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タイ 旅行会社・メディア招請事業 仕様書

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タイ 旅行会社・メディア招請事業 仕様書
タイ
旅行会社・メディア招請事業
仕様書
1.事業の目的
タ イ か ら の 訪 日 旅 行 者 数 は 、ビ ザ 発 給 要 件 の 緩 和 の 影 響 も あ り 、全 国 的
に 大 幅 な 伸 び を 示 し 、中 部 地 域 に お い て も 増 加 傾 向 に は あ る が 、観 光 庁 が
実 施 し て い る「 宿 泊 旅 行 統 計 調 査 」に 基 づ い た 結 果 に よ る と 、昇 龍 道 プ ロ
ジ ェ ク ト 協 議 会 を 開 始 し た 平 成 2 4 年 か ら 平 成 2 7 年 ま で の 伸 び 率 が 、全 国
で は 1 9 5 . 1 % 増 に 対 し て 、中 部 地 域 で は 全 国 平 均 を 下 回 る 5 2 . 3 % 増 に 留 ま
っ て い る た め 、タ イ に お け る 中 部 地 域 の プ ロ モ ー シ ョ ン の 強 化 を 図 る こ と
が喫緊の課題となっている。
ま た 、 中 部 国 際 空 港 株 式 会 社 が 実 施 し た 「 イ ン バ ウ ン ド 動 態 調 査 」( 平
成 27 年 9 月 末 日 ~ 12 月 上 旬 実 施 ) に よ る と 、 名 古 屋 = バ ン コ ク 路 線 に お
ける タイ 人の うち 、約 4 割が「報 奨 旅行」及び「ビ ジ ネス 出張」目 的で あ
り 、 当 地 域 へ の 一般 レ ジ ャ ー 客 は 約 3 割 に 留 ま っ て お り 、 十 分 に 誘 客 で き
ていない状況がある。
本 事 業 で は 、 2015 年 夏 ダ イ ヤ よ り 、 タ イ 国 際 航 空 が 名 古 屋 -バ ン コ ク 路
線 の フ ラ イ ト ス ケ ジ ュ ー ル を 、タ イ 人 の レ ジ ャ ー 客 が 好 む 深 夜 発 の フ ラ イ
ト に ダ イ ヤ を 再 編 し た こ と か ら 、深 夜 便 利 用 に よ る 個 人 旅 行 者 の さ ら な る
拡 大 を 目 的 と し た 、旅 行 会 社 及 び メ デ ィ ア 向 け の フ ァ ム ト リ ッ プ を 実 施 し 、
当フライト及び当地域の認知度向上および誘客促進を図る。
2.契約期間
契 約 日 ~ 平 成 29 年 3 月 27 日 ( 月 ) ま で
3.事業概要
タイ市場の特性を踏まえつつ、個人旅行者が活用できる「周遊きっぷ」
を 利 用 し た 昇 龍 道 地 域 を 巡 る モ デ ル コ ー ス を 作 成 し 、商 品 造 成 ま た は メ デ
ィア発信に資するファムトリップを実施する。
4.業務委託内容
(1)ファムトリップ
以 下 の「 周 遊 き っ ぷ 」を 使 用 し 昇 龍 道 地 域 の 魅 力 を 効 果 的 に ア ピ ー ル
で き る 行 程 を 提 案 し 、実 施 す る 。A コ ー ス と B コ ー ス を 同 日 程 に て 実 施
することも可とする。
[A : 昇 龍 道 高 速 バ ス き っ ぷ
ワイド]
招 請 時 期 : 平 成 29 年 1 月 か ら 2 月
【 5 泊 8 日 (機 内 2 泊 、 日 本 5 泊 )】
招請人数:タイの有力旅行会社、メディア 6 名以上
行
程 :( 別 紙 1 )行 程 表 案 を 参 照 の 上 、中 部 国 際 空 港 を 発 着 と し 、
