Comments
Description
Transcript
所信表明 施政方針
資料 7 所信表明 昭和30年代後半から昭和40年代にかけて繁栄のピーク。 観光客全体では、人口同様に減少し続け(ここ1∼2年宿泊客は増加傾向にある) 、閉鎖された旅 館は増え続けている。 ●「歩いて楽しい観光地づくり」 ( 「熱海改革元年」基本的政策2点目) ・ゆったりと街を歩かなければ地元の商店街で飲食、買い物をする機会がない。 熱海は坂や車が多い→そぞろ歩きが楽しめるとはいい難い 車で来る観光客→国道沿いの観光スポットに立ち寄るだけ ⇒観光客が歩いて楽しい観光地となることが重要(賑わいある、地元商店街の売り上げが伸びる 街に) ・ 「 (仮称)まちづくり委員会」を各地区に設置…観光資源の発掘と衣食住文化の情報収集・発信 ・ 「まちづくり基本計画」を定める…元気のある熱海実現の基盤づくり ・ 「歩きたくなる熱海ルート」…観光スポット同士の連携を図る。歩道整備、景観配慮、施設配置 ・ 「観光戦略室」設置…観光の長期・短期の戦略策定(専門家・市民・職員等多様な人材で検討) ●財政再建 ・一過性のイベントなどについてその存続を見直す必要がある ・補助金メニューの評価、整理 施政方針 ●「長期滞在型の保養地」としての要素 ・財産(海・山・島の美しい自然環境、全国屈指の温泉、首都圏からのアクセスの良さ)を活かし、 時代のニーズの変化に対応 ・温泉、食事、文化施設などを楽しむ観光地としての魅力 +健康になる、美しくなる、新しいことを学ぶ、研究するといった活動 ●「世界の保養地」を目指す ・国内最多の芸妓衆等日本の伝統文化…国際会議などの誘致も視野に。世界の来遊客迎え入れ ●長期的発展の3つの柱 1「民の力の活用」…誘致する産業分野や地元企業との競合など基本的ルール作成、他地域から の投資を積極的に推進。 2「新産業の創出」…観光業以外の新しい産業創出。温泉という最大資源を活かした健康、医療、 美容に関する研究施設を核に関連産業の集積を進める。 3「景観の整備」…「景観のグランドデザイン」を策定。長期的な課題として、市民参画のもと 熱海の財産としての景観整備を取り組む。 1 ●主要施策の概要 ・熱海の賑わい創出のためには官民が一丸となって観光振興に取り組む必要がある。 ・観光施策を総括…観光基本計画などの新たな観光戦略をたてていく必要がある。 ⇒「観光戦略会議(観光関係団体、学識経験者、市民など幅広い参画) 」の設置。 ・観光戦略室…イベントの効果等を検証し、より集客力の高いイベントの開催を目指す。 ・JR熱海駅コンシェルジェ…旅行者のニーズの把握と観光情報の発信の拠点として充実。 ・熱海芸妓…歴史ある芸妓文化の継承者、 「観光熱海」の担い手。外国人観光客の誘客促進のため、 来熱の際に歓迎事業を展開。 ・東アジアからの誘客対策…中国・韓国に対して誘客プロモーションの積極的に実施。 ・ 「歩いて楽しい観光地づくり」の一環としてのまちづくり事業の継続実施。 ・熱海梅園…来園者の回遊性向上、澤田政廣記念美術館の入館者増、有料化考慮、歩道橋整備。 ・林ガ丘公園…「湯けむりの庭(仮称) 」などの園内広場整備。 ・花の活かしたまちづくり…公共花壇に特色ある植栽。観光・文化施設に期間を定めて装飾し、癒 しの演出。 ・ 「熱海ページェント」…市制施行70周年記念事業の一環。6月開催。 ・ 「旧日向別邸」…保存修復、活用の計画策定。 ・ 「池田満寿夫記念館」 「池田満寿夫・佐藤陽子創作の家」…記念館開館による相乗効果を高める ・商店街振興…空き店舗の活用補助(商店街組合や団体が行う場合) 。 ・特色ある商店街づくり…調査やマップ作りなどをはじめ、新商品開発支援。 ・景観条例制定…美しい自然と調和のとれた都市景観の創出。熱海の魅力である景観美を大切に。 ・中心市街地のグランドデザイン策定…都市デザインの検討調査を実施。 2