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(調査研究・学会発表実績) [PDFファイル/179KB]
Ⅴ章 1 調査研究・学会発表実績 東部保健所 種 別 平成24年度 番 号 著者名(発表者名) 題目・論旨(担当課名) 全員の氏名(記載順) 第58回 1 大分県 ○麻生 花苗 題目:地域に根ざした「おくすり出前講座」 渡邉 和弥 論旨:薬と日頃から接する機会が多い高齢者等を対象に 公衆衛生 「おくすり出前講座」を開講し、具体的かつ実践的 学会 な啓発を行った。また、受講団体の一部に実施した アンケートの結果から現状を把握し、今後の課題等 を考察した。 (衛生課) 2 3 ○武野 真澄 題目:地域母子保健体制の強化に向けた保健所の役割 小山 園子 論旨:未熟児等のハイリスク児に関わる関係機関の連携 小幡 尚美 強化と母子保健従事者のスキルアップを重視した検 中西 信代 討会や研修に取り組み、保健所の果たす役割につい 吉田 妙子 て考察した。 中里 興文 ○小山 園子 題目:若年者の喫煙対策にかかる保健所の役割 武野 真澄 ~中学生への防煙教室を通して~ 小幡 尚美 論旨:毎年1校を対象に行っている中学生への防煙教室 中西 信代 の拡大を目指し、関係機関と協働した取り組みを 吉田 妙子 行い、今後の方策と保健所の役割について考察し 中里 興文 た。 (地域保健課) (地域保健課) 4 5 ○髙野 里実 題目:結核患者への地域 DOTS による服薬支援からの考 井上 亜由美 首藤 佐織 清水 久美恵 DOTS を通して、保健所が実施した服薬支援の有 隅 千里 効性と課題について考察した。 後藤 悦子 吉田 妙子 中里 興文 ○首藤 睦子 題目:福祉と医療の連携のための食形態標準化の試み 安達 悦子 論旨:摂食・嚥下困難者の食形態標準化を医療施設間で 武中 祥子 進めているので、市内老人福祉施設においても、 宇都宮 みどり 察 論旨:治療中断リスクの高い多剤耐性結核患者への地域 (地域保健課) 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会の「嚥下 吉田 妙子 調整食学会基準案 2012」に基づいて標準化を試み 中里 興文 た。 (地域保健課) - 129 - 種 別 番 号 著者名(発表者名) 題目・論旨(担当課名) 全員の氏名(記載順) 第58回 6 ○安達 悦子 題目:大学生の食の自立プロジェクト推進するために 大分県 武中 祥子 論旨: 青年期(特に大学生)での食育課題を把握し、 公衆衛生 宇都宮 学会 首藤 睦子 吉田 妙子 中里 興文 みどり 健康づくりを推進するため「大学生の食の自立プ ロジェクト」としての施策化に向けて、各大学と 連携し大学生の食に関する実態調査を行い、現状 と課題について考察した。 (地域保健課) 平成24年度 7 ○中瀬 真紀 食品衛生監 渡邉 和弥 視員・と畜 阿部 次男 題目:東部保健所に寄せられた食品に関する苦情 2 例に ついて 論旨:苦情対応に際しては、申出者の感情や思い込み等 検査員・狂 から正確な事実関係が把握しにくく、苦情の対象と 犬病予防員 された施設における原因究明や再発防止の指導に苦 研究発表 慮する事例も多い。 今回の 2 事例について再現実験や委託検査を行っ たところ、原因究明や苦情者の理解を得る上で有効 であった。 (衛生課) 8 ○麻生 花苗 題目:宿泊施設を中心とした食中毒防止出前講習会 中瀬 真紀 論旨:当所では旅館やホテル等の宿泊施設を対象に食中 林 徹 毒防止に関する出前講習会を毎年実施し、食中毒の 北村 雅子 予防を啓発している。今回実施したアンケートより 渡邉 和弥 現状を把握できたので、今後は、より効果的な出前 阿部 次男 講習及び各施設における衛生管理の指導者育成等行 っていきたい。 (衛生課) 平 成 2 4年 度 9 ○山瀬 敬治 題目:ATP測定器を用いた浴場施設管理者への清掃指導 環境関係 論旨:平成23年度に行った管内公衆浴場、旅館ホテル浴 業務事例 場施設でのレジオネラ属菌行政検査では、7施設中4 発表会 施設の浴槽水が陽性であり、効果的な現場での清掃 指導が課題となった。 ATP測定器を用いて浴場施設各現場のATPを測定す ることで清掃不十分箇所を数値として視覚化するこ とができ、施設管理者への指導啓発に有効であった。 (衛生課) 10 ○御手洗 広子 題目: 旅館で発生したトコジラミの駆除事例 論旨:都市部を中心に被害が広がっているトコジラミ被 害が、県内の宿泊施設でも発生した。