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土壌浄化(フェントン工法、ホットソイル工法)

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土壌浄化(フェントン工法、ホットソイル工法)
土壌浄化(フェントン工法、ホットソイル工法)
土壌・地下水の原位置浄化に効果的
http://www.jfe-tec.co.jp/soil/index.html
一般検索サイトで「JFE 土壌調査」と入力してください。
土地の利用計画を考慮した方法を検討し、最適な環境修復をサポートします。そしてコストミニマムな環境修復方法を提案します。
下記の2つの工法は原位置で行える土壌浄化技術で、掘削除去方法よりも安価な工法です。
機能
環境 コスト
フェントン工法
フェントン工法は、強い酸化力を持つ溶液で土壌・地下水中のVOCや油分を分解させる方法です。
特 長
1 現地での浄化作業です。
2 適用物質は、主に有機化合物(石油炭化水素、塩化溶剤、PCB、殺虫剤、除草剤など)です。
3 従来の工法(揚水曝気など)と比較し、比較的短期間の処理が可能です。
4 特に砂質土層(地下水含む)の処理に優れています。
5 難透水層での処理には、透水性を考慮した注入方法の検討が必要です。
6 大規模な掘削を必要とせず、小設備化が可能です。
7 処理後のpH値が低下する場合があり、重金属類複合汚染の場合には土壌に含有している重金属類が溶出される可能性があります。
8 地下水下流側の環境影響を考慮する必要があります。
フェントン反応剤注入施工概要図
酸化分解
中空パイプ
過酸化水素
送液ポンプ
H2O
鉄触媒溶液
Cl
地下水観測井
(pH確認)
Cl
ー
Cl
C=C
CO2
Cl
H
OH・
鉄触媒
地下水面
フェントン反応剤
H2O2
地下水の流れ
ー
ラジカルの生成
OH OH・
ホットソイル工法
ホットソイル工法は、生石灰と水分の水和反応熱で土壌中のVOCや油分を揮発させる方法です。
特 長
1 現地での処理が可能で、低濃度∼高濃度まで
石灰混合攪拌浄化法イメージ図
適用可能です。
2 処理後の土壌は埋め戻しに利用可能です。
3 基本的に土質の優劣はなく、砂質土∼粘性土
石灰混合処理
まで適用できます。
簡易テント
4 『掘削→混合』工法では、対象範囲を確実に処
理することができます。
5 『掘削→場外搬出処分』より、低コストです。
バックホー
処理土
活性炭吸着
処理装置
現地土壌
空気の流れ
6 処理後のpH値の影響で、重金属類複合汚染の
場合には土壌に含有している重金属類が溶出
ブロワ
される可能性があります。
7 地下水下流側の環境影響を考慮する必要があ
ります。
S3J-00
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