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新興国市場開拓に向けた 投資協定及び租税条約の締結促進

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新興国市場開拓に向けた 投資協定及び租税条約の締結促進
新興国市場開拓に向けた投資協定及び租税条約の締結促進
2節
第
第2節
新興国市場開拓に向けた
投資協定及び租税条約の締結促進
第Ⅱ部
1.投資協定
第Ⅱ-1-2-1 表 我が国の投資関連協定締結状況
第1章
1980 年代以降、世界の海外直接投資は急速に拡大
しており、世界経済の成長をけん引する大きな役割を
果たしている。海外直接投資残高の対 GDP 比は、
締結相手国
(地域を含む)
署 名
発 効
エジプト
1977 年 1 月 28 日
1978 年 1 月 14 日
スリランカ
1982 年 3 月 1 日
1982 年 8 月 7 日
中国
1988 年 8 月 2 日
1989 年 5 月 14 日
30.4%、29.3%に伸びている 。我が国の国際収支を
トルコ
1992 年 2 月 12 日
1993 年 3 月 12 日
見ても、証券投資収益及び直接投資収益の受取の増加
香港
1997 年 5 月 15 日
1997 年 6 月 18 日
パキスタン
1998 年 3 月 10 日
2002 年 5 月 29 日
バングラデシュ
1998 年 11 月 10 日 1999 年 8 月 25 日
ロシア
1998 年 11 月 13 日 2000 年 5 月 27 日
年連続で所得収支が貿易収支を超過している 。
モンゴル
2001 年 2 月 15 日
海外直接投資の拡大が示すとおり、我が国企業の海
シンガポール(経済連携協定) 2002 年 1 月 13 日
2002 年 11 月 30 日
韓国
2002 年 3 月 22 日
2003 年 1 月 1 日
ベトナム
2003 年 11 月 14 日 2004 年 12 月 19 日
1980 年には対外直接投資額で 5.8%、対内直接投資額
で 5.3 % で あ っ た の に 対 し、2011 年 に は そ れ ぞ れ
62
を反映して、2012 年の所得収支は約 14.3 兆円の黒字
となる一方、貿易収支は約 5.8 兆円の赤字となり、8
63
外展開が進んでいるが、これまで見てきたとおり、今
後の我が国の経済成長にとって、新興国への更なる戦
メキシコ
(経済連携協定) 2004 年 9 月 14 日
2002 年 3 月 24 日
2005 年 9 月 17 日
略的なビジネス展開が不可欠となっている。我が国企
マレーシア(経済連携協定) 2005 年 12 月 13 日 2006 年 7 月 13 日
業の新興国への展開を促進するためには、現地進出・
フィリピン(経済連携協定) 2006 年 9 月 9 日
2008 年 12 月 11 日
資金還流の障壁撤廃を通じた投資リスクの低減が重要
チリ(経済連携協定)
2007 年 3 月 27 日
2007 年 9 月 3 日
タイ(経済連携協定)
2007 年 4 月 3 日
2007 年 11 月 1 日
カンボジア
2007 年 6 月 14 日
2008 年 7 月 31 日
である。その手段として、今後、我が国は投資協定の
拡充を図っていく方針である。
ブルネイ
(経済連携協定) 2007 年 6 月 18 日
2008 年 7 月 31 日
投資協定とは、投資先国での自国投資家及びその財
インドネシア(経済連携協定) 2007 年 8 月 20 日
2008 年 7 月 1 日
産の保護や締約国間の投資自由化等を約束する国家間
ラオス
2008 年 1 月 16 日
2008 年 8 月 3 日
ウズベキスタン
2008 年 8 月 15 日
2009 年 9 月 24 日
ペルー
2008 年 11 月 21 日 2009 年 12 月 10 日
