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准教授 石川 雅信 【社会学】 担当科目:社会学原論 ゼミナールの研究

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准教授 石川 雅信 【社会学】 担当科目:社会学原論 ゼミナールの研究
准教授
石川
雅信
【社会学】
担当科目:社会学原論
◆
ゼミナールの研究テーマ
現代の家族と社会構造に関する実証的研究
◆
研究内容
<外書研究>
3年次の外書研究では社会学の基礎理論や家族問題・社会問題に関する英文を選定して輪読し、 それぞれ
のテーマについてディスカッションする。これまでにとり上げたテーマは年齢差別、少子化・晩婚化の要因、
青少年犯罪、 高齢者福祉制度、 障害者教育、 美容整形手術、 性的平等、 自殺率の変化、 ライフスタイル
の多様化などである。
<卒論・3年次>
前期―社会学および家族研究のテキストの輪読を通じて、 社会学の方法論を理解する。 後期―各自の関心
に沿って研究テーマの設定をし、 文献、 資料の講読、 実態調査の計画・実施などを通じて卒業論文執筆の
準備を進める。
<卒論・4年次>
3年次の準備を前提に卒業論文を執筆する。 完成した論文は論文集として出版する。 なお、 3・4年次
の夏季休暇中に社会調査実習を行う予定である。
<卒業論文例>
「少年犯罪と家族」
「障害児教育の実態と総合教育」
「トイレと快適さをめぐる比較文化研究」
「Uターン・Iターン研究」
「携帯電話の普及とコミュニケーションの変容」
◆
「東京ディズニーリゾートのリピーター研究」
「これからの高齢社会を生きぬく」
応募学生に対する希望
家族や社会のあり方に疑問や問題意識を持つ人の参加を期待しています。
研究分野…社会学
募集人数…10 名程度
試験方法…社会学の基礎知識に関する筆記試験と面接
学科指定…なし
教授
鍾
家新
【社会学】
担当科目:社会学、 コミュニティ福祉論
◆
ゼミナールの研究テーマ
社会問題と社会福祉
◆
研究内容
<外書研究>
中国語のインターネット・新聞・学術雑誌・著書から、 社会問題と社会福祉などに関する最新の文献や研
究成果を講読する。 ゼミ生たちの関心や中国語の能力に合わせて講読文献を決定する。 (英語圏ではない留
学生の場合は英語の文献を講読する)
<卒論・3年次>
3年次の前期では、 ゼミ生たちは社会問題と社会福祉に関する文献を交替で発表し、 その後全員で討論す
る。
3年次の後期では、 各自はつぎの諸テーマから課題を選び、 研究発表をする。
【一】社会問題
1
若者問題
①フリーターの問題・ニートの問題/② 若者の就労意識・恋愛観・結婚観・ジエンダー意識/③若者にとっ
ての<格差社会>
2
家族問題
①少子化・富裕化と親子関係の変化/②離婚問題・母子家庭・未婚の母/③在日外国人の異国での子育て・
老い
3
死の問題
①自殺問題/②安楽死・孤独死・終末ケア/③戦争の記念施設の国際比較
【二】
1
社会福祉
年金保険制度
①最近 10 年の年金改革の基本的な考え/②若者の<年金意識>と<年金不安>
2
医療保険制度
①最近 10 年の医療保険改革の基本的な考え/②少子高齢化の影響
3
生活保護制度
①生活保護制度の実態/帰国した<日本人残留孤児>と生活保護
4
介護保険とコミュニティ福祉
①介護保険の実態/②コミュニティ福祉の実態/③NPO の国際比較
<卒論・4年次>
卒論執筆のための具体的な指導を行う。 各ゼミ生の卒論の進行状況を交替で報告し、 全体討論を行う。 他
者を感動させる卒論の完成を目指す。
<卒業論文例>
「現代日本社会におけるフリーター」 / 「若者と<携帯依存症>」 / 「明大生が語る家族と自分」 /
「夫婦別姓からみる現代日本の家族/ 「自殺に関する考察」 / 「オランダの安楽死について」 /
