ISO9000・ISO14000

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ＳＯ9000・
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ＳＯ14000
1 ISO 9000・ISO14000とは
市場の統合などにより、急速に普及しました。
ISO9000とは、製造、サービス等の業務を行う
ISO14000とは、組織活動が環境に及ぼす影響
組織が構築した品質マネジメントシステムを保
を低減することを目的に定められた環境マネジ
証するための国際規格で、1987年の制定後、ＥＣ
メントシステムに関する国際規格です。
2 ISO 9000等の内容
○改善
○監視、測定
○分析
A（ACTION）
P（PLAN）
C（CHECK）
D（DO）
ISO9000、ISO14000は、ともに『Ｐ→Ｄ→Ｃ→Ａ、
○一般要求事項
の明確化
○方針、経営者の
責任・権限の明確化
○資源の運用管理の
明確化
○設計、開発
○製造、
サービス実行
る）→Ａction（Ｃにより得られた結果に基づき、
Ｐlan（責任の所在の明確化、要求事項の明確化
Ｐを修正するための改善を行う）→Ｐ
（Ａの改善を
などプランを立てる）→Ｄo（Ｐを実行（設計、
基に、Ｐを立てる）→……』というサイクル（デミン
開発、製造等）する）→Ｃheck（Ｄで実行したもの
グサイクル）を繰り返すことにより、品質の向
を測定、分析等を行うことにより、チェックす
上を図るものです。
3 ISO 9000等を取得した場合の利点
等の管理・分析、不良品の処理、クレームの処理
ISO9000等の認証を取得するということは、
など製品の品質向上につながるものであり、
品質管理、環境マネジメントを行うための基礎
ISOの認証を取得することにより、品質の安定
が整ったことを意味します。例えば、教育訓練
が外部から見えることから、企業のイメージア
制度の整備による従業員の知識等の向上、記録
ップに貢献します。
4 終わりに
され、ISO9000及びISO14000の認証業務を行う
ISO9000等の認証を取得する場合、いわゆる
こととなりました。
「業界用語」のために、審査する側及び認証を受
消防関係団体を母体とする審査登録機関の誕
ける側の双方に多大な負担がかかり、業界用語
生により、消防業界でのISO9000等の認証取得
の判る審査登録機関が渇望されていましたが、
者が増え、消防防災機器等の品質が一層向上さ
平成15年４月から、
「Ｆ＆Ａ ISO審査登録センター
れることを期待します。
（仮称）」が
全国危険物安全協会を母体に設置