昇龍道高速バスきっぷワイドを利用して訪問できる行程と
すること。
利 用 航 空 会 社 : タ イ 国 際 航 空 ( 往 路 : TG644、 復 路 TG647)
視 察 先 : 愛 知 ・ 岐 阜 を 中 心 と し た 昇 龍 道 地 域 ( 別 紙 1) 参 照
[B : 伊 勢 ・ 熊 野 ・ 和 歌 山 エ リ ア 周 遊 き っ ぷ ]
招 請 期 間 : 平 成 29 年 1 月 か ら 2 月
【 5 泊 8 日 (機 内 2 泊 、 日 本 5 泊 )】
被招請者:タイの有力旅行会社、メディア 6 名以上
行
程 :( 別 紙 2 )行 程 表 案 を 参 照 の 上 、中 部 国 際 空 港 ま た は 関 西 国
際 空 港 を 発 着 と し 、伊 勢・熊 野・和 歌 山 エ リ ア 周 遊 き っ ぷ
を利用して訪問できる行程とすること。
利 用 航 空 会 社:タ イ 国 際 航 空( 往 路:T G 6 4 4 ま た は T G 6 2 2 、復 路 T G 6 4 7 )
視 察 先 : 三 重 を 中 心 と し た 昇 龍 道 地 域 お よ び 関 西 地 域 ( 別 紙 2) 参 照
① 招請する旅行会社、メディア
・個 人 旅 行 者 に 訴 求 力 の あ る 有 力 旅 行 会 社 、メ デ ィ ア を 提 案・選 定 し 、
各コース 6 名以上招請すること。なお、提案にあたっては、深夜便
を利用するターゲット層を分析すること。
・被 招 請 者 の 渡 航 に 必 要 な 事 前 連 絡 、資 料 の 翻 訳 ・発 送 、被 招 請 者 へ
の事業目的の説明等を行うこと。
・最 終 的 な 招 請 旅 行 会 社 及 び メ デ ィ ア は 委 託 者 と の 協 議 の う え 決 定 す
るものとし、提案からの修正もありうるので留意すること。
② 日程・行程及び移動手段
・( 別 紙 1 ) A コ ー ス 及 び ( 別 紙 2 ) B コ ー ス を 参 照 し 、 タ イ 市 場 の 特
性も勘案した行程を提案し、催行すること。
・A コ ー ス 、B コ ー ス と も 、指 定 の 周 遊 き っ ぷ を 利 用 す る 行 程 を 基 本
と す る が 、必 要 に 応 じ 、一 部 地 域 に お い て は 専 用 車 両 等 に よ る 移 動
も可能とする。
・ 取 材 先 に は 、「 昇 龍 道 春 夏 秋 冬 百 選 」 の 選 定 地 域 や 「 昇 龍 道 ウ ェ ル
カ ム カ ー ド 」の 掲 載 施 設 を 優 先 的 に 、体 験 型 プ ロ グ ラ ム を 多 く 取 り
入れること。
・招請事業に必要な宿泊、交通切符、車両借り上げ、ドライバー、駐
車 場 、有 料 道 路 、食 事 、観 光 地 見 学 及 び W i - F i 等 の 手 配 を 行 う こ と 。
またこれに係る一切の費用を見積りに含めること。
・航 空 券 は タ イ 国 際 航 空 に よ る 手 配 を 予 定 し て い る た め 、招 請 日 程 は 、
タイ国際航空と調整の上、進めること。
・最 終 的 な 行 程 は 委 託 者 と の 協 議 の う え で 決 定 す る も の と し 、提 案 か
らの修正もありうるので留意すること。
③ 宿泊及び食事の手配
・ 宿 泊 は 一 人 一 部 屋 を 基 本 と し 、無 料 で W i - F i が 利 用 可 能 な 宿 泊 施 設
を優先して選定すること。
・食 事 は 現 代 日 本 食 文 化 や 各 地 域 の 郷 土 料 理 を 体 験 で き る 食 事 内 容 を
織り交ぜること。
④ 通訳及びコーディネーターの手配
