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子どもの未来を 地域で育てあう まちづくり

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子どもの未来を 地域で育てあう まちづくり
安中市次世代育成支援行動計画
後期計画
子どもの未来を
地域で育てあう
素
案
平成 22 年 1 月
安
中
市
まちづくり
目
第1章
第1節
次
計画策定にあたって
計 画策 定 の趣 旨 ................................................ 1
1. 計 画策 定の 背 景・ 趣旨 ............................................ 1
2. 計 画の 位置 付 け .................................................. 2
3. 計 画の 期間 ...................................................... 2
第2章
第1節
安中市次世代育成支援の現状と課題
少 子化 等 の現 状 ................................................ 3
1. 少 子化 の動 向 .................................................... 3
2. 子 育て 家庭 の 状況 ............................................... 14
第2節
子 育て 支 援サ ービ ス の状 況 ..................................... 17
1. 認 可保 育所 の 状況 ............................................... 17
2. 幼 稚園 の状 況 ................................................... 19
3. 放 課後 児童 ク ラブ の状 況 ......................................... 20
4. 小 学校 ・中 学 校の 状況 ........................................... 21
5. 子 育て サロ ン ................................................... 22
第3 節
ニ ーズ 調 査結 果か ら みた 子育 て 状況 ............................. 23
1. 子 育て の状 況 ................................................... 23
2. 平 日保 育サ ー ビス ............................................... 29
3. 土 曜日 ・日 曜 日・ 祝日 の 保育 サー ビ ス ............................. 29
4. 放 課後 児童 ク ラブ ............................................... 29
5. 一 時預 かり ..................................................... 29
6. 病 児・ 病後 児 保育 ............................................... 30
7. フ ァミ リー ・ サポ ート ・ セン ター ................................. 30
8. 子 育て 支援 拠 点事 業 ............................................. 30
第4 節
第3章
前 期計 画 事業 の実 施 状況 ....................................... 31
計画策定の基本的な考え方
第1節
基 本理 念 ..................................................... 43
第2節
基 本的 な 視点 ................................................. 44
第3節
基 本目 標 ..................................................... 45
1. 基 本目 標 ....................................................... 45
2. 施 策体 系図 ..................................................... 47
第4章
個別事業の展開
基本 目 標1
地 域 にお ける 子 育て の支 援 ................................. 49
(1 ) 地域 にお け る子 育て 支 援サ ービ ス の充 実 ......................... 49
(2 ) 保育 サー ビ スの 充実 ........................................... 51
(3 ) 子育 て支 援 のネ ット ワ ーク づく り ............................... 52
(4 ) 児童 の健 全 育成 ............................................... 53
(5 ) その 他 ....................................................... 54
基本 目 標2
母 子 の健 康の 確 保及 び増 進 ................................. 55
(1 ) 子ど もや 母 親の 健康 の 確保 ..................................... 55
(2 )「 食 育」 の 推進 ................................................ 57
(3 ) 思春 期保 健 対策 の充 実 ......................................... 58
(4 ) 小児 医療 の 充実 ............................................... 58
基本 目 標3
子 ど もの 心身 の 健や かな 成 長に 向け た 教育 環境 の 整備 ......... 59
(1 ) 次代 の親 の 育成 ............................................... 59
(2 )子ど もの生きる 力の育成に 向けた幼稚 園・学校の 教育環境等 の整備 ... 59
(3 ) 家庭 や地 域 の教 育力 の 向上 ..................................... 60
(4 ) 子ど もを 取 り巻 く有 害 環境 対策 の 推進 ........................... 61
基本 目 標4
子 育 てを 支援 す る生 活環 境 の整 備 ........................... 62
(1 ) 良質 な住 宅 及び 良好 な 居住 環境 の 確保 ........................... 62
(2 ) 安全 な道 路 交通 環境 の 整備 ..................................... 62
(3 ) 安心 して 外 出で きる 環 境の 整備 ................................. 63
(4 ) 安全 ・安 心 まち づく り の推 進 ................................... 63
基本 目 標5
仕 事 と生 活の 調 和の 推進 ................................... 65
(1 ) 仕事 と生 活 の調 和の 実 現の ため の 働き 方の 見 直し ................. 65
(2 ) 仕事 と子 育 ての 両立 支 援 ....................................... 66
基本 目 標6
子 ど も等 の安 全 の確 保 ..................................... 67
(1 ) 子ど も等 の 交通 安全 を 確保 する た めの 活動 の 推進 ................. 67
(2 ) 子ど もを 犯 罪等 の被 害 から 守る た めの 活動 の 推進 ................. 68
(3 ) 被害 に遭 っ た子 ども の 保護 の推 進 ............................... 69
基本 目 標7
要 保 護児 童へ の 対応 など き め細 かな 取 組み の推 進 ............. 70
(1 ) 児童 虐待 防 止対 策の 充 実 ....................................... 70
(2 ) ひと り親 家 庭等 の自 立 支援 の推 進 ............................... 71
(3 ) 障が い児 施 策の 充実 ........................................... 72
第5章
第1 節
目標事業量の設定
特 定事 業 の目 標値 設 定 ......................................... 73
1. 通 常保 育事 業 ................................................... 76
2. 延 長保 育事 業 ................................................... 76
3. 夜 間保 育事 業 ................................................... 77
4. 子 育て 短期 支 援事 業( ト ワイ ライ ト ステ イ事 業 ) ................... 77
5. 休 日保 育事 業 ................................................... 78
6. 病 児・ 病後 児 保育 事業 ........................................... 78
7. 放 課後 児童 健 全育 成事 業 (放 課後 児 童ク ラブ ) ..................... 79
8. シ ョー トス テ イ事 業 ............................................. 79
9. 一 時預 かり 事 業 ................................................. 80
10.フ ァミ リー ・ サポ ート ・ セン ター 事 業 ............................. 80
11.地 域子 育て 支 援拠 点事 業 ......................................... 81
第6章
計画推進のために
1. 取 組方 針 ....................................................... 83
2. 庁 内推 進体 制 ................................................... 83
3. 地 域推 進協 議 会の 設置 ........................................... 83
4. 計 画の 進捗 管 理と 点検 ・ 評価 ..................................... 84
第1章
計画策定にあたって
第1章
第1節
計画策定にあたって
計画策定の趣旨
1.計画策定の背景・趣旨
我が 国 は、 平 成 2 年 の「1.57 ショッ ク」を 契機 に 少子 化が「問 題」とさ れ 、 こ
の少 子 化 の 問題 は 子 ど もの 健 や か な成 長 へ の 影響 だ け で はな く 、 社 会保 障をは
じめ と し て 労働 人 口 の 減少 や 地 域 社会 の 活 力 の低 下 な ど 、社 会 全 体 にき わめて
深刻 な 影響 を与 え ると 懸念 さ れて いま す 。
「1.57 ショ ック」以 降 、平成 6 年 の「エン ゼ ルプ ラ ン」、平成 11 年の「新 エ ン
ゼル プ ラン 」、平 成 14 年の「少 子 化対 策 プラ スワ ン」な ど様 々 な少 子化 対 策が 国
を挙 げ て取 り組 ま れて いま す 。
この 中 で、平 成 15 年 7 月に は「 次世 代 育成 支援 対 策推 進法 」が 成 立し 、次
代を 担 う 子 ども を 育 成 する 家 庭 の 支援 及 び 子 ども が 健 全 に育 つ た め の環 境整備
のた め に 、 地方 自 治 体 及び 事 業 主 が、 次 世 代 育成 支 援 の ため の 取 組 みを 促進す
るた め に、 それ ぞ れ行 動計 画 を策 定し 実 施し てい く こと とな り まし た。
安中 市 にお いて も 平 成 17 年 3 月 に「 次 世 代 育成 支 援行 動計 画 前期 計画 」を
策定 し 、現 在す べ ての 子ど も 及び 子育 て 家庭 への 様 々な 支援 を 行っ てお り ま す 。
こう し た 取 組み が 全 国 的、 全 県 的 に行 わ れ て いる 中 、 依 然と し て 少 子化 の流
れは 変 わら ず、我が 国 の平 成 19 年の 出 生数 は、108 万 9,818 人 と 前年 の 109
万 2,674 人よ り 2,856 人減 少 し、6 年ぶ りに 増 加に 転じ た 前年 から 再 び減 少
しま し た。
予想 以 上 の 少子 化 の 進 行に 対 処 し 、少 子 化 対 策の 抜 本 的 な拡 充 、 強 化、 転換
を図 る ため 、平 成 18 年 6 月、 少子 化 社会 対策 会 議に おい て 、「社会 全 体の 意
識改 革」と「子ど も と家 族を 大 切に する」観 点 から の 施策 の拡 充 とい う 2 点 を 重
視し た 、「新し い 少子 化対 策 につ いて」が 決 定さ れ まし た。
さら に 、平 成 19 年 11 月の 「 子 ども と 家族 を応 援 する 日本 」 重点 戦略 検 討
会議 に おい ては 、
「 結 婚 や出 産・子 育て に 関す る希 望 と現 実の 乖 離の 拡大 」や「 今
後の 人 口構 造の 変 化を 踏ま え た重 点課 題 」が 重点 戦 略策 定に お ける 視点 と さ れ 、
就労 と 出産・子育 て の 二者 択 一状 況を 解 消し 、
「 働 き方 の 見直 し によ る仕 事 と 生
活の 調 和 の 実現 」 と と もに 、 そ の 社会 的 基 盤 とな る 「 包 括的 な 次 世 代育 成支援
の枠 組 みの 構築 」
(「 親 の就 労 と子 ども の 育成 の両 立 」と「 家庭 に お ける 子 育て 」
を包 括 的 に 支援 す る 仕 組み ) を 車 の両 輪 と し て進 め て い くこ と が 必 要な ことと
され て いま す。
安中 市 に お いて も 、 こ うし た 状 況 を踏 ま え つ つ、 次 世 代 育成 支 援 行 動計 画前
期計 画 を見 直し 、 新た に後 期 行動 計画 を 策定 する こ とと なり ま した 。
‐1‐
第1章
計画策定にあたって
2.計画の位置付け
本計 画 は、「次 世 代育 成支 援 対策 推進 法 」 第 8 条 第 1 項 に基 づ き、 安中 市 に
おけ る す べ ての 子 ど も と家 庭 を 対 象に 、 子 ど もの 家 庭 、 地域 、 事 業 所、 行政な
どが 子 育て に取 り 組む 方向 性 を示 すも の です 。
なお 、 この 法律 は 平 成 26 年度 ま で の 10 年 間の 時 限立 法で 、 市町 村行 動 計
画は こ の 期 間に お い て 集中 的 ・ 計 画的 な 取 組 みを 推 進 す るた め の も のと なって
いま す 。
また 、 安 中 市で は 安 中 市総 合 計 画 をは じ め 、 地域 福 祉 計 画等 の 既 存 計画 と次
世代 育 成支 援行 動 計画 との 整 合性 を図 る こと が重 要 とな って い ます 。
3.計画の期間
「次 世 代育 成支 援 対策 推進 法 」は 、平 成 17 年度 か ら 10 年間 の 集 中的 ・ 計
画的 な 取組 みを 促 進す るた め に制 定さ れ まし た。
平 成 17 年 度を 初 年度 とし 平 成 21 年度 ま で の 5 年 間 を 前期 、平 成 22 年度
から 平 成 26 年度 ま で の 5 年 間 を 後期 と す る 2 期 10 年 間を 計 画期 間と し 、後
期計 画 につ いて は 前期 計画 に 係る 必要 な 検証 を行 っ たう えで 見 直し ます 。
前期行動計画
平成
17年度
平成
18年度
平成
19年度
後期行動計画
平成
20年度
平成
21年度
平成
22年度
平成
23年度
見直し
図
次世代育成支援対策行動計画
‐2‐
平成
24年度
平成
25年度
平成
26年度
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
第2章
第1節
安中市次世代育成支援の現状と課題
少子化等の現状
1.少子化の動向
(1)人口の推移
① 総人口と世帯数の推移
国勢 調 査に よる と 安中 市の 総 人口 は、 昭 和 45 年か ら 平 成 12 年 に かけ て 増
加傾 向 を示 し、 平 成 12 年の 64,893 人 を ピー ク に減 少傾 向 にあ りま す 。
子ど も 課が 推計 し た総 人口 を みる と、 平 成 22 年には 63,044 人、平 成 30
年で は 57,823 人 と 、今 後 も減 少傾 向 が続 くと 予 想さ れま す 。
また 、1 世 帯あ た りの 人員 を みる と、 昭 和 45 年か ら 平 成 17 年 に かけ て 減
少し て おり 、平 成 17 年に は 2.88 人と な っ てい ま す。
図
総 人口 と世 帯 数の 推移 ( 安中 市)
(人・世帯)
120,000
(人)
4.50
4.13
3.87
4.00
3.69
3.55
100,000
3.32
3.50
3.21
3.03
2.88
80,000
3.00
59,970
61,058
62,274
64,853
64,326
63,406
64,893
63,044
63,179
2.50
57,823
60,000
2.00
40,000
1.50
20,214
20,000
14,507
15,780
16,862
17,860
21,422
1.00
21,907
19,380
0.50
0
0.00
昭和45年
50
55
総人口
60
平成2年
7
世帯数
12
17
22
30
1世帯あたり人員
資 料:昭 和 45 年 か ら 平 成 17 年 ま で は 国 勢 調 査( 各 年 10 月 1 日 現 在 )。平 成 22 年 以 降 は 、子 ど も 課
推 計 値 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 )。 平 成 17 年 ま で の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 。
‐3‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
国勢 調 査に よる 安 中市 の人 口 構成 をみ る と、年少 人 口は 昭和 50 年 の 23.2%
をピ ー クに 年々 減 少し 、平 成 17 年に は 13.5%ま で減 少し ま した 。子 ど も 課
が推 計 した 年少 人 口を みる と 、今 後も 減 少傾 向は 続 き 、平 成 30 年 に は 10.5%
にな る と予 想さ れ ます 。
一方 、 老年 人口 に おい ては 、 昭 和 45 年か ら 増加 の 一途 を辿 っ てお り、 平 成
30 年に は 33.3% ま でな る と予 想さ れ ます 。
この よ う に 、少 子 化 の 影響 に よ る 年少 人 口 の 減少 、 生 産 年齢 人 口 の 減少 、さ
らに 高 齢 化 率の 上 昇 が 加速 す る こ とで 、 今 後 、人 口 構 造 に大 き な 変 化が 生じ、
経済 社 会等 、社 会 全体 に大 き な影 響を 与 える こと が 懸念 され ま す。
図
人 口構 成( 年 齢 3 区分 ) の推 移( 安 中市 )
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
昭和45年
22.8%
67.8%
9.5%
50
23.2%
66.4%
10.4%
55
22.3%
60
平成2年
20.7%
15.9%
12
14.8%
17
13.5%
22
12.3%
10.5%
年少人口(0∼14歳)
12.0%
65.9%
17.7%
7
30
65.7%
13.5%
66.6%
15.7%
65.4%
18.8%
63.8%
61.9%
61.0%
56.2%
21.4%
24.6%
26.7%
33.3%
生産年齢人口(15∼64歳)
老年人口(65歳以上)
資 料:昭 和 45 年 か ら 平 成 17 年 ま で は 国 勢 調 査( 各 年 10 月 1 日 現 在 )。平 成 22 年 以 降 は 、子 ど も 課
推 計 値 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 )。 平 成 17 年 ま で の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 。
‐4‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
② 人口動態の推移
社会 人 口動 態は 、 平 成 15 年か ら 平 成 20 年 にか け て、 転入 、 転出 とも に 減
少傾 向 と な って い ま す が、 わ ず か なが ら 転 出 が上 回 り 、 転出 に よ る 人口 減少が
続く 傾 向に あり ま す。
また 、 自然 人口 動 態は 、平 成 15 年か ら 平 成 20 年 で は 400 人 前後 の 出生
数と な って おり 、 死亡 数に つ いて は、 出 生数 を大 き く上 回 り 700 人前 後 と 推
移し て いま す。
近年 に お い ては 、 社 会 人口 動 態 、 自然 人 口 動 態と も に マ イナ ス で の 推移 とな
って い ます 。
図
人 口動 態の 推 移( 安中 市 )
3,000
転入
転出
社会動態増減
2,000
1,909
1,846
1,668
1,733
1,554
1,619
1,000
-92
-101
-122
0
-168
-182
-86
-1,000
-2,001
-1,947
平成15年
16
-1,790
-1,901
-1,736
-1,705
19
20
-2,000
-3,000
17
18
1,000
出生
800
死亡
自然動態増減
600
400
446
474
400
435
427
-242
-275
399
200
0
-166
-209
-225
-200
-344
-400
-612
-600
-683
-625
-677
-702
-743
-800
-1,000
平成15年
16
17
18
19
20
資 料:群 馬 県 移 動 人 口 調 査( 各 年 1 月 か ら 12 月 ま で の 合 計 。平 成 17 年 は 10 月 を 除 外 し た 合 計 値 )。
‐5‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
③ 児童数の推移
安中 市 にお ける 児 童数 (0∼11 歳) は 、平 成 17 年に は 6,786 人で あ っ た
もの が 、平 成 21 年 で は 736 人 減少 の 6,050 人と な って お り、年々 減 少傾 向
とな っ てい ます 。
図
児 童数 の推 移 (安 中市 )
(人)
0
1,000
2,000
3,000
平成17年
451
18
412
464
19
429
422
467
490
464
533
20
402
457
430
486
503
468
21
389
418
459
482
0歳
453
491
1歳
532
457
435
2歳
557
563
534
483
575
549
506