「靖国神社を考える」 / 「若者の年金観」 / 「介護保険の現状と課題」
◆
応募学生に対する希望
次のような学生を歓迎する。
①社会問題と社会福祉に強い関心をもつ学生
②討論を通して会話力・表現力を高めたい学生
③国際感覚で自分の視野を広げたい学生
研究分野…社会問題と社会福祉
募集人数…12 名前後
試験方法…筆記試験と面接
学科指定…なし
准教授
加藤
彰彦
【比較社会学】
担当科目:比較社会学
◆
ゼミナールの研究テーマ
異なる地域・文化・時代の社会現象・社会システムを比較することを通じて、 近代化の歴史的意味につい
て考える (近代化によってわれわれが失ってきたものの意味を根底から問う)。
◆
研究内容
本ゼミナールは、 さまざまな社会現象や社会問題とそれらを生み出す社会システムのあり方を、 地理的に
(異なる文化・地域間で)、 または歴史的に (異なる時代・世代間で) 比較することを通じて、 近代社会
の特質 (近代文明・現代社会の行きづまり) とそのなかで生きるわれわれ自身の 「生 (life)」 のあり方
を問い、 将来社会を構想することを目標とする。 詳しくは比較社会学の講義の授業内容 (Oh-o!Meiji ク
ラスウェッブ) を参照すること。
<外書研究>
英文の原書の輪読を通じて、 英文読解の訓練を行うと同時に、 比較社会学の基礎知識を身につけることを
目標とする。 前期の4~5月は、 大学生向けの英語教材のなかから社会科学系のテキストを選び、 全員で
訳読して英文読解力を鍛える。 その後は比較社会学関連の論文・評論をとりあげる。
<卒論・3年次>
4月のゼミ開始前にプレゼミ・春合宿を行い、 比較社会学の関連文献を輪読して基礎知識を養う。 前期~
夏合宿は、 共通テーマを設定してグループ研究を行う。 共通テーマは、 ゼミ生の関心を考慮のうえ相談し
て決めたい。 前期は、 共通テーマに関わる文献研究を中心に進める。 夏休みには、 グループ単位で資料調
査や現地調査を行って論文にまとめる。 論文は夏合宿で検討に付したうえで、 「政経セミナー」 に投稿す
る (発表会にも参加)。 後期は、 前期と夏合宿での成果をふまえつつ、 卒論執筆に向けた個人研究報告を
中心に進める。 なお、 3年次に比較社会学の講義を履修すること。
<卒論・4年次>
卒論の中間報告と指導、 討論を行う。 卒論のテーマは、 各自の問題関心にもとづいて設定することにな
るが、 基本的には比較社会学の講義内容に関連した問題群をさらに掘りさげるものであることが望ましい。
テーマは3年次末ないし春合宿にて最終決定する。 卒論は論文集として製本する。 4年生も春合宿、 夏合
宿に参加のこと。
<卒業論文例>
卒論のテーマは基本的に自由。 自分自身にとって切実な問題や本当にたいせつだと思われることがらにつ
いて問いをたてて、 何らかの答えをみつけられるようにがんばってほしい。
◆
応募学生に対する希望
高い問題意識をもつこと。 大学生活の集大成として、 何よりも自分自身が納得のいく卒論を書き上げてく
ださい。
ゼミは、 (1) 情報リテラシー (情報の収集・加工・表現)、 (2) プレゼンテーション (人前発表)、 (3) デ
ィスカッション (意見交換・討論) の3つの技能を身につける 「場」 なので、 毎回の参加が前提条件で
す。 無断欠席は認めません。 いろいろな資料にあたって自力で情報を収集し、 それを自分なりの考えにも
とづいて整理して、 自分自身のことばで表現することのできる人は、 企業がもっともほしい人材です。 こ
の機会にぜひ身につけてください。 また、 地方出身者を歓迎します。 東京中心のものの見方・考え方を相
対化してください。
研究分野…家族と人口の比較社会学・比較文明論
募集人数…10 名程度
試験方法…志望動機・研究テーマに関する作文と面接
学科指定…なし
教授
大胡
修
【社会調査法】
