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松田金型工業株式会社
44 新製品の企画の際には、 創業70余年の豊富な経験を是非ご活用下さい。 松田金型工業株式会社 TEL.03-3800-3531 FAX.03-3800-3539 URL http://www.matsuda-kanagata.co.jp/ 代 所 資 従 表 在 本 業 者: 代表取締役 松田 雄一 地: 〒116-0011 荒川区西尾久5-19-1 金: 1,000万円 員: 11人 創 業 年: 昭和10年 業 種: 金属加工機械製造業 同部品及び付属品の診断、 事業内容: 金型、 設計、 製作 時代・顧客の要望に応える経営姿勢 昭和 10 年、プラスチックの一種であるベークライトの金 型製造業として創業した。以来 75 年余、プラスチック金型 に特化して技術を磨き、顧客を獲得してきた。 常に各業界の動きを把握し、ユーザーを引き寄せる技術 力や社内体制に気を配っている。 例えば、ユーザーに対して自社 開発の新技術をアピールしなが ら、要望に応じて 3 次元シミュ レーション画体の提供、光造形 に転化してのサンプル納入、試 作化の早期対応を実施し、好評 を得ている。 時代への適応を重視し、現在 は、少量多品種で、高品質・低 価格な経営体制の確立に注力し ている。 トゥインクリンク 新製品開発で差別化を図る 当社は MACC や大学と連携し、積極的な新製品・新事 業開発に取り組んでいる。MACC 製品の「トゥインクリン ク」は、首都大学東京健康福祉学部の伊藤准教授と産学連 携で開発された。発達障害児等を対象とする感覚を刺激し ながら発達を促す遊具とし て使用されている。 一体成形品の金型製造 技術には定評があり、機器 の小型化・消音化・省電力 化の実現に貢献するターボ ファンを生産する金型の開 二色成形ターボファン 発 を 目 指 し、MACC コ ー デ ィ ネ ー タ の 支 援 を 受 け、 経済産業省が実施する「平 成 23 年度戦略的基盤技術 高度化支援事業(通称:サ ポイン事業)に採択された。 その後も、家電業界、自動 車業界、等の多方面への活 用を目指し、次々と用途に 応じて、ガラス樹脂やカー ボン樹脂を使用し、優れた 高機能ターボファンの金型 48 Monozukuri Arakawa City Cluster 松田 雄一 代表取締役 耐久性、高風圧・高風量、高強度、省エネ、低噪音を実現し、 形状の異なるターボファンの開発にチャレンジしてきた。 現在は、「無菌医薬品製造用タ―ボファン金型の開発」に挑 んでおり、新製品開発にかける思いは限りなく熱い。 この道一筋の技術を進化させる 金型業界は国際的に競争が激化しているが、長年の経験 と実績に加え、積極的に異業界の成功事例を参考にするこ とで生み出されるアイデアを駆使し、「他社にできない金型 作り」を実現し、差別化を図っている。この強みは、「3 次 元 CAD/CAM を駆使した精巧な金型」「2 つ以上の部品を 一体化した一体成形品を造り出すメカトロ金型」「モデルや 試作品の実物寸法での短時間製作」「企画品や従来品型の弱 点を解決する金型」などに具現化されている。特に、一体 成形品の金型は、精度の向上・環境配慮・コストダウン等 を実現させるために、多方 面から注目を集めている。 常により高度な技術を追 い求め、海外の企業とも連 携しながら、責任をもって 仕事に取り組んできた。顧 客からの信頼・金型業界で の知名度が高く、自動車メー 工場内の様子 カーを始めとする大手企業からの受注も多い。 ▪主な保有設備 ・高速マシニングセンタ 4 台 ・ファン専用特注マシニング センタ 1 台 ・NC フライス 6 台 ・倣フライス 1 台 ・放電 加工機 4 台 ・ワイヤー加工機 4 台 ・ラジアルボール盤 3 台 ・その他工作機械 11 台 ▪主な認証・実績 等 ・特許:第 4032394「遠心ファンの羽根車、その成形 型、およびその成形方法」他 3 件 ・平成 9 年 東京労働経 済局長から海外人材育成協力事業への協力について感謝状 贈呈 ・平成 21 年「第 25 回素形材産業技術表彰経済産業 省製造産業局長賞」受賞 ・平成 23 年荒川区長から「MACC 会員企業感謝状」贈呈・平成 27 年「樹脂製ファンの製造 方法及び製造装置」の国際特許申請中