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JASMINE計画のための基礎技術開発および技術実証

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JASMINE計画のための基礎技術開発および技術実証
ATC施設利用・共同開発研究申請書(□新規 ■継続 □変更)
国立天文台先端技術センター センター長 殿 平成 21 年 2月17日
下記のとおり施設利用を申請します。
② 所属機関,部局:
①代表者氏名:
③ 職名又は学年:
ふりがな: ごうだなおてる
郷田直輝
④連絡先:(E-mail)
⑤ 研究課題名:
JASMINE検討室
(電話) 教授
(FAX)
JASMINE計画のための基礎技術開発および技術実証
⑥ 研究課題および施設利用の目的
1).JASMINE衛星の必要技術要素である、レーザー干渉計型超高精度望遠鏡ジオメトリモニターの開発及びレーザー干渉計を用い
た素材の熱変形測定を行う。レーザー干渉計の光学系を配置するための光学定盤や測定器群を設置するためのスペースの利用と、
実験を行う際のマシンショップ・デザインショップ・オプトショップ・エレキショップなどの共同利用リソースの利用を必要とする。
2).JASMINE衛星の超小型技術実証版である、Nano-JASMINE衛星のミッション部の開発を行う。望遠鏡の光学試験・真空冷却試
験・検出器の評価・読み出しエレクトロニクスの開発を行う。簡易クリーンブースと実験机を含めたスペースの利用と、マシンショップ・デ
ザインショップ・オプトショップ・エレキショップなどの共同利用リソースの利用を必要とする。
3).Nano-JASMINE衛星の統合作業・総合試験・熱真空試験および機体の保管を行う。一定領域を専有できるクリーンルーム、大型
熱真空チャンバー、アウトガス計測機器などの試験設備を必要とする。
4).JASMINE衛星とNano-JASMINE衛星をつなぐ小型JASMINEの基礎開発として望遠鏡素材の熱容量測定試験・膨張率測定試
験を行う。実験を行うための設備管理ユニットの機器利用を必要とする。
URL (省略可):http://www.jasmine-galaxy.org/index-j.html
⑦ 希望利用期間:H21年4月1日 ~ H22年3月31日 (一年毎の更新が原則となります。)
⑧ 利用者およびその連絡先(電話番号、E-Mail)を明記する。
郷田直輝, 小林行泰, 新井宏二, 上田暁俊, 矢野太平, 初鳥陽一, 丹羽佳人, 山田良透, 酒匂信匡, 稲守孝哉,
健介,
田中利樹, 三川祥典, ポンサトーンサイスッチャリット, 吉川岳, 能見大河, 方弘毅, 室岡純平
清水
先端技術センターの関連職員の氏名を記入する。(該当者がいない場合は記入不要)
■マシンショップ
■オプトショップ
工作依頼品の概要を裏面に記入のこ
と。工作伝票は、別途マシンショップ
に提出。
裏面に測定器を記入する。
■ 実験スペース
5 × 7 m2
■ 電源の使用
100V / 200V,75A
測定器の予約はWebを利用のこと
■デザインショップ
裏 面 に 利 用 ソ フ ト を 記 入 す □ 特定化学物質
る。
■ 有機溶剤
■スペースチャンバー
裏面に作業内容を記入する。 ■ 液体窒素
ショップ
裏面に種類を記入す
る。
利用の際には、安全講
習,使い方の講習を受
けること。
□ 乾燥窒素
□特殊加工ユニット
特殊蒸着,超精密加工,
超微細加工
■クリーンルーム
裏面に作業内容を記入する。 ■ 真空ポンプ
予約は、Webを利用の
こと。
□真空実験装置
Webページを参照のこと。
Webページを参照のこ
と
□ 液体ヘリウム
□サブミリ波FTS
■エレクトロニクス関
裏面に測定機器を記入する。
連の測定機器
■その他 クリーンルーム(占有スペース約20m^2), 大型真空
チャンバー, アウトガス計測器, 卯酉儀
安全衛生講習 : 希望する
保険加入の有無(学生のみ): 有
上記の申請について了承しました。申請事項に変更が生じた場合は,速やかに変更申請書を作成し,提出願います。
