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実施概要はこちら (PDF、241MB)
(別紙3)
平成 25 年度「スタッフ向け
環境 NGO・NPO 活動推進レベルアップ実践研修(西日本)」
実施状況の概要
「ちょっとしたコツで広報力 UP!」伝わる広報実践スクール
1.目的・ねらい
環境保全に取り組む民間団体(NGO・NPO 等)のスタッフを対象とした広報戦略をテーマとした
研修を開催し、組織運営における課題を解決へ導くために必要な各員の知識・技能向上を目的と
します。また、研修を通じ、受講者同士、中間支援組織等とのネットワーク構築を図り、NGO・
NPO の組織運営力や活動推進力の向上と地域における環境分野の課題解決への取り組みの促進
を目指します。
2.実施概要
(1)開催日時
○九州地区
集合研修1(本研修):10月19日(土)・20日(日)日帰り2日間
他団体での実習(本研修):日時:10月21日(月)〜12月6日(金)までの任意の3
日間
集合研修2(本研修):12月7日(土)
フォローアップ研修:1月11日(土)
○中国地区
集合研修1(本研修):10月28日(月)〜31日(木)各日ともに 18:00〜21:00
他団体での実習(本研修):11月1日(金)〜12月7日(土)までの任意の3日間
集合研修2(本研修):12月8日(日)
フォローアップ研修:1月25日(土)
(2)開催場所
○九州地区
集合研修1(本研修):スタービーチ:(福岡県福津市津屋崎 1-37-7)
他団体での実習(本研修):特定非営利活動法人グリーンシティ福岡(福岡県福岡市)
集合研修2(本研修):スタービーチ:(福岡県福津市津屋崎 1-37-7)
フォローアップ研修:スタービーチ:(福岡県福津市津屋崎 1-37-7)
○中国地区
集合研修1(本研修):これからの学びネットワーク事務所(広島県広島市中区寺町 6-15
上森ビル 1F)
他団体での実習(本研修):特定非営利活動法人 INE OASA(広島県北広島町)もしくは
EPO ちゅうごく(広島県広島市)
集合研修2(本研修)
:これからの学びネットワーク事務所(広島県広島市中区寺町 6-15 上森
ビル 1F)
フォローアップ研修:ひろしま NPO センター(広島県広島市中区大手町1丁目5−3)
(3)対象者・参加人数
○九州地区
NGO・NPO スタッフ
13名
○中国地区
NGO・NPO スタッフ
11名
(4)プログラム・講師
本研修/本講座
○九州地区
集合研修1
1 日目:10 月 19 日(土)
9:00~10:00
開会
10:00~12:00
課題の抽出・分析・改善案の検討
オリエンテーション
アイスブレイク
進行:河野宏樹
12:00〜13:00
昼食
13:00~15:00
プレスリリースづくりワークショップ
講師:加藤丈晴
15:00~16:00
SNS 広報のコツ
講師:加藤丈晴
16:00~17:00
集合研修1
ふりかえり
終了
2 日目:10 月 20 日(日)
9:00~9:30
開会
9:30~12:00
広報文スキルアップワークショップ
チェックイン
「スタービーチの紹介」素材集め→セレクト→ラフ案→QA
講師:キムラミチタ
菊井博史
12:00〜13:00
昼食
13:00~16:00
写真・デザインスキルアップワークショップ
講師:キムラミチタ
16:00~17:00
ふりかえり
菊井博史
終了
集合研修2:12 月 7 日(土)
9:00~9:30
開会
9:30~12:30
実習先での成果発表とフィードバック
オリエンテーション
講師:加藤丈晴
チェックイン
キムラミチタ
12:30〜13:30
昼食
13:30〜16:00
所属団体での広報計画づくり
菊井博史
広報計画ワークシートを使用し、所属団体でやりたい広報を
選択する。対象のしぼりこみ、ツール、内容の決定する
講師:加藤丈晴
キムラミチタ
菊井博史
実習
16:00〜17:00
ふりかえり
終了
現場体験・実習
特定非営利活動法人グリーンシティ福岡の下記イベントおよび事務所にて実
施した。イベント等の体験と広報のためのヒアリングを通じて、広報チラシ等
を作成する。
10 月 26 日〜27 日
11 月 9 日
九州自然歩道ウォーク
志賀島森林保全ボランティア
検討/
実践
11 月 17 日
くらしトークカフェ
11 月 20 日
志賀島森林保全ボランティア
11 月 25 日
グリーンシティ福岡事務所
11 月 26 日
グリーンシティ福岡事務所
広報に関して行動計画作成し、各団体の事情に応じた広報媒体を作成する。
SNS を通じて講師からのアドバイス
意見交換会/
フォローアップ研修
1 月 11 日(土)
9:00~10:00
開会
10:00~12:00
参加者の各団体における広報状況の発表とフィードバック
オリエンテーション
講師:加藤丈晴
キムラミチタ
菊井博史
12:00〜13:00
昼食
13:00~14:00
参加者の各団体における広報状況の発表とフィードバック
講師:加藤丈晴
14:00~15:15
ふりかえり
