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MACH102ファリー ユーザーマニュアル

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MACH102ファリー ユーザーマニュアル
目
次
1
概
1.1
デバイスの種類の説明
2
1.1.1
MACH102 ベーシックデバイス
2
1.1.2
MACH102 メディアモジュール
5
1.1.3
SFP モジュール
8
要
1
2
組み立てと起動
10
2.1
機器を設置する
10
2.1.1
開梱とパッケージの中身のチェック
10
2.1.2
メディアモジュールの設置
10
2.1.3
SFP モジュールの設置
12
2.1.4
“故障”接点信号
13
2.1.5
寸法図
14
2.1.6
MACH102 の設置と接地
14
2.1.7
電源供給
14
2.1.8
デバイスを作動する
16
2.1.9
ネットワークケーブルを接続する
16
2.2
表示灯
19
2.3
基本設定
21
3
テクニカルデータ
23
1
概
要
MACH102 デバイスは最大24個の Fast Ethernet と2個のギガビットイーサネットポートを備えたマネージドワー
クグループスイッチです。MACH102 デバイスは1個のベースデバイス、およびデバイスの多様性にもよりますが最
大2個の脱着可能なメディアモジュールから構成されます。MACH102 デバイスを使うことによって、IEEE 802.3
および 802.3u 規格(バスあるいはリングトロポジーにおいて銅線または光ファイバーを使用する)に準拠した交換型
産業用イーサネットネットワークを構築することができます。ターミナルデバイスとその他のインフラコンポーネン
ツを接続するに当たり、ツイストペアケーブル、マルチモード F/O、シングルモード F/O を選択することができます。
ツイストペアポートは auto crossing, auto negotiation および auto polarity をサポートしています。
MACH102 デバイスは様々な種類のスイッチの選択を可能にします。送信メディア、必要とする 10/100 Mbits/s ポー
トの数(8,16,24)
、冗長式電源およびソフトウエアの多様性に関して等、様々な要求事項に合致するスイッチ
を構築することができます。
MACH102 デバイスはモジュール式ネットワークコンポーネンツです。MACH102 デバイスは産業オートメーション
からの特殊な要求を満たすように設計されています。MACH102 デバイスは関連のある産業規格に合致しており、た
とえ極度の条件においても、運転における非常に高い信頼性と融通性を長期にわたってもたらします。MACH102 デ
バイスはファン無しで動作します。ご希望に沿って、冗長式電源も可能です。MACH102 デバイスの基本形は 19”ラ
ック型と壁取付型です。
冗長式 HIPER-Ring の概念を使うと迅速にリンクの再構成を行うことができて、さらにたった1個の接続を追加する
だけで簡素な構成を行うことができます。診断画面および運転パラメータ画面および大きなラベルエリアによって全
体を素早く見ることができます。それはマネージメントソフトウエア製品(工業用 HiVision のようなもの)あるいは
局所的にはスイッチ(V.24 インターフェイス)を使って、Web ブラウザ、Telnet を介して容易に管理することができま
す。
MACH102 デバイスには数多くの特長があります。
▲冗長機能
(高速 Spanning Tree, 冗長式リング構造、HIPER Ring、冗長式カップリング、リンクアグリケーション)
▲不正アクセスからの防護
▲ネットワークにおける同期化されたシステムタイム
▲ネットワーク負荷コントロール
▲運転診断
▲診断(ハードウエア自己試験)
▲リセット
▲優先
▲VLAN (Virtual LAN)
1
▲接続形態(トポロジー)の発見
▲ウエブ基盤のインターフェイス
▲コマンドラインインターフェイス
▲SNMP (Simple Network Management Protocol)
▲802.1x port 認証
▲RTC (リアルタイムクロック)
MACH102 ファミリーに加えて、RS20/RS30/RS40 オープンレール型スイッチファミリー、MACH3000 および
MACH4000 基幹スイッチファミリー、BAT ワイアレス送信システム、EAGLE セキュリティーシステム、
RSR20/RSR30 および MACH1000 変電所周辺用の製品等を用意しており、会社のあらゆる階層をまたいで途切れの
ないコミュニケーションを提供します。
1.1
1.1.1
各種デバイスの説明
MACH102 ベーシックデバイス
ベーシックデバイスは産業用ワークグループスイッチ機能の全てと、LAN に接続するために最大24個の Fast
Ethernet と 2 個のギガビットイーサネットインターフェイスを備えています。
MACH102 デバイスはマネージドスイッチです。
▲ベーシックデバイスが備えているギガビットイーサネット複合ポート(光学的または TX で接続可能)は
タ ー ミ ナ ル デ バ イ ス ま た は IEEE 802.3 100/1000BASE-FX ( SFP ス ロ ッ ト ) お よ び IEEE802.3
1000BASE-TX/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45 ソケット)の規格に準じたネットワークセグメントに適しています。
SFP モジュールを接続すると TX ポートはスイッチオフになります。
▲ベーシックデバイスにおける Fast Ethernet ポート(10/100 Mbit/s)はターミナルデバイスまたは規格 IEEE802.3
100BASE-TX/IEEE802.3 10 BASE-T に準じたネットワークセグメントに適しています。
これらのポートは Autonegotiation および Autopolarity をサポートしています。これらのポートは RJ45 ソケット
です。RJ45 ソケットのハウジングは電気的にベーシックデバイスのフロントパネルに繋がっています。
ピ ン 配 列 は MDI-X と 同 じ で す 。 Autonegotiation 機 能 が 可 能 に な っ て い る 場 合 、 こ れ ら の ポ ー ト も ま た
Autonegotiation をサポートします。
▲電圧範囲:100~240 VAC
▲温度範囲:0℃~+50℃
▲ソフトウエアの多様性:プロフェッショナル
ベーシックデバイスは下記に示す ISO/IEC 規格による規定に準拠しています。
8802-3u 100BASE-TX/-1000BASE-T,
8802-3 100BASE-FX および 8802-3 1000BASE-SX/LX
ベーシックデバイスは全ての機能ユニットを包括しています:例えばスイッチ機能、マネージメント機能
冗長機能、電圧のつながり、マネージメントのつながり、メディアモジュールのためのスロット(デバイスの種類
による)。
2
■モジュール式 MACH102 ベーシックデバイス
注釈:M1-8TP-RJ45 PoE モジュールを使用するとベーシックモジュールの UL 認証は無効になります。
メディアモジュール M1-8TP-RJ45 PoE のインフォメーションシートに書かれている説明をご参照ください。