・通訳及び全体の行程を管理するコーディネーターを手配すること
( 兼 務 も 可 と す る )。
(2)交流会
A コ ー ス 、B コ ー ス と も フ ァ ム ト リ ッ プ 期 間 中 、被 招 請 者 と 招 請 者 側
と の 意 見 交 換 並 び に 交 流 を 深 め る 為 の 交 流 会 を 設 定 し 、交 流 会 に 必 要 な
会場・飲食・通訳の手配、資料作成等を行う。なお、Aコース及びBコ
ースの同時開催も可とする。
① 開催日程:行程 5 日目の夜
② 開催場所:名古屋市内
③ 参加人数:被招請者 6 名程度、招請者 5 名程度を想定
④ 費
用:飲食に係る費用は被招請者分のみ事業費に含める
(3)アンケート
被 招 請 者 に 対 し て 、今 後 の 昇 龍 道 地 域 へ の 誘 客 促 進 の 参 考 と す る た め
の ア ン ケ ー ト を 提 案 し 、実 施 す る こ と 。ア ン ケ ー ト の 内 容 及 び 結 果 分 析
は、必要な言語に翻訳すること。
(4)フォローアップ及び事業成果収集
・被 招 請 者 に 対 し 、必 要 に 応 じ て 、観 光 コ ン テ ン ツ に 関 す る 素 材 の 提 供
や助言等を行うこと。
・中 部 国 際 航 空 発 着 の 旅 行 商 品 造 成 や 昇 龍 道 地 域 の 特 集 記 事 等 の 作 成 に
意 欲 の あ る 旅 行 会 社 や メ デ ィ ア に 対 し て 、必 要 に 応 じ て 、広 告 支 援 を
実 施 す る こ と 。具 体 的 な 支 援 の 方 法・内 容 等 に つ い て は 提 案 す る こ と 。
・ 招 請 し た 旅 行 会 社 に 随 時 ヒ ア リ ン グ を 行 い 、招 請 後 の 商 品 造 成 状 況 並
びに販売状況を確認し、報告書にまとめること。
・ 招 請 し た メ デ ィ ア に 随 時 ヒ ア リ ン グ を 行 い 、招 請 後 の メ デ ィ ア 露 出 状
況 を 確 認 し 、報 告 書 に ま と め る こ と 。新 聞 の 場 合 は 掲 載 1 回 以 上 、ブ
ロ ガ ー の 場 合 は 1 日 の 行 程 に つ き 記 事 1 本 以 上 、雑 誌 の 場 合 は 3 ペ ー
ジ 以 上 を 目 安 と す る こ と 。な お 、上 記 媒 体 以 外 に つ い て は 、委 託 者 と
協議のうえで目標値の設定を行うものとする。
(5)事業の分析・考察
本 事 業 を 通 じ た 分 析 を 行 い 、昇 龍 道 に お け る タ イ か ら の 更 な る 誘 客 を
図るための考察を行うこと。
5.報告書の提出
本 事 業 終 了 後 、履 行 期 限 ま で に 、事 業 実 績 に 係 る 報 告 書 を 紙 媒 体 2 部 、
電 子 デ ー タ ( CD-R 等 ) 2 部 を 提 出 す る こ と 。 な お 、 旅 行 商 品 造 成 状 況 や
メ デ ィ ア 露 出 状 況 に 関 す る 事 項 に つ い て は 、報 告 書 と は 別 に 随 時 報 告 す
るものとする。
(1)提出先
中 部 運 輸 局 観 光 部 国 際 観 光 課 、中 部 国 際 空 港 利 用 促 進 協 議 会 に そ れ ぞ
れ 、 報 告 書 1 部 、 CD-R1 部 を 提 出 す る こ と 。
(2)提出期限
平 成 29 年 3 月 27 日 ( 月 )
6.事業実績評価について
中 部 運 輸 局 が 指 示 す る 成 果 シ ス テ ム( V J .n e t )に 、目 標 値 と 成
果 を 迅 速 に 入 力 す る こ と 。詳 細 に つ い て は 、中 部 運 輸 局 観 光 部 国 際 観 光
