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カムダイバータ
直角方向転換装置 カムダイバータ ■モデルチェンジ CV3 バージョン 2010年10月1日より、カムダイバータの減速機付モータを 変更しましたので、納入後のメンテナンス時の識別をする ために、型式をCV2からCV3に変更しました。 外形寸法および能力等は、旧型CV2と全く同じです。 ※改良のため予告なく仕様が変わることがありますので予めご了承下さい。 208 パレット搬送用 直角方向転換装置 カムダイバータ カム ダイバータは、パレット単位の コンベヤラインにおける90° 方向転換部に 用いる直角方向転換装置です。 ※テーブル上に用途やパレットの底面形状に応じた 各種コンベヤ (オプション) を取り付けて使用します。 用途 ●自動倉庫のスタッカークレーンの受渡しステーション ●搬送システム・コンベヤライン内のパレット直角方向転換用 (各種コンベヤをカム ダイバータ上に取り付けて使用) スタッカークレーンの受渡しステーション 90° 方向転換部に用いる昇降装置です。 搬送ラインの直角方向転換部の、コンベヤAと コンベヤCの搬送面の高さに段差をつけます。 この段差を解消するのが “カム ダイバータ” の 役目です。 【コンベヤ搭載タイプ】 搬送コンベヤ(A) ダイバータ用 コンベヤ(B) 直角方向転換部 カムダイバータ 搬送コンベヤ(C) UP 搬送物 搬送コンベヤ (A) &$0',9(57(5 DOWN 搬送コンベヤ (A) 搬送物 &$0',9(57(5 搬送コンベヤ (C) ダイバータ用 コンベヤ (B) カムダイバータ 搬送コンベヤ(A) とダイバータ用コンベヤ(B)の搬送面のレベルを あわせ、 (A)で運ばれてきた搬送物(パレット)は、 (B) によって カムダイバータ上に移載されます。 209 搬送コンベヤ (C) ダイバータ用 コンベヤ (B) カムダイバータ カムダイバータを下降させ、搬送コンベヤ(C)上に搬送物(パレット) を移載します。搬送物は (C)で次工程へ搬送されます。 特長 【1】パレット(搬送物)の確実な方向転換 上部フレームをシャフト先端の4ヶ所のカム機構で受ける構造の採用により、重量物を確実に方向転換できる要件を 実現させました。 0.5t ・ 1t ・ 2t クラスの搬送物を確実に方向転換することが可能! 【2】高頻度対応 自動倉庫・各種自動搬送システム内では、ダイバータ用としての高頻度使用に耐える耐久性が求められます。 “100万回の耐久テストをクリアー” “起動頻度は120回(往復)/ 時間が可能” (但し、ギヤードモータのブレーキ部のギャップ調整を必要とする場合があります) 【3】搬送物をスムーズに昇降 上昇端・下降端でのスムーズな停止は、パレット搬送においては絶対条件です。カム機構の採用により、始動時・停止 時はゆっくり、中間部は速いという動作で搬送物をスムーズに昇降させます。 基本構造 減速機の駆動力をチェーンを介して左右のシャフトに伝え、 シャフト先端に取付けた4ヶ所の “カム機構” によりテーブル を上昇・下降させる構造です。 ■上昇距離 70mm・120mm・180mmストローク ■上昇距離 240mmストローク ⑨ ⑦ 【特許】全機種電動式カム機構 採用! ⑤ 上昇距離240mmストロークタイプにつきましては、 ダブルリンク機構(特許出願中) を採用し、現有機種(70mm ストローク)の3倍以上もの高いストロークを実現することが できました。 ① ⑦ リミットスイッチ (※標準は外付けになります。) ⑧ ⑥ ④ ① ③ ⑤ ⑥ ② ①軸受 ②チェーン ③スプロケット ④ホイールレバー ⑤ホイールカバー ② ⑥シャフト ⑦テーブル ⑧端子ボックス ⑨ギヤードモータ (ブレーキ付) ③ ④ ①軸受 ②チェーン ③スプロケット ④ホイールレバー ⑤ホイルカバー ⑥シャフト ⑦テーブル 標準96機種の品揃え 2010年10月1日より、カムダイバータの減速機付モータを変更しました ので、納入後のメンテナンス時の識別をするために、型式をCV2からCV3に 変更しました。 外形寸法および能力等は、旧型CV2と全く同じです。 昇 距 カムダイバータ 上 許容積載質量 離 70mm 120mm 180mm 240mm 500kg 14機種 8機種 8機種 6機種 1000kg 19機種 8機種 6機種 4機種 2000kg 23機種 ̶ ̶ ̶ 210 ■カムダイバータ標準機種一覧表 カムダイバータのご注文は、本標準機種一覧表の手配コードで お願いいたします。本体の外形寸法等、各種仕様は次ページの 本体仕様一覧表を参照ください。 許容積載 質量 上昇 (搬送物質量) 距離 kg mm 本体型式 CV3-1007A 表中の許容積載質量は搬送物の最大質量を表しています ●カム ダイバータ上に取付けるコンベヤ等、 装置類の最大質量と搬送物の最大質量は、 下表の範囲内で設定して下さい。 