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カヌー事故防止リーフレット

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カヌー事故防止リーフレット
カヌーを安全に楽しむために
∼海での事故が増えています!∼
第三管区海上保安本部
シーカヤック・カヌーは、車に積んで持ち運びが可能で、いつでも、
誰でも手軽に楽しめるスポーツとして愛好者の方々が増加しており
ますが、その手軽さゆえに海での事故が後を絶ちません。
○こんな事故が起きています。
海で遊ぶときはライフジャケット
の常時着用だよ!!
・気象急変により、陸に戻れずに漂流・・
・潮流により流され漂流・・・
防水対策の携帯電話を忘れずにね!!
・転覆後、復元できずに漂流・・
・度重なる転覆による体力の消耗・・・
海のもしもは118番だよ!!
・転覆時にパドルを流失して漂流・・
・他船の衝突事故・・
事故が発生した時は?
事故が発生したら、付近の船舶などへ救助を求めると共に、海上保安庁118番に
以下の項目を連絡してください。
自身(同乗者)に緊急事態が発生していることを、周りに知らせることが重要です。
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事故発生場所はどこか
傷病者の人数、傷病の状況及び実施した措置
艇種、人数、艇の特徴(色や形)
どのような事故か
今通報している以外に利用できる連絡手段
□ 通報者の氏名
□ 艇の状況及び実施した措置
□ その他参考事項
沿岸域情報提供システム(MICS)
海上保安庁では、海の安全に必要な情報をホームページ、電子メール等により提供しています。
緊急情報配信
携帯電話の総合サイト
事前登録により電子メールを利用して
情報を発信します。
安全情報等各種情報を発信するMICS
○海ではどんな準備が必要? 楽しむための大切6ヶ条
安全への備え
艇に所有者名、連絡先を表示しておくことが大切です。
艇や用具は常に点検整備を行い、出掛ける際は家族や友人等に行動計
画を連絡し、ライフジャケットは必ず着用しましょう。(あらゆる事故の防止)
海を知る
まずは、フィールドの船舶の航行状況・潮の流れ・漁具等の設置状況、波、
風について調べておくことが大切です。(あらゆる事故の防止)
海のルール・マナーを守らずに運航することは、自船及び他船に危険をもたら
します。(衝突、乗揚の危険など)
十分な知識と技術を身に付ける
転覆しても復元できる十分な知識と技術を身に付けることが大切です。
自身の技量に適した場所、遊び方をしましょう。(あらゆる事故防止)
海岸から遠く離れない
カヌー等は、波、風、潮、航走波の影響を受けて転覆するなどの危険性が
高いです。思った以上に体力を消耗します過信しないことが大切です。
(転覆・漂流の危険)
視界が悪い時は出航中止
カヌー等は、他船から存在を把握しずらく、衝突される危険性が高いです。
視界良好時でも、目印の旗を掲げるなどの工夫が大切です。
(衝突される危険)
風が強い時波が高い時は出航中止
カヌー等は、波、風、潮流に流され海岸に戻れなくなる可能性があります。
出航を中止する決断と勇気が大切です。(漂流、帰還不能の危険)
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