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193 - 山内酒造場
椛の湖農業小学校だより №193 2016 年 8 月 12 日発行 発行者 椛の湖農業小学校 イノシシ憎し 今年もヒロシマの夏、ナガサキの夏が来た。記録 的な猛暑と局地的な豪雨が続いている。 孫たちを連れて、郡上の高鷲へ行ってきた。 高原の夏は短く、紫陽花がまだ咲き残っている一方 で、コスモスが咲き薄の穂が出揃っていた。 高原に広がる畑々でも、山の斜面にへばりつくよ うな山間の農地も、どこへ行っても害獣対策の柵や 網が張り巡らされている。 鈴村農場長の顔と話を思い出した。 農小の畑の野菜が、ゴボウを残してほぼ全滅して しまったという。イノシシの仕業である。先日の雷 雨の続いたうち、蕎麦畑に落ちた雷が農小の畑の電 気牧柵の電源に入ったのだ。その夜のうちに侵入し たイノシシに食べられ、荒らされてしまったのだ。 そう言う我が家でも、トウモロコシ畑で毎日、獣 との駆け引きに難儀している。しかも、連敗が続い て、あきらめの境地の入り口に立たされている。 (草) 8月授業日(椛の湖キャンプ)のご案内 (1) 8月27 日(土)~28 日(日) 椛の湖オートキャンプ場 参加費 大人・生徒 3000 円 幼児 1500 円 (1 日のみ参加の場合も同料金) キャンプサイト料金(定員 5 名) 5200 円 別途 貸テント料金 4500 円~*要予約 電源使用料 1030 円 ウッディハウス使用料(1 家族) 10800 円 ☆ウッディハウスは、申し込み多数の場合、1棟に 2~3 家族一緒に泊まってい ただくことになります。そのつもりでお願いします。 宿泊については今回が最終確認です。先月と同じでも必ずハガキにご記入ください。 貸しテントは数に限りあり予約制です。先月の予備調査の希望者優先で対応します。 ◎ お問い合わせは ℡0573-75-4417 ケイタイ 090-5110-9362(山内)まで ◎ 返信締め切り 8月17日 厳守 1 ~とくちゃんの農小レポート~ 今年も飯盒炊さんは上手く仕上がりました! 今年の梅雨は例年以上に長く、農家の方は畑作業に苦労していましたが、農小では先生 方が頑張って下さり成績が上々でした。 1 午前の授業。 じゃが芋、人参、大根、キャベツの収穫。今年も夏野菜は豊作の ようで、大ぶりの大根や人参が沢山採れました。 2 飯盒炊爨。 例年通り各班ごとに2~4個の飯盒を配り、畑作業の前に米を洗っ て水加減をして置きました。杉枯葉の上に割り箸をハの字に立てかけ、マッチを使 って火を付け順次細い木切れを重ねてゆき、上手く火が立ち上々の出来でした。 3 昼食。 カレーライス、トッピング用茄子とズッキーニの素揚げ、マカロニサラダ、 ベーコンとキャベツの炒め物、きゅうりの漬物、ミニトマト。 椛の湖農小では原則として郷土食又は行事食となっていますが、7月はカレーラ イスです。その代わりご飯は自分達で賄うと言う形になっております。 4 かぶと虫運動会。 昼休みを利用して行う、かぶと虫運動会は成長が悪かった様 で、わずか2家族4名の選手しか参加がありませんでした。三谷審判長も拍子抜 けの感じでしたが、例年通り行われました。 優勝 3G 金澤ゆりな 2位 3G 金澤愛怜奈 3位 3G 岩田悠朔 4位 3G 岩田明日香 5 キャンプの相談。 父兄の方は各班から三組に分かれて話し合いをしました。 A 生活と遊び 前日の川遊びなどについての、打ち合わせを行いました。 B 食事 キャンプの夜店のメニューなどが決まりました。 C 物作り 翌日の物作り体験の内容について、沢山の希望がだされましたが、 講師の都合等により幾種類かが提案される予定です。 6 出し物の相談。 生徒達は各グループ毎の出し物に付いて決めました。内容がWって 無かったのですんなり決まりました。 7 午後の授業。 案山子つくりを行いました。木十字と藁は農小で準備しましたので、 デコや衣装は夫々工夫します。1家族1体を親子協力で上仕上げて下さい。