許容積載質量 (搬送物質量) 合 計 (最大積載質量) 装置類 最大質量 500kg 100kg 600kg 1000kg 200kg 1200kg 2000kg 300kg 2300kg 搬送物 搬送物 装置類 70 ※合計の質量が規定の範囲内でも搬送物質量は 規定の許容積載質量を越えないようにして下さい。 〈例〉 許容積載質量500kgの場合 搬送物質量 装置類質量 450kg +150kg = 600kg 手配コード 許容積載 質量 本体型式 CV3-0507A CV3-0507B 70 CV3-0512A 500 120 CV3-0512B CV3-0518A カムダイバータ 180 CV3-0518B CV3-0524A 240 フレーム テーブル長さ (L) &9$ カム ダイバータ 上昇 (搬送物質量) 距離 kg mm CV3-1007C カムダイバータ 合計 550kg + 50kg = 600kg × 許容積載 質量 CV3-1007B CV3-0524B 1000 上昇距離 テーブル幅 (ストローク) (W) テーブル 収縮 本体 高さ 寸法 質量 H W×L kg mm mm ※テーブル無 221 74 600×700 225 87 600×800 225 88 600×900 225 90 600×1000 225 92 ※テーブル無 221 79 700×700 225 93 700×800 225 95 700×900 225 97 700×1000 225 99 800×700 225 95 800×800 225 98 800×900 225 100 800×1000 225 102 ※テーブル無 238 107 700×800 241 123 700×900 241 125 700×1000 241 127 ※テーブル無 238 112 800×800 241 131 800×900 241 133 800×1000 241 135 ※テーブル無 288 152 700×800 291 168 700×900 291 170 700×1000 291 172 ※テーブル無 288 159 800×800 291 177 800×900 291 180 800×1000 291 182 ※テーブル無 313 197 700×900 316 215 700×1000 316 217 ※テーブル無 313 208 800×900 316 229 800×1000 316 232 CV3-1012A 手配コード ※ご注文はこの手配コード でおねがいします。 CV3-0507A-00-00 CV3-0507A-06-07 CV3-0507A-06-08 CV3-0507A-06-09 CV3-0507A-06-10 CV3-0507B-00-00 CV3-0507B-07-07 CV3-0507B-07-08 CV3-0507B-07-09 CV3-0507B-07-10 CV3-0507B-08-07 CV3-0507B-08-08 CV3-0507B-08-09 CV3-0507B-08-10 CV3-0512A-00-00 CV3-0512A-07-08 CV3-0512A-07-09 CV3-0512A-07-10 CV3-0512B-00-00 CV3-0512B-08-08 CV3-0512B-08-09 CV3-0512B-08-10 CV3-0518A-00-00 CV3-0518A-07-08 CV3-0518A-07-09 CV3-0518A-07-10 CV3-0518B-00-00 CV3-0518B-08-08 CV3-0518B-08-09 CV3-0518B-08-10 CV3-0524A-00-00 CV3-0524A-07-09 CV3-0524A-07-10 CV3-0524B-00-00 CV3-0524B-08-09 CV3-0524B-08-10 120 CV3-1012B CV3-1018A 180 CV3-1018B CV3-1024A 240 CV3-1024B CV3-2007B CV3-2007C CV3-2007D 2000 70 テーブル 寸法 W×L mm ※テーブル無 600×800 600×900 600×1000 600×1100 ※テーブル無 700×800 700×900 700×1000 700×1100 ※テーブル無 800×800 800×900 800×1000 800×1100 900×800 900×900 900×1000 900×1100 ※テーブル無 700×900 700×1000 700×1100 ※テーブル無 800×900 800×1000 800×1100 ※テーブル無 700×1000 700×1100 ※テーブル無 800×1000 800×1100 ※テーブル無 700×1000 ※テーブル無 800×1000 ※テーブル無 700×1100 700×1200 700×1300 700×1400 ※テーブル無 800×1100 800×1200 800×1300 800×1400 ※テーブル無 900×1100 900×1200 900×1300 900×1400 1000×1100 1000×1200 1000×1300 1000×1400 1100×1100 1100×1200 1100×1300 1100×1400 収縮 本体 手配コード 高さ 質量 ※ご注文はこの手配コード H kg でおねがいします。 