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消費者契約法チェックシート

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消費者契約法チェックシート
消費者契約法チェックシート
本チェックシートは消費者が遭われたトラブルを「消費者契約法」で解決できるかどうかを判断
する材料として作成したものです。ただし、万一消費者契約法で解決できない場合でも民法の詐欺
等で取り消しできる場合があります。
トラブルの具体的な相談は本チェックシートを参考にして、国民生活センター・消費生活センタ
ーや弁護士会仲裁センター等にご連絡下さい。
Q1 対象となる契約ですか?
あてはまるものすべてを選んでください。
□
□
「事業として」または「事業のために」結んだ契約ではない。
平成 13 年4月1日以降に結ばれた契約である。
[POINT]
○ 自分が個人事業者であっても、事業に関係なく契約した場合は消費者になります。
○ 消費者契約法の規定は、労働契約については適用されません。
*両方あてはまる方は
→Q2へ
*それ以外の場合は
消費者契約法では取り消すことがむずかしいですが、民法の詐欺等のほかの法律等による解決手
段もあるかもしれません
1
Q2 どういうトラブルですか?
あてはまるものをどれか1つ選んでください。
□ 事業者が勧誘
勧誘の際に不適切な説明をしたため、そのことを信じて契約してしまった
→Q3 へ
勧誘
□ 事業者が勧誘
勧誘の際に消費者の自宅や職場から帰らなかったため、困ってしまって契約してしま
勧誘
った→Q7 へ
□ 事業者が勧誘
勧誘の際に消費者を営業所等から帰さなかったため、困ってしまって契約してしまっ
勧誘
た→Q8 へ
□ 事業者が正当な額の損害賠償に応じない→Q9 へ
□ 事業者が過大なキャンセル料を請求している→Q10 へ
□ 事業者が過大な遅延損害金を請求している→Q11 へ
□ その他、事業者が、消費者の利益を一方的に害している場合→Q12 へ
[POINT]
○「勧誘」とは、消費者が契約をするかしないかの意思の形成に影響を与える程度のすすめ方
をいいます。
○次のような場合は「勧誘」にあたると考えられます。
・直接に契約の締結をすすめる場合
(例)
「○○を買いませんか」など
・ 客観的にみて消費者が契約をするかしないかの意思の形成に影響を与えていると考えられ
る場合
(例)その商品を購入した場合の便利さのみを強調するなど
2
Q3 事業者が勧誘の際に不適切な説明を行った場合
あてはまるものをどれか1つ選んでください。
□ 事業者が勧誘の際に、事実と異なることを告げた →Q4 へ
(例)中古自動車の販売業者が事故車を「事故車でない」と言ったので、それを信じて中古自動車
を購入した。
□ 事業者が勧誘の際に、将来における変動が不確実な事項
将来における変動が不確実な事項について断定的判断を提供した
→Q5
将来における変動が不確実な事項
へ
(例)証券会社の担当者に円高にならないと言われたので、それを信じて外債を購入した。
□ 事業者が勧誘の際に、消費者の利益となる話をしながら、消費者に不利益なことを故意に隠し
ていた →Q6 へ
(例)
「眺望・日当たり良好」という業者の説明を信じて中古マンションの一室を購入した。しかし、
半年後には隣接地に建物ができて眺望・日照がほとんど遮られるようになった。業者は隣接地に建
設計画があると知っていたにもかかわらずそのことの説明はなかった。
[POINT]
○「将来における変動が不確実な事項」とは以下のような事柄です。
・将来におけるその価額
(例)不動産取引に関して、将来におけるその不動産の価格
・将来において当該消費者が受け取るべき金額
(例)保険契約に関して、将来においてその消費者が受け取るべき金額
・その他
上記2つの概念には必ずしも含まれない、消費者の財産上の利得に影響するものであって
将来を見通すことがそもそも困難であるもの
(例)証券取引に関して、将来の株価指数、金利、為替ルート
3
Q4
事業者が勧誘の際に、事実と異なることを告げた場合
あてはまるものすべてを選んでください。
□ 一般的な消費者が契約を締結するかどうかの判断に影響を及ぼすような事柄について事業者が
事実と異なることを告げている。
事実と異なることを告げて
□ 契約の目的となるものの内容(その製品の品質等)または取引条件(価格や支払い時期等)に
ついて事業者が事実と異なることを告げて
事実と異なることを告げている。
事実と異なることを告げて
□ 消費者は、事業者の行為によって当該告げられた内容が事実であると信用して、契約してしま
った(信用していなかったら契約していなかった)
□ 説明が本当ではなかったことに消費者が気づいた時から6箇月間経過しておらず、かつ契約を
してから5年経過していない。
[POINT]