なお 8月の授業日の昼までに完成させて頂き、コンクールを行い人気投票の成績の良 いものは、卒業式に表彰と賞品がつきます。そして評判の良い作品は「そばまつ り」まで展示される予定です。 8 持ち帰り。 じゃが芋、大根、人参、キャベツ。 ~とくちゃんのちょっと一言~ 自分にとっては今年最初の農小参加でした。3月に脳幹梗塞になりまして、中津川市民病院に入 院いたしました。脳幹梗塞で助かっている人は殆んど無い、とまで云われる程の重篤状況ながら、 奇跡に近い生還を果たしてきました。物が喉を通らなくて、水一滴すら二週間後でした。 呑む食べると云う事が普通に出来ていた事の有り難さを身に沁みて痛感いたしました。退院後は 血液サラサラの薬は勿論の事、野菜と玉葱の生をしっかり食べ、水分を一日1.5~2リットルを 目指しております。皆さん、これから暑い夏がやって来ますので、水分補給を充分にして炎天下に 2 は出ないようにしましょう。その上で夏休みを充分にエンジョイして下さい。 8月授業日(椛の湖キャンプ)のご案内 (2) 日程① 8月 27 日(土) 8:30~ 9:00 受付 ☆時間に間に合うように、早めにお出かけください。 9:00~ 9:15 始めの会 9:15~11:00 授業 農作業(白菜の種まき 草取りほか) 弁当作り、トマトジュース作り ハム作り 夕食の下ごしらえ 11:00~11:30 川上川へ移動(川遊び希望の家族のみ) 11:30 昼食(おにぎり弁当) ~14:30 (自由参加)川遊び 鱒つかみ 14:30~15:00 椛の湖オートキャンプ場へ移動 15:00 キャンプ場チェックイン ~16:15 宿泊準備 テント設営 16:00~ カブトムシ運動会第 2 ラウンド 16:30 全員集合。(椛の湖オートキャンプ場広場) 夜店(夕食)の準備 17:00~ 夜店開店 18:30~ カブトムシ運動会表彰式 キャンプファイヤー 2G=ビンゴ グループ出し物 1G=命令ゲーム 盆踊り「木曽節」他 ※浴衣で参加 大歓迎 4G=クイズ ~21:00 3G=肝だめし 21:00~22:00 風呂(有料 大人 410 円 小人 210 円) 日程② 8 月28 日(日) 6:00 起床 6:30~ 8:00 朝食準備 朝食 夜店と食事の後片付け 農小に移動(ウッディハウスは荷物を搬出し、チェックアウトすること) 8:00~11:00 (自由参加)もの作り 染め物(絞り染め) 木工 (自由課題) ・タイルアート わら細工(縄ない) 竹細工(竹コップ 箸など 作品見本あり) (希望者に)Tシャツのシルクスクリーン「たがやしひとなる」印刷 ※案山子のまだ出来上がってない家族は仕上げてください。 11:00~12:00 後かたづけ 案山子コンクール投票 案山子立て 12:00~12:30 昼食(流しそうめん) 12:30~12:40 終わりの会 3 ★キャンプサイトのチェックアウトは 13:00(時間厳守)でお願いします。 ★もの作りの終わってない方は、作業を午後も続行していただいてもかまいませんが、 後かたづけは責任をもってキチンとお願いします。 ☆「川遊び」は自由参加です。それぞれの親さんの責任でもって参加してください。 ☆「もの作り」も自由参加です。もちろん、何もしないでボーッとしているのも O.K。 ☆Tシャツのシルクスクリーン印刷は特製の「たがやしひとなるTシャツ」を作ります。 希望する人は、それぞれのサイズの白または色の薄い物(インクはグリーン)を持参 してください。新品のものは一度洗濯をして糊を落としてくることをお忘れなく。 【もの作りの持ち物と注意事項】 ・染物希望の方(先着 50 名) エプロン ゴム手袋 はさみ ハンガー 染める物(綿の T シャツ1枚程度 ★一度洗って糊を落としてくること) ・木工・竹細工希望の方 大工道具 ナイフ(切出し、肥後の守などの小刀。カッターナイフは×危険です。) ・わら細工 はさみ(生花用など) リースを作る人は飾るものを ★材料準備のため、もの作りの希望コースは必ずご記入ください。ただし、希望が集中し た場合は先着優先で変更していただくことがありますので、ご了承ください。 