mm 229 110 CV3-1007A-00-00 232 124 CV3-1007A-06-08 232 126 CV3-1007A-06-09 232 128 CV3-1007A-06-10 232 129 CV3-1007A-06-11 229 115 CV3-1007B-00-00 232 132 CV3-1007B-07-08 232 134 CV3-1007B-07-09 232 136 CV3-1007B-07-10 232 138 CV3-1007B-07-11 229 121 CV3-1007C-00-00 232 140 CV3-1007C-08-08 232 142 CV3-1007C-08-09 232 144 CV3-1007C-08-10 232 147 CV3-1007C-08-11 232 142 CV3-1007C-09-08 232 145 CV3-1007C-09-09 232 147 CV3-1007C-09-10 232 150 CV3-1007C-09-11 259 169 CV3-1012A-00-00 262 188 CV3-1012A-07-09 262 190 CV3-1012A-07-10 262 192 CV3-1012A-07-11 259 176 CV3-1012B-00-00 262 197 CV3-1012B-08-09 262 199 CV3-1012B-08-10 262 201 CV3-1012B-08-11 299 208 CV3-1018A-00-00 302 228 CV3-1018A-07-10 302 230 CV3-1018A-07-11 299 216 CV3-1018B-00-00 302 239 CV3-1018B-08-10 302 241 CV3-1018B-08-11 359 253 CV3-1024A-00-00 362 274 CV3-1024A-07-10 359 268 CV3-1024B-00-00 362 291 CV3-1024B-08-10 282 207 CV3-2007B-00-00 287 239 CV3-2007B-07-11 287 242 CV3-2007B-07-12 287 245 CV3-2007B-07-13 287 247 CV3-2007B-07-14 282 216 CV3-2007C-00-00 287 252 CV3-2007C-08-11 287 255 CV3-2007C-08-12 287 258 CV3-2007C-08-13 287 262 CV3-2007C-08-14 282 225 CV3-2007D-00-00 287 265 CV3-2007D-09-11 287 269 CV3-2007D-09-12 287 272 CV3-2007D-09-13 287 276 CV3-2007D-09-14 287 269 CV3-2007D-10-11 287 273 CV3-2007D-10-12 287 277 CV3-2007D-10-13 287 281 CV3-2007D-10-14 287 274 CV3-2007D-11-11 287 278 CV3-2007D-11-12 287 282 CV3-2007D-11-13 287 286 CV3-2007D-11-14 注)※テーブル無しの場合はチェーンカバーが取り付きます。そのため、 カバー取付け用のボルトの頭が最低高さより約5.3mm出ています。 211 ■カムダイバータ本体仕様一覧表 カムダイバータ本体の外形寸法等、各種仕様は下表の通りです。 ご注文はテーブルサイズをお選びいただき左頁の標準機種一覧表の手配コードでお願いいたします。 許容積載 上昇 質 量 (搬送物質量) 距離 mm kg 本体型式 CV3-0507A CV3-0507B CV3-0512A CV3-0512B CV3-0518A CV3-0518B CV3-0524A CV3-0524B CV3-1007A CV3-1007B CV3-1007C CV3-1012A CV3-1012B CV3-1018A CV3-1018B CV3-1024A CV3-1024B CV3-2007B CV3-2007C CV3-2007D 70 120 500 180 240 70 120 1000 180 240 70 2000 上 部 リミットスイッチ 端子BOX 下 部 モータ 上 昇 時 間 フレーム寸法 フレーム寸法 取付寸法 取付寸法 sec 容量 mm mm mm mm kW 50Hz 60Hz W1×L1 L3 Le a b We W2×L2 3.5 40 104.5 11.1 103 560×654 700 592×565 0.2 4 3.5 40 104.5 11.1 103 660×654 700 692×565 0.2 4 3 40 117.0 11.1 108 660×684 730 692×570 0.4 3.5 3 40 117.0 11.1 108 