Comments
Description
Transcript
視察記録(八王子市総合体育館) 1.体育館の概要 2.八王子市職員
資料 6-1 視察記録(八王子市総合体育館) 平成28年8月18日(木)訪問 1.体育館の概要 ・竣 工 年:平成26年度 ・建 設 の 経 緯:市民のスポーツ・レクリエーション活動の拠点確保と 全国大会等の開催によるスポーツ振興を図るため ・建 設 費:約77億円 ・駐 車 場:150台 ・命名権導入に伴う愛称:エスフォルタアリーナ八王子 ・アリーナ面積等:下記のとおり アリーナ 面積 コートの規模(主な競技) 観客席(固定席) メインアリーナ 2,978 ㎡ バスケ3面、バレー3面、バド12面 2,000 席 サブアリーナ 2,190 ㎡ バスケ2面、バレー3面、バド12面 700 席 (参考) ・八王子市人口:563,431 人(平成 28 年 6 月末日現在) ・市内体育館の概要(最も大きなアリーナの面積等) 体育館名 面積 コートの規模(主な競技) 観客席(固定席) 富士森体育館 1,540 ㎡ バスケ2面、バレー3面、バド8面 460 席 甲の原体育館 1,010 ㎡ バスケ1面、バレー2面、バド6面 71 席 2.八王子市職員・体育館職員からの主な聞き取り内容 (1)体育館の基本情報 ・駅前に立地しているが、車で来る方も多い。 ・メインアリーナに広告を設置し、広告料収入を得ている。 ・メインアリーナとサブアリーナが近接していることから、1つの大会を2つのアリーナで 同時に開催することがある(2つの大会を開催する場合もある) 。 ・八王子市内で3つ目の体育館となったが、それでも土日利用は埋まっている。 ・自動販売機が各階に複数設置されている一方、食堂・レストランはない。近くにコンビニ や商店街もある上、訪問販売が実施されることもあるので、さほど大きな影響はないと考 えている。 ・利用者の年齢層は高い。市民に対して敷居を低くしていることが特徴である。 ・館内の主な諸室は、 (1F)会議室・研修室(A、B) 、多目的室(A∼C) 、スタジオ(1,2) 、託児室 (2F)特別室、放送室、審判室、役員室、選手用控室 である。 (2)利用者の調整 ・通常利用の場合、抽選参加団体は4か月前の15日から抽選申し込みが可能。 市内団体・個人は3か月前の1日から、市外団体・個人は2か月前の1日から予約が可能。 ・通常利用以外(大きなイベント等)の利用者の調整は、八王子市が行っている。 1 3.館内 ●総合受付 ・総合受付や観客席は外靴のまま入ることが可能である。 ※一部加工 ●メインアリーナとサブアリーナ ・左がメインアリーナ、右がサブアリーナ。 ・1つのフロアに2つのアリーナが近接していることが特徴的である。 ・器具庫を両方のアリーナで共有することが可能である。 ●サブアリーナ ・サブアリーナに固定席が 700 席設置されている。 ・ミズノが、ほぼ毎日スポーツ教室を実施している(写真では卓球教室の準備が出来ている) 。 ・通常はコートの境界を示すテープを引いているが、大会開催時には肌色のテープを貼って隠し ている(メインアリーナも同様) 。 2 ●メインアリーナ ・観客席が東西南北それぞれに設置されている。 ・正面と両サイドには広告が設置されている(両サイドに8箇所、正面に6箇所) 。 ・上段にはランニングコースが整備されている。 ※一部加工 ●選手控室 ・メインアリーナに全部で4つ設置されている(ロッカーとシャワールームがある) 。 ・選手控室のほか、特別室・放送室・審判室・役員室には全てモニターが設置されている。 3 ●選手・関係者用通路(アリーナ外周) ・大会利用時の移動スペースや選手の待機スペースとして有効。 ・入口さえ区別すれば、選手と観客が交わらないことが可能である。 ●審判室(写真なし) ・トイレとシャワールームが設置されている(選手との接触を避けることが可能) 。 ・大きな大会の際には、ドーピングの検査室にもなる。 ●放送室 ・各諸室の中でアリーナを直接観ることが出来るのは、この部屋だけである。 ●特別室 ・大会主催者が来賓等を応接するのに使用される部屋である。 4 ●搬入用エレベータ ・アリーナが2階にあることから、使用頻度は高い。 ●運動広場 ・火曜日を除く17時までは無料開放(自由に使うことが出来る) 。 ・18時以降はフットサル利用として貸し出している(フットサルコート3面) 。 ・大きな催事時には臨時の駐車場になることがある。 ・1年から1年半に1回、芝のメンテナンスが必要となる。 ●キッズルーム ・受付前に設置されている。周りのフリースペースは、保護者の待機場所になっている。 5 ●トレーニング室(室内の写真はなし) ・ボルダリングを含め、利用できるのは 16 歳以上からである。 ・トレーニング室内には、シャワールーム、ロッカールームに加え、温浴施設やボルダリング が設置されている。 ●託児室 ・保育士が常駐している。 ・利用時間は平日 10 時∼16 時である。 ・1時間 500 円で利用することができる。 ・対象年齢は1歳から未就学児。 ・料金は変わるが、体育館利用者以外でも託児室の利用が可能である。 6