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User`s Manual UT750 ディジタル指示調節計 単ループ制御
User’s Manual UT750 ディジタル指示調節計 単ループ制御 ユーザーズマニュアル IM 05D01B02-41 IM 05D01B02-41 3版 Blank Page i <目次> <改訂情報> はじめに このたびは,UT750ディジタル指示調節計をお買い上げまことにありがとうございます。 ■ マニュアルの読み方 目 的 タイトル 内 容 セットアップ 1. 設置 調節計を操作できるようにするまでに必要な作業(取付け, 配線など)について説明しています。 基本操作 2. 初期設定 測定入力種類,制御出力種類,警報種類の設定例を説明して います。ここの設定を行えば基本的な制御が行えます。 運転操作・ トラブル対策 3. 運転 4.1 トラブル シューティング 運転時のキー操作について説明しています。 外部接点入力による運転操作については, 「1.5 端子配線図」 外部接点入力をご覧ください。 操作概略 5.1 パラメータマップ パラメータ設定時の道しるべとなるパラメータマップを記 載しています。 機能解説と 設定値記録 5.2 パラメータ一覧表 パラメータの持つ機能を簡単に解説しています。またお客様 設定値欄を設けてありますので, 調節計に設定すると同時に 記録するようにしてください。 ■ ご使用可能な調節計 単ループ制御は,下記仕様コードの調節計でご使用になれます。 UT750-00 UT750-01 UT750-10 UT750-11 UT750-50 UT750-51 ■ 本書に対する注意 (1) 本書は,最終ユーザまでお届けいただきますようお願いいたします。また,本書は大 切に保管していただきますようお願いいたします。 (2) 本製品の操作は,本書をよく読んで内容をよく理解したのちに行ってください。 (3) 本書は,本製品に含まれる機能詳細を説明するものであり,お客様の特定目的に適合 することを保証するものではありません。 (4) 本書の一部または全部を,無断で転載,複製することは固くお断りします。 (5) 本書の内容については,将来予告なしに変更することがあります。 (6) 本書の内容について,もしご不審な点や誤り,記載もれなどお気付きのことがありま したら,当社営業部または,お買い求めの代理店まで,ご連絡ください。 Media No. IM 05D01B02-41 (CD) 3rd Edition : May 2006 (YK) All Rights Reserved. Copyright © 2000, Yokogawa Electric Corporation IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <改訂情報> ii ■ 本器を安全にご使用いただくために 本器には,安全にご使用していただくために次のようなシンボルマークを使用しています。 取扱注意 製品においては,人体および機器を保護するためにユーザーズマニュアルを参照する必要 がある場合についています。またユーザーズマニュアルにおいては,感電事故など,取扱 者の生命や身体に危険がおよぶ恐れがある場合に,その危険を避けるための注意事項を記 述してあります。 以下のシンボルマークは,ユーザーズマニュアルおよびユーザーズマニュアル応用編(CDROM版)に使用しています。 注 意 「ソフトウェア,ハードウェアの損傷およびシステムトラブルを引起こす可能性が想定さ れる場合に注意すべきことがら」を記述してあります。 重 要 「製品を取扱う上で重要な情報や,操作や機能を知る上で注意すべきことがら」を記載し てあります。 ■ 本製品の免責についてと取扱い上の注意 (1) 本製品の使用によりお客様または第三者が損害を被った場合,あるいは当社の予測で きない本製品の欠陥などのため,お客様または第三者が被った損害およびいかなる間 接的損害に対しても当社は責任を負いかねますのでご了承ください。 (2) 本製品は,当社の事前の承認なしにその全部または一部を譲渡,交換,転貸などによっ て第三者に使用させることは,固くお断りいたします。 (3) 本製品の部品や消耗品を交換する場合は,必ず当社の指定品を使用してください。 (4) 本製品は,特定された1台のコンピュータでご使用ください。別のコンピュータに対 してご使用になる場合は,別途ご購入ください。 (5) 本製品をバックアップの目的以外でコピーすることは,固くお断りいたします。 (6) 本製品の収められているフロッピーディスク(オリジナルメディア)は,大切に保管し てください。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <改訂情報> iii ■ 本製品の保護・安全および改造に関する注意 (1) 本製品および本製品で制御するシステムの保護・安全のため,本書の安全に関する指 示事項にしたがって本製品をご使用ください。なお,これらの指示事項に反する扱い をされた場合,当社は安全性を保証いたしません。 (2) 本製品を改造することは固くお断りいたします。 (3) 本製品の逆コンパイル,逆アセンブルなど(リバースエンジニアリング)を行うことは, 固くお断りします。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 Blank Page 目次-i <はじめに> <改訂情報> UT750 ディジタル指示調節計 単ループ制御 ユーザーズマニュアル IM 05D01B02-41 3版 目 次 はじめに ........................................................................................................... i 1. 