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児童発達支援センターに係るアンケート調査結果
児童発達支援センターに係るアンケート調査結果 多賀城市保健福祉部社会福祉課障害福祉係 平成26年1月 1 調査の目的 このアンケートは、児童発達支援センター開設に向けて、利用者にとって利用しやすく、 切れ目のない支援を行うための拠点施設として、また市内の療育の中核を担う機関として根 付いていけるように、現に障害をお持ちのお子さん、発達課題を抱えるお子さんの保護者の ニーズや、地域の保育所・幼稚園がどのような課題を抱えているのかを明らかにすることを 目的とし実施したものです。 2 調査の概要 (1) 太陽の家保護者へのアンケート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 調査対象:太陽の家ご利用の保護者 54名(健常児の保護者を含む。) 回 答 数:37名 回 収 率:68.5% (2) 障害者手帳をお持ちの保護者へのアンケート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 調査対象:18歳以下の身体障害者手帳、精神保健福祉手帳及び療育手帳をお持ちの 保護者(太陽の家をご利用の保護者を除く。) 126名 回 答 数:71名 回 収 率:56.3% (3) 市内保育所・幼稚園の先生方へのアンケート ・・・・・・・・・・・・・・・・・15 調査対象:市内認可保育所(園)11カ所、認可幼稚園7カ所 回 答 数:229名 ※一部未回収のクラスの園児数は含まれていません。 ※気になる子・・・発達障害、または知的障害の疑いのある子 3 調査期間 平成25年10月28日から同年11月30日まで 4 集計に関する留意事項 ・順位を付ける設問の集計は、回答順位に重みを付けています。 ・小数点第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にはなりません。 5 調査結果からみえる主な課題 保護者の声として、就学前、学齢期に関わらず「相談」に関することが圧倒的に多かっ た。 また、お子さんの成長とともに保護者の要望の変化もみられた。 保育所・幼稚園の先生方の声として、気になる子等への対応や保護者に対して伝えること の難しさなどの意見が多かった。 (1) 太陽の家保護者の求める支援(未就学児) ①発達障害に関する専門家への相談 ②集団生活や日常生活に必要な能力を身に付けるための療育指導・訓練 ③就学後も気軽に相談できる場所 (2) 障害者手帳をお持ちの保護者の求める支援(学齢期) ①発達障害に関する専門家への相談 ②就労に向けての援助 ③長期休暇中や放課後等の居場所 (3) 市内保育所・幼稚園の先生方の求める支援 ①保護者への伝え方がわからない ②保護者の理解協力が得られない ③対応の仕方がわからない 太陽の家保護者へのアンケート調査結果 1 お子さんの年齢(平成26年3月31日時点) 0 0.0% 1 2.7% 0.0% 8 21.6% 2.7% 5 13.5% 19 51.4% 4 10.8% 37 100% 0歳∼1歳 2歳 0歳∼1歳 3歳 2歳 4歳 3歳 5歳 4歳 6歳 5歳 計 6歳 1 お子さんの年齢 21.6% 13.5% 51.4% 10.8% 0歳∼1歳 0人 2歳 1人 3歳 8人 4歳 5人 5歳 19 人 6歳 4人 計 37 人 2 お子さんの状態(○はいくつでも) 言葉の遅れ 自閉症スペクトラム 言葉の遅れ 発達障害 自閉症スペクトラム 多動傾向 発達障害 わからない 多動傾向 運動機能の遅れ わからない 運動機能の遅れ 知的障害 その他 知的障害 無回答 その他 計 無回答 2.8% 20 2 お子さんの状態 27.78% 11 15.28% 10 13.89% 15.3% 9 13.9% 12.50% 6 12.5% 8.33% 5 8.3% 6.94% 5 6.9% 6.94% 6.9%4 5.56% 2 5.6% 2.78% 72 100% 27.8% お子さんの状態として「言葉の遅れ」が最も多く27.8%を占め、自閉症スペクトラム、発達障害、多動傾向と 続いた。 「その他」の回答は以下のとおり。 【その他の回答】 ・新しいことをするのに慎重で不安感が強い。 ・コミュニケーションがうまく取れない。 ・1人で食事ができない。 1 3 お子さんの成長や発達で心配していること(3位まで順位を記入) 82 3 成長や発達で心配していること 38.9% 40 19.0% 35 19.0% 16.6% 28 16.6% 13.3% 16 13.3% 7.6% 7.6%10 4.7% 4.7% 211 100% 集団でのかかわり 学校生活 集団でのかかわり 子育て・子どもへの対応 学校生活 就学等の進路 子育て・子どもへの対応 健康(医療) 就学等の進路 家族関係 健康(医療) 計 家族関係 38.9% お子さんの成長や発達で心配していることとして「集団でのかかわり」が最も多く38.9%を占め、集団適応能 力を身につけてほしいと思われている方が多い。 4 お子さんの成長や発達で病院や専門機関等に相談したことがありますか(○は1つ) ある ないある ない 無回答 無回答 計 31 83.78% 6 16.22% 0 0.00% 0.0% 37 100% 4 病院や専門機関等への相談 83.8% 16.2% 5 4で「ある」とお答えの方 どこに相談しましたか(○はいくつでも) 24 30.00%5 相談場所 21 市役所(保健師等) 26.25% 太陽の家 20 小児科 市役所(保健師等) 25.00% 10 児童相談所 小児科 12.50% 1 精神科(児童精神科) 12.5% 児童相談所 1.25% 1 1.3% 精神科(児童精神科) 発達支援センター(えくぼ) 1.25% 3 1.3% 発達支援センター(えくぼ) その他 3.75% 3.8% 0 その他 無回答 0.00% 無回答 0.0% 80 計 100% 太陽の家 30.0% 26.3% 25.0% 相談場所として、現在通園している「太陽の家」が30.0%と最も多かった。次いで「市役所(保健師等)」、「小 児科」となっている。 2 6 現在のおひさまひろば(母子通園)の療育時間(9:30∼11:30)をどう思いますか 適当 短い 適当 長い 短い 長い 計 33 89.19% 4 10.81% 0 10.8% 0.00% 0.0% 37 100% 6 現在のおひさまひろばの療育時間 89.2% 7 希望する時間とその理由(おひさまひろば) ・食事を通して学ぶこともあると思うので、そこを経験させてあげたいなと思います。 ・週1回位、給食・お弁当など、みんなで食事の時間もあったら良いと思います。 ・おひさまひろばへは実際通ったことはないが、午前だけでなくお昼(昼食をとることを目的として)まで活動し てもよいのではないか。今、母子分離での活動時間がどのくらいとられているかにもよるが、おひさまひろば の次の集団生活を考えた時に、それに向けての活動内容を考えた方が良いと思う。 8 現在の太陽の家(単独通園)の療育時間(9:00∼14:00)をどう思いますか 適当 短い 適当 短い 長い 長い 計 0.0% 25 67.6% 12 32.4% 0 0.0% 37 100% 8 現在の太陽の家の療育時間 67.6% 32.4% おひさまひろばに比べ、太陽の家では現在の療育時間が短いとお答えの方が多い。 理由については、以下のとおり。 9 希望する時間とその理由(太陽の家) (7:30∼18:00) ・保育園での生活が合わない場合もあり、今の時間のままだと仕事ができず困ります。