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川南地区地区計画に係る運用基準 (技術的基準) 福山市建設局都市部
川南地区地区計画に 川南地区地区計画に係る運用基準 運用基準 (技術的基準) 技術的基準) 2015 2015 年(平成 27 年)4 月現在 福山市建設局都市部 川南まちづくり課 都 市 計 画 課 目 次 第1 趣旨・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第2 用語の定義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第3 地区道路境界線の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第4 建築物等の後退・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 第5 隅切りの扱い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 第6 運用基準に係る協議について・・・・・・・・・・・・・・8 川南地区 川南地区地区計画 地区地区計画に 地区計画に係る運用基準 第1 趣 旨 この運用基準は,川南地区地区計画の円滑な実施を促進するため,土地所有者や建築主等の 理解や協力のもと,地区施設道路の施工に伴う具体的な事務処理の運用について一定の基準を 設け,事務の能率化を図ることを目的とする。 第2 用語の 用語の定義 地 区 計 画:公共施設の配置等(道路)からみて,一体として区域の特性にふさわしい態様 を備えた良好な環境の各街区を整備・開発・保全するための計画 (都市計画法第十二条の五) 地 区 施 設:主として街区内の居住者等の利用に供される道路,公園その他の政令で定め る施設 地区整備計画:地区計画の区域内における地区施設の配置,規模等,土地の利用に関する整 備計画 地 区 道 路:地区計画内における地区整備計画で定められた地区施設の道路 地区道路幅員(Wn):整備後の地区道路の幅員 地区道路境界線:整備後の官民境界線 地区道路用地:地区道路(隅切りを含む)・用水路として整備される用地 用 水 路:通水断面幅が約30cm を超える水路で,主に田や畑へ灌水する施設,地元や 水利関係者が普段の維持管理をしている構造物や土揚場 (普通河川新川にある用水路(副水路・幅約30cm)を含む。) 排 水 路:通水断面幅が約30cm を超える水路で,主に生活排水を流す施設 側 溝 等:通水断面幅が約30cm 以下の開渠(蓋掛を含む。)・暗渠管・L 型側溝 ※主に道路上の雨水を排除する施設であり,福山市が維持管理をしている構 造物等 隅 切 り:車両が円滑に通行できるよう交差点等の道路隅部分を,幅員に応じた長さの 直線で切り取られた道路用地部分 第3 地区道路境界線の 地区道路境界線の設定 地区整備計画で定められた地区道路幅員(Wn)から現況幅員(Wo)を差し引いた幅の2分の1 を拡幅寸法とし,両側の現況境界線又は水路境界線へ拡幅寸法を加えた位置を地区道路境界線 とする。(図1参照) また,交差点付近の地区道路境界線は,隅切りを含めた位置とする。なお,地区道路幅員(Wn) には側溝等の道路施設を含めるが,用水路は含まないものとする。 ただし,河川及び用水路の改修による用水路幅の変更や,蓋掛け(ボックスカルバート等) による用水路の暗渠化計画がある場合には,川南まちづくり課及び河川管理者・水利権者と協 議し,地区道路境界線を決定するものとする。 1 整 備 前 (W n-W o) /2 (W n-Wo)/2 Wo 用 水路 現 況 幅員 ( ( 水 路 境 界 線 地 区 道 路 境 界 線 現 況 境 界 線 現 況 境 界 線 地 区 道 路 境 界 線 ) ) ( ( 地 区 道 路 用 地 水路 ・開 渠 側溝 地 区 道 路 用 地 ) ) 整 備 後 Wn 地 区 道路 幅 員 ( 4,6,9m ) ( ( 地 区 道 路 境 界 線 用 水路 地 区 道 路 境 界 線 ) ) 建築 物等 基礎 建築 物等 基礎 (設備 類含 む) 50 cm以 上 50 cm以 上 Wn= (Wn-Wo)/2+ Wo+ (Wn-Wo)/2 図1 地区道路境界線の考え方 2 ①用排水路を 用排水路を暗渠化する 暗渠化する路線 する路線に 路線に関する取扱 する取扱い 取扱いについて 図2に示す蓋掛け及び整備路線については,沿線住民から用排水路の暗渠化に関する要望等 を受け,川南まちづくり課,神辺建設産業課(河川管理者)及び川南土地改良区(水利権者) が協議した結果,図のとおり一部区間で用水路,排水路を暗渠化する方針となった。 また,区画整理境の路線については,川南土地区画整理事業の事業計画で側溝等が暗渠で計 されている。 よって,これらの路線については,地区整備計画で定められた地区道路幅員(Wn)から現況道 路幅員と現況水路幅員の合計(Wo)を差し引いた幅の2分の1を拡幅寸法とし,両側の現況境界 線又は水路境界線へ拡幅寸法を加えた位置を地区道路境界線とする。(図3参照) また,交差点付近の地区道路境界線は,隅切りを含めた位置とする。 区画整理境の路線 蓋掛け路線 整備路線 図2 用水路を暗渠化する区域 早王西地区のB-5及び神辺駅周辺地区のA-1は,2015年度(平成27年度)で整備 される予定です。 