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国際宅急便サービスについての一般条項 - Ta-Q-Bin

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国際宅急便サービスについての一般条項 - Ta-Q-Bin
国際宅急便サービスについての一般条項
重要事項
顧客が自身もしくは荷物に権利を有する誰かの代理として、荷物の送り主として、国際宅急便サービ
スに申し込む際には、ヤマトの承認を得た事務員による書面同意のもと適用される特約条項が適用さ
れない限りは、これらの一般条項が適用されることに同意していることになる。ヤマトは顧客に通知
を行うことなく、いかなる一般条項についても追記、変更、取消を行う権利を持つものとし、これら
の内容は香港における適用法規、管轄官庁の命令に順ずるものとする。
最新の一般条項はヤマトの指示に従い国際宅急便サービスを提供しているヤマト指定の支店、事務所、
代理人の事務所にて閲覧が可能である。
1.
申込
1.1
2.
3.
顧客はここにおいて、本紙に記載される一般条項において国際宅急便サービスの使
用に申し込んだことに同意する。国際宅急便サービスに関して、ヤマトより顧客宛
に発行された送り状、運送目録や/もしくは請求書(以下、「送り状等」と呼ぶ)は、
これらの一般条項を組成するものとする。
顧客の義務
2.1
顧客は荷物を荷物の特色や重量に適応する箱、包装、コンテナに梱包し、荷物がこ
れらの梱包から外に出ないようにする。荷物が運送に適さないと判断した場合には、
顧客はヤマトの通知のもと、ヤマトの指示に従い、荷物を適応する荷箱、包装、コ
ンテナに再梱包し、それを怠った場合には、ヤマトは顧客の費用負担のもとで荷物
を再梱包する。
2.2
荷物は充分な耐久性かつ強度を有する荷箱やコンテナに包装し、充分かつ適応なも
ので梱包し、中身は運送の最中に発生しかねない損害に対して充分に備えるものと
し、荷物が壊れやすいものである場合には、荷箱もしくはコンテナの表面の荷受人
の住所の上に「壊れ物、取り扱いに注意」と、荷物が折り曲げられることにより損
傷を受けかねないものである場合には、「折り曲げ禁止」と大文字で目立つように
記入する。
2.3
顧客は荷物に関して税関申告書に記入するものとし、ここにおいてヤマトに対して、
税関申告書に記載されている荷物の詳細が全容であり正しいものであることを保証
する。顧客はここにおいて未完全、虚偽、誤解を招く税関申告書により民事もしく
は刑事的な責任が発生しかねないことに同意し了承する。
2.4
顧客は荷物の包装、状態、大きさ、重量について全ての適用法規に順守しているこ
とを保証し、ここにおいてヤマトが顧客の代理人として顧客の費用負担にて適用法
規に順守する目的で必要な事柄全てを行うことを承認する。(a) 送付先国の輸入法へ
の順守を買う実にすることと(b)送付先国において(原産国証明、ライセンス、健康
証明等)何の書類が要されるのか、送付状等にどの書類を添付する必要があるのか
を確認するのは顧客の責任である。
ヤマトにおける内容確認権利
3.1
ヤマトは、随時に、完全かつ独自の裁量のもと、荷物の中身の確認の目的を含むが
その限りではないいかなる理由のもとで荷物を点検することができる。上記のよう
な点検において、荷物の品名又は運送上の特段の注意事項が荷送人の記載したとこ
ろと異なるときや誤解を生じるような場合には、ヤマトは理由を述べずに荷物を拒
絶することができ、または発見された内容物に応じて運送費用を改定することがで
きる。
4.
運送の拒絶
4.1
顧客はここにおいて、ヤマトが随時にヤマトの意見において、以下の物を含むがそ
の限りではなくいかなる荷物をも安全もしくは合法的に運送することができない場
合にはヤマトが運送を拒絶することに同意・了承する:-
(1)
重量が25kg以上を上回るいかなる荷物;
(2)
深さや長さが 160cm を超える梱包に入れられているもの;
(3)
価格が HK$ 10,000 を超えるもの;
(4)
運賃を荷受人に請求するもの;
(5)
以下のいかなる物品:
4.2
(a)
金、銀、プラチナ製品、宝石、ダイアモンド、その他の貴金属、地金、硬貨;
(b)
現金、クレジットカード、デビットカード、キャッシュカード、小切手、請
求書、株式、その他の売買市場のある證券もしくは宛先のない手形等;
(c)
生き物、人体や動物の死骸、位牌、宗教の儀式で使用されるいかなる物品;
(d)
腐れ易いもの;
(e)
小火器、その他の武器、爆発性、圧力ガス、引火性の物質、写真撮影用のフ
ラッシュ、磁気性の物質;
(f)
水銀、酸性薬剤、酸化剤、有毒性、中毒性の物質、簡単に気化しやすい物質、
その他同様の流動体;
(g)
国際航空運送教会(”IATA”)や 国際民間航空期間(“ICAO”)により定義つけさ
れている全ての”危険物”;
(h)
身分証明書、パスポート、運転免許証、出生証明書や機密個人情報を含む他
の書類など政府機関発行の個人的書類;
(i)
複製を保存していない記録、図面、書類、電子記録の原本;
(j)
ヤマトの意見において不衛生と思われるもの;
(k)
違法麻酔薬やポルノ写真など製造や配給が違法とされているもの;
(l)
適用法のもとで運送が禁止されているもの;
(m)
国、州、政府などにより輸出入が禁止もしくは制限されているもの;もしくは
(t)
いかなる理由を問わず国際宅急便サービスによる運送が妥当でないもしくは
適応しないとヤマトが判断するもの。
運送の途中、ヤマトが荷物が上記の第 4.1 項に記載される物品を含むことを発見し
た場合には、ヤマトは顧客と荷受人に通知することなく、妥当と判断するように荷
物を即時に処分する権利を有し、荷物の処分の後、相応期間内に顧客に通知する。
顧客はヤマトに対して荷物の処分に関してヤマトに生じた費用を支払う。
5.