3歳
4,000
629
575
477
4歳
611
580
560
537
5,000
571
565
5歳
616
572
7歳
650
640
631
572
7,000
643
642
629
571
6歳
650
616
572
567
544
640
630
575
6,000
617
631
8歳
6,786
6,600
6,397
6,241
6,050
9歳
10歳
資 料 : 住 民 基 本 台 帳 ( 各 年 4 月 1 日 現 在 )。 平 成 17 年 の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 。
‐6‐
8,000
11歳
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
(2)出生の推移
① 出生数の推移
安中 市 にお ける 出 生数 は、 平 成 13 年か ら 平 成 15 年 に かけ て 減少 し、 平 成
16 年 には 若干 の 増加 を示 し たも のの 、 平 成 17 年に は再 び 減少 し平 成 19 年
にか け て は 420 人 前 後を 推 移し てい ま す 。平 成 20 年 の出 生 数を みる と 、400
人を 下 回り 、今 後 の動 向が 心 配さ れま す 。
さら に 、 子 ども 課 が 推 計し た 出 生 数を み る と 、近 年 に お ける 出 生 率 の低 迷及
び生 産 年齢 人口 の 減少 等の 影 響に より 、平 成 29 年に は 300 人 を 下回 り 、289
人ま で 減少 する と 予想 され ま す。
図
出 生数 の推 移 (安 中市 )
(人)
700
600
出生数
531
473
500
450
461
424
424
422
391
400
370
289
300
200
100
0
平成13
14
15
16
17
18
19
20
22
29
資 料 : 平 成 13 年 か ら 平 成 20 年 は 群 馬 県 健 康 福 祉 統 計 年 報 。 平 成 22 年 以 降 は 子 ど も 課 推 計 値 。 平 成
17 年 ま で の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 。
‐7‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
② 合計特殊出生率の推移
安中 市 にお ける 合 計特 殊出 生 率
1
は、 平 成 12 年か ら平 成 15 年に かけて減
少し 、 平 成 16 年以 降 は増 減 して いる も のの 、平 成 19 年に か けて は増 加 の傾
向を 示 して いま す 。
しか し なが ら、 平 成 20 年 の合 計 特殊 出 生率 は再 び 減少 とな っ てお り、 全 国
及び 群 馬 県 と比 べ て も 、安 中 市 の 合計 特 殊 出 生率 は 低 く 、依 然 と し て全 国的、
全県 的 に人 口置 換 水 準
図
2
を大 きく 下回 る 状況 が続 い てい ます 。
合 計特 殊出 生 率の 推移
(合計特殊出生率)
1.60
1.51
1.50
1.42
1.41
1.33
1.36
1.35
1.36
1.32
1.29
1.30
1.40
1.39
1.38
1.36
1.40
1.29
1.34
1.32
1.37
1.34
1.26
1.31
1.30
1.27
1.25
1.20
1.26
1.20
1.17
1.10
1.14
1.00
全国
群馬県
安中市
0.90
平成12年
13
14
15
16
17
18
19
20
資 料 : 群 馬 県 健 康 福 祉 統 計 年 報 。 平 成 17 年 ま で の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 平 均 。
1
合 計 特 殊 出 生 率 と は 、 そ の 年 次 の 15∼ 49 歳 ま で の 女 性 の 年 齢 別 出 生 率 を 合 計 し た も の で 、 1 人 の
女 性 が 、仮 に そ の 年 次 の 年 齢 別 出 生 率 で 一 生 の 間 に 子 ど も を 生 む と 仮 定 し た と き の 子 ど も の 数 に 相 当
する。
2
長 期 的 に 人 口 が 安 定 的 に 維 持 さ れ る 合 計 特 殊 出 生 率 の 水 準 を 「人 口 置 換 水 準 」と い う 。こ の 水 準 を 下 回
る と 人 口 が 減 少 す る こ と に な り 、 人 口 学 の 世 界 で は 、 こ の 水 準 を 相 当 期 間 下 回 っ て い る 状 況 を 「少 子
化 」と 定 義 し て い る 。標 準 的 な 水 準 は 2.1 前 後 、近 年 の 日 本 に お け る 値 は 2.07∼ 2.08 で あ る が 、男
女の出生性比等の違いによって変動する。
‐8‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
(3)婚姻の動向
厚生 労 働省 「人口動 態 統計」に よ ると 、わが 国で は 2007 年に 生 まれ た 子ど も
のう ち 、98%は 嫡出 子( 法 律上 の婚 姻 をし た夫 婦 間に 出生 し た子 )で あ り 、嫡
出で な い子 (い わ ゆる 婚外 子 )の 割合 は 2% にす ぎ ませ ん。 し たが って 、 我 が
国で は 子 ど もは 男 女 が 結婚 し て か ら生 ま れ る 場合 が 大 半 であ る こ と から 、結婚
しな い 人 の 割合 が 増 加 すれ ば 、 出 生数 の 減 少 に直 接 的 な 影響 を 与 え ます 。この
ため 、未婚 化・晩 婚化 は少 子 化の 最も 高 い要 因の 一 つと して 指 摘さ れて い ま す 。
① 婚姻率の比較
安中 市 にお ける 婚 姻率 (人 口 千対 )は 、 平 成 12 年か ら 平 成 19 年 にか け て
4.0% 前 後 を 推 移 し て い ま す 。 ま た 、 全 国 及 び 群 馬 県 で は 年 々 減 少 傾 向 に あ り
ます 。1970 年代 前 半(昭 和 45 年か ら 昭 和 49 年)の 第 2 次 ベ ビ ーブ ー ム期
の婚 姻 率は 概ね 10.0 以上 で あっ たこ と から 、近 年 では 安中 市 だけ でな く 、 全
国・ 全 県的 に半 分 以下 に落 ち 込ん でい る こと がわ か りま す。
図
婚 姻率 (人 口 千対 )の 比 較
(人口千対)
8.0
7.0
6.4
6.4
6.0
6.0
5.9
5.7
6.3
5.8
5.7
5.7
6.2
5.8
5.0
5.6
4.7
5.5
5.5
5.3
5.2
4.2
4.7
4.0
4.4
4.4
4.4
3.4
4.1
3.0
全国
群馬県
安中市
2.0
平成12年
13
14
15
16
17
18
19
資 料 : 群 馬 県 健 康 福 祉 統 計 年 報 。 平 成 17 年 ま で の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 平 均 。
‐9‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
② 未婚率の比較
安中 市 にお ける 未 婚率 を男 女 別に みる と 、昭 和 55 年 か ら平 成 17 年に か け
て男 性 ・女 性と も に 25∼39 歳で増 加 傾向 とな っ てい ます 。 この うち 、25∼
29 歳の 女 性に つ いて は、昭 和 55 年に は 26.7%で あ った も のが 、平 成 17 年
に は 61.2%と 大 きく 上昇 し てい ます 。安 中 市 に お い て も 、近 年 で は 、未 婚 化 ・
晩婚 化 が急 速に 進 行し てい る こと がわ か りま す。
図
未 婚率 (男 性 )の 比較 ( 安中 市)
100%
92.4%
91.2%
80%
63.5%
60%
91.1%
90.0%
92.3%
67.1%
67.5%
66.3%
92.6%
70.4%
54.6%
46.0%
42.0%
39.0%
32.8%
40%
28.8%
22.5%
32.3%
20%
27.0%
19.6%
21.8%
15.3%
0%
8.1%
昭和55年
60
平成2年
20∼24歳
7
12
25∼29歳
17
30∼34歳
35∼39歳
資料:国勢調査。それぞれの値は、旧安中市、旧松井田町の合計値。
図
未 婚率 (女 性 )の 比較 ( 安中 市)
100%
82.6%
79.6%
84.6%
88.0%
85.9%
88.0%
80%
61.2%
53.0%
60%
48.1%
41.3%
32.4%
40%
30.3%
26.7%
24.5%
17.9%
20%
9.3%
9.1%
12.1%
11.7%
0%
4.8%
昭和55年
20∼24歳
6.2%
60
17.3%
7.3%
5.5%
平成2年
7
25∼29歳
12
30∼34歳
資料:国勢調査。それぞれの値は、旧安中市、旧松井田町の合計値。
‐10‐
17
35∼39歳
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
③ 平均初婚年齢の比較
全国 と 群馬 県の 平 均初 婚年 齢 の推 移は 、 昭 和 35 年か ら 昭 和 45 年 にか け て
夫 27 歳 、 妻 24 歳 で あっ た もの が、 平 成 19 年で は夫 が 30 歳 、 妻が 28 歳
と上 昇 傾 向 を続 け て お り、 結 婚 年 齢が 高 く な る晩 婚 化 が 進行 し て い るこ とがわ
かり ま す。
図
平 均初 婚年 齢 (夫 )の 比 較
(歳)
31.0
30.0
30.1
29.9
29.9
29.8
30.0
29.6
28.8
29.0
28.4
28.5
28.2
27.8
28.0
28.5
28.4
27.2
28.1
27.2
26.9
27.0
28.1
27.7
27.0
27.0
全国
26.9
群馬県
26.8
26.6
26.0
昭和35年
40
45
50
55
60
平成2年
7
12
17
18
19
資料:群馬県の人口動態概況
図
平 均初 婚年 齢 (妻 )の 比 較
(歳)
29.0
28.2
28.3
28.0
28.0
28.1
27.9
27.7
27.0
27.0
26.3
25.9
26.0
25.3
24.9
24.0
26.2
25.5
25.7
24.8
24.6
25.0
26.6
25.5
24.3
25.2
24.7
24.4
24.5
全国
24.2
群馬県
23.0
昭和35年
40
45
50
55
60
平成2年
資料:群馬県の人口動態概況
‐11‐
7
12
17
18
19
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
(4)人口・児童数の将来予測
① 総人口・人口構成の推移
子ど も 課が 算出 し た安 中市 の 人口 推 計
1
に よ ると 、 総人 口は 平 成 22 年 度か
ら平 成 29 年度 に かけ て 4,715 人減 少 する こと が 予想 され て いま す。 年齢 3
区分 の 人口 構成 で は、年少 人 口 が 1.5%の 減 少、生産 年 齢人 口 が 4.8%の 減少 、
老年 人 口で は 6.4% の 増加 が 見込 まれ て いま す。
今 後 安 中 市 に お い て は 、 少 子 化 を 伴 う 生 産 年 齢 人 口 の 減 少 及 び 超 高 齢 社会
2
が着 実 に進 行す る こと が予 想 され ます 。
図
人 口推 計( 総 人口 ・年 齢 3 区 分)(安 中 市)
(%)
(人)
100%
70,000
90%
26.9%
27.6%
28.9%
29.9%
30.9%
32.0%
32.8%
80%
33.3%
65,000
70%
62,538
61,914
60%
61,443
60,811
60,021
59,428
50%
40%
60,000
58,676
61.0%
57,823
60.6%
59.6%
58.8%
58.0%
57.2%
56.6%
56.2%
30%
55,000
20%
10%
12.0%
11.8%
11.5%
11.3%
11.1%
10.8%
10.6%
10.5%
平成22年度
23
24
25
26
27
28
29
50,000
0%
年少人口(0∼14歳)
老年人口(65歳以上)
生産年齢人口(15∼64歳)
総人口
資料:子ども課(各年年度末人口)
1
人口推計はコーホート変化率法による。コーホート変化率法とは、ある時期の年齢階層 1 歳ごとの
変 化 率 を 算 出 し 、そ の 変 化 率 が 将 来 に わ た っ て 継 続 す る も の と 仮 定 す る 推 計 方 法 。0 歳 児 の 出 現 数 は 、
婦人子ども比により算出される。
2
一 般 的 に 、 老 年 人 口 が 7% ∼ 14% を 高 齢 化 社 会 、 14% ∼ 21% を 高 齢 社 会 、 21% ∼ を 超 高 齢 社 会 と
いう。
‐12‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
② 年 少 人 口 ( 0∼ 14 歳 ) の 推 移
安中 市 の年 少人 口 (0∼14 歳) は、 子 ども 課が 算 出し た人 口 推計 によ る と 、
平 成 22 年 度か ら 平 成 29 年度 に かけ て 1,431 人減 少 する こ とが 予想 さ れま す 。
年 齢 5 歳 階 級別 に みる と各 年 齢層 で減 少 傾向 を示 し てお り 、な か で も 10∼14
歳児 の 減少 が最 も 多 く 578 人 の 減少 が 見込 まれ て いま す。
図
人 口推 計( 年 少人 口 0∼14 歳)(安 中 市)
(人)
4,000
(人)
8,000
7,509
7,290
7,045
6,845
3,500
7,000
6,635
6,421
6,223
6,078
6,000
2,957
2,878
3,000
2,724
2,666
5,000
2,587
2,471
2,500
2,469
2,410
2,377
2,000
2,083
2,002
1,944
2,295
1,884
2,229
1,819
1,500
2,412
2,379
4,000
3,000
2,193
2,112
2,054
2,000
1,757
1,699
1,645
1,000
1,000
0
平成22年度
23
24
合計(0∼14歳)
25
26
0∼4歳
資料:子ども課(各年年度末人口)
‐13‐
27
5∼9歳
28
29
10∼14歳
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
2.子育て家庭の状況
(1)世帯の動向
① 家族形態の変化
安中 市 の世 帯の 家 族類 型比 率 をみ ると 、 昭 和 55 年か ら 平 成 17 年 にか け て
夫婦 の みの 世帯 が 増加 して お り、 親と 子 ども の世 帯 は若 干減 少 して いま す 。
結婚 し て も 子ど も を 持 たな い 夫 婦 のみ の 世 帯 ある い は 子 ども を 持 て ない 夫婦
のみ の 世 帯 が増 加 し て おり 、 出 生 数の 低 下 の 一因 を 現 し てい る こ と がわ かりま
す。 ま た、 核家 族 化に つい て も進 行し て いる こと が 分か りま す 。
図
世 帯の 家族 類 型比 率の 推 移( 安中 市 )
親族世帯
核家族世帯
0%
昭和55年
60
平成2年
7
12
17
10%
20%
30%
40%
50%
60%
47.6%
12.9%
22.6%
夫婦のみ
42.2%
親と子ども
11.0%
12.7%
23.4%
42.9%
21.1%
100%
6.9%
26.6%
43.0%
19.0%
90%
29.2%
44.1%
16.5%
80%
30.8%
45.2%
14.4%
70%
その他の親族世帯
14.4%
19.9%
16.0%
17.1%
単独世帯
17.7%
非親族世帯
資 料 : 国 勢 調 査 ( 各 年 10 月 1 日 現 在 )。 そ れ ぞ れ の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 値 。
‐14‐
0.1%
0.1%
0.1%
0.2%
0.3%
0.4%
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
② 18 歳 未 満 の 子 ど も が い る 世 帯
安中 市 にお ける 一 般世 帯
1
の うち 、18 歳未 満の 子 ども がい る 世帯 は、 昭 和
55 年は 53.6%で あ った も のが 、平 成 17 年は 27.7%と 年 々減 少し て おり 、
子ど も のい る世 帯 が減 少し 続 けて いる こ とが わか り ます 。
また 、18 歳未 満 の子 ども が いる 世帯 の うち 核家 族 の割 合は 、 昭 和 55 年 か
ら平 成 17 年に か けて 増加 傾 向と なっ て おり 、近 年 では 比較 的 高い 割合 で 推 移
して い るこ とが わ かり ます 。
図
一 般世 帯の う ち 18 歳未 満 の 子ど も のい る世 帯 の推 移( 安 中市 )
60%
54.6%
50.2%
安中市
53.6%
50%
群馬県
49.1%
40%
42.8%
41.9%
35.6%
35.6%
30%
31.1%
28.4%
31.3%
27.7%
20%
昭和55年
60
平成2年
7
12
17
資 料 : 国 勢 調 査 ( 各 年 10 月 1 日 現 在 )。 そ れ ぞ れ の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 値 。
図
18 歳 未満 の 子ど もが い る核 家族 の 割合 (安 中 市)
100%
80%
72.9%
67.7%
57.1%
56.7%
61.6%
58.5%
60%
40%
20%
18歳未満の子どもがいる世帯の核家族の割合
0%
昭和55年
60
平成2年
7
12
17
資 料 : 国 勢 調 査 ( 各 年 10 月 1 日 現 在 )。 そ れ ぞ れ の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 値 。
1
総世帯数から学生寮の入居者や病院に入院している者等を除いた世帯
‐15‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
(2)女性の就労状況
安中 市 にお ける 女 性の 就業 率 をみ ると 、20 歳代半 ばと 50 歳代前 後 とい う 2
つの ピ ーク を持 つ いわ ゆる「M 字 カー ブ 」を 描い て おり 、出 産・育 児を 機 に 離
職し 、そ の 後育 児 が終 わっ て から 再び 働 き出 す女 性 が多 いこ と を示 して い ま す 。
また 、平 成 12 年と 平 成 17 年 を 比較 す ると 、30∼34 歳で 窪 みが 浅く な っ
てき て い る 傾向 が あ り ます が 、 近 年に お け る 独身 女 性 の 増加 及 び 独 身女 性の就
業率 の 高 さ から 、 必 ず しも 女 性 が 出産 ・ 育 児 にか か わ ら ず就 業 を 続 ける ことが
でき る 環境 整備 が 整っ たと は 言い 切れ な い状 況と な って いま す 。
図
年 齢階 級別 女 性就 業率 ( 安中 市)
80%
72.2%
73.8%
70.2%
69.4%
70%
69.5%
64.0%
70.6%
64.6%
60%
67.9%
58.2%
63.5%
58.5%
50%
60.4%
67.4%
57.1%
51.9%
40%
30%
20%
13.0%
10%
平成12年
平成17年
11.0%
0%
15∼19歳 20∼24歳 25∼29歳 30∼34歳 35∼39歳 40∼44歳 45∼49歳 50∼54歳 55∼59歳
資 料 : 国 勢 調 査 ( 各 年 10 月 1 日 現 在 )。 そ れ ぞ れ の 値 は 、 旧 安 中 市 、 旧 松 井 田 町 の 合 計 値 。
‐16‐
第2章
第2節
安中市次世代育成支援の現状と課題
子育て支援サービスの状況
1.認可保育所の状況
市内 に ある 認可 保 育所 は現 在 16 園あ り 、こ のう ち 公立 保育 所 が 3 園、私 立
保育 所 が 13 園と な っ てい ま す。また 、認可 外保 育 施設 は 2 か 所 と なっ て いま
す。
認可保育所の保育サービスとしては、通常保育のほか、7 園で延長保育、1
園で 休 日保 育、4 園 で 一時 預 かり を実 施 して いま す 。ま た、6 園 で 地域 子 育 て
支援 拠 点事 業を 実 施し てい ま す。
■保 育 所数 の推 移
認可保育所数
認可外保育施設数
公
平 成 17 年
平成
平成
平成
平成
18
19
20
21
旧安中市
旧松井田町
年
年
年
年
立
1
2
3
3
3
3
私
立
8
5
14
13
13
13
合
計
9
7
17
16
16
16
2
0
2
1
2
2
※資料:子ども課(各年 4 月 1 日現在)
■認 可 保育 所の 概 要
特別保育事業
−
−
○
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
○
−
−
−
−
−
−
○
−
−
−
−
−
−
○
○
地域子育て支援拠点事業
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
一時預かり
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
休日保育
○
○
−
○
○
○
○
○
−
−
−
−
−
−
−
−
トワイライトステイ
60
60
60
90
120
45
60
60
60
110
60
45
45
90
45
60
夜間保育
安中3-3-3
安中5-8-25
東上秋間1533-2
岩井甲617
板鼻2101-2
下秋間1769-3
中後閑1559
下後閑509-1
磯部3-19-20
原市1544-11
松井田町松井田326
松井田町新井394
松井田町国衙89-1
松井田町人見970
松井田町五料387
松井田町八城194-4
延長保育
安中保育園
遠丸保育園
秋間中央保育園
岩野谷保育園
板鼻和光保育園
山吹保育園
後閑あさひ保育園
あさひ第二保育園
いそべ保育園
安中市立原市保育所
崇徳寺保育園
細野保育園
白鳩保育園
西横野保育園
安中市立松井田第一保育園
安中市立松井田第二保育園
所在地
定員数
公立・私立
私立
私立
私立
私立
私立
私立
私立
私立
私立
公立
私立
私立
私立
私立
公立
公立
保育所名
−
○
□
○
−
−
−
○
○
−
−
−
−
○
−
−
※ 資 料 : 子 ど も 課 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 現 在 )。 上 表 □ 印 事 業 は 、 市 の 単 独 事 業 と し て 行 っ て い ま す 。
‐17‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
平 成 21 年 4 月 1 日 現 在の 保 育所 の合 計 定員 数 は 1,070 人 で、 入 所児 童 数
につ い て も 1,070 人 とな っ てい ます 。
年齢 別 入所 者数 で は、低年 齢 保育(0∼2 歳 )の 需 要が 増え て おり 、平 成 21
年 4 月 1 日現 在 では 、合 計 253 人と な っ てい ま す。
■定 員 数と 入所 児 童数 の推 移
定員数
公
平 成 17 年
平成
平成
平成
平成
18
19
20
21
旧安中市
旧松井田町
年
年
年
年
立
110
105
215
215
215
215
私
立
555
275
875
855
855
855
入所児童数
合
計
公
665
380
1,090
1,070
1,070
1,070
立
117
95
195
185
173
173
※資料:子ども課(各年 4 月 1 日現在)
■年 齢 別入 所児 童 数の 推移
入所児童数
平 成 17 年
平成
平成
平成
平成
18
19
20
21
年
年
年
年
旧安中市
旧松井田町
0歳
1∼ 2 歳
3 歳以上
14
0
8
20
16
22
140
40
213
247
217
231
535
304
873
819
822
817
※資料:子ども課(各年 4 月 1 日現在)
‐18‐
合
計
689
344
1,094
1,086
1,055
1,070
私
立
572
249
899
901
