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さまざまなエコ活動 - 朝日新聞デジタル
広告 特 集 紙上採録 未来のために 何ができるか 考えよう! 企画・制作 朝日新聞社広告局 かんきょう1日学校 日学校 子どもたちに 「環境のことを考え、自ら進んで行動を起こす人になってほしい」 という思いから始まった 「地球教室®」 。その教育プログラムの一つで、エコ先進企業の取り組みを学ぶ双方向型授業 「かんき ょう1日学校」 が9月29日、東京・有楽町の朝日ホールで開かれました。当日は全国から抽選で選ばれ た小学4年生から6年生約100人が集まり、登壇した各企業の先生の言葉に、熱心に耳を傾けました。 時間割り 【1時間目】新聞記者になっちゃおう ! 【2時間目】さまざまなエコ活動① 旭化成/ロッテ 【3時間目】さまざまなエコ活動② カンコー学生服/三井物産 【4時間目】取材に挑戦! 【5時間目】さかなクンのお話 「お魚の不思議と水環境」 さまざまなエコ活動 家族でいっしょに!楽しくエコ生活 旭化成株式会社 下川美代子先生 地球の未来のために、独自の取り組みをしている 四つの企業が自社の活動を紹介しました。 環境にやさしい制服づくり 野生のコアラを守る ∼ 「EcoゾウさんClub」 ∼ 旭化成ホームズ くらしノベーション研究所 省エネ、植樹、リサイクルなど「エコ活動」にはさまざまな種類があります。 森のめぐみと林業の仕事 ∼カンコーdeエコ∼ 株式会社ロッテ 三井物産株式会社 菅公学生服株式会社 地球にやさしく、楽しく豊かな暮ら どもたちが実際にどんなことに取り組 村尾先生は子どもたちに人気のお菓子 「コアラ 送時の燃料の使用量も減らせるといいます。 学生服の主な原料は羊毛などのウール 続けていることを説明。そしてこのペットボ 日本は国土に対しての森林の面積 使い、 また植えて育てる し方を研究している下川先生は、日本 めばいいかを伝えました。 また、金属と のマーチ」 を例に、環境への取り組みを紹介します。 授業後半では、 オーストラリアのコアラが山火事 とポリエステル。まず平井先生からポリエ トルから学生服をつくる過程を伝えます。 比を示す森林率が高く、約70%もあり というサイクルが重要 のエネルギー消費量の推移と家庭で 木材の温度を比較したサーモカメラの 「ゴミを減らすため、私たちはパッケージを改良する や住宅開発などですむ場所を追われて減少してい ステルは石油からつくられること、日本は 「私たちはペットボトルを回収して、ポリエ ます。斉藤先生からはその豊かな森の です」 と三井物産の林 のエネルギーの使われ方を解説。 「こ 画像を見せながら、省エネのカギにな ことにしました。定番の箱の商品は古紙再生紙を る現状を伝え、 ロッテが森を再生させるためにユー 石油消費量が世界第3位であることがクイ ステル繊維に加工し、学生服や体操服に再 おかげで雨水がきれいにろ過された 業への姿勢を語りまし れからの季節は暖房や給湯の使用が る熱の伝わり方や体感温度を調整す 用いた箱を使い、容量の多いファミリーパックは紙 カリを植樹したり、 コアラを保護する法律の制定な ズを交えて紹介されました。続けて井上先 利用しています。1.5㍑サイズのペットボト り、動物のすみかとして豊かな命が育 た。また、きちんと管理 まれたりしていることが伝えられまし された森林から生まれ た。続いて巾先生が日本の森には天 た 製 品 に 表 示 される 然林と人工林があることを紹介。 「4割 「FSC 認証マーク」 も 多くなりますね。暖房の温度調節をし ることの大切さに触れ、工夫次第でエ たり給湯器のスイッチをこまめに切っ ネルギーを使い過ぎずに快適に暮ら たりすることで省エネできます」 と、子 せることを伝えました。 ロッテ 商品開発部 村尾雄一先生 の箱からプラスチック製の袋に変更しています」 。 どを働きかけたりする 「オーストラリア・コアラ基金」 改良したのは商品包装だけではなく、流通させる を支援していることも明か 時の箱詰め用ダンボールも軽量化。これにより、輸 しました。 ※ 生が同じく石油からつくられるペットボトル ルが15本 ほどあれば、1着の学生服が作 の製 造 量が 増え れます。皆さんも環境のために何ができる かを考えてみましょう」 と呼びかけました。 