎月△日とか第△○曜日など ※行政回収の日程・場所と重ならないようにしましょう。日程や集める場所が 行政回収と重なると、誤って行政回収として回収されてしまう恐れがあります。 回収品目を決める 業者によって回収品目が異なります。5ページの業者一覧を参考に直接 ご確認ください。 資源物の出し方を決める 市の基準と一緒ですので「ごみと資源物の出し方」を参考にしてください。 集める場所を決める 通行を妨げない等、迷惑のかからない所にしましょう。 ※行政回収の日程・場所と重ならないようにしましょう。日程や集める場所が 行政回収と重なると、誤って行政回収として回収されてしまう恐れがあります。 回 収 日 ま で に 準 備 す る こ と 回収業者の選定 5ページの業者一覧表を参考に選びましょう。 心当たりがないときは市役所に相談しましょう。 回収業者との打ち合わせ 必ず業者と回収品目・日時・場所・方法等を事前に相談しましょう。 回収日時、場所の周知 必ず事前に各会員に知らせておきましょう。年度当初に年間スケジュール を知らせると効果的です。※掲示板、回覧板などを利用しましょう。 2 家庭からの排出 回収品目・時間・場所を守るようにしましょう。 集める場所の明示 回 収 当 日 の な が れ のぼり旗や看板などの目印を立てると効果的です。 盗難防止の工夫 ※資源物の抜き取りにはご注意ください。 シートを掛けたり、見張りをするなど工夫しましょう。 引渡しの立ち会い 回収業者にまかせるだけでなく計量に立ち会うようにしましょう。 集める場所の清掃 回収後、集める場所を清掃しましょう。 【注意】 商店や会社などの事業者から出された事業系資源は資源集団回収報奨金の対象となりません。 4.資源集団回収の流れ(フロー図) 報奨金の支払い 資源集団回収を行なう団体 (自治会、マンション管理組 合、PTAなど) 回収量の報告 資源の引渡し 回収業者 東久留米市 資源集団回収報奨 金の申請手続き 契 約 3 5.資源集団回収対象品目 ○紙類としてだせるもの(基本的には市の基準と一緒です) 雑がみ(ダンボール・新聞・チラシ以外) 雑がみ にだせるもの 雑がみ ○古布類として出せるもの ※雨などで濡れてしまうとリサイクルできなくなります。 (タオル、シーツなど。ボタンやファスナーはつけたままで出せます) 袋に入れる 布 類 ○金属類として出せるもの(ジュース缶、ビール缶など) 袋に入れる 4 アルミ缶 6.資源集団回収業者一覧表 東久留米市内の資源集団回収は、下の表の業者が行います。どの業者がよいか分からな い場合は、東多摩再資源化事業協同組合(電話042-395-9788)へご相談くだ さい。回収日や種類などの条件をお伺いし、適切な業者を紹介します。もちろん、直接下 の表の業者に連絡いただいても結構です。 再生資源取扱業者一覧 業 者 名 住 所 電 話 番 号 株式会社 藤本チェーン 東久留米市前沢5-2-13 042-471-1918 小畑商店株式会社 清瀬市竹丘2-31-18 042-491-2844 株式会社 三栄サービス 東村山市久米川町1-16-5 042-391-5498 奥山商店株式会社 小平市花小金井3-13-1 042-461-0715 有限会社 土井商店 小平市花小金井4-28-3 042-452-5330 株式会社 高岡 杉並区阿佐ヶ谷北4-28-15 03-3337-6400 有限会社 岩本商事 埼玉県新座市堀ノ内3-7-32 048-481-3838 こんぺいとう 清瀬市中里2-1594 042-493-0434 遠藤紙業 東久留米市野火止2-19-3-104 042-472-1088 東洋資源 小平市小川東町1-31-7コーポ武蔵野201 042-347-6519 関越紙業株式会社 埼玉県新座市大和田4-11-6 048-479-9201 株式会社 新井商店 埼玉県新座市中野1-1-32 048-479-9311 山内商店 埼玉県富士見市諏訪1-6-13 090-802-6369 リサイクルオニキス東所沢 埼玉県所沢市東所沢和田1-10-1 04-2945-1216 葛西商店 埼玉県新座市片山1-21-32 048-482-5940 株式会社 須賀 西多摩郡瑞穂町大字高根650 042-568-1561 有限会社 山下商事 八幡町2-11-53 042-473-3761 ※業者によって、取り扱う回収品目が異なります。業者に直接ご確認ください。 5 7.資源集団回収報奨金制度 東久留米市ではごみ減量の推進を図ることを目的に、毎年8月と2月に資源回収報奨金 の交付申請の受付を行っています。この申請をすると、回収量に応じた報奨金の交付を受 けることができます。 お問い合わせは、環境安全部ごみ対策課(TEL042-473-2117)までお願いします。 【対象団体】 東久留米市内の地域住民で組織している子供会、PTA、自治会、老人クラブ、マンシ ョンの管理組合など、営利を目的としない団体。 