882
897
合
計
689
344
1,094
1,086
1,055
1,070
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
2.幼稚園の状況
市内 に ある 幼稚 園 は現 在 4 園 あ り 、いず れ も 私立 幼 稚園 とな っ てい ます 。平
成 21 年 5 月 1 日 現 在 の合 計 定員 数は 750 人、 在 籍児 童数 は 514 人と な っ
てい ま す。
幼稚 園 で は 、通 常 の 就 園時 間 の ほ か、 全 て の 園で 預 か り 保育 と 未 就 園児 親子
支援 を 、3 園で 満 3 歳 児保 育 を実 施し て いま す。
■幼 稚 園の 概要
特別保育事業
定員
保育学年
満3歳児保育
所在地
未就園児親子支援
幼稚園名
預かり保育
公 立・私 立
私立
赤心幼稚園
原 市 1-14-16
220
4
○
○
○
私立
安中二葉幼稚園
安 中 3-10-33
280
4
○
○
○
私立
磯部幼稚園
磯 部 3-12-12
140
3
○
○
−
私立
東横野幼稚園
鷺 宮 3092-2
110
4
○
○
○
※ 資 料 : 学 校 教 育 課 ( 平 成 21 年 5 月 1 日 現 在 )
■幼 稚 園数 の推 移
幼稚園数
公
平 成 17 年
平成
平成
平成
平成
18
19
20
21
旧安中市
旧松井田町
立
私
0
0
0
0
0
0
年
年
年
年
立
合
4
0
4
4
4
4
計
4
0
4
4
4
4
※ 資 料 : 学 校 教 育 課 ( 平 成 21 年 5 月 1 日 現 在 )。 休 園 等 は 除 く 。
■在 籍 児童 数の 推 移
在籍児童数
平 成 17 年
平成
平成
平成
平成
18
19
20
21
年
年
年
年
旧安中市
旧松井田町
入所児童数
公立
私立
満 3歳
3歳
4歳
5歳
0
0
0
0
0
0
672
0
607
596
549
514
2
0
1
1
3
2
216
0
184
190
155
145
207
0
219
192
202
161
247
0
203
213
189
206
※ 資 料 : 学 校 教 育 課 ( 平 成 21 年 5 月 1 日 現 在 )
‐19‐
合
計
672
0
607
596
549
514
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
3.放課後児童クラブの状況
市内 に は現 在、15 か 所の 放 課後 児童 ク ラブ があ り 、平 成 21 年 4 月 1 日 現
在の 利 用児 童数 は 380 人と な っ てお り 、平 成 17 年 か ら平 成 21 年に か けて
99 人の 増 加と な って いま す 。
■放 課 後児 童ク ラ ブの 概要
クラブ名
学区
定員数
在籍児童数
総指導員数
あんなか学童つくし第一クラブ
安中小
ー
40
7
あんなか学童つくし第二クラブ
安中小
ー
25
5
安中市原市第一学童クラブ
原市小
60
58
6
安中市原市第二学童クラブ
原市小
40
40
4
安中市磯部学童クラブ
磯部小
60
14
8
岩野谷学童クラブ
碓東小
ー
26
3
郷原ひかり学童クラブ
原 市 小 (郷 原 分 校 )
ー
9
2
碓東学童クラブ
碓東小
ー
15
3
東横野学童クラブ
東横野小
ー
21
5
九十九小
20
13
3
安中市松井田児童クラブ
松井田小
30
19
4
安中市臼井・坂本児童クラブ
臼井小、坂本小
20
10
4
安中市西横野第一児童クラブ
西横野小
40
29
5
安中市西横野第二児童クラブ
西横野小
40
40
6
安中市細野児童クラブ
細野小
25
21
3
九十九学童クラブ
あおいやねのおうち
※ 資 料 : 子 ど も 課 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 現 在 )
■利 用 児童 数の 推 移
放課後児童
クラブ数
平 成 17 年
平成
平成
平成
平成
18
19
20
21
年
年
年
年
旧安中市
旧松井田町
6
4
10
12
12
15
利用児童数
総
数
208
73
363
372
406
380
※資料:子ども課(各年 4 月 1 日現在)
‐20‐
1 学年
2 学年
3 学年
4 学年以上
54
21
107
91
110
87
52
23
92
115
99
106
52
9
69
62
96
81
50
20
95
104
101
106
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
4.小学校・中学校の状況
市内 に ある 学校 は 、小 学校 が 公 立 15 校、中 学校 が 公 立 6 校、私 立 1 校と な
って い ます 。
児童 ・ 生徒 数に つ いて は、 平 成 15 年か ら 平 成 21 年 に かけ て 、小 学校 で は
460 人 の 減少 、 中学 校で は 123 人の 減 少 とな っ てい ます 。
■
小 学校 ・中 学 校の 概要
小学校
中学校
公立・私立
学校数
公立
公立
私立
15
6
1
資 料 : 学 校 教 育 課 ( 平 成 21 年 5 月 1 日 現 在 )
■
小 学校 ・中 学 校の 児童 ・ 生徒 数
平成15 年
平成16 年
平成17 年
平成18 年
平成19 年
平成20 年
平成21 年
公立小学校
児童数
3,823
3,802
3,739
3,690
3,578
3,491
3,363
公立中学校
生徒数
1,826
1,806
1,732
1,715
1,735
1,725
1,703
資料:学校教育課(各年 5 月 1 日現在)
■
小 学校 ・中 学 校の 学級 数
平成15 年
平成16 年
平成17 年
平成18 年
平成19 年
平成20 年
平成21 年
公立小学校
学級数
157
153
158
157
155
155
153
公立中学校
学級数
62
61
59
60
61
61
60
資料:学校教育課(各年 5 月 1 日現在)
‐21‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
5.子育てサロン
市内 に は現 在 5 か 所 の 子育 て サロ ンが あ り、主に 未 就園 の乳 幼 児と その 親 を
対象 に 、 親 と子 の 交 流 や仲 間 づ く り、 情 報 交 換や 子 育 て 学習 等 を 通 じて 、育児
不安 の 解消 や乳 幼 児の 健全 育 成等 を図 る こと を目 的 とし て実 施 して いま す 。
■
子 育て サロ ン の概 要
名称
参加・登録人数
にこにこひろば
<原市>
のびのび広場
<安中>
たけのこ
<東横野>
ママさん交流会
<板鼻>
元気ママ応援団
<細野>
ボ ラ ン テ ィ ア 11名
親 子 40組
ボ ラ ン テ ィ ア 10名
親 子 20組
ボ ラ ン テ ィ ア 16名
親 子 50組
12名
親 子 15組
講 師 1名
親 子 40組
会場
福祉の家
安中公民館
東横野幼稚園
東横野公民館
板鼻公民館
細野生涯学習センター
資 料 : 生 涯 学 習 課 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 現 在 )
■
子 育て サロ ン の活 動内 容
名称
にこにこひろば
<原市>
のびのび広場
<安中>
たけのこ
<東横野>
ママさん交流会
<板鼻>
元気ママ応援団
<細野>
活動日
毎週水曜日
10: 00∼ 11: 30
毎 月 第 2・ 4木 曜 日
10: 00∼ 12: 00
毎週火曜日
10: 00∼ 12: 00
毎 月 第 3月 曜 日
10: 00∼ 11: 30
毎週火曜日
10: 30∼ 13: 00
主な活動内容
自 由 遊 び ・ お し ゃ べ り 、 親 子 の 交 流 、 季 節 の 行 事 (バ
ス ハ イ ク )な ど
第 2週 は 自 由 な お し ゃ べ り
第 4週 は イ ベ ン ト 計 画
自由遊び・おしゃべり、
月 1回 の イ ベ ン ト
ママさん同士のお話の場
年に数回のイベントあり
1、 3、 4週 エ ア ロ ビ ク ス [ 親 子 ビ ク ス ]
2、 5週 気 軽 に お し ゃ べ り
資 料 : 生 涯 学 習 課 ( 平 成 21 年 4 月 1 日 現 在 )
‐22‐
第2章
第3節
安中市次世代育成支援の現状と課題
ニーズ調査結果からみた子育て状況
1.子育ての状況
① 子育ての楽しさや辛さについて
子育 て を 楽 しい と 感 じ るこ と が 多 いか 、 辛 い と感 じ る こ とが 多 い か の質 問に
つい て、
「 楽し い と感 じる こ との 方が 多 い 」と答 え た人 が就 学 前( 68.5%)、就
学 ( 64.0% ) の 保 護 者 と も に 半 数 を 超 え 最 も 多 く な っ て い ま す 。 し か し 、「 楽
しい と 辛 い が同 じ く ら い」 及 び 「 辛い 」 へ の 回答 も あ り 、子 育 て に 対す る不安
感や 負 担感 を感 じ てい る保 護 者も 少な く はあ りま せ ん。
図
子 育て の楽 し さや 辛さ に つい て
0%
10%
20%
30%
わからない
無回答
60%
70%
80%
64.0%
26.8%
楽しいと感じることと辛いと感じることが同じくらい
その他
50%
68.5%
楽しいと感じることの方が多い
辛いと感じることの方が多い
40%
27.7%
1.9%
3.1%
1.1%
1.0%
0.6%
3.5%
1.1%
就学前
就学
0.8%
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 523、 就 学 回 答 数 520)
‐23‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
また 、
「 楽 し いと 感 じる こと の 方が 多い 」と 答 えた 人 で、
「 子育 て をす る中 で 、
有効 な 支援・対 策 」の 質問 に つい ては 、
「子 育て し やす い住 居・ま ちの 環 境面 で
の充 実」( 就学 前 67.6%、 就学 64.6%)、「子 ど もを 対象 に した 犯罪 ・ 事故 の
軽減 」( 就 学前 54.5%、 就 学 58.0%) と いず れ の保 護者 と もに 多く な って い
ます 。就 学 前の 保 護者 では 、
「地 域に お ける 子育 て 支援 の充 実」、
「 保育 サ ービ ス
の充 実」、「 妊娠 ・ 出産 に関 す る支 援」 の 回答 も多 く なっ てい ま す。
一方 、
「楽 しい と 感じ るこ と と辛 いと 感 じる こと が 同じ くら い 」及 び「辛 い と
感じ る こと の方 が 多い 」と答 え た 人で 、
「子 育 ての 辛 さを 解消 す るた めに 必 要 な
支援 ・ 対 策 」の 質 問 に つい て は 、 就学 前 で は 「子 育 て し やす い 住 居 ・ま ちの環
境面 で の充 実」
(50.7%)が 最も 多く 、
「 仕 事と 家 庭生 活の 両 立」
(44.7%)が
2 番目 に 多 くな っ てい ます 。ま た 、就学 で は、
「 仕事 と 家庭 生活 の 両立 」
( 55.6% )
が 最 も 多 く 、「 子 育 て し や す い 住 居 ・ ま ち の 環 境 面 で の 充 実 」( 47.5% ) が 2
番目 に 多く なっ て いま す。
図
子 育て をす る 中で 有効 な 支援 ・対 策
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
地域における子育て支援の充実
42.0%
55.9%
保育サービスの充実
37.2%
23.7%
21.9%
子育て支援のネットワークづくり
38.5%
35.1%
地域における子どもの活動拠点の充実
50.6%
妊娠・出産に関する支援
31.5%
33.0%
母親・乳児の健康に対する安心
24.3%
45.0%
子どもの教育環境
56.5%
67.6%
64.6%
子育てしやすい住居・まちの環境面での充実
48.9%
48.3%
仕事と家庭生活の両立
54.5%
58.0%
子どもを対象にした犯罪・事故の軽減
15.9%
17.1%
要保護児童に対する支援
その他
無回答
80%
56.4%
3.1%
4.5%
就学前
就学
1.1%
0.6%
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 358、 就 学 回 答 数 333)
‐24‐
第2章
図
安中市次世代育成支援の現状と課題
子 育て の辛 さ を解 消す る ため に必 要 な支 援・ 対 策
0%
10%
20%
30%
40%
地域における子育て支援の充実
70%
80%
25.0%
24.7%
子育て支援のネットワークづくり
13.1%
25.3%
25.6%
地域における子どもの活動拠点の充実
27.3%
妊娠・出産に関する支援
12.5%
18.0%
母親・乳児の健康に対する安心
9.4%
27.3%
子どもの教育環境
41.3%
50.7%
47.5%
子育てしやすい住居・まちの環境面での充実
44.7%
仕事と家庭生活の両立
55.6%
30.7%
34.4%
子どもを対象にした犯罪・事故の軽減
2.0%
4.4%
16.7%
その他
無回答
60%
35.3%
保育サービスの充実
要保護児童に対する支援
50%
33.3%
30.0%
8.8%
就学前
就学
1.3%
1.9%
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 150、 就 学 回 答 数 160)
‐25‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
② 子育て支援サービスの認知度と利用希望について
子育 て 支援 サー ビ スの 認知 度 につ いて は、
「 家庭 児 童相 談室 」及 び「 一時 保 育
事業 」 が 50%を 下回 って い ます 。
一方 、利 用 希望 に つい ては 、
「保 健 セン タ ーの 情報・相 談 サー ビ ス 」が 42.8%
と最 も 多く 、次 い で「 子育 て サロ ン」 が 39.4%と なっ てい ま す。
図
子 育て 支援 サ ービ スの 認 知度
0%
10%
20%
30%
はじめてのパパママ教室
40%
50%
60%
70%
80%
70.6%
子育てセミナー
90%
23.5%
59.5%
6.9%
84.5%
9.0%
54.5%
保健センターの情報・相談サービス
39.8%
子育てサロン
25.0%
38.6%
一時保育事業
5.2%
55.6%
44.2%
5.7%
51.2%
知っている
6.5%
5.7%
69.8%
家庭児童相談室
5.9%
33.7%
妊産婦・新生児訪問
100%
4.6%
知らない
無回答
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 523)
図
子 育て 支援 サ ービ スの 利 用希 望
0%
はじめてのパパママ教室
子育てセミナー
妊産婦・新生児訪問
10%
20%
家庭児童相談室
一時保育事業
40%
16.1%
50%
60%
70%
80%
67.3%
34.0%
16.8%
48.2%
42.8%
40.9%
39.4%
43.8%
33.3%
49.9%
38.2%
46.7%
利用したい
利用予定はない
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 523)
‐26‐
90%
16.6%
49.1%
35.4%
保健センターの情報・相談サービス
子育てサロン
30%
16.4%
16.3%
16.8%
16.8%
15.1%
無回答
100%
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
③ 育児休業制度の取得状況について
育 児 休 業 制 度 の 取 得 状 況 に つ い て は 、「 母 親 が 利 用 し た 」 が 17.2% 、「 父 親
が 利 用 し た 」 が 0.6% 、「 母 親 と 父 親 の 両 方 が 利 用 し た 」 が 0.0% と 、 合 計 で
17.8% と なっ て いま す。
次世 代 育 成 支援 行 動 計 画で は 、 子 育て は 男 女 が協 力 し て 行う べ き も のと され
てい る こと から 、
「子 育て し なが ら働 き やす い職 場 環境 づく り 」や「 意識 改 革 を
含め た 男 性 の働 き 方 の 見直 し 」 に 対す る 具 体 的な 取 組 み を進 め る こ とが 重要な
鍵と な りま す。
図
育 児休 業制 度 の利 用
無回答
3.8%
母親が利用した
17.2%
父親が利用した
0.6%
母親と父親の両
方が利用した
0.0%
利用しなかった
78.4%
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 523)
‐27‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
④ 「仕事時間」と「家事(育児)・プライベートの生活時間」の優先度について
「仕 事 時 間 」、「 家 事 ・ 育児 」、「 プ ライ ベ ー ト の時 間 」 の 優先 度 に つ いて 、希
望と 現 実 の 回答 で は 、 いず れ の 保 護者 と も に 「仕 事 時 間 」で は 現 実 が希 望を大
きく 上 回 り 、一 方 「 家 事( 育 児 ) 時間 」 で は 、希 望 と 現 実が 同 程 度 とな ってい
ます 。
また 、
「プ ライ ベ ート の時 間 」に つい て は 、希望 と 現実 の差 が 大き く開 き 、子
育て 期 に お いて は 、 プ ライ ベ ー ト 時間 を 優 先 する こ と が 難し い と い う現 実が伺
えま す 。
図
「仕事時間」と「家事(育児)・プライベートの生活時間」の優先度
0%
希望(就学前)
20%
6.9%
40%
80%
19.1%
67.3%
25.6%
現実(就学前)
60%
100%
3.1%
3.6%
3.4%
68.6%
1.1% 1.1%
希望(就学)
11.3%
21.7%
61.0%
2.9%
3.1%
0.4% 1.2%
現実(就学)
43.5%
仕事時間を優先
52.3%
家事(育児)時間を優先
プライベートを優先
2.7%
その他
無回答
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 数 523、 就 学 回 答 数 520)
‐28‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
2.平日保育サービス
現 在 、 保 育 サ ー ビ ス を 利 用 し て い る 人 の 割 合 は 55.4% と な っ て い ま す 。 こ
の う ち 「 認 可 保 育 所 」 の 利 用 割 合 が 67.5% と 最 も 多 く 、 次 い で 「 幼 稚 園 ( 通
常の 就 園時 間)」が 29.8%、
「 幼 稚 園の 預 かり 保育 」が 9.0%と なっ てい ま す。
保育 サ ービ スを 利 用し てい る 理由 では 、
「 就 労し て いる ため 」が 55.6%と 最
も多 く、「 子ど も の教 育の た め」 が 27.1% と 2 番 目 に 多く な って いま す 。
一方 、保 育 サー ビ スを 利用 し てい ない 人 の理 由で は、
「 母 親か 父 親が 就労 し て
い な い た め 必 要 が な い 」 が 49.4% と 最 も 多 く 、 次 い で 「 子 ど も が ま だ 小 さ い
ため 」が 23.2%、
「 祖 父母 や 親戚 の人 が みて いる 」が 14.2%と な って い ます 。
「子 ど も が まだ 小 さ い ため 」 を 回 答し た 人 の うち 、 子 ど もを 預 け よ うと 考えて
いる 年 齢は 「3 歳 」 が 75.9% と 最も 多 くな って い ます 。
現在 は 利 用 して い な い もの の で き れば 利 用 し たい 、 あ る いは 利 用 日 数や 回数
が足 り てい ない と 思う 保育 サ ービ スに つ いて は、
「 認 可 保育 所」が 33.7% と 最
も多 く 、次 いで「 一 時 保育 」が 23.3%、「 病 児・病 後 児 保育 」が 20.5%、「 延
長保 育 」 が 15.5% と 続い て いま す。
3.土曜日・日曜日・祝日の保育サービス
土日 や 祝日 の保 育 サー ビス の 利用 希望 で は、
「 ほぼ 毎 週利 用し た い 」が土 曜 日
で は 7.6% 、日 曜 日・祝日 で は 1.7%と なっ てお り、
「 月 に 1∼2 日は 利 用し た
い」 が 土曜 日で は 24.5%、 日曜 日・ 祝 日で は 14.3% とな っ てい ます 。
4.放課後児童クラブ
現在 、放 課 後児 童 クラ ブを 利 用し てい る 人の 割合 は 12.9%と なっ てい ま す 。
利 用 し て い る 理 由 で は 「 現 在 就 労 し て い る 」 が 91.0% 、 利 用 し て い な い 理 由
では「 現 在 就労 し てい ない か ら 」が 29.5% とい ず れも 最も 多 くな って い ます 。
ま た 、 放 課 後 児 童 ク ラ ブ の 土 日 の 利 用 希 望 と し て は 38.9% の 割 合 と な っ て
いま す 。
5.一時預かり
私用 ( 買 物 、習 い 事 、 スポ ー ツ 、 会合 、 美 容 院な ど ) や リフ レ ッ シ ュ目 的、
冠婚 葬 祭 や 子ど も の 親 の病 気 、 あ るい は 就 労 のた め 、 子 ども を 家 族 以外 の誰か
に 預 け た こ と が あ る 人 は 32.1% と な っ て い ま す 。 子 ど も を 一 時 的 に 預 け た 理
由で は、
「 私用( 買 物 、習い 事 等 )、リ フレ ッシ ュ 目的 」が 72.0%と 最 も多 く 、
次い で 「冠 婚葬 祭 、子 ども の 親の 病気 」 が 44.6%、「 就 労」 が 28.0%と な っ
てい ま す。
‐29‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
6.病児・病後児保育
子ど も が 病 気や ケ ガ で 、通 常 の 保 育サ ー ビ ス が利 用 で き ない こ と が あっ た人
は 38.0% と な っ て い ま す 。 そ の 時 の 対 処 方 法 と し て は 、「 母 親 が 休 ん だ 」 が
59.3% と 最 も 多 く 、 次 い で 「 同 居 者 を 含 む 親 族 ・ 知 人 に 預 け た 」 が 36.6% 、
「就 労 して いな い 保護 者が み た」 が 31.4% とな っ てい ます 。
また 、 対 処 方法 と し て 、父 親 や 母 親が 休 ん だ り、 親 族 ・ 知人 に 預 け た場 合、
でき れ ば施 設等 に 預け たか っ た人 の割 合 は 30.1%と な って い ます 。
7.ファミリー・サポート・センター
フ ァ ミ リ ー ・ サ ポ ー ト ・ セ ン タ ー の 利 用 希 望 で は 19.1% の 人 が 利 用 を 望 ん
でい ま す。
8.子育て支援拠点事業
地域 子 育 て 支援 拠 点 事 業( 親 子 が 集ま っ て 過 ごし た り 、 相談 を し た り、 情報
提 供 を 受 け た り す る 場 ) の 利 用 者 は 23.1 % と な っ て お り 、 利 用 希 望 で は
19.7% の 人が 利 用を 望ん で いま す。
また 、 利 用 して い な い 理由 で は 「 時間 が な い 」や 「 サ ー ビス の 利 用 方法 (手
続き 等 )が わか ら ない 」が 多 くな って い ます 。
‐30‐
第2章
第4節
安中市次世代育成支援の現状と課題
前期計画事業の実施状況
旧安 中 市及 び旧 松 井田 町で は 、平 成 17 年 3 月に そ れぞ れ次 世 代育 成支 援 行
動計 画 ( 前 期計 画 ) を 策定 し 、 次 代を 担 う 子 ども や そ の 子ど も た ち を育 成する
家庭 を 地域 全体 で 支援 して き まし た。
後期 計 画を 策定 す るに あた り 、旧 1 市 1 町 そ れぞ れ の前 期計 画 にお ける 各 施
策を 統 合し 、取 組 状況 をま と めた もの を 以下 に示 し ます 。
基本施策1
地域における子育て支援
①地 域 にお ける 子 育て 支援
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