の条約である。海外に投資した投資家やその投資財産
の保護、規制の透明性向上等により、投資を促進する
ための内容を規定している。
(1)投資協定への取組方針
我が国は、これまでアジア諸国を中心に 32 件の投
ベトナム(経済連携協定)※ 1 2008 年 12 月 25 日 2009 年 10 月 1 日
スイス(経済連携協定) 2009 年 2 月 19 日
2009 年 9 月 1 日
インド(経済連携協定) 2011 年 2 月 16 日
2011 年 8 月 1 日
ペルー(経済連携協定)※ 2 2011 年 5 月 31 日
2012 年 3 月 1 日
パプアニューギニア
2011 年 4 月 26 日
未定
コロンビア
2011 年 9 月 12 日
未定
資協定及び投資章を含む経済連携協定に署名し、うち
クウェート
2012 年 3 月 22 日
未定
25 件が発効している(2013 年 6 月現在)(第Ⅱ-1-2-1
日中韓
2012 年 5 月 13 日
未定
表)
。今後は、企業の海外展開の推進、鉱物・エネルギー
資源の安定的な供給の確保等の観点から、我が国産業
界のニーズ、投資章を含む経済連携協定の締結状況等
を踏まえ、投資協定の締結を加速していく。このため、
投資協定の締結促進及び効果的活用に向けた指針を策
定・推進する。また、その実現に向けて、関係当局の
体制強化を進める。特に、締結数が少ないアフリカ(エ
イラク
2012 年 6 月 7 日
未定
サウジアラビア
2013 年 4 月 30 日
未定
モザンビーク
2013 年 6 月 1 日
未定
備考 1:2004 年 12 月 19 日に発効した日ベトナム投資協定の内容が組み込
まれている。
2:2009 年 12 月 10 日に発効した日ペルー投資協定の内容が組み込ま
れている。
3:この他、台湾とは民間窓口機関の取決めが 2011 年 9 月 22 日に署
名されており、2012 年 1 月 20 日に手続が完了している。
4:2013 年 4 月末時点。
資料:経済産業省作成。
62 出典:UNCTAD「World Investment Report 2012」
63 出典:財務省国際収支状況
通商白書 2013
69
第1章
経済連携等の推進
ジプト 1 か国のみ)を中心に締結の加速化が必要であ
(3)投資協定の主な規定内容
る。
投資協定は、従来、投資受入国における投資財産の
具体的な優先順位の決定にあたっては、以下の要素
収用や法律の恣意的な運用等のカントリー・リスクか
を総合的に勘案していく 64。
ら投資家を守り、投資家を保護することを主目的とし
(1)我が国からの投資実績と投資拡大の見通し
て締結されてきた。こうした内容の協定は「投資保護
(2)投資環境整備の必要性と我が国産業界の要望
(外
協定」と呼ばれ、投資財産設立後の内国民待遇や最恵
国待遇、収用の要件と補償額の算定方法、自由な送金、
資への開放度等を含む)
(4)エネルギー・鉱物資源の供給元としての重要性
締約国間の紛争処理手続、投資受入国と投資家との間
(5)相手国政府の統治能力、政情の安定性
の紛争処理等を主要な内容とする。1990 年代に入る
(6)政治的・外交的意義
と、そのような投資財産保護に加えて、投資設立段階
の内国民待遇や最恵国待遇、パフォーマンス要求 65
の禁止、外資規制強化の禁止や漸進的な自由化の努力
(2)世界の投資協定の締結状況
上述の海外直接投資の拡大を踏まえ、世界各国は、
義務、透明性確保(法令の公表、相手国からの照会へ
投資先国における差別的扱いや収用(国有化も含む)
の回答義務等)等を盛り込んだ投資協定(「投資保護・
などのリスクから自国の投資家とその投資財産を保護
自由化協定」)が出てきた(第Ⅱ-1-2-3 表)66。
するため、投資協定を締結してきた。投資ルールは、
投資協定の規定に関する紛争は、それぞれ一定の条
貿易における WTO 協定のような多国間協定がなく、
件下で国家対国家の紛争処理手続き(SSDS)又は投