担当科目:演習 AⅡ (1.2 年)、 社会調査法 (3.4 年)、 社会人類学 (3.4 年)
◆
ゼミナールの研究テーマ
離島社会における伝統文化とその変容についての研究
―伝統的 「島」 社会を記録することの意味―
◆
研究内容
<外書研究>
島嶼社会に関する概説的文献・民俗誌的報告書を教材に、 フィールドワークとは何か、 どのような成果を
あげてきたのかについてフィールドワークの基礎を学びます。
<卒論・3年次>
前期では、 ①フィールドワークの方法論に関する基礎的文献と日本の島嶼社会に関する各種文献を輪読し
合評形式の発表と②夏期 (8月) に実施する予備調査における研究 (卒論) テーマを決定します。 なお、
2007 年度は8月1日~8月 10 日にかけて大分県佐伯市大入島で3・4年合同調査を実施しました。 2008
年度の調査地は未定ですが、 瀬戸内海もしくは北部九州の島の調査を予定しています。
後期は夏期に実施した調査の整理・分析と自己の調査テーマの検証を行い、 『中間報告書』 としてまとめ
るとともに、 来年度の調査に向けた準備をします。
<卒論・4年次>
前期は3年次の調査成果 (大分県佐伯市大入島) をふまえ、 夏期に実施する調査への準備をします。 ま
た後期は2回 (3・4年) の調査で収集した調査資料の整理・分析をおこない、 卒業論文の作成・指導を
行います。 なお、 卒業論文は調査報告書として当該年度 (3月) に刊行します。 ちなみに 2006 年度の
調査は、 『過疎にゆれる島―大分県佐伯市大入島―』 として 2007 年3月に刊行しました。
<卒業論文例>
「海に生きる人びと」 (愛媛県大島)、 「離島の“しま”おこし」 (大分県大入島)
「島の祭りと信仰」 (北海道利尻島)、 「老いの民俗」 (広島県阿多田島)
◆
応募学生に対する希望
離島社会に興味があり、 3, 4年次に実施するフィールドワーク(民俗調査)に参加できる者。 なにより
も好奇心旺盛で積極性のある学生。 なお可能であれば、 「民俗学」 「民族学」 「社会調査法」 を履修す
ることが望ましい。
研究分野…島嶼人類学、 民俗社会学
島嶼社会の伝統文化の持続性とその変容過程を 「島とは何か」 をキーワードとして分析する
募集人数…約 10~12 名程度
試験方法…筆記試験および面接
学科指定…なし
教授
山内
健治
【文化人類学】
担当科目:文化人類学
◆
ゼミナールの研究テーマ
社会人類学的手法による現代社会の理解と民族の理解。
◆
研究内容
<外書研究>
文化人類学の視点より論述された旧植民地の諸問題をアジア・オセアニアに関連して外書講読を実施してい
る。
<卒論・3年次>
前期では、 家族・親族・社会構造・宗教・祭・芸能他、 文化人類学に関わる研究テーマを各自設定し発表
形式による文献研究を実施する。 3年次の間にフィールドワークを7日間程度実施する。 調査地は昨年は沖
縄県下であった。 調査地は、 ゼミ入室者で相談し決定してゆく。 いずれにしても、 各自の設定したテーマ
を文化人類学の方法により調査、 理解するため夏季の時期に調査合宿可能であることが望ましい。
3年次末までに4年次卒論の準備として各自のテーマを決定する。
<卒論・4年次>
各自により文化人類学に関わる卒業研究の課題を設定し国内外の文献を収集する。 卒業研究のテーマは自
由であるが、 「アジア民族社会の現代とその比較研究」 に関わるものとする。
4年次の演習形式は、 各自のテーマにより質疑応答形式を繰り返し、 卒業論文を執筆する。
<卒業論文例>
今後のゼミの主な研究課題:現代沖縄の理解、 ハワイ移民・ブラジル移民、 沖縄の社会人類学的研究。
◆
応募学生に対する希望
7日間程度のフィールドワークが可能な学生。 文化記録への真摯な態度と知恵・技があること。
社会人類学だけでなく、 国際政治、 地方自治、 経済学等幅広く興味をもつ学生。