760×684 730 792×570 0.4 3.5 5 40 117.0 21.1 178 660×754 800 692×640 0.4 6 5 40 117.0 21.1 178 760×754 800 792×640 0.4 6 6 660×852 ※900 692×671 13.6 178.5 −21.9 182 0.4 6.5 6 760×852 ※900 792×671 13.6 178.5 −21.9 182 0.4 6.5 3 40 128.0 11.1 136 560×736 803 592×600 0.4 3.5 3 40 128.0 11.1 136 660×736 803 692×600 0.4 3.5 3 40 128.0 11.1 136 760×736 803 792×600 0.4 3.5 3 40 130.0 11.1 229 660×833 900 692×693 0.75 3.5 3 40 130.0 11.1 229 760×833 900 792×693 0.75 3.5 5 40 130.0 23.6 299 665×933 1000 692×793 0.75 5.5 5 40 130.0 23.6 299 765×933 1000 792×793 0.75 5.5 5.5 665×933 ※1000 692×743 13.6 183.0 −19.4 251 0.75 6.5 5.5 765×933 ※1000 792×743 13.6 183.0 −19.4 251 0.75 6.5 4 40 150.0 13.1 346 660×1033 1100 688×883 0.75 5 4 40 150.0 13.1 346 760×1033 1100 788×883 0.75 5 4 40 150.0 13.1 346 860×1033 1100 888×883 0.75 5 ■外形図 【注意】 ※上昇距離240mmタイプの場合、 L3は本図の寸法を示します。 Wc Wd チェーンカバー 端子BOX B L3 55 35 c 22.5 22.5 25 25 20 20 35.5 35.5 20 20 20 19 19 19 19 36.5 36.5 26.5 26.5 26.5 Wb 480 580 580 680 580 680 580 680 480 580 680 580 680 580 680 580 680 570 670 770 e 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 56 59 59 59 φd 12 12 12 12 12 12 12 12 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 15 Wh 33.5 33.5 33.5 33.5 23.5 23.5 66.5 66.5 33.5 33.5 33.5 33.5 33.5 21 21 64 64 31.5 31.5 31.5 ※上昇距離はご指示がない場合上限LSは最大 上昇距離にて設定します。 (出荷時ご指示により、 10mmピッチの上昇距離に LSの設定可能) ※動力電源は三相200Vです。 ※上昇・下降端のリミットスイッチは標準装備です。 (型番:オムロンD4N-212G)必ずリミット スイッチの操作電圧を指示してください。 ※端子ボックス付です。 (電気配線は端子ボックス迄、電源コードなし) ※テーブルの厚さは500・1000kg用3.2mm、 2000kg用4.5mmです。 ※カムダイバータには、昇降時のホイールレバー の移動範囲や搬送物の乗り移り方向等・使用 条件を定めております。詳細は214頁に掲載 されていますので、正しい使い方でカムダイ バータを使用してください。 Lc ■チェーンカバー寸法 125 L3 W1 a (テーブル無しの場合) 5.3 L1 223 90 H 190 端子BOX Le 配線用穴 c La 520 520 520 520 600 600 600 600 560 560 560 655 655 755 755 670 670 830 830 830 ■特記事項 ●テーブル無し b 本体取付穴寸法 mm La 4-φ30 吊フック用穴 We Wh φd 固定用穴(4ヵ所) Wb e W2 L2 W H L 端子BOX Lc 85 80 90 150 115 カムダイバータ ●テーブル付 本体型式 B Wc Wd CV3-0507A 25 510 490 CV3-0507B 25 610 590 CV3-0512A 25 610 590 CV3-0512B 25 710 690 CV3-0518A 40 580 560 CV3-0518B 40 680 660 CV3-0524A 40 580 560 CV3-0524B 40 680 660 CV3-1007A 40 480 460 CV3-1007B 40 580 560 CV3-1007C 40 680 660 CV3-1012A 40 580 560 CV3-1012B 40 680 660 CV3-1018A 50 565 545 CV3-1018B 50 665 645 CV3-1024A 50 565 545 CV3-1024B 50 665 645 CV3-2007B 47.5 565 545 CV3-2007C 47.5 665 645 CV3-2007D 47.5 765 745 105 110 155 180 212 下図の電気回路図は、弊社端子BOXにおけるマグネット駆動、正逆運転、 インチング仕様での一例です。 