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機関投資家向け 決算説明資料 -2016年3月期
機関投資家向け 決算説明資料 -2016年3月期- コムチュア株式会社 2016年6月1日 代表取締役会長CEO 向 浩一 1 2016年3月期 1 決算概要 2 1-1 決算ハイライト (5月10日発表) 6期連続の増収と5期連続の増益で過去最高を達成。 2015年3月期 実績(累計) 金額 売 上 2016年3月期 実績(累計) 率 高 9,864百万円 - 営 業 利 益 1,055百万円 10.7% 経 常 利 益 1,059百万円 親会社株主 に帰属する 当期純利益 641百万円 1株当たり 当期純利益 121.07円 金額 - +15.1% 1,293百万円 11.4% +22.5% 10.7% 1,295百万円 11.4% +22.2% 6.5% 823百万円 7.3% +28.4% - 11,349百万円 率 前年 同期比 169.84円 - +40.3% 3 1-2 決算のポイント 売上高 前期比 +15.1%増収、堅調に推移 + クラウド事業の拡大 + 金融分野での受注拡大 + ビッグデータなどの新技術への取り組み + マイナンバーなどの新たな事業の拡大 営業利益 前期比 +22.5%増益 + 高付加価値化戦略による一人あたり売上の増加による増益 + 事業拡大による増益 - 一人あたり労務費の増加 - 事業拡大強化のための投資 4 1-3 主な取引先 業種・業態にかたよらない大手企業 アクセンチュア 味の素 SMBC信託銀行 極洋 キヤノングループ 清水建設 セメダイン 大東建託 神鋼商事 小松製作所 住友重機械工業 ソニーグループ 寺岡精工 東芝グループ 日立グループ 富士通グループ ソネット デロイトトーマツ 東京スター銀行 ニッポンレンタカー NTT東日本 PwCジャパン 不二家 三越伊勢丹グループ 三菱商事 オリンパス スルガ銀行 西友 ブックオフ 本田技研工業 サッポロ 第一生命保険 東京都不動産協同組合 日本総合研究所 日本電気 コクヨ 全国儀式サービス 損保ジャパン日本興亜 東急住宅リース 鎌ヶ谷市 クリナップ 国立がん研究センター 凸版印刷 日本生活協同組合 三井不動産商業マネジメント 大田花き 近畿日本ツーリスト個人旅行 神戸製鋼所 商船三井 517社との取引 アメリカンホーム保険 イオンエンターテイメント イトキン NTTドコモグループ コニカミノルタ 全 日本郵政 日新製鋼 野村総合研究所 富士ゼロックスグループ 丸紅グループ 三菱電機トレーディング 三井化学 三菱UFJリース 森ビル モスフードサービス LIXIL リクルート リコージャパン レオパレス21 (50音順・2016年3月末現在)5 1-4 営業利益増減要因 (単位:百万円) 事業拡大 による影響 ▲208 高付加価値化 による利益の増加 • 一人あたり売上の増加 • 生産性の向上 1,400 +252 前期比 + 238百万円 労務費の増加 ▲115 事業拡大・強化 のための投資 +309 • 要員補強 10 • 人材育成 8 • M&A関連 64 営業利益 1,293百万円 • 社内インフラ整備等 33 営業利益 1,055百万円 900 2015年3月期 2016年3月期 6 1-5 売上・利益の成長 営業利益率 10%を超える高成長 (単位:百万円) (単位:百万円) 売上高 営業利益 1,293 12,000 1,200 1,024 1,055 10,000 1,000 802 8,000 6,000 800 506 513 443 463 493 11,349 435 9,864 8,477 4,000 400 7,168 5,362 6,031 6,023 4,783 2,000 5,006 600 5,526 200 0 0 2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 7 1-6 事業区分別 業績 全ての事業区分が成長。Webソリューション事業は大幅拡大 2015年3月 実績(累計) 2016年3月期 実績(累計) 前年同期比 売上高 9,864百万円 11,349百万円 +15.1% グループウェアソリューション事業 2,911百万円 2,919百万円 +0.3% ERPソリューション事業 719百万円 727百万円 +1.1% Webソリューション事業 3,137百万円 4,449百万円 +41.8% ネットワークサービス事業 3,097百万円 3,254百万円 +5.1% 売上原価 7,761百万円 8,839百万円 +13.9% 売上総利益 2,103百万円 2,510百万円 +19.4% グループウェアソリューション事業 ERPソリューション事業 Webソリューション事業 ネットワークサービス事業 売上高 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 