設置 .................................................................................................... 1-1 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 2. 初期設定 .............................................................................................. 2-1 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 3. フロントパネルの名称と機能 ......................................................................... 2-2 測定入力種類を設定する(電源オン時に最初に設定) ......................................... 2-3 測定入力種類を変更する ................................................................................ 2-7 制御出力種類を設定する(位置比例形の調節計以外) ......................................... 2-9 バルブ位置を自動校正する(位置比例形の調節計のみ) ................................... 2-12 パラメータを初期化する .............................................................................. 2-14 警報種類を変更する ..................................................................................... 2-15 複数SPとPIDの解説 ..................................................................................... 2-18 運転 .................................................................................................... 3-1 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 3.10 4. 形名・仕様コード ........................................................................................... 1-1 取付方法 ........................................................................................................ 1-2 配線方法 ........................................................................................................ 1-4 ハードウェア仕様 ........................................................................................... 1-6 端子配線図 ................................................................................................... 1-11 運転中の監視画面 ........................................................................................... 3-1 目標設定値(SP)を設定する ............................................................................. 3-3 オートチューニングを実行/中止する ............................................................ 3-4 手動でPIDを設定する ..................................................................................... 3-6 警報設定値を設定する .................................................................................... 3-7 目標設定値番号(SPNO)を選択する ................................................................. 