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Spool Viewer / 400 動作環境
Spool Viewer / 400 動作環境 インストールする前に、必要な環境について確認して下さい。 PC側 1.Windows2000以上の環境でご利用できます。 2.クライアントアクセスODBC経由でASに接続します。 ドライバーがインストールされているか確認したい場合やインストールが必要 な場合は、管理者に確認してください。 AS側 1.「iSeries Access for Windows」 のODBC経由でPCに接続します。 「AS/400 クライアント・アクセスWindowsファミリー」のODBCも同様に利用でき ます。 それぞれライセンスが必要です。 ( AS400の5.0以降はiSeries Access for Windows が購入時に添付されます。) ライセンスの有無の確認やインストールについては、管理者に確認してください。 2.サポート対象外 1.APWなどによる罫線や倍角印字 2.改行0による重ね印刷 3.行/インチ ........... LPI ==> 6 以外 4.1インチ当たりの文字数... CPI ==> 混在 5.インチ当たりのDBCS数... IGCCPI ==> *CPI以外 6.ページサイズ 幅 --1行当たりの文字数... 132, 158, 176, 198 以外 上記の環境が整いましたら、以降インストール手順に従ってインストールを 開始してください。 Spool Viewer / 400 インストール手順 目次 1.PCからAS400へライブラリー (K_SCDLIB K_SCPLIB) を送信します。 1-1. AS400側の QGPL へ 受信用のファイル(SAVF) を作成します。 1-2. PC側からASへファイルを転送します。(FTP転送) 2.転送したライブラリー (K_SCDLIB K_SCPLIB) を処理します。 3.ODBCの設定を行います。 4.AUTSPOOL 初期設定を行います。 4-1. メニューを起動します。 4-2. 端末制御ファイルを作成します。 4-3. 端末制御ファイルを元に環境を自動構成します。 4-4. スプールファイルを変更します。 4-5. 自動監視処理を開始します。 4-6. 端末の活動表示状況を確認します。 5.Spool Viewer / 400 のインストールを行います。 5-1.Spool Viewer / 400 をセットアップします。 5-2.Iniファイルの設定を行います。 5-3.Spool Viewer / 400を起動します。 6.バージョンアップ時の処理方法 7.アンインストールを行う 1. PCからAS400へライブラリー (K_SCDLIB K_SCPLIB) を送信します。 1-1. AS400側の QGPL へ 受信用のファイル(SAVF) を作成します。 以下コマンドを入力してください。 ・ CRTSAVF FILE(QGPL/KSCSAVFD) ・ CRTSAVF FILE(QGPL/KSCSAVFP) ※ ASのログインユーザーは『QSECOFR』で行ってください。 1-2. PC側からASへファイルを転送します。(FTP転送) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ コマンドプロンプトを起動します。 [スタートボタン → ファイル名を指定して実行 ・・・ 名前に「cmd」と入力してOKボタン] FTPでASと接続します。 ① 「FTP」と入力します。 ftp> と表示されたら ② 「open xxx.xxx.xxx.xxx」 を入力します。 ※ xxx.xxx.xxx.xxx はAS400のIPアドレス ログインユーザーを指定します。 User (xxx.xxx.xxx.xxx:(none)): と表示されたらASのユーザー名を入力します。 ③ 「QSECOFR」を入力します。 ※ 固定 ENTER PASSWORD と表示されたらユーザーのパスワードを入力します。 ④ QSECOFRのパスワードを入力します。 パスワードは表示されません。 ログオンできたら転送モードを指定します。 ⑤ 「BINARY」を入力します。 