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市長の政策方針に関する進捗状況

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市長の政策方針に関する進捗状況
平成 28 年 7 月 5 日
市長の政策方針に関する進捗状況
・ 佐原市長は、去る平成 24 年 8 月 23 日の記者会見において、2 期目に挑む政策の方針
「ともに生き、ともにつくる」を発表しました。
・ このたび、その中に示された、「地域づくりの政策」、「まちづくりの政策」、「行財政
運営」に関する全 48 の項目について、現時点での本市の対応状況を整理しました。
・ その結果は下記のとおりで、「対応が進んでいるもの」は 44 項目(91.7%)、「一部対
応、又は検討中のもの」は 4 項目(8.3%)で、
「現時点で対応できていないもの」は
ありませんでした。
■項目別集計表
2期目の対応状況
区
分
<地域づくりの政策>
自立した地域をつくるために
項目数
対応が進んでい
一部対応、又は
現時点で対応で
るもの
検討中のもの
きていないもの
6
6
0
0
11
9
2
0
14
13
1
0
14
13
1
0
3
3
0
0
44
4
0
(91.7%)
(8.3%)
(0%)
<まちづくりの政策>
もっと元気で明るく誇りを
持てるまちに
もっと人にやさしく安心して
暮らせるまちに
希望を持って夢を育むことの
できるまちに
<行財政運営>
市民とともに歩むために
合
計
48
1
■政策方針に掲げた取組みの主な成果
(No.は別紙項目別進捗状況一覧の番号)
○東三河広域連合の実現(No.1)
平成 25 年度より東三河広域連合設立準備室を設置し、約2年の準備期間を経て、平成
27 年 1 月に東三河広域連合を設立した。東三河の将来にわたる持続可能な地域づくりに
向け、同年4月から共同処理事務を開始するとともに更なる拡充に努めている。
<共同処理事務>
・H30 の介護保険統合に向けた介護保険計画策定等
・地方税等の滞納整理事務
・社会福祉法人の認可等事務
・障害支援区分認定審査会
・消費生活相談事務
・航空写真撮影等事務
<新たな広域連携事業の調査研究>
・アンテナショップ実現可能性調査の実施
・広域連合版「まち・ひと・しごと創生総合戦略」策定に向けた取組み
○広域的社会基盤の整備促進(No.3)
本市を始め東三河地域の振興発展を支える広域的社会基盤整備を促進するため、地域
の官民が一体となって国や県への要望活動を展開した。
・設楽ダム:検証終了・事業継続決定(H26)、転流工工事着手(H28 予定)
・三 河 港:神野地区耐震強化岸壁と埠頭用地造成の整備着手(H26)
・名豊道路:豊橋バイパス全線開通(H24)、同 大崎 IC∼前芝 IC
4 車線供用開始(H25)
豊橋東バイパス全線開通(H25)
○首都圏プロモーション活動の拡大(No.4)
全国ふるさとフェアなどで物産展を開催し、本市の認知度向上を図るとともに、横浜
赤レンガ倉庫で手筒花火を放揚するなど、豊橋を印象づける効果的な PR 活動を行った。
また、東京浅草の「まるごとにっぽん」に出展し、首都圏在住者など多くの方々に本市
の特産品を紹介した。
○自動車ナンバー特区の創設(No.8)
国への働き掛けにより規制緩和が図られ、三河港で全国のナンバープレートの封印取付
けが可能となった。平成 26 年 10 月より、メルセデス・ベンツ新車整備センターにおいて
ディーラを介さない直接納車サービスが始まった。
2
○サイエンス・クリエイトによる新事業創出(No.9)
企業と大学が共同で取組むイノベーション創出等支援事業を推進したほか、ものづくり
人材の育成の環境を整備するため「メイカーズ・ラボとよはし」を設置するなど、新事業
創出に向けた取組みを進めた。
○農業基盤の整備と新農業の展開(No.11)
産学官連携による IGH 植物工場の実証実験(H23∼)に続き、臨海部における次世代施設
園芸愛知拠点の整備を促進したほか、先端農業技術の普及を図るため環境制御装置を備え