登録番号:
審査日: /
受入担当:
送付先(先端技術センター事務): [email protected]
安全衛生講習: / 終了
⑨ 利用計画 (先端技術センターの設備・実験室等の利用計画(日程含む)を具体的に記入してください。ま
た,工作依頼品の概要・利用する測定器・ソフト等についても記入してください。必要に応じて添付資料
を提出してください。)
■レーザー干渉計型角度・長さ変動モニターの開発
JASMINE計画の目標位置測定精度を保証するためのモニター装置として、レーザー干渉計を用いた望遠鏡ジオメトリモニ
ターの開発を19年度より始めている。この装置は、望遠鏡を構成する光学系の複数点間の距離変動をヘテロダイン干渉計
により、サブナノメートルの精度で1時間以上、同時連続測定するものである。21年度では、新たに、これまでに開発した
レーザー干渉計型測距装置を利用して、素材の熱変形をサブナノメートルの精度で測定する実験を行う。この実験は、実
測定で得られた熱変形のデータを熱シミュレーションの結果と比較することで、熱シミュレーションの妥当性を評価する
目的で行う。21年度の前半は、昨年度から引き続いてレーザー干渉計の測定精度を向上させる実験を進めるとともに、素
材の熱変形測定実験のためのセットアップを行う。21年度の後半では、セットアップした装置を用いて素材の熱変形の実
測定を行い、その結果を熱シミュレーションの結果と比較し評価する。なお、すべての実験は、ATC内の実験室に設置され
た光学定盤上で行う。
- 実験室:作業机
- FFTサーボアナライザー 、オシロスコープ、デジタルシグナルジェネレーター(エレキショップ)
- エレキショップ備品、消耗品
-アルコール等溶剤
■Nano-JASMINEミッション部開発(光学系)
21年度前半は、20年度後半~21年度前半に製作する望遠鏡および望遠鏡周辺構造のエンジニアリングを用いて統合
試験・性能確認試験を行い、設計の妥当性を確認する。年度後半はこれらの結果を踏まえてフライトモデルを作成し、打
ち上げに向けた各種試験を行う。望遠鏡周辺構造のフライトモデルはマシンショップに製作を依頼する。
-実験室:簡易クリーンブース・作業机
-クリーンルーム・クリーンルーム用消耗品
-真空ポンプ・液体窒素
-アルコール等溶剤
-IDEAS(デザインショップ)
-表面粗さ計・三次元測定機・干渉計・分光計(オプトショップ)
-エレキショップ備品・消耗品
■Nano-JASMINEミッション部開発(検出器系・データ一次処理系)
21年度前半はエンジニアリングモデルの性能確認試験・衛星バス部を含む他の搭載機器とのインターフェイス確認する
とともに、フライト品に準じたシステムの統合と各種試験を行う。年度後半はフライトモデルの製作を行い、打ち上げに
向けた各種試験を行う。
-実験室:作業机
-オシロスコープ・デジタルマルチメータ・デジタルシグナルジェネレーター(エレキショップ)
-真空ポンプ・液体窒素
-エレキショップ備品・消耗品
-アルコール等溶剤
■Nano-JASMINE衛星試験(衛星統合作業・総合試験・熱真空試験・機体維持)
21年度前半にエンジニアリングモデルのインテグレーション・総合試験・熱真空試験を行う。また後半にはフライトモ
デルのインテグレーション・総合試験を行う。
-占有クリーンルームスペース
-大型熱真空チャンバー・およびその周辺設備
-アウトガス計測器・およびその周辺設備
■小型JASMINE開発
21年度前半に望遠鏡素材の特性把握試験に用いる試験装置の開発・予備実験を行う。年度後半には望遠鏡素材の熱容
量・熱膨張率特性測定試験を行う。
-実験室:作業机
-真空ポンプ・液体窒素
-エレキショップ備品・消耗品
⑩ 国立天文台内のプロジェクトとの関連(なければ記入不要)
本研究はJASMINE検討室の計画の一環として行っている。
⑪ 国立天文台内該当プロジェクト長の推薦(なければ記入不要)
⑫ 共同開発研究を希望する場合、研究分担案などを記入してください。
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