・客観的な事実により真実又は真正であるか否かを判断することが難しい内容(例えば、
「新
鮮」
「安い」
「
( 100 円だから)お買い得」という告知)
)は、
「事実と異なること」の告知の対
象にはならない可能性があります。
・
「告げる」については、必ずしも口頭によることを必要としません。書面に記載して消費者に
知らせるなど消費者が実際にそれによって認識し得る方法であれば結構です。
*全てあてはまる場合は
消費者契約法(第 4 条第 1 項第 1 号)により契約を取り消すことができる可能性があります。
*それ以外の場合は
消費者契約法により契約を取り消すことは難しいかもしれませんが、民法の詐欺等他の法律等に
よる解決手段もあるかもしれません。
4
Q5 事業者が勧誘の際に、将来における変動が不確実な事項につき断定的判断を提供した場合
あてはまるものをすべて選んでください。
□ 事業者が契約の対象である物品、サービスそのものに関して断定的な判断を提供した。
□ 消費者が、事業者によって提供された断定的判断の内容が確実であると信じて、契約してしま
った。
□ 説明が本当ではなかったと消費者が気づいた時から6カ月間経過しておらず、かつ契約をして
から5年経過していない。
[POINT]
○消費者に対する告知は「絶対に」
「必ず」のようなフレーズを伴うか否かは問いません。
(例)先物取引において、事業者が消費者に対して「この取引をすれば、 100 万円もうかる」
と告知しても、
「この取引をすれば、必ず 100 万円もうかる」と告知しても同じことです。
○「断定的判断の提供」にあたらない場合
・事業者がある商品・サービスについての効用・メリットを説明する場合で、一定の前提の下
で客観的に将来を見通すことが可能な情報を提供すること
(例)ガソリン代、電気代等の節約
・消費者の判断の材料となるものについて真実のことを告げること
(例)エコノミスト A 氏が「半年後に、円は1ドル= 170 円に下落する」と言っている場合に、
「エコノミストA氏は、
『半年後に、円は1ドル= 170 円に下落する』と言っている」という
相場情報について真実のことを告げること(ただし、真実でない場合は事実と異なることを告
げたとして取消ができます)
・将来の金利などにつき、一定の仮定を置いて事業者が試算を行い、その仮定を消費者に示し
た場合
*全てあてはまる場合は
消費者契約法(第 4 条第 1 項第2号)により契約を取り消すことができる可能性があります。
*それ以外の場合は
消費者契約法により契約を取り消すことは難しいかもしれませんが、民法の詐欺等他の法律等に
よる解決手段もあるかもしれません。
5
Q6 事業者が勧誘の際に、消費者の利益となる話をしながら、消費者に不利益なことを故意に隠し
ていた場合
あてはまるものすべてを選んでください。
□ 事業者は消費者に利益となる話をした。
□ 故意に告げなかった不利益なことは、利益となる話によりそのような不利益が存在しないと一
般的消費者が通常考えてしまうものである。
□ 故意に告げなかった不利益なことは、一般的な消費者が契約を締結するかどうかの判断に影響
を及ぼすような事柄である。
□ 故意に告げなかった不利益となることは、
契約の目的となるものの内容または取引条件である。
□ 消費者は、結果としてそのような不利益なことが存在しないと信じてしまい、契約してしまっ
た。
□ 消費者がそのような不利益なことに気づいた時から6箇月間経過しておらず、かつ契約をして
から5年経過していない。
[POINT]
○事業者が不利益な事実を話そうとしたのに、消費者がそれを「いいです」等と言って拒んだ
場合は取り消しできません。
*全てあてはまる場合
消費者契約法(第 4 条第2項)により契約を取り消すことができる可能性があります。
*それ以外の場合は
消費者契約法により契約を取り消すことは難しいかもしれませんが、民法の詐欺等他の法律等に
よる解決手段もあるかもしれません。
6
Q7 事業者が勧誘の際に消費者の自宅や職場から帰らなかったため、困ってしまって契約してしま
った。
あてはまるものすべてにチェックして、GOをクリックしてください
□ 消費者が勧誘の際に、消費者の自宅又は職場から「帰ってくれ」という意思を事業者に示した。
という意思を事業者に示した
□ それにもかかわらず、事業者がその場所から退去しなかった。
□ 事業者が帰らないので消費者は、困ってしまい、契約をしてしまった。
□ 契約をしてから6箇月間経過していない。
[POINT]
○「帰ってくれという意思を示した」
・基本的には、その意思を事業者に直接的に表示した場合をいいます。
・その意思を間接的に表示した場合については、以下のようなケースであれば、直接的に表示した
場合と同様に認められ、相手方である事業者にも明確に意思が伝わることから、社会通念上その意
思を示したとみなすことが可能と考えられます。
ア 「時間的な余裕がない」等と言った場合
イ 「契約をしない」等と言った場合