2015/3期 実績(累計) 2016/3期 実績(累計) 売上総利益 2,500 グループウェアソリューション事業 691百万円 693百万円 +0.3% ERPソリューション事業 199百万円 204百万円 +2.5% Webソリューション事業 619百万円 994百万円 +60.6% 2,000 1,500 1,000 500 ネットワークサービス事業 営業利益 595百万円 619百万円 +4.0% 1,055百万円 1,293百万円 +22.6% 0 2015/3期 2Q実績(累計) 2016/3期 2Q実績(累計) 8 2017年3月期 2 業績見通し 9 2-1 2017年3月期 通期業績予想 7期連続の増収と6期連続の増益で過去最高を目指す 2015年3月期 実績 売 上 高 金額 率 9,864百万円 - 2016年3月期 実績 金額 11,349百万円 率 - 2017年3月期 予想 金額 13,000百万円 率 前年 同期比 - +15% 営 業 利 益 1,055百万円 10.7% 1,293百万円 11.4% 1,500百万円 11.5% +16% 経 常 利 益 1,059百万円 10.7% 1,295百万円 11.4% 1,500百万円 11.5% +16% 823百万円 7.3% 990百万円 7.6% +20% 親会社株主 に帰属する 当期純利益 641百万円 1株当たり 当期純利益 121.07円 6.2% - 169.84円 - 203.98円 - +20% 10 2-2 利益増減要因 今期予想 (単位:百万円) 事業拡大による影響 高付加価値化 による売上の増加 2,100 +384 ▲308 • 一人あたり売上の増加 • 生産性の向上 • • • • 要員補強 人材育成 社内インフラ整備 M&A関連 労務費の増加 前期比 ▲500 +630 1,600 +207 百万円 ▲500 事業拡大・強化 のための投資 1,100 営業利益 1,500百万円 営業利益 1,293百万円 1 2016年3月期 2 3 4 2017年3月期 5 6 11 2-3 事業区分別 今期業績予想 全ての事業区分で成長を見込む 2016年3月期 実績(累計) 2017年3月期 実績(累計) 前年同期比 11,349百万円 13,000百万円 +15.1% 2,919百万円 3,272百万円 +0.3% ERPソリューション事業 727百万円 738百万円 +1.1% Webソリューション事業 4,449百万円 5,713百万円 +41.8% ネットワークサービス事業 3,254百万円 3,277百万円 +5.1% 売上原価 8,839百万円 9,800百万円 +13.9% 売上総利益 2,510百万円 3,200百万円 +19.4% グループウェアソリューション事業 693百万円 780百万円 +0.3% ERPソリューション事業 204百万円 211百万円 +2.5% 売上高 グループウェアソリューション事業 グループウェアソリューション事業 ERPソリューション事業 Webソリューション事業 ネットワークサービス事業 売上高 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 2016/3期 実績(累計) 2017/3期 実績(累計) 売上総利益 3,000 2,500 2,000 1,500 Webソリューション事業 994百万円 1,488百万円 +60.6% ネットワークサービス事業 619百万円 721百万円 +4.0% 1,293百万円 1,500百万円 +22.6% 営業利益 1,000 500 0 2016/3期 2Q実績(累計) 2017/3期 2Q実績(累計) 12 2-4.1 2017年3月期 方針/施策 ① 新分野への取組みでビジネス拡大 IT新技術 ク ラ ウ ド セールスフォース案件を中心に連携ビジネスも含め拡大 ビッグデータ/ 人工知能(AI) 世の中に存在する多種多様な大量データを活用しお客様の ビジネス革新及び意思決定のスピードアップにつなげ、 最新技術の深層学習等による技術進歩が著しいAIを用い て分析し、活用する。 IoT(モノの インターネット) あらゆる事象・情報がデータ化され、センサーを通じてつ ながっていく フィンテック 金融とITが融合し、今までに無い金融取引が実現。 