ファイルを転送します ⑥ 「PUT 転送元ファイル AS送り先(QGPL/KSCSAVFD)」を指定します。 ⑦ 「PUT 転送元ファイル AS送り先(QGPL/KSCSAVFP) 」を指定します。 終了します ⑧ 「QUIT」と入力します。 2. 転送したライブラリー (K_SCDLIB K_SCPLIB) を処理します。 AS400側で受信したファイル(SAVF) を復元します。 以下コマンドを入力してください。 ・ RSTLIB SAVLIB(K_SCDLIB) DEV(*SAVF) SAVF(QGPL/KSCSAVFD) ・ RSTLIB SAVLIB(K_SCPLIB) DEV(*SAVF) SAVF(QGPL/KSCSAVFP) 【 処理後メッセージ 】 KSCSAVFD 6 個のオブジェクトを K_SCDLIB から K_SCDLIB へ復元した。 KSCSAVFP 34 個のオブジェクトを K_SCPLIB から K_SCPLIB へ復元した 。 ※ ASのログインユーザーは『QSECOFR』で行ってください。 3. ODBCの設定を行います ※ クライアントアクセス5.4を使った例になります。 バージョンにより、画面イメージが異なる場合があります。 [スタートボタン → ファイル名を指定して実行 ・・・ 名前に「odbcad32」と入力してOKボタン] システム DSN タブをクリックし、「追加」ボタンをクリックします。 Client Access ODBC Driver を選択し完了ボタンをクリックします。 3. ODBCの設定 ○ 設定が必要な項目は次の項目になります。 ・ データ・ソース名(DNS名) ・ システム(AS/400のIPアドレス) ・ デフォルトライブラリ 【 一般タブ 】 データ・ソース名:「AsSpoolDispatcher」 システム : ASのIPアドレス ※ 固定 3. ODBCの設定 【 サーバータブ 】 命名規則:SQL 命名規則 SQL デフォルト・ライブラリー:「K_SCDLIB」 登録されました ※固定 4. AUTSPOOL 初期設定を行います。 4-1. メニューを起動します。 ・ CALL K_SCPLIB/INIT1 4-2. 端末制御ファイルを作成します。 「16. 端末制御 マスタメンテナンス」 を選択し、「実行キー」 を押下します 「実行キー」 を押下します。 4-2. 端末制御ファイルを作成します。 ① データを入力します OPT : A (追加) 端末ID : 端末名(ASサイン・オン画面に表示) OUTQ : 端末ID+連番 (任意 MAX10桁) DATAQ : 端末ID PRINTF : 端末ID U1 : 制御フラグ → 処理中にエラーが発生した時などに「1」が表示される。 (「1」=処理がロックされています。クリアして処理を行ってください。) U2 : OUTQ区分 → 処理完了時にファイルを削除する場合は「1」を指定します。 「1」を指定しない場合は、ファイルを手動で削除する必要があります。 端末毎に登録する必要があります。 OUTQ、DATAQ、PRINTF の名前は重複しないように指定します。 ② DATAQとPRINTF名は指定がなければ空白で「実行キー」をクリックすると端末IDが表示されます。 ③ 「F10キー」を押下します。 OUTQ DATAQ PRINTF TRG : スプールのファイル名(イメージファイル) : データがOUTQに保管されると同時に、保管されたデータのヘッダ部分のみを保管 : DATAQに追加変更されるとOUTQのイメージファイルをデータファイルに変換して保管 : トリガーファイル PRINTFの内容を1レコードで保持します。 [端末ID][OUTQ名][PRINTFの行範囲][更新フラグ] 4-2. 端末制御ファイルを作成します。 登録が完了しました。 「F3キー」で完了します。 4-3. 端末制御ファイルを元に環境を構成します。 「18. 端末制御自動構成処理」 を選択し、「実行キー」 を押下します 「実行キー」を押下します 4-3. 端末制御ファイルを元に環境を構成します。 ・自動構成行う場合はOPTに「G」を指定します。 ・OUTQ、DATAQ、PRINTFを削除する場合は「C」を指定します。(初期状態に戻ります) 「F10キー」を押下します。 4-4. スプールファイルを変更します。 