GIS解析:既存LPデータ活用事例 - 航空レーザーデータの可能性 -

GIS解析:既存LPデータ活用事例　- 航空レーザーデータの可能性 自然環境調査において、 “高さ” に関わる項目は数多くありますが、 現地調査で広範囲を網羅するには、
時間 ( 経費 ) がかかります。 一方で、 多額の費用をかけて航空レーザーデータ ( 以下 「LP データ」 ) を
整備したにも関わらず、 その後、 有効活用されていないケース ・ 地域が多くあります。
そこで既存の LP データを応用して、 様々な情報を解析する事例をご紹介いたします。　LPデータ活用事例
LPデータそのものについては裏面参照
EX.3 LP地形モデルから地盤コンター図を作成した事例
(間隔は任意に細かくできます。これは20cm間隔コンターです。)
EX.1 LPデータ(表層と地盤の差分)から樹木コンター図を作成した事例
ID
群落No
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
020L1
025L1
030L1
030L2
030R1
035L1
035L2
035L3
035R1
035R2
035R3
035R4
095R1
095R2
100R1
110R1
110R2
140R1
140R2
140R3
145L1
150L1
面積(㎡)
193
399
1226
3076
288
216
542
219
2267
1917
720
1324
216
3650
155
1263
273
330
705
469
2448
540
MIN
5.05
2.11
2.17
2.02
2.93
2.02
2.14
2.40
8.59
5.00
2.35
2.37
2.74
2.06
3.74
2.75
2.89
3.30
2.21
2.21
5.32
3 21
樹高(m)
MAX MEAN
5.65
5.37
3.48
2.96
6.06
3.41
5.03
3.11
5.72
4.59
3.15
2.68
5.02
4.07
2.94
2.74
13.97 11.74
9.89
7.79
6.52
4.42
7.02
3.99
2.96
2.87
6.40
3.47
4.01
3.91
5.61
4.18
3.90
3.55
4.84
4.22
3.93
2.81
4.01
2.98
12.51
9.02
7 09
5 41
EX.2 樹木コンターから梢端位置を推定し、
植生群落ごとに樹高解析した事例
Ex.4 LP地形モデルから横断図を作成した事例
(計測ラインは任意に設定が可能です)
0
EX.5 LP表層モデルとオルソ画像と合わせて３次元浸水シュミレーションした事例
過去に遡るためには写真測量との併用を
これからの航空LP技術
LPは、ここ最近の技術であるため、 １時期、あっても２時期分しか
LP技術は日々進化しており、最近はファーストとラストだけでなく、
データを揃えることができません。一方、空中写真は戦後、計画的に
連続して中間のエコーも捉えられる機器も出てきました。
撮影されています。経年変化を捉えるために、過去→写真からステレ
例えば複層林の樹高(１層目の林冠高、２層目の林冠高といった)
オ計測を行い高さ抽出、現在→LPデータ解析という方法もあります。
解析などができる日も近いと考えています。
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LPデータとは
既存の L
LP
Pデ
データを取り寄せると以下のデータが入っています
ータを取り寄せ
せると以下のデータが入っています
LP オリジナルデータ ( 全データ )
メモ帳で開くとこんな感じ
フィルタリングされた LP データ ( 地盤 )
LP 計測時に撮影された航空写真 ( オルソされた状態 )
G S に読み込むとこのような点群データが確認できます
GIS
に読み
み込
込む
むとこ
とこのよ
のような
のよ
うな点
点群デー
デ タが
デー
タが確
確認できます
ます
3 次元で見ると
各種解析ができるように
ラスタデータに補間します
鳥瞰
表層高モデル
断面
地盤高モデル