産業用イーサネット MACH102 ファミリーにおける MACH102-8TP および MACH102-8TP-R はモジュラー式スイッ
チです。MACH102-8TP および MACH102-8TP-R は基本的なスイッチデバイスで構成されています。
そしてデバイスの多様性にもよりますが、ポートの追加のために脱着可能です。
最大2個までの脱着可能なメディアモジュールはそれぞれ8個の増設 Fast Ethernet とのインターフェイスが可能
です。それらはセグメントを結ぶためのメディアのタイプによって異なります。
簡素化のために、様々なプラグイン型メディアモジュールを含む基本的なスイッチデバイスを、本書では
MACH102 ファミリーと呼ぶことにします。
▲ MACH102-8TP, MACH102-8TR-R
MACH102 ベーシックデバイスは下記に示すプロパティーを有しています。
▲2 組のギガビットイーサネット複合ポート
▲8個の Fast Ethernet ポート
▲メディアモジュールを経由して、追加の 8 または 16 ポートのメディアを選択することができます。
▲MACH102-8TP-R: 電源に冗長性あります。
図1:MACH102-8TP および MACH102-8TP-R のインターフェイス、ディスプレーおよび操作要素の概要
1-MACH102 デバイス
2-LED 表示ランプ
3-信号コネクタ
4-USB ポート
5-外部マネージメントとの V.24 アクセス
6-下記表の1列を参照
7-下記表の2列を参照
8-下記表の3列を参照
3
Gigabit Ethernet GE ポート1,2
Fast Ethernet
Fast Ethernet
(複合ポート)
FE ポート1~8
FE ポート9~24
選択されたメディアモジュール用スロット
100/1000 Mbit/s F/O, SFP 2 スロッ
8×ツイストペア TX,
8×ツイストペア TX, RJ45, 10/100 Mbit/s 又は
ト
RJ45, 10/100 Mbit/s
8×ツイストペア TX PoE, RJ45, 10/100 Mbit/s 又は
または 10/100/1000 Mbit/s
8×マルチモード FX DSC 100 Mbit/s 又は
ツイストペア RJ45
8×シングルモード FX DSC 100 Mbit/s 又は
2 ポート
SFP と RJ45 の組合わせ不可
8×SFP スロット 100 Mbit/s
■固定設定された MACH102 ベーシックデバイス
MACH102 ファミリーにおいて、末尾に-F が付された MACH102-8TP-F, MACH102-8TP-FR, MACH102-24TP-F
および MACH102-24TP-FR デバイスは、メディアモジュールなしでの設定が固定されたスイッチです。
固定設定されたベーシックデバイスは下記に示すプロパティーを有しています。
▲ MACH102-8TP-F, MACH102-8TP-FR
▲2個のギガビットイーサネット組み合わせポート
▲8個の Fast Ethernet ポート
▲MACH102-8TP-FR: 電源は冗長性あり
図2:MACH102-8TP-F および MACH102-8TP-FR のインターフェイス、ディスプレーおよび操作要素の概要
1-MACH102 デバイス
2-LED 表示ランプ
3-信号コネクタ
4-USB ポート
5-外部マネージメントとの V.24 アクセス
6-下記表の1列を参照
7-下記表の2列を参照
Gigabit Ethernet - GE ポート1,2
Fast Ethernet - FE ポート1~8
(複合ポート)
100/1000 Mbit/s F/O, SFP 2 スロット
8×ツイストペア TX, RJ45, 10/100 Mbit/s
または 10/100/1000 Mbit/s ツイストペア RJ45 2 ポート
4
▲ MACH102-24TP-F, MACH102-24TP-FR
▲2個のギガビットイーサネット組み合わせポート
▲24 個の Fast Ethernet ポート
▲MACH102-24TP-FR: 電源は冗長性あり
図3:MACH102-24TP-F および MACH102-24TP-FR のインターフェイス、ディスプレーおよび操作要素の概要
1-MACH102 デバイス
2-LED 表示ランプ
3-接点出力端子台
4-USB ポート
5-外部マネージメントとの V.24 アクセス
6-下記表の1列を参照
7-下記表の2列を参照
Gigabit Ethernet - GE ポート1,2
Fast Ethernet - FE ポート1~8
(複合ポート)
100/1000 Mbit/s F/O, SFP 2 スロット
24×ツイストペア TX, RJ45, 10/100 Mbit/s
または 10/100/1000 Mbit/s ツイストペア RJ45 2 ポート
1.1.2
MACH102 メディアモジュール
図4:MACH102 用メディアモジュールの例: M1-8MM-SC
MAH102 メディアモジュールは、MACH102 デバイスから LAN へのインターフェースを構築します
モジュールは下記デバイスに配置可能です。
▲MACH102-8TP 基本デバイス
5
▲MACH102-8TP-R 基本デバイス
メディアモジュールはホットプラグの規格に準拠しています。従って作動中に同じ種類のモジュールを交換する
ことができます。
注釈:例えば TX メディアモジュールを外してこの場所に FX メディアモジュールを差し込むと、MACH102 は
ウオームスタートを実行します。
メディアモジュールはそれぞれ8個の Fast Ethernet インターフェイス持っており、メディアのタイプによって
異なります(3章テクニカルデータの表11を参照)
。
MACH102 メディアモジュールの様々なインタフェースには、次のインターフェイス固有の機能を提供します。
▲TP/TX インターフェイス固有の機能
▲リンクコントロール
▲極性自動交換
▲Autonegotiatuon
▲Autocrossing(デバイスが多分クロスまたはストレートケーブルで接続されているらしい)
▲光ファイバーインターフェイスの固有機能
▲リンクダウンモニタリング
表1:MACH102 メディアモジュールにおけるメディアコネクタの数とタイプ
■メディアモジュール M1-8TP-RJ45
M1-8TP-RJ45 メディアモジュールはターミナルデバイスまたは IEEE 802.3 100BASE-TX / IEEE 802.3 10
BASE-T 規格に準拠したネットワークセグメントを接続するために、8個の 10/100 Mbit ポートを持っています。
これらのポートは Autonegotiation および Autopolarity をサポートしています。
ポートの形態は RJ45 ソケットです。RJ45 ソケットのハウジングは本デバイスの前パネルに電気的に接続されます。
ピン配列は MDI-X と同じです。Autonegotuation がイネーブルの時、これらのポートは Autocrossing もサポート
します。
6
図5:メディアモジュール M1-8TP-RJ45
■メディアモジュール M1-8TP-RJ45 PoE
注釈:M1-8TP-RJ45 PoE モジュールを使用するとベーシックモジュールの UL 認証は無効になります。
メディアモジュール M1-8TP-RJ45 PoE のインフォメーションシートに書かれている説明をご参照ください。