「7. スプールファイル 変更」 を選択し、「実行キー」 を押下します プリンター名を OUTQ名で指定します。 ※ 5-2 端末制御 マスターメンテナンス参照 4-5. 自動監視処理を開始します。 「1. 自動監視処理開始」 を選択し、「実行キー」 を押下します 233001= 23:30:01 (時分秒はそれぞれ「00」 以外で指定してください) 遅延時間 : 処理間隔(デフォルト = 5秒) 再構成時間 : 作成したPRINTFとトリガーファイルを削除する時間を指定します。(必須項目) 「F10キー」を押下します 4-6. 端末の活動表示状況を確認します。 「8. 端末の活動表示状況表示」 を選択し、「実行キー」 を押下します DLY-5 ・・・ 5秒毎に稼動している 5秒 → メニュー 「1.自動監視処理」で設定した遅延時間 を確認します。 5. Spool Viewer / 400 のインストールを行います。 5-1. Setup.exeをクリックし、画面にしたがってインストールを開始してください。 「次へ」をクリックします。 インストールフォルダを指定します。 「次へ」をクリックします。 5-1. インストールを行います。 「次へ」をクリックします。 インストールしています。しばらくお待ち下さい。 5-1. インストールを行います。 「閉じる」をクリックします。 5-2. インストール終了後、iniファイルの設定を行います。 指定したインストールフォルダ(初期値:C:¥Program Files¥KSC¥Asd)に Asd.ini ファイルがあります。 メモ帳などで内容を表示してください。 [General] ; DB接続文字列(ODBC) DbCon=DSN=AsSpoolDispatcher;UID=XXXXX;PWD=XXXXXXXXX ; トリガーファイル監視時間 (ms) Interval=3000 [Sessions] ; 監視するセッションID ; "Name"+連番 で複数指定できます Name1=DSP101 [Reports] Name1=R_ASH198.rpt Name2=R_ASH176.rpt Name3=R_ASH158.rpt Name4=R_ASH132.rpt ODBCの接続情報を登録します。 DNS = 「AsSpoolDispatcher」 ※ 固定 UID = ODBC接続のユーザー PWD = ODBC接続のユーザーパスワード トリガーファイル監視時間 (ms) Interval=3000 (← 3秒毎に処理) 監視するセッションID 端末ID(ASサインオン画面に表示) + 連番 以上の項目を追加して上書き保存してください。 ODBC接続ユーザーを作成する場合 1.ユーザー・プロファイル作成 CRTUSRPRF USRPRF(ASD400) PASSWORD(任意10桁) USRCLS(*USER) TEXT(' スプールビューワー400 ') 2.オブジェクト権限の処理 GRTOBJAUT OBJ(K_SCDLIB/*ALL) OBJTYPE(*ALL) USER(ASD400) GRTOBJAUT OBJ(K_SCPLIB/*ALL) OBJTYPE(*ALL) USER(ASD400) 5-3. Spool Viewer / 400 を起動します。 [スタートボタン → プログラム → 光輝システムクリエイト → Spool Viewer400 → Spool Viewer400起動] 3秒毎に処理されます 処理中の画面は「X」ボタンで閉じずに「-」ボタンで最小化しておく必要があります 。 6. バージョンアップ時の処理方法 手順 PC側 「プログラムの追加と削除」からソフト(Spool Viewer 400)を削除してください。 新バージョンを再インストールしてください。 AS側 バージョンアップ用のファイルを提供いたします。 都度、手順も連絡いたします。 7. アンインストールを行う 手順 PC側 「プログラムの追加と削除」からソフト(Spool Viewer 400)を削除してください。 AS側 環境を再構築する際は、以下のコマンドを実行して環境を削除してください。 ファイルの削除 ・ DLTF QGPL/KSCSAVFD ・ DLTF QGPL/KSCSAVFP ライブラリの削除 ・ DLTLIB K_SCDLIB ・ DLTLIB K_SCPLIB