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学校事務連携室 - 中頭共同実施

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学校事務連携室 - 中頭共同実施
学校事務連携室(中頭地区)
学校経営への参画
地域連携の事務支援
教育支援
中頭地区の学校事務連携室の進め方
学校事務連携室の基盤となる共同実施とは、平成10年9月21日の第16次中教審答申「今後
の地方教育行政のあり方について」により初めて提案された学校事務・業務の事務処理の効率
化の方策です。
沖縄県においても、「学校事務の共同実施の研究実践に関する要綱(平成17年5月24日教育
長決裁)」が定められ、各市町村においても同様に共同実施要綱が作成されました。
それを受けて、中頭地区では、平成17年9月から全市町村(20ブロック)で共同実施の研究実
践が始まりました。平成24年8月より各市町村において学校管理規則へ「学校事務連携室」、
「学校事務連携室事務長」が明記され、さらに住居・扶養・通勤・単身赴任の4手当が学校事務
連携室事務長に権限移譲され、「研究」から「制度」となりました。
それにより学校事務連携組織の重要性が一層増すことになりました。
1.目 的
事務処理の効率化
複数の学校が共同で事務・業務を行うことにより、学校事務職員がその専門性を発揮し、
研修体制の充実・事務の効率化・学校運営全般に対する効果的な教育支援等を行うことで、
学校教育に寄与する新たな事務職員制度の構築を目的とします。
2.方 法
研修体制の充実
Step1
研修体制の充実
実務研修を充実させることにより、資質の向上を図る。
Step2
事務処理の効率化
業務を見直し、事務処理の効率化を図る。
Step3
教育支援
各学校の現状に合わせた「教育支援」を行う。
Step 4
学校経営への参画
地域連携の事務支援
学校経営スタッフとして、学校事務部門の強化を図るとともに、事
務職員の立場から地域連携の事務支援を行う。
☆ これからの学校事務職員が担う役割
(1)学校長・教頭と共に、学校経営スタッフとして、学校教育を支える。
(2)学校の窓口として、「情報の収集、発信」をはじめ、「教育委員会との
連携の強化」を図る。
(3)同じく、学校の窓口として、「地域に開かれた学校」の充実を目指して
地域との連携強化、調整を行う。
市町村教育委員会の指定を受け3~6校で共同で業務を行います。1校が拠点校になり残
りの2校~5校が連携校となります。月3回3時間程度程拠点校等に集まり、学校事務連携
室業務を行います。(相互兼務辞令を受けています)
3.内 容
①実務研修等を充実させる事により、資質の向上を図ります。
②次の事務・業務の効率化を図ります。
(ア)給与、旅費、服務,文書に関すること。
(イ)諸手当認定事務に関すること。
(ウ)市町村教育委員会の事務処理に関すること。
(エ)その他、共同で実施することにより、効果的に事務処理が効率
化できると判断される業務に関すること。
③学校経営への参画・教育支援を行います。
4.効 果
学校事務連携室で共同で業務を行うことで、経験や知識の共有ができ、相互チェック
によりミスを減らし、事務処理の均質化・迅速化を図り、精度の高い事務処理を行う
ことができます。また、学校経営への参画、教育支援を通して、新たな学校事務職員
の可能性、役割を追求し、学校教育に寄与する事務職員制度を構築します。
5.学校事務連携室事務長及び連携室主任の役割
学校事務連携室事務長は、学校事務連携室で行う業務の目標達成に向けてのリーダーシッ
プ、学校事務連携室主任は、事務長の補佐的な役割と地区内へのサポート的役割が求められ
ています。また、事務長に事故あるときは代理決裁を行います。
学校事務連携室
中頭教育事務所
市町村教育委員会
拠点校(事務長)・連携校の指定
指導助言・連携・支援
拠点校校
指導助言・連携・支援
Step3
Step2
Step1
事務処理の効率化
研修体制の充実
①法令・法規に関する研修
②PC操作に関する研修
③給与に関する研修
④手当に関する研修
⑤旅費に関する研修
⑥服務に関する研修
⑦新採・臨任職員への研修
①諸手当届出書の審査
②期末手当等の相互チェック
③事後確認書類相互チェック
④実績報告書等相互チェック
⑤年末調整書類相互チェック
⑥監査対象書類相互チェック
⑦PCによる文書管理
⑧メール活用による効率化
学校事務連携室
連携校
連携校
1.学校事務職員の研修の充実
2.学校事務の効率的かつ正確な処理
3.学校教育支援
4.学校経営への参画・地域連携の事務支援
学校事務連携室事務長会
学校事務コーデイネーター
連携室業務の企画・立案
③連携室業務計画の検証及び改善
④諸手当認定に係る業務
①連携室業務計画の策定
②連携室業務計画の遂行
学校事務コーデイネーター
学校事務連携室の支援
③事務処理ソフトの開発及びHPの運営
④学校事務アンケートの集約
学校事務連携業務の企画・立案
①学校事務連携業務計画の策定
(事務長会と共同で行う)
②事務長会・連携室主任会の企画
③学校事務連携室関係の様式の検討
連携室業務の推進
学校事務連携室主任会
連携室業務の支援
※ 学校支援
地域本部等の
事務支援など
が考えられる。
学校事務連携の推進・事務長会議・諸手当検討班
①メーリングの運営
②事務だよりの作成
学校事務連携室
事務長会
学校経営参画
地域連携支援
※各グループの実態にあわせ、連携室事務長を中心に業務が進められています。
学校事務連携室主任会
各学校事務連携室を支援する組織
教育支援
①児童・生徒名簿作成
②在籍報告
③転出・転入事務
④教科書関係事務
⑤施設借用関係事務
⑥新入生の学用品共同
購入に関する業務
⑦出張・提出物等情報提供
⑧学校ホームページの更新
Step 4
④学校事務連携関係の連絡調整
⑤新採・臨任事務職員の研修
⑥県内外諸団体との連携・協力
⑦ホームページの運営
※中頭地区では、各組織が連携・協力して学校事務連携室業務を進めています。
沖縄県 中頭地区学校事務連携室 ホームページ
http://okinawanakagamihp.web.fc2.com
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