3-9 運転開始(RUN)/停止(STOP)の切替えを行う ............................................... 3-10 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う ..................................................... 3-11 手動時に制御出力を操作する ....................................................................... 3-12 リモート(REM)/ローカル(LCL)の切替えを行う ........................................... 3-14 トラブルシューティング・保守 ........................................................... 4-1 4.1 4.2 トラブルシューティング ................................................................................ 4-1 保守 ............................................................................................................... 4-5 4.2.1 4.2.2 4.2.3 4.2.4 4.2.5 5. 清掃時の注意事項 ..................................................................................................... 4-5 ブラケットの交換 ..................................................................................................... 4-5 端子カバーの取付け ................................................................................................. 4-5 有寿命部品の交換 ..................................................................................................... 4-7 制御出力用リレーの交換 ......................................................................................... 4-7 パラメータ .......................................................................................... 5-1 5.1 5.2 パラメータマップ ........................................................................................... 5-1 パラメータ一覧表 ........................................................................................... 5-6 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <はじめに> <改訂情報> 6. 目次-ii 機能ブロック図と解説 ......................................................................... 6-1 ユーザーズマニュアル 改訂情報 ..................................................................... i IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 1. <1. 設置> 1-1 設置 本章は,調節計を操作できるようにするまでに必要な作業(取付け,配線など)について説 明しています。 1.1 形名・仕様コード 製品をご使用になる前に,ご注文の形名コードと一致した製品が納入されていることをご 確認ください。 形名 仕様コード UT750 -0 -1 -5 種類 付加機能 内 容 ディジタル指示調節計 (カスタム演算機能付き※) 1ループ形 位置比例形 2ループ形 0 1 なし 通信, 補助アナログ(リモート)入力付き 次のものが揃っていることをご確認ください。 ・ ディジタル指示調節計本体 (ご注文の形名のもの) ............... 1台 ・ ブラケット (取付け具) ............................................................. 1組 ・ 単位シール ............................................................................... 1枚 ・ 単ループ制御ユーザーズマニュアル (A2サイズ) .................. 5枚 ・ ユーザーズマニュアル応用編(CD-ROM版) ........................... 