新たな利便性やサービスの提供で金融がより便利に 13 2-4.2 2017年3月期 方針/施策 ① 新分野への取組みでビジネス拡大 新たなITの潮流に 積極的に取り組み 事業拡大 ビッグデータ 人工知能 (AI) IoT フィンテック クラウド ・金融・ERP ・グループウェア ・ネットワーク 新 た な 領 域 従 来 の 領 域 新分野への取り組みでビジネスを拡大 14 2-4.3 2017年3月期 方針/施策 ① 新分野への取組みでビジネス拡大 ●ジェイモードエンタープライズ(株) をグループ化(4月5日) • クラウドによるアパレル業界向け の販売・在庫管理システム提供 • ビッグデータ解析サービス • AIによるファッション分析 ●コムチュアデータサイエンス(株) を設立 (4月21日) ビッグデータ及びAIの専門家として、 コムチュアグループは、産学協同・ 各企業との連携を行ないながら、 新しい事業を生み出す 他社 連携 コムチュア グループ 教育 コムチュアグループ 人工 知能 ビッグデータ 人工知能(AI) IoT事業の推進 ジェイモード エンター プライズ ファッション AI 産学 協同 コムチュア データ サイエンス 専門家 集団 AIコンサル ティング 15 2-5 2017年3月期 方針/施策 ② 人材育成・人材補強 人材育成 ク ラ ウ ド クラウド事業拡大のための業界トップクラスの資格取得 (Salesforce・SAP・AWS等)ー資格取得者 150名ー ビッグデータ・ A I ・ I o T ビッグデータ・AI・IoT事業推進に向け、データサイエン ティストの早期育成 ー資格取得者 60名ー 提案力・マネジ メント力強化 新分野、新技術に対応した提案力、マネジメント力の強化 により、付加価値の高い提案をおこなう 人材補強 採用力の強化 人材は企業価値の源泉。継続的に優秀人材を獲得のための 採用基準のレベルアップを前提とする ー新卒80名・中途80名ー 16 2-6 2017年3月期 方針/施策 ③ 高付加価値化 高付加価値化(5%アップ)は当社戦略の“一丁目1番地” 提 案 力 ・お客様の「ささやき」(ニーズ)を他社に先駆けて「カタチ」 (提案)にする活動の継続的実施 ・得意領域の確立と積極的展開(ソリューション事例の活用) 技 術 力 ・価格競争力のある資格取得者(クラウド、ビッグデータ等)の拡充 ・ビッグデータ、AI,IoT、セキュリティ、フィンテック等の新 技術の獲得と活用提案 営 業 力 ・既存のお客様での満足度向上策の着実な実施による新規案件やより 上流の案件の創出 ・開発に止まらず、保守・運用までを視野に入れたより付加価値の高 い提案の実施 17 2-7 高収益性 ROE ROEは (当期純利益/自己資本) 20%以上 の水準を目安とします。 前期に引き続き、ROEは東証一部上場企業平均を大きく上回る 28.0%を予定しています。 (単位:%) 30.0 27.7 当社ROE 東証一部上場企業平均(※) 25.0 (※出所 みずほ証券リサーチ&コンサルティング) 18.5 20.0 15.0 28.0 20.6 21.7 高付加価値化 によって 一人当たり売上高 を拡大する ことで利益率を高めている 11.2 10.0 4.8 8.1 7.7 2014年3月期 2015年3月期 8.4 8.4 2016年3月期 2017年3月期(計画) 5.5 5.0 0.0 2012年3月期 2013年3月期 18 2-8 配当金 35%以上 を維持していきます。 配当性向 12期連続増配計画 (単位:円) 90 普通配当(1Q) 36.1 普通配当(中間) 80 28.7 30周年 記念配当 22.6 50 2円 40 11.9 12.4 13.2 15.9 16.4 66.0 2円 25.5 60 東証一部上場 記念配当 25 48.0 18.0 24.0 2006/03 15 10 38.0 26.0 5.0 6.7 7.3 8.7 9.3 10.0 12.3 2007/03 2008/03 2009/03 2010/03 2011/03 2012/03 24.0 18.0 15.0 2013/03 20 18.0 11.0 10 四半期配当 30 開始 28.0 26.0 20 35 18.0 42.0 16.0 40 35.3 72.0 普通配当(期末) 配当性向(%) 0 39.6 38.9 普通配当(3Q) 70 30 (単位:%) 2014/03 2015/03 2016/03 (計画) 2017/03 (計画) 2013年4月1日付けで1株につき300株の株式分割を行いましたので、2012年3月期以前の配当につきましては、分割後の値に調整し ております。 5 0 19 2-9 新たな株主還元策(今期より) ① 株主優待制度導入(2016年2月22日発表) 年2回、3月末・9月末に1単元(100株)以上保有の 株主様に対し、1回につき1,000円のクオカード (年2,000円)を贈呈いたします。 *配当7,200円+クオカード2,000円=年間9,200円 *2017年3月期の優待込みでの総配当性向は45%を超えます。(100株保有) ② 四半期配当制度導入(2016年2月22日発表) 安定経営により四半期業績も安定しているため、 1回18円、年4回の配当を実施してまいります。 (本件につきましては2016年6月開催予定の当社株主総会にて「定款の一部変更の件」が承認可決されることを条件としております。) 