その分料金がかかって もいいから保育園並みの時間にしてもらえたら助かります。言語、心理、運動の相談もしたいので。 (8:00∼17:00) ・子供を送迎しないといけないため。仕事ができないこと。 ・働いている人達にはこの時間の方が理解できると思う。 (8:30∼14:00) ・子供に療育が必要であっても働きたい親、働いている親もいます。これまでのような体制から変わるに当たり (お金がかかっていく面)早朝保育も行ってほしいと思うのと、預かり保育も仕事が理由を除くということがない ようにしてほしい。他県の療育施設では仕事が理由での預かりはしている。 (8:30∼14:30) ・相談時間を1人15分ぐらい取っていただいている中で、実際は20分以上かかり14:00の降園に間に合わな い。また、朝8:30∼9:00の間の登園時間の方が子供も園に行き、余裕を持って身支度できるのではないか。 (9:00∼15:00) ・就学も視野に入れて学校の下校時間に慣れていってほしいから。毎日2時に帰れる小学校はない。午後か らの専門家への相談も利用しやすくなる。 ・延長保育の申請が1週間前にしないといけないため、急な時など当日対応もしてほしい。病院などは対応し ているが買い物など私的な場合。 ・園での様子は帰りに先生からは話があるが、雨の日などは全体の話で終わり全然わからなくなる。連絡帳な どに記入してもらう希望を言ったら「時間が短いとなかなか・・・」と言われたのでもっと遅くてもよい。 ・仕事のため。延長保育もあると助かります。 ・同年代の子供たちと少しでも長く居て、経験してほしいから。 3 10 児童発達支援センターにどのような機能・支援があるといいですか(3位まで順位を記入) 66 29.73% 61 通園を通じて日常生活において必要な能力を身につけるための指導・訓練 発達障害に関する専門家への相談 29.7% 27.48% 41 就学後も気軽に相談できる場所 日常生活に必要な能力を身につけるための指導・訓練 27.5% 18.47% 16 長期休暇中や放課後等の居場所 就学後も気軽に相談できる場所 18.5% 7.21% 12 長期休暇中や放課後等の居場所 7.2% 通園を通じて親子ともに療育やお子さんとのかかわりを身につけるための支援 5.41% 9 親子ともに療育や関わりを身につけるための支援 5.4% 集団生活に適応できるよう保育所等への訪問による専門相談からの助言・指導 4.05% 9 集団生活適応のための保育所等訪問による助言・指導 4.1% 障害に対する理解の促進と啓発のための研修等 4.05% 8 障害に対する理解の促進と啓発のための研修等 4.1% 同じような特徴を持つお子さんの保護者との情報交換ができる場の提供 3.60% 同じような特徴を持つお子さんの保護者との情報交換 3.6% 0 無回答 0.00% 無回答 0.0% 222 計 100% 発達障害に関する専門家への相談(心理士、言語聴覚士、作業療法士等) 10 児童発達支援センターに求める機能・支援 「発達障害に関する専門家への相談」が29.7%と最も多く、「就学後も気軽に相談できる場所」も3番目と なっていることから、太陽の家を卒園しても相談できる場所であってほしいとの要望がとても多い。また、通 園による療育指導・訓練も27.5%と需要が多い。 11 平成27年度以降も児童発達支援センターの通園部門を利用したいか(○は1つ) 利用したい まだわからない 利用したい 利用しない まだわからない 利用しない 利用したいができない 利用したいができない 無回答 計 無回答 13 11 平成27年度以降も通園部門を利用したいか 35.14% 9 24.32% 8 24.3% 21.62% 6 21.6% 16.22% 1 16.2% 2.70% 2.7% 37 100% 35.1% 「利用したい」が最も多かったものの、「利用しない」「利用できない」とお答えの方の合計もほぼ同数であっ た。その理由については次項のとおり。 4 12 11で「利用しない」または「利用したいができない」とお答えの方のその理由(○はいくつでも) 小集団では物足りないから 仕事をしたいから 小集団では物足りないから 利用料がかかるから 仕事をしたいから 障害児の施設ということに抵抗 利用料がかかるから があるから 兄弟の面倒をみなければなら 障害児の施設に抵抗がある ないから 兄弟の面倒をみるため その他 0.0% その他 無回答 無回答 計 0.0% 8 12 利用しない等の理由 40.00% 3 15.00% 1 15.0% 5.00% 1 5.0% 5.00% 5.0% 0 0.00% 7 35.00% 0 0.00% 20 100% 40.0% 35.0% 「小集団では物足りないから」が40.0%で最も多かった。お子さんの成長により幼稚園などのもっと大きな集 団で、さらに経験をさせたいという思いがある。 「その他」の回答は以下のとおり。 【その他の回答】 ・療育手帳の理解が家族から得られないので申請していません。 ・弟を年少から幼稚園に入れるとなると別々になるので送迎が困難。 ・幼稚園や保育所の要素を併せ持つ太陽の家とは全く違う施設になるようなので。 (健常児とのかかわり、年中行事、食育、クラス編成等) ・統合保育に魅力を感じていたため。 ・通常の幼稚園に入れたいから。 13 送迎があれば利用したいですか(○は1つ) 利用したい 利用しなくともよい 利用したい 利用しなくともよい 無回答 計 無回答 27 72.97% 7 18.92% 3 8.11% 8.1% 37 100% 13 送迎があれば利用したいか 73.0% 18.9% 送迎については、あれば利用したいという方が73.0%と需要が多い。 5 14 昼食はどちらが良いですか(○は1つ) 園からの提供による昼食 保護者の手作り弁当 園からの提供 その他 保護者の手作り弁当 無回答 計 0.0% その他 5.4% 無回答 30 14 昼食はどちらが良いか 81.08% 0 0.00% 2 5.41% 5 13.51% 13.5% 37 100% 81.1% 「園からの提供」が圧倒的に多く、「保護者の手作り弁当」とお答えの方はゼロであった。 【その他の回答】 ・週に1日か2日は手作り弁当、残りの日は給食。子供にとって手作り弁当は嬉しいものだから。 ・どちらでもよい 15 14で「園からの提供による昼食」とお答えの方 昼食に必要と思われること(○は2つまで) あたたかい食事の提供 アレルギーの対応 あたたかい食事の提供 発達段階や障害に応じた アレルギーの対応 食器の準備(補助箸等) 特にない 発達段階等に応じた食器準備 きざみ食の対応 その他 無回答 計 特にない きざみ食の対応 その他 無回答 18 15 昼食に必要と思われること 31.58% 16 28.07% 7 12.28% 5 12.3% 8.77% 3 8.8% 5.26% 5 5.3% 8.77% 8.8% 3 5.26% 5.3% 57 100% 31.6% 28.1% 「あたたかい食事の提供」が31.6%と最も多く、次いで「アレルギーの対応」が28.1%であった。 「その他」の理由については以下のとおり。 【その他の回答】 ・今までどおり月に数回お弁当があっていいです。教室だけでなく大勢で食べたり、外で食べるなど、状況が 変わっても食べられるようにしてほしいです。 ・特に食へのこだわり、えんげの難しさできざみ食は必要と思うが、なるべく一般的な今までと同じ普通の給食 に慣れる必要があると思う。 ・いろいろな食材を食べられるようになってほしい。 ・皆と同じメニュー。 ・皆と楽しく食事をし、同じ物を食する中で食わず嫌いや好き嫌いをなるべく減らしていってくれればと思いま す。 6 16 その他のご意見(自由記載) 発達支援センタ−開設にあたり、未就学児の養育もとても大切なことだと思います。