地域子育て支援センター事
業
平 成 21 年 度 目 標 : 5 か 所
① 子 育 て 関 係 の 情 報 の 収 集 、発 信 、
総合案内窓口
②ボランティアの募集、斡旋、確
保、育成
③育児・子育て相談の実施
④子育てサークル育成支援
⑤「のいちご通信」の発行
⑥特別保育事業の積極的実施
⑦子育て座談会の実施
⑧スタッフ増員による体制強化
⑨各関係機関と連携強化
平 成 21 年 度 目 標 : 1 か 所
地 域 子 育 て 支 援 拠 点 事 業「 セ ン タ ー 型 」に 再
編 さ れ 、子 育 て 親 子 の 交 流 の 場 の 提 供 と 交 流 の
促 進 ・ 子 育 て 等 に 関 す る 相 談 、援 助 の 実 施 ・ 地
域 の 子 育 て 関 連 情 報 提 供・子 育 て 及 び 子 育 て 支
援 に 関 す る 講 習 等 の 実 施・親 子 交 流 や 子 育 て サ
ークルへの援助等の地域援助活動の実施。
平 成 20 年 度 : 6 か 所
子ども課
未実施
子ども課
未実施
安 中 市 図 書 館 、松 井 田 図 書 館 の 主 要 な 事 業 と し
て 実 施 中 。4 月 ∼ 9 月 ま で で 安 中 地 区 156 組 、
松 井 田 地 区 25 組 の 親 子 に 対 し 、図 書 館 職 員 と
読み聞かせボランティアが、8 ヶ月検診会場
で 、 読 み 聞 か せ を 行 い 、 絵 本 2 冊 )、 コ ッ ト ン
バッグセットを渡している。
子ども課
文化センター
市 内 の 保 育 所( 園 )及 び 放 課 後 児 童 ク ラ ブ の 案
内を作成し配布
子ども課
乳児家庭全戸訪問時に情報提供
子ども課
フ ァ ミ リ ー・サ ポ ー ト・ セ ン
ター事業
つどいの広場事業
ブックスタート事業
子育てマップや子育てガイ
ド ブ ッ ク の 作 成・配 布 な ど の
情報提供
子育て支援サービスの情報
提供
平 成 21 年 度 目 標 : 1 か 所
初めての親子での本との出会いを
大切に、親子のふれあい、親同士
の交流を図る。
「 絵 本 」を 通 し て お
父さん、お母さんが赤ちゃんと楽
しいひとときを共有するなど、温
かなぬくもりの中で心を通いあわ
せることを主な目的としている。
8カ月健診時に図書館員と読み聞
かせボランティアの人が会場へ出
向き、二人一組になってブックス
タ ー ト の 趣 旨 を 説 明 す る 。そ し て 、
赤ちゃんを抱っこして読み聞かせ
を行い、保護者に理解してもらっ
ている。
子育て支援サービスなど、市にお
ける子育て支援の考え方や情報を
広く市民に知らせるため、子育て
ガ イ ド ブ ッ ク・マ ッ プ な ど を 作 成 。
広報、ホームページのみで実施。
一括した情報の発信が困難。対象
家庭個々に通知など検討。
担当課
②保 育 サー ビス の 充実
推進施策
通常保育事業
延長保育事業
前期計画の目標・方向性
(旧安中市)
平 成 21 年 度
定 員 数 公 立 158 人
私 立 708 人
(旧松井田町)
平 成 21 年 度
定員数
315 人
(旧安中市)
平 成 21 年 度
実施保育所数 3 か所
定 員 数 208 人
(旧松井田町)
平 成 21 年 度
実施保育所数 2 か所
定員数
25 人
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
定員数
担当課
公 立 110 人
私 立 615 人
待機児童 0人
子ども課
公 立 105 人
私 立 240 人
待機児童 0人
実施保育所数 5 か所
延 べ 利 用 人 数 436 人
子ども課
未実施
子ども課
定員数
‐31‐
子ども課
第2章
推進施策
病児・病後児保育事業
休日保育事業
一時保育事業
放課後児童健全育成事業
(放課後児童クラブ)
特定保育事業
保育園建設費補助事業
保育内容の充実
前期計画の目標・方向性
安中市次世代育成支援の現状と課題
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
ニーズを見極め、試行的に実施す
る
(旧安中市)
平 成 21 年 度
実施保育所数 1 か所
定 員 数 10 人
(旧松井田町)
平 成 21 年 度
実施保育所数 2 か所
定 員 数 21 人
(旧安中市)
平 成 21 年 度
実施保育所数 3 か所
定 員 数 20 人
(旧松井田町)
平 成 21 年 度
実施保育所数 2 か所
定員数 4 人
(旧安中市)
平 成 21 年 度
実施か所数 8 か所
定 員 数 245 人
(旧松井田町)
平 成 21 年 度
実施か所数 4 か所
定 員 数 135 人
毎週土曜日の保育実施、保育内容
の充実
平 成 21 年 度
定 員 数 98 人
平 成 21 年 度
実施保育所数 1 か所
定 員 数 60 人
①保育方針・保育内容の検討…保
護者のニーズに合わせ、地域の
人材も登用した、保育への教育
面の導入
②保育士の資質向上…一層の研
修・啓発が必要
③育児支援相談…相談、カウンセ
リングについては子育て支援セ
ンターで受付、その他保育園で
これまでどおり行っていく。
④ネットワークミーティング…保
健 師 、障 害 者 施 設 、児 童 相 談 所 、
保健所、その他の専門機関との
連携を図る。
未実施
担当課
子ども課
実施保育所数
延べ利用人数
1 か所
255 人
子ども課
未実施
子ども課
実施保育所数
延べ利用人数
3 か所
587 人
子ども課
実施保育所数
延べ利用人数
2 か所
100 人
子ども課
実施か所数 7 か所
延 べ 利 用 人 数 207 人
子ども課
実施か所数 6 か所
延 べ 利 用 人 数 141 人
毎 週 土 曜 日 の 保 育 は 未 実 施 だ が 、一 時 保 育 の 導
入により長期休業利用者の始業式等の利用が
可能になった
子ども課
未実施
子ども課
実施保育所数 2 か所
定 員 数 120 人
子ども課
①未実施
② 県 単 補 助 事 業( 3 歳 児 保 育 )の 要 件 に 研 修 参
加 が 加 え ら れ た こ と も あ り 、研 修 参 加 が 促 進
された
③子育て支援センターにおいて育児相談を実
施
④要保護児童対策地域協議会の設置
子ども課
③子 育 て支 援の ネ ット ワー ク づく り
推進施策
前期計画の目標・方向性
育児支援事業
地域における子育て支援サ
ービス等のネットワークの
形成
地域における子育て支援
①子育て支援センターを核に、行
政内の連携をとり、より充実し
た施策の展開のため「子育て支
援 連 絡 会 」( 仮 称 ) を 設 置
②ボランティアの募集、活用によ
る新たな地域との連携体制構築
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
子育て支援センターにおいて実施
未実施
‐32‐
6 か所
担当課
子ども課
子ども課
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
④児 童 の健 全育 成
推進施策
前期計画の目標・方向性
ふ れ あ い 、や す ら ぎ 川 づ く り
事業
森林整備地域活性化支援推
進事業
子育てを支援する生活環境の整備
未実施
土木課
子育てを支援する生活環境の整備
農林課
地域において子どもが自主
的 に 参 加 し 、自 由 に 遊 べ 、安
全に過ごすことのできる居
場所づくりの推進
①既存施設を改修した幼児、学童
の居場所の提供
②園舎、園庭等を開放した遊び場
づくり
③各地域における自主的な子ども
の遊び場づくりの推進
④児童館の新設
①グラウンド、体育館等を開放し
た遊び場づくり
公民館で行っている講座や教室、
イ ベ ン ト 情 報 の 集 約・発 信 を 行 い 、
市で積極的に子どもと家庭を盛り
上げるイベントを企画・開催して
いく。
保育園、子育て支援センターで、
年間を通して季節行事にお年寄り
を招待し、ふれあい、実演、昔の
遊び、お話などをしていただく。
小中学校でも生活科などで講師と
して招き、地域文化を学ぶ。
森林が持つ多面的機能が発揮できる植林や間
伐 を 実 施 し た 。み ど り が 多 け れ ば 心 身 も 豊 か に
なれる。
①未実施
②旧松井田町の公立保育園において園庭開放
を実施
③未実施
④未実施
実施している
学校教育課
学者連携事業を中心とした講座や教室の開催
を 、 各 地 区 総 計 で 30 回 開 催 。
文化センター
保 育 園 、子 育 て 支 援 セ ン タ ー に お い て 、世 代 間
交流のある行事を実施
子ども課
人材バンク、学校支援センターの設置により、
実施
学校教育課
子どもや親子を対象とした
講座、教室、イベントの企
画・開催
地域の高齢者の参画を得た
世代間交流の推進
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
担当課
子ども課
⑤そ の 他
推進施策
生涯学習ボランティアの推
進
基本施策2
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
地域における子育ての支援
・生涯学習ボランティア養成講座(年 5 回)
の実施
・ボランティアの募集
・県主催子育てボランティア研修会参加
担当課
生涯学習課
母性並びに乳幼児の健康確保
①子 ど もと 母親 の 健康 の確 保
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
母子保健衛生事業
推進施策
訪問・健診・相談による子育て支
援
乳幼児家庭支援事業
ママのレスパイトサポート事業
①育児負担が集中する母親へのリ
フレッシュ時間の提供
②父親の子育てへの参画促進
心身ともに健康な妊娠期を過ご
し、安心して出産を迎えるための
講座の実施(子育て講座、妊婦体
操 、 衛 生 、 食 育 、 栄 養 な ど )。 人 数
が集まらないため実施方法を見直
していく。
母子手帳交付時に個別に時間を取
り、情報提供や相談に対し丁寧に
対応を行いながら、妊婦とその家
庭の状況把握を実施。
乳幼児健診等の場を活用した相談
指導等の実施
保健師による相談体制を強化し
て、子育て中の親が孤立化しない
よう支援。面接等で対応。
母子手帳交付時の相談、妊婦訪問事業、新生
児・産 婦 訪 問 事 業 、こ ん に ち は 赤 ち ゃ ん 事 業( 乳
児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 )、 乳 幼 児 健 診 ( 4 ヶ 月 児
健 診 、8 ヶ 月 児 健 診 、1 歳 6 ヶ 月 児 健 診 、3 歳
児 健 診 、 よ い 歯 の 健 診 )、 初 め て の パ パ マ マ 教
室 、離 乳 食 講 習 会 、赤 ち ゃ ん ふ れ あ い 体 験 学 習
事業
「母子保健衛生事業で実施」
子育て交流会、初めてのパパママ教室
母親学級(または両親学級)
保健師による相談指導事業
の強化
担当課
健康課
健康課
「母子保健衛生事業」で実施
初 め て の パ パ マ マ 教 室 、母 子 手 帳 交 付 時 の 相 談
健康課
「母子保健衛生事業」で実施
母子手帳交付時の相談、妊婦訪問事業、新生
児・産 婦 訪 問 事 業 、こ ん に ち は 赤 ち ゃ ん 事 業( 乳
児 家 庭 全 戸 訪 問 事 業 )、 乳 幼 児 健 診 ( 4 ヶ 月 児
健 診 、8 ヶ 月 児 健 診 、1 歳 6 ヶ 月 児 健 診 、3 歳
児 健 診 、 よ い 歯 の 健 診 )、 初 め て の パ パ マ マ 教
室、子育てハートフルライン(直通電話)
健康課
‐33‐
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
②食 育 の推 進
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
地域食生活推進事業
乳幼児期からの食生活支援
母親学級
妊娠期食生活指導
妊娠期の食生活指導を母子手帳交
付時、または母親学級で実施。人
数が集まらないため実施方法を見
直していく。
「母子保健衛生事業」で実施
離乳食講習会、乳幼児健診における栄養指導
「母子保健衛生事業」で実施
母 子 手 帳 交 付 時 の 相 談 、初 め て の パ パ マ マ 教 室
担当課
健康課
健康課
③思 春 期保 健対 策 の充 実
推進施策
碓氷安中地区未成年者喫煙
防止対策事業
安中松井田地区薬物乱用防
止 セ ミ ナ ー( ダ メ ゼ ッ タ イ 運
動)事業
安中市エイズ教育(性教育)
の推進
性感染症予防に関する知識
の普及
思春期における喫煙や薬物
等 に 関 す る 教 育 、心 の 問 題 へ
の対応
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
生徒の健全育成支援
生徒の健全育成支援
生徒の健全育成支援
定期的に性感染症に対する正しい
知識を教え、予防知識の普及に努
める。
スクールカウンセラーや心の教育
相談員を中学校に配置。中学校で
講話、ビデオ、映画を実施。
担当課
薬物乱用防止教室を実施。その中で喫煙被害、
喫煙防止にかかわる事業を実施。
実施している
学校教育課
平 成 15、 16 年 の 2 カ 年 碓 東 小 学 校 、 秋 間 小
学校、第一中学校で指定校として実施
各学校において、定期的に正しい知識を教え、
予防知識の普及に努めた。
学校教育課
各 学 校 で 喫 煙 や 薬 物 に 関 す る 教 室 等 を 実 施 、喫
煙による害の周知、健全育成への対策実施
学校教育課
学校教育課
学校教育課
④小 児 医療 の充 実
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
地域医療対策事業
推進施策
医療機関との情報交換体制の構築
小児医療の充実・確保
(関係機関との連携)
安中・松井田在宅当番医制運営費
負担金、群馬県広域災害救急医療
情報システム運営費負担金、救急
医療病院群輪番制病院事業負担金
を負担し、小児医療を充実させて
いる。
在 宅 当 番 医 制 運 営 事 業 委 託 料 、小 児 救 急( 初 期 )
医療委託料、休日歯科診療事業運営費負担金、
第 2 次救急医療事業負担金、広域災害救急医
療情報システム運営事業負担金等を負担する
と と も に 、関 係 機 関・団 体 と の 連 携 を 進 め て い
る。
「地域医療対策事業」として実施
‐34‐
担当課
健康課
健康課
第2章
基本施策3
安中市次世代育成支援の現状と課題
子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
①次 代 の親 の育 成
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
中学生等が乳幼児にふれあ
う機会(場)の提供
生徒の健全育成支援
思春期保健福祉体験学習
(小学生・中学生の保育園、
幼稚園訪問)
学校が週5日制となり、授業時間
の短縮で省かれ易い取り組みです
が、多感な思春期における子ども
が園児とのふれあいを通じて、子
どもと接する喜びを感じる体験は
極めて重要です。子どもが可愛い
という意識啓発を図り、子どもや
家庭の大切さを理解するための教
育を推進します。
豊かな自然に囲まれた松井田町で
は、農業に携わる人々の経験は貴
重な財産のひとつです。小学生・
中学生を対象に、農業など様々な
ボランティア活動を体験させるこ
とにより、働くことの喜びや社会
に貢献する気持ちが芽生え、社会
性が育ちます。地域の実情に即し
たボランティア活動を学校カリキ
ュラムの中に取り入れ、次世代の
親のたくましい人間づくりを目指
します。
男女が協力して家庭を築くことや
子どもを生み育てることの意義に
関する教育・広報・啓発の取り組
みの推進及び男女共同参画につい
ての学習会を開催。
松井田ボランティア体験プ
ロジェクト
男女共同参画推進事業
担当課
「母子保健衛生事業」として実施
赤 ち ゃ ん ふ れ あ い 体 験 学 習 事 業:思 春 期 に 乳 幼
児 と ふ れ あ う 機 会 を 提 供 し 、父 性 や 母 性 の 涵 養
を図るとともに生命の尊厳や性に関する教育
の一助とし、生徒の健全な育成に資する。
中 学 生 の 家 庭 科・保 育 等 の 授 業 で 保 育 園 や 幼 稚
園 等 を 訪 問 し て い る 。授 業 を と お し て 事 業 の 目
標は達成している。
健康課
ボ ラ ン テ ィ ア 活 動・体 験 的 な 活 動 を 意 図 し た 学
校行事や授業等を教育課程内で実施している。
学校教育課
男女共同参画計画概要版を広報に綴じ込む方
法により全世帯へ配布した。
企画課
学校教育課
②子 ど もの 生き る 力の 育成 に 向け た学 校 の教 育環 境 等の 整備
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
担当課
上後閑小学校屋内運動場新
築事業
小・中 学 校 給 食 食 器 入 れ 替 え
事業
小学校校舎増築事業
学校環境の整備
平 成 17 年 度 に 完 成
学校教育課
学校環境の整備
平 成 18 年 度 に 実 施 済 み
学校教育課
学校環境の整備
学校教育課
小学校校舎等改修事業
小学校コンピューター整備
事業
中学校校舎等改修事業
中学校コンピューター整備
事業
保 育 園 、幼 稚 園 と 小 学 校 の 連
携体制構築
学校環境の整備
学校環境の整備
原 市 小 学 校 の 増 築 事 業 は 、平 成 18 年 度 に 実 施
済み
計画的に実施
整備済み
学校環境の整備
学校環境の整備
計画的に実施
整備済み
学校教育課
学校教育課
保育園、幼稚園と小学校で連絡調
整を図りながら教育効果を高めて
いる。また、個に応じた指導を充
実させるため保護者との連携を深
めていく。
地域・人材の活用を図り、世代を
超えた人々とのふれあいを創出
し、ボランティア活動等を通して
豊かな心を育てる取組を実施。
地域の人材、施設を利用。生きた
福祉体験等による心の教育の充実
を 図 る 。( 小 中 学 校 )
各 学 校 で 実 施 し て い る 。特 に 、生 徒 指 導 上 配 慮
を要する園児の情報交換等を実施している。
学校教育課
人材バンク、学校支援センターの設置により、
実施
学校教育課
ゲ ス ト テ ィ ー チ ャ ー の 活 用 、体 験 的 な 活 動 を 活
か し て の 道 徳 授 業 づ く り な ど を 通 し て 、心 に 響
く道徳教育を各学校で実施している。
学校教育課
地域の人材の協力による学
校の活性化
子どもの心に響く道徳教育
の充実
‐35‐
学校教育課
学校教育課
第2章
安中市次世代育成支援の現状と課題
③家 庭 や地 域の 教 育力 の向 上
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
文化センター施設改修事業
生涯学習の推進
遊歩道整備事業
すみれヶ丘野球場整備事業
観光の振興
社会体育の推進
農村公園整備事業
農林水産業の振興
学習の森管理運営(施設整
備)事業
生涯学習の推進
学習の森施設利用促進事業
生涯学習の推進
子どもの発達段階に応じた
家庭教育に関する情報提供
①妊娠期子育て講座
②乳幼児期家庭教育学級の開催
③就学時検診時、子育て講座での
家庭教育講座開催(小学校)
④思春期の子の親を対象とした家
庭教育講座開催(中学校)
⑤ 子 ど も の 心 を と ら え る PTA セ
ミナー(委託事業)の拡大
⑥家庭教育手引書の作成・配布
家庭教育講演会開催
「とびだせ自然体験ひろば」
の推進
家庭教育について考える機会を提
供することにより、家庭が本来有
している子どもの「生きる力」を
培う教育力を取り戻し、家庭の教
育 力 の 向 上 を 図 る 。( 小 学 校 )
昔の子どもに比べ、今の子どもは
学校と家庭生活以外の様々な体験
が不足しています。異なる世代と
の交流の中で、自然の中での生活
体験の機会を広く提供していく。
担当課
段 差 解 消 等 の バ リ ア フ リ ー 化 を 、徐 々 で は あ る
が改修している。
草刈等を行った。
H1 8 年 に 、安 全 に プ レ ー で き る よ う 表 土 の 入
れ 替 え を 行 い 、H 2 0 年 に 、フ ァ ウ ル ボ ー ル の
危 険 防 止 の た め 高 さ 1 4 .5 m の 防 球 ネ ッ ト を
整備した。
農林水産業の振興の一環である土地改良事業
の な か で 農 村 公 園 等 を 整 備 し た 。公 園 で の 屋 外
スポーツによる健康で逞しい子供の育みに寄
与できた。
企画展の開催
児童生徒を対象にした体験学習講座の開催
・石器作り体験講座
・縄文土器作り体験講座
・まゆ玉飾り作り講座
生 涯 学 習 施 設 (宿 泊 施 設 )の 貸 出
創作工房を利用した各種教室・講座の開催
20 年 度 783 団 体 14,975 人
旧松井田町
・ ① ∼ ⑥ H17 実 施
文化センター
商工観光課
体育課
農林課
学習の森
学習の森
生涯学習課
旧安中市
・①レディースセミナー、男女共同参画講座
H17 実 施
・ ② 家 庭 教 育 学 級 H17 実 施
・ ③ 就 学 時 、 保 護 者 向 け 家 庭 教 育 講 座 H17
実施
・ ④ 家 庭 教 育 カ ウ ン セ リ ン グ 初 級 講 座 H17
実施
・⑥ イ ベ ン ト 時 に「 家 庭 教 育 手 帳 」配 布 H17
実施
合併後
・③就学時、保護者向け家庭教育講座
∼ 20 実 施
・④家庭教育カウンセリング初級講座
∼ 20 実 施
・⑥ イ ベ ン ト 時 に「 家 庭 教 育 手 帳 」配 布
∼ 20 実 施
H17 実 施
H18
H19
H18
H17∼ 20 実 施
異 年 齢 集 団( 小 学 3 年 生 ∼ 6 年 生 )に よ る 自
然 体 験 活 動 ( H20 参 加 者 20 名 )
生涯学習課
生涯学習課
④子 ど もを 取り 巻 く有 害環 境 対策 の推 進
推進施策
有害環境浄化運動の推進
前期計画の目標・方向性
関係機関連携推進
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
社会環境実態調査の実施(青少推)
携 帯 電 話 使 用 ル ー ル に 関 す る 啓 発( P TA、青 少
推、校長会)
‐36‐
担当課
生涯学習課
第2章
基本施策4
安中市次世代育成支援の現状と課題
子育てを支援する生活環境整備
①良 質 な住 宅の 確 保
推進施策
市営住宅改修事業
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
都市基盤の整備
市 営 住 宅 の 建 設 年 次 、構 造 及 び 老 朽 化 の 進 行 等
を 勘 案 し 、維 持 保 全 工 事 や 修 繕 で 計 画 的 な 整 備
を実施している。
担当課
建築住宅課
②良 好 な居 住環 境 の確 保
推進施策
市営住宅建替事業
子育て家族向け賃貸住宅の
供給支援
公営住宅情報提供の促進
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
住環境の整備
若年層のニーズに見合った間取り
や、公園など子どもを含めた入居
者の憩いの場の提供。また、地域
のコミュニティが生まれやすい公
園や遊び場も併設した地域環境づ
くり。
公営住宅の入居案内等の情報を広
く提供する。
担当課
未実施
未実施
建築住宅課
建築住宅課
市のホームページに情報提供
建築住宅課
③安 全 な道 路交 通 環境 の整 備
推進施策
前期計画の目標・方向性
都 市 計 画 街 路 3.4.15 磯 部 原
市線整備事業
都市基盤の整備
都 市 計 画 道 路 市 道 幹 120 号
整備事業
橋歩道設置事業
子 ど も 、子 連 れ の 親 の た め の
幅の広い歩道の整備の推進
都市基盤の整備
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
安全な市民生活の確保
子どもの歩く視点を考慮した交通
環境の見直し促進。
平 成 20 年 度 現 在 全 延 長 1,130m の う ち
400m 拡 幅 済 。 う ち 288m 供 用 開 始 。
現在道路改良工事及び橋梁工事施工中。
平 成 18 年 度 竣 工 済 。
全 線 延 長 740m 供 用 開 始 済 。
橋耐震補強工事
未実施
担当課
都市整備課
都市整備課
土木課
土木課
④安 心 して 外出 で きる 環境 の 整備
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
公共交通振興対策事業
生活環境の整備
秋間梅林トイレ整備事業
道 路 、公 園 、公 共 施 設 等 に お
ける段差解消等のバリアフ
リー化
公共施設等における子ども、
子育て家庭にやさしい設備
設置の推進
観光の振興
市内公共施設における段差解消な
どのバリアフリー化を、引き続き
推進