ウ 口頭以外の手段により意思を示した場合
○ 事業者が自宅や職場に居座っていた時間の長短は問いません。
*全てあてはまる場合は
消費者契約法(第 4 条第3項第1号)により契約を取り消すことができる可能性があります。
*それ以外の場合は
消費者契約法により契約を取り消すことは難しいかもしれませんが、民法の詐欺等他の法律等に
よる解決手段もあるかもしれません。
7
Q8 事業者が勧誘の際に営業所等から消費者を帰させなかったため、困ってしまって契約してしま
った
あてはまるものすべてを選んでください。
□ 消費者が勧誘の際に、営業所等から「帰りたい」との意思を事業者に示した。
□ それにもかかわらず、事業者がそれらの場所から消費者を帰さなかった。
□ 帰してもらえないので消費者は、困ってしまい、契約を締結した。
□ 契約をしてから6箇月間経過していない。
[POINT]
○「帰りたいとの意思を示した」
・基本的には、
「帰りたい」との意思を事業者に直接的に表示した場合をいいます。
・
「帰りたい」との意思を間接的に表示した場合については、以下のようなケースであれば、直
接的に表示した場合と同様に認められ、
相手方である事業者にも明確に意思が伝わることから、
社会通念上その意思を示したとみなすことが可能であると考えられます。
ア 「時間的な余裕がない」等と言った場合
イ 「契約をしない」等と言った場合
ウ 口頭以外の手段により意思を示した場合
○ 勧誘を受けた場所は事業者の営業所だけにかぎらず、レストランやホテルの一室、場合に
よっては街角でも結構です。
○「~から消費者を帰さないこと」については、物理的な方法であるか心理的な方法であるか
を問わず、
消費者の一定の場所からの脱出を不可能もしくは著しく困難にする行為をいいます。
また、帰してもらえなかった時間の長短を問いません。
*全てを選んだ場合
消費者契約法(第 4 条第3項第2号)により契約を取り消すことができる可能性があります。
*それ以外の場合
消費者契約法により契約を取り消すことは難しいかもしれませんが、民法の詐欺等他の法律等に
よる解決手段もあるかもしれません。
8
Q9 事業者が正当な額の損害賠償に応じない
どちらかを選んでください
□ 契約条項(書面でない契約も含む)をたてにして、事業者が主張している場合
1~3のような契約条項は消費者契約法(第 8 条)により無効になる可能性があります。無効と
なった場合問題となっている契約条項ははじめからなかったことになり、事業者は、消費者に対し
て民法・商法の規定に基づく損害賠償責任を負うことになります。
1 事業者が債務不履行や不法行為による損害賠償責任を一切負わないとする条項
(例)事業者はいかなる理由があっても一切損害倍賠償責任を負いません。
2 事業者の債務不履行や不法行為(当該事業者、その代表者又はその使用する者の故意又は重大
な過失によるものに限る。
)による損害賠償責任の金額に限度を設けている条項
(例)いかなる理由があっても事業者の損害賠償責任は○○円を限度とします。
3 消費者契約が有償契約である場合において、契約の目的物に隠れた瑕疵があるとき(当該消費
者契約が請負契約である場合には、仕事の目的物に瑕疵があるとき。
)に、当該瑕疵により消費者に
生じた損害を賠償する事業者の責任を一切負わないとする条項
(例)事業者は、商品に隠れた瑕疵があっても、一切損害賠償、交換、修理をいたしません。
[POINT]
○以下のような場合は、3のような契約条項があっても無効になりません(第 8 条第 2 項)
。
・当事者である事業者が(1)代わりのものを提供する責任や(2)修補する責任を負っている場
合
・当事者以外の他の事業者が、
(1)損害賠償責任(2)代わりのものを提供する責任や(3)修補
する責任を負っている場合
○「隠れた瑕疵」とは、商品等に消費者が通常の注意をもってしても知り得ない欠如があることで
す。
□ 契約条項(書面でない契約も含む)に基づかないで、事業者が主張している場合
当事者間に取り決めがなかった場合については、そもそも事業者の言い分に従う必要はなく、事
業者は民法や商法の規定に基づいて損害賠償責任を負うことになります。
9
Q10 事業者が過大なキャンセル料を請求している
どちらかを選んでください
□ 契約条項(書面でない契約も含む)をたてにして事業者が主張している場合
以下のような契約条項は消費者契約法(第 9 条第 1 号)により無効になる可能性があります。無
効となった場合、事業者は、消費者に対して平均的な損害の範囲でしか損害賠償を請求できなくな
ります。
契約の解除に伴う、損害賠償額の予定及び違約金を合算した額が、当該条項において設定された
解除の事由、時期等の区分に応じ、当該消費者契約と同種の消費者契約の解除に伴い当該事業者に
生ずべき平均的な損害の額を超えるもの
[POINT]
例えば次のような例が考えられます。
