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F5 Data Manager Trial
F5 Data Manager トライアル版 クイックスタートガイド ダウンロードおよびインストール手順 3.4 Data Manager でファイルサーバを検出します。検出後は、ファイル サーバの一覧を表示できます。 1. Data Manager トライアル版の入手 Data Managerのトライアル版は、www.f5networks.co.jp より Data Manager GUI の画面において 3.4.1 [Common Operations] ページから 入手できます。 [Discover File Server] ボタンを URL: https://www.f5networks.co.jp/inside/dm_trial.html に クリックして、ウィザードを起動します。または、[File Servers] アクセスし、必要事項を記入の上、インストール実行ファイルをダウンロー メニューを選択して、[Add]ボタンをクリックします。 ドします。 3.4.2 ウィザードの指示に従い、ファイルサーバの検出を完了します。 2. Data Manager のインストール Windows ファイルサーバを使用する場合、以下の注意を読ん でください。 ダ ウ ン ロ ー ド し た Data Manager の イ ン ス ト ー ル 実 行 フ ァ イ ル (F5DMtrialInst.exe)を各ストレージ環境に接続できる権限のある Windows ファイルサーバを使用する場合の注意: WindowsPC 上で実行します。 この PC からネットワークを介してストレージにアクセスできることが必須と Data Manager は、TELNET または SSH を使用し、CLI を介し なります。 て フ ァ イ ル サ ー バ を 検 出 し ま す 。 Windows フ ァ イ ル サ ー バ で TELNET または SSH を使用していない場合、検出の為のスクリプ リソース システム要件 トを検出しようとするファイルサーバで実行して、ローカル検出を実 オペレーティング・ Windows オペレーティング・システム: 行する必要があります。 システム 2000、XP、2003 Server Pentium 4 または同等の CPU 1. ナビゲーションパネルで、[Documentation] をクリックします。 CPU メモリ 1GB 以上の使用可能 RAM ディスク容量 1GB 以上の使用可能なディスク容量 Web ブラウザ Internet Explorer バージョン 6 以降、 Mozilla Firefox バージョン 1.5 以降 また、インストールの最中に設定する「パスワード」は実行の際に必要に なります。 インストール実行ファイルをクリックして、インストーラを起動します。 ウィザードの指示に従い、インストールを実行します。 2. [Local Discovery] をクリックして、スクリプトファイルを Data Manager を実行している PC へ保存します。 3. 保存したスクリプトファイルを検出したいファイルサーバにコピー します。 4. スクリプトファイルをコピーしたファイルサーバで実行します。実 行すると、検出情報がテキストファイルとして、スクリプトファイル と同じディレクトリに保存されます。 5. 生成されたテキストファイルを Data Manager を実行してい る PC にコピーします。 ※ 何らかの事情で、Data Manager をアンインストールして、再度 同じ PC にインストールする場合、アンインストールの際に「Data Manager Database」を保存しておく必要があります。保存方法は、 アンインストールのウィザードで指定できます。 3. ストレージおよびファイルシステムの検出 インストールが完了したら、次に示すように、Data Manager にログイン し、ネットワーク上のストレージおよびファイルシステムを検出します。 3.1 Data Manager のデスクトップアイコンをダブルクリックするか、 または [スタート] メニューからショートカットをクリックして、Data Manager GUI を起動します。 3.2 インストール中に設定したパスワードを入力します。USERNAME には 「admin」と入力します。 3.3 Data Manager で最初に表示される ページ は、[Common Operations] ページです。 画面左にナビゲーションバーが表示されます。 ナビゲーションバーを使用し特定のページに 移動できます。 6. [Discover File Server] ボタンをクリックしてウィザードの [Local Discovery] を選択し、生成されたテキストファイルを 参照します。 3.5 次に、ファイルシステムを一覧表示する必要があります。この手順では、 Data Manager は、ターゲット・ファイルシステムをスキャンして、ディレ クトリとファイルに関する統計情報を収集します。 3.5.1 Data Manager GUI の [Common Operations] ページから [Inventory File System] ボタンをク リックしてウィザードを起動するか、もしくは [File System Inventory] ページから [Add] ボタンをクリックします。 3.5.2 Windows ファイルサーバの検出が終了していれば、表示されて いるファイルサーバ一覧から、共有またはエクスポートを選択でき ます。実行していない場合、手動で IP アドレスおよび共有また はエクスポートを入力する必要があります。この Inventory プロ セスにより、ファイルシステムの情報を示す Inventory Statistic ファイルが生成されます。 このタスクは、スキャンするシステムの数およびサイズにより、時間 がかかることがあります。タスクが終了したら、ステータスが [Completed] に変わります。 4. レポートの生成 ファイルシステムのスキャンが完了したら、いくつかのレポートを実行して、 データを詳しく分析できます。Data Manager では、ファイルシステム の統計情報を GUI で表示するか、グラフィカルレポートを生成できます。 また、バックアップの長時間化に影響がある PST ファイル等がどのくら いの容量を占めているかなどの情報も、拡張子ごとの情報を一覧、も しくはグラフで表示することにより、容易に把握できます。 4.1 Data Manager GUI の使用 GUI でインベントリ情報を表示するには、目的のファイルシステムの Inventory Statistic ファイルをクリックします。各イメージファイルで、 表示したい項目のタブを選択して、統計情報を表示します。 4.2 インベントリ情報の PDF ファイルや、Excel ファイルのレポートを 生成するには、[Report]ボタンをクリックします。 4.3 グラフィカルレポートの作成 ユーザ別のストレージ消費量も、このレポートを使用することにより状 Windows ファイルサーバのファイル情報のグラフィカルレポートを生成す 況の把握が容易になります。容量枯渇に直面している場合、ユーザ るには、目的の Inventory Statistics ファイルを選択し、[Report] 毎の使用容量を把握することにより、対応を取ることが可能になること ボタンをクリックしてウィザードを起動するか、もしくは [Report] ページか もあります。そのような支援もこのレポートで可能です。 ら[Report]ボタンをクリックします。画面上の指示に従い、レポートに表 示する必要な情報の項目を選択して、表示情報をカスタマイズします。 レポートについて 出力したレポートを検証・分析することで、様々なストレージの運用、 投資に関する状況を把握できます。状況を把握することにより、既存 ストレージの最適化や、将来の投資のコスト削減を実現できます。 ファイルの作製・更新時間の経過によるストレージの階層管理の 実現: ファイルの特性や、属性、使用頻度などにより、格納するストレージを 選択する ILM(Information Lifecycle Management)という 既存ストレージの最適化と、投資コストの削減を目指して: 考え方があります。これにより、将来の投資コストを削減することがで ファイルストレージ環境についての詳しい分析を元に、様々な課題を きますが、どういったファイルをアーカイブすることが運用上、業務上効 F5 の ARX が解決します。ARX のインテリジェントなファイル仮想化 率的かを判断することが重要になります。この判断をサポートするのが、 は、お客様のストレージへの投資を最大限に効率化できる柔軟な レポート機能で出力された情報です。File System Report 機能は ソリューションです。詳細は、F5 ネットワークスジャパンまたは F5 ネット 各企業の業務運用に合わせた最適なポリシーの検討を支援します。 ワークスジャパンの代理店までお問い合わせください。