子ども用便器・手洗い器、ベビー
ベッド、ベビーチェア、授乳室、
おむつ替えスペース等の設置推
進。公営施設で授乳室などの対応
がない施設には早期対応を協議。
現 在 、本 市 の 乗 合 バ ス・乗 合 タ ク シ ー は 6 路 線
の 運 行 を 行 っ て い る が 、近 年 の 厳 し い 社 会 経 済
情 勢 の 変 化 の 中 、大 き な 財 政 的 負 担 が 生 じ て い
る状況である。また、松井田地域においては、
現 在 の 運 行 路 線 が 1 路 線 の み で あ り 、そ の 対 策
も課題の一つとなっている。
整備完了済
未実施
施 設 内 の 設 置 に つ い て は 実 施 さ れ て い な い 。多
目的トイレを利用している状況である。
安中市総合体育館
ベ ビ ー ベ ッ ド ( 1 階 ホ ー ル )、 授 乳 室 ( 1 階 保
健 室 )、 お む つ 替 え ス ペ ー ス ( 1 階 ・ 2 階 障 害
者 用 ト イ レ )、 ベ ビ ー チ ェ ア ( 1 階 ・ 2 階 女 性
用トイレ)を設置
担当課
企画課
商工観光課
土木課
文化センター
体育課
⑤安 全 ・安 心ま ち づく りの 推 進
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
文化センター施設改修事業
生涯学習の推進
公園整備事業
生活環境の整備
防犯灯設置事業
通学路や公園等における防犯灯、
緊急通報装置等の防犯設備の整備
の推進
段差解消等のバリアフリー化を徐徐にではあ
るが改修している。
平 成 20 年 度 か ら 、安 中 榛 名 駅 周 辺 交 流 広 場 整
備事業を施工中。
平 成 21 年 度 完 了 予 定 。
犯 罪 、事 故 等 の 未 然 防 止 の た め 、地 域 と 連 携 し
て防犯灯の設置を推進した。
‐37‐
担当課
文化センター
都市整備課
安全安心課
第2章
基本施策5
安中市次世代育成支援の現状と課題
職業生活と家庭生活との両立の推進
①多 様 な働 き方 の 実現 及び 男 性を 含め た 働き 方の 見 直し
推進施策
前期計画の目標・方向性
働き方の見直し等について
の 広 報 ・ 啓 発 、研 修 、情 報 提
供等
働き方の見直し等について、労働
者、事業主、地域住民等の意識改
革を推進するための広報・啓発、
研修、情報提供等企業への勧奨を
行 っ て い く 。従 業 員 301 人 以 上 の
企業における取組内容を報告する
など、経営者に告知させ理解を求
めていく。
男女共同参画の全体計画の中で、
今後も広報等で啓発していく。
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
担当課
未実施
商工観光課
男女共同参画計画を策定した。
男女共同参画計画概要版を広報に綴じ込む方
法により全世帯へ配布した。
企画課
②子 育 てと 仕事 の 両立 支援
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
子育てと仕事の両立支援推
進
父親が家庭と子育てについて考え
る機会が持てるよう広報などで啓
発していく。また働くお母さんの
負担を軽減させるため、企業が何
を で き る か を 、経 営 者 の み な ら ず 、
企業内全体の理解を求めていく。
未実施
‐38‐
担当課
商工観光課
第2章
基本施策6
安中市次世代育成支援の現状と課題
子ども等の安全の確保
①子 ど もの 交通 安 全を 確保 す るた めの 活 動の 推進
推進施策
交通安全対策事業
子ども及び子育てを行う親
等 を 対 象 と し た 参 加・ 体 験 ・
実践型の交通安全教室実施
チャイルドシートの使用効
果及び正しい使用方法につ
いての普及啓発活動の展開
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
交通安全の推進
(未就学児童を対象)
三世代(子ども、親、高齢者)を
対 象 と し た「 参 加 ・ 体 験 ・ 実 践 型 」
の交通安全教室を実施し、交通安
全思想の普及を図る。また、保育
園や幼稚園においての交通安全教
室を実施。
チャイルドシートの使用効果及び
正しい使用方法についての普及を
目的として、就学前児童、小学生
等を対象とした啓発活動を実施。
担当課
実施
安全安心課
実施
安全安心課
実施
安全安心課
②子 ど もを 犯罪 等 の被 害か ら 守る ため の 活動 の推 進
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
消防施設整備事業
安全な市民生活の確保
災害体制整備事業
安全な市民生活の確保
水防センター建設事業
治水事業
安全な市民生活の確保
安全な市民生活の確保
ため池等緊急防災対策事業
農林水産業の振興
子どもが犯罪の被害に遭わ
ないようにするための防犯
講習の実施
地 域 で の 声 か け 運 動・家 庭 へ
の啓発
学校での防犯講習会、護身術講習
会などを実施。
パトロール体制の整備
安全管理に関する取り組み
地域に対して、子どもたちに目を
配り、声かけを行っていくための
広報活動を実施。また、家庭での
指導・しつけに関しての啓発活動
実施。
学校付近や通学路等におけるPT
A等の学校関係者やボランティア
と連携したパトロール活動の推
進。
1. 学 校 で の 防 犯 ブ ザ ー の 貸 し 出 し
実施。
2. 警 察 と の 連 携 に よ る 「 子 ど も 安
全協力の家」の設置。
担当課
・消防団詰所の新築
・消防ポンプ自動車の購入
・防火貯水槽の新設及び移設
・安 中 市 地 域 防 災 計 画 及 び 国 民 保 護 計 画 の 策 定
・デジタル同報系防災行政無線施設実施設計
・群馬県総合防災訓練の実施
・備蓄食糧及び防災資機材の確保
未実施
急傾斜地崩壊防止事業及び土砂流失防止事業
の推進
安 全 対 策 を 配 慮 し つ つ 順 次 改 修 し て い る 。農 業
用水の確保は基より小魚や水草の保全に役立
っ て い る 。箇 所 に よ っ て は 市 民 の 憩 い の 場 と な
っている。
各学校で実施
安全安心課
学校教育課
各学校で実施
学校教育課
各学校で実施
学校教育課
各学校で実施
学校教育課
安全安心課
安全安心課
土木課
農林課
③被 害 に遭 った 子 ども の保 護 の推 進
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
家庭児童相談事業
相談事業の推進
母子・父子福祉事業
自立支援相談の充実
母子・父子福祉事業
犯 罪 、い じ め 、児 童 虐 待 等 の
被害に遭った子どもに対す
るカウンセリング
母子生活支援施設設置の充実
子どもへのカウンセリングや、保
護者へのアドバイスが出来る体制
の構築を図る。
家庭児童相談員 2 名 (週 5 日)
児 童 受 付 件 数 78 件
母子自立支援員 1 名(兼務)
相 談 件 数 12 件
未実施
各学校で実施
‐39‐
担当課
子ども課
子ども課
子ども課
学校教育課
第2章
基本施策7
安中市次世代育成支援の現状と課題
要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進
①児 童 虐待 防止 対 策の 充実
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
家庭児童相談事業
児童相談の充実
家庭児童相談事業
子育て支援ネットワークの充実
児童虐待の発生予防から早
期 発 見・早 期 対 応 、ア フ タ ー
ケアに至るまでの総合的な
支援
児童虐待の発生予防から早期発
見・早期対応、アフターケアに至
るまでの総合的な支援を行なうた
め、福祉、医療、保健、教育など
の地域の関係機関の協力体制構
築。関係機関のほかNPOやボラ
ンティア団体等を含めた虐待防止
ネットワークの設置を行う。
1. 子 育 て 相 談 の 総 合 窓 口 を 子 育 て
支援センターに設定。日常相談
の対応から、専門的対応が必要
な相談の振り分けを行う。
2. 教 育 委 員 会 に て 教 育 相 談 を 定 期
的に実施。母子保健、福祉でも
協力して一層の体制充実を図っ
ていく。
母 親 の 育 児 不 安 や 虐 待・い じ
め等に関する相談体制の整
備
担当課
家庭児童相談員 2 名 (週5回)
児 童 受 付 件 数 78 件
要保護児童対策地域協議会の設置
開催回数 代表者会議 1 回
ケース会議20回
要保護児童対策地域協議会の設置
開催回数 代表者会議 1 回
ケース会議20回
子ども課
市内5か所の地域子育て支援センターにおい
て子育て等に関する相談は常時実施。
子ども課
該当児童生徒がいた場合に実施
その際には他部署と連携して対応にも配慮
学校教育課
子ども課
子ども課
②母 子 家庭 等の 自 立支 援の 推 進
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
母子・父子福祉事業
新入学児童支援の推進
母子家庭等の把握と支援
( 相 談 体 制 の 充 実 や 施 策・取
り組みについての情報提供)
母子・父子家庭の把握のため、関
係部門との連携を図り、支援制度
の情報提供を行う。相談体制の充
実と就労支援を重点課題とし、適
切な方法をニーズの把握を行いな
がら検討していく。また適切な情
報提供方法も検討。
・母子相談員(母子自立支援員)
による、父子、母子家庭、寡婦
の自立のために必要な情報提供
と指導、就職活動に関する支援
等を行う。
・母子相談員による日常の悩みや
生活上の悩みに関する相談の受
付
母子保護連盟の役員が配布する
際、留守家庭が多く、配布体制の
見直しを進める。
各地区の役員が参加を呼びかけて
いるが、参加者は寡婦が多く、若
年母子の参加が少ないため、一層
の加入促進活動を展開する。
若 年 母( 父 )子 家 庭 慰 問 事 業
親子ふれあい交流事業
母 子・父 子 家 庭 等 小 学 校 入 学 児 童 激 励 事 業 の 実
施
※ 激 励 文 ・ 祝 品 ( 図 書 カ ー ド 7,000 円 ) の 贈
呈 対 象 者 数 49 人
母子自立支援員 1 名(兼務)
相 談 件 数 12 件
担当課
子ども課
子ども課
事業の中止
子ども課
母子・父子家庭ふれあい事業の実施
※母子会主催
場
所 東京ディズニーランド
参 加 者 数 母 子 25 組 58 名 父 子 1 組 3 名
子ども課
③障 が い児 施策 の 充実
推進施策
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
在宅重度心身障害者デイサ
ービス事業
福祉の充実
放課後児童クラブでの障害
児の受け入れ促進
放課後児童クラブでの障害児受け
入れを、前向きに進める。指導員
も研修に参加し、障害の理解や保
育内容を高め総合保育を実施す
る。
乳幼児健診
紹介状を発行して受診を促してい
るが、親の受容程度により早期受
診が困難な場合があり、親に対し
一層の理解を働きかけていく。
障害の原因となる疾病の早
期発見、治療の推進
担当課
障 害 児 学 童 ク ラ ブ へ の ニ ー ズ が 増 加 し 、現 在 の
施 設 、事 業 で は 対 応 で き な く な っ て い る 。新 制
度で拡充する計画を進めている。
知的障害についての指導員研修会を開催
入所障害児数 6 人
福祉課
「母子保健衛生事業」として実施
・乳幼児健診:紹介状発行し、受診を促進
・ 心 理 士 に よ る 相 談 :1 歳 6 ヶ 月 児 ・ 3 歳 児 健
診で発達の気になる児に対して個別相談実
施
・元 気 っ 子 ク ラ ブ:健 診 の 事 後 指 導 と し て 遊 び
の教室を実施
・関係機関事業を支援
健康課
‐40‐
子ども課
第2章
推進施策
在宅サービスの充実
安中市次世代育成支援の現状と課題
前期計画の目標・方向性
平 成 20 年 度 ま で の 実 施 状 況
各サービスを更に利用しやすくす
るよう、見直し改善を図る。
①心身障害児(者)生活サポート
事 業 ( 登 録 者 17 人 )
サービスステーションが近郊に
なく不十分な状態
②重度身体障害児・者住宅改造費
補助事業
対象となる事例が少なく、条件
の見直しが必要
③身体障害児(者)補装具交付・
修理事業
④在宅重度身体障害児(者)日常
生活用具給付・貸与事業
医療部分と支給との見直しを図
る
⑤在宅障害児・者紙オムツ券給付
事業
⑥支援費対象の各居宅サービス
障 害 者 自 立 支 援 法 の 平 成 18 年 10 月 の 施 行 に
よ り 、新 制 度 で 障 害 児 福 祉 サ ー ビ ス を 整 備 中 で
ある。
‐41‐
担当課
福祉課
第2章
‐42‐
安中市次世代育成支援の現状と課題
第3章
計画策定の基本的な考え方
第3章
第1節
計画策定の基本的な考え方
基本理念
安中 市 次 世 代育 成 支 援 行動 計 画 の 目指 す 方 向 性、 基 本 的 な考 え 方 と して 、次
の基 本 理念 を定 め ます 。
子どもの未来を
地域で育てあう
まちづくり
本市 は 、将 来像 で ある「 豊か な 自 然と 歴 史に 包ま れ て ひと が 輝く やす ら ぎ の
まち 」 を 実 現す る た め 、豊 か な 自 然環 境 と 古 くか ら の 歴 史や 文 化 を 尊重 し、老
若男 女 す べ ての 市 民 が 、い き い き と学 び 、 楽 しみ 、 安 全 で安 心 し て 暮ら し、未
来の 安 中市 を創 造 でき るま ち づく りを 推 進し てき ま した 。
安中 市 次 世 代育 成 支 援 行動 計 画 に おい て も 、 次代 を 担 う 子ど も た ち が、 未来
に向 か っ て 夢と 希 望 を 抱き な が ら 健や か に 育 つこ と が で きる よ う 、 地域 が一体
とな っ て 「 子育 ち」、「 子育 て 」 を 支援 す る と とも に 、 子 育て を す る 親が 安心し
て子 を 生 み 、育 て る こ とへ の 喜 び や幸 せ を 実 感す る こ と がで き る 家 庭や 地域社
会の 実 現を 目指 し ます 。
‐43‐
第3章
第2節
計画策定の基本的な考え方
基本的な視点
本計 画 の策 定及 び 事業 の実 施 にあ たっ て は、 5 つの 視 点 を基 本 とし ます 。
1.子どもの視点
子育 て 支 援 サー ビ ス に より 多 く の 影響 を 受 け る子 ど も の 幸せ を 第 一 に考 え、
子ど も の 利 益が 最 大 限 に尊 重 さ れ る支 援 が 必 要で す 。 ま た、 男 女 が 協力 して子
育て を 行う こと に より 、子 ど もた ちが 安 心し て健 や かに 育つ よ う支 援し ま す。
2.次代の親を育成する視点
子ど も は や がて 次 代 の 子ど も を 育 てる 親 と な りま す 。 子 ども が 豊 か な人 間性
を形 成 し 、 自立 し た 次 代の 親 へ と 成長 で き る よう 、 長 期 的な 視 野 に 立っ た子ど
もの 健 全育 成の た めの 取組 み を進 めて い きま す。
3.地域全体で子どもと家庭を支える視点
家庭 は 子 育 てに つ い て の第 一 義 的 責任 を 有 す ると い う 認 識の も と に 、行 政は
もと よ り 、 企業 や 地 域 社会 を 含 め たま ち 全 体 で、 子 ど も と家 庭 を 支 えて いくこ
とが で きる よう 取 り組 んで い きま す。
4.すべての子どもと家庭への支援の視点
社会 的 養 護 を必 要 と す る子 ど も の 増加 や 虐 待 等の 子 ど も の抱 え る 背 景の 多様
化等 の 状 況 に十 分 対 応 でき る よ う 、社 会 的 養 護体 制 に つ いて 質 ・ 量 とも に整備
を進 め ま す 。ま た 、 子 育て に お い て孤 立 化 す るこ と の な いよ う 、 広 くす べての
子ど も と家 庭へ の 支援 を行 い ます 。
5.仕事と生活の調和の実現の視点
仕事 と 生 活 の調 和 を 実 現す る こ と は、 結 婚 や 子育 て に 関 する 希 望 を 実現 する
ため の 取 組 みの 一 つ と して 重 要 に なっ て い ま す。 事 業 者 や市 民 一 人 ひと りが、
仕事 と 生 活 の調 和 の 重 要性 を 理 解 し、 働 き 方 を見 直 す 契 機と な る よ う、 理解の
浸透 ・ 推進 力の 強 化を 官民 一 体と なっ て 取り 組ん で いき ます 。
‐44‐
第3章
第3節
計画策定の基本的な考え方
基本目標
基本 理 念 を 実現 す る た めに 、 次 の 7つ の 基 本 目標 を 掲 げ て各 施 策 を 推進 して
いき ま す。
1.基本目標
基本目標 1
地域における子育て支援
核家 族 化が 進み 、地 域 の「つな が り」や「かか わり」が 薄 れて い く中 で 、「身近 な
地域 に 相 談 でき る 相 手 がい な い」、「子ど も を一 時 的 に 預け ら れ る よう な 体 制が
十分 で ない 」などの 理 由か ら 、在 宅で 育 児を 行う 家 庭の 子育 て への 負担 感 や不 安
感が 増 大し てい ま す。
すべ て の 子 育て 家 庭 の ため に 、 利 用者 の ニ ー ズを 踏 ま え た保 育 サ ー ビス の充
実を 図 る と とも に 、 子 育て を す る 親同 士 の 相 談や 交 流 の 場の 提 供 な ど地 域社会
が積 極 的 に 子育 て を サ ポー ト す る 温か い 地 域 づく り の 形 成を 目 指 し 、子 育て家
庭を 地 域で 支え あ える ネッ ト ワー クづ く りを 推進 し てい きま す 。
基本目標2
母子の健康の確保及び増進
安心 し て 妊 娠・ 出 産 が でき る 環 境 を確 保 す る とと も に 、 母親 の 育 児 に関 する
不安 を 軽 減 し、 の び の びと 安 心 し て育 児 が 楽 しめ る よ う 母子 保 健 事 業の 一層の
充実 を 図り ます 。
また 、 子 ど もた ち の 心 身と も に 健 全な 育 成 を 図る た め に 食育 、 思 春 期保 健対
策、 小 児医 療の 充 実を 進め て いき ます 。
基本目標3
子どもの心身の健やかな成長に向けた教育環境の整備
家庭 教 育 は すべ て の 教 育の 出 発 点 であ り 、 子 ども の 基 本 的な 生 活 習 慣や 倫理
感、 自 立 心 や自 制 心 、 社会 的 マ ナ ーな ど「生 きる 力」を 育成 す る 上 で重 要 な 役割
を果 た しま す。
次代 の 担 い 手で あ る 子 ども が 個 性 豊か に 生 き る力 を 伸 ば すこ と が で きる よ う、
家庭 は も と より 幼 稚 園 、学 校 と 地 域が 連 携 ・ 協力 し 、 子 ども の 心 身 とも に健や
かな 育 成を 図る た めの 教育 環 境づ くり を 推進 して い きま す。
‐45‐
第3章
基本目標4
計画策定の基本的な考え方
子育てを支援する生活環境の整備
公共 交 通 機 関や 公 共 施 設、 歩 道 な ど子 育 て バ リア フ リ ー 化に よ り 、 安心 して
外出 で き る 環境 整 備 と 、交 通 安 全 対策 、 防 犯 対策 の 推 進 など 、 子 ど もた ちが安
心し て 暮 ら せる 環 境 整 備に 努 め る とと も に 、 良質 な 公 営 住宅 の 建 設 や地 域の居
住環 境 の整 備を 進 めて いき ま す。
基本目標5
仕事と生活の調和の推進
共働 き 世 帯 が増 加 し 人 々の 生 き 方 が多 様 化 す る中 で 、 子 育て と 仕 事 の調 和を
実現 す る た めに は 、 人 生の 各 ス テ ージ 、 特 に 子育 て 期 に おい て 、 多 様で 柔軟な
働き 方 を 選 択で き る こ とが 重 要 と なり ま す 。 また 、 女 性 が仕 事 と 育 児を 両立し
てい く ため には 意 識改 革を 含 めた 男性 の 働き 方の 見 直し が必 要 とな りま す 。
事業 者 や 市 民一 人 ひ と りが 、 仕 事 と生 活 の 調 和の 重 要 性 を理 解 し 、 働き 方を
見直 す 契 機 とな る よ う 、理 解 の 浸 透・ 推 進 力 の強 化 を 官 民一 体 と な って 体制の
整備 や 広報 、情 報 提供 など に 取り 組ん で いき ます 。
基本目標6
子ども等の安全の確保
子ど も の 交 通安 全 を 確 保す る た め 、ま た 、 犯 罪等 の 被 害 から 子 ど も を守 るた
めの 取 組 み を推 進 し ま す。 ま た 、 犯罪 、 い じ め、 児 童 虐 待等 に よ り 被害 を受け
た子 ど も の 心の ケ ア に 対し て 、 関 係機 関 と 連 携し た き め 細か な 支 援 を推 進しま
す。
基本目標7
要保護児童への対応などきめ細かな取組みの推進
ひと り 親 家 庭等 の 自 立 支援 、 児 童 虐待 防 止 、 障が い 児 及 びそ の 家 族 など への
支援 等 、特 に支 援 を必 要と す る子 ども や 家庭 の子 育 て支 援を 推 進し ます 。特 に 、
児童 虐 待 に 関し て は 、 発生 予 防 、 早期 発 見 ・ 早期 対 応 等 の観 点 か ら 、地 域の協
力、 関 係機 関と の 連携 及び ネ ット ワー ク 体制 の強 化 を推 進し て いき ます 。
‐46‐
第3章
計画策定の基本的な考え方
2.施策体系図
基本目標
具体的な施策
1.地域における子育ての支援
1.地域における子育ての支援
(1)地域における子育て支援サービスの充実
(2)保育サービスの充実
(3)子育て支援のネットワークづくり
(4)児童の健全育成
(5)その他
2.母子の健康の確保及び増進
2.母子の健康の確保及び増進
(1)子どもや母親の健康の確保
(2)「食育」の推進
(3)思春期保健対策の充実
(4)小児医療の充実
3.子どもの心身の健やかな成長に向けた
3.子どもの心身の健やかな成長に向けた
教育環境の整備
教育環境の整備
(1)次代の親の育成
(2)子どもの生きる力の育成に向けた幼稚園・
学校の教育環境等の整備
(3)家庭や地域の教育力の向上
(4)子どもを取り巻く有害環境対策の推進
4.子育てを支援する生活環境の整備
4.子育てを支援する生活環境の整備
(1)良質な住宅及び良好な居住環境の確保
(2)安全な道路交通環境の整備
(3)安心して外出できる環境の整備
(4)安全・安心まちづくりの推進等
‐47‐
第3章
計画策定の基本的な考え方
基本目標
具体的な施策
5.仕事と生活の調和の推進
5.仕事と生活の調和の推進
(1)仕事と生活の調和の実現のための働き方の
見直し
(2)仕事と子育ての両立支援
6.子ども等の安全の確保
6.子ども等の安全の確保
(1)子ども等の交通安全を確保するための活動
の推進
(2)子どもを犯罪等の被害から守るための活動
の推進
(3)被害に遭った子どもの保護の推進
7.要保護児童への対応などきめ細かな
7.要保護児童への対応などきめ細かな
取り組みの推進
取り組みの推進
(1)児童虐待防止対策の充実
(2)ひとり親家庭等の自立支援の推進
(3)障がい児施策の充実
‐48‐
第4章
個別施策の展開
第4章
基本目標1
個別事業の展開
地域における子育ての支援
(1)地域における子育て支援サービスの充実
課題と施策の方向性
核家 族 化 の 進展 等 に 伴 って 、 地 域 にお い て 人 と人 と の つ なが り が 薄 れて きて
いる 今 日 、 身近 な 地 域 に相 談 で き る相 手 が い ない な ど 、 子育 て を 行 う家 庭の子
育て へ の 不 安感 や 負 担 感が 増 大 し てい ま す 。 この よ う な 状況 の な か 、働 いてい
る、 い な い にか か わ ら ず、 親 と 子 の育 ち を 地 域で 支 え 、 家庭 の 中 だ けで の孤独
な子 育 てを なく し てい くこ と が必 要と な って いま す 。
市で は 、 乳 児の い る 家 庭と 地 域 社 会を つ な ぐ 最初 の 機 会 であ る 「 乳 児家 庭全
戸訪 問 」 を 始め と す る 各種 訪 問 事 業や 、 親 同 士の 相 談 、 情報 交 換 、 交流 ができ
る場 の 提 供 及び 養 育 や 子育 て 関 す る情 報 提 供 等、 地 域 で 子育 て を 支 えあ える環
境づ く りを 推進 し てい きま す 。
新規事業
推進施策
乳児家庭全戸訪問事業
養育支援訪問事業
学校支援センター
子育てサロン事業
幼稚園における預かり保育事
業
事業内容・現状と目標
生後 4 か月までの乳児のいる全家庭を訪問
①育児に関する不安や悩みの聴取及び相談
②子育て支援に関する情報提供
③乳児及び保護者の心身の様子及び養育環境の把握