3 Wn=(Wn-Wo-用水路)/2+(Wo+用水路)+(Wn-Wo-用水路)/2 図3 地区道路境界線の考え方 ②神辺駅周辺地区の 神辺駅周辺地区の地区道路A- 地区道路A-1 A-1(6.0m)に m)に関する取扱 する取扱い 取扱いについて 神辺駅周辺地区の地区道路A-1(6.0m)については,沿線住民から用排水路の暗渠化 に関する要望を受け,川南まちづくり課,神辺建設産業課(河川管理者)及び川南土地改良区 (水利権者)が協議した結果,全線で用水路・排水路を暗渠化する方針となった。 地区道路境界線については,A-1全線(JR福塩線踏切部分を除く)で地区道路幅員を満 たしており,地区道路の施工に際して,民地側への新たな道路後退は生じない。 JR福塩線 JR 福塩線 暗渠化する 暗渠化 する区間 する 区間 ※ 暗渠化する 暗渠化 する区間 する 区間については 区間 については, については , 概 ねの位置 ねの 位置を 位置 を示 しており詳細 しており 詳細は 詳細 は 川南まちづくり 川南 まちづくり課 まちづくり 課 に 確認すること 確認 すること 。 図4 用水路を暗渠化する区域 4 地区道路幅 = 現況公共用地幅(6.0m以上確保) Wn 現況幅員 地 区 道 路 境 界 線 地 区 道路 幅 員 ( 4, 6,9 m ) ( ( 用 水路 地 区 道 路 境 界 線 ) ) 建築 物等 基礎 建築 物等 基礎 (設備 類含 む) 50 cm以 上 50 cm以 上 ボックスカルバート Wn= (Wn -W o)/ 2+ Wo + (Wn-Wo )/2 図5 地区道路境界線の考え方(神辺駅周辺地区 A-1) 第4 建築物等の 建築物等の後退 地区道路境界線から50cm 以内には,建築物等(建物基礎,設備等を含む)を建築しては ならないこととする。ただし,建築基準法上の制限を受けず,簡易に撤去又は移設可能な構造 である門,塀,生垣,フェンス等はこの限りではない。(図6参照) Wn 地 区 道路 幅 員 ( 4,6,9m ) ( ( 地 区 道 路 境 界 線 用 水路 地 区 道 路 境 界 線 ) ) 建築 物等 基礎 建築 物等 基礎 (設備 類含 む) 50 cm以 上 50 cm以 上 図6 建築物等の後退の考え方 5 第5 隅切り 隅切りの扱い ① 地区道路同士 地区道路同士及 同士及び地区道路と 地区道路と福山市認定道路, 福山市認定道路,位置指定道路( 位置指定道路(新規) 新規)の隅切り 隅切りについて 地区道路同士及び地区道路と福山市認定道路,位置指定道路(新規)の交差点における隅切 りについては,福山市開発基準(開発事業に関する技術的指導基準)に準じて設定する。(図 7参照) ※地区道路の設計幅員 W=4.0m,W=6.0m,W=9.0m 図7 福山市開発基準による隅切寸法の考え方 ② 地区道路と 地区道路と都市計画道路との 市計画道路との隅切 との隅切り 隅切りについて 地区道路と都市計画道路の交差点における隅切りについては,都市計画道路の整備時に設け るものとする。(図8参照) 歩道 車道 都市計画道路 歩道 地区道路 歩道内での隅切処理 図8 都市計画道路との隅切寸法の考え方 6 ③ 地区道路と 地区道路と位置指定道路( 位置指定道路(既存) 既存)との隅切 との隅切り 隅切りについて 地区道路と既存の位置指定道路の交差点における隅切りについては,道路位置指定基準に準 じて設定する。(図9参照) (交差角90度:両側隅切り) ▽地区道路境界線 (交差角60度以下:片側隅切り) 道が同一断面で交差し,もしくは接続し,または屈曲により生ずる内角が60度以下 となる場合は,角地の隅角を頂点とする底辺の長さが2m以上となるような二等辺三角 形を道に含む隅切りを設ける。 (交差角90度:片側隅切り) ▽地区道路境界線 ▽道路中心線 図9 位置指定道路の隅切寸法の考え方 ④ 地区道路と 地区道路と土地区画整理事業 土地区画整理事業の 整理事業の区画道路との 区画道路との隅切 との隅切り 隅切りについて 地区道路と川南土地区画整理事業の区画道路との交差点における隅切りについては,川南土 地区画整理事業との整合を図るものとする。 7 第6 運用基準に 運用基準に係る協議について 協議について 本運用基準について疑義が生じた場合は,その都度関係各課が協議するものとする。 附 則 この運用基準 この運用基準は 運用基準は,2011年 2011年(平成23 平成23年 23年)8月29日 29日から施行 から施行する 施行する。 する。 附 則 この運用基準 この運用基準は 2012年(平成24 平成24年 17日から施行 から施行する 運用基準は,2012年 24年)5月17日 施行する。 する。 附 則 この運用基準 運用基準は この 運用基準は,2013年 2013年(平成25 平成25年 25年)5月 1日から施行 から施行する 施行する。 する。 附 則 この運用基準 この運用基準は 運用基準は,2013年 2013年(平成25 平成25年 25年)10月 10月24日 24日から施行 から施行する 施行する。 する。 附 則 この運用基準 この運用基準は 運用基準は,2014 2014年(平成2 平成26年)11月 11月4日から施行 から施行する 施行する。 する。 附 則 この運用基準 運用基準は この 運用基準は,2015 2015年(平成2 平成27年)4月1日から施行 から施行する 施行する。 する。 8