1枚 ※ パソコンで動作する別売のカスタム演算作成ツール(形名LL200-J10)を利用して,調節計の入力信号お よび出力信号に各種演算(四則演算,論理演算,折線,温度補正係数演算,圧力補正係数演算など)を組 み込むことができます。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 1.2 <1. 設置> 1-2 取付方法 注 意 取付場所は,次のような場所を選んでください。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 人が端子にうかつに触れない場所 機械的振動の少ない場所 腐食性ガスの少ない場所 温度変化が少なく常温(23℃)に近い場所 高いふく射熱を直接うけない場所 電磁界の影響のない場所 端子板面(基準接点補償素子)に風があたらない場所 水がかからない場所 燃えやすいものから離れた場所 150mm 150mm 150mm 150mm 特に燃えやすいものの上に直接置くことは止めてください。 やむを得ず,燃えやすいもののそばに設置する場合は計器の上・下・左・右の側面から少 なくとも150mm離れたところに,厚さ1.43mmのメッキした鉄板,あるいは厚さ1.6mmの コーディングしていない鉄板を使用してカバーを用意してください。 ● 取付姿勢: 左右水平,上向き最大30度,下向き不可 計器前面 30度以内に 取付けてください 30度 計器背面 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <1. 設置> 1-3 ■ 外形寸法・パネルカット寸法 UT750 11 96 112 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 96 AL 1 2 3 4 PV 91.8 PV2 単位:mm ブラケット大 100 A/M SET/ENT DISP ブラケット小 1∼10mm (パネル厚) ● 一般取付時パネルカット寸法 ● 密着計装時パネルカット寸法 [(N−1)×96+92] +0.8 0 92 +0.8 0 最小117 最小 145 (53) 92 Nは取付け台数 ただし,N≧5の時は実測値による。 +0.8 0 92 +0.8 0 (25) ■ 取付方法 感電の恐れがありますので,パネルへの取付作業時は,計器に供給する電源をオフにして ください。 取扱注意 パネルに調節計を取付ける穴をあけた後,以下の手順で取付けてください。 1. 調節計を背面端子板の方からパネル前面から挿入します。 2. 調節計の上・下にブラケット(取付け具)を下図のようにセットし,ブラケットのネジ を締めます。このとき締めすぎないようにご注意ください。 パネル ブラケット大 (上部取付具) 端子板 パネルへの挿入方向 調節計の端子板の方 から挿入してくださ い。 ブラケットは,ドライバー を挿入して締めて固定して ください。 ブラケット小 (下部取付具) 推奨締付トルク 0.4N・m IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 1.3 1-4 <1. 設置> 配線方法 1) 取扱注意 2) 3) 感電の恐れがありますので,配線作業時は,計器に供給する電源をオフにして,つな ぐケーブルに通電されていないことをテスタなどで確認してから作業を始めてくださ い。 安全のため本機器近傍の簡単に操作できる場所に,必ずサーキットブレーカ (IEC60947 適合品,5A 100Vまたは220VAC)を設置してください。また,このス イッチが本機器電源の切断装置であることを明示してください。 配線作業は,電気関係の基礎知識があり,かつ実務経験がある方が行ってください。 注 意 1) 2) 3) 4) 5) 電源は,単相の計器用電源から取ってください。電源ノイズが多い場合は,1次側に 絶縁トランスを挿入し,2次側にラインフィルタ(推奨品:ZAC2205-00U,TDK製)を使 用してください。 ノイズ対策時は,1次側と2次側の電源ケーブルを近接しないでください。 熱電対入力の場合は,シールド付補償導線で配線してください。また,測温抵抗体入 力の場合は,導線抵抗が低く,3線間の抵抗差のないシールド線を使用してください。 配線に使用するケーブルおよび端子の仕様と推奨品は下記の通りです。 制御出力リレーは交換できます。ただし,出力リレーには寿命(抵抗負荷10万回)があ るため,補助リレーを使って負荷のオン/オフを行ってください。 補助リレー,モーターやソレノイドバルブのようなインダクタンス(L)負荷を使用す る場合は誤作動や,リレーの故障の原因になりますので,必ずスパーク消去用のサー ジサプレッサ回路としてCRフィルタ(AC使用時)またはダイオード(DC使用時)を並列 に挿入してください。 外部からの雷サージ混入の恐れがある場合には,避雷器などを使用してください。 ● CRフィルタ メーカ 松尾電機(株) (株)指月電機製作所 信英通信工業(株) 形 名 CR UNIT 953, 955 その他 SKV, SKVB その他 CR-CFS, CR-U その他 ■ DCリレー配線の場合 ■ ACリレー配線の場合 UT750 UT750 O.C リレー 外部交流電源 外部直流電源 R R UTの接点 リレー (リレーコイル定格が UTの接点容量以下になる ものを使用してください) ダイオード (リレーコイル端子 (ソケット)に直接 取付けてください) UTの接点 リレー (リレーコイル定格が UTの接点容量以下になる ものを使用してください) CRフィルタ (リレーコイル端子 (ソケット)に直接 取付けてください) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <1. 