契約後にキャンセルする場合には、以下の金額を解約料として申し受けます。
(結婚式場等の契約の場合)
(A社の場合)
実際に使用される日から1年以上前の場合・・・契約金額の 80%
(B社の場合)
実際に使用される日の前日の場合・・・・・・・契約金額の 80%
A社のように、実際に使用するのが1年後であるにもかかわらず、契約金額の 80%を解約料とし
て請求する場合には、通常は事業者に生じる平均的損害を超えていると考えられますので、第9条
第1号に該当し、平均的損害を超える部分について無効となります。
すなわち、1年前のキャンセルの場合の当該事業者に生じる平均的な損害の額が、仮に契約金額
の5%だとすると、80%との定めのうち 75%の部分が無効となり、事業者は5%分しか請求できな
いこととなります。
しかし、B社の例のように、式の前日にキャンセルする場合には解約料として契約金額の 80%を
請求しても、通常は平均的な損害を超えているとはいえず、この条項は無効とはならない可能性が
高いと考えられます。
□ 契約条項(書面でない契約も含む)に基づかないで事業者が過大なキャンセル料を請求してい
る場合
当事者間に取り決めがなかった場合、法的には事業者の言い分に従う必要はなく、消費者は過大
なキャンセル料を負うことはありません(民法などの法律に該当する規定がある場合は、その規定
によることになります)
。
10
Q11 事業者が過大な遅延損害金を請求している
どちらかを選んでください。
□ 契約条項(書面でない契約も含む)をたてにして事業者が主張している場合
以下のような契約条項は消費者契約法(第 9 条第2号)により無効になる可能性があります。無
効となった場合、事業者は、消費者に対して年 14.6%を超える金額については請求できなくなりま
す。
消費者が支払期日に遅れた場合、損害賠償の予定額及び違約金を合算した額が、支払期日の翌日
からその支払をする日までの期間について、その日数に応じ、当該支払期日に支払うべき額から当
該支払期日に支払うべき額のうち既に支払われた額を控除した額に年 14.6 パーセントの割合を乗
じて計算した額を超えるもの
[POINT]
個別法は、当該業種の取引の特性や実情、契約当事者の利益等を踏まえた上で対応を行うことを
目的として規定されたものです。消費者契約を幅広く対象とする消費者契約法の規定と個別法の私
法規定が抵触する場合があります。この場合、個別法が優先されるものとしています。
(例)
・割賦販売法第 30 条の3第2項の規定は割賦購入あっせんに係る契約の特性をふまえ設けられたも
のであり、この場合においては、この規定が優先して適用され、消費者契約法の規定は適用されな
いこととなります。
(しかし、割賦購入あっせんに該当しない場合、例えば、クレジットカードによ
る1回払い又は2回払いの契約についての損害賠償の額については、割賦販売法の当該規定は適用
されず、消費者契約法第9条第2号の規定が適用されます。
)
・利息制限法第4条の規定はお金の貸し借りに関する契約の特性をふまえ設けられたものであり、
この場合においては、この規定が優先して適用され、消費者契約法の規定は適用されないこととな
ります。
□ 契約条項(書面でない契約も含む)に基づかないで過大な遅延損害金を請求している
当事者間に取り決めがなかった場合、法的には消費者は事業者に言われた通りに遅延損害金を支
払う必要はありません(民法などの法律に該当する規定がある場合は、その規定によることになり
ます)
。
11
Q12 その他、事業者が契約条項をたてにして、消費者の利益を一方的に害している場合
あてはまるものを全て選んでください
□ 事業者が、消費者の権利を制限している、又は消費者に重い義務を要求している。
□ 事業者の主張は契約条項(書面でない契約も含む)に基づく。
*両方ともあてはまる場合
「消費者の権利を制限している、又は消費者に重い義務を要求している」契約条項が無効になるか
どうかの判断は民法の信義則に反しているかどうかが基準になります。例えば、以下のものが消費
者契約法第 10 条で無効になる可能性があります。
(例) ・正当な理由なく消費者の債務不履行の場合に相当な期間の催告なしに事業者が契約を解除
することができるとするもの。
・トラブルの際は事業者の選定した仲裁人の仲裁のみに制限しているもの
・正当な理由なく消費者の権利を行使できる期間を法定の場合よりも不当に短く設定してい
るもの
無効となった場合、法的には事業者の主張通りに履行する必要はありません(民法などの法律に
該当する規定がある場合は、その規定によることになります)
。
*その他の場合
当事者間に取り決めがなかった場合、法的には事業者の主張通りに履行する必要はありません。
(民法などの法律に該当する規定がある場合は、その規定によることになります)
。
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