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女性の再チャレンジのための学習・能力開発支援等

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女性の再チャレンジのための学習・能力開発支援等
女性の再チャレンジのための学習・能力開発支援等
平成18年12月
文部科学省
状況・背景
○子育て等による時間的制約によって再チャレンジのための活動が困難
○再チャレンジに関する情報収集等が困難
○身近なロールモデルの不足
希望の再就業をするためにあったらよいと思う支援とは
○離職によるキャリアの中断による職業能力への不安
1.再就業について気軽に相談できる窓口 (42.5%)
・必要な学習や就業等に関する一元的な情報提供
・身近な場所や個人のニーズに応じた、
学習機会の必要性
既存の支援機関の課題
2.家庭と仕事の両立支援に関する情報提供 (35.3%)
3.子連れで行く身近な場所での就業支援に関する
情報提供 (32.8%)
4.公民館や女性センターなど身近な場での就業に
備えた職業訓練、職業教育 (29.9%)
再就業にあたっての課題、不安は
地域の身近なところにない
34.8
32.6
40.0
再就業のために知っておきた
い情報が十分にない
その他
30
40
50.0 %
50.1
46.2
43.2
36.7
一緒に働く人達が、子育てしながら働くことに理解があるか不安
地域の情報が少ない
19.4
20
30.0
年齢制限があり、応募できるところが少ない
敷居が高く、立ち寄りにくい
6.6
10
20.0
条件のあう職場が見つからない。仕方なく条件を落として探している
21.5
18.9
18.1
0
10.0
子育てと両立できるか不安
困っていることを気軽に相談
しにくい
子どもを連れて行きにくい
29.4
0.0
特にない、わからない
36.4
再就業に必要な資格や技術・技能がない
32.0
仕事についていけるか不安
28.0
子どもが小さいため、支援体制がないと断られてしまう
22.1
自分が何に向いているか分からない
UFJ総研(内閣府委託) 「我が国の労働市場における各種制約と
再就業に与える環境に関する調査研究報告書」 (平成17年)より
具体的取組
18年度実施施策
19年度要求施策
◎女性のキャリア形成支援プラン
◎再チャレンジ支援システムの構築
・学習相談、研修等のモデル事業の実施
(チャレンジ希望女性に対する「学び」支援、IT基盤の整備支援含む)
・企業や地域社会が求める人材の資質や能力等の把握
・再チャレンジ希望者の相談・適切な学習機会の提供
教育委員会、NPO、大学等を含む実行委員会7件に委託。
(身近な場所での講座の実施など)
◎専修学校社会人新キャリアアッププラン教育
推進事業
・再就職等を視野に入れた能力開発のための事業の実施
女性の再チャレンジコース12件委託
(主な取組) ・介護等の資格取得支援
国立女性教育会館
・パソコン講座
放送大学リーフレット
・再チャレンジに資する学習支援システムを構築
◎専修学校を活用した再チャレンジ支援推進事業
・専修学校の持つ職業教育機能を活用して、職業能力向上のため
の学習機会を提供
◎社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム
・大学・短大・高専における教育研究資源を活用し、関係団体等と
連携しながら、社会復帰を目指す女性を含む社会人の学び直しニー
ズに対応した教育プログラムを展開する優れた取組を支援
◎団塊世代等社会参加促進のための調査研究
(教育サポーター制度の創設)
(URL:http://winet.nwec.jp/career/)
・高齢者や団塊世代等が、これまで職業や学習を通じて培った経験
を活かして、学校や地域社会で活躍できるよう、全国規模での「教育
サポーター」制度の創設に向けた実態調査及び検討を行い、標準的
な教育サポーター制度を構築
◎独立行政法人国立女性教育会館
・女性関連施設職員や社会教育関係者等を対象とする各種研修事業の実施
・女性のチャレンジ(キャリア形成)に関する調査研究、チャレンジに必要なロールモデルや学習情報等の収集・提供
◎放送大学の広報
・放送大学の受講を通じたキャリアアップの可能性の広報等
女性研究者・医師等の復帰支援
平成18年12月
文部科学省
状況・背景
○研究者に占める女性の割合が諸外国と比べ、低い。
○能力がありながら、出産・育児等によって研究活動を十分に継続できない女性研究者も多い。
○全国的に医師・看護師の不足が叫ばれている。
しかし、仕事と家庭の両立の難しさから、結婚や出産を機に退職する者が少なくない。
○離職前に養った、資格・能力を活かす場の提供が求められる
○仕事と子育て等が両立できる支援の必要性
離職前のキャリアを活かした再就職・復帰支援の必要性
学部学生の専攻分野別割合
研究者に占める女性の割合
50.0 46.6
40.0
35.4
32.5
29.1 27.9
30.0
27.5
人文科学
社会科学
理学
工学
農学
医学・歯学
(%)
26.0
20.0
15.5
11.9
男
子
人文科学
10.0
0.0
43.4
8.9
イタリア イギリス
日本
ポルトガル 米国
ドイツ
スペイン フィンランド フランス
女
子
社会科学
4.3
その他の保健
家政
教育
芸術
その他
%
3.7
25.9
理学 工学
教育
2.2
26.9
29.2
文部科学省「学校基本調査」(平成17年度)より
4.5
8.6
具体的取組
18年度実施施策
19年度要求施策
◎特別研究員事業における出産・育児による研究中断からの復帰支援
・優れた男女の研究者が出産・育児による研究中断後に、 円滑に研究現場に復帰できるよう、日本学術振興会の特別研究員事業に
おいて支援。
平成18年度:30人採用予定
◎女性研究者支援モデル育成(科学技術振興調整費プログラム)
・優れた女性研究者がその能力を最大限発揮できるようにするために、大学や公的研究機関を対象として、女性研究者が研究と
出産・育児等を両立するための支援を行うモデルとなる、優れた取組を支援する。
平成18年度:10大学採択
(主な取組)
・ワークシェア、研究代替員の配置
・ITを使った在宅勤務体制の構築
・フレックス制の導入
・カウンセリングシステムの整備、メンター制度の整備 など
両立
◎地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い
医療人養成推進プログラム
地域医療等社会的ニーズに対応したテーマを設定し、公募。
19年度は、公募テーマの一つとして、出産・育児等の理由により、
離退職した女性医師・看護師等が臨床現場に復帰するための
支援を行う取組をテーマ設定。
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