M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュールは Power over Ethernet(PoE)をサポートしており、8個の 10/100
Mbit/s の TP PoE ポートを持っています。このポートは RJ45 ソケットです。
10/100 Mbit/s PoE ポートは IEEE 802.3 10BASE-T/100BASE-TX および IEEE 802.3af の規格に準拠しています。
▲Autonegotiation
▲Autopolarity
▲Autocrossing(Autonegotiation 実行中にて)
PoE ポートは 10BASE-T/100BASE-TX の回線を介して、遠方にある例えば、IP 電話、Web カメラ、センサー、
プリントサーバーおよび WLAN のアクセスポイント等に電力を供給します。
PoE ターミナルデバイス(PD, Powered Device, タイプ1またはタイプ2)を最大のクラス0まで接続する
ことができます。
PoE 電源は信号を送信しているペア線を介して供給されます。
それぞれのポートは電気的に絶縁されていません。
下記条件は IEEE 802.3af に合致しています。
▲Endpoit PSE
▲Alternative A
ピン配列は MDI-X におなじです。
図6:メディアモジュール M1-8TP-RJ45PoE
7
■メディアモジュール M1-8MM-SC
M1-8MM-SC メディアモジュールはターミナルデバイスまたは IEEE 802.3u 100BASE-FX マルチモード規格
に準拠するネットワークセグメントを接続するために、8個の FX ポートを持っています。
光ポートは 100Mbit/s 全2重に設定されており、FEFI をサポートします。8個のポートは DSC コネクタです。
図7:メディアモジュール M1-8MM-SC
■メディアモジュール M1-8SM-SC
M1-8SM-SC メディアモジュールはターミナルデバイスまたは IEEE 802.3u 100BASE-FX シングルモード規格
に準拠するネットワークセグメントを接続するために、8個の FX ポートを持っています。
光ポートは 100Mbit/s 全2重に設定されており、FEFI をサポートします。8個のポートは DSC コネクタです。
図8:メディアモジュール M1-8SM-SC
■メディアモジュール M1-8SFP
M1-8SFP メディアモジュールはターミナルデバイスまたは IEEE 802.3u 100BASE-FX マルチモード/シングル
モード/長距離 規格に準拠するネットワークセグメントを接続するために、8個の FX ポートを持っています。
光ポートは 100Mbit/s 全2重に設定されており、FEFI をサポートします。8個のポートは SFP スロットとして
設計されており、SFP モジュール M-FAST SFP-xxx が適合します。
xxx の部分は 3 章テクニカルデータの■アクセサリーをご参照ください。
図9:メディアモジュール M1-8SFP
8
1.1.3
SFP モジュール
SFP モジュールは光式送受信器です(Fast Ethernet モジュールおよびギガビット Ethernet SFP モジュール
。
については 3 章テクニカルデータの■アクセサリーをご参照ください)
SFP とは Small Form-factor Pluggable(小型形状脱着可能)の略字で、mini-GBIC(GigaBit
Interface Converter)とも呼ばれています。
SFP モジュールは F/O ポートを取得するために MACH102 ベーシックデバイスの SFP スロットに差し込まれます。
MACH102 は2個の TP (Twisted Pair)インターフェイスと、SFP モジュール (100/1000 Mbit/s)を差し
込むために2個のスロットをもっています。SFP モジュールを挿入すると、それに対応する TP インター
フェイス(RJ45)は使えなくなります。
表2:SFP モジュール
a. 最大減衰量 0.25 dB/km として
b. 平均的減衰量 0.21 dB/km として
注釈:Hirschmann SFP 送受信器のみ使用可能です。
9
2
組み立てと起動
デバイスは産業界の厳しい環境において実用本位の用途に適するように開発されています。
入荷直後、デバイスは使用可能な状態にあります。
デバイスの組み立てに成功するには下記に示す手順をご参照ください。
▲開梱と部材のチェック
▲メディアモジュールの設置
▲SFP モジュールの設置
▲信号接点
▲機器の設置と接地
▲電源供給
▲開始
▲データラインをつなぐ
2.1
2.1.1
機器を設置する
開梱とパッケージの中身のチェック
□パッケージは納入範囲の項(page 28)で名付けられた全ての品目を含んでいるかどうかをチェックしてください。
□輸送中の損傷があるか、個々の部品をチェックしてください。
2.1.2
メディアモジュールの設置
納入時に機器は作動できるような状態になっています。
メディアモジュールは下記デバイスで使用可能です。
▲MACH 102-8TP ベーシックデバイス
▲MACH 102-8TP-R ベーシックデバイス
メディアモジュールはホットプラグの規定に準拠しており、そのことは運転中に同じ種類のモジュールでもって
モジュールを交換することができることを意味します。
注釈:もしメディアを交換する場合、例えば TX メディアを外して FX メディアをその場所に差し込むと
MACH102 はウオームスタートを実行します。
10
図10:メディアモジュールが装備された MACH102 デバイス
1-メディアモジュール1
2-メディアモジュール2
□ メディアモジュールを取り付けるには、先ずメディアモジュールのスロットの保護カバーを止めている
2本のネジを外して、保護カバーを外します。
□ メディアモジュールを好みのスロットに差し込みます。
□ メディアモジュールの隅にある2本のネジを締めます。
□ 左から右に順々にメディアモジュールを取り付けます。
2.1.3
SFP モジュールの設置
図11:MACH102 デバイス正面図
1-2SFPスロット
□最初に SFP または XFP トランシーバの保護キャップを外します。
□SFP または XFP トランシーバをスロットに挿入して、ラッチがかかるまで押し込んでください。
注釈:Hirschmann トランシーバのみをお使いください。アクセサリーの項をご参照ください。
11
図12:SFP モジュールの設置
2.1.4
“故障”接点信号
図13:MACH102 デバイス正面図
1-“故障”接点出力
“故障”接点信号は2極のネジ端子台から出力されます。
▲接点信号(図14参照)はデバイスの機能を監視し遠隔診断を可能にします。
マネージメントにおいて監視機能のタイプを指示することができます。
▲マネージメントを使用して手動で接点信号を切り替えることが可能であり、それ故に外部デバイス
を制御することができます。
ブレーク接点(オープン=故障)は下記状態をレポートするために使われます。
▲少なくとも2個の電圧源の1個の修復不可能が検出された。
(電圧源1または2の電圧が限界値以下である)
▲本器内にて連続的にエラーが検出された
▲少なくとも1個のポートのリンクステータスエラーが検出された。リンクステータスのレポートは各ポート
毎にマネージメントによってマスクすることができます。デフォルトではリンクステータスのモニタリングは