カンコー学生服 開発本部 平井友和先生 井上翔太先生 ※生地の原料比率がウール50%、ポリエステル50%の場合。 支援の証しとしてパッケージには 「オーストラリ ア・コアラ基金」のロゴが印刷されていま す。世界20カ国以上で販売されてい る 「コアラのマーチ」 。パッケージ や 「ユーカリそだてコアラ」 などの絵柄で、世界に 向けて環境保護の 大 切さを訴え ています。 「省エネは家族みんなで楽しく取り組むことが大切です」 と下 川先生。旭化成では、家族で楽しく省エネに取り組めるインタ ーネットサイト 「EcoゾウさんClub」 を運営しています。電気・ガ ス・水道などの領収書で使用量を確認し、サイトに入力する と、二酸化炭素の排出量が計算され、登録会員のなかでのラ ンキングがわかります。データを蓄積することができ、前月や 前年と比較することもできます。 「EcoゾウさんClub」 ※会員登録無料 http://www.ecofootprint.jp 斉藤江美先生 巾 高志先生 を占める人工林を手入れして、荒れた 紹介され、 マークのついた商品を選ぶ 森を増やさないようにしなければなり ことで豊かな森を育てる応援ができる ません。そのために木を適度に伐って と教えてくれました。 き 授業では大きな木を伐り倒すシーンがビデオで 紹介され、子どもたちは興味津々。三井物産で は全国74カ所にある全ての社有林で 「FSC 認 証」 を取得し、その正しく管理された森のなか で、林業を知り、森を大切にする心を養うための 森林体験を行っています。場所によっては実際 に木を伐り倒す間伐も体験できます。 資源リサイクルの話を伝えるスライドには 「カンコーこど も探検隊」 の3人が登場。学校を舞台にしたわかり やすいクイズで子どもたちは楽しく学びました。 取 材 し て 新 聞 記 事 を つ くろ う! 三井物産 環境・社会貢献部 さ か なクン の お 話 新聞記者になっちゃおう! お魚の不思議と水環境 朝日新聞で環境をテーマに多くの記事を書 をするための極意として 「知りたいと感じた気 さかなクンが最初に伝えたのは、 ために大事な役割を持 く中村先生は、昨年1カ月にわたってアフリカ 持ちを大切にしてください。事前に聞きたいこ 地球が奇跡ともいえる 「生き物が っているのです。ポイン のコンゴ共和国を取材した時の大きなリュック とを整理して、話を聞きながら気になったこと 暮らしやすい環境」 を備えた星であ トになるのは水の循環。 サックを背負って登場。取材の必需品を一つ はさらに掘り下げて質問してみましょう」 とアド ること。なかでも海は、地球が水の さかなクンは 「山や森に すむ場所を追われ、 すむ場所を追われ 漁獲 ひとつ披露します。なかには蚊取り線香や予 バイス。授業後半には実際に質疑応答の手本 惑星と呼ばれるほど面積が広く、 降った雨は栄養を蓄え 量も変わってきました。 防接種を受けた証明書も。 また、 実りある取材 を見せ、 分かりやすく解説してくれました。 地球の4分の3近くを占めていま ながら川から海へと流 海の生態系の乱れは環 す。そのため、多様な生態系を育む れ、太陽に照らされた海 境に大きく影響します」 朝日新聞東京本社 報道局 科学医療部 中村浩彦先生 水が雲になって、 取材に挑戦! また雨になります」 と説明 もたちに、 「だからこそ、食事を残さ し、続けて今、海で起こって ず食べてゴミを減らしたり、洗い物 五つの授業を終えた子どもたち 「コアラ基金への1回の支援のスケ いる異変に触れました。 「温 に無添加の石けんを使ったりする は、来年1月までに完成させる宿題 ールはどのぐらいですか?「 」山林で 暖化の影響で南極などの ようなエコ活動も、一つひとつが 「かんきょう新聞」 づくりのため、 もっ 「か の植樹は種を植えるところからです 氷が溶け出して海面が 上 ちゃんと地球のためになります。そ と知りたいと感じたトピックの取材 と知 か?苗木ですか?」 といった鋭い質問 昇し、温度や塩分濃度が以 れを忘れずに毎日できることを取り に挑戦。 先 に挑 用意した名刺を差し出し、 も。丁寧に解説してくれる先生を前 前とは変わってしまった海 入れて生活しましょう」 と語りかけ、 生を囲んで話を聞きます。なかには 生 に熱心にペンを走らせていました。 域があります。お魚たちは 楽しい授業を締めくくりました。 