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First Mission Box
危機管理センター~基本レイアウト~
19 ケース3:第2配備、第3配備、震災震度6強以上
7,500
7,500
7,500
7,850
国道事務所
TV会議システム
災害対策本部事務局
TEC-FORCE
消防団
市広域消防
建設・上下水道部
連絡班
自衛隊
地図
テーブル
計画分析班
(8名)
記者席
市民協働環境・産業経済部
連絡班
健康福祉・教育・病院部
連絡班
42
|
46
飯田国道
事務所
1800*600
情報整理班
(12名)
本部長
危機管理
室長
1400*700
交通安全係
地域安全主幹
1400*700
調整班
(4名)
室長
総務・財務会計
班(6名)
8,000
総合政策・
議会行政部連絡班
防災係
執務室
消防団係
調整
テーブル
資源管理班
(6名)
危機管理係
1400*700
飯田警察署
休憩スペース
8,000
広報班
(4名)
下伊那
地方事務所
(県)
※災害対策本部会議は別室で実施
通路
1800*900
古紙・ゴミ置き場
長野県飯田市危機管理室防災係〔平成27年版〕 Copyright Iidacity. All rights reserved
17
災害対応拠点の整備~市役所本庁舎の整備~
20 ライフライン系をはじめとした耐災害性の向上
電力
①商用電源+太陽光発電パネル(20KW)+リチウム蓄電池(16.8KW)
②一次非常用発電機(地下・重油5000㍑×2槽・最低5日間・400kVA)※敷地内の地下に設置
③二次非常用発電機(議会防災棟3階・重油950㍑・最低3日間・80kVA)
水
①水道水+地下受水槽(上水道直結・ステンレス製36㎥)※敷地内の地下に設置
②井戸水(生活用水)+地下井戸水貯留槽84㎥
汚水
①公共下水道
②地下非常用汚水槽69㎥(300人×1週間)
空調(都市ガス)⇒都市ガス途絶時代替LPGボンベ確保及び扇風機・ストーブを備蓄
建築基準法で定める基準の1.5倍の強度 【構造体の耐震安全性Ⅰ類】
※官庁施設の総合耐震計画基準
長野県飯田市危機管理室防災係〔平成27年版〕 Copyright Iidacity. All rights reserved
18
まずは「職員=住民」の意識向上!~職員対象の研修会~
21 課長補佐以上出席必須、その他職員は希望者が参加
平成26年
月日 5月19日~6月11日【全10回・同一内容】
時間 90分間(勤務時間中)
504人が参加(参加率30.8%・臨時職員を含む全職員)
内容:飯田市の防災対策と職員非常参集態
勢について
職場内の周知を確実にするためYouTubeに動画を掲載
22 新規採用職員「正式任用前研修」の1コマで「防災対策」
月日:平成27年8月21日
時間:50分間
対象:平成27年4月1日付け採用職員全員
23 危機管理室初任者・兼務職員研修【H27.4.9 13:00-17:00】
4月1日付け初任者、兼務職員(21人)全員を対象・・・半日の講義(基礎知識習得)
24 危機管理室職員研修(含む兼務職員)【H27.4.15
9:00-17:00】
AMシステム操作、レイアウト設定訓練、PM目標管理型本部運営訓練(土砂災害)
© Takeshi Goto Iidacity 2015
地域の防災力を高めるために
19
~自主防災・住民向け~
25 自主防災リーダー養成研修会(5/12 約400人が聴講)
<研修内容>
○自主防災リーダーに求められるもの
○防災訓練の計画づくりと勘所
○防災資機材の使い方
26 防災講演会への職員の派遣(H26:計45回 約4,500人が聴講)
<主な講演内容>
○命を守る事前の防災対策
○地域で行う防災対策
○クロスロードをやってみよう
○避難所運営ゲームHUG
27 幼稚園・保育園、小・中学校教職員向け防災研修会
<研修内容>
○飯田下伊那地域の災害特性
○命を守る避難と身の守り方
○シェイクアウト訓練について
○先進的な防災教育事例
職場内の周知を確実にするためYouTubeに動画を掲載
© Takeshi Goto Iidacity 2015
20
子どもたちへのアプローチ
28 防災啓発番組の制作(伊那谷3市共同企画)
H20からほぼ毎年ICTV広報番組を制作・放
映。そしてDVD化して地域へ貸出
※地震への備え、ハザードマップの活用、災害特集、土砂災害・地震災
害統合版
飯田・駒ヶ根・伊那の3市防災担当者の交
流会から企画がスタート
地元高校のオリジナル戦隊ヒーロ―・3市
のゆるキャラの協力を得て番組制作へ
高校生の参加による防災意識の啓
発、幼児にもわかる番組構成
多くの人に見てもらえるようYouTubeに動画を掲載
29 学校向け防災カリキュラムの展開(社協と連携)
<防災カリキュラム>
・地震や土砂災害から命を守る!・・・全学年
・DVD「恐怖の集中豪雨」鑑賞と避難行動を考える・・・小学校高学年以上
・DVD「飯田大火とりんご並木」鑑賞と飯田の災害伝承・・・小学校高学年以上
☆避難所運営ゲーム体験(180分)・・・中学生以上