停止されています。
▲本器の温度が規定の範囲外である。
▲ACA の除去
下記の状態も RM モードにてレポートされます。
▲リング冗長機能が保証されています。デフォルトではリング冗長機能はモニターされません。
12
■端子台をつなぐ
□端子台を装置から引き離してください。そして信号線をつないでください。
図14:2 極端子台
□接点容量は 1A, 60V/DC, 30V/AC
□端子台のネジの締め付けトルクは 3lb (0.34Nm)です。
□スクリュードライバーを使用して、本器の前面にある信号接点用の端子台を取り付けます。
端子台が正しく取り付けられており、ネジ止めされているかどうかを確認してください。
2.1.5
寸法図
2.1.6
MACH102 の設置と接地
MACH102 は平面、19”規格のスイッチキャビネットまたは壁面に取り付けることが可能です。
安全指導に従って組み立ての場所を選択してください。
13
2.1.7
電源供給
MACH102 ベーシックデバイスの入力電圧範囲は 100VAC~240VAC で設計されています。
MACH102-8TP-R, MACH102-8TP-FR および MACH102-24TP-FR デバイスの電源は冗長機能を有しています。
□MACH102-8TP, MACH102-8TP-F および MACH102-24TP-F
図18:MACH102-8TP, MACH102-8TP-F および MACH102-24TP-F デバイスの背面における接続
1-MACH102-8TP, MACH102-8TP-F または MACH102-24TP-F デバイス
2-電源インレット 100-240VAC
■MACH102-8TP-R, MACH102-8TP-FR および MACH102-24TP-FR
電源供給は冗長性を持たせることができます。双方の電源入力は連結されていません。
標準の電源装置だけがデバイスに電源を供給します。もし標準の電源装置が故障した場合、冗長電源が自動的にア
クティブになります。正常なケースにおいては、冗長電源はスタンバイモードの状態にあります。
電源装置はハウジングから電気的に絶縁されています。
図19:MACH102-8TP-R, MACH102-8TP-FR および MACH102-24TP-FR デバイスの背面における接続
1-MACH102-8TP-R, MACH102-8TP-FR および MACH102-24TP-FR デバイス
2-冗長電源用インレット 100-240VAC
3-標準電源用インレット 100-240VAC
注釈:本デバイスは標準電源および冗長電源の故障をレポートします。双方の電源入力に電圧を供給すること
によって、またはマネージメントにおいて設定を変えることによって、故障メッセージを止めることができ
ます。
14
■PoE 電源供給を M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュール(オプション)に接続する。
ただ単に、48VDC SELV 電圧 (PoE) または 54VDC SELV 電圧(PoE+)を M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュール
に供給してください。
M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュールに PoE 電源を供給するする際、5A の遅延型ヒューズを使用してください。
このデバイスだけをスイッチキャビネットの中に、またはアクセスが制限されたオペレーティングサイト(メンテ
ナンススタッフだけがアクセスできる)の中に取り付けてください。
決して先のとがったものを(小型ねじ回し、線等)電源用の接続端子に差し込まないでください。また触らないで
ください。
M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュールを外す前に PoE 電源を切ってください。
PoE の電源は信号を送信するペア線を介して供給されます(ファントム電圧)
。
各ポートは各ポートから電気的に絶縁されていません。
下記電圧はモジュールの PoE 供給電圧です。
定格電圧
48VDC SELV
最少電圧
46VDC
最大電圧
57VDC
PoE 電圧を持ったモジュールに電源を供給するために、外部に電源ユニットを用意してください。
□PoE 電圧を供給するために使う外部電源装置が、以下の基本的な必要条件を満たしていることを確認してください。
▲出力容量:最大 250W
▲電流制限 5A 以下または 5A の遅延ヒューズ
図20:3極端子台を介して供給電圧を接続する。3 本の線を 1, 2, 3 に装着する。
1-機能接地のネジを締める
2-供給電圧-のネジを締める
3-供給電圧+のネジを締める
4-機能接地に接続する
5-供給電圧-に接続する
15
6-供給電圧+に接続する
注意:端子台ネジの締め付けトルクは 3 lb in (0.34Nm)
注意:下記要求事項を満たしてください。
▲電源供給線の長さは 3 m 以下
▲電源供給線の断面積は 5A 以上にに適していること
□端子台をスイッチから引き離して、次の通りに電源線をつないでください。
・先ず、被覆導線を端子台に接続してください。
・PoE 電圧を3極の端子台に接続してください。
2.1.8
デバイスを作動する
電源ソケットを介して電源を供給すると、デバイスを作動開始することができます。
2.1.9 ネットワークケーブルを接続する
■ 10/100 Mbit/s ツイストペアポート
このポートは RJ45 ソケットです。
10/100 Mbit/s ツイストペアポートへは IEEE 802.3 10BASE-T/100BASE-TX 規格に準拠したネットワーク
コンポーネンツを接続することができます。
このポートは下記項目をサポートします。
▲Autonegotiation
▲Autopolarity
▲Autocrossing(Autonegotiation がアクティブである場合)
▲100 Mbit/s 半二重モード、全二重モード
▲10 Mbit/s 半二重モード、全二重モード
▲Power over Ethrnet (PoE)
出荷時:Autonegotiation がアクティブです
ソケットハウジングはフロントパネルにて電気的に接続されています。
ピン配列は MDI-X に対応しています。
表3: MDI-X モード、RJ45 ソケットにおける TP/TX インターフェイスのピン配列
16
■ 10/100 Mbit/s PoE ポート
このポートは RJ45 ソケットです。
10/100 Mbit/s PoE ポートは、IEEE 802.3 10BASE-T/100BASE-TX および IEEE 802.3af 規格に準拠した
PoE 電圧送出器としてネットワークのコンポーネンツに接続されます。
このポートは下記をサポートします。
▲Autonegotiation
▲Autopolarity
▲Autocrossing(Autonegotiation がアクティブである場合)
▲100 Mbit/s 半二重モード、全二重モード
▲10 Mbit/s 半二重モード、全二重モード
▲パワー オーバー イーサネット(PoE)
出荷時:Autonegotiation がアクティブです
ソケットハウジングはフロントパネルにて電気的に接続されています。
PoE 電源は信号を伝送しているペア線を介して供給されます(ファントム電圧)。
