...

個人損害保険の概要 Personal Insurance Coverage Outline

by user

on
Category: Documents
28

views

Report

Comments

Transcript

個人損害保険の概要 Personal Insurance Coverage Outline
Personal Insurance Coverage Outline
個人損害保険の概要
駐在員・派遣社員として米国に着任された方々は、
適宜個人用の保険を手配することが必要となります。
ここでは、
一般的に必要とされる3種の個人保険種目について、その概要をまとめます。尚、ご連絡は、次の担当者までお願
いしたします。
北川 郁子
Ikuko Kitagawa Hutt
Personal & Executive Services Representative
AEGIS RISK MANAGEMENT INSURANCE SERVICES, INC.
50 Airport Parkway, Suite 104, San Jose, CA 95110-1011
Phone (408) 437-7764 Fax (408)437-4964
E-Mail [email protected] (日本語可)
http://www.aegisrm.com
個人自動車保険 Personal Automobile Insurance
A.
自動車対人賠償責任保険
Bodily Injury Liability
自動車事故により他人を死傷させ、貴方が相手に対する法律上の賠償責任を負う場合に、治療費や慰謝料等損害賠
償金を、最高支払限度額まで保険会社が相手に対して支払います。
また、訴訟や示談交渉も、貴方の保険会
社が貴方に代わって行います。
B.
対物賠償責任保険
Property Damage Liability
自動車事故により他人の財産・所有物を損壊し、貴方が相手に対する法律上の賠償責任を負う場合に、修理費や弁
済等損害賠償金を、最高支払限度額まで保険会社が相手に対して支払います。また、訴訟や示談交渉も、貴方の保
険会社が貴方に代わって行います。
C.
自損、搭乗者傷害保険
Automobile Medical Payment
自動車事故により生じた運転者と同乗者の緊急医療費や葬儀費用を、運転者の責任の有無を問わず、最高支払限度
額まで運転者と同乗者に支払います。
D.
無保険者傷害保険
Uninsured & Underinsured Motorist Bodily Injury
自動車事故による貴方と同乗者の身体障害について、相手に損害賠償責任があるにも拘わらず、相手が無保険であ
ったり、または自動車対人賠償責任保険の限度額が低く充分な補償が得られない場合、貴方の保険会社が相手の自
動車対人賠償責任保険に代わって最高支払限度額まで支払います。
E.
(衝突以外の)総合車両保険 Comprehensive/Other Than Collision
1
他物との衝突・転覆を除く火災・盗難・爆発・地震・洪水・蛮行・悪行・落下物によって貴方の所有車両に生じた
損害について、車両の時価額を限度とし、かつ所定の免責額を差引いた金額を支払います。
F.
Collision
衝突車両保険
他物との衝突または転覆によって貴方の所有車両に生じた傷害について、車両の時価額を限度とし、かつ所定の免
責額を差し引いた金額を支払います。
G.
衝突免責免除特約
Collision Deductible Waiver (CDW)
自動車事故による貴方の所有車両への損害について、相手に損害賠償責任があるにも拘わらず、相手が無保険であ
った場合、衝突車両保険の免責額適用をこの特約によって免除します。
H.
Rental Car Reimbursement
レンタ・カー費用保険
事故・盗難等の保険事故により代替車・レンタカーを必要とする場合、所定の限度額まで費用を補償します。
(一
般的に、一日あたり最高$30ドルで最長30日まで)
ご連絡ください!
自動車事故やクレームが発生した時
米国内での自宅住所、または郵送住所が変わる時
婚姻や運転する家族に変更がある時
保険対象となる車両に追加・削除・変更等変化がある時
車両にオリジナル以外の装備あるいは主要アクセサリーを取り付けた時
日本への帰国が決まった時(米国以外への転勤も含む)
住宅・家財・個人賠償責任総合保険
Homeowners/Renters Insurance
A.
住宅
Dwelling
B.
付属構築物
Other Structures
以上は住宅を所有する場合の保険項目となります。
C.
家財・家庭用什器備品
Personal Property
住宅建物内のほとんどの家財への損害について、最調達価額ベースで支払います。住宅構外への持ち出し家財につ
いては、一定額の制限範囲内で、世界中のどの場所においても保険の対象となります。以下に列挙する家財は、特
定の制限付きとなっているので、ご留意下さい。また、家財についての保険クレーム処理は、所定免責額の対象と
なります。
現金・貨紙幣・金銀貨・有価証券
Money, Bank Notes, Bullion, Gold and Silver Coins, and Coin Collection