ギヤードモータ、 ブレーキおよびリミットスイッチの配線は、端子BOXまで配線しています。 お客様による端子BOXへの配線は、必ず下記の電気回路図に従って行ってください。 電気回路図 注)カム ダイバータはブレーキ付モータを採用しています。ブレーキを開放せずに運転を続けると、 モータが故障する可能性があります。モータとブレーキは必ず連動する様に回路を組んでください。 ■電気回路図〈動力電圧:3相 AC200V/操作電圧:単相 AC200V モータ容量0.75kWの場合〉 注)モータ容量0.2kW,0.4kWの場合は、下回路図中の整流器の3がありません。 ニ NF B イ VR ロ E R S T 端子BOX MC-DN MC-UP * 2) 端子B0X内の*印については工場出荷時に配線済みです。 2 3 整流器 1 4 BA1 * TH1 F 250A 1A 注 1) イ∼ホの機器は、お客様にてご用意ください。 N BD1 MC-DN ホ イ :過電流遮断器 (NFB) ロ :電磁開閉器 (MC+TH) ハ :押しボタンスイッチ (PB) ニ :バリスタ (VR) ホ :ヒューズ (F) TH :過負荷保護装置 MC :電磁接触器 LS :リミットスイッチ ※動力電圧、操作電圧、モータ容量 (kW) 、 操作方法が異なる場合は、弊社に お問い合わせください。 BA2 B M 3) リミットスイッチは、カムダイバータ昇降時には閉回路となり、 最高または最低高さの停止位置にて、それぞれ開回路となります。 4) バリスタと過負荷保護装置は必ず設置してください。 MC-UP 5) カムダイバータは、正逆運転を基本としてください。 U1 (※上昇距離240mmタイプの機種については、正逆運転のみです。) M V1 6) 正相で電源をつないだ場合、ホイールレバーは右方向 (減速機を 正面に見て時計回り) に回転しますので、通常、この方向を下降動作側 W1 としてください。 ホイー 7) 上昇距離240mmタイプには上下両端にストッパがあるため、 E ルレバー移動範囲は、 必ずRの昇降運転 (ホイールレバーの回転が TH1 PB-DN ください。詳細は次頁のカムダイバータの使用条件を参照ください。 1 MC-DN MC UP また、 上昇距離240mmタイプをお客様に納入した際には、 本体が 2 下降端の位置にありますので、 梱包を解き試運転等される場合は、 LS-DN 必ずホイールレバーを左回転させて本体を上昇させてください。 3 MC-UP ハ 上昇時は左回転、 下降時は右回転の正逆運転) になるように制御して LS-UP PB-UP MC DN 本体が下降端位置にある状態でホイールレバーを右回転させると ホイールレバーがストッパによりロックされ本体は上昇せず、 故障の 4 原因になります。 また同様に上昇端位置でホイールレバーを左方向 に回転させるとホイールレバーがストッパによりロックされ本体は 下降せず、 故障の原因になりますのでご注意ください。 カムダイバータに各種コンベヤを取付けることができます。 オプション ■コンベヤは、アルミフレームを採用しています。 ■コンベヤ付カムダイバータの場合、ご指示がない場合はテーブルが付きません。 ■コンベヤ付カムダイバータの場合、ご指示がない場合はカムダイバータの 本体の塗色が、写真のダークグレー色になります。 チェーン コンベヤ ■チェーン コンベヤ概略仕様 カムダイバータ 本体型式 許容積載質量 (kg/1パレット) CV3-0507A・B CV3-0512A・B CV3-0518A・B CV3-0524A・B 500 コンベヤ速度 モータ容量 (kW ツインモータ) (m/min)50/60Hz チェーン種類 NO.60フラットチェーン 0.2・0.4 5∼15 CV3-1007A・B・C CV3-1012A・B CV3-1018A・B CV3-1024A・B 1000 NO.80フラットチェーン 0.2・0.4・0.75 CV3-2007B・C・D 2000 NO.80アタッチ付チェーン 0.4・0.75 1m/min毎 定 速 ( ) タンデム ライブ ローラ コンベヤ カムダイバータ 本体型式 カムダイバータ CV3-0507A・B CV3-0512A・B CV3-0518A・B CV3-0524A・B ■タンデム ライブ ローラ コンベヤ概略仕様 許容積載質量 ローラサイズ(mm) (kg/1パレット) ローラ径×肉厚×シャフト径 500 φ60.5×t3.2×φ12丸棒 ローラ用スプロケット チェーン×歯数 モータ容量 コンベヤ速度 (kW) (m/min)50/60Hz NO.40×13 ダブル 0.2 5∼15 CV3-1007A・B・C CV3-1012A・B CV3-1018A・B CV3-1024A・B 1000 φ76.3×t3.8×φ17丸棒 NO.50×13 ダブル 0.2・0.4 CV3-2007B・C・D 2000 φ89.1×t3.8×φ20丸棒 NO.60×13 ダブル 0.4・0.75 1m/min毎 定 速 ( ) (注)500kg用の60Hzで5m/minのみ設定不可。 