それぞれのポート(共同の PoE 電圧)はお互いに電気的に絶縁されていません。
ピン配列は MDI-X に同じです。
表4:10/100 Mbit/s PoE ポートのピン配列、RJ45 ソケット、MDI-X モード、ファントム電圧
■ 10/100/1000 Mbit/s ツイストペアポート
10/100/1000 Mbit/s ツイストペアポートへは IEEE 802.3 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 規格に
準拠したネットワークコンポーネンツを接続することができます。
このポートは下記をサポートします:
▲Autonegotiation
▲Autopolarity
▲Autocrossing(Autonegotiation がアクティブである場合)
▲1000 Mbit/s 全二重モード
▲100 Mbit/s 半二重モード、全二重モード
▲10 Mbit/s 半二重モード、全二重モード
出荷時:Autonegotiation がアクティブです
ソケットハウジングはフロントパネルにて電気的に接続されています。
ピン配列は MDI-X に同じです。
17
図21:1000 Mb/s ツイストペアインターフェイスのピン配列
注意:銅線を用いたデータケーブルの接続に関しては下記に示すアドバイスに従ってください。
▲ケーブルの長さはできるだけ短くしてください。理想的な長さは 3m 以下です。建物間のデータ交信のため
に銅線のデータケーブルを使わないでください。
▲電源ケーブルとデータケーブルは長きにおいて並行して走らせないでください。理想的には別々のケーブル
チャンネルに敷設してください。誘導結合を減らす必要がある場合は、電源ケーブルとデータケーブルが
90°で交差するようにしてください。
▲シールドケーブルを使うことがあるかも知れません。接地ループ電流を防ぐためにシールドは一点で設置して
ください。
■ 100 Mbit/s F/O ポート
このポートは DSC ソケットまたは SFP ソケットです。
100 Mbit/s F/O ポートは IEEE 802.3 100BASE-FX 規格に準拠したネットワークコンポーネンツに接続する
ことができます。このポートは下記サポートしています。
▲全二重あるいは半二重モード
デフォルト設定:全二重モード
注意:LH ポートは LH ポートに、SM ポートは SM ポートに、そして MM ポートは MM ポートに間違いなく
接続されていることを確認してください。
■1000 Mbit/s F/O ポート
このポートは SFP スロットです。
1000 Mbit/s F/O ポートは IEEE 802.3 1000BASE-SX/1000BASE 規格に準拠したネットワークコンポーネンツに
接続することができます。このポートは下記サポートしています。
▲Autonegotiation
▲全二重モード
出荷時の状態:Autonegotiation
注意:LH ポートは LH ポートに、SX ポートは SX ポートに、そして LX ポートは LX ポートに間違いなく
接続されていることを確認してください。
18
2.2 表示灯
電源を投入するとソフトウエアがスタートしてデバイス自身を初期化します。その後デバイスは自己テストを
行います。このプロセスのために約 70 秒かかります。
図22:MACH102 の表示灯
1-デバイスの状態を表示
2-ポートの状態を表示
3-メディアモジュール1のポートの状態を表示
4-メディアモジュール2のポートの状態を表示
19
■デバイスの状態
LED 表示はデバイス全体の動作についての情報を提供します。
P-Power
(緑/黄 LED)
明るい緑
MACH 102-8TP, MACH 102-8TP-F, MACH 102-24TP-F:
電源 ON
MACH 102-8TP-R, MACH 102-8TP-FR, MACH 102-24TP-FR:
電源 1 と 2 ON
明るい黄
MACH 102-8TP-R, MACH 102-8TP-FR, MACH 102-24TP-FR:
電源 1 または 2 ON
明るくない
MACH 102-8TP, MACH 102-8TP-F, MACH 102-24TP-F:
電源電圧が最低値以下
MACH 102-8TP-R, MACH 102-8TP-FR, MACH 102-24TP-FR:
電源電圧 1 と 2 が最低値以下
RM – Ring Manager (緑/黄 LED)
明るい緑
RM ファンクションがアクティブ 冗長ポート禁止
明るい黄
RM ファンクションがアクティブ 冗長ポート許可
明るくない
RM ファンクションが停止
緑点滅
HIPER-Ring の設定不良(例えばリングがリングポートに接続されていない)
Sb StandBy – stand-by-mode (緑 LED)
明るい緑
スタンバイモード許可
明るくない
スタンバイモードでない
故障 - 信号接点(赤 LED)
明るい赤
信号接点1がオープン 即ちエラーを報告中
明るくない
信号接点1がクローズ 即ちエラーは報告していない
RM and Stan-by – 自動設定アダプター(ACA)をセーブ中であることを表示
緑と黄交互に点滅
セーブ中にエラー発生
0.5 秒毎に緑と黄 LED 点滅
ACR から設定内容をローディング中
1 秒毎に緑と黄 LED 点滅
ACR 内の設定内容をセーブ中
“故障”接点信号が設定されていても手動調節がアクティブであれば、検出されたエラー表示は接点信号の設定とは
無関係です。
■ポートの状態
これらの LED はポートに関する情報を提供します。
LS – データ, リンクの状態(1 個の緑/黄 LED または 1 個の緑と 1 個の黄 LED)
明るくない
有効な接続なし
明るい緑
有効な接続あり
緑点滅(周期ごとに一度)
ポートはスタンバイに切り替わっている
緑点滅(周期ごとに三度)
ポートはスイッチ OFF されている
黄点滅
データ受信
表5:データリンクの状態
20
M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュールにおいては、左の LED は表5に示すデータおよびリンクの状態を
知らせます。右の LED は表6に示す PoE の電源状態を知らせます。
PoE 電源供給
明るくない
PoE 電源なし
明るい黄
PoE 電源供給あり
表6:M1-8TP-RJ45 PoE メディアモジュールにおける右 LED の表示内容
2.3 基本設定
最初にデバイスをインストールする時、IP パラメータを入力する必要があります。IP アドレスを設定するために
6 つの選択肢があります。
▲V.24 接続を介しての入力
▲HiDiscovery または産業用 HiVision を介して HiDiscovery プロトコールを使用しての入力
▲BOOTP を介してのコンフィギュレーション
▲DHCP を介してのコンフィギュレーション
▲DHCP Option 82 を介してのコンフィギュレーション
▲オートコンフィギュレーションアダプター
デバイスの基本設定についての詳細な情報は「ベーシックコンフィギュレーション」ユーザーマニュアル
(CD/DVD)に書かれています。
■デフォルト設定
▲IR アドレス:DHCP を使うとデバイスが IP アドレスを探します
▲マネージメントパスワード:
ユーザーパスワード:パブリック(読み専用)
アドミニストレーションパスワード:プライベート(読み書き可能)