課に確認すること。
7.著作権等について
( 1 )本 事 業 に よ り 制 作 さ れ た 制 作 物 の 著 作 権 は 、中 部 運 輸 局 及 び 中 部 国
際空港利用促進協議会に帰属するものとする。
( 2 )た だ し 、受 託 者 が 従 前 よ り 保 有 し て い る 著 作 物 の 著 作 権 に 関 し て は 、
受 託 者 に 帰 属 す る も の と す る が 、中 部 運 輸 局 及 び 中 部 国 際 空 港 利 用 促
進 協 議 会 が 本 事 業 に お い て 、そ の 使 用 権 及 び 翻 訳 権 を 有 す る も の と す
る。
8.瑕疵担保責任
本 委 託 業 務 に お け る 瑕 疵 担 保 期 間 は 、契 約 終 了 の 日 か ら 1 年 間 と す る 。
こ の 間 に 瑕 疵 が 発 見 さ れ た 場 合 は 、受 託 者 の 責 任 に お い て 補 修 を 行 う も
のとする。
9.疑義等
事 業 の 円 滑 か つ 効 率 的 な 進 捗 を 図 る た め に 、主 催 者 で あ る 中 部 運 輸 局 、
中部国際空港利用促進協議会の担当者と密接な連携を図りながら事業
を 進 め る も の と し 、本 仕 様 に 定 め の な い 事 項 に つ い て 疑 義 が 生 じ た 場 合
は、その都度協議のうえ対処するものとする。
ま た 、個 人 情 報 に 関 連 す る 業 務 に つ い て は 関 係 法 令 を 遵 守 し 、本 仕 様
に定めのない事項については、その都度協議の上対応するものとする。
10.業務請負者の選定について
企 画 競 争 に よ り 請 負 業 者 を 特 定 す る 。た だ し 、参 加 業 者 の 辞 退 等 に よ
り 企 画 書 の 提 出 が 1 者 と な っ た 場 合 に お い て も 、仕 様 を 満 た し て い る 場
合は、その業者を特定することとする。
11.監督職員
中部運輸局観光部国際観光課課長補佐
(別紙1)行程表案
日付
Aコース:昇龍道高速バスきっぷワイド
訪問地
行程
バ ン コ ク 発 ( TG644)
1 日目
宿泊
機内泊
中部国際空港着
視察先提案
宿泊先提案
2 日目
視察先提案
宿泊先提案
3 日目
視察先提案
宿泊先提案
4 日目
視察先提案
宿泊先提案
5 日目
視察先提案
意見交換会・夕食交流会
6 日目
※名古屋市内泊
視察先提案
セントレア視察
中 部 国 際 空 港 発 ( TG647)
機内泊
バンコク着
※ 視 察 先 は「 昇 龍 道 高 速 バ ス き っ ぷ ワ イ ド 」使 用 に よ り 移 動 可 能 な 愛 知 県 、
岐阜県、長野県、富山県、石川県を基本とする。
※宿泊先提案は愛知県内で1泊以上、岐阜県内で2泊以上とする。
(別紙2)行程表案
日付
Bコース:伊勢・熊野・和歌山エリア周遊きっぷ
訪問地
行程
バ ン コ ク 発 ( TG622/TG644)
1 日目
宿泊
機内泊
関西国際空港/中部国際空港着
視察先提案
宿泊先提案
2 日目
視察先提案
宿泊先提案
3 日目
視察先提案
宿泊先提案
4 日目
視察先提案
宿泊先提案
5 日目
視察先提案
意見交換会・夕食交流会
6 日目
※名古屋市内泊
視察先提案
セントレア視察
中 部 国 際 空 港 発 ( TG647)
機内泊
バンコク着
※視察先は「伊勢・熊野・和歌山エリア周遊きっぷ」で移動可能な愛知県、
三重県、和歌山県を基本とする。
※宿泊先提案は愛知県内で1泊以上、三重県内で2泊以上とする。
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