共通事項 ●動力電源:三相200V ●モータ容量はスピードによって決まります。 ●詳しくは弊社までお問合せください。 213 ■カムダイバータの使用条件(全機種共通) 1.負荷時カムダイバータ昇降運転時の条件(図1参照) (1)搬送物をのせて昇降運転をする場合は、必ず定格の許容積載質量(搬送物質量+装置質量)以下で、搬送物の重心が常にカムダイ バータのテーブルの中心付近に位置するようにしてください。 (2)上昇・下降時のホイールレバーの移動範囲は通常R(図1参照:モータの出力軸すなわち両サイドにチェーンをかけている側を 正面に見て上昇時反時計回り方向・下降時時計回り方向) で昇降運転してください。 ※負荷時にホイールレバーの移動範囲L(上昇時時計回り方向、下降時反時計回り方向)で昇降運転をするとカムダイバータが故障 する場合がありますので、おやめください。特に試運転時ホイールレバーを一回転させて昇降運転させる場合はご注意ください。 ※無負荷での昇降運転時のホイールレバーの移動範囲R・Lの制限はありません。但し上昇距離240mmの機種のホイールレバー の移動範囲はRのみです。機械的にロックされておりますので移動範囲Lでの昇降運転はできません。Lでの昇降運転を行うと モータが故障する場合がありますので同機種の制御は特にご注意ください。 2.中間停止位置による乗移り方向の制限(図2参照) (1)上昇端・下降端での乗移り方向の制限はありません。 (A・C方向、B・D方向いずれも可。)※但し上昇距離240の機種はB・D方向のみとします。 (2)全機種中間停止位置での乗移りは図2のB・D方向のみとします。 (3)搬送物がカムダイバータ上を移動する場合、搬送物の重心がテーブルの中心線付近を通過するようにしてください。 (4)中間停止位置で搬送物を図2のA・C方向に乗り移りさせると、 カムダイバータが故障する場合がありますので、おやめください。 3.以上の使用条件以外でもご使用可能な場合もありますので弊社までお問い合わせください。 ■ホイールレバーの移動範囲(回転方向)と搬送物の乗移り方向について 〈図1〉カムダイバータ昇降時のホイールレバーの移動範囲 L (要注意) (無負荷時のみ) 〈図2〉搬送物の乗移り方向 R D 減速機出力軸 減速機出力軸 C (上昇端位置) 180゜ 180゜ (上昇端位置) 90゜ 90゜ 出力 A 0゜ (下降端位置) ホイールレバー L:減速機出力軸側から見て左半分を ホイールレバーが移動する場合 (上昇時 時計回り・下降時反時計回り) ホイールレバー 0゜ (下降端位置) R:減速機出力軸側から見て右半分を ホイールレバーが移動する場合 (上昇時 反時計回り・下降時時計回り) 軸側 B 移動 分を 半 右 R: 移動 分を 半 左 L: コンベヤやターンテーブル等の装置をテーブル上に取付ける場合は、これらの装置の寸法は、 テーブル寸法の範囲内としてください。 また、保守点検の為に取り外しができるようにしてください。 テーブル寸法を超える装置を設置された場合、搬送物の乗り移り時にオーバーハング荷重が生じ、 カムダイバータが故障・破損する恐れがあります。 カムダイバータ 必ず、設置面が水平で強固な基礎の上にカムダイバータの 下部フレーム全体が均等に接するように据付けてください。 設置面が水平でない基礎の上に据付けますとカムダイバータの下部 フレームに歪みが生じることで、上部フレームと昇降レバー先端の ホイールとの間に隙間ができてガタの原因となります。 214 ※2010年10月1日より型式をCV2からCV3に変更しました。CV2とCV3とでは、外形寸法・能力はかわりません ■新旧外形寸法比較一覧表 モデルチェンジにより、下表の通り外形寸法を変更しました。新機種と旧機種とでは寸法が異なります。ご注意ください。 1) テーブル寸法の変更はありません。但し1000kgタイプのテーブル板厚を4.5mmから3.2mmに変更しています。 2)新機種CV3-0524A・BおよびCV3-1024A・BのWe寸法がマイナスになっています。 これは端子ボックスが下部フレームから出ていないことを意味します。 