一事故について総額$200 まで。自宅に高額の現金を保管しないようご注意願います。
2
保険契約にあたり特別に届出の無かった宝石貴金属・時計・毛皮
Unscheduled Jewelry, Watches, and Furs
一事故について総額$2,500 まで。鑑定書等に基づいて別枠でカバーする方式 Scheduled Coverage を
ご希望であれば、弊社までご相談ください。また、常時必要でない物は、銀行の金庫に預けることをお
勧めします。
金・銀・錫の食器等
Silverware, Goldware, and Pewterware
一事故について総額$2,500 まで。
業務用・職業用事務機器
Business Purpose Property (ie. Computer, Printer, Fax Machine etc.)
自宅で仕事に使う機器は総額$2,500 まで。
クレジットカード・キャッシュカードの盗難紛失による無断使用や偽造
Credit Card, Fund Transfer Card, Forgery and Counterfeit Money
盗難・他人の無断使用による損害は$1,000 まで。
D.
臨時生計費用
Loss of Use
火災等保険事故のため、当該住宅に居住不可能になった場合、ホテルの宿泊費・外食費などの追加的費用を所定の
金額まで支払います。
E.
個人総合賠償責任保険
Comprehensive Personal Liability
日本国内ではさほど問題とならないような事が、このアメリカ国内では個人の法律上の責任として問われることが
多く、この賠償責任保険は極めて重要です。
この保険は、第三者に与えた身体的傷害及び物的損害について貴方が負う法律上の賠償責任を、貴方の保険会社が
貴方に代わって被害者に支払います。まあ、訴訟や示談交渉も、保険会社が自身の費用負担で処理します。尚、自
動車の所有・使用・管理に関わる賠償責任は対象とならないので、別途自動車保険を手配することが必要となりま
す。
カバーする危険例は以下の通りです。
住宅構内及び構外でのスポーツ活動により生じる賠償責任
ゴルフで打ったボールが前のパーティの人に当たって怪我をさせてしまった時、あるいはスキーに行っ
て、隣で滑っている人に怪我をさせた時など…
その他の故意でない偶然の事故により、被保険者が法律的に支払いの義務を負う賠償責任
飼い犬が人を噛んでしまった時、あるいは自分の子どもが遊んでいて他の子どもに怪我をさせてしまっ
た時など…
保険事故の訴訟に対する防護費用 - ひとたび訴訟になると、たとえ勝訴しても多額の弁護士費用がか
かります。弁護士の選任や費用負担は保険会社が行います。
D.
緊急医療費用 (訴訟防止費用)Medical Payment
$1,000 を限度として、あなたの法律上の賠償責任の有無にかかわらず、住宅構内で第三者が負傷した場合の治療・
3
入院・手術費用をお支払いします。
ご連絡ください!
保険事故やクレームが発生した時
米国内での自宅住所、または郵送住所が変わる時
婚姻に変更がある時
一般家財の総額が著しく増加する時 (日本から家族が引っ越して来た等)
宝石・貴金属・美術品・毛皮・ゴルフクラブ等英文の領収書または鑑定書を添えて、別枠(Scheduled
Item)としてカバーする特別な家財を追加または削除する時
日本への帰国が決まった時 (米国以外への転勤も含む)
個人アンブレラ賠償責任保険
Personal Umbrella Liability Insurance
賠償責任の上乗せ保険=損害賠償責任の重大性を考慮し、自動車対人・対物賠償責任保険と個人賠償責任保険双方
の最高支払い限度額を一挙同時に引き上げる機能を持っています。この保険は、
「傘」のように2つの保険に上乗
せするため、
「アンブレラ保険」と呼ばれています。
注意: 本稿記載の情報は、保険ならびに弊社業務に関わる問題の概要を一般的にご紹介・ご案内するだけの目的によって作成されており、本稿
に含まれる法律に関係する記述は、いかなる意味でも法律上の専門的説明を意図するものではありません。法律上のご相談ならびに解釈は、貴社
顧問弁護士にご照会いただくようお願いいたします。
本稿の内容については、作成・訂正時点で可能な限り最新かつ正確な情報を盛り込むよう努力いたしましたが、お読みになる現時点での情報の正
確度と整合性については、弊社は一切の責任を負いませんのでその旨ご了承ください。また、特段に明記されていない限り、本稿の著作権ならび
に版権は弊社に帰属いたしますので、無断転載ならびに弊社の利害と利益に反する一切の使用を厳禁いたします。
AEGIS RISK MANAGEMENT INSURANCE SERVICES, INC.
3424 CARSON STREET, SUITE 300, TORRANCE, CA 90503 U.S.A.
PHONE (310)793-1309
FAX (310)793-1314 GENERAL E-MAIL [email protected]
http://www.aegisrm.com
California Department of Insurance License No. 0735928
4
Fly UP