しかし、障害の程度に よっては、就学後に症状が大きく現れる子供もいます。発達支援センタ−を作るなら、少なくても思春期にな 1 るまで療育を含む発達支援(専門家による相談、療育)ができる様な施設にしてほしいです。就学後の療育を 受け入れてくれる場所が少なすぎる。(特に療育手帳等が無い場合は他のサ−ビス等も受ける事ができない 事が多い) ・発達相談の回数が少ない事、発達支援センタ−になったら、専門家(心理士、言語聴覚士、作業療法士)を 常勤させ、相談の回数を増やしてほしい。(子供の学習や訓練など) ・現在は9:00∼14:00までで、延長保 育?が17:00までなのですが、理由が医療機関などへの受診など、特定の理由でしか預ける事ができないた 2 め不便である事、仕事も理由の1つに追加してほしい。延長保育も含め、8:30∼18:00までにしてほしい。 ・ 就学後すぐは、何かと子供達も戸惑う事もあると思うので、気軽に相談できる場所であってほしい。 ・就学後 も専門家の先生達に療育を受けられるようにしてほしい。 ・小さい子供がいると大変なので、送迎があったら いい。 ・統合保育がなくなり、残念だと思いますが、我が子を見れば、少人数での集団がありがたく、特に自閉の子 が多くなっている中、集団の活動の良さを本人に押しつける形(親の思い)を取らなくても良いのではと思い始 めました。集団が必要になってくるお子さんもいるので、個人にあったスタイル(柔軟な対応)を取っていってほ しいと思います。他の保育園や幼稚園との交流など。 ・療育と保育について、今まで通り温かく子供達の成 長を見守る形で行っていってほしい。ただ親たちも特におひさま時代、年少のときは、自分も他のお母さん方 もそうだったがとても心が不安定で、どうしようもない思いを抱えている方が多いと思う。療育という言葉にとら 3 われ過ぎたり、障害という現実と戦っていたり。他の保育園・幼稚園の保育士では経験できないような保護者 達だというのをわかってもらいたい。保護者のケアと子育てのアドバイスを言うタイミング、療育の知識を与え るタイミングなどなど、親の声を引き出す先生方の力を今まで以上に発揮していただきたいと思います。 ・我 が子を例に挙げると、外遊びがとても大変でした。特に車や他児との接触など、園では外遊びをもっともっと 増やし刺激を与えてほしいです。ただ砂を触っている、歩いている、それだけでもいいと思います。 ・卒園 後、学校に行ってからの相談場所がなく、困っている方がいます。ぜひ、専門家の方への相談ができたらうれ しく思います。 ・各親のニ−ズに合わせた支援、アドバイスができるようにしてほしい。例えば太陽の家に通園している親で も幼稚園を考えている親は少なくない。けれども、子供の発育に不安があるがゆえに行動が消極的になって しまいがちです。幼稚園情報を自ら問い合わせ調べることにも勇気がいるというか。できる親もいればできな い親もいる。支援される方も各幼稚園情報を知っておく必要があると思います。又、療育施設になるということ で、今後は、グレ−ゾ−ンの子供の問題がますます大きくなる気がします。これまでとは違い利用料がかかる ということで、それならやっぱり幼稚園や保育園へ行かせたいという考えや、入園の際の手帳や診断などの問 題があるからです。そうなると、グレ−の子供達の幼稚園なり保育園への支援も忘れてはならないと思いま 4 す。また、支援センタ−に通われるグレ−の子(ここでは知的障害のない自閉症)の療育についても考えて頂 きたい。親の会の見直し。今までの会を考える必要があるように思います。本当に親達が求め、必要としてい る情報を共有し合えるような会であればと思います。一言で障害と言えば済むと思われがちですが、子供達 それぞれ抱えているものが違います。子も違えば親も違う。親達が孤独にならないためには、同じようなタイプ の障害を抱えたお子さんを持つ親同士の話し合いの場は大切です。専門家との話し合いはなかなか回って きませんので親同士の勉強会、交流会などでも問題の解決策を見つけられるのではないかと思います。思い を共有する相手がいないということは、本当に辛いものです。支援センタ−はいろいろな親と子の未来への架 け橋的な役割を持って頑張っていただきたいです。 療育時間についてですが、「療育」という意味では9時∼14時が適当と思いますが今後、時間延長保育(療 育?)が認められないのであれば、全体的な療育時間を長くしていただきたいとも思います。現況では、障が 5 い児をもつ母親は就労が困難です。子どもが小学生になっても、それは変わらないので(預かりクラスに入れ ないので)、そうなると児童発達支援センターへの要望として、「長期休暇中や放課後等の居場所」という項目 も選びたいところです。障がい児の母親も普通に働けるようになればいいのにと思います。 6 誰もが気軽に相談に来れる場所をお願いします。 27年度から児童発達支援センタ−になるということで何度かお話しを役所の方々からお聞きしてきました が、今ひとつどういう取り組みになり、どういう役割なのか?18歳までの児童といいながら、園での取り組みの 7 内容中心で卒園後の関わりが分かりません。今後、色々と検討しながら、決まっていくことと思いますが、それ ぞれの年齢、障害の内容、心配事等に対応できる支援センタ−になってほしいと思います。 園での説明時、役所の方の対応がなっていない気がしました。※保護者側から見て左端の方の居眠りな 8 ど。本気で教えに来ているのか?次回はきちんと説明に来ていただきたいです。 7 9 10 11 12 13 14 15 ・前回の説明を聞いた時に学童保育が小3→小6までになるかもとおっしゃいましたが、太陽の家に通う子の 大半は支援学級を選択するため、学童を利用することができないので無意味だと感じました。 ・就学してか ら、いろんな悩みも増えてきます。18歳までの・・・となっていますが、専門の先生に相談する場にしてほしい です。保健師さんや障害児を受けもったことのない先生に相談しても解決することはないと思います。 ・児童 デイのような機能もしてほしいです。多賀城は少ないと思います。 ・前回太陽の家で説明していた方の足を 組みながらの説明の仕方がとても不愉快でした。居眠りしている方もいましたが、これから開設していくのに大 丈夫でしょうか・・・(男性) ・児童発達支援センタ−に移行した場合、専門の先生(小児科医、言語聴覚士、作業療法士等)は常駐する のでしょうか。 ・小学校入学後も18歳までは発達や日常生活に関する相談をすることができるということです が(これまで色々先輩のお母さん方のお話を聞いてきましたが)、多賀城市内の小学校の現状は、それぞれ各 小学校ごとに対応の仕方が違っていて、それを支援センタ−に移行した場合、゛障害児用の放課後広場゛的 な交流・相談する場、提供はできないのでしようか(親同士・子供同士として専門の先生を交えての勉強会な ど)。 療育時間が今のままなら、せめて仕事している人だけでも7:00∼18:00まで見てほしいです。送迎は本当に 考えてて対応する可能性があるなら、もっと早くに教えてほしかったです。家でも参考にできるように給食はリ ストではなく、写真の方がほしいです。父祖父母参観、リズム発表とありますが、子供の様子が見れる機会を もっと多くしてほしいです。子供達の体力を考えての事と思いますが、運動会の内容が少ないです。2種目だ けではちょっと。その日、その日の子供の体調等書くため、連絡ノ−トみたいのもあるとうれしいです。風邪も ひどくなった事がありショックでした。長袖や下着をロッカ−に入れてるので、きちんと着せて下さい。朝に ちゃんと着せても、帰りに薄着にされたら困ります。 「発達障害」という言葉は太陽の家の相談で初めて知りました。