研究分野…東アジアにおける戦争、 戦後の社会構造の変化、 ハワイ移民研究
募集人数…12 名程度
試験方法…志望動機を中心とする面接
学科指定…なし
教授
穴田
義孝
【社会心理学】
担当科目:心理学
◆
ゼミナールの研究テーマ
「自分探し」 と 「現代日本社会・文化における常識の探究」
◆
研究内容
第一に、 「自分探し」 のために、 心理学の基礎理論に関する文献の輪読、 発表、 討論を行う。 その過
程で、 「構え (先入観、 思い込み、 固定観念、 決め付け)」 を排除し、 様々な視点から自己を認知し直
してみたい。
第二に、 「現代日本社会・文化における常識 (common sense=直訳すると共通感覚)」、 あるいは 「習俗
規範」、「社会的性格」 を批判的に探究するために、 主に社会心理学の文献の論読、 発表、 討論を行なう。
また、 関連する日常的な社会の出来事について、 新聞、 雑誌等の記事や公刊されている諸統計資料等を用
いて分析、 討論したい。
第三に、 各自の卒論テーマに関連するキーワードや社会の出来事、 人間行動の諸側面等を 「特定テーマ」
として、 社会科学における新たな 「意見・態度調査」 としての 「ことわざ創り (創作ことわざ) 調査」 を
実践し、 得られたデータについて整理、 分析、 討論する。
キーワード、 あるいは 「特定テーマ」 とは、 例えば 「現代日本社会・文化における“常識と非常識”
」、「恥、
卑怯、 惻隠の情、 世間観、 孝や忠、 恩、 義理、 甘え等に関する“相対的習俗規範”」、 「相互作用 (人
間関係)」、 「思慮分別やけじめといった“判断・決断”」、 「柔道や剣道、 華道、 茶道、 日本人道等“求
道心”」、 「自然観、 再生観、 民俗宗教観」 等である。
<外書研究>
外国人の視点から見た日本の社会・文化に関する英文文献を輪読、 発表、 討論する。 自分では気付き難
い自国の社会・文化、 常識等を確認し、 可能な限り諸外国との比較をする。
<卒論・3年次>
前期は心理学の基礎理論を、 後期には社会心理学の基礎理論についての文献を輪読、 発表、 討論する。 同
時に 「卒業論文」 完成のために、 各自の研究テーマを設定し、 何故そのテーマを選んだのかという問題の
所在を記述する。 テーマに関連するキーワードを討論により探し出す。 テーマに関する文献、 統計資料、 事
例等を図書館等で探し出し、 各自の 「文献目録」 を作成する。 文献の要約をする。 「ことわざ創り」 調
査を実践、 整理、 分析する。 論文構成、 論文で主張したいこと、 課題等を記述する。
<卒論・4年次>
前期は3年後期の続き、 卒論中間報告、 卒論執筆のための個別面談、 主に夏休みに論文原案作成。 後期
は個別報告、 討論、 再構成、 最終原稿作成。 本ゼミ 『卒業論文集』 第 14 号を完成させよう。
<卒業論文例>
「大學の校風」、 「喫煙行動」、 「日本の女性労働者」、 「高校野球に求めるもの」 他
◆
応募学生に対する希望
好奇心が強く、 柔軟な思考ができる人、 また本を読むのが好きな人が望ましい。
研究分野…社会心理学、 社会意識、 社会規範・規制
募集人数…10 名から 15 名
試験方法…小論文 (「特定テーマ」 について 1000 字程度) と面接
学科指定…なし
教授
木谷
光宏
【産業心理学】
担当科目:心理学、 産業心理学
◆
ゼミナールの研究テーマ
高度情報社会の進展とライフスタイル研究
◆
研究内容
<外書研究>
William Gould の 『Business in Action』 をテキストに、 マクドナルド社、 フォード社、 コカコーラ社、
ボーイング社など、 米国の代表的ビッグビジネスの企業発展の歴史的プロセス、 人材マネジメント、 マー
ケティング戦略の実態を分析しながら、 経営戦略の有効性と問題点を考察する。