設置> 1-5 ● ケーブル仕様と推奨品 部 品 品名およびメーカ 電源/接地/リレー接点出力 600Vビニル絶縁電線 JISC3307 0.9∼2.0mm2 熱電対 シールド付補償導線 JISC1610, □X-□-□-□『横河電機 GS 6B1U1参照』 測温抵抗体 シールド線(3心) UL2482(日立電線) その他信号線 シールド線 ● 端子推奨品 メーカ 型 式 日本圧着端子 1.25-YS3A 日本端子 YD1.25-3.5 適合電線サイズ 締付トルク 0.3∼1.65mm2 0.8N・m以下 3.7mmφ または 7 m m 以下 7 m m 以下 3.7mmφ ● 端子カバー部品 対象機種 UT750用 部品No. T9115YD 販売単位 1枚 価格 ¥1,000 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 1.4 <1. 設置> 1-6 ハードウェア仕様 測定入力信号 ○ 入力点数 : 1点 ( 11 - 12 - 13 端子) ○ 入力種類 : ユニバーサル入力方式(入力種類をソフト選択可能) ○ サンプリング周期 : 50,100,200,500ミリ秒(サンプリング周期をソフト選択可能) 初期値: 200ミリ秒 ○ バーンアウト検出 : 熱電対,測温抵抗体,統一信号0.4∼2V,1∼5Vで機能 アップスケール,ダウンスケール,オフ指定可 統一信号は0.1V以下でバーンアウトと判断 ○ 入力バイアス電流 : 0.05μA(熱電対,測温抵抗体b端子の場合) ○ 測定電流(RTD) : 約0.13mA ○ 入力抵抗 : 熱電対/mV入力の場合 1MΩ以上 直流電圧入力の場合 約1MΩ ○ 許容信号源抵抗 : 熱電対/mV入力の場合 250Ω以下 信号源抵抗の影響 0.1μV/Ω以下 直流電圧入力の場合 2kΩ以下 信号源抵抗の影響 約0.01%/100Ω ○ 許容配線抵抗 : 測温抵抗体入力の場合 最大150Ω/1線(3線間の導線抵抗は等しい事) 但し,-150.0∼150.0℃レンジは最大10Ω/1線 配線抵抗の影響 ±0.1℃/10Ω ○ 許容入力電圧 : 熱電対/mV/測温抵抗体入力の場合±10VDC 直流電圧入力の場合 ±20VDC ○ ノイズ除去比 : ノーマルモード 40dB(50/60Hz)以上 コモンモード 120dB(50/60Hz)以上 ○ 基準接点補償誤差 : ±1.0℃(15∼35℃), ±1.5℃(0∼15℃,35∼50℃) ○ 適応規格 : 熱電対,測温抵抗体 JIS/IEC/DIN(ITS-90) リモート入力信号 リモート入力付きの調節計のみ装備。 ○ 入力点数 : 1点( 21 - 22 端子) ○ 入力種類 : 0-2VDC,0-10VDC,0.4-2.0VDCまたは1-5VDCの範囲で設定可 ○ サンプリング周期 : 100,200,500ミリ秒 測定入力のサンプリング周期と連動しています。ただし,測定入力信号のサンプリン グ周期が50ミリ秒のとき,リモート入力信号のサンプリング周期は100ミリ秒となり ます。 ○ 入力抵抗 : 約1MΩ ○ 入力精度 : 0-2VDC入力の場合 入力スパンの±0.3%±1digit 0-10VDC入力の場合 入力スパンの±0.2%±1digit 0.4-2.0VDC入力の場合 入力スパンの±0.375%±1digit 1-5VDC入力の場合 入力スパンの±0.3%±1digit 基準動作状態 [23±2℃,55±10%RH,電源周波数50/60Hz]における性能 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <1. 設置> 1-7 フィードバック抵抗入力 位置比例形のみ装備。( 45 - 46 - 47 端子) スライド抵抗値 : 全抵抗の100Ω-2.5kΩ(擦動線の断線検出有り) 測定分解能 : 全抵抗の±0.1% センサ用供給電源 2線式伝送器に電源を供給。 (15VDC: 14 - 15 端子) 調節計と伝送器の間に抵抗器(10-250Ω任意)を置き,電流信号を電圧信号に変換して, 測定入力部から読み込む。 供給電源 14.5-18.0VDC,最大供給電流 約21mA(フィールド短絡時の保護回路付き) 伝送出力 測定値,目標設定値,制御出力値のいずれかを出力。 15VDCセンサ用供給電源のどちらか一方を使用。 ○ 出力点数 : 1点または2点 ( 14 - 15 端子, 16 - 17 端子) ○ 出力信号 : 4-20mADC,0-20mADC,20-4mADCまたは20-0mADC (但し,0mA以下は 出力不可) ○ 負荷抵抗 : 600Ω以下 ○ 出力精度 : スパンの±0.1% (但し,1mA以下はスパンの±5%) 基準動作状態 [23±2℃,55±10%RH,電源周波数50/60Hz]における性能 制御出力 ユニバーサル出力方式(出力種類をソフト選択可能) 位置比例形はリレー接点出力。 ○ 電流出力 (1ループ形: 16 - 17 端子,加熱側: 16 - 17 端子,冷却側: 14 - 15 端子) 出力点数 1点または2点(加熱冷却制御) (電圧パルス出力と切替え) 出力信号 4-20mADC,0-20mADC,20-4mADC または20-0mADC 負荷抵抗 600Ω以下 出力精度 スパンの±0.1% (但し,1mA以下はスパンの±5%) 基準動作状態 [23±2℃,55±10%RH, 電源周波数50/60Hz]における性能 ○ 電圧パルス出力 (1ループ形: 16 - 17 端子,加熱側: 16 - 17 端子,冷却側: 選択不可) 出力点数 1点 出力信号 オン電圧=12V以上(負荷抵抗600Ω以上) オフ電圧=0.1VDC以下 分解能 10ミリ秒または出力値の0.1%の大きい方 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <1. 