▲V.24 データ速度:9,600 BPS
▲リング冗長性:OFF
▲イーサネットポート:リンクの状態は診断されない(接点信号)
▲光 100 Mbit/s ポート:100 Mbit/s 全二重
他のポート全て:Autonegotiation
▲冗長性マネージャはスイッチ OFF
▲スタンバイカップリングはスイッチ OFF
▲高速スパニングツリー:ON
21
■USB インターフェイス
USB ソケットは Autoconfiguration アダプターのローカル的な接続のためのインターフェイスとして機能します。
USB ソケットはコンフィギュレーションをセーブ/ロードしたりソフトウエアをロードするために使われます。
表 7:SB インターフェイスのピン配列
■V.24 インターフェイス(外部マネージメント)
シリアルインターフェイスは RJ11 ソケットの(V.24 インターフェイス)の形で、外部マネージメントステーショ
ン(VT100 ターミナルまたは適切なターミナルエミュレーションを備えた PC)または Autoconfiguration アダプ
ター ACA 11 のローカル接続のために用意されています。
このインターフェイスによってコマンドラインインターフェイス(CLI )およびシステムモニターに接続すること
ができます。
ソケットハウジングはデバイスのフロントパネルに電気的に接続されています。V24 インターフェイスは電源
から電気的に絶縁されていません。
図23:V24 インターフェイスのピン配列
注意:ターミナルケーブルは3章のテクニカルデータの■アクセサリー に注文番号が記されています。
別にご注文ください。
22
3 テクニカルデータ
■テクニカルデータ一般
寸法
MACH102-…
448mm×44mm×310mm(ブラケット除く)
W×H×D
MACH102-8TP
MACH102-8TP
MACH102-8TP
MACH102-8TP
MACH102-8TP
MACH102-8TP
メディアモジュール M1-8TP-RJ45
M1-8MM-SC
の重量
M1-SM-SC
M1-8SFP
M1-8TP-RJ45 PoE
電源
公称電圧
基準デバイス
定格電圧範囲
定格周波数
定格周波数範囲
定格電流範囲
電源
定格電圧
M1-8TP-RJ45 PoE
定格電流
(タイプ1 PD)
電源
定格電圧
M1-8TP-RJ45 PoE
定格電流
(タイプ2 PD)
デバイスの重量
3.60 kg
3.85 kg
3.60 kg
3.85 kg
3.85 kg
4.10 kg
0.21 kg
0.21 kg
0.18 kg
0.13 kg
0.26 kg
100VAC … 240VAC
90VAC … 264VAC
50Hz … 60Hz
47Hz … 63Hz
0.4A … 0.2A
48 VDC, SELV(45 VDC … 57 VDC)
2.5 A
54 VDC, SELV(51 VDC … 57 VDC)
2.5 A
過負荷入力電流保護
ヒューズ
動作時電流
265V AC にて 40A 以下
接点信号の容量
環境
電流
電圧
保存温度
湿度
高度(作動時)
max. 1A
max 60 VDCMまたは max 30VAC, SELV
-20℃~+85℃(周囲温度)
10%~95%(結露無きこと)
最大 2000 m (795 hPa) より高高度に対応可能
使用温度範囲
0℃~50℃
汚染度
2
保護クラス
レーザー保護
EN 60825-1 (2001)によるクラス1
保護レベル
IP20
23
■EMC 耐性
EMC 干渉に対する耐性
静電気放電
接点放電
空気放電
電磁界
80 MHz … 3000 MHz
高速トランジェント(バースト)ノイズ
・電源ライン
・データライン
サージ電圧
・電源ライン(ライン/ライン間)
・電源ライン(ライン/アース間
・データライン
ライン伝導妨害電圧
150 kHz~80 MHz
EN 61000-4-2
EN 61000-4-3
EN 61000-4-4
EN 61000-4-5
EN 61000-4-6
EN 61000-4-9
6 kV
8kV
20 V/m
2 kV
4 kV
1 kV
2 kV
4kV
10V
300 A/m
パルス磁界
EMC 干渉の放射
EN 55022
クラス A
FCC 47 CFR パート 15
クラス A
■ネットワークの範囲
TP ポート
ツイストペアセグメントの長さ
max. 100 m (カテゴリー5e ケーブルにて)
表8:TP ポート 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T
注意:トランシーバのために規定された線の長さは、それぞれのファイバ·データに適用されます。
(ファイバーの減衰および BLP/分散)
プロダクトコード
波長
ファイバー
M-FAST-
システム
F/O 線長注1
減衰量
BLP/分散
ファイバー
減衰量
SFP-…
-MM/LC…MM
1310 nm
50/125μm
0-8 dB
0-5 km
1.0 dB/km
800 MHz×km
-MM/LC…MM
1310 nm
62.5/125μm
0-11 dB
0-4 km
1.0 dB/km
500 MHz×km
-SM/LC…SM
1310 nm
9/125μm
0-13 dB
0-25 km
0.4 dB/km
3.5 ps/(nm×km)
-SM+/LC…SM
1310 nm
9/125μm
10-29 dB
25-65 km
0.4 dB/km
3.5 ps/(nm×km)
-LH/LC…SM
1550 nm
9/125μm
10-29 dB
47-104 km
0.25 dB/km
-LH/LC…SM
1550 nm
9/125μm
10-29 dB
55-140 km
0.18 dB/km
19 ps/(nm×km)
注2
表9:ファイバーポート 100BASE-FX (SFP 光ファイバーFast イーサネットトランシーバ)
注1:3 dB のシステム余裕を含む
注 2:超低損失光ファイバー
24
18 ps/(nm×km)
プロダクトコード
波長
ファイバー
M-SFP-…
システム
F/O 線長注1
減衰量
ファイバー
BLP/分散注2
減衰量
-SX/LC…MM
850 nm
50/125μm
0-7.5 dB
0-550 m
3.0 dB/km
-SX/LC…MM
850 nm
62.5/125μm
0-7.5 dB
0-275 m
3.2 dB/km
-MX/LC…MM
1310 nm
50/125μm
0-8 dB
2 km
-MX/LC…MM
1310 nm
-LX/LC…MM
1310 nm
-LX/LC…MM
1310 nm 注4
-LX/LC…SM
1310 nm
9/125μm
0-10.5 dB
0-20 km 注5
0.4 dB/km
3.5 ps/(nm×km)
-LX+/LC…SM
1310 nm
9/125μm
5-20 dB
14-42 km
0.4 dB/km
3.5 ps/(nm×km)
-LH/LC…LH
1550 nm
9/125μm
5-22 dB
23-80 km
0.25 dB/km
19 ps/(nm×km)
-LH+/LC…LH
1550 nm
9/125μm
15-30 dB
71-108 km
0.25 dB/km
19 ps/(nm×km)
-LH+/LC…LH
1550 nm
9/125μm
15-30 dB
71-128 km
0.21 dB/km
19 ps/(nm×km)
62.5/125μm
注4
0-8 dB
注3