<卒論・3年次>
前期前半は産業心理学に関する基礎知識を理解するために、 入門テキストを輪読し、 レポーターがパワー
ポイントでレジュメを報告して討論するというスタイルで進めていく。 前期後半は高度情報社会をリードす
る代表的企業や業界研究を行い、 日本の産業構造の特徴と将来展望を試み、 就職活動に向けての基礎研究と
する。 また、 サブゼミでは 「政経セミナー」 に投稿する共同論文を執筆する。 その際、 アンケート調査
や企業訪問などのフィールドワークを行う。 フィールドワークで得られた多くのケース・スタディに産業心
理学という 「スパイス」 をふりかけて丁寧に実証的研究を進めていく。 高度情報社会の進展のなかで、 人
間はどのような意識構造から、 どのように行動するのかについて社会的態度、 価値観、 ライフスタイルな
どの観点から社会調査を実施する。 文献研究だけにとどまらず、 調査活動、 コンピュータによる統計分析、
パワーポイントの操作テクニック、 合宿での討論と研究のまとめなど、 チームを主体とした共同学習によっ
て運営される。 後期は前期に学んだ基礎知識を前提に、 各自の関心テーマを掘り下げて個人レベルの研究に
絞り込み、 問題意識の近い者によるグループスタディ形式の研究発表を行う。
<卒論・4年次>
前期は就職活動に振り回されてしまうので、 その前に卒業論文のテーマを設定し、 順次中間報告を行って
もらい、 全体討論を進めながら後期には卒業論文を完成させる。 その際、 参考文献を指示したり、 報告の
内容を検討し、 指導していく方針である。 最終的には、 各自の卒業論文を編集して、 木谷ゼミ卒業論文集
『人間・産業・社会』 として冊子にまとめていく。
<卒業論文例 (2007 年3月卒業)>
「企業経営におけるリーダーシップ」
「ワークライフバランス社会への展望」
「ストレスマネジメントの探求」 「企業組織と応援団に見る産業心理学的研究」
「スキー産業論」
「労働意識の変化と中小企業の人材育成」
「ニート・フリーターの現状と課題」
「キレイな女は得なのか」
◆
「百貨店業界の経営展望」 「色彩心理学」
「笑いのメカニズムとお笑いブーム」 「価格戦略と顧客心理」
「広告のテクニックと今後の展望」
「テレビCMの生きる道」
「ファッションビジネス」
「ネーミングの商品価値の変化と経済効果」
「東京ディズニーリゾートの経営戦略」
応募学生に対する希望
文献研究だけでなく、 小規模な社会調査を実施する予定なので、 共同論文作成など協力してひとつのもの
を作り上げる楽しさを味わう喜びを感じ、 調査活動やデータ分析に根気強く最後まで頑張りぬくメンタルタ
フネスと、 知的好奇心と向上心の旺盛な、 バイタリティのある 「元気印」 の学生の応募を希望する。
研究分野…消費者行動と効率的なプロモーション活動についての実証分析
募集人数…15 名程度
試験方法…面接および筆記試験
学科指定…なし
教授
小池
保夫
【社会情報論】
担当科目:ジャーナリズム史、 地域情報論、 行政情報論
◆
ゼミナールの研究テーマ
社会の情報化とマスメディアの課題
◆
研究内容
<外書研究>
テキスト (英語):D. ブラッドリー著 『新聞と民主主義 (THE NEWS PAPER : Its Place In A
Democracy) (英宝社刊)
社会における 「言論・報道の自由」 の重要性と、 マスメディアの社会的責任について考察する。 具体的
な素材と方法は、 テキスト (英語そのものはきわめて平易) をもとにアメリカにおける 「言論・報道の自
由」 の概念の成立過程を、 アメリカの社会の発展と新聞の歴史を通して検討する。 さらに、 時事的今日的
な素材を取り上げ、 日本の現在のマスメディア報道の実際をテキストの記述内容と比較し、 報道のあるべき
姿を検討する。
<卒論・3年次・4年次>