15:15〜15:30
事務連絡
キムラミチタ
菊井博史
まとめ
アンケート記入
終了
本研修/本講座
○中国地区
1 日目:10 月 27 日(月)
集合研修1
18:00~19:00
開会
19:00~20:30
課題の抽出・分析・改善案の検討
オリエンテーション
アイスブレイク
進行:河野宏樹
20:30〜21:00
集合研修1
ふりかえり
終了
2日目:10 月 28 日(火)
18:00~19:30
プレスリリースづくりワークショップ
講師:加藤丈晴
19:30~20:30
SNS 広報のコツ
講師:加藤丈晴
20:30~21:00
集合研修1
18:00~20:30
ふりかえり
終了
3日目:10 月 29 日(水)
写真・デザインスキルアップワークショップ
講師:菊井博史
20:30~21:00
ふりかえり
終了
4日目:10 月 30 日(木)
集合研修1
18:00~19:30
広報文スキルアップワークショップ
素材集め→セレクト→ラフ案→QA
講師:キムラミチタ
20:30~21:00
ふりかえり
終了
集合研修2:12 月 8 日(日)
9:00~9:30
開会
9:30~12:30
実習先での成果発表とフィードバック
オリエンテーション
講師:加藤丈晴
チェックイン
キムラミチタ
12:30〜13:30
昼食
13:30〜16:00
所属団体での広報計画づくり
菊井博史
広報計画ワークシートを使用し、所属団体でやりたい広報を
選択する。対象のしぼりこみ、ツール、内容の決定する
講師:加藤丈晴
実習
16:00〜17:00
ふりかえり
キムラミチタ
菊井博史
終了
現場体験・実習
特定非営利活動法人 INE OASA または EPO ちゅうごくの事務所等にて実施し
た。各団体のヒアリングを通じて、広報チラシ等を作成する。
11 月 14 日
EPO 訪問
11 月 16 日
INE 訪問
11 月 26 日
EPO 訪問
11 月 28 日
EPO 訪問
検討/
実践
12 月 2 日
INE 訪問
広報に関して行動計画作成し、各団体の事情に応じた広報媒体を作成する。
SNS を通じて講師からのアドバイス
意見交換会/
フォローアップ研
1 月 25 日(土)
9:00~10:00
開会
10:00~12:00
参加者の各団体における広報状況の発表とフィードバック
オリエンテーション
講師:加藤丈晴
キムラミチタ
菊井博史
12:00〜13:00
昼食
13:00~14:00
参加者の各団体における広報状況の発表とフィードバック
講師:加藤丈晴
14:00~15:15
ふりかえり
15:15〜15:30
事務連絡
キムラミチタ
まとめ
菊井博史
アンケート記入
終了
3.当日の様子
集合研修1(福岡)
プレスリリースづくりワークショップ
講師:加藤丈晴
集合研修1(福岡)
広報文スキルアップワークショップ
集合研修1(福岡)
写真・デザインスキルアップワークショップ
講師:キムラミチタ
講師:菊井博史
OJT(福岡)志賀島森林保全ボランティア
OJT(福岡)グリーンシティ福岡訪問
OJT(広島)EPO ちゅうごく訪問
集合研修2(福岡)
OJT 成果物の発表とフィードバック
集合研修2(福岡)
対象者の明確化ワーク成果物
集合研修2(広島)
個別 Q&A の時間
フォローアップ研修(福岡)
参加者の成果物に対するフィードバック
フォローアップ研修(広島)
参加者の成果物に対するフィードバック
4.考察
本研修のキャッチフレーズである、「ちょっとしたコツで広報力 UP」という目標に対しては
多くの参加者が達成したと考えられます。各講師が団体ごとの個別の事情にあわせてきめ細やか
な講義やフィードバックを行った印象です。当初の予想どおり、NPO のスタッフは団体内に相
談する相手がほとんどなく孤軍奮闘している中、単なるスキルアップだけでなく、同じような仲
間との出会いや講師との出会いによってネットワークを深めていきました。また、NPO スタッ
フだけによるデザイン等のスキルアップには限界があるため、デザイナーを含め多様なステイク
ホルダーと関係性をつくり、その中で質の高い広報媒体を作成していくプロセスに関して学ぶ機
会を創出することに力を入れました。他団体のイベントや事務所訪問を通じて、他団体の広報物
を作成するという形の OJT 実習も有効でした。この実習自体は NPO スタッフにとっては非日
常的な作業でしたが、他団体の実情を体感することによって違った視点を持つことができ、自団
体へのフィードバックに活かすことができたと考えられます。また、OJT 先に対しても評価が
高く、改めて団体の広報に関して考える機会をつくることができたといった声が聞かれました。
広報の過程自体が他者とのコミュニケーションの連続であり、各 NPO スタッフのコミュニケ
ーション能力の向上こそが広報力 UP に繋がっていくことを、参加者が実感できる研修内容にし
ました。本研修をきっかけに環境 NGO・NPO の広報力が向上していくことができれば幸いで
す。
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