近年増えてきている「発達障害」「気になる 子供」について市の健診の時に説明があった方がいいと思います。少しでも「障害児」について理解してもら えれば抵抗なく利用しやすくなると思います。 今後も通園部門として、今の太陽の家が継続されるのは、障害児の進路の選択において(一般の幼稚園、 保育所、センタ−と選択肢がある)この点は良いことだと思える。就学後も相談などの機関としての利用ができ るとのことだが、センタ−と学校が直接、密に関わって支援方法などのアドバイスややり取りをしてもらえると良 い。 来年度は就学となり3月で太陽の家を卒園します。卒園後にも、相談できる場所であることを望みます。(心 理、言語、運動)定期的に通っている場所もないため、発達に関して不安なところがあります。発達相談、アド バイスを受けられる場所であったら良いと思います。 子供の成長は、1人1人違うので、柔軟に対応できる環境をお願い致します。子供が幼稚園、保育園難民 にならないようにお願い致します。太陽の家が素晴らしい場所となるように期待しております。 8 障害者手帳をお持ちの保護者へのアンケート調査結果 1 性別 性別 1 性別 男 女 性別 無回答 計 0% 45 63.4% 25 35.2% 1 1.4% 71 20% 100% 男 女 63.4% 性別 無回答 35.2% 1.4% 男 45 人 女 25 人 無回答 40% 60% 80% 100% 計 1人 71 人 性別は、男の子が6割以上を占めている。 2 年齢(平成26年3月31日時点) 2 年齢 0歳∼6歳 7歳∼12歳 13歳∼15歳 16歳∼18歳 無回答 計 年齢 年齢 無回答, 1.4% 0歳∼6歳, 12.7% 9 12.7% 33 16歳∼18歳, 46.5% 13 21.1% 18.3% 13歳∼15歳, 15 21.1%18.3% 1 1.4% 71 100% 0歳∼6歳 7歳∼12歳 13歳∼15歳 7歳∼12歳, 46.5% 16歳∼18歳 無回答 0歳∼6歳 9人 7歳∼12歳 33 人 13歳∼15歳 13 人 16歳∼18歳 15 人 無回答 計 1人 71 人 年齢別では、6歳以下の未就学児は約13%と少なく、7歳から18歳の学齢期の児童が約86%を占め、約半 数が小学生である。 3 手帳区分 ■身体障害者手帳 視覚 1級 0 2級 0 3級 0 4級 0 5級 0 6級 0 計 0 ■療育手帳 A B 計 13 43 56 聴覚 0 1 1 0 0 0 2 肢体 4 2 5 1 0 1 13 内部 1 0 0 0 0 0 1 計 5 3 6 1 0 1 16 ■精神保健福祉手帳 1級 0 2級 1 3級 0 計 1 9 4 お子さんが現在所属しているところ(○は1つ) 29 4 お子さんが現在所属しているところ 40.85% 28 小中学校(支援学級) 39.44% 特別支援学校 4 小中学校(普通学級) 小中学校(支援学級) 5.63% 3 保育所 小中学校(普通学級) 5.6% 4.23% 2 高等学校 保育所 4.2% 2.82% 2 高等学校 2.8% 自宅 2.82% 1 自宅 2.8% 幼稚園 1.41% 2 幼稚園 1.4% その他 2.82% その他 2.8% 0 無回答 0.00% 無回答 0.0% 71 計 100% 特別支援学校 40.8% 39.4% 所属しているところは、特別支援学校が最も多く40.8%を占め、次いで小中学校の支援学級が39.4%となり、8割 以上のお子さんが特別支援学校か支援学級の在籍となっている。 5 お子さんについて、現在悩んでいることや困っていること(3位まで順位を記入) 子育て・子どもへの対応 対人関係 子育て・子どもへの対応 学校生活 対人関係 施設入所・通所 学校生活 学校の進路 施設入所・通所 仕事、就職 学校の進路 健康(医療) 仕事、就職 家族関係 健康(医療) 無回答 計 家族関係 無回答 67 5 15.44% 悩んでいること、困っていること 65 14.98% 65 14.98% 65 14.98% 59 13.59% 59 13.59% 48 11.06% 5 1.15% 1.2% 1 0.23% 0.2% 434 100% 15.4% 15.0% 15.0% 15.0% 13.6% 13.6% 11.1% 悩んでいることや困っていることは、「子育て・子どもへの対応」が最も多くなっているものの、「家族関係」以外 はほぼ差がなく、お子さんに対する悩みや困りごとは多種多様である。 10 6 お子さんの悩みに関して相談する場所がありますか ある ないある ない 無回答 無回答 計 56 78.87% 15 21.13% 0 0.00% 0.0% 71 100% 6 相談する場所 78.9% 21.1% 約8割の方が相談する場所がある。「ない」とお答えの方の理由については8に記載。 7 6で「ある」とお答えの方 どこに相談していますか(○はいくつでも) 39 7 相談しているところ 36.45% 26 医療機関 24.30% 学校関係 12 市役所(保健師等) 医療機関 11.21% 6 発達支援センター(えくぼ) 市役所(保健師等) 11.2% 5.61% 発達支援センター(えくぼ) 5.6%4 児童相談所 3.74% 児童相談所 3.7% 20 その他 18.69% その他 18.7% 0 無回答 0.00% 無回答 0.0% 107 計 100% 学校関係 36.4% 24.3% 相談場所は、「学校関係」が最も多く36.4%を占めた。次いで「医療機関」が24.3%であった。 その他の回答については、以下のとおり。 【その他の回答】 ・親・親族 ・ぱれっと ・さわおとの森 ・手をつなぐ育成会 ・友人 ・保育所 ・NPO法人 ・どんぐりの会 ・のび塾 ・幼稚園 ・言語聴覚士 ・マドレーヌの会 11 ・たけちゃんち ・デイサービス ・ティーチみやぎ ・職場の医師 8 6で「ない」とお答えの方 相談していない理由は(○はいくつでも) 相談する所がわからない 近くに相談場所がない 相談する所がわからない タイムリーに相談できない 近くに相談場所がない (予約が必要等) 十分な指導やアドバイスが 得られないタイムリーに相談できない 相談に行く時間が取れない 十分な指導やアドバイスが得られない 相談に行く時間が取れない 必要と感じない 費用がかかる その他 必要と感じない 費用がかかる その他 無回答 無回答 計 7 8 相談していない理由 21.21% 7 21.21% 7 21.21% 6 18.18% 2 6.06% 2 6.1% 6.06% 1 6.1% 3.03% 13.0% 3.03% 03.0% 0.00% 0.0% 33 100% 21.2% 21.2% 21.2% 18.2% 相談していない理由は、「相談する所がわからない」、「近くに相談場所がない」、「タイムリーに相談できない」が 同数で最も多く21.2%を占めた。 裏を返せば、気軽に相談できる場所が近くにあれば相談したいという需要がある。 