【団体に対する支援】 回収量に応じた報奨金(1kgにつき9円)をお支払いします(平成28年4月現在)。 お支払いは年2回(9月末・3月末)口座に振り込みます。 【申請手続】 ◆集団回収を実施したときは資源集団回収実施報告書を、資源物を回収した業者に記入 してもらってください。なお、記入内容及び業者の署名押印はその場で確認してくだ さい。 ◆資源集団回収実績報告書は、各団体の責任者が管理し、報奨金交付申請期間まで保管 してください。 ◆報奨金の申請は、東久留米市資源回収報奨金交付申請書(兼請求書)と資源集団回収 実施報告書を市へ提出します。報奨金の交付は、提出期間の翌月末頃各団体の希望す る金融機関の口座に振り込みます。 【事前に準備する書類等は】 (1)資源回収を行う目的等を記した規約、会則など (2)会員及び役員名簿 (3)銀行・郵貯口座通帳 (4)代表者の印鑑 【その他】 ◆報奨金の対象となるものは、家庭から回収したもののみ です。会社や事務所から回収したものは、報奨金の対象 となりません。 ◆資源集団回収に出したものが持ち去られ、他の地域に不 法投棄されていた事例がありましたので、集めた資源物 は団体が責任をもって管理してください。 ◆実施方法や役割分担等は、団体の中でよく話し合い、 協力して活動してください。 6 8.資源回収報奨金交付申請書の記入方法 申請日を記入し てください。 様式第1号(第5関係) 東久留米市長 代表者の住所を記 入してください。 様 平成●●年 ●月●日 代表者の印鑑を 押してください。 東久留米市 (代表、会長、理 住 所 八幡町2-10-10 事長など) 申請者 肩書きを忘れずに記 入してください。 団体名 ●●自治会 代表者 会長 東久留米 太郎 紙類は、新聞・雑が 電 話 473-2117 み・ダンボール・紙 同じ印鑑を押し パックの合計数量を 資源回収報奨金交付申請書(兼請求書) てください。 記入してください。 印 印 ○ 平成○○年度資源回収報奨金の交付を受けたいので、資源回収報奨金交付要綱第5の (代表、会長、理事 規定に基づき、次のとおり申請します。 長など) 交付申請額 8,100円( 実 施 月 日 回 紙類 9円× 900㎏) 収 内 容 布類 金属類 その他 2/10 100㎏ 40㎏ 5.5㎏ 5㎏ 3/11 100㎏ 40㎏ 5㎏ 5㎏ 4/12 100㎏ 40㎏ 5㎏ 5㎏ 5/13 100㎏ 40.5㎏ 5㎏ 5㎏ 6/14 100.5㎏ 40㎏ 5㎏ 5㎏ 7/31 100㎏ 40㎏ 5㎏ 5㎏ / / 回 収 量 600.5㎏ 240.5㎏ 30.5㎏ 30㎏ 申 請 量 600㎏ 240㎏ 30㎏ 30㎏ ※申請量については、小数点以下は切捨てとなります。 (カタカナで記入)●●ジチカイ 口座名義人住所 東久留米市八幡町2-10-10 銀 名 ●●銀行 支 号 ●●●●● 種 口 行 座 番 店 名 900㎏ ●●支店 別 請求金額 ※修正液は使用しないでください。 7 申請量は全て 口座登録の住所です (通帳に書いていない ことがあるので、確認 してください)。 (報奨金振込先) 口 座 名 義 人 捨 印計 を必ず押 してください。 小数点以下切 り捨てになり ます。 月内の回収が複数回ある場合、月の最後 の回収日にまとめて記入してください (例:7月の回収日が 1・20・31 日) / 印 ○ 普 ・ 当 8,100円 資料1 東久留米市の資源集団回収事業実績 ○報奨金交付状況 実績 団体数 回収量【kg】 1kg あたりの 報奨金額【円】 21年度 151 3,978,619.5 22年度 143 3,874,148.0 23年度 142 3,684,887.5 36,848,875 24年度 140 3,577,925.0 32,201,325 25年度 152 3,495,363.0 26年度 151 3,377,203.0 27年度 152 3,115,464.0 報奨金交付額【円】 39,786,195 10 9 38,741,480 31,458,267 30,394,827 28,039,176 ○品目別回収量 紙類【kg】 布類【kg】 金属類【kg】 計【kg】 21年度 3,900,696.0 54,669.0 23,254.5 3,978,619.5 22年度 3,800,569.5 50,445.0 23,133.5 3,874,148.0 23年度 3,608,872.0 53,543.0 22,472.5 3,684,887.5 24年度 3,494,345.0 60,650.0 22,930.0 3,577,925.0 25年度 3,405,668.0 66,239.0 23,456.0 3,495,363.0 26年度 3,275,901.0 75,882.0 25,420.0 3,377,203.0 27年度 3,010,378.0 80,645.0 24,441.0 3,115,464.0 ○行政回収分との対比 集団回収量【t】 行政回収量【t】 21年度 3,978 2,714 22年度 3,874 2,716 23年度 3,685 2,606 24年度 3,578 2,365 25年度 3,495 2,728 26年度 3,377 2,733 27年度 3,115 2,744 8 資料2 資源回収報奨金交付要綱 東久留米市訓令第112号 平成28年度東久留米市資源回収報奨金交付要綱を次のように定める。 