☆クロスロードゲームをやってみよう!・・・ 5年生以上
★避難所開設・運営訓練(90分)・・・ 5年生以上
★防災倉庫の中身を観てみよう・・・3学年~中学生
☆防災道徳「相手の気持ちを考えて、自分の命を守る」
(命を守るクロスロード) ・・・全学年
21
© Takeshi Goto Iidacity 2015
平成27年度 飯田市地震総合防災訓練の概要
市民参加の防災訓練
市職員対象の防災訓練
日時 8月30日(日)午前8時~正午
①非常参集・災対本部立ち上げ訓練
メイン会場 各地区開催(メイン会場なし)
期間:8月24日~8月30日のいずれか
想定 震度6強(8:00)+ 余震1回(8:30)
対象:全職員(病院職員を除く)
重点訓練(必須)
電話又はメールによる参集命令により、指定配備場所へ
参集し、災害対策本部又は地区拠点本部を立上げる
①避難所開設及び運営訓練
(小中学校に設置した防災備蓄倉庫の備蓄品・資機材を使った訓練)
②避難行動要支援者への支援・避難誘導訓練
②災対本部・目標管理型図上運営訓練
(助けあいマップを活用した訓練)
日時:8月30日(日)7:00~12:30[危機管理センター]
③シェイクアウト訓練
(地震発生時にその場で頭を守りながら身の安全を図る行動をとる訓練)
※8月25日近辺に市内全ての保育園・幼稚園・小・中学校で児童・生徒を
対象としたシェイクアウト訓練を実施。
安全行動の1-2-3 (シェイクアウト訓練イメージ)【ダンゴムシのポーズを】
Drop!
姿勢を低く!
Cover! 体・頭を守って!
Hold on! 揺れがおさまるまでじっとして!
各20地区会場
対象:災害対策本部員、事務局員、連絡員
地震発生6時間後の想定に対して、情報分析・資源
管理・庶務財務・広報を体系的に訓練
③災対本部事務局員・図上運営訓練
日時:8月30日(日)7:00~12:30[危機管理センター]
○避難所開設及び運営訓練
○シェイクアウト訓練
○災害時要配慮者安否確認及び情報伝達訓練
○安否確認 ○情報伝達・収集訓練 ○災害状況把握訓練
○避難誘導訓練 ○初期消火訓練
○トリアージ訓練(診療所)
○応急救護所設置訓練 ○人命救助・搬送訓練
○炊き出し訓練 ○物資搬送訓練
対象:災害対策本部応援職員
想定非公開の状況付与に対して、情報整理・防災シ
ステム操作等を実務的に訓練
④各班別実践型訓練
各班(職場)ごとに立案し訓練実施
© Takeshi Goto Iidacity 2015
26・27年度の特徴的な訓練・新たな展開
~実戦力の向上~
31 目標管理型図上シミュレーション訓練
6/7土砂災害・全国統一防災訓練及び8/30地
震総合防災訓練の災害対策本部訓練として実施
32 シェイクアウト訓練【ダンゴムシのポーズで啓発】
8/30地震総合防災訓練の一環として実施。8月
末人口104,261人に対して51,762人が参加。
参加率49.6%。昨年は全国で水戸市に次いで2
位。
33 H26 9/17土砂災害を想定した情報伝達訓練
左上:災害対策本部訓練(地震)
右上:市長による模擬記者会見訓練
左中:シェイクアウト訓練(小学校)
右中:災害対策本部訓練(土砂)
左:非常参集訓練
下:First Mission Box
南木曽・広島の土石流災害を受けて、緊急の情報
伝達訓練を実施。RZ住民、要援護施設、小中学
校等へ「訓練・土砂災害警戒情報」を電話連絡
34 H26 地震を想定した非常参集訓練(抜き打ち)
8/27 17:56、1/17 5:46の2回、抜き打ち
の非常招集訓練(全職員対象)を実施。あわせて
災害対策本部の設置訓練も実施。
危機管理センター開所に合わせて独自に開発した
「First Mission Box」を初運用。
First Mission Box作成協力:危機管理教育研究所 国崎信江氏
23
© Takeshi Goto Iidacity 2015
First Mission Box(地震災害編)の開発
35 迅速かつ確実な初動期のオペレーションを実現するために!
飯田市立病院が、
救急センターで活
用していたマニュア
ルをヒントに開発。
先着から15分以内
に行うべき12ミッ
ションを検討し選
定。
とにかく情報収集と
なりがちな初動期
のオペレーション。
大事なことは、自分
自身が情報を持っ
ているということ。
ミッション開始前
に、心理的に“褒め
て”“落ち着かせる”
カードを準備。
最低限のルールを
記載。
上司や首長に報告
する前に県へ報告
する。外部からの早
期の支援を求める
ために第1報はそれ
を要さないことを予
め決めてある。
一目でやるべきこと
がわかるタイトル付
け。簡潔・明瞭なマ
ニュアル。イラスト
で何がどこにあるか
を明示。記録として
完了時刻と氏名を
WBマーカーで記入
書類箱の中には
・情報記録様式
・ラッションペン
・WBマーカー
がラミネート加工し
たカードと同包
© Takeshi Goto Iidacity 2015
First Mission Box作成協力:危機管理教育研究所 国崎信江氏
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