た大規模温室の整備に対する助成制度を設けた。
○減災計画の策定と公共施設の防災拠点化(No.15)
平成 27 年 3 月に「地震対策(減災)アクションプラン」を策定し、防災ひろば(H27)、
津波防災センターH27 三郷地区、H28 天津地区(予定)、防災備蓄倉庫など拠点機能の整
備を図るとともに、住民主導による地域防災力の強化を図った。
→
岩田校区防災会連絡協議会の防災活動、外国人協働訓練【H27 内閣総理大臣表彰】
→ 豊橋障害者(児)団体連合協議会の防災活動、避難訓練【H26 内閣総理大臣表彰】
○市民病院総合出産センターの整備(No.20)
平成 26 年 4 月に東三河で初めてとなる総合周産期母子医療センターとバースセンター
を豊橋市民病院に開設し、ハイリクス分娩への対応など誰もが安心して子どもを産み育て
ることができる環境を整えた。
○高度医療の推進(No.21)
東三河地域の中核病院として、平成 25 年度に手術支援ロボットシステム「ダヴィンチ」
を導入したほか、平成 28 年度中にがん診療連携拠点病院として放射線治療体制の整備を
目指すなど、高度専門医療を充実させた。
→
豊橋市民病院の地域医療・健全経営【H28 自治体立優良病院表彰(全国自治体病院開設者協
議会、公益社団法人全国自治体病院協議会)】
○高齢者介護サービスの充実(No.24)
地域包括ケアシステムの構築に向け、地域密着型サービス施設の整備を推進(平成 24
∼27 年度の 4 年間で、認知症デイサービス 5 か所、グループホーム 3 か所、小規模特別
養護老人ホーム 3 か所等を開設)したほか、在宅医療・介護連携推進会議の設置など地
域で高齢者を支えるための体制を整えた。
3
○バイオマスエネルギーの活用(No.26)
下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥及び生ごみを適正に処理するとともにエネルギーとして
有効利用(発電)を図るため、平成 27 年度、中島処理場でのバイオマス資源利活用施
設の建設工事に着手した。
○学校生活サポートの強化(No.29)
小学校と中学校の縦のつながりを重視した一貫性のある教育を行うため、平成 28 年4
月に小中一貫の前芝学校を開校した。合わせて、小・中学校間の円滑な接続と学力向上
のため教科担任制の充実に取り組んだ。
○市立くすのき特別支援学校の建設(No.30)
愛知県立豊川特別支援学校の過大規模を解消するとともに、東三河地域における知的障
害のある児童生徒の教育環境の向上を図るため、平成 27 年4月に豊橋市立くすのき特別
支援学校を開校した。
○南地域図書館の建設(No.36)
老朽化した南稜地区市民館の建替えにあたり、大清水図書館や大清水窓口センターとと
もに一体的に整備し、平成 27 年4月、新たな生涯学習の拠点であり地域のシンボルとな
る「大清水まなび交流館/ミナクル」を開館した。
○二川宿
商家「駒屋」の開館(No.37-1)
商家「駒屋」を改修復原し、二川宿の歴史・文化を継承発信の場とするとともに地域
の交流・活動の拠点とするため、平成 27 年 11 月に一般公開した。
→
旧東海道二川宿地区における市・住民・大学の協働で進めてきたまち並み・景観・文化財整
備の取組み【H28 都市景観大賞(国土交通大臣賞)】
○ホンモノ体験による青少年の育成(No.38)
若者が芸術文化に触れる機会を創出するため、青少年オーケストラキャンプの開催や
その参加者の一部をドイツに派遣するなど、一流の音楽家との交流を促進したほか、芸
術文化活動育成事業、小中学校での芸術文化体験事業、高校演劇部への演劇活動支援な
どに取り組んだ。
など
4
■政策方針に掲げた以外の主な成果
○地方創生に向けた取組みの開始
長期的な人口見通しを踏まえ、本市の創生に向けた取組みを総合的に推進するため、
平成 27 年度に 2060 年を展望した「豊橋市人口ビジョン」及び、それを踏まえた「豊橋
市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、国からの交付金を獲得しながら様々な
取組みを開始した。