設置> 1-8 ○ リレー接点出力 (1ループ形: 1 - 2 - 3 端子,加熱側: 1 - 2 - 3 端子,冷却側: 4 - 7 端子,位置比例形: 48 49 - 50 端子) 出力点数 1点または2点(加熱冷却制御) 出力信号 NC,NO,コモンの3端子/2端子 接点定格 1 2 3 端子:250VAC 3Aまたは30VDC 3A(抵抗負荷) 4 7 端子:250VAC 1Aまたは30VDC 1A(抵抗負荷) 分解能 10ミリ秒または出力値の0.1%の大きい方 接点入力 ○ 用途 : 目標設定値切替,リモート/ローカル切替,運転/停止切替など ○ 入力点数 : 7点 ○ 入力形式 : 無電圧接点またはトランジスタ接点入力 ○ 入力接点容量 : 12VDC,10mA以上 ○ オン/オフ判定 : 無電圧接点入力の場合 オン時 接点抵抗1kΩ以下,オフ時接点抵抗20kΩ以上 トランジスタ接点入力の場合 オン時 2V以下,オフ時漏れ電流100μA以下 ○ 状態検知最小保持時間 : 測定入力サンプリング周期×3 接点出力 ○ 用途 : 警報出力,FAIL出力など ○ 出力点数 : 7点(リレー: 3点,トランジスタ: 4点) ○ リレー接点定格 : 240VAC 1Aまたは30VDC 1A(コモン共通) ○ トランジスタ接点定格 : 24VDC 50mA(コモン共通) 表示部仕様 ○ 測定値表示器 : 5桁 7セグメント赤色発光ダイオード 字高 20mm ○ 設定値表示器 : 32×128ドットバックライト付き液晶表示器 ○ 状態表示ランプ : 発光ダイオード 安全およびEMC適合規格 ○ 安全 : IEC/EN61010-1適合(CE)。C22.2 No.61010-1認定(CSA)。UL508認定。 設置カテゴリ : CAT.2 汚染度 : 2(IEC/EN61010-1, C22.2 No.61010-1) 測定分類 : 1 (CAT.1 : IEC/EN61010-1) 定格測定入力電圧 : 10VDC max.(端子間),300VAC max.(対地間) 定格過渡過電圧 : 1500V(注) 注 : IEC/EN61010-1で測定分類1の場合に想定される安全規格上の値であり,機器性 能を保証する値ではありません。 本機器は,測定分類1(CAT.1)に適合した機器ですので,測定分類2,3および4の 計測に使用しないでください。 取扱注意 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <1. 設置> 測定分類 測定分類表示 1 CAT.1 主電源に直接接続しない回路上で実施する測定のためのものです。 2 CAT.2 低電圧設備に直接接続された回路上で実施する測定のためのものです。 3 CAT.3 建造物設備内で実施する測定のためのものです。 配電盤,回路遮断器など 4 CAT.4 低電圧設備への供給源で実施する測定のためのものです。 架空線,ケーブル系統など 屋内配線 引込み線 4 3 1 T 説 明 1-9 備考 家電機器,携帯工具など 2 コンセント ○ EMC適合規格 : EN61326,EN61000-3-2,EN61000-3-3,EN55011に適合(CE)。 AS/NZS 2064に適合(C-Tick)。 Class A Group 1 試験中,計器はレンジの±20%以内の測定精度で動作し続けます。 構造・取付・配線 ○ 構造 : 前面防塵防滴構造(IP55準拠) 密着計装時は防塵防滴不可 ○ 材質 : ABS樹脂およびポリカーボネート ○ ケース色 : 黒 ○ 質量 : 約1kg以下 ○ 外形寸法 : 96(幅)×96(高さ)×100(パネル面からの奥行き) mm ○ 取付 : パネル埋込み取付け。取付け具上下各1個 ○ パネルカット寸法 : 92+0.8 (幅)×92+0.8 (高さ)mm 0 0 ○ 取付姿勢 : 上向き最大30度,下向き不可 ○ 配線方式 : M3.5ネジ端子 (信号配線,電源/接地線とも) 電源部仕様 ○ 電源 : 定格電圧 100-240V AC(±10%),50/60Hz ○ 消費電力 : 最大20VA(最大8.0W) ○ 内部ヒューズ定格 : 250VAC,1.6A 遅断形 ○ 記憶保持 : リチューム電池,寿命約10年 ○ 耐電圧 : 1次端子 ←→ 2次端子 1500V AC 1分間 1次端子 ←→ 接地端子 1500V AC 1分間 接地端子 ←→ 2次端子 1500V AC 1分間 2次端子 ←→ 2次端子 500V AC 1分間 1次端子=電源端子,リレー出力端子 2次端子=アナログ入出力信号端子,電圧パルス出力端子,接点入力端子 ○ 絶縁抵抗 : 電源端子と接地端子間 500V DC 20MΩ以上 ○ 接地 : D種接地(第3種接地) アイソレーション ○ 測定入力端子 : 他の入出力端子とは絶縁。内部回路とは非絶縁。 ○ リモート入力端子 : 他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ 15VDCセンサ用供給電源端子 : アナログ出力,電圧パルス制御出力とは非絶縁。