20 2-10 東京証券取引所 企業価値向上表彰 東証上場企業3,500社のうちTOP49に選抜 TOP49 ROEの王道は高成長と高利益率 高いROE = 27.7%(株主資本利益率) ※東証1部平均8.4% 高い営業利益率=11.4% 高い配当性向 = 35%以上 明確な経営指標 一人あたり売上高を毎年5%高付加価値化 21 3 中期経営戦略 22 3-1 中期経営計画 –2019年3月期 定量目標– 売上高172億円 を目指します 2016年3月期 実績 2017年3月期 予想 2019年3月期 予想 金額 金額 金額 高 11,349百万円 13,000百万円 益 1,293百万円 1,500百万円 2,020百万円 営 業 利 益 率 11.4% 11.5% 11.8% 売 営 上 業 利 成長率 (年率) 17,200百万円 +15% +16% ー 23 3-2 外部環境認識 社会・経済環境 顧客企業環境 技術環境 経済再生にむけて骨太の 政策が推進され 本格的デフレ脱却目指す 企業間競争力強化 のためのIT投資は 引き続き拡大 新しい領域・技術で 加速するイノベーション と市場拡大 「第4次産業革命」と も呼ぶべきIoT、ビッ グデータ、人工知能 (AI)等による技術 革新 顧客満足度向上のため のIT投資の実施 パブリッククラウドの 市場は2020年には 2015年比2.4倍 従来にない新たなサー ビスやビジネスを創生 ビジネス変革を目的と した設備投資の実施 企業の海外進出に伴う IT投資の実施 ビッグデータの市場は 2020年まで 年率27%で増加 IoTは2020年には 13.8兆円の市場規模 (出展:IDC Japan) 24 3-3 外部環境認識 ビッグデータ・AIで世の中は ビッグデータ ビッグデータ化 AI 人工知能を 用いて分析 大量データの 取得、分析、実行の 循環が可能に IoT センサ、機器、ロボット によるデータ取得 経 済 構 造 ・ 就 業 構 造 の 変 化 こう変わる! 私たちの生活が 変わります! 社 会 変 革 高齢化社会における 医療・介護のあり方 人口減少・少子高齢化 に伴う労働力の減少 エネルギー問題への 対応 25 3-4 中期経営戦略 1 成長戦略 2 3 人材戦略 4 イノベーション戦略 5 品質戦略 6 財務戦略 7 提携戦略 顧客戦略 –7つの戦略– クラウドに加え、新しい成長エンジンである、ビッグ データ、人工知能(AI)、IoTを軸に高成長・高利益化 中期目標を牽引するキーアカウントを決め、既存の 重点顧客との取引拡大と新規ユーザー層の開拓 企業価値の源泉である人材の育成と補強、トップダウン 型経営と現場力を融合させた組織運営と基盤強化 新たな価値の創出を目指した研究開発の支援制度を進化さ せ、クラウド、ビッグデータ分野での新サービスの開発 プロジェクト管理の精緻化、見積、工程と品質の可視化 を進め、サービス品質の向上を促進 ROEを経営の中核指標に据え、資本効率を意識した企業 価値の向上と健全成長推進 相乗効果を前提に、事業基盤強化を狙った業務提携の 積極的な取組みで成長スピードを加速 26 3-5 「NEXT 10」 目標 NEXT10 目標 12000 50000 100,000 45000 10000 40000 (単位:百万円) 35000 売上高 系列1 8000 営業利益 系列2 30000 中期経営計画 25000 6000 20000 17,200 15000 10000 5000 5,008 435 5,526 463 7,168 802 8,477 1024 9,864 1055 11,349 4000 13,000 2000 1293 0 2011/3 2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3 2017/3 コムチュアのイメージキャラクター 「コムくん」 2019/03 1900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/11900/1 0 27 むすび 「会社の標語」 お客様には “感動” を 社員には “夢” を 28 本資料お取扱い上の注意 本資料は、当社をご理解いただくために作成したもので、当社への投資勧誘を目的としておりません。 本資料を作成するに当たっては正確性を期すために慎重に行なっておりますが、完全性を補償するもの ではありません。 本資料中の情報によって生じた障害や損害については、当社は一切責任を負いません。 本資料中の業績予想ならびに将来予測は、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したも のであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、事業環境の変化等の様々な要因に より、実際の業績は言及または記述されている将来見通しとは大きく異なる結果となることがあること をご承知おきください。 本資料に関するお問い合わせ コムチュア株式会社 経営管理本部経営企画部(IR担当) 電話 :03-5745-9725 E-mail :[email protected] 29