各自の材料の準備、道具、持ち物を忘れないで下さい。 【キャンプの持ち物と注意事項】 ・食器(バーベキュー用皿・コップ・スプーン・箸・水筒など) 今年の朝食はごはんと味噌汁です。食器を忘れないでください。 ・寝具(シュラフ *貸し毛布あります(1枚 200 円) タオルケットなど) *ウッディハウスには貸し布団(1式820 円)あります ・イス・テーブルセットがあると快適・便利 ・懐中電灯・ペンライト(肝試しはペンライトでないと入場できません) ・その他キャンプに必要なもの(虫除けスプレー・軍手など) ・カブトムシ(運動会をします) ・虫かご(あぼ兄の知り合いから鈴虫がもらえるので、ほしい人は持参下さい) ・夜店はグループごとに担当してもらいます。全員が交代でご協力ください。 1グループ……フライドポテト・から揚げ 2 グループ……イカ焼き・フランクフルト 3 グループ……焼きソバ 4 グループ……鱒塩焼き・焼きおにぎり・焼き鳥 スタッフ………フルーツポンチ・冷奴・サラダ・豚丸焼き 生ビール(これだけは有料) 4 ~あぼ兄の百姓ばなし~ プランター野菜の薦め 二十日ダイコン・カブ・リーフレタス いよいよ秋野菜の種まきの時期がやってきた。今回お勧めの二十日ダイコンとカブは、 共にアブラナ科なので、周年栽培できるが冷涼な4~5月か9~10月が作り易い。アブ ラナ科は虫がつきやすく、特に6~8月は害虫が多いので、サンサンネット等の防虫ネッ トか寒冷紗で被覆すれば農薬はいらない。つまり、無農薬栽培になる。 二十日ダイコン 生育期間が短く、初心者でも育てやすいものの一つである。成長が早いとは言え名の通 り20日では収穫できない。プランターでは1月~1月半ほどかかる。一度に収穫しない で、間引きしながら順次抜き取っていく。品種は、赤丸型、紅白型、白長など色・形は様々 である。 種まき・間引き プランターに 10cm 条間で2条に、1cm 間隔に種をまく。本葉が 2枚になるまでに、葉が重ならないように1~2回間引きして、株間 3~4cm にする。 肥料 肥料は元肥だけでもよいが、もしやる時は株からなるべく離して溝に化成肥料 (20g)をやり土を被せる。有機肥料ならそれに限る。肥料をやっていても、葉の色が薄く なった時は、液肥(500倍)を水やりの代わりに施す。 カブ 間引き収穫で、小カブから中・大カブまで長く楽しめるのが特徴である。 種まき・間引き 標準プランターで2条に、種の間隔は 1~2cm にまく。双葉が出揃 ったら、株間 2.5cm 程度にハサミで間引く。 2回目は、株間がつまってカブとカブが くっつく直前に小カブの収穫をする。 3回目は、さらにカブが大きくなり隙間がなくな ったら中カブの収穫をする。大カブまで育てたい場合は、一つおきに間引き収穫して、株 間を10cm 以上にする。間引きは早めに均一にすると、生育が良く大きさが揃う。下の 葉が黄色くなったら早めに取って風通しを良くし、病気の源を断つ。 肥料・水やり 双葉が出たら元肥をやる。20日おきに追肥(20g)をする。肥料をや っていても、葉の色が薄くなった時は、液肥(500倍)を水やりの代わりに施す。みずみ ずしいカブにするには絶対水をきらさない。土の表面が乾く前にこまめに水やりをする。 リーフレタス 別名をサニーレタスという。4月に配った苗を思い出してもらうといい。 玉レタスよりも豊富な栄養で、サラダに最適だ。葉かき収穫で長期取りができる。大き な葉を作るためには、肥料と水を切らさない。 種まき ポットで苗を育てて植えるのがお勧めだが、直まきするなら、2条にまき、 混んできたら間引きし、最終的には株間 10~13cm くらいにする。 肥料 発芽後に元肥(20g)、20 日おきに追肥(20g)をする。 収穫 株が大きく広がってきたら収穫できる。外葉から1枚ずつかきとって食べる。 中心から7枚前後は常に残しておき再生力を維持する。 各家庭で、プランター(又は空き地)で育てれば、毎日が楽しいはず。出来るだけ生で 食べるのがお勧めだ。 5 ~かなちゃんの虫日記~ 6