○重点「道の駅」の指定
名豊道路七根IC周辺で計画する「道の駅」整備計画が、平成 27 年度に国土交通省か
ら、東三河では初となる重点「道の駅」に選定され、既存の食彩村を取り込んだ拠点形
成に向けた取組みを開始した。
○東京オリンピック・パラリンピック対応
平成 28 年 6 月、本市は、官民による継続的な交流が行われているドイツ、愛知万博フ
レンドシップ事業の相手国であったリトアニアの2国の「ホストタウン」として、国に
登録される。
○三河港の自動車輸入 23 年連続で日本第1位
平成 25 年のプジョー・シトロエンの新車整備センターの完成や、平成 26 年のベンツ
輸入再開などにより、平成 27 年まで 23 年連続で輸入自動車の金額・台数ともに日本一
を達成。また、ロシア航路開設の効果もあり、平成 26 年の三河港におけるコンテナ貨物
取扱量が過去最高を更新した。
○テレビドラマ、映画等のロケ地として豊橋を全国発信
TVドラマ「ルーズヴェルトゲーム」、「LEADERS」や映画「みんな!エスパーだよ!」
などのロケ地となり、豊橋を全国に広く PR した。
○地球温暖化防止に向けた率先行動の推進
公共施設や遊休地への太陽光発電の設置、照明の LED 化等省エネ化、節電チャレンジ
キャンペーンの展開、電気自動車の導入など、市役所が率先して地球温暖化防止対策を
積極的に推進した。
→ 豊橋市役所エコ通勤【H26 交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰(国土交通省)
】
など
5
■項目別進捗状況一覧
区 分
項 目
1
−
○
三遠南信地域連携
の推進
2
−
○
3-1 設楽ダム
○
3-2 豊川用水第二期
○
3-3 三河港
○
国が神野ふ頭再編改良事業に着手(H26年度∼)
3-4 広域幹線道路
○
・名豊道路市内区間全線開通(H25.6)
・東三河環状線乗小路トンネル開通(H28.3)
○
・「まるごとにっぽん」への出展
・横浜赤レンガ倉庫で手筒花火放揚
4
っ
シティプロモー
ションの拡大によ
も る魅力の発信
まちなか再生によ
るにぎわいの創出
首都圏プロモーション活動の拡大
5
郷土を知り愛着を育む環境の整備
○
6
インテリジェントシティの推進
△
推進のための方向性の確立が必要
7
国際自動車戦略港湾の推進
○
・インセンティブ制度を実施
・「海フェスタ」東三河の開催(H28.7)
8
自動車ナンバー特区の創設
○
VPC納車の推進(H27年度末実績:50件)
9
サイエンス・クリエイトによる新事業創出
○
・メイカーズ・ラボとよはしの設置(H27.11)
・社会人キャリアアップ協議会の推進
10
新たな産業用地の確保
○
三弥地区工業団地(仮)の整備促進
11
農業基盤の整備と新農業の展開
○
・IGHプロジェクトの実証研究を支援
・「次世代施設園芸愛知拠点」の整備支援
12
広小路地区のにぎわい復活
○
・「豊橋まちなか歩行者天国」を本格実施
・とよはしキラキラ☆イルミネーションの開催
13
駅前大通南地区の再開発
○
「まちなか図書館(仮)」及び「まちなか広場(仮)」
の整備促進
14
西駅地区の活性化
△
活性化に向けた方策が必要
15
減災計画の策定と公共施設の防災拠点化
○
・地震対策(減災)アクションプラン策定(H27.3)
・津波防災センターの整備(三郷、天津)
っ
防災対策の強化に
よる安全なまちづ
くりの推進
保健・医療・福祉
の連携による安心
な暮らしの実現
転流工着工(H28年度∼)
「郷土学習のすすめ」(H26年度)、「ふるさと豊橋∼
歴史を紡ぐ偉人たち」(H27年度)、「ふるさと豊橋∼歴
史を紡ぐ遺構たち」(H28年度)の発行
も
と
人
に
や
さ
し
く
安
心
し
て
暮
ら
せ
る
ま
ち
に
東三河広域連合の設立(H27.1)
と
人
に
や
さ
し
く
安
心
し
て
暮
ら
せ
る
ま
ち
に
希
望
を
持
エコ対策の充実に
よる地球にやさし
いライフスタイル
の実践
学校・家庭・地域
の連携による人づ
くりの推進
っ
と
元
気
で
明
る
く 地域の特性を生か
誇 した新たな産業の
り 創造
を