二国間もしくは地域協定が中心となっている。
資家対国家の仲裁手続き(ISDS)の対象となる。
世界の投資協定数は大きく増加しており、2011 年
我が国の投資協定における SSDS では、投資協定の
時点で 2,833 件に達している(第Ⅱ-1-2-2 図)
。国別
解釈、適用等に関する締約国間の紛争についての解決
では、ドイツ、中国、英国、フランスといった国々が
手続きを規定している。
100 件前後の投資協定を締結している。
ISDS は、投資家が投資先国政府の投資協定違反に
より自らの投資財産に損害を受けた場合、ICSID67 仲
裁規則や UNCITRAL68 仲裁規則に基づく国際仲裁に
第Ⅱ-1-2-2 図 世界の投資協定数の推移
付託することを可能としている。
3,000
2,500
1,857 1,941
2,000
2,099
2,181 2,265
2,392
2,495 2,573
2,753
2,608 2,676
2,807 2,833
UNCTAD によれば、国際投資協定に基づく ISDS
の件数(仲裁機関へ案件付託の数)は、1987 年の最
初の事案 69 以来、1998 年までは累計で 14 件にとど
1,500
まっていたものの 70、1990 年代後半から急増し 71、
1,000
2011 年末現在で累計 450 件に上っている。一方、我
385
500
72
0
165
1969 1979 1989 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011(年)
資料:UNCTAD「Recent developments in international investment agreements(2008-June. 2009)
」
「World Investment Report 2012」から作成。
が国企業が投資仲裁制度を利用した事例は、当該企業
の海外子会社が外国間の協定に基づき申し立てを行っ
た 1 件のみである 72。
64 (出所)
「二国間投資協定(BIT)の戦略的活用について」(2008 年 6 月 10 日外務省発表)
65 例えば、一定の現地部材(ローカルコンテンツ)比率を満たすことや、製造したものの一定の比率を輸出すること等、投資の条件として
課される特定の要件。
66 代表的なものとして NAFTA の投資章があり、我が国の場合、二国間 EPA の投資章や、日韓、日ベトナム、日カンボジア、日ラオス、
日ウズベキスタン、日ペルー投資協定がこのタイプにあたる。
67 International Center for Settlement of Investment Dispute(投資紛争解決センター):世界銀行グループの1機関である常設の仲裁機関。
所在地はワシントン D.C.。
68 United Nations Commission on International Trade Law(国際連合国際商取引法委員会):所在地はオーストリア(ウィーン)。
69 Asian Agricultural Products Limited 対スリランカ政府の事案(ICSID Case No.ARB/87/3)
。
70 UNCTAD(2005)
“INVESTOR-STATE DISPUTES ARISING FROM INVESTMENT TREATIES: A REVIEW”
。
71 1996 年、NAFTA における「エチル事件」
(米国企業がカナダ政府による環境規制が NAFTA 上の「収用」に当たるとして提訴。カナダ
政府が米国企業に金銭を支払って和解)をきっかけに、投資仲裁に対する関心が高まったとされる。
72 1998 年、我が国の証券会社の在ロンドン子会社が、オランダ法の下で設立された法人を介して買収したチェコの銀行に対してチェコ政府
がとった措置に関し、チェコとオランダ間の二国間投資協定に基づき、国連商取引委員会(UNCITRAL)仲裁規則による仲裁に付託した
