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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20

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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
1 " 2005 日本数学オリンピック予選 第 4 問 #(改題)
1 から 6 までの目があるさいころが 1 個ある。このさいころを 6 回投げるとき,何回目かまでに出
た目の数の総和がちょうど 6 になることがある確率を求めよ。ただし,さいころのどの目が出る場合
も同様に確からしいものとする。
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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
2 " 2009 日本数学オリンピック予選 第 9 問 #(改題)
ある数学の国際大会に 10 人の通訳が招待された。各通訳は,ギリシャ語,スロベニア語,ベトナム
語,スペイン語,ドイツ語のうちちょうど 2 つを話すことができる。また,どの 2 人についても,話
せる言語の組合せは異なる。
この通訳たちを 2 人ずつ 5 つの部屋に宿泊させることになった。どの部屋に宿泊する 2 人も共通の
言語を話せるような部屋割りにしたい。このような部屋割りの方法は全部で何通りあるか。
ただし,部屋を替えただけで人の組合せが全く同じ部屋割りは,同一のものとして数える。
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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
3 " 2011 日本数学オリンピック予選 第 9 問 #(改題)
赤色の玉,青色の玉,黄色の玉合わせて 12 個を横一列に並べるとき,次の条件を満たす並べ方は全
部で何通りあるか。ただし,並べる玉の色が 2 種類以下の場合も考えるものとする。
条件:どの玉に対しても,その玉と同じ色で,その玉に隣接するような玉が存在する。
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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
※この問題は事前にHPにアップした問題です。答え合わせは各自で行ってください。
4 正 28 角形の対角線の中から 2 本を選ぶと互いに平行であった。このような対角線の組は全部で何組
あるか。
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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
※この問題は自宅学習用の問題です。道場の最後に解答を渡しますので、自宅で取り組んでください。
5 " 2010 日本数学オリンピック予選 第 6 問 #(改題)
赤色の島,青色の島,黄色の島がそれぞれちょうど 3 つずつある。これらの島に次の 2 つの条件を
ともにみたすようにいくつかの橋をかける。
( 条件 1 )どの 2 つの島も,1 本の橋で結ばれているか結ばれていないかのいずれかであって,
橋の両端は相異なる 2 つの島につながっている。
( 条件 2 ) 同色の 2 つの島を選ぶと,その 2 つの島は橋で直接結ばれておらず,その 2 つの島
の両方と直接結ばれている島も存在しない。
橋のかけ方は全部で何通りあるか。ただし,1 本も橋をかけない場合も 1 通りと数える。
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平成28年度 京都数学オリンピック道場(第2回) H28.11.20
※この問題は自宅学習用の問題です。道場の最後に解答を渡しますので、自宅で取り組んでください。
6 " 2001 日本数学オリンピック予選 第 7 問 #(改題)
Ⅰ図のような 4 % 4 のマス目をつくり,横に並んだ 4 つのマス目を行,縦に並んだ 4 つのマス目
を列とよぶ。1 から 4 までの数字をそれぞれ 4 つずつ,次の 3 つの条件をすべてみたすように 1 つ
のマス目に 1 つずつ 書き込む。
( 条件 1 )どの行にも 1,2,3,4 が 1 回ずつあらわれる。
( 条件 2 )どの列にも 1,2,3,4 が 1 回ずつあらわれる。
( 条件 3 )Ⅱ図のようにマス目を太線で 2 % 2 のマス目 4 つに分けたとき,どの 2 % 2 のマス目
にも 1,2,3,4 が 1 回ずつあらわれる。
このような数字の書き込み方は全部で何通りあるか。
Ⅰ図
Ⅱ図
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※この問題は自宅学習用の問題です。道場の最後に解答を渡しますので、自宅で取り組んでください。
7 " 2007 日本数学オリンピック予選 第 6 問 #(改題)
1,2,3,…,15 の数が書かれたカードがそれぞれ 1 枚ずつある。この中から 1 枚以上のカードを
選んだところ,選ばれたどのカードに書かれた数も,選んだカードの枚数以上であった。選んだカー
ドの組合せとして考えられるものは何通りか。
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※この問題は自宅学習用の問題です。道場の最後に解答を渡しますので、自宅で取り組んでください。
8 " 1991 日本数学オリンピック予選 第 11 問 #(改題)
2 つの文字 A,B を使って作られる長さ 15 の順列のうち,次の条件をみたすものは何個あるか。
条件:連続する 2 文字の(順序)対として AA が 5 回,AB,BA,BB が各 3 回現れる。
例えば,順列
AABBAAAABAABBBB
は,AA が5 回,AB が 3 回,BA が 2 回,BB が 4 回現れるので,上の条件をみたしていない。
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