現場研修と して立ち会った駆除作業から得た、トコジラミの 生態や完全な駆除の困難さを報告した。 (衛生課) - 130 - 種 別 番 号 著者名(発表者名) 題目・論旨(担当課名) 全員の氏名(記載順) 平成24年度 11 ○安達 悦子 大分県保健 武中 祥子 所調査研究 事業 宇都宮 みどり 首藤 睦子 題目:若い世代の食育を推進するために ~大学生における食の課題把握及び大学等との連携 した食育施策の展開~ 論旨:青年期は、自分自身で生活習慣を確立し、次世代 を生み育てる役割を目前に控えた世代として、健康 的な食生活を形成する力の獲得が必要である。そこ で、東部保健所管内にある大学・短期大学と連携し、 大学生の食に関する実態調査を実施し、今後の大学 生における適切な食生活の実践に向けた施策を検討 した。 (地域保健課) - 131 - 2 国東保健部 種 別 平成24年度 番 号 著者名(発表者名) 題目・論旨(担当課名) 全員の氏名(記載順) 第58回 1 ○阿南 恵理香 題目:かてちもろうち かてちゃげち みんなじ いいとぎ 大分県 國政 陽子 を いみしちいこえ 公衆衛生 学会 宮崎 江藤 哲也 聖美 徳久 恵 み」として捉えるのではなく「強み」と捉えて事業 本山 秀樹 を企画した。国東地域で元気に生活している高齢者 髙倉 敬子 のこれまでの生活で培った知恵をいただき、その知 中里 興文 恵を地域に広めることでソーシャルキャピタルの豊 ~ソーシャルキャピタルの豊かな地域づくり~ 論旨:高齢化率の高い国東地域において、高齢化を「弱 かな地域づくりへの取組を行っている。 (国東保健部) 平成24年度 2 食品衛生監 ○國政 陽子 題目:国東市での動物愛護推進事業の段階的取り組みに 他衛生課職員 視員・と畜 一同 ついて 論旨:国東市では、愛犬家や動物関係営業者らが中心と 検査員・狂 なって、犬の適正飼育を啓発することを目的に、 犬病予防員 ドッグフェスタが開催されており、実行委員会メ 研究発表 ンバーには、動物愛護推進員として保健部の動物 愛護事業に企画段階から参加していただいている ため、当部の動物愛護事業もかなり特色のある事 業として展開している。 (健康安全・衛生課) 3 ○國政 陽子 他衛生課職員 一同 題目:元気高齢者活用事業について~ソーシャルキャピ タルの豊かな地域づくり~ 論旨:高齢化率の高い国東地域には、100 歳に近い年齢 でありながらこれまでの生活で培った知恵と経験 により、元気に生活している元気高齢者が存在し ており、元気高齢者の知恵と経験を生かした地域 力アップの取組を行っている。 (健康安全・衛生課) - 132 - 種 別 番 号 著者名(発表者名) 題目・論旨(担当課名) 全員の氏名(記載順) 平成24年度 4 ○國政 陽子 食品衛生監 宮崎 哲也 視員・と畜 本山 秀樹 題目:未加熱そうざい収去結果を活用した自主的衛生管 理向上事例について 論旨:最終調理工程において加熱調理がない未加熱そう 検査員・狂 ざいについては、依然として細菌が検出されるも 犬病予防員 のが多く、食中毒を引き起こす恐れがあるが、小 研究発表 規模の営業者や給食施設などでは、自主検査が実 施されず、調理従事者の衛生管理に対する意識付 けが低い施設が多く見受けられる。県の収去検査 計画に従って実施した収去検査において、要注意 又は不良との結果が出た施設に対して通常の改善 指導を行ったほか、施設側に対応・対策を検討・ 改善させた後に再収去・検査を実施したところ、 良好な検査結果が得られ、調理従事者の衛生意識 向上が見られた。 (衛生課) 平 成 2 4年 度 5 ○宮崎 哲也 題目:畜産糞尿に係る苦情対応について 環境関係 論旨:国東保健部管内においては、2地区において畜産 業務事例 糞尿に係る苦情が発生している。畜産環境保全推進 発表会 協議会において対応することとし、関係機関の連携 を図っている。現地調査指導の積み重ねによる畜産 農家の意識向上や環境教育を通じて、液肥化事業等 耕畜連携を推進すべきと考察する。 (健康安全・衛生課) 平成24年度 大分県保健 所調査研究 事業 6 ○山下 恒平 題目:元気高齢者のお知恵拝借で地域力カップ!! 他国東保健部全 ~ 500 歳の先輩達から未来に向けてのメッセージ~ 職員 論旨:高齢化率の高い国東地域において、高齢化を「弱 み」として捉えるのではなく「強み」と捉えて事業 を企画した。国東地域で元気に生活している高齢者 のこれまでの生活で培った知恵について調査・研究 を行いその結果を地域に広めることでソーシャルキ ャピタルの豊かな地域づくりへの取組を行っている。 (国東保健部) - 133 -