上部フレーム 本体型式 ( W1×L1) 下部フレーム 収縮時高さ (W2×L2) テーブル取付時 a寸法 We寸法 b寸法 Le寸法 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 CV3-0507A CDV-0507A 560×654 580×668 592×565 600×552 225 193 40 65 104.5 31 11.1 45 103 111 CV3-0507B CDV-0507B 660×654 680×668 692×565 700×552 225 193 40 65 104.5 31 11.1 45 103 111 CV3-0512A CDV-0512A 660×684 680×668 692×570 700×552 241 228 40 65 117 83 11.1 45 108 111 CV3-0512B CDV-0512B 760×684 780×668 792×570 800×552 241 228 40 65 117 83 11.1 45 108 111 CV3-0518A CDV-0518A 660×754 680×768 692×640 700×654 291 280 40 65 117 82.5 21.1 45 178 111 CV3-0518B CDV-0518B 760×754 780×768 792×640 800×654 291 280 40 65 117 82.5 21.1 45 178 111 CV3-0524A CDV-0524A 660×852 680×870 692×671 700×668 316 322 13.6 65 178.5 184 −21.9 45 182 111 CV3-0524B CDV-0524B 760×852 780×870 792×671 800×668 316 322 13.6 65 178.5 184 −21.9 45 182 111 CV3-1007A CDV-1007A 560×736 580×764 592×600 600×630 232 227 40 65 128 80 11.1 45 136 111 CV3-1007B CDV-1007B 660×736 680×764 692×600 700×630 232 227 40 65 128 80 11.1 45 136 111 CV3-1007C CDV-1007C 760×736 780×764 792×600 800×630 232 227 40 65 128 80 11.1 45 136 111 CV3-1012A CDV-1012A 660×833 680×852 692×693 700×703 262 257 40 65 130 124.5 11.1 45 229 111 CV3-1012B CDV-1012B 760×833 780×852 792×693 800×703 262 257 40 65 130 124.5 11.1 45 229 111 CV3-1018A CDV-1018A 665×933 680×952 692×793 700×803 302 302 40 65 130 174.5 23.6 45 299 111 CV3-1018B CDV-1018B 765×933 780×952 792×793 800×803 302 302 40 65 130 174.5 23.6 45 299 111 CV3-1024A CDV-1024A 665×933 680×952 692×743 700×738 362 350 13.6 65 183 174.5 −19.4 45 251 111 CV3-1024B CDV-1024B 765×933 780×952 792×743 800×738 362 350 13.6 65 183 174.5 −19.4 45 251 111 ̶ CDV-2007A ̶ 580×1060 ̶ 600×898 ̶ 279 ̶ 65 ̶ 124 ̶ 45 ̶ 111 CV3-2007B CDV-2007B 660×1033 680×1060 688×883 700×898 287 279 40 65 150 124 13.1 45 346 111 CV3-2007C CDV-2007C 760×1033 780×1060 788×883 800×898 287 279 40 65 150 124 13.1 45 346 111 CV3-2007D CDV-2007D 860×1033 880×1060 888×883 900×898 287 279 40 65 150 124 13.1 45 346 111 3)上表以外にカムダイバータを固定する取付穴寸法も変更されています。下表を参照ください。 (単位:mm) カムダイバ ータ本 体を固 定する取 付 穴 寸 法 本体型式 La c e Wb φd 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 新 旧 CV3-0507A CDV-0507A 520 520 22.5 16 480 500 56 50 12 12 CV3-0507B CDV-0507B 520 520 22.5 16 580 600 56 50 12 12 CV3-0512A CDV-0512A 520 520 25 16 580 600 56 50 12 12 CV3-0512B CDV-0512B 520 520 25 16 680 700 56 50 12 12 12 15 20 17 580 600 56 50 620 20 17 680 700 56 50 12 15 610 35.5 29 580 600 56 50 12 15 600 610 35.5 