豊かな地球環境と子どもたちの未来を守るために 学校や家庭で、 環境について考えを深めるきっかけに 『世界の人びとの いのちとくらし に貢献す る』 ことを理念とする私たち旭化成グループ は、社業そのものがCSR(企業の社会的責 任) を果たすための活動と捉え、 グループの持 つ多様な力を 融合 し、企業市民として責任 を果たしながら、新しい社会価値を創造するこ とをめざしています。 「地球教室」では、快適性と環境性能を両 立させた「ヘーベルハウス」の住まい方の研 特別協賛 熱心に聞き入る子ど 究をベースに、 ふだん家庭で取り組める省エ ネの方法や、エコに配慮したくらしの工夫をご 紹介し、環境を守るために行動することの大切 さをお伝えしています。 子どもたちにとって、 この「地球教室」での 学びが、毎日の生活での一つひとつの小さな 取り組みが地球環境にどう役立っていくのか を考えるきっかけになれば、何よりうれしく思い ます。 (談) 旭化成株式会社 総務部CSR室長 若林 修さん 「地球教室 ® 」は、豊かな自然を守るために大人がどんなことに取り組んでいるかを伝え、次代を担う子どもたちが 「自分には何ができるか」を考えるきっかけを生み出しています。協賛する4社に、環境教育に対する思いを聞きました。 子どもと同じ目線で環境について考えたい お菓子メーカーは、 子どもたちにとってとても身 近な存在です。 その後も末永くおつきあいをさせ ていただくことになります。 それだけに私どもの社 会的責任は大きいと考えています。 子どもたちと同じ目線で、 ともに地球環境に ついて考え、行動することが何より大切なことだ と思います。 「地球教室」のような環境教育プ ロジェクトを通じて、子どもたちの環境意識が 高まり、一人ひとりが地球環境のために行動で きるようになるお手伝いができることはうれしい 限りです。 私どもも自然の恩恵を受けているメーカーとし て、工場の省エネ、容器包装材の軽量化や削 減、輸送効率の向上など、環境負荷の低減に 取り組んでいます。今後も未来を担う子どもたち とともに、美しく多様性に満ちた地球環境を守る ための取り組みを、 地道に続けていきたいと思っ (談) ています。 「地球教室®」 ホームページ http://www.asahi.com/ad/clients/chikyu 未来を担う子どもたちに伝えたいこと 株式会社ロッテ 広報・宣伝部 部長 清さん 私たちは、企業とは社会に貢献すべきもので あり、 リサイクル素材の有効利用や製造工程に おける環境負荷の軽減、省エネルギーなどに 努めることは当然の責務であると考えています。 も ちろん一企業にできることは限られていますが、 未来を担う子どもたちに私たちの取り組みを伝 えることで、環境の大切さや一人ひとりの役割に ついて考えるきっかけになればとの思いから、 こ の「地球教室」 に参加しています。 今年創業160年を迎えた当社は、 8月に社名 を「菅公学生服株式会社」に変更いたしまし た。 「カンコー」 ブランドの名をいただいた菅原 道真公の開拓精神と、人々のために働いた姿 をお手本とし、 これからも子どもたちに多様な教 育機会を提供するお手伝いができればと思い ます。知識だけに偏らず、本物にふれる体験を 積むことが、 これからの時代を生きる力を養うと (談) 信じるからです。 主催:朝日新聞社 後援:文部科学省、環境省 地球規模で環境を考える商社の視点を子どもたちにも 菅公学生服株式会社 代表取締役社長 尾 茂さん 三井物産は、多岐にわたる事業を通じて、 社会的責任を果たすとともに、本業を越えて 「国際交流」 「教育」 「環境」の3分野を中心 に、積極的な社会貢献活動を行っています。 次世代に環境問題の視点を伝えることも私たち の大事な使命。未来を担う子どもたちと長期的 に関わっていく ことに意義を感じています。 日本全国で約44,000㌶にも及ぶ三井物産 の森に触れる経験は、子どもたちに環境への意 識を芽生えさせ、育むことでしょう。 こちらから何 かを教えるというのではなく、 この体験をきっかけ として、 自分で気付き、 自ら考える大人に育って いってほしいと思います。三井物産の支援は、 お金を出して終わりではなく、 ニーズがどこにある のかを絶えず探り、検証しながら継続していくの が特長です。 これからも 「地球教室」でいろいろ な人材とつながり、 豊かな世界を築く一助にして (談) いきたいと考えています。 三井物産株式会社 環境・社会貢献部 部長 守屋義広さん