9 どのような支援があれば良いですか(3位まで順位を記入) 障害に関する専門家への相談(心理士、言語聴覚士、作業療法士等) 9 あったら良い支援 就労に向けての援助 発達障害に関する専門家への相談 長期休暇中や放課後等の居場所 就労に向けての援助 就園・就学等の進路選択に関する相談 長期休暇中や放課後等の居場所 同じような特徴を持つお子さんの保護者との情報交換ができる場の提供 就園・就学等の進路選択に関する相談 9.5% 障害に対する理解の促進と啓発のための研修等 同じ特徴を持つお子さんの保護者との情報交換 8.5% 障害者に対する理解の促進と啓発のための研修等 短期入所(ショートステイ)できる場所 6.1% 短期入所できる場所 6.1% 通園を通して親子ともに療育やお子さんとのかかわりを身につけるための支援 5.1% 親子ともに療育やかかわりを身につけるための支援 グループホーム等の入所施設 グループホーム等の入所施設 4.6% 集団生活に適応できるよう保育所等への訪問による専門相談からの助言・指導 集団生活適応のための保育所等訪問による助言・指導 4.1% 通園を通して日常生活において必要な能力を身につけるための指導・訓練 日常生活に必要な能力を身につけるための指導・訓練 3.4% 無回答 無回答 0.2% 計 98 23.79% 64 15.53% 54 13.11% 15.5% 39 13.1% 9.47% 35 8.50% 25 6.07% 25 6.07% 21 5.10% 19 4.61% 17 4.13% 14 3.40% 1 0.24% 412 100% 23.8% あったら良い支援として、「発達障害に関する専門家への相談」が最も多かった。また、学齢期のお子さんを持 つ保護者が多いためか、「就労に向けての援助」や「長期休暇中や放課後等の居場所」が上位となっている。 12 10 その他のご意見(自由記載) 1 2 3 4 5 6 多賀城市には「たけちゃん家」という放課後等デイがあるが、デイ+ショートステイがない状態である。私は多賀 城にデイ+ショートステイを立ち上げたいと思っています。発達障害、知的障害の他に重度心身障害児のショ−ト も必要と思います。どのようにしたら立ち上げられるか思案中です。障害がある子は高校までは支援があるが、卒 業後の支援する場が少ない。就職できない子達の行き場=生活介護、もしくはグル−プホ−ムが足りないと思いま す。 このようなアンケ−トを行っても、あれもダメ、これもダメになってほしくないです。障害児を育てている人の身に なって考えてもらいたいです。就学後の相談場所と、放課後等の居場所の支援があれば良いと強く思います。 多賀城市は利府などに比べると障害者のための施設、支援が少ないと思います。太陽の家がなくなるのはさびし いですが、今以上に誰でも通いやすい開放的な施設になってくれることを願います。特に項目9の回答を重視し ていただきたいです。アンケ−トを取ったからにはぜひ検討していただきたいです。 現在仕事をしたくても、学校の送迎と留守番をさせられずできません。私と同じ様な方が実際に沢山いると思い ますし、そろそろ考えて頂けませんか?それと障害児の運動の場を作ってもらいたいです。学校の体育では足り ず、体力もつきませんし、だんだん太っていきますので、体操教室(障害児だけの)があれば良いのに・・・と常々 思っておりました。ご検討よろしくお願い致します。 知り合いが、太陽の家へ子供を入れたいと話していましたが、(その子はグレ−ゾーン)断られたと話していまし た。相談しているので、しっかり聞いてあげてほしいです。役所の対応は良い人にあたれば良いが、良くない人に あたると最悪です。話にならない事がありました。そのような事がないような感じにして下さい。 いつもお世話になっております。児童発達支援センタ−の設置には大変期待しています。現在の状況ですと、 何か困ったことや相談したいことがある場合、どこにお話をすればいいのかわかりません。先日は、放課後等デイ サ−ビスの利用をしたいと話をしたところ、手続きの進め方について各機関で認識の違いがあったのか、スム−ズ に進まずとても時間がかかりました。障害を持った児童、その家族に必要なサ−ビス等を全体的に把握して相談 に乗って下さる場所がほしいです。また、就学後は発達に関する相談ができる場所があまりなくなり困ることがある ので、そちらも対応して下さると助かります。我が子に障害があるとわかった時点からトータルでサポ−トしてくれる 体制が整ってくれることを望みます。 まだまだ発達障害など障害者に対しての理解が得られていないと思うことが多々あるので子供より大人に対して 7 理解して欲しいと思います。 相談する場所を「ある」にしたが、現在の様子を報告するだけで医師からアドバイスはありません。申請の時利用 する診断書を書いてもらうため定期的に通院しているだけです。他に相談できる施設、専門家がいればうれしいし 8 助かります。成長していくため、支援して欲しい内容が変わるし、成人しても安心して暮らしていける地域であって 欲しいです。親の老後、兄弟支援、福祉避難所・・・不安はたくさんあります。 太陽の家に通っていた頃は定期的に相談があったので良かったんですが、小学校に入ると困った時相談する 9 場(専門の)がなかったので、相談があると助かります。 支援学校、支援学級の担任は知識ややる気のある先生に限定してもらいたい。理解も知識もやる気(その子のた めに力を伸ばしてくれようとする気持ち)もない方に担任をして頂いても子供にとっては支えにならないと思います。 10 支援を必要とする子にとっては支えてくれる先生でないと何の為の学校生活なのか、小、中は1番大切な時期な ので担任で大きく変わると思う。 長期休暇の時などに、太陽の家などを活用させていただけるとうれしいです。ホールなどで体を動かしたりできる 11 とストレスが発散できていいのですが・・・。 ・障がい児の親は、将来、子供が少しでも自立できればと願ってます。療育の為に指導、訓練を受けたいと思って も専門の機関が少ない、そして児童発達の専門家もまだまだ少ないので、地域でサポ−トしながら専門の相談員 の育成もしてほしい。なかなか常勤は難しいと思いますが親の希望がかなってほしいです。発達支援センタ−内 12 に親の会も作り、地域に放課後等デイサ−ビスをみんなで協力して作ったり作業所を作ったり、地域でサポ−トや 場所等の依頼、市からの情報で、子供たちの過ごす場を増やしていけたらいいと思います。(育成会もありますが、 これから、子供が必要とする場を同じ年代の親たちで協力しなきゃ作れないと思うので)育成会だけでは年齢層が 広すぎて無理な感じなので・・・。 ・項目9についてですが、3つ選んで順位をつけてとなっていますが、すべて必要な事なので3つ選ぶことはできま 13 せん。小さい頃からの療育は大切だと思います。未就学児、小学校から大人まで相談できる場が必要だと思いま す。 項目9はすべて必要性が高いと思います。学校卒業に向けて意識していく事は子供の状況によって様々です が、それを一緒に考えてくれる第三者(支援者)はとても必要だと思います。学校の先生は毎年変る事もあります 14 し・・・。長期に渡って一緒に考えてくれる場所がとても大事で必要だと思います。太陽の家に過去通っていたが専 門家の先生の相談が切られてしまって困った時がありました。卒園しても長期に渡って相談できたら心強いと思い ます。 15 手帳の更新もこちらでできたらありがたいです。 13 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 小学校入学後は、市内には相談できるところが探せなく、自分で探し仙台に月に2度ほど通っています。18歳ま での支援を受けられるセンタ−ができることは、とてもうれしいです。お母さんが一人で悩まないで子育てできる支 援をお願いします。 幼稚園、保育所では支援がうまくいっても、就学後小学校で辛い思いをする子供が多いので、その相談や小学 校側(担任や校長、教頭)に対して助言や指導ができると良いと思う。小学校や中学校で不登校になってしまった 子供の支援が必要です。どこにも行き場が無く家に居るしかない状態は良くないと思います。 ・児童発達支援センタ−は18歳までしか相談できないようなので、相談できる年齢を引き上げてください。 ・利用 料金があまりかからないようにして下さい。 ・相談しやすい施設にして下さい。 ・具体的なアドバイスをして下さ い。 特別支援学校、学級の入所ほどではなく、それでいて普通学級では不都合な子が多く感じます。