6.
運賃
5.1
顧客は国際宅急便サービスの使用申込の際に/または国際宅急便サービス申込後ヤマ
トに要求された際には即時に、ヤマトに対して、出着港における回収と運送費用、
税関申告費用、船積費用を含む指定の運賃(“運賃”)や顧客や荷受人、他の第三者
の代わりにヤマトが提供したサービスへの料金、倉庫費用、保証金、関税、(関税/
輸出税、消費税、付加価値税などの)税金など送付先国にて荷物に課されることが
予測される他の費用(“追加費用”)を支払う。運賃の一覧表は国際宅急便サービス
を提供するヤマトの各支店や事務所、代理人の事務所に掲示されており、これらの
運賃は航空運賃の改定や他の経済変動を考慮し改定される。
5.2
ヤマトは荷物の重量や大きさを再計測した際には追加の費用を請求したり、荷物
を引き渡す時に運賃を荷受人から収受する権利を有する。書面にて合意されない限
り、運賃や追加費用が(顧客や荷受人以外の)第三者により支払われる場合には、
ヤマトからの事前の書面承認が要され、いずれにしろ、顧客は主にヤマトに対して
支払われるべく全ての費用について責任をもつものとし、荷受人からもしくは第
三者からにしろ、ヤマトによる費用の回収ができない場合には支払を行うものとす
る。
5.3
第 8.1(d)項で規定されているヤマトが重大と判断する配送の遅延や荷物の損傷は例
外として、ヤマトは運送を引き受けた後、収受した運賃は払い戻しはしないものと
する。
引渡しと引渡しの不可
6.1
荷物の引渡しはヤマトが適応と判断する受付、コンシェルジェ、管理人、家族、友
人、同僚、同居人や隣人などの他者や顧客により指定された代理荷受人に引き渡す
ことで荷受人の住所へ配達した時点で完了したものとされ、荷受人個人に直接配達
する必要はないものとする。顧客はここにおいて電子記録受領証や印刷物が荷物の
配達が完了したことの最終的な証拠となることに同意し了承する。
6.2
荷受人又は前条に規定するものが不在のため引渡しを行えない場合は、荷受人に対
し、その旨を荷物の引渡しをしようとした日時及び当店の名称、問い合わせ先電話
番号その他荷物の引渡しに必要な事項を記載した書面によって通知した上で、営業
所その他の事業所で荷物を保管する。
6.3
ヤマトは、荷受人が荷物の受取もしくは運賃や追加費用の支払を拒んだとき、荷物
は拒否されたとし、妥当な期間内に遅滞なく顧客に対し通知し、荷送人の費用負担
(そのような費用はヤマトの要求後速やかに返金されるものとする)にて荷物の処
分や再送など処分につき指示を求める。しかしながら、ヤマトは理由を問わずこの
ような顧客の指示を拒否することができるものとする。
6.4
ヤマトは相当の期間内に指図がないときは、顧客に対し予告した上で、その指図を
求めた日から[90]日経過した日まで荷物を保管した後、独自の裁量によりただし顧
客の費用負担において(そのような費用はヤマトの要求後速やかに返金されるものと
する)荷物を処分をすることができる。ただし、荷物が変質又は腐敗しやすいもので
ある場合であって、90 日の期間内に指図がないときは、直ちに荷物の処分をする
ことができる。ただし、このような場合には顧客に処分についての報告を行うよう
妥当な努力をする。
6.5
ヤマトは本一般条項のもとで支払われるべく全費用の支払が行われるまで荷物を
保管する権利を有するものとする。
7.
8.