1 km
1.0 dB/km
1.0 dB/km
400 MHz×km
200 MHz×km
500 MHz×km
500 MHz×km
50/125μm
0-10.5 dB
0-550 m
1.0 dB/km
800 MHz×km
62.5/125μm
0-10.5 dB
0-550 m
1.0 dB/km
500 MHz×km
(typically)
表10:ファイバーポート 1000BASE-FX(SFP 光ファイバーギガビットイーサネットトランシーバー
注1:3 dB のシステム余裕を含む
注 2:帯域長の計算結果を拡散の計算に使用することはできません。
注 3:3 km までの距離到着可能、1000 MHz*km (1300 nm)
注 4:IEEE 802.3-2002 条項 38 に準拠した F/O アダプター使用
注 5:3 dB のシステム余裕を含む
MM=マルチモード、SM=シングルモード、LH=長距離シングルモード
■機能内容/消費電力/発熱量/温度範囲/注文番号
MACH102 ファミリー
ベーシックデバイス
MACH102-8TP
機能内容
ベーシックデバイス MACH102+2×Gigabit Ethernet 混成ポート+8×Fast Ethernet TX
+最大 16 個の追加ポート用のメディアモジュール用の 2 個のソケット
MACH102-8TP-R
ベーシックデバイス MACH102+2×Gigabit Ethernet 混成ポート+8×Fast Ethernet TX
+最大 16 個の追加ポート用のメディアモジュール用の 2 個のソケット+冗長性電源装置
MACH102-8TP-F
ベーシックデバイス MACH102+2×Gigabit Ethernet 混成ポート+8×Fast Ethernet TX
MACH102-8TP-FR
ベーシックデバイス MACH102+2×Gigabit Ethernet 混成ポート+8×Fast Ethernet TX
+冗長性電源装置
MACH102-24TP-F
ベーシックデバイス MACH102+2×Gigabit Ethernet 混成ポート+24×Fast Ethernet TX
MACH102-24TP-FR
ベーシックデバイス MACH102+2×Gigabit Ethernet 混成ポート+24×Fast Ethernet TX
+冗長性電源装置
メディアモジュール
M1-8TP-RJ45
機能内容
8×Fast Ethernet TX RJ45
25
M1-8TP-RJ45 PoE
8×Fast Ethernet TX RJ45
M1-8MM-SC
8×Fast Ethernet マルチモード、DSC コネクタ
M1-8SM-SC
8×Fast Ethernet シングルモード、DSC コネクタ
M1-8SFP
8×Fast Ethernet、SFP スロット
MACH102 ファミリー
消費電力
発熱量
使用温度範囲
注文番号
デバイス/モジュール
ベーシックデバイス
MACH102-8TP
12W
41 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 969-001
MACH102-8TP-R
13W
44 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 969-101
MACH102-8TP-F
12W
41 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 969-201
MACH102-8TP-FR
13W
44 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 969-301
MACH102-24TP-F
16W
55 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 969-401
MACH102-24TP-FR
17W
58 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 969-501
2W
7 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 970-001
0℃~50℃
942 028-001
メディアモジュール
M1-8TP-RJ45
M1-8TP-RJ45 PoE
2.2W
7.6 Btu (IT)/h
PD なし
1.2W
4.1 Btu (IT)/h
8×Class0-PD
2W + RDs
6.9 Btu (IT)/h
・内部作動電源
・外部 PoE 電源
M1-8MM-SC
10W
34 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 970-101
M1-8SM-SC
10W
34 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 970-201
M1-8SFP
11W
37 Btu (IT)/h
0℃~50℃
943 970-301
M-FAST SFP-MM/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 865-001
M-FAST SFP-MM/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-40℃~70℃
943 945-001
M-FAST SFP-SM/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 866-001
M-FAST SFP-SM/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-40℃~70℃
943 946-001
M-FAST SFP-SM+/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 867-001
M-FAST SFP-SM+/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-40℃~70℃
943 947-001
M-FAST SFP-LH/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 868-001
M-SFP-MX/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
942 035-001
M-SFP-SX/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 014-001
M-SFP-SX/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-4 0℃~70℃
943 896-001
M-SFP-LX/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 015-001
Fast Ethernet
SFP モジュール
Gigabit Ethernet
SFP モジュール
26
M-SFP-LX/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-40℃~70℃
943 897-001
M-SFP-LX+/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