適切な指導が 受けられる環境が増えることを願います。 児童発達支援センタ−が設置されるとの事、相談窓口が広がるのはとても嬉しく思います。ただ、18歳以上のケ アも何かしらして欲しいのですが。 いつもお世話になっております。児童発達支援センタ−の開設によって、救われる方が益々増える事と思いま す。開設に至るまで、色々と御苦労あると思いますが宜しくお願いします。 どんなに立派な施設を作っても、利用しやすい場所になければ車の無い家庭には意味がありません(中山の児 童相談所がいい例)。児童発達支援センタ−は、それをよく踏まえた上でご設置下さい。 超未熟児で生まれ(1000g以下)大きくなってきて発達障害があることがわかりました。沢山の方達に支えられなが ら、今日までやって来られました。希望する事は、支援を一本化してほしいということです。幼児期は太陽の家で指 導してもらいましたが、来年から小学校だから、終わりと言われました。小学校の言葉の教室は他校だったので通 えず、個人的にお金を払って指導を受けていました。その後いろいろな場所で、ここは15歳までだから○○へ 行って下さいとか、18歳まではここで良いけどその後は○○へとか、年齢で区切られてしまい、その都度、最初か ら説明しなければなりません。又、あちこちに電話したり確認作業も複雑です。多賀城市は“福祉のまち”なのです よね?成人するまで市で通して手厚い支援をしていただけたらと思います。又、様々な情報の発信もお願いしま す。今は電子メ−ルも普及していますので、それも一つの方法だと思います。働いていると、そんなに頻繁に役所 には行けませんので・・・。 ・就労継続支援A型事業所を増やしてほしい。 ・一般企業への就労支援。必要としています。 障害児を出産し、将来の不安、相談場所不明など悩みました。自ら行動して情報を集めましたが、大変でした。 仙台市のような・・・ うちの子は、太陽の家にお世話になりました。太陽の家での統合保育が子供だけでなく、子を持つ親をも育てて いただきました。小さいうちからの障害児との関わりは、健常児に悪い影響ではなく、とても良い影響を与えるもの です。太陽の家が今回生まれ変わり、さらに良い支援を提供していただけるものになることを切に願います。その ためには、他の幼稚園、保育所への障害児受け入れのための指導(教育者への指導を含め)、乳幼児からの専門 的な療育指導、そしてなにより、健常児、その親との相互がふれあえる機会を提供できる所にしていただきたいと 思います。その他、放課後デイが利用できない際、気軽に利用できる放課後学級のようなもの、親が気軽に相談 できるようなものも必要ではないかと思います。親だけでなく、保育士、教師、地域の住民が障害に関する知識を 得、不安や疑問を少しでもやわらげる存在になる場を提供していただきたいです。 ・手帳を持ってない者も対象にはならないでしょうか? ・相談する費用も気になり、回数を減らすなどしてしまう。 以前に太陽の家のおひさまひろばに何度か通園させて頂いていたことがありました。子供は重複障害児で、知 的面はもちろん肢体にも障害があり、立位、歩行ができない状態でした。(現在も)おひさまひろばは運動機能には 問題なく、走り回るお子さんばかりで、先生方は配慮してくださるものの、疎外感を感じてしまい、通園をやめてしま いました。肢体不自由児は市には少ないかもしれませんが、もう少し、重複障害児に対する理解や配慮をして頂け る環境になって欲しいなと思っています。 児童発達支援センタ−になっても、健常児とかかわりが持てる施設になるといいですね。 相談する場所が増えるのは、良いことだと思います。ただ、病気でお世話になっている先生(医師)から色々アド バイスを頂いており、さらに別の方からアドバイスを受けると、混乱する場合も考えられますがいかがでしょうか?自 分の子供の場合、前例がないため、相談を受ける側の方も困るのではないかと思います。実際、小学校にあがる 時、いろんな方に相談しましたが、明確な答えは出ず、主治医の意見で特学に入ることに決めました。今はそれで 良かったと思っています。我が家の場合、特殊なのでセンタ−ができても利用できるか不安です。 支援学級の先生も専門的経過を経てきた先生ばかりでないため、先生ご自身が指導に不安をいだいているのが 目に見えてわかるため、親の方が不安になるので、それを補助、補充してくれる外部の分野の方との関わりがほし いです。普通学校の支援学級といっても実際は孤立している様なので、交流学級との関わりが少なく、社会に出た ときの不安を支援してくれる場所がほしいです。 太陽の家は難聴に詳しい人がなかなかいない。多賀城市に難聴児は数人いる。もう少し詳しい人を入れて欲し い。そして、言語訓練をしてくれる所が欲しい。今後の進路もそうだけど、障害を持つ子どもと普通の子供が共通し て遊べる機会が欲しい。 14 市内保育所・幼稚園の先生方へのアンケート調査結果 1 園児数等と気になる子の割合(保育所・幼稚園別) 保育所(園) 幼稚園 園児数 853 1,135 障害児数 9 4 気になる子数 気になる子の割合 152 17.82% 34 3.00% クラス担任の先生に回答をいただいた「気になる子」の割合では、保育所と幼稚園とでは約6倍の開きが あった。 2 園児数に対する障害児及び気になる子の割合(園別) A園 B園 C園 D園 E園 F園 G園 H園 I園 J園 K園 L園 M園 N園 O園 P園 Q園 R園 障害児の割合 0.00% 1.96% 0.00% 3.13% 1.37% 0.00% 4.67% 0.00% 0.00% 0.00% 0.68% 0.00% 0.00% 1.75% 0.00% 0.00% 0.00% 0.51% 気になる子の割合 34.72% 27.45% 21.92% 21.88% 19.18% 19.05% 16.82% 16.48% 13.13% 12.16% 4.78% 4.21% 3.57% 3.51% 2.56% 2.33% 1.07% 1.02% 園別に見た気になる子の割合では、最も高い園が34.72%、最も低い園が1.02%で34倍以上の開きがあっ た。 また、気になる子の割合に比例し、先生方の困り感も増える傾向が見られた。 15 3 気になる子等の対応で困っていること(○は3つまで) 107 保護者への伝え方がわからない 3 気になる子等の対応で困っていること 25.06% 68 保護者の理解・協力が 保護者への伝え方がわからない 15.93% 得られない 68 対応の仕方がわからない 保護者の理解・協力が得られない 15.93% 40 関係機関との連携の取り方が 対応の仕方がわからない 9.37% わからない 34 人員不足で十分にかかわれない 9.4% 関係機関との連携の取り方がわからない 7.96% 32 どんな専門機関があるのか 8.0% 人員不足で十分に関われない 7.49% わからない 23 7.5% 研修の機会がない専門機関がわからない 5.39% 園全体でかかわる体制が 5.4% 研修の機会がない 18 4.22% 整っていない 4.2% 園全体で関わる体制が整っていない 1 相談相手がいない 0.23% 相談相手がいない 130.2% その他 3.04% 23 3.0% その他 無回答 5.39% 5.4% 無回答 427 計 100% 25.1% 15.9% 15.9% 「保護者への伝え方がわからない」が最も多く25.1%を占めた。次いで「対応の仕方がわからない」、「保護 者の理解・協力が得られない」が同率で15.9%となった。 「保護者への伝え方がわからない」内容としては、自分は保育のプロであるが、心理や精神の専門家では ないし、自分が引導を渡していいのか。集団行動が苦手な子の園での様子を保護者に伝えた時に、家では 普通であると言われるので伝わらない。