持
て
る
ま
ち
に
項 目
番号
て
夢
を
育
む
こ
と 文化を育て未来を
の 創る夢づくりの推
進
で
き
る
ま
ち
に
多文化共生と国際
交流による世界と
の絆づくりの推進
市
民
と
と
も
に
歩
む
た
め
に
25
太陽光発電の積極的導入
○
・平成27年度末実績 34,142kW(見込み)
・豊清町に市民ファンドによる太陽光発電所の設置
26
バイオマスエネルギーの活用
○
バイオマス資源利活用施設の建設着手(H27年度)
27
公共交通によるエコライフの推進
○
「地域生活」バス・タクシーの運行(7地区)
28
自転車交通の促進
○
自転車通行空間確保工事の実施
29
学校生活サポートの強化(学校教育)
○
・前芝学校の開校(H28.4)
・各学校に生活サポート主任を配置
30
市立特別支援学校の建設
○
豊橋市立くすのき特別支援学校の開校(H27.4)
31
障害児教育の充実
○
発達障害児生徒対応支援員の配置
32
市立高校における特色ある教育の推進
△
キャリア教育の実践
33
スポーツを楽しむ環境の整備
○
・総合型地域スポーツクラブの開設(5か所)
・三遠ネオ・フェニックスのホームアリーナの指定
34
「プラット」を核とする文化芸術の創造と発信
○
青少年への芸術体験や創造活動の実施
35
「のんほいパーク」の魅力拡大
○
・プレミアム・ナイトガーデンの開催(H28)
・セグウェイツアーの実施
36
南地域図書館の建設
○
大清水まなび交流館「ミナクル」の開館(H27.4)
37-1 美術館の充実
○
・収蔵庫・展示室の増築整備に着手
・商家「駒屋」の開館(H27.11)
37-2 博物館の充実
○
・新世代展示室のリニューアル(H28年度)
・博物館オリジナルグッズの販売
38
ホンモノ体験による青少年の育成
○
豊橋青少年オーケストラキャンプの開催
39
多文化共生まちづくりの推進
○
スーパーイングリッシュキャンプの開催
40
訪れやすく住みやすい国際都市の実現
○
情報提供の多言語化
41
友好都市等との文化・経済交流の促進
○
パラナ州及びトリード市等友好訪問団派遣(H27)
42
行財政改革の一層の推進と職員の資質向上
○
・新しい豊橋市行財政改革プランの策定
・JETRO及びCLAIRへの職員派遣
43
市民協働による地域力の強化
○
・野依・前芝校区市民館が開館(H26.4)
・110周年市民提案イベントの実施
44
市民に愛される市役所の実現
○
応対改善運動の展開
16
情報技術を活かした防災機能の強化
○
・災害情報共有システムの構築
・防災ラジオの普及促進
17
地域防災力の強化
○
防災まちづくりモデル校区事業の実施
18
医療・福祉分野における災害者対策の確立
○
愛知県タクシー協会と「災害時における要支援者等の輸
送協力に関する協定書」を締結(H26.11)
19
豊橋の農業を活かした健康なまちづくりの推進
△
部局間の連携推進が必要
20
市民病院総合出産センターの整備
○
総合周産期母子医療センターを開設(H26.4)
21
高度医療の推進
○
・手術支援ロボット「ダヴィンチ」を導入(H25.7)
・放射線治療等施設整備工事の着手
22
安心して子どもを生み育てられる環境の整備
○
・妊娠・出産・子育ての総合相談窓口の開設(H28.7)
・ひとり親世帯等への保育料の軽減
○
対応が進んでいるもの
△
×
23
障害者の社会参加の支援強化
○
・「わくわく」の開設(H26.10)
・とよはし総合相談支援センターの機能強化
24
高齢者介護サービスの充実
○
地域密着型サービス施設を整備
−
備考
進捗
も
東三河広域連合の
実現
広域的社会基盤の
整備促進(設楽ダ
ム、三河港、浜松
三ケ日・豊橋道
路、名豊道路等)
区 分
備考
進捗
っ
自
立
し
た
地
域
を
つ
く
る
た
め
に
番号
44 項目/48項目
91.7 %
一部対応、又は検討中のもの
4 項目/48項目
8.3 %
現時点で対応出来ていないもの
0 項目/48項目
0 %
6
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