上記の支援実施により要支援家庭に対する提供サー
ビスの検討及び関係機関との連絡調整を図ります。
乳児家庭全戸訪問事業により把握した保護者の養育
を支援することが特に必要と認められる児童若しく
は保護者に監護させることが不適当であると認めら
れる児童及びその保護者又は出産後の養育について
出産前において支援を行うことが特に必要と認めら
れ る 妊 婦 に 対 し 、そ の 養 育 が 適 切 に 行 わ れ る よ う 、当
該居宅おいて、養育に関する相談、指導、助言その他
必要な支援を行います。
ま た 、そ の 支 援 実 施 の た め の 関 係 機 関 と の 連 絡 調 整 を
図ります。
各 学 校 に 学 校 支 援 セ ン タ ー を 設 け 、登 録 さ れ た 方 を 中
心 に 授 業 の 支 援 や 安 全 指 導 の 支 援( 特 に 下 校 時 の 安 全
パトロール)を実施します。
各 地 区 公 民 館 や 幼 稚 園 な ど を 利 用 し 、地 域 ボ ラ ン テ ィ
アによる憩いの場を設け、親からの養育の相談に応
じ、助言その他の援助を行います。
幼 稚 園 に お い て 、幼 児 教 育 に 関 す る 日 常 の 教 育 課 程 に
係 る 時 間 帯 以 外 や 長 期 休 業 期 間 中 に 保 育 を 行 い 、保 護
者のニーズへの対応を図ります。
担当所管課
子ども課
健康課
子ども課
健康課
学校教育課
生涯学習課
学校教育課
注)新規事業は、前期計画に掲載されていない事業を示します。したがって、すでに実施されている事
業 を 含 み ま す ( 以 下 同 様 )。
‐49‐
第4章
個別事業の展開
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
地域子育て支援拠点事業
フ ァ ミ リ ー・サ ポ ー ト・セ ン タ
ー事業
ブックスタート事業
乳幼児宅訪問事業
子育て支援サービスの情報提
供
担当所管課
地 域 の 子 育 て 支 援 機 能 の 充 実 を 図 り 、子 育 て の 不 安 感
等を緩和し、子どもの穏やかな育ちを促進するため、
子育て支援拠点を設置します。
【現状】設置箇所数:6 か所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 8 か 所 ( セ ン タ ー 型 )
平 成 29 年 度 : 8 か 所 ( セ ン タ ー 型 )
仕事と子育ての両立に向けた環境整備の一環として、
市民による会員制の相互育児支援のシステムを作り
ます。
【現状】設置箇所数:0 か所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 1 か 所
平 成 29 年 度 : 1 か 所
市 内 全 8 ヶ 月 児 親 子 を 対 象 と し 、8 ヶ 月 健 診 時 、図 書
館 員 と 読 み 聞 か せ ボ ラ ン テ ィ ア が 会 場 (保 健 セ ン タ ー )
へ 出 向 き 、 ブ ッ ク ス タ ー ト の 趣 旨 を 説 明 し 、「 絵 本 」
を通して温かなぬくもりの中で楽しいひとときを共
有 し 読 み 聞 か せ を 行 っ て い ま す 。 ま た 、 絵 本 ( 2 冊 )、
コットンバックセットを渡します。
市 内 の 2 歳 未 満 児 の い る 家 庭 へ 、民 生 児 童 委 員 と 主 任
児童委員が子育て支援情報のパンフレット等を持参
して訪問。育児についての悩み等の軽減を図ります。
地域における子育て支援サービス等利用者に周知さ
れ る よ う 、ガ イ ド ブ ッ ク や マ ッ プ の 作 成 を し 、広 報 紙
及 び 市 ホ ー ム ペ ー ジ を 活 用 し 、子 育 て 支 援 サ ー ビ ス 等
の利用者への周知を図ります。
ま た 、乳 児 家 庭 全 戸 訪 問 時 に お け る 子 育 て 支 援 情 報 の
提供内容の充実も図ります。
子ども課
学校教育課
子ども課
文化センター
福祉課
子ども課
注 ) 表 中 の 【 現 状 】 は 平 成 20 年 度 末 の 実 績 と な り ま す ( 以 下 同 様 )。
図
生 後 4 か月 ま での 全戸 訪 問事 業( こ んに ちは 赤 ちゃ ん事 業 )の 概要
・子育て支援の情報提供
・母親の不安や悩みに耳を傾ける
・養育環境の把握
保健師・助産師・看護師、保育士、愛育班員、母子保健推進員、
児童委員、子育て経験者などについて、人材発掘・研修を行い、
幅広く登用
ポピュレーションアプローチ
子どもを守る
地域ネットワーク
︵要保護児童対策
地域協議会︶
家庭訪問者
ハイリスクアプローチ
出典:少子化白書(内閣府)
‐50‐
全戸訪問の結果に基づき、必要に応じケース
対応会議を行うとともに、要支援家庭に対す
る訪問指導を行う。
ケース対応会議
訪問内容
育児支援家庭訪問事業
生後4か月までの全戸訪問
第4章
個別事業の展開
(2)保育サービスの充実
課題と施策の方向性
多様 化 す る 保育 ニ ー ズ に対 応 す る ため に は 、 通常 保 育 の 他、 延 長 保 育や 一時
預か り な ど 、地 域 の 中 で安 心 し て 子育 て が で きる 環 境 や 子育 て を 地 域で 支えあ
う環 境 を整 備す る こと が必 要 とな って い ます 。
市で は 、 特 別保 育 サ ー ビス の 推 進 をは じ め 、 放課 後 の 子 ども の 活 動 の場 の確
保や 利 用 者 が安 心 し て サー ビ ス を 利用 で き る よう サ ー ビ スの 質 の 向 上に 努めま
す。
新規事業
推進施策
病児・病後児保育事業
事業内容・現状と目標
病気の子どもの一時預かりや保育中に体調不良とな
っ た 児 童 へ の 緊 急 対 策 等 を 行 う こ と に よ り 、保 護 者 の
子 育 て と 就 労 の 両 立 を 支 援 す る と と も に 、児 童 の 健 全
な育成を図ります。
【現状】設置箇所数:0 か所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 設 置 箇 所 数 1 か 所
年 間 延 べ 日 数 1,800 日
病児対応型・病後児対応型
平 成 29 年 度 : 設 置 箇 所 数 2 か 所
年 間 延 べ 日 数 3,600 日
病児対応型・病後児対応型
担当所管課
子ども課
継続事業
推進施策
通常保育事業
延長保育事業
休日保育事業
事業内容・現状と目標
保 護 者 が 就 労 ま た は 疾 病 等 に よ り 、家 庭 に お い て 当 該
児 童 を 保 育 す る こ と が で き な い と 認 め る 時 に 、保 護 者
に代わり保育所での保育を実施します。
【 現 状 】 定 員 数 : 公 立 215 人 私 立 855 人
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 3 歳 未 満 児 382 人
3 歳 以 上 児 639 人
待機児童 0 人
平 成 29 年 度 : 3 歳 未 満 児 347 人
3 歳 以 上 児 575 人
待機児童 0 人
保 護 者 の 就 労 形 態 の 多 様 化 に 対 応 す る た め 、通 常 の 開
所時間を超えて保育を行います。
【現状】設置箇所 5 か所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 設 置 箇 所 数 10 か 所
定 員 数 200 人
平 成 29 年 度 : 設 置 箇 所 数 14 か 所
定 員 数 300 人
就 労 形 態 の 多 様 化 に 対 応 す る た め 、日 曜 ・ 祝 日 の 保 育
需要への対応を図ります。
【現状】設置箇所数:1 か所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 設 置 箇 所 数 3 か 所
定 員 数 30 人
平 成 29 年 度 : 設 置 箇 所 数 3 か 所
定 員 数 30 人
‐51‐
担当所管課
子ども課
子ども課
子ども課
第4章
推進施策
一時預かり事業
(一時保育事業)
放課後児童健全育成事業
(放課後児童クラブ)
特定保育事業
保育内容の充実
事業内容・現状と目標
専業主婦家庭の育児疲れ解消や急病等に伴う一時的
な 保 育 需 要 に 応 じ 、児 童 を 一 時 的 に 預 か る 保 育 サ ー ビ
スを提供します。
【現状】設置箇所数:5 か所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 設 置 箇 所 数 6 か 所
年 間 延 べ 日 数 7,200 日
保育所型
平 成 29 年 度 : 設 置 箇 所 数 10 か 所
年 間 延 べ 日 数 12,000 日
保育所型
小学校に就学している児童(第1学年から第6学年)
で、その保護者が就労、疾病その他の理由により、継
続 的 に 適 切 な 保 育 を 受 け ら れ な い も の に 、授 業 の 終 了
後 に 適 切 な 遊 び や 生 活 の 場 を 与 え て 、そ の 健 全 な 育 成
を図ります。
【 現 状 】 設 置 箇 所 数 : 13 か 所
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 設 置 箇 所 数 17 か 所
定 員 数 460 人
平 成 29 年 度 : 設 置 箇 所 数 17 か 所
定 員 数 460 人
一時預かり保育事業で対応するため実施の予定なし。
①保育方針・保育内容の検討
保護者のニーズに合わせ、地域の人材も登用した、
保育への教育面の導入
②保育士の資質向上
安 中 市「 保 育 所 に お け る 質 の 向 上 の た め の ア ク シ ョ
ンプログラム」を基に、保育所における質の向上を
図る。
個別事業の展開
担当所管課
子ども課
子ども課
子ども課
子ども課
(3)子育て支援のネットワークづくり
課題と施策の方向性
様々 な 子 育 て支 援 サ ー ビス が 展 開 され て い る なか で 、 利 用者 に と っ ては 、ど
こに 相 談 し てよ い の か 、具 体 的 な サー ビ ス 内 容が ど の よ うな も の か など 、情報
を把 握 する 手段 が 多岐 にわ た り、 的確 な 情報 を得 ら れに くい 状 況に あり ま す。
市で は 、 個 々の 子 育 て 家庭 が 状 況 に応 じ て 適 切な サ ー ビ スを 選 択 し 、利 用で
きる 環 境 の 整備 や 子 育 てサ ー ク ル の育 成 ・ 支 援を 含 め た 、子 育 て 支 援の ネット
ワー ク づく りを 推 進し てい き ます 。
継続事業
推進施策
育児支援事業
事業内容・現状と目標
地域における子育て支援のネットワークづくりの推
進及び子育てサークルの育成・支援を行います。
‐52‐
担当所管課
子ども課
第4章
個別事業の展開
(4)児童の健全育成
課題と施策の方向性
少子 化 に よ る児 童 数 の 減少 や 核 家 族化 の 進 行 は、 子 ど も 同士 の 遊 び を通 じて
の仲 間 関 係 の形 成 や 、 社会 性 の 発 達と 規 範 意 識の 形 成 に 大き な 影 響 があ ると考
えら れ てい ます 。
この た め 、 市の 豊 か な 自然 環 境 や 歴史 ・ 文 化 を生 か し 、 児童 が 自 主 的に 参加
し、 自 由 に 遊べ 、 安 全 に過 ご す こ との で き る 放課 後 や 週 末等 の 活 動 の場 づくり
を推 進 して いき ま す。
継続事業
推進施策
児童館の建設
自然体験推進事業
(自然体験ひろば委託事業)
森林整備地域活性化支援推進
事業
地域において子どもが自主的
に 参 加 し 、自 由 に 遊 べ 、安 全 に
過ごすことのできる活動の場
づくりの推進
子どもや親子を対象とした講
座 、教 室 、イ ベ ン ト の 企 画・開
催
世代間交流の推進
事業内容・現状と目標
・ 子 ど も の 生 活 の 場 で あ る 家 庭 に 対 す る 支 援 、子 ど も
の 人 間 関 係 形 成 の 場 で あ る 遊 び 場 の 確 保 等 、子 ど も
の 育 成 環 境 を 整 備 す る た め 、地 域 に お け る 健 全 育 成
の拠点である児童館の設置を推進します。
・ 子 育 て 支 援 セ ン タ ー 、学 童 ク ラ ブ な ど と 機 能 的 に 重
な る 部 分 も あ る た め 、今 後 、両 事 業 と の 兼 ね 合 い を
考慮し、利用状況を把握しながら進めていきます。
【現状】未実施
【 目 標 】 平 成 26 年 度 : 他 の 公 共 施 設 を 活 用 し た 児 童
館活動について検討します。
異年齢集団による自然体験活動事業の実施
・ 宿 泊 の 事 業 を 夏 休 み 期 間 中 に 実 施 ( 対 象 : 小 学 3∼
6 年生)
・ 豊 か な 感 性 を は ぐ く む と と も に 、自 然 や 環 境 を 大 事
にする心や忍耐することの大切さなどを学ぶ。
植林や間伐の実施により森林機能の多様性が発揮で
き る 。二 酸 化 炭 素 吸 収 に 大 き な 効 果 が あ る 。森 林 浴 な
どで豊かな心を育む。
児童館の新設及び公立保育園の園庭の解放により推
進します。
グ ラ ウ ン ド 、体 育 館 等 を 開 放 し た 遊 び 場 づ く り に よ り
推進します。
年 間 30 回 ∼ 50 回 を 目 標 と し て 、 伝 統 的 文 化 の 教 室
( 茶 道 ・ 書 道 ・ 大 正 琴 な ど )・ 地 域 の 文 化 及 び 地 域 の
高 齢 者 と の ふ れ あ い( 竹 の お も ち ゃ 作 り ・ 昔 の お も ち
ゃ で 遊 ぶ ・ 輪 踊 り 等 )・ そ の 他 ( 稲 作 ・ サ ツ マ イ モ つ
くり・餅つき等)を実施します。
保 育 所 、幼 稚 園 、子 育 て 支 援 セ ン タ ー の 行 事 等 に お い
て 、地 域 の 高 齢 者 の 参 画 を 得 て 、世 代 間 交 流 を 推 進 し
ます。
人 材 バ ン ク 、学 校 支 援 セ ン タ ー の 参 画 を 得 て 推 進 し ま
す。
‐53‐
担当所管課
子ども課
生涯学習課
農林課
子ども課
学校教育課
文化センター
子ども課
学校教育課
学校教育課
第4章
個別事業の展開
(5)その他
継続事業
推進施策
ふ れ あ い 、や す ら ぎ 川 づ く り 事
業
生涯学習ボランティアの推進
事業内容・現状と目標
担当所管課
子育てを支援する生活環境の整備として、
「ふれあい、 土木課
やすらぎ川づくり事業」を実施します。
・生涯学習ボランティア養成講座の開催
生涯学習課
・ボランティアの募集
・県主催子育てボランティア研修会参加
‐54‐
第4章
基本目標2
個別事業の展開
母子の健康の確保及び増進
(1)子どもや母親の健康の確保
課題と施策の方向性
子ど も や 家 族が 健 康 で 生き 生 き と した 生 活 を 送る た め に は、 食 事 や 運動 等、
健康 的 な 生 活習 慣 を 身 につ け る こ とが 重 要 と なっ て い ま す。 こ の た めに 、ライ
フス テ ー ジ に応 じ た 健 康づ く り の 大切 さ を 学 ぶ機 会 や 子 ども の 頃 か らの 生活習
慣病 予 防等 の施 策 を推 進し て いき ます 。
また 、 母 子 にお い て は 、妊 娠 期 、 出産 期 、 新 生児 期 及 び 乳幼 児 期 を 通じ て健
康が 確 保 さ れる よ う 、 乳幼 児 健 診 、新 生 児 訪 問、 両 親 学 級等 の 母 子 保健 におけ
る健 康 診査 、訪 問 指導 、保 健 指導 等の 充 実に 努め ま す。
特に 、 近 年 の核 家 族 化 や都 市 化 の 進行 に よ る 、親 の 育 児 不安 や 子 育 てに 伴う
負担 感 の 増 大な ど へ の 対応 の 拡 充 や、 よ い 子 育て に つ な がる よ う な 安全 で快適
な出 産 に関 する 、 出産 準備 教 育や 相談 体 制の 充実 に 努め ます 。
新規事業
推進施策
不妊治療費助成事業
事業内容・現状と目標
乳児家庭全戸訪問事業
不妊治療を行っている夫婦の経済的負担の軽減を図
り 、少 子 化 対 策 の 推 進 を 図 る た め 、不 妊 治 療 に 要 す る
医療費の一部を助成します。
母 子 の 健 康 や 生 活 環 境 の 向 上 を 図 る た め 設 置 し 、母 子
保健事業の向上に資することを目的とします。
永 久 歯 の 萌 出 期 で あ る 4・ 5 歳 児 ( 保 育 園 ・ 幼 稚 園 の
年 中 及 び 年 長 児 )を 対 象 に 、フ ッ 素 洗 口 法 に よ る 幼 若
永久歯のう蝕予防対策事業を行います。
小 中 学 校 の 児 童 生 徒 等 を 対 象 に 、歯 や 口 の 健 康 の 保 持
増 進 の た め に 歯 科 保 健 指 導 を 行 う と と も に 、学 校 歯 科
保健関係機関との連携を推進します。
再掲
養育支援訪問事業
再掲
母子保健連絡協議会
フッ素洗口支援事業
学校歯科保健支援事業
‐55‐
担当所管課
健康課
健康課
健康課
健康課
子ども課
健康課
子ども課
健康課
第4章
個別事業の展開
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
妊 婦 訪 問 事 業 、新 生 児・産 婦 訪
問事業
妊婦及び新生児・産婦を訪問し、妊娠・出産又は育児
に 関 し て 必 要 な 保 健 指 導 を 行 い 、す べ て の 子 ど も が 健
や か に 生 ま れ 、育 て ら れ る こ と を 目 的 と し て 実 施 し ま
す。
4 ヶ月児・8 ヶ月児・1 歳 6 ヶ月児・3 歳児・よい歯
の 健 康 診 査 を 実 施 し 、医 師 、歯 科 医 師 の 診 察 や 栄 養 士 、
歯 科 衛 生 士 、保 健 師 な ど に よ る 個 別 相 談 を 行 う こ と に
よ り 、児 の 病 気 を 早 期 に 発 見 し 必 要 な 治 療 に つ な げ て
い く と と も に 、同 年 齢 の 子 ど も と の 出 会 い 、ふ れ あ う
機会として活用し子育て支援につなげます。
1 歳 6 ヶ 月 児・3 歳 児 健 康 診 査 、訪 問 、相 談 活 動 で 認
められた、精神発達面、社会生活面、言葉の遅れ等の
状況にある母と子を対象に実施します。
他 人 と の 交 流 、遊 び を 通 し て 親 と 子 の か か わ り 方 や 社
会 生 活 を 学 ぶ 機 会 、同 じ 悩 み を 持 つ 親 同 士 の 意 見 交 換
の 場 と な る と と も に 、個 別 相 談 に よ り 個 々 の 問 題 点 を
把握し、より良い幼児の発達を促します。
4∼ 12 ヶ 月 児 の 親 を 対 象 に 実 施 し ま す 。
乳 幼 児 に 起 こ り や す い 病 気 、事 故 な ど の 救 急 時 に 対 応
で き る 知 識 を 養 い 、離 乳 食 の 意 義 、す す め 方 に つ い て
理解を深めるとともに、母親同士の仲間づくりを進
め 、児 と の ス キ ン シ ッ プ を 通 し て 親 と 子 の 絆 を 深 め る
ことを目的とします。
妊娠 6 カ月以降の初妊婦とその夫を対象に実施しま
す。
妊 娠 中 の 母 体 の 健 康 を 守 り 、胎 児 の 健 全 な 発 育 の た め
に 妊 娠 ・出 産 、 育 児 に 対 す る 正 し い 知 識 を 習 得 す る こ
とにより、親としての自信と自覚の発揚を促します。
あ わ せ て 、参 加 者 の 交 流 の 機 会 を 設 け 、相 談 相 手 を 得
て不安の解消に積極的に取り組めるように支援しま
す。
母子の健康を守るために健診受診率を向上させると
と も に 健 診 料 の 負 担 軽 減 を 図 り 、少 子 化 社 会 の 子 育 て
支援策を進めるために受診費用の補助を実施します。
4∼ 7 ヶ 月 の 乳 幼 児 と 親 を 対 象 に 実 施 し ま す 。
離乳食の意義と進め方について理解を深めるととも
に 、親 子 の 絆 を 深 め 、育 児 不 安 を 解 消 す る こ と を 目 的
とします。
各 種 保 健 事 業 に お け る 相 談 の ほ か 、母 子 手 帳 交 付 時 や
子 育 て ハ ー ト フ ル ラ イ ン( 専 用 電 話 )に よ る 相 談 を 実
施します。
地域子育て支援センターや子育てサロン等の関係施
設 で 健 康 教 育 ・ 健 康 相 談 を 行 い 、地 域 で の 子 育 て 支 援
を推進します。
市 長 が 委 嘱 す る 母 子 保 健 推 進 員 が 、行 政 と 住 民 の パ イ
プ 役 と な っ て 乳 幼 児 健 康 診 査 の 受 診 勧 奨 を は じ め 、各
種 母 子 保 健 施 策 の 紹 介 、家 庭 訪 問 、子 育 て 交 流 会 等 を
通して、地域における母子保健推進活動を行います。
伝染のおそれがある疾病の発生及びまん延を予防す
る た め に 予 防 接 種 を 行 い 、公 衆 衛 生 の 向 上 及 び 増 進 を
図ります。
女 性 の が ん 検 診 の 受 診 を 促 進 し 、が ん の 早 期 発 見 と 健
康増進を図ります。
健 康 診 査 の 対 象 外 と な る 若 年 女 性 に 対 し 、生 活 習 慣 病
予 防 対 策 の 一 環 と し て 、疾 患 あ る い は リ ス ク の 早 期 発
見を図ります。
乳幼児健康診査
元気っ子クラブ
子育てセミナー
初めてのパパママ教室
妊婦委託健康診査
離乳食講習会
相談事業
地域健康相談
母子保健推進員活動
予防接種事業
女性のがん検診事業
婦人の健康診査事業
‐56‐
担当所管課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
第4章
個別事業の展開
(2)「食育」の推進
課題と施策の方向性
食生 活 を 取 り巻 く 社 会 環境 等 の 変 化か ら 、 朝 食欠 食 、 栄 養の 偏 り な どの 食習
慣の 乱 れ や 、思 春 期 や せに み ら れ るよ う な 心 と体 の 健 康 問題 が 子 ど もた ちに生
じて い ま す 。子 ど も た ちに 対 す る 食育 は 、 心 身の 成 長 及 び人 格 の 形 成に 大きな
影響 を 及ぼ し、 生 涯に わた っ て健 全な 心 と体 の育 成 の基 礎と な りま す。
この こ と か ら、 市 で は 家庭 や 地 域 での 正 し い 食生 活 の 普 及浸 透 を 図 るた め、
保健 分 野 や 教育 分 野 を はじ め と す る様 々 な 分 野が 連 携 し 、地 域 に 根 ざし た活動
を推 進 しま す。
継続事業
推進施策
食生活改善推進事業
乳幼児健康診査
初めてのパパママ教室
子育てセミナー
離乳食講習会
相談事業
事業内容・現状と目標
食生活改善推進員の活動を通じて親子の食育教室や、
児童生徒の料理教室を開催し食育を推進します。
再掲
再掲
再掲
再掲
再掲
‐57‐
担当所管課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
健康課
第4章
個別事業の展開
(3)思春期保健対策の充実
課題と施策の方向性
子ど も た ち を取 り 巻 く 家庭 環 境 や 社会 環 境 が 大き く 変 化 して い る た め、 子ど
もた ち の 生 理的 、 身 体 的発 達 が 早 まっ て い ま す。 こ の た め、 性 に 関 する 意識や
価値 観 につ いて も 多様 化し て いま す。
10 歳 代 の 人 工 妊 娠 中 絶 の 増 加 や 性 感 染 症 の ま ん 延 が 懸 念 さ れ て お り 、 適 切
な性 に 関 す る教 育 指 導 の充 実 を 図 ると と も に 、喫 煙 や 薬 物等 に 関 す る教 育、学
童期 ・ 思春 期に お ける 心の 問 題へ の専 門 的な 相談 体 制な どの 強 化を 図り ま す。
継続事業
推進施策
赤ちゃんふれあい体験事業
未成年者喫煙防止対策事業
薬 物 乱 用 防 止 セ ミ ナ ー( ダ メ ゼ
ッタイ運動)事業
エイズ教育(性教育)の推進
性感染症予防に関する知識の
普及
思春期における喫煙や薬物等
に 関 す る 教 育 、心 の 問 題 へ の 対
応
事業内容・現状と目標
中 学 生 を 対 象 に 実 施 し 、思 春 期 に 乳 幼 児 と ふ れ あ う 機
会 を 提 供 し 、父 性 や 母 性 の 涵 養 を 図 る と と も に 生 命 の
尊 厳 や 性 に 関 す る 教 育 の 一 助 と し 、生 徒 の 健 全 な 育 成