ケース。
70
2013 White Paper on International Economy and Trade
新興国市場開拓に向けた投資協定及び租税条約の締結促進
第2節
第Ⅱ-1-2-3 表 投資協定締結の意義
投資協定締結の意義
1.投資財産の保護&投資家に対する公正な待遇
第Ⅱ部
①一度受けた事業許可を後で撤回されない
②事業資産を収用・国有化されない
③規制が強化されたことによって事業が継続できなくなる事態を防ぐ(間接収用 indirect expropriation )
第1章
④相手国政府と締結した投資契約・コンセッション契約が遵守される(アンブレラ条項)
⑤日本への送金の自由が確保される
2.現地資本以外の企業(外国企業)との間で差別的な待遇を禁止(最恵国待遇(MFN)
)
3.現地資本企業との間で差別的な待遇を禁止(内国民待遇(NT))
4.投資家及び投資財産に対して、公正かつ衡平な待遇(FET:Fair and Equitable Treatment)を与える義務
5.協定によっては、次のような投資許可要件を禁止しているものもある。
(パフォーマンス要求(PR)の禁止)
①一定割合・水準の物品・サービスを輸出するよう要求すること
②一定割合・水準の現地調達を達成するよう要求すること
③現地の物品・サービスを購入、利用又は優先するよう要求すること
④輸入量・輸入額を、輸出量・輸出額又は外貨の獲得量と関係づけるよう要求すること
⑤生産した物品・サービスの国内販売量・販売額を、輸出量・輸出額又は外貨獲得量と関係づけるよう要求すること
⑥輸出又は輸出のための販売を制限するよう要求すること
⑦取締役、経営者等が一定の国籍であることを要求すること
⑧現地資本のパートナーに技術移転するよう要求すること
⑨一定地域の管理拠点(headquarter)を現地に置くよう要求すること
⑩一定割合・一定人数の現地人を雇用するよう要求すること
⑪現地で一定程度の研究開発予算を投じるよう要求すること
⑫一定地域に対して、排他的に産品を供給するよう要求すること(他国に別の供給拠点を設立しないこと)
※相手国がこれらの義務に違反した場合、投資家は国家を相手に国際仲裁に付託することができる。
資料:経済産業省作成。
2.租税条約
(1)租税条約の役割と現状概観
租税条約は、両国間の投資・経済活動に係る課税範
囲を確定すること等により、国際的な二重課税を調整
するものである。また、その締結によって、両国の税
務当局間の相互協議や納税者情報の交換等の法的枠組
みが構築され、租税に関する紛争解決や脱税及び租税
回避行為の防止に資することとなる。これらにより、
海外進出企業に対する課税の法的安定性が確保される
とともに、我が国企業が海外で稼いだ収益の国内環流
の円滑化にも資するなど、健全な投資・経済交流が一
層促進されることが期待される。
我が国は、2013 年 4 月末現在、54 の租税条約を締
結 し、65 か 国・ 地 域 と の 間 に 適 用 さ れ て い る(第
Ⅱ-1-2-4 表)
。
通商白書 2013
71
第1章
経済連携等の推進
第Ⅱ-1-2-4 表 我が国租税条約締結国・地域一覧
我が国租税条約締結国・地域一覧(54 条約、65ヶ国・地域適用/2013 年 4 月末現在)
〈東・東南アジア〉
インドネシア
韓国
マレーシア
シンガポール
タイ
中国
フィリピン
ヴェトナム
ブルネイ
香港
〈南アジア〉
インド
スリランカ
パキスタン
バングラデシュ
〈大洋州地域〉
オーストラリア
ニュージーランド
フィジー
〈中近東〉
イスラエル
エジプト
サウジアラビア
トルコ
〈アフリカ〉
ザンビア
南アフリカ
〈北米〉
アメリカ
カナダ
〈中南米・カリブ地域〉
ブラジル
メキシコ
バミューダ(※)
バハマ(※)
ケイマン(※)
〈東ヨーロッパ・中央アジア〉
アゼルバイジャン
モルドヴァ
ウクライナ
キルギス
グルジア
タジキスタン
トルクメニスタン
ベラルーシ
ウズベキスタン
カザフスタン
ロシア