29 680 700 56 50 12 15 560 590 20 20 480 500 56 50 15 15 560 590 20 20 580 600 56 50 15 15 15 15 CV3-0518A CDV-0518A 600 620 CV3-0518B CDV-0518B 600 CV3-0524A CDV-0524A 600 CV3-0524B CDV-0524B CV3-1007A CDV-1007A CV3-1007B カムダイバータ 215 (単位:mm) 端子BOX取付寸法 リミットスイッチ取付寸法 CDV-1007B CV3-1007C CDV-1007C 560 590 20 20 680 700 56 50 CV3-1012A CDV-1012A 655 663 19 20 580 600 56 50 15 15 CV3-1012B CDV-1012B 655 663 19 20 680 700 56 50 15 15 CV3-1018A CDV-1018A 755 760 19 21.5 580 600 56 50 15 15 CV3-1018B CDV-1018B 755 760 19 21.5 680 700 56 50 15 15 580 600 56 50 15 15 CV3-1024A CDV-1024A 670 680 36.5 29 CV3-1024B CDV-1024B 670 680 36.5 29 680 700 56 50 15 15 ̶ CDV-2007A ̶ 840 ̶ 29 ̶ 500 ̶ 50 ̶ 15 CV3-2007B CDV-2007B 830 840 26.5 29 570 600 59 50 15 15 CV3-2007C CDV-2007C 830 840 26.5 29 670 700 59 50 15 15 CV3-2007D CDV-2007D 830 840 26.5 29 770 800 59 50 15 15 ●テーブル付 W L L1 b W1 a 223 H 190 φd Le c La L2 We 固定用穴(4ヵ所) Wb e W2 カムダイバータ 216 オーダ メイド(特形) (特形)シザー リフト 1 2 シザーリフトの各種シリーズの標準機種の中にご希望の仕様を満たす機種がない場合は、 オーダ メイドにて対応いたします。 コンピュータで 迅速・確実な見積が可能! メイキコウはオーダ メイドのご要望に対して、コン ピュータを活用した迅速・確実な見積を行っています。 ご希望通りのシザー リフトを、より良い品質と適切な 納期でお応えいたします。 FAX P218の 【見積仕様書FAX】 に必要事項を記入の上、 FAXして下さい。 ※FAX番号は、裏表紙にございます。 お電話によるお問い合わせにも応じておりますので、 お気軽にお電話下さい。 217 ご希望の仕様に合わせて都度 設計、製作いたします。 0HLNLNR8 これなら 安心 ! 1 2 弊社営業マンが、お打合せに 伺うこともできます。 本頁はコピーして ご利用下さい シザー リフト見積仕様書FAX FAX ご希望の仕様を記入の上、販売店または最寄りの弊社事業所までFAXして下さい。 年 月 日 貴社名 台数 台 納期 年 月 日 お名前 お見積提出期限 年 月 日 電 話 販売店・メイキコウ FAX お見積範囲 1)弊社工場渡し 2)車上渡し 3)据え付け工事 4)お届け先( ) 1. 使用目的 2. 積載物名称 3. 積載質量条件(※) 積載質量( )kg = 固定積載質量( )kg + 移動積載質量( )kg L W(テーブル巾)×L(テーブル長さ) 12. 操作方法 インチング運転・ホールド運転 W 4. テーブル寸法 mm 13. スイッチ フット スイッチ・押しボタン スイッチ・なし その他( ) 5. 上昇距離 14. サイクル タイム 秒/1サイクル 15. 1日の稼働時間 時間/日 mm 6. 収縮時高さ mm 回/日 16. 使用頻度 7. 上昇時間 1)負荷時 秒/上昇距離 2)無負荷時 秒/上昇距離 1)負荷時 秒/上昇距離 2)無負荷時 秒/上昇距離 17. 乗り移り ・乗り移りなし ・乗り移りあり ・乗り移りありの場合 8. 下降時間 9. 塗装色 ② 1)方向( 積載質量 )kg ③ ① 1)標準色/ 固定ピン 位置 2)指定色/ 10. 油圧ユニット 内蔵・別置:ホース長さ( m) 11. 電源 1)動力/AC V 3)周波数 2)操作/AC,DC V 移動ホイール 位置 ① ( )kg ② ( )kg ③ ( )kg 2)乗り移り時の高さ ( )mm 3)相手装置 ( )mm Hz 18. オプション ・急速落下防止バルブ ・四面ジャバラ ・下降停止装置 ・手すり ・端子台 ・ロック装置 ・リミット スイッチ ・アジャスト ストッパ ・アンカ ブラケット ・集中給脂 ・圧力計 ・油面計 ・デセラレーション バルブ 【その他】 ( ) 特記事項 ※固定積載質量:テーブル上に固定する装置などの質量 移動積載質量:シザー リフトで昇降させるワークの質量 積載質量=固定積載質量+移動積載質量 218