942 023-001
M-SFP-LX+/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-4 0℃~60℃
942 024-001
M-SFP-LH/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 042-001
M-SFP-LH/LC EEC
0W
0 Btu(it)/h
-40℃~70℃
943 898-001
M-SFP-LH+/LC
0W
0 Btu(it)/h
0℃~60℃
943 049-001
表11:消費電力/発熱量/温度範囲/注文番号
■インターフェイス
ベーシックデバイス
MACH102-8TP
V.24 ポート:外部マネージメント
MACH102-8TP-R
1 個の端子台:2 ピン、接点信号、max. 1A, 24V
MACH102-8TP-F
USB:ACA 21-USB
MACH102-8TP-FR
MACH102-24TP-F
MACH102-24TP-FR
MACH102-8TP or
MACH102-8TP-R
・2 個の混成ポート(100/1000 Mbit/s 光 SFP slot および 1000/100/10 Mbit/s
RJ45 ソケットによる混成)
・8 個の 10/100 Mbit/s のツイストペア RJ45 ソケット
・メディアモジュール(M1-8TP-RJ45, M1-8MM-SC, M1-8SM-SC, M1-8SFP)用に
2 Slot
MACH102-8TP-F
MACH102-8TP-FR
・2 個の混成ポート(100/1000 Mbit/s 光 SFP slot および 1000/100/10 Mbit/s
RJ45 ソケットによる混成)
・8 個の 10/100 Mbit/s のツイストペア RJ45 ソケット
MACH102-24TP-F
MACH102-24TP-FR
・2 個の混成ポート(100/1000 Mbit/s 光 SFP slot および 1000/100/10 Mbit/s
RJ45 ソケットによる混成)
・24 個の 10/100 Mbit/s のツイストペア RJ45 ソケット
メディアモジュール
M1-8TP-RJ45
8 個の 100 Mbit/s ツイストペア、RJ45 ソケット
M1-8TP-RJ45 PoE
8 個の 100 Mbit/s ツイストペア PoE 、RJ45 ソケット
M1-8MM-SC
8 個の 100 Mbit/s マルチモード、二重 SC プラグ
M1-8SM-SC
8 個の 100 Mbit/s シングルモード、二重 SC プラグ
M1-8SFP
8 個の 100 Mbit/s SFP スロット
27
■納入範囲
デバイス
納入範囲
MACH102-8TP
MACH102 デバイス
MACH102-8TP-R
信号接点用の端子台
MACH102-8TP-F
2 個のブラケット(取付済み)
MACH102-8TP-FR
梱包箱(housing feet)とステッカー
MACH102-24TP-F
非加熱(non-heating)デバイスケーブル、ユーロモデル
MACH102-24TP-FR
CD ROM(ユーザーマニュアル、設定マニュアル)
■アクセサリー
型式
注文番号
Fast Ethernet SFP モジュール
M-FAST SFP-MM/LC
943 865-001
M-FAST SFP-MM/LC EEC
943 945-001
M-FAST SFP-SM/LC
943 866-001
M-FAST SFP-SM/LC EEC
943 946-001
M-FAST SFP-SM+/LC
943 867-001
M-FAST SFP-SM+/LC EEC
943 947-001
M-FAST SFP-LH/LC
943 868-001
Gigabit Ethernet SFP モジュール
M-SFP-MX/LC
942 035-001
M-SFP-SX/LC
943 014-001
M-SFP-SX/LC EEC
943 896-001
M-SFP-LX/LC
943 015-001
M-SFP-LX/LC EEC
943 897-001
M-SFP-LX+/LC
942 023-001
M-SFP-LX+/LC EEC
942 024-001
M-SFP-LH/LC
943 042-001
M-SFP-LH/LC EEC
943 898-001
M-SFP-LH+/LC
943 049-001
AutoConfiguration Adapter ACA 21-USB
943 271-002
ターミナルケーブル
943 301-001
2極端子台(50 個)
943 845-010
デバイス固定用のブラケット
943 943-001
HiVision ネットワークマネージメントソフトウエア
943 471-100
ネットワークマネージメントソフトウエア産業用 HiVision
943 156-xxx
コネクタ ELWIKA 5012 PG7
(電源および接点信号用 5 ピン M12 ソケット) 933 175-100
低電圧インターロック用 3 極端子台(50 個)
943 845-011
28
■基礎となる規範および規格
名
称
EN 61000-6-2
電磁両立環境性(EMC) パート 6-2: 共通基準-産業界の環境における電磁波耐性
EN 55022
IT 機器-電波障害特性-制限および測定方法
EN60950-1
IT 機器-安全-パート1:一般要求事項
FCC 47 CFR Part 15
連邦規制のコード
UL508
産業用制御機器に対する安全
UL 60950-1
IT 機器に対する安全
表12:規範および規格リスト
表13:RFC リスト(Request For Comments : 世界に公開されているインターネットの各種の規約)
IEEE 802. 1 D
Switching, GARP, GMRP, Spanning Tree
IEEE 802. 1 D- 1998
メディアアクセスコントロール(MAC)ブリッジ(IEEE 802. 1p Priority and
Dynamic Multicast Filtering, GARP, GMRP)
IEEE 802. 1 Q
Tagging
IEEE 802. 1 Q- 1998
Visual Bridged Local Area Networks (VLAN Tagging, GVRP)
IEEE 802. 1 w. 2001
Rapid Recongiguration
IEEE 802. 3- 2002
Ethenet
IEEE 802. 3af
表14:IEEE 規範のリスト
29
本デバイスは個別の規格または産業用規格に基づいた認証を得ています。そしてその認証を示すものが筐体に示され
ています。もしあなたがお使いのデバイスにドイツのロイドによる運送証明書があれば、その証明マークはデバイス
のラベルの所に印刷されているのが見られます。たとえあなたがお使いのデバイスが他の運送証明書を持っていたと
しても、Hirschmann のウエブサイトの製品情報において見つけだすことができます。
注意:M1-8TP-RJ45 PoE モジュールを使用するとベーシックモジュールの UL 認証がなくなります。
メディアモジュール M1-8TP-RJ45 PoE のインフォメーションのページにある説明を読んでください。
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