人びとや集団 (企業・団体・行政機関) の多様なコミュニケーション活動や情報活動などを分析して、 現
代社会の特徴を考察する。
この演習は、 基本的には次の4形態の学習により構成される。
(1) 基礎的な文献の講読および討論
(2) 日々の出来ごとを素材としたレポートおよび討論
(3) 受講者全員が参加する調査研究 (共同研究)
(4) 個人別テーマによる調査研究 (卒業研究=4年次)
なお、 いずれについても、 具体的なテーマを例示的に挙げれば、 次の通りであるが、 受講者の関心と希
望により決定する。
○コミュニケーション理論
○情報メディアの成立課程
○地域情報メディア
○ジャーナリズム史
○情報メディア産業論
○情報化社会・ニューメディア
○情報受容過程
○産業と情報、 広告とマーケティング
○行政機関の広報広聴活動
○情報公開制度、 個人情報保護制度
○表現・言論の自由、 知る権利
○報道と名誉棄損、 人権・プライバシー
<卒業論文例>
「スポーツとメディア」
「人権と報道」
「実名報道と匿名報道」
など
◆
「子どもとメディア」 「NIEとメディア・リテラシー」
応募学生に対する希望
社会の諸現象に対して知的好奇心と探究心、 批判的精神の旺盛な学生の参加を期待する。 日刊新聞 (一
般紙) を素材として用いるので、 日頃からの閲読が必須となる。 欠席や遅刻は容赦しないので覚悟が必要
である。
研究分野…情報の社会的共有の現状と課題-マスコミュニケーション、 広報広聴活動、 情報公開制度、 個
人情報保護制度など
募集人数…約 15 名
試験方法…作文および面接。 詳細はガイダンスで説明する。
学科指定…なし
教授
竹下
俊郎
【メディアコミュニケーション論】
担当科目:マスメディア論
◆
ゼミナールの研究テーマ
メディアの社会的機能に関する研究
◆
研究内容
<外書研究>
上記研究テーマに関連した時事問題を扱った英文雑誌記事、 ないしは政治コミュニケーションに関連する
英書から特定章を抜粋し、 講読する予定。
<卒論・3年次>
3年次前期には、 教員が指定したテキストを講読する。 ゼミ員が各章を分担して発表し、 その後全体で
質疑応答を行う。 テキストのテーマとしては、 以下のようなものを考えている。
-世論形成に対するメディアの影響
-インターネットの普及とメディア利用パターンの変化
-テレビ政治の実態と功罪 (政治の民主化か娯楽化か)
-インターネットと既存メディアとの相互作用 (ニュースサイト、 政党・候補者サイト、 掲示板、
ブ
ログ)
-既存メディアのネット戦略
後期は、 各人が (個人ないしはグループ単位で) 個別テーマを決めて研究を行い、 ゼミの場で報告する。
年度の終わりには一定枚数のレポートを提出してもらう。
<卒論・4年次>
卒論作成の指導を中心に行う。 また論文の書き方についても指導する。 論文執筆は自己のプレゼンテーシ
ョン能力を鍛える格好の手段である。 社会生活のなかで、 自分をいかにアピールするか、 他者をいかに論
理的に説得できるか、 その技量を学ぶという点でも将来必ず役に立つものである。
<卒業論文例>
「テレビ報道の歴史と課題」
「タウン誌 『谷中・根津・千駄木』 にみる地域メディア」 「メディアを
使った説得的コミュニケーション」 「テレビ政治を斬る」 「フリーペーパーの研究」 「携帯電話と若者
のコミュニケーション文化」 「広告から見るアメリカ」 「テーマパーク論
必要性」
◆
など
応募学生に対する希望
次の4点に共感できる学生を歓迎する。
①たえず好奇心をとぎすませていること。
②世の 「権威」 を鵜呑みにしないこと。
③いちど捉えた問題はとことん追究すること。
④時間を厳守すること。
研究分野…マスコミュニケーションの社会学、 世論、 政治コミュニケーション
募集人数…12 名前後
試験方法…筆記試験、 面接
学科指定…なし
コミュニケーション要素の
Fly UP