平成28年3月31日 東久留米市長 並 木 克 巳 平成28年度東久留米市資源回収報奨金交付要綱 (目的) 第1 この要綱は、集団回収を行う団体に対し、報奨金を交付することにより、ごみ減量の推進を図るものとす る。 (対象) 第2 報奨金の対象となる団体は、東久留米市地域内の自治会、婦人会及び子供会その他東久留米市民で構成す る団体のうち、営業を目的とせず資源回収を行うものとする。なお、団体とは2人以上で組織される構成体と する。 (対象資源) 第3 報奨金の対象となる資源は次の各号に定める資源物で、かつ別表で定める再生資源取扱業者に引き渡した ものとする。 (1) 紙類 (2) 布類 (3) 金属類 (4) その他東久留米市長(以下「市長」という。 )が認めるもの (報奨金額) 第4 報奨金の額は、第3に定める資源物のそれぞれの回収量に対し、1キログラム当たり9円を限度に予算の 範囲内で交付する。 (交付申請) 第5 報奨金の交付を受けようとする代表者(以下「申請者」という。)は、平成27年8月及び平成28年2 月に資源回収報奨金交付申請書(兼請求書) (様式第1号)により申請しなければならない。 2 平成28年8月の申請は平成27年8月から平成28年7月までの回収分、平成29年2月の申請は平成2 8年2月から平成29年1月までの回収分を対象とする。 3 第5の1の申請を行うときには、取引数量を記載した再生資源取扱業者の発行する伝票等を添付しなければ ならない。 (交付の決定) 第6 市長は、第5の申請があったときは、その内容を審査し、報奨金を交付すべきものと認めたときは、資源 回収報奨金交付決定通知書(様式第2号)により代表者に通知しなければならない。 (返還) 第7 市長は、不正な手段により報奨金の交付を受けた者に対しては、報奨金の交付決定を取り消し、既に報奨 金が交付されているときは、報奨金の全部又は一部を返還させることができる。 9 (委任) 第8 この要綱及び東久留米市補助金交付規則(昭和47年東久留米市規則第9号)に定めるもののほか、必要 な事項は、市長が別に定める。 付 則 1 この訓令は、平成28年4月1日から施行する。 2 この訓令は、平成29年3月31日限り、その効力を失う。ただし、第3の規定に基づき登録した再生資源 取扱業者は、その時以後も、なおその効力を有する。また、その時までに行った報奨金の交付の決定に対する 第7の規定の適用については、その時以後も、なおその効力を有する。 別表(第3関係) 再生資源取扱業者一覧 業 者 名 住 所 電 話 番 号 株式会社 藤本チェーン 東久留米市前沢5-2-13 042-471-1918 小畑商店株式会社 清瀬市竹丘2-31-18 042-491-2844 株式会社 三栄サービス 東村山市久米川町1-16-5 042-391-5498 奥山商店株式会社 小平市花小金井3-13-1 042-461-0715 有限会社 土井商店 小平市花小金井4-28-3 042-452-5330 株式会社 高岡 杉並区阿佐ヶ谷北4-28-15 03-3337-6400 有限会社 岩本商事 埼玉県新座市堀ノ内3-7-32 048-481-3838 こんぺいとう 清瀬市中里2-1594 042-493-0434 遠藤紙業 東久留米市野火止2-19-3-104 042-472-1088 東洋資源 小平市小川東町1-31-7コーポ武蔵野201 042-347-6519 関越紙業株式会社 埼玉県新座市大和田4-11-6 048-479-9201 株式会社 新井商店 埼玉県新座市中野1-1-32 048-479-9311 山内商店 埼玉県富士見市諏訪1-6-13 090-802-6369 リサイクルオニキス東所沢 埼玉県所沢市東所沢和田1-10-1 04-2945-1216 葛西商店 埼玉県新座市片山1-21-32 048-482-5940 株式会社 須賀 西多摩郡瑞穂町大字高根650 042-568-1561 有限会社 山下商事 八幡町2-11-53 042-473-3761 10 美しい森、清らかな川、 かけがえのない自然を守るために、 資源は大切にしましょう! 11 資源集団回収マニュアル 発行 東久留米市 編集 環境安全部 電話 042-473-2117 ごみ対策課 平成28年4月