気になる子の保護者は認識していない場合が多く、気になる部分を 伝えた時に受けるショックが大きい。保護者に伝えきれずに気になったまま卒園を迎えてしまう。などなど、 日々お子さんを保育している中で感じていること、思っていることをうまく保護者に伝えられない煩わしさがあ るという意見が多かった。 「対応の仕方がわからない」具体的な理由及び「その他」の意見は以下のとおり。 【対応の仕方がわからない具体的な理由】 ・一人ひとりに合った対応法を見つけること。集団生活の中でどこを基準に行わせていけばいいのか。 ・その子に障害に対する専門的な働きかけなど。 ・他児とのトラブルの際の仲立ちの仕方や、思いが通らない時の気持ちの落ち着かせ方等。 ・クラス全体の流れの中になかなか乗れない時に、どこまで個別で配慮していけば良いか。 ・問題行動に対してどう対応するか考えているが、それが良いこと(その子に合っているか)がわからない。 ・人の気持ちや時の流れ、先の見通しなど、はっきりと目に見えてわからないことを教えていくのが難しいと感じる。 ・パニックになった時の対応。活動の切替えの時の声かけの仕方等。 ・対応の一つ一つが「これでいいのか」と悩みながらやっている。 ・何かを伝えようと思い1対1で話すが、目が合わなかったり、オウム返しになり内容が伝わっていない時が多い。 ・保育中にその子がやりたがらない時にどう対応すれば良いのか。今やっている対応で良いのか。 ・手が出るのが止められない(何度も本人と話したり、保護者にも言っているが止められない)。 ・理不尽な主張に対して、対応していく際の周りの子との兼ね合い。(気になる子はいいのに私は駄目?!のよう な)本人の主張をどこまで認めて進めていくかなど。 ・その子の好き嫌いや興味があるものが分かるまでどう対応してよいか分からなかった。 16 【気になる子等の対応で困っていることの「その他」の回答】 ・1つのクラスに複数の子がいると影響し合うこともあったり、手が足りなくなり、丁寧な対応を心掛けたいと思っ ていても流れてしまうことがある。その子のありのままの姿は伝えているものの(保護者)近い将来を見据えて のかかわりに理解を得られているかはわからない(個性としての捉えで終わっている)。時間が決められていて 集団で動かなければならない時に、どうしても待ったり、その子に合った対処ができないことがあり、余計な負 担を感じさせているかと思う。 ・クラスに障害児、気になる子はいないが、保育所内の他のクラスの気になる子に対して、あまり関わることが ない。 ・保育士は揃っていても、気になる子や障害をもつ子へのかかわり方のノウハウを持っている職員の不足。 ・関わっている子の成長が見られ、保護者との連携もうまくいっていると思います。ただ、自分の働きかけが本 当にそれで良かったのか。いつも疑問に思ってます。 ・まだ小さい年齢なので気になるが、障害児なのかは判断しかねる。 ・医師によってその子の対応の仕方や保護者へのアドバイスが違うこと。 ・困っていない。 ・一緒に生活する他の子供達にうまく理解してもらうための配慮。 4 今後必要なことやあったら良いと思うこと(3位まで順位を記入) 心理士等の幼稚園、保育所 訪問による助言・指導 434 4 今後必要なことやあったら良いと思うこと 32.83% 225 専門機関との連携 訪問による助言・指導 17.02% 166 職員数の増加 専門機関との連携 17.0% 12.56% 131 相談窓口の明確化 職員数の増加 12.6% 9.91% 127 職員研修 相談窓口の明確化 9.9% 9.61% 関係機関との連携会議や 100 9.6% 職員研修 ケース会議 7.56% 90 関係機関との会議 7.6% 保護者研修 6.81% 40 保護者研修 6.8% 障害の理解のための啓発活動 3.03% 障害理解の啓発活動 3.0% 9 無回答 0.68% 無回答 0.7% 1,322 計 100% 32.8% 今後必要な支援として、現在保育所には実施しているところであるが、「心理士等の幼稚園、保育所訪問 による助言・指導」が32.8%を占めた。 この要望は幼稚園においても高く、今後は幼稚園にも拡大し、支援をしていく必要がある。 17 5 4の「心理士等の幼稚園、保育所訪問による助言・指導」の回数はどのくらいが適当か(○は1つ) 年に12回程度 年に6回程度 年に12回 年に3回程度 年に6回 年に2回程度 年に3回 年に1回程度 年に2回 その他 年に1回 その他 無回答 計 無回答 0.9% 25 10.92% 5 訪問回数はどのくらいが適当か 79 34.50% 10.9% 81 35.37% 18 7.86% 2 7.9% 0.87% 11 4.80% 4.8% 13 5.68% 5.7%229 100% 34.5% 35.4% 平成25年度において、保育所には年に3回この事業を実施しているところであり、調査結果においても最 も多い回答となった。さらに回数を増やしてほしいとの要望もあることから、今後検討していきたい。 「その他」の回答は以下のとおり。 【その他の回答】 ・年に4回(ほか3名) ・必要に応じて・随時(ほか4名) ・ケースに応じて ・本当に気になる子は月に1回でも足りないと思う。 6 心理士等の訪問による助言・指導に期待すること(○は2つまで) 203 6 訪問による助言・指導に期待すること 48.22% 165 保護者との関わり方について 39.19% 園児との関わり方 35 関係機関との連携の仕方について 保護者との関わり方 8.31% 2 社会資源やサービス等の 関係機関との連携 8.3% 情報提供 0.48% 2 社会資源等の情報提供 0.5% その他 0.48% 14 その他 0.5% 無回答 3.33% 無回答 3.3% 421 計 100% 園児との関わり方について 48.2% 39.2% 園児及び保護者との関わり方についての助言・指導への期待が圧倒的に多く、9割弱を占めた。 「その他」の回答は以下のとおり。 【その他の回答】 ・訪問してくれる心理士が親とも話ができたり、母子センターで行われている発達相談で同じ方だと子どもを把 握しやすくて良い。 ・障害の早期発見とそれに伴う適切な対応。 18 7 その他のご意見(自由記載) ●保育所(園) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 気になる子どもについて、一人ひとりのかかわり方が違い、対応に戸惑っている職員も多く見られます。非常 勤・臨時職員が多い中、直接施設へ来ていただき指導を受けることは、保育士にとって、とても有意義なことと 思います。また、自分達もスキルアップを図っていく必要を常に感じています。 現在、心理士の巡回指導があり、年3回と少ないがとても助かっています。具体的な対応の仕方や親とのか かわりなど教えていただき、いろいろと気づくこともあります。気になる子が多くなっている今、もっと回数が増 えると助かります。また、気になる子や健常の子に共通して体の動かし方や動きの発達についての指導が必 要であると感じています。作業療法士の巡回指導もできたらしていただきたいと強く思います。 子どもの状態や様子にもよりますが、保護者の方の立場や想いを考えるとデリケートな問題も多いので、丁 寧に対応したいと思います。 保育所の気になる子を関係機関につなげて、保護者も含めて発達相談ができるようになるといいと思いま す。その時に保護者が関係機関について理解が必要になってくると思われますが、その説明がどのような形 で行われるのかを知りたいです。 現在、仁平先生に年3回のペースで保育所を巡回していただいて、職員に対するアドバイスをいただき勉強 になっている。現場職員の大変さを理解していただいた上での助言なので、職員の受け止め方も良い方向に 向いている。