アルメニア
スロヴァキア
チェコ
ハンガリー
ブルガリア
ポーランド
ルーマニア
〈ヨーロッパ〉
アイルランド
英国
イタリア
オーストリア
フィンランド
オランダ
スイス
スウェーデン
ルクセンブルグ
スペイン
デンマーク
ドイツ
ノルウェー
フランス
ベルギー
マン島(※)
リヒテンシュタイン(※)
※は、租税に関する情報交換規定を主体とするもの
(2)最近の租税条約の締結・改正状況
第Ⅱ-1-2-5 表 最近の経緯・現状
近年、中東等資源国との新規締結や先進国との改正
及び国際的な脱税及び租税回避行為の防止に資する情
報交換を主体とした租税協定の締結が進められてい
る。特に、ニュージーランド、米国などの先進国との
改正については、相互協議の開始から一定期間が経過
しても事案が解決されない場合に、税務当局以外の第
三者の関与を得て解決を促すための仲裁制度を導入す
るとともに、投資所得(配当、利子等)に対する源泉
地国における課税を更に軽減または免税とする内容に
なっている。
今後とも、我が国産業界のニーズや我が国課税権の
適切な確保等の観点を総合的に勘案し、企業の海外展
開の支援に資する租税条約のネットワーク拡充の取組
みを加速することが重要である。具体的には、未締結
国との新規締結を進めるとともに、
既存条約を改正し、
海外での事業活動における課税範囲の明確化、投資所
得に対する源泉地国における限度税率の引下げ、仲裁
制度の導入など内容を充実させることが必要である
(第Ⅱ-1-2-5 表)。
72
2013 White Paper on International Economy and Trade
(2013 年 4 月末現在)
◇署名
平成 22 年 1 月 日ルクセンブルグ租税条約(部) (平成 23 年発効)
平成 22 年 1 月 日ベルギー租税条約(部)
(改正未発効)
平成 22 年 2 月 ※日バミューダ租税協定(新) (平成 22 年発効)
平成 22 年 2 月 日シンガポール租税協定(部) (平成 22 年発効)
平成 22 年 2 月 日マレーシア租税条約(部) (平成 22 年発効)
平成 22 年 2 月 日クウェート租税条約(新) (未発効)
平成 22 年 5 月 日スイス租税条約
(部)
(平成 23 年発効)
平成 22 年 8 月 日オランダ租税条約
(全)
(平成 23 年発効)
平成 22 年 11 月 日サウジアラビア租税条約(新)(平成 23 年発効)
平成 22 年 11 月 日香港租税協定
(新)
(平成 23 年発効)
平成 23 年 1 月 ※日バハマ租税協定
(新)
(平成 23 年発効)
平成 23 年 2 月 ※日ケイマン租税協定
(新)
(平成 23 年発効)
平成 23 年 6 月 ※日マン島租税協定
(新)
(平成 23 年発効)
平成 23 年 12 月 ※日ジャージー租税協定
(新) (未発効)
平成 23 年 12 月 ※日ガーンジー租税協定
(新) (未発効)
平成 23 年 12 月 日ポルトガル租税条約
(新) (未発効)
平成 24 年 7 月 ※日リヒテンシュタイン租税協定(新)(平成 24 年発効)
(改正未発効)
平成 24 年 12 月 日ニュージーランド租税条約(全)
平成 25 年 1 月 日米租税条約
(部)
(改正未発効)
◇基本合意
平成 23 年 12 月 日オマーン租税協定
(新)
平成 24 年 9 月 ※日サモア租税協定
(新)
平成 24 年 10 月 日アラブ首長国連邦租税条約
(新)
平成 25 年 3 月 日英租税条約
(部)
平成 25 年 4 月 ※日マカオ租税協定(新)
平成 25 年 4 月 ※日英領ヴァージン諸島租税協定(新)
◇現在の正式交渉国
ドイツ連邦共和国
1 ※は、租税に関する情報交換規定を主体とするもの
2 (全):全面改正、(部):部分改正、(新):新規締結
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