損失や損傷
7.1
ヤマトが荷物の損失や損傷を発見したときは、相応な期間内にその旨を荷送人に通
知し、荷物の処分につき指示を求める。ただし、ヤマトは顧客の指示を拒否するこ
とができるものとする。
7.2
ヤマトは通知後から妥当な期間内に対応策について指示がない場合には、顧客の費
用負担により(そのような費用はヤマトの要求後速やかに返金されるものとする)荷
物の運送の返送や保管等を含むがこれに限らないその他の適切な処分を行い、顧客
にその旨通知する。
7.3
荷物がヤマトにより運送される他の物品に害となる場合、もしくは害になる可能性
がある場合には、ヤマトは配達の拒否、検査、破棄、排除、廃棄など荷物に損傷な
どが生じないように防ぐためのすべての妥当な回避策を行う単独かつ完全な裁量を
有するものとし、そのような場合には、顧客はヤマトによる回避策の費用を支払う
ものとし、ヤマトは回避策により生じたもしくはこれに関するいかなる損失につい
ても責任を負わないものとする。
ヤマトの責任
8.1
8.2
ヤマトによる運送の最中に発生した荷物の損傷や損害に対するヤマトの責任は 1929
年 10 月 12 日にワルソーで署名された「国際航空運送についてのある規則の統一に関
する条約」、1955 年 9 月 28 日ヘーグで改定されたワルソー条約、1975 年 9 月 25 日
モントリオール第4議定書により改定されたワルソー条約、1999 年 5 月 28 日にモン
トリオールで署名された「国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約」
などの適用条約に従うものとする。しかしながら、ヤマトは以下においてもしくは
関して発生する損失や損傷についての責任は負わないものとする:-
(a)
上記第 4.1 項に記載される物品の運送(ヤマトが荷物の中にそのような物品
が入っていることに気がつかずにいた場合);
(b)
顧客が第2項のもとで要されるように送付状などに荷物に関して特別な注意
を払うよう特記を行わなかった場合;
(c)
欠陥、不良品、乖離、劣化、分離、熱、カビ、腐敗、変色、退化、爆発、発
火、危険物、生鮮食品、腐敗しやすいもの、壊れやすいもの、傷つきやすい
ものなど荷物の中身の特色によるもの;
(d)
天才、天候、洪水、地震、ストライキ、工業紛争、戦争、(政府機関による
荷物の差し押さえや遅延を含む)政府による命令、事故、交通障害、混雑、
機器の故障、その他の事柄等自然災害など不可抗力の事象によりヤマトがこ
こにおける義務を果たすことができなかった場合;もしくは
(e)
顧客、荷受人、政府官僚などを含むがこれを限りとしない第三者の行為や怠
慢によるもの。
例え、荷物の受領前後に利益、収入、利息、将来の事業、予定されていた預金を含
むがこれを限りとしない非直接的な損失や損害について、顧客がヤマトに注意を促
していたとしても、ヤマトはこのような非直接的な損失や損害についての責任は負
わないものとする。
9.
Claims
9.1
荷物の損傷についての請求は、ヤマトによる荷物の運送受付日から 14 日以内に、
荷物の配達遅延についての請求は 21 日以内に、荷物の紛失に関しての請求は 120
日以内に行わない限り消滅するものとする。
9.2
全ての請求事項は書面で行われ、関連の送付状等やその他の関連書類を添付した上
で下記宛に送付されるものとする:
<$0$72/2*,67,&6+./7'
宅急便事業部: 8QLW&))LUVW*URXS&HQWUH:DQJ7DL5RDG
.RZORRQ%D\.RZORRQ+.
10.
9.3
請求は1つの荷物につき 1 回を限度とし、請求の処理は全ての損失や損害における
全額かつ最終のものとする。
9.4
第 9 項に記載される事項は除き、またヤマトが顧客の請求が正当なものであると判断
した場合、荷物の紛失による損害については、送り状に記載された荷物の価格か、
送り状に記載のない場合には、1KG あたり 19SDR(国際通貨基金の定める特別引出権)
の責任限度額のどちらか低い金額 (以下「限度額」という。)の範囲内で賠償する。
9.5
ヤマトは荷物の損傷による損害については、ヤマト独自の判断により、荷物の価格
を基準としてき損の程度に応じ限度額の範囲内で賠償する。
9.6
荷物の引渡不可の場合は別とし、またヤマトが顧客の請求が正当なものであると判
断した場合、引渡予定日までに荷物を引き渡すことができなかったことにより生じ
た損失もしくは損害についてのヤマトの責任は運賃を限度とする。
9.7
誤解のないよう、荷物の損害にしろ、遅延にしろ、ヤマトの責任は限度額を超える
ことはなく、顧客は独自の費用にて荷物を保証するに充分な保険を別途購入するも
のとする。
顧客による保証と賠償
10.1
11.
個人情報(プライバシー)ポリシー
11.1
12.
顧客はヤマトが提供する宅急便サービスに関してヤマトにより発生、被る、受ける
全ての要求、請求、行為、法的手続、費用、代金、罰金、倉庫費用、修繕・管理費
用、関税、税金などについてヤマトに対して賠償する。
送付状等に署名をすることにより、顧客はヤマトが顧客の個人情報を政府や管轄機
関への顧客個人情報の開示を含むがこれに限らない合法的な目的で使用することを
承認する。
準拠法
12.1
本一般条項は香港法に準じて解釈されるものとし、当事者は香港の裁判所による非
独占的な司法管轄にゆだねることに同意する。
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