に資することを目的とします。
薬 物 乱 用 防 止 教 室 を 通 じ 、喫 煙 被 害 、喫 煙 防 止 に か か
わる事業を実施します。
引き続き実施します。
各 学 校 に お い て 保 健 体 育 、体 育 等 の 教 科 の 中 で 実 施 し
ます。
各 学 校 に お い て 保 健 体 育 、体 育 等 の 教 科 の 中 で 実 施 し
ます。
各 学 校 に お い て 保 健 体 育 、体 育 等 の 教 科 の 中 で 実 施 し
ます。
担当所管課
健康課
学校教育課
学校教育課
学校教育課
学校教育課
学校教育課
(4)小児医療の充実
課題と施策の方向性
小児 医 療 体 制は 安 心 し て子 ど も を 生み 、 健 や かに 育 て る こと の で き る環 境の
基盤 と な り ます 。 特 に 、小 児 を 専 門と す る 救 急や 休 日 ・ 夜間 に お け る医 療体制
を整 備 し、 子育 て 家庭 が安 心 でき る環 境 をつ くる こ とが 必要 と なっ てい ま す。
継続事業
推進施策
地域医療対策事業
小児医療の充実・確保
(関係機関との連携)
事業内容・現状と目標
在宅当番医制運営事業委託料、小児救急(初期)医療
委 託 料 、休 日 歯 科 診 療 事 業 運 営 費 負 担 金 、第 2 次 救 急
医 療 事 業 負 担 金 、広 域 災 害 救 急 医 療 情 報 シ ス テ ム 運 営
事 業 負 担 金 等 を 負 担 す る と と も に 、関 係 機 関 ・ 団 体 と
の連携を進め、小児医療を充実させます。
「地域医療対策事業」として実施します。
‐58‐
担当所管課
健康課
健康課
第4章
基本目標3
個別事業の展開
子どもの心身の健やかな成長に向けた教
育環境の整備
(1)次代の親の育成
課題と施策の方向性
少子 化 の 影 響に よ り 、 子ど も た ち が乳 幼 児 と 接す る 機 会 が少 な い ま ま親 にな
る世 代 が増 加し て いま す。こ うし た中 で 、次 代の 親 とな る子 ど もた ちに 対 す る 、
子育 て の 楽 しさ や 子 ど もを 生 み 育 てる こ と の 意義 や 男 女 が協 力 し て 家庭 を築く
こと の 大切 さに つ いて の啓 発 が重 要と な って いま す 。
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
赤ちゃんふれあい体験事業
思春期保健福祉体験学習
( 小 学 生・中 学 生 の 保 育 園 、幼
稚園訪問)
ボランティア体験プロジェク
ト
男女共同参画推進事業
再掲
中 学 生 の 家 庭 科・保 育 等 の 授 業 で 保 育 園 や 幼 稚 園 等 を
訪問します。
健康課
学校教育課
担当所管課
ボ ラ ン テ ィ ア 活 動・体 験 的 な 活 動 を 意 図 し た 学 校 行 事
や授業等を教育課程内で実施します。
男女共同参画計画の進行管理を行います。
学校教育課
企画課
(2)子どもの生きる力の育成に向けた幼稚園・学校の教育環境等の整備
課題と施策の方向性
子ど も の 自 主性 を 育 て るこ と や 豊 かな 心 の 育 成、 健 や か な体 の 育 成 は、 子ど
もが 主 体的 に関 わ る活 動や 地 域特 有の 自 然・文化 に ふれ るこ と で形 成さ れ ま す 。
次代 の 担 い 手で あ る 子 ども が 、 個 性豊 か に 生 きる 力 を 身 につ け る た めに 様々
な取 組 みを 推進 し てい きま す 。
新規事業
推進施策
各種学校訪問事業
幼児教育の充実
幼稚園に子どもを就園させて
いる世帯への支援の充実
事業内容・現状と目標
年度始訪問、計画訪問、要請訪問等、各種訪問を通じ
て 、確 か な 学 力 の 向 上 、豊 か な 心 の 育 成 を 図 っ て い ま
す。また、各学校で校内研修を充実させ、お互いの授
業を見合うなどの実践的な研修や授業研究会の改善
等 を 行 い 、一 人 ひ と り の 教 職 員 の 資 質 の 向 上 を 図 り ま
す。
義務教育就学前の幼児期における教育を充実させる
と と も に 、小 学 校 の 受 け 入 れ が ス ム ー ズ に 行 わ れ る よ
う、幼稚園、保育所(園)と小学校の連携を図り、協
力体制の確立に努めます。
幼稚園に子どもを就園させている世帯に対し交付さ
れ て い る 就 園 奨 励 費 補 助 金 、第 3 子 以 降 助 成 事 業 補 助
金 の 維 持 を 図 る と と も に 、他 市 町 村 の 動 向 や 本 市 の 財
政 状 況 な ど を 踏 ま え 、随 時 、支 給 額 や 支 給 対 象 者 の 拡
大・拡充を検討することに努めます。
‐59‐
担当所管課
学校教育課
学校教育課
学校教育課
第4章
個別事業の展開
継続事業
推進施策
小学校校舎増築事業
小学校校舎等改修事業
小学校コンピューター整備事
業
事業内容・現状と目標
耐震検査を踏まえ、継続的に実施します。
計画的に実施します。
継続的に実施します。
推進施策
中学校校舎等改修事業
中学校コンピューター整備事
業
保 育 園 、幼 稚 園 と 小 学 校 の 連 携
体制構築
地域の人材の協力による学校
の活性化
子どもの心に響く道徳教育の
充実
事業内容・現状と目標
担当所管課
総務課
総務課
総務課
担当所管課
計画的に実施します。
継続的に実施します。
総務課
総務課
保 育 園 、幼 稚 園 と 小 学 校 で 連 絡 調 整 を 図 り な が ら 教 育
効 果 を 高 め て い ま す 。ま た 、個 に 応 じ た 指 導 を 充 実 さ
せ る た め 、生 徒 指 導 上 配 慮 を 要 す る 園 児 の 情 報 交 換 等
を実施します。
地 域 ・ 人 材 の 活 用 を 図 り 、世 代 を 超 え た 人 々 と の ふ れ
あ い を 創 出 し 、ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 等 を 通 し て 豊 か な 心
を 育 て る た め に 、人 材 バ ン ク 、学 校 支 援 セ ン タ ー の 協
力により実施します。
ゲ ス ト テ ィ ー チ ャ ー の 活 用 、体 験 的 な 活 動 を 活 か し て
の 道 徳 授 業 づ く り な ど を 通 し て 、心 に 響 く 道 徳 教 育 を
各学校で実施します。
学校教育課
学校教育課
学校教育課
(3)家庭や地域の教育力の向上
課題と施策の方向性
核家 族 化 や 地域 的 な つ なが り の 希 薄化 な ど の 家庭 や 家 庭 を取 り 巻 く 社会 環境
の変 化 から 、家 庭 や地 域に お ける 教育 力 の低 下が 指 摘さ れて い ます 。
家庭 の 教育 力を 向 上さ せる た めに は 、親 が 、親 とし て の学 びや 経 験を 通じ て 、
家庭 教 育に つい て の理 解を 深 める こと が 重要 とな り ます 。
新規事業
推進施策
生涯学習・学社連携事業
事業内容・現状と目標
地域住民の協力による学校と地域のパートナーシッ
プ の 下 に 、学 校 支 援 す る た め の ボ ラ ン テ ィ ア 登 録 や 情
報提供のサポートを行います。
担当所管課
生涯学習課
継続事業
推進施策
家庭教育推進事業
文化センター施設改修事業
農村公園整備事業
事業内容・現状と目標
家庭教育に関する講座や親子で共に楽しめるイベン
トの開催
・家庭教育カウンセリング初級講座
・読み聞かせボランティアの養成と派遣
・積木、エアロビクス、講義などのイベント開催
関係機関と連携しての家庭教育支援
・ PTA 学 級 等
段 差 解 消 や エ レ ベ ー タ ー の 設 置 を 含 め た 改 修 を 、平 成
28 年 度 を め ど に 計 画 し ま す 。
田園や公園を有効利用することにより健やかな子ど
もの成長と世代層の違う人達と人的交流を図ります。
‐60‐
担当所管課
生涯学習課
文化センター
農林課
第4章
推進施策
事業内容・現状と目標
ハイキングコースの整備
自然とふれあう場所としてハイキングコースの整備
を行います。
学習の森管理運営(施設整備) ・ふるさと学習館常設展示の充実
事業
・魅力ある企画展の開催
・ 市 民 (児 童 生 徒 )の 多 様 な ニ ー ズ に 対 応 し た 学 習 講 座
の開催
学習の森施設利用促進事業
・子 ど も 会 や 児 童 を 対 象 と し た ス ポ ー ツ 団 体 等 に 野 外
宿泊施設の提供
・施設内の創作工房を利用した各種教室・講座の開催
個別事業の展開
担当所管課
商工観光課
学習の森
学習の森
(4)子どもを取り巻く有害環境対策の推進
課題と施策の方向性
一般 書 店 や イン タ ー ネ ット 等 の メ ディ ア 上 の 性や 暴 力 等 に関 す る 有 害情 報、
また 、 イ ン ター ネ ッ ト 上の い じ め 等は 、 子 ど もた ち に と って 悪 影 響 を与 えると
懸念 さ れて いま す 。
また 、 こ れ らは 子 ど も たち の 携 帯 電話 の 利 用 増加 や イ ン ター ネ ッ ト 等の 普及
によ り 容易 に閲 覧 でき る状 況 にあ りま す 。
この た め 、 携帯 電 話 及 びイ ン タ ー ネッ ト 等 に おけ る フ ィ ルタ リ ン グ や各 種サ
ービ ス の普 及促 進 に努 めて い きま す。
継続事業
推進施策
有害環境浄化運動の推進
事業内容・現状と目標
関係機関連携推進
・青少推と連携・協力し、書店やコンビニエンススト
ア 等 へ の 訪 問 調 査 を 実 施 し 、青 少 年 を 取 り 巻 く 環 境
の 実 態 を 把 握 す る と と も に 、よ り よ い 社 会 環 境 の 整
備を目指します。
・PTA、青 少 推 、校 長 会 等 と 連 携 ・ 協 力 し 、有 害 環 境
浄化に努めます。
‐61‐
担当所管課
生涯学習課
第4章
基本目標4
個別事業の展開
子育てを支援する生活環境の整備
(1)良質な住宅及び良好な居住環境の確保
課題と施策の方向性
健康 や 生 活 の基 盤 と な る住 宅 は 、 子ど も を 育 てて い く 上 では 重 要 な 要素 のひ
とつ と な り ます 。 居 住 の安 定 に も つな が る よ うに 、 子 育 て家 庭 へ 良 質な 住宅の
提供 や 情報 提供 を 推進 して い きま す。
継続事業
推進施策
市営住宅再生事業
公営住宅情報提供の促進
事業内容・現状と目標
市 営 遠 丸 団 地 再 生 事 業 基 本 計 画 に 基 づ き 、老 朽 化 の 著
しい遠丸団地をリニューアルの手法で整備します。
市のホームページで情報提供を行っています。
担当所管課
建築住宅課
建築住宅課
(2)安全な道路交通環境の整備
課題と施策の方向性
妊産 婦 や 乳 幼児 連 れ の 親な ど が 安 心し て 外 出 でき る 、 道 路交 通 環 境 の整 備を
推進 し ます 。
また 、 事 故 の危 険 性 が 多い 通 学 路 にお い て は 、歩 道 の 整 備な ど 、 安 全で 安心
な歩 行 空間 の確 保 に努 めま す 。
継続事業
推進施策
都 市 計 画 街 路 3.4.15 磯 部 原
市線整備事業
橋歩道設置事業
子 ど も 、子 連 れ の 親 の た め の 幅
の広い歩道の整備の推進
事業内容・現状と目標
担当所管課
全 延 長 1,130m の 都 市 計 画 街 路 の 整 備 を 実 施 し ま す 。 都 市 整 備 課
安全な市民生活を確保するため橋歩道の設置及び整
備を実施します。
子どもの歩く視点を考慮した交通環境の見直しを促
進します。
‐62‐
土木課
土木課
第4章
個別事業の展開
(3)安心して外出できる環境の整備
課題と施策の方向性
すべ て の 人 が安 心 し て 外出 で き る よう 、 公 共 施設 等 に お いて は 、「 どこ で も、
だれ で も 、 自由 に 、 つ かい や す い 」と い う ユ ニバ ー サ ル デザ イ ン の 考え 方によ
る子 育 て環 境整 備 を推 進し て いき ます 。
新規事業
推進施策
安中市公共交通見直し事業
事業内容・現状と目標
運 行 費 補 助 の 削 減 、市 民 の 利 便 性 向 上 を 目 的 に 、市 域
全体の公共交通見直し事業を行います。特に乗合バ
ス・乗合タクシーの運行環境を総合的に整備するた
め 、運 行 形 態 の 方 向 性 を 検 討 し 、利 用 者 の 要 望 や 地 域
の 実 情 、住 民 の ニ ー ズ に 対 応 し た 適 性 か つ 効 率 的 な 見
直しを行います。
担当所管課
企画課
継続事業
推進施策
公共交通振興対策事業
道路等における段差解消等の
バリアフリー化
公 共 施 設 等 に お け る 子 ど も 、子
育て家庭にやさしい設備設置
の推進
事業内容・現状と目標
・市 内 を 運 行 す る 乗 合 バ ス 6 路 線 に つ い て 、運 行 事 業
者に対して安中市乗合バス補助金交付要綱の規定
に基づき、運行費補助を行います。
・ 市 内 に 居 住 す る 65 歳 以 上 の 高 齢 者 を 対 象 に 、 安 中
市 バ ス 利 用 促 進 割 引 補 助 金 交 付 要 綱 に 基 づ き 、事 業
者に対して補助を行います。
道路等における段差解消等のバリアフリー化を推進
します。
子どもサイズの便器・手洗い器、ベビーチェアー、授
乳室、オムツ替えスペース等の設置を推進します。
担当所管課
企画課
土木課
文化センター
体育課
子ども課
(4)安全・安心まちづくりの推進
課題と施策の方向性
子ど も や 子 ども 連 れ の 親等 が 犯 罪 等の 被 害 に 遭わ な い よ うに 、 道 路 や公 園、
駐車 場 など 犯罪 防 止に 配慮 し たま ちづ く りを 推進 し てい きま す 。
継続事業
推進施策
文化センター施設改修事業
公園整備事業
防犯灯設置事業
事業内容・現状と目標
再掲
市内公園における段差解消等のバリアフリー化を推
進します。
犯 罪 の 防 止 に 配 慮 し た 道 路 、公 園 、駐 車 場 な ど の 環 境
整備と併せ、児童・生徒の通学路、生活道路等に地域
と 連 携 し て 防 犯 灯 を 設 置 し 、安 全 ・ 安 心 に 暮 ら す こ と
ができるまちづくりを推進します。
‐63‐
担当所管課
文化センター
都市整備課
安全安心課
第4章
推進施策
消防施設整備事業
災害体制整備事業
治水事業
ため池等緊急防災対策事業
事業内容・現状と目標
複 雑・多 様 化 す る 火 災 を は じ め と し た 各 種 災 害 に よ る
被 害 の 軽 減 を 図 る た め 、狭 小 か つ 老 朽 化 し た 消 防 団 詰
所 を 新 築 し 、十 分 な 資 機 材 の 備 蓄 や 管 理 を 可 能 と し ま
す 。ま た 、古 い 消 防 ポ ン プ 自 動 車 を 最 新 鋭 の 車 両 に 更
新 す る こ と に よ り 、即 応 体 制 の 強 化 、被 害 の 拡 大 防 止
を 図 り ま す 。さ ら に 、消 防 水 利 の 乏 し い 地 域 に 防 火 貯
水槽を設置し、火災による被害の最小限化を図りま
す。
災 害 時 に 災 害 情 報 を 収 集 し 、地 域 住 民 に 対 し て 適 切 な
情報を一斉に迅速かつ正確に伝達することを目的に、
デジタル同報系防災行政無線施設を整備します。ま
た、土砂災害警戒区域、浸水想定区域、避難場所や避
難 経 路 等 を 記 載 し た 各 種 ハ ザ ー ド マ ッ プ 、或 い は 防 災
マ ッ プ を 作 成 ・ 公 表 す る な ど 、防 災 情 報 の 提 供 や 知 識
の 普 及 に 努 め 、住 民 の 防 災 意 識 の 高 揚 を 図 り 、災 害 時
の 地 域 特 性 ・ 災 害 特 性 に つ い て 理 解 を 深 め ま す 。併 せ
て 、地 域 や 職 場 に お い て 地 域 防 災 活 動 の 主 力 と な る 自
主 防 災 組 織 の 設 立 を 促 進 し 、災 害 時 要 援 護 者( 高 齢 者 、
障 害 者 、乳 幼 児 等 )及 び 同 関 連 施 設 に 係 る 避 難 支 援 対
策において地域住民、行政、関係機関が相互に協力・
連携した防災体制づくりを推進します。
安 全 な 市 民 生 活 を 確 保 す る た め「 治 水 事 業 」を 実 施 し
ます。
安全対策を配慮し実施します。
‐64‐
個別事業の展開
担当所管課
安全安心課
安全安心課
土木課
農林課
第4章
基本目標5
個別事業の展開
仕事と生活の調和の推進
(1)仕事と生活の調和の実現のための働き方の見直し
課題と施策の方向性
核家 族 化 や 女性 の 社 会 進出 に よ り 、子 育 て を 取り 巻 く 環 境は 大 き く 変化 して
いま す が 、 社会 の 慣 習 には 依 然 と して 男 女 の 役割 に 対 す る固 定 的 な 考え 方が残
って い る と ころ も あ り ます 。 男 女 を問 わ ず 、 個人 と し て の能 力 や 個 性を 十分に
発揮 す るた めに は 、社 会全 体 の意 識改 革 が必 要と な りま す。
また 、 子 ど もの 急 な 病 気や ケ ガ な どに よ る 休 暇取 得 の 困 難さ や 、 仕 事の ため
子ど も と ふ れあ う 機 会 が取 れ な い 状況 等 が あ り、 仕 事 と 生活 の 調 和 を考 えた多
様な 働 き 方 を実 現 さ せ るた め に は 、育 児 休 業 制度 の 利 用 促進 な ど 、 働き ながら
子育 て を楽 しむ こ との でき る 職場 環境 づ くり が重 要 とな って い ます 。
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
働き方の見直し等についての
広 報・啓 発 、研 修 、情 報 提 供 等
働き方の見直し等について、労働者、事業主、地域住
民等の意識改革を推進するための広報・啓発、研修、
情報提供等企業への勧奨を行っていきます。
男女共同参画社会づくりに関する広報・啓発、研修、
情報提供を行います。
‐65‐
担当所管課
商工観光課
企画課
第4章
個別事業の展開
(2)仕事と子育ての両立支援
課題と施策の方向性
核家 族 化 や 女性 の 社 会 進出 に よ り 、子 育 て を 取り 巻 く 環 境は 大 き く 変化 して
いま す 。 男 女が お 互 い に仕 事 と 子 育て を 両 立 させ て い く ため に は 、 お互 いが協
力し て 子 育 てに 取 り 組 んで い く こ とが 重 要 と なっ て い ま す。 そ の た めに は、男
性の 育 児 休 業の 取 得 な ど、 社 会 全 体の 意 識 改 革を 含 め た 男性 の 働 き 方の 見直し
が必 要 とな りま す 。
また 、 共 働 き世 帯 が 増 加し 、 子 育 て家 庭 の 生 活実 態 が 多 様化 す る な か、 様々
な保 育 ニ ー ズが 増 大 し てい ま す 。 子育 て 家 庭 にお い て 仕 事と 生 活 の 両立 ができ
るよ う 、 多 様な ニ ー ズ に対 応 し た 、広 く 利 用 しや す い 保 育サ ー ビ ス の提 供がで
きる 環 境づ くり が 必要 とさ れ てい ます 。
継続事業
推進施策
子育てと仕事の両立支援推進
保育サービスの充実
( 通 常 保 育 、延 長 保 育 、休 日 保
育、一時保育等)
放 課 後 児 童 健 全 育 成 事 業( 放 課
後児童クラブ)
フ ァ ミ リ ー・サ ポ ー ト・セ ン タ
ー事業
事業内容・現状と目標
担当所管課
働く親が子育てと仕事について考える機会を持てる
よ う 広 報 な ど で 啓 発 し て い き ま す 。ま た 、働 く 母 親 の
負 担 を 軽 減 さ せ る た め 、企 業 が 何 を で き る か を 経 営 者
のみならず、企業内全体の理解を求めていきます。
再掲
子ども課
再掲
子ども課
再掲
子ども課
‐66‐
商工観光課
第4章
基本目標6
個別事業の展開
子ども等の安全の確保
(1)子ども等の交通安全を確保するための活動の推進
課題と施策の方向性
子ど も 等 を 交通 事 故 か ら守 る た め 、警 察 や 学 校、 関 係 団 体や 地 域 が お互 いに
連携 し た 協 力体 制 の も とに 、 総 合 的な 交 通 事 故の 防 止 に 努め た 取 組 みを 推進し
てい き ます 。
新規事業
推進施策
安全教育・指導の充実
自転車の安全利用の推進
事業内容・現状と目標
担当所管課
・ 自 分 の 身 は 自 分 で 守 る こ と が で き る よ う に 、危 険 を 学 校 教 育 課
推測できる力や危険を回避する力などを交通講話
や 交 通 安 全 教 室 、安 全 に か か わ る 体 験 的 な 活 動 を 通
じ て 、確 実 に 身 に つ け ら れ る よ う 教 育 ・ 指 導 の 充 実
を図ります。
・児 童 生 徒 の 登 下 校 時 に 、地 域 の ボ ラ ン テ ィ ア の 方 が 、
通 学 路 等 に 立 ち 、児 童 生 徒 の 交 通 安 全 犯 罪 被 害 か ら
守るようにしています。
・ 保 護 者 や 地 域 の 方 々 と 連 携 し て 、安 全 に か か わ る 指
導を充実させていきます。
児 童・幼 児 の 自 転 車 乗 時 の ヘ ル メ ッ ト 着 用 を 推 進 す る 安 全 安 心 課
と と も に 、「 幼 児 2 人 同 乗 用 自 転 車 」 の 安 全 利 用 に 関
する啓発活動を実施します。
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
交通安全対策事業
子ども及び子育てを行う親等
を 対 象 と し た 参 加・体 験・実 践
型の交通安全教室実施
未就学児童を対象とし、交通安全を推進します。
三世代(子ども、親、高齢者)を対象とした交通安全
教 室 を 実 施 し 、交 通 安 全 思 想 の 普 及 を 図 り ま す 。ま た
保 育 園 、幼 稚 園 等 に お い て の 交 通 安 全 教 室 を 実 施 し ま
す。
チャイルドシートの使用効果及び正しい使用方法に
つ い て の 普 及 を 目 的 と し て 、就 学 前 児 童 、小 学 生 等 を
対象とした啓発活動を実施します。
チャイルドシートの使用効果
及び正しい使用方法について
の普及啓発活動の展開
‐67‐
担当所管課
安全安心課
安全安心課
安全安心課
第4章
個別事業の展開
(2)子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進
課題と施策の方向性
子ど も を 犯 罪等 の 被 害 から 守 る た め、 関 係 団 体や 地 域 の 協力 の も と に、 子ど
もを 対 象 と する 犯 罪 の 取締 り や 通 学路 等 の パ トロ ー ル 、 犯罪 等 に 関 する 敏速な
情報 提 供や 情報 交 換等 を推 進 して いき ま す。
新規事業
推進施策
防犯対策事業
事業内容・現状と目標
凶悪化・多様化する犯罪、事故等の未然防止に向け、
自 主 防 犯 組 織 等 の 充 実 ・ 拡 大 、防 犯 パ ト ロ ー ル 等 活 動
の強化、防犯用品等の購入費を助成します。新たに、
駅前駐輪場等へ防犯カメラの設置や一般市民向け防
犯情報等のメール配信システムを構築するなど地域
ぐ る み の 防 犯 活 動 を 促 進 し ま す 。ま た 、 青 少 年 の 健 全
育成のため、警察をはじめ、家庭、地域、学校等と連
携して非行防止や有害環境の浄化などの取組みを強
化し、毎月16日の「県民防犯の日」を中心に警察、
市防犯協会等と協力して各種防犯運動を展開します。
同時に、県・県警等の協力を得ながら防犯出前講座、
防 犯 機 器 展 示 の 実 施 、チ ラ シ ・ リ ー フ レ ッ ト 等 の 配 布
に よ り 安 全 な ま ち づ く り に 関 す る 啓 発・ 広 報 活 動 を 推
進します。
担当所管課
安全安心課
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
子どもが犯罪の被害に遭わな
いようにするための防犯講習
の実施
地 域 で の 声 か け 運 動・家 庭 へ の
啓発
PTA等と連携して学校での防犯講習会を実施しま
す。
学校教育課
地 域 に 対 し て 、子 ど も た ち に 目 を 配 り 、声 か け を 行 っ
て い く た め の 広 報 活 動 を 実 施 し ま す 。ま た 、家 庭 で の
指導・しつけに関しての啓発活動を実施します。
学 校 付 近 や 通 学 路 等 に お け る PTA 等 の 学 校 関 係 者 や