今後も児童とのかかわり方や保護者への支援・援助の仕方等を教えていただきながら、気になる 子を育てている保護者の支援の充実に努めていただきたい。 心理士の方が来園する際、保護者が心理士に相談できる制度があったら良いと思います。予め心理士が来 園する日を伝えておき、相談したい保護者が申し込めるようにしたり、保育士側から気になる子の保護者に声 を掛けたりして、子育ての困っていることへのアドバイスや就学に向けての取り組み(普通学級か、支援学級 か、特支学校か、それぞれの特徴を教えてもらう等)ソーシャルスキルトレーニングの方法など、その子に合っ た支援を継続的にできるような制度があるといいと思います。そのためにはまず親の認識が必要なので専門 機関と親をつなぐ1歩として気軽に相談できるような雰囲気で保育所で心理士等の方と話ができる場があると 良いと思いました。 普段から障害児に対して適切に声掛けをしたり、促していっているのか不安になっています。良い方法をそ の都度もらいながら対応していますが、子ども一人ひとりが同じではないので教えてもらったことが実行できな かったり、その子どもの機嫌や体調によっても変化するので難しいと感じています。 保護者にもっと身近に気軽に、就学しても継続して心理士と話ができるような制度があると良い。他の機関と の仲立ちとなる制度があると良い。普段保育士がわからない事など電話でちょっと相談できると良い。 市で行う健診前に気になる子について、保健師と連携が取れる機会があればと思う。 担任が気になるということだけだと説得力に欠けるので、"いつも見に来ていただいている専門の先生から見 ても気になる部分がある"ということで話を進めてもらえると良いと思う。 現在行っている仁平先生による巡回指導を回数を増やし今後も続けてほしい。 障害児や気になる子の研修も一度ありましたが、せっかくの研修も時間を取れないために駆け足状態でとて ももったいなく感じました。全員が受けるには日にちも時間も限られましたが、十分な時間を設けて受けられる と良いなと思いました。 障害児、気になる子は今後も増えると思いますが、職員が一人その子に付きっきりになります。しかし、今の 制度では療育手帳がないと運営費に加算されません。やはり子どもの最善の利益を考えれば、手厚い支援 が必要と思いますので、保育士の手当ての増額を望みます。 気になる子どもについて、現在、臨床心理士の方に来所して頂き、いろいろなアドバイスや助言を頂いてい ますが、年に3回のみなので、保育をしていて今この行動が新たに出てきて、どうしても専門の方にお聞きした い時に、即相談に行くことが現在できないので、いつでも相談できる体制を整えて頂きたい。健診等で保育所 等で明らかに何か問題を持っているにもかかわらず、保護者に「大丈夫」と言われてしまうと、保護者が安心し てしまい、何の手立てもないまま進んでしまい、保護者に子どもの気になる点を伝えにくいので、専門機関と の連携がより必要であると思う。 心理士さんや保健師さんに定期的に保育所に来ていただき、気になる子を直接見ていただき、対応等につ いて助言、指導をしていただけたらと思います。 障がい児に対して、対応や保護者と共通理解をもって保育ができるよう進めていけるように、知識を個人的 に学ぶこともできますが、研修で専門の講師の方の話を聞ける場を多く設けて欲しいです。 年々気になる子も増えているので、市とのケース会議か双方連携がすぐ取れるような関係性が必要になって くるのかと思う。 保育所だけでなく、その後のサポートが重要。保護者も今だけでなく、将来を考え不安になるようなので。小 学校に入学後、支援学級に入ると学童に入れないことが多く、働くことが必要な家庭にとっては大変なこと。 学童だけでなく、親が他の家庭となるべく同じように暮らせるようなサポート、支援を考えていかなければいけ ないと思う。 19 19 20 21 22 23 24 25 26 グレーといわれるタイプの子供達が、小学校の1クラスに2名程度は在する現状を解決するためには、やはり 保育園や幼稚園に在籍する年齢から専門機関からの対象親子への働きかけがとても重要だと感じています。 そのためにももっと様々な形で専門機関が実態に見合った形での介入、援助、指導等の対応を積極的に 行ってほしいと願います。 気になる子への担任としての対応と担任でない保育士の対応の仕方を知りたい。(担任と担任以外では、そ の子どもの信頼関係、子どもの行動など違ってくると思うため) 「様子見ててね」と心理士さんの方から伝えられることがある。今どんな工夫をしたら良いのか、もっと具体的 に共に考えたい。 診断名がついてない気になる子が年々増加している気がします。経験不足や生活環境によるものか、元々 持っているものかの判断がとても難しいです。園全体で理解していくためにも、職員研修を各園で講師を呼ん で全員が学べるような機会があればいいと思います。心理士の訪問活動の中に入れてもらえると助かります。 保育園に通う子が気になる部分が多々あり、その子どものために、今後のためにという思いで保健師につな げることが沢山あるが、保健師が母となかなか連携が取れないことがあると思う。保育士だけでは解決できな いため、保健師につなげているので、お忙しいと思うが、最後まで、家庭、保育園と連携をとって頂きたいと思 う。 新しい太陽の家のシステムが、今の段階では非常にわかりずらいです。しっかりとシステム作りをし、明確に して下さい。 気になる子が増えている現状がありながら、障害として認められなければ、園内だけで対応していかなけれ ばならず、職員(フリー)がかかりっきりになって本来の仕事ができない。職員体制を整えられるような助成金な どがあれば良い。 2歳児クラスから以上児クラスにあがる際、担任数が減ることでの個別対応が難しい状況があります。そこで 気になる子に対しては、早めに専門機関(仙台市のアーチルのような所)で対応して頂けると助かります。 ●幼稚園 その時の状況、環境によって気になる子になったり、そうでなかったりすることもある。職員のかかわり方ひと 1 つで変わることも多くあると思うので、子どもにとって良いかかわり方、どのような環境を作ったら良いかなど、 具体的に知る機会があればうれしく思います。 専門の方に、障害を持っている園児とのかかわり方や保護者のケア等について、直接教えてもらえる機会が 2 あれば良いと思います。 就学前の発達相談の対象が狭すぎるような気がします。例えば、発音(サ行、カ行等)、吃音やチックがひど 3 い等、いわゆるグレーゾーンと呼ばれたり、少し気になるといった子どもの相談窓口があると母としても安心で きると思います。 ・保健師さんとお話できる機会を増やしてほしい。 ・園内での研修の機会等も作っていただけると、より相談 4 しやすかったり職員間でも共通理解ができていい。 ・気軽に相談できる窓口的なものがあると助かります。 心理士さんに気になる子を見てもらい、どういった視点でその子を見守っていけばいいのか、保護者への働 5 きかけなど全て含め、その子にとって一番良い方法、進め方など気軽に相談できるようなシステム、制度など 整ってほしいです。 クラスの子どもを心理士さんに相談できると担任も安心して保育ができるが、今は心配な子について電話で 6 相談してという形なので、園に訪問に来ていただける方が良い。 園は多賀城市にあるが、在園の子どもは仙台、富谷など様々である。そのような場合に園の所在地である市 7 に相談するのか、又は家族の所在地である市に相談するのかわからない。 健診などで障害が発覚する場合もあるが、面談では見つかりにくいと考える。そのため集団で活動している 8 所を見て、アドバイス頂きたいと思う所が多々ある。ぜひ相談窓口を明確にして、子ども達が生活しやすい環 境作りの基礎を作ってほしい。 20