学校支援センターと連携したパトロール活動を実施
します。
・学校での防犯ブザーの貸し出しを実施します。
・警察との連携による「子ども安全協力の家」の設置
を推進します。
学校教育課
パトロール体制の推進
安全管理に関する取組み
‐68‐
担当所管課
学校教育課
学校教育課
第4章
個別事業の展開
(3)被害に遭った子どもの保護の推進
課題と施策の方向性
犯罪 や 、 い じめ 、 児 童 虐待 等 に よ り被 害 を 受 けて し ま っ た子 ど も に 対し て、
再発 防 止 に 向け た 地 域 の見 守 り を はじ め 、 子 ども に 対 す るカ ウ ン セ リン グなど
心の ケ アの 充実 を 図り ます 。
継続事業
推進施策
家庭児童相談事業
母子家庭等自立相談事業
犯 罪 、い じ め 、児 童 虐 待 等 の 被
害に遭った子どもに対するカ
ウンセリング
事業内容・現状と目標
家庭児童福祉に関する相談指導事業を充実強化しま
す。
母子自立支援員による相談体制を整備します。
教育研究所、教育相談事業において実施します。
‐69‐
担当所管課
子ども課
子ども課
学校教育課
第4章
基本目標7
個別事業の展開
要保護児童への対応などきめ細かな取組
みの推進
(1)児童虐待防止対策の充実
課題と施策の方向性
児童 虐 待 は 、子 ど も の 心身 の 発 達 や人 格 の 形 成に 重 大 な 影響 を 与 え るた め、
児童 虐 待 防 止に 向 け た 発生 予 防 か ら早 期 発 見 ・早 期 対 応 、さ ら に は 保護 ・自立
支援 に 至る まで 切 れ目 のな い 総合 的な 支 援が 必要 と なっ てい ま す。
この た め に 、子 育 て 中 の親 の 精 神 的な 負 担 の 軽減 体 制 の 確立 や 、 児 童虐 待の
発生 が 疑 わ れる 場 合 に は、 関 係 機 関と の 連 携 を含 め た 、 敏速 か つ 具 体的 な対策
が行 え るよ う体 制 の整 備が 重 要と なっ て いま す。
新規事業
推進施策
事業内容・現状と目標
要保護児童対策地域協議会の
運営
・要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 の ネ ッ ト ワ ー ク が 有 効 に
機 能 す る た め 、そ の 運 営 の 中 核 と な る 要 保 護 児 童 対
策調整機関の機能を強化します。
・運営体制の充実を図ります。
担当所管課
子ども課
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
家庭児童相談事業
児童虐待の発生予防から早期
発 見・早 期 対 応 、ア フ タ ー ケ ア
に至るまでの総合的な支援
母 親 の 育 児 不 安 や 虐 待・い じ め
等に関する相談体制の整備
再掲
要 保 護 児 童 対 策 地 域 協 議 会 の 運 営 に よ り 、児 童 虐 待 の
発 生 予 防 か ら 早 期 発 見 ・ 早 期 対 応 、ア フ タ ー ケ ア に 至
るまでの総合的な支援を行います。
家庭児童相談事業や地域子育て支援センターにおい
て 日 常 的 に 子 育 て 相 談 を 実 施 し 、専 門 的 な 対 応 が 必 要
な相談ついてはその都度振り分けを行っていきます。
子ども課
子ども課
教 育 相 談 を 定 期 的 に 実 施 し 、そ の 際 他 部 署 と 連 携 し て
の対応にも配慮します。
学校教育課
‐70‐
担当所管課
子ども課
第4章
個別事業の展開
(2)ひとり親家庭等の自立支援の推進
課題と施策の方向性
母子 家 庭 等 が増 加 し て いる な か で 、母 子 家 庭 等に お け る 児童 の 健 全 な育 成を
図る た めに 、生 活 や就 労に 関 する 自立 支 援が 重要 と なっ てい ま す。
ひと り 親 家 庭等 が 心 豊 かに 安 心 し て生 活 を 送 れる よ う 、 相談 体 制 の 充実 や経
済的 な 自立 の促 進 が必 要と さ れて いま す 。
新規事業
推進施策
事業内容・現状と目標
母子家庭及び寡婦自立促進計
画策定事業
母 子 家 庭 等 の 自 立 支 援 を 総 合 的 に 推 進 す る た め 、母 子
家庭及び寡婦自立促進計画を策定します。
担当所管課
子ども課
継続事業
推進施策
母子家庭等自立相談事業
母子家庭就業支援事業
事業内容・現状と目標
母子自立支援員による就業等相談体制を整備します。
・母 子 家 庭 の 母 の 主 体 的 な 能 力 開 発 の 取 組 み を 支 援 す
るため自立支援教育訓練給付金事業を実施します。
・ 母 子 家 庭 の 母 の 生 活 の 負 担 の 軽 減 を 図 り 、資 格 取 得
を促進するため高等技能訓練促進費等事業を実施
します。
‐71‐
担当所管課
子ども課
子ども課
第4章
個別事業の展開
(3)障がい児施策の充実
課題と施策の方向性
障が い の 原 因と な る 疾 病や 事 故 の 予防 及 び 早 期発 見 ・ 治 療の 推 進 を 図る ため
に妊 婦 及 び 乳幼 児 に 対 する 健 康 診 査や 学 校 に おけ る 健 康 診断 等 を 推 進す ること
が必 要 とさ れて い ます 。
また 、 障 が い児 の 健 全 な発 達 を 支 援し 、 身 近 な地 域 で 安 心し て 生 活 でき るよ
う、 保 健 、 医療 、 福 祉 、教 育 等 の 連携 に よ り 、子 ど も の 発達 段 階 に 合わ せた、
適切 な 医 療 及び 医 学 的 な支 援 の 提 供、 教 育 に おけ る 支 援 の充 実 が 求 めら れてい
ます 。
さら に 、広 汎性 発 達障 害(PDD)、注 意 欠 陥 多動 性 障害(ADHD)、学 習 障 害
(LD)を 含 む特 別 な教 育や 療 育が 必要 な 障が い児 に つい ては 、障 が いの 状 態 に
応じ た 適 切 な教 育 支 援 や放 課 後 児 童ク ラ ブ の 受け 入 れ 推 進な ど 、 将 来の 自立や
社会 参 加に 向け た 様々 な支 援 策を 行う こ とが 必要 と なっ てい ま す。
継続事業
推進施策
事業内容・現状と目標
在宅障がい児福祉サービスの
充実
在宅障がい児に居宅介護、短期入所、行動援護、重度
障 が い 者 等 包 括 支 援 、重 度 訪 問 介 護 等 の 自 立 支 援 給 付
で 安 心 し た 地 域 生 活 を さ さ え 、補 装 具 、 日 常 生 活 用 具
の 支 給 、移 動 支 援 、相 談 事 業 に よ り 質 の 高 い 生 活 を 追
求するサービスを提供していきます。
保 育 所 、幼 稚 園 、放 課 後 児 童 ク ラ ブ に お け る 障 が い 児
の受け入れを促進します。
「母子保健衛生事業」として実施します。
・乳幼児健診:紹介状を発行し、受診を促進
・心理士による相談:1歳6ヶ月児・3歳児健診で発
達の気になる児に対して個別相談実施
・元気っ子クラブ:健診の事後指導として遊びの教室
を実施
・関係機関事業を支援
現 在 、ふ く し の 家 で 日 中 一 時 支 援 事 業( 心 身 障 が い 児
集 団 活 動 ・ 訓 練 事 業 )で 実 施 し て い る 障 が い 者 の 学 童
プ ル ニ エ ク ラ ブ が ニ ー ズ の 増 加 で 施 設 、指 導 者 も 不 足
の た め 、新 た に 施 設 を 新 設 し 国 庫 事 業 の 児 童 デ イ サ ー
ビ ス 事 業 を 採 用 し 、低 学 年 教 室 、高 学 年 教 室 の 障 が い
児 学 童 ク ラ ブ を 開 設 し 、日 常 生 活 に お け る 基 本 的 な 動
作の指導、集団生活への適応訓練等を行います。
障がい児保育の推進
障がいの原因となる疾病の早
期発見、治療の推進
児童デイサービス
‐72‐
担当所管課
福祉課
子ども課
学校教育課
健康課
福祉課
第5章
目標事業量の設定
第5章
第1節
目標事業量の設定
特定事業の目標値設定
次世 代 育 成 支援 行 動 計 画で は 、 保 育サ ー ビ ス 、放 課 後 児 童健 全 育 成 事業 、そ
の他 の 次 世 代育 成 支 援 対策 に 係 る 事業 に つ い て、 国 か ら 定量 的 目 標 事業 量の設
定が 求 めら れて い ます 。本 市 では 次の 事 業に つい て 設定 しま し た。
1. 通 常保 育事 業
2. 延 長保 育事 業
3. 夜 間保 育事 業
4. ト ワイ ライ ト ステ イ事 業
5. 休 日保 育事 業
6. 病 児病 後児 保 育事 業
7. 放 課後 児童 健 全育 成事 業 (放 課後 児 童ク ラブ )
8. 一 時預 かり 事 業
9. 地 域子 育て 支 援拠 点事 業
10 . ファ ミリ ー ・サ ポー ト ・セ ンタ ー 事業
11 . ショ ート ス テイ 事業
この 目 標事 業量 に つい ては 、 平 成 20 年に 実 施し た 「次 世代 育 成支 援に 関 す
るニ ー ズ調 査」 結 果よ り算 出
1
し たニ ー ズ量 を基 に 設定 して い ます 。
また 、 これ ら目 標 事業 量に つ いて は、「新 待 機児 童 ゼロ 作戦 ( 平 成 20 年 2
月 27 日 厚 生労 働 省策 定)」の 最 終年 度 であ る平 成 29 年度 を 達成 年次 と し、後
期計 画 にお ける 目 標事 業量 に つい ては 、 平 成 29 年度 ま でに 達 成す るこ と を 目
標に 、 現状 のサ ー ビス 基盤 の 設置 状況 等 を踏 まえ 設 定し てい ま す。
平成17年度
平成21年度 平成22年度
前期計画 5年間
平成26年度
平成29年度
後期計画 5年間
後期計画の目標事業量設定
平成20年度
ニーズ調査
ニーズ量
目標事業量設定
新待機児童ゼロ作戦(平成20年2月27日厚生労働省策定)
ニーズ調査結果より平成29年度におけるニーズ量算出
1
ニーズ量は、厚生労働省の算出方法を用いて行っています。
‐73‐
第5章
目標事業量の設定
■家族類型の変化
平 成 29 年 度の 保 育サ ービ ス ニー ズ量 は 、ニ ーズ 調 査結 果か ら 今後 の母 親 の
就労 希 望に よる 就 労形 態の 変 化を 見込 ん で算 出し て いま す。
ニー ズ 調 査 結果 か ら 求 めら れ る 現 在の 家 族 類 型( 父 親 や 母親 の 就 労 形態 の組
み合 わ せ) 及び 平 成 29 年度 の 家 族類 型 をみ ると 、 母親 の今 後 の「 フル タ イ ム
への 転 換 希 望」 や 「 未 就労 者 の パ ート 、 フ ル タイ ム へ の 就労 希 望 」 によ り、共
働き 世 帯が 増加 す ると 思わ れ ます 。
図
家族 類 型の 変化 ( 就学 前児 童 )
0%
10%
20%
30%
40%
4.8%
20.5%
フルタイム共働き
33.1%
21.4%
フルタイム・パート共働き
20.3%
51.6%
専業主婦・夫
無業×無業
60%
4.8%
ひとり親家庭
パート×パート
50%
40.3%
0.0%
0.0%
0.4%
0.2%
現在
1.3%
その他
平成29年度
1.3%
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 就 学 前 回 答 者 数 523)
図
家族 類 型の 変化 ( 就学 児童 )
0%
10%
20%
30%
9.8%
20.2%
フルタイム共働き
42.7%
42.9%
フルタイム・パート共働き
28.5%
24.0%
専業主婦・夫
無業×無業
その他
50%
9.8%
ひとり親家庭
パート×パート
40%
16.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
3.1%
現在
平成29年度
3.1%
資 料 : 次 世 代 育 成 支 援 に 関 す る ニ ー ズ 調 査 結 果 報 告 書 H21.3( 小 学 校 回 答 者 数 520)
‐74‐
第5章
目標事業量の設定
■ 平 成 29 年 度 の 推 計 人 口 と ニ ー ズ 量
平 成 29 年 度の 保 育サ ービ ス ニー ズ量 は 、人 口推 計 から 求め ら れる 平 成 29
年度 の 0∼ 8 歳児 数 を もと に 算出 して い ます 。
年齢
平 成 29 年 度 推 計 人 口
0 歳児
289 人
1 歳児
316 人
2 歳児
330 人
3 歳児
347 人
4 歳児
363 人
5 歳児
379 人
6 歳児
400 人
7 歳児
417 人
8 歳児
426 人
■ニーズ調査結果から求められるニーズ量及びサービス利用率
ニー ズ 調査 結果 か ら求 めら れ る平 成 29 年度 にお け る保 育サ ー ビス のニ ー ズ
量及 び 利用 率は 以 下の とお り とな りま す 。
事業名
ニーズ量
サービス利用率
通常保育事業
0∼ 2 歳 児
347 人
0∼ 2 歳 児
37.1%
3∼ 5 歳 児
575 人
3∼ 5 歳 児
52.8%
延長保育事業
0∼ 5 歳 児
523 人
0∼ 5 歳 児
25.8%
夜間保育事業
0∼ 5 歳 児
50 人
0∼ 5 歳 児
2.5%
トワイライトステイ事業
0∼ 5 歳 児
0人
0∼ 5 歳 児
0%
休日保育事業
0∼ 5 歳 児
319 人
0∼ 5 歳 児
15.7%
病児・病後児保育事業
0∼ 5 歳 児
5,466 日 / 年
−
放課後児童健全育成事業
6∼ 8 歳 児
583 人
6∼ 8 歳 児
0∼ 5 歳 児
19,094 日 / 年
−
46.9%
(放課後児童クラブ)
一時預かり事業
※地域子育て支援拠点事業、ファミリー・サポート・センター事業、ショートステイ事業のニーズ量に
ついては、ニーズ調査からは算出できません。
‐75‐
第5章
目標事業量の設定
1.通常保育事業
事業の内容
保護 者 が 就 労ま た は 、 疾病 な ど に より 家 庭 に おい て 保 育 する こ と が でき ない
子ど も を午 前 7 時 30 分か ら 午 後 6 時 30 分 まで の 11 時間 、保 育 所で 保 育を
行う 事 業。
事業の方向性
3歳 以 上 の 入所 児 童 数 の減 少 予 想 の中 、 3 歳 未満 の 入 所 児童 数 の 増 加が 予想
され ま すの で、 そ の受 入枠 の 拡大 を図 っ てい きま す 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 21 年 4 月 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
3歳未満児 在園児童数
253 人
3歳未満児 定員数
382 人
3歳以上児 在園児童数
817 人
3歳以上児 定員数
639 人
実施か所数
16 か 所
実施か所数
16 か 所
2.延長保育事業
事業の内容
保護 者 の就 労形 態 の多 様化 に 対応 する た め、 通常 の 11 時間 の 開所 時間 の 前
後い ず れ か 30 分以 上 を通 常 保育 とは 別 に保 育を 行 う事 業。
事業の方向性
保護 者 の 就 労形 態 の 多 様化 等 に よ り延 長 保 育 に対 す る ニ ーズ の 高 ま りが 予想
され る ため 、未 実 施の 松井 田 地区 を重 点 に実 施か 所 の拡 大を 図 って いき ま す。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
一日平均利用児童数
実施か所数
5 か所
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
30 人
定員数
200 人
実施か所数
‐76‐
10 か 所
第5章
目標事業量の設定
3.夜間保育事業
事業の内容
夜間 勤 務な どの 保 護者 のた め 、保 育所 に おい て夜 間 に保 育を 行 う事 業。
事業の方向性
保護 者 の就 労形 態 の変 化に 伴 うニ ーズ を 把握 しな が ら検 討し て いき ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
未実施
検討
4.子育て短期支援事業(トワイライトステイ事業)
事業の内容
保護 者 の 帰 宅が 仕 事 な どに よ り 夜 間に な る 場 合、 児 童 養 護施 設 な ど にお いて
一時 的 に預 かる 事 業。
事業の方向性
保護 者 のニ ーズ を 把握 しな が ら検 討し て いき ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
未実施
検討
‐77‐
第5章
目標事業量の設定
5.休日保育事業
事業の内容
日曜 、 祝 日 勤務 な ど の 保護 者 の た めに 、 保 育 所に お い て 休日 に 保 育 を行 う事
業。
事業の方向性
保護 者 の利 便性 を 考慮 した 配 置に より 、 実施 か所 の 拡大 を図 り ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
定員数
定員数
10 人
実施か所数
1か所
30 人
実施か所数
3 か所
6.病児・病後児保育事業
事業の内容
児童 が 病 中 又は 病 気 の 回復 期 に あ って 集 団 保 育が 困 難 な 期間 、 保 育 所・ 医療
機関 等 に 付 設さ れ た 専 用ス ペ ー ス 等に お い て 保育 及 び 看 護ケ ア を 行 うと いう保
育サ ー ビス です 。
事業の方向性
保護 者 の ニ ーズ も あ り 、保 育 サ ー ビス の 向 上 につ な が る 事業 と し て あら たに
設置 を 目指 しま す 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
未実施
病児対応型・病後児対応型
定員数
6人
実施か所数
‐78‐
1 か所
第5章
目標事業量の設定
7.放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)
事業の内容
保護 者 が 仕 事な ど に よ り昼 間 家 庭 にい な い 小 学生 に 対 し 、放 課 後 や 夏休 みな
どに 放 課後 児童 ク ラブ で保 育 を行 う事 業 。
事業の方向性
全小 学 校 区 にお い て 、 希望 す る 児 童全 員 が 入 所で き る 状 況を 目 指 し て推 進し
てい き ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
実績児童数
369 人
定員数
実施か所数
13 か 所
実施か所数
460 人
17 か 所
8.ショートステイ事業
事業の内容
保護 者 が 病 気に な っ た 場合 な ど に 乳児 院 、 児 童養 護 施 設 など に お い て児 童を
短期 間 (7 日間 程 度) 預か る 事業 。
事業の方向性
保護 者 のニ ーズ を 把握 しな が ら検 討し て いき ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
未実施
検討
‐79‐
第5章
目標事業量の設定
9.一時預かり事業
事業の内容
専業 主 婦 な どが 育 児 疲 れ解 消 や 急 な用 事 な ど のた め 、 一 時的 に 保 育 がで きな
いと き に保 育所 で 子ど もを 預 かる 事業 。
事業の方向性
保育 所 型 ( 一時 保 育 ) とし て こ の 事業 を 実 施 して い る と ころ で す が 、保 護者
の利 便 性を 考慮 し た配 置に よ り、 実施 か 所の 拡大 を 図り ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
月平均利用児童数
定員数
実施か所数
49 人
5 か所
24 人
実施か所数
6 か所
10.ファミリー・サポート・センター事業
事業の内容
保育 な ど の 援助 を 受 け たい 人 と 行 いた い 人 を 会員 と す る 相互 援 助 活 動組 織に
より 、保育 所、放 課後 児童 ク ラブ など の 開始 前、終 了後 に子 ど もを 預か っ た り 、
送迎 し た り 、ま た は 保 護者 の 外 出 など の と き に一 時 的 な 預か り な ど 育児 につい
ての 助 け合 いを 行 う事 業。
事業の方向性
仕事 と 子 育 ての 両 立 に 向け た 環 境 整備 の 一 環 とし て 、 市 民に よ る 会 員制 の相
互育 児 支援 のシ ス テム をつ く りま す。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
未実施
設置か所数
‐80‐
1 か所
第5章
目標事業量の設定
11.地域子育て支援拠点事業
事業の内容
地域 に お い て子 育 て 親 子の 交 流 等 を促 進 す る 子育 て 支 援 拠点 の 設 置 を推 進す
るこ と に よ り、 地 域 の 子育 て 支 援 機能 の 充 実 を図 り 、 子 育て の 不 安 感等 を緩和
し、 子 ども の健 や かな 育ち を 促進 する こ とを 目的 と した 事業 で す。
事業の方向性
子育 て 全 般 に関 す る 専 門的 な 支 援 を行 う 拠 点 とし て 、 セ ンタ ー 型 の 設置 を推
進し て い る とこ ろ で す が、 保 護 者 の利 便 性 を 考慮 し た 配 置に よ り 、 設置 か所の
拡大 を 図り ます 。
現状及び目標事業量
現 状 ( 平 成 20 年 度 )
目 標 事 業 量 ( 平 成 26 年 度 )
センター型
センター型
設置か所数
5 か所
設置か所数
※ 市の単独事業は除く。
‐81‐
8 か所
第5章
‐82‐
目標事業量の設定
第6章
計画推進のために
第6章
計画推進のために
1.取組方針
本計 画 は 、 安中 市 の 少 子化 対 策 及 び子 育 て 支 援に 関 す る 基本 的 な 方 向性 を定
めた も の で す。 各 施 策 の推 進 に つ いて は 、 関 係各 課 が 連 携し 、 全 庁 的に 取り組
んで い く必 要が あ りま す。
また 、 子 育 て支 援 は 社 会全 体 で 解 決す る 問 題 であ る と い う観 点 か ら 、安 中市
のす べ て の 家庭 や 事 業 主、 子 育 て 支援 活 動 を して い る 団 体を は じ め とし た、市
民一 人 ひと りが 行 政と 協力 し て計 画を 推 進し ます 。
2.庁内推進体制
庁内 の 関 係 各課 か ら な る「 庁 内 推 進会 議 」 を 引き 続 き 組 織し 、 事 業 実施 に伴
う調 整 や計 画実 施 状況 の把 握 と検 討を 行 いま す。
3.地域推進協議会の設置
市民 の 代表 や学 識 経験 者 、関 係 機 関か ら なる「( 仮 称 )安 中市 次 世代 育成 支 援
行動 計 画推 進協 議 会」 を組 織 し、 計画 実 施状 況の 把 握と 検討 を 行い ます 。
安中市次世代育成支援行動計画
安中市次世代育成支援行動計画
推 進 体 制
推 進 体 制
地域推進体制
庁内推進体制
安中市次世代育成支援行動計画
推進協議会
庁内推進会議
委員構成
市民・学識経験者・医師
事業主・関係団体・関係
行政機関
委員構成
各担当課部課長
‐83‐
第6章
計画推進のために
4.計画の進捗管理と点検・評価
本行 動 計 画 の推 進 に あ たっ て は 、 その 実 施 状 況を 一 括 し て把 握 ・ 点 検・ 評価
し、 そ の 結 果を そ の 後 の実 施 や 計 画の 見 直 し 等に 反 映 さ せて い く こ とが 必要で
す。
そこ で 、 庁 内の 関 係 各 課か ら な る 「庁 内 推 進 会議 」 に お いて 、 関 係 課の 連携
の基 に 、実 施状 況 を把 握・ 点 検し 、各 施 策を 総合 的 かつ 計画 的 に推 進し ま す。
また 、 市 民 や各 関 係 団 体等 の 意 見 を反 映 さ せ るた め 、「( 仮称 ) 安 中 市次 世代
育成 支 援 行 動計 画 推 進 協議 会 」 を 組織 し 、 多 くの 市 民 の 声が 生 か せ るよ うに広
報や 市 の ホ ーム ペ ー ジ 等を 活 用 し た意 見 の 収 集に 努 め 、 本行 動 計 画 の評 価、改
善を 継 続的 に進 め てい きま す 。
さら に 、 こ の計 画 の 主 人公 で あ る 「子 ど も た ちの 声 」 や 「子 育 て 家 庭の 声」
を中 心 に 、 利用 者 の 視 点に 立 っ た 声を 生 か し 、計 画 の 実 行性 や 見 直 しの 検討に
努め ま す。
‐84‐
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