他の 入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ アナログ出力端子(制御,伝送) : アナログ出力相互間,15VDCセンサ用供給電源,電 圧パルス制御出力とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <1. 設置> 1-10 ○ 電圧パルス制御出力端子 : アナログ出力,15VDCセンサ用供給電源とは非絶縁。他の 入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ リレー接点制御出力端子 : 接点出力端子相互間,他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ 接点入力端子 : 接点入力端子相互間,通信端子とは非絶縁。他の入出力端子,内部回 路とは絶縁。 ○ リレー接点出力端子 : リレー接点出力相互間は非絶縁。他の入出力端子,内部回路と は絶縁。 ○ トランジスタ接点出力端子 : トランジスタ接点出力相互間は非絶縁。他の入出力端子, 内部回路とは絶縁。 ○ RS-485通信端子 : 接点入力端子とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ フィードバックスライド抵抗入力端子 : アナログ出力端子(制御,伝送),15VDCセン サ用供給電源,電圧パルス制御出力とは非絶縁。他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ 電源端子 : 他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 ○ 接地端子 : 他の入出力端子,内部回路とは絶縁。 環境条件 ○ 正常動作条件 : 周囲温度 : 0∼50℃(密着計装時40℃以下) 温度変化率 : 10℃/h以下 周囲湿度 : 20∼90%RH(結露しないこと) 磁界 : 400A/m以下 連続振動(5∼14Hz) : 全振幅1.2mm以下 連続振動(14∼150Hz) : 4.9m/s2 以下 短時間振動 : 14.7 m/s2 15秒以下 衝撃 : 147m/s2 以下 11ミリ秒 設置高度 : 標高2,000m以下 ウォームアップ時間 : 電源オン後30分以上 ○ 輸送・保管条件 : 温度 : -25∼70℃ 温度変化率 : 20℃/h以下 湿度 : 5∼95%RH(結露しないこと) ○ 動作条件の影響 周囲温度の影響 : 電圧・熱電対入力の場合 ±1μV/℃ または±0.01% of F.S./℃いずれか大きい方 リモート入力の場合 ±0.02% of F.S./℃ 測温抵抗体入力の場合 ±0.05℃/℃(周囲温度)以下 アナログ出力の場合 ±0.05% of F.S./℃以下 電源変動に対する影響(定格電圧範囲内) リモート入力の場合 ±1μV/10Vまたは±0.01% of F.S. /10Vいずれか大きい方 アナログ出力の場合 ±0.05% of F.S./10V以下 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 1.5 <1. 設置> 1-11 端子配線図 注 意 空き端子を中継端子として使用しないでください。 端子配線図は次ページ以降に記載してあります。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> ■ UT750 単ループ制御 端子配線図(形式UT750-0□またはUT750-5□) 通信1(PSL1) 通信2(PSL2) RS-485通信 高速RS-485通信 23 SDB(+) 28 RSB(+) 24 SDA(-) 29 RSA(-) 25 RDB(+) 30 SG 26 RDA(-) 27 SG ※リモート入力付きの調節計 ※通信付きの調節計 のみ配線できます。 のみ配線できます。 最大通信速度9600bps リモート入力 21 + 22 − 測定入力 ※工場出荷時は未設定です。 「2. 初期設定」をご覧ください。 熱電対(TC)入力 測温抵抗体(RTD)入力 NC 1 NO 2 COM 3 ※OT1で選択 ※工場出荷時は 時間比例PIDリレー接点出力です。 接点容量 : 250VAC, 3A 30VDC, 3A (抵抗負荷) 電源 取扱注意 電源 L N 8 感電の恐れがありますので,配線作業時は,計 器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブ ルに通電されていないことをテスタなどで確認 してから作業を始めてください。 9 10 12 + 1-5VDC, 0-2VDC, 0-10V範囲内で指定 リ レ ー 警報 1 出力 DO1 6 警報 2 出力 DO2 5 警報 3 出力 (注1) DO3 4 コモン COM 7 警報 3 出力 (注1) DO5 33 警報 4 出力 (注2) DO6 32 機能なし DO7 31 コモン COM 35 リレー接点容量 : 240VAC, 1A 30VDC, 1A (抵抗負荷) トランジスタ接点容量 : 24VDC, 50mA 13 − 電圧(mV, V)入力 1 41 31 21 11 2 42 32 22 12 3 43 33 23 13 4 44 34 24 14 5 45 35 25 15 6 46 36 26 16 7 47 37 27 17 8 48 38 28 18 9 49 39 29 19 10 50 40 30 20 (注) 端子に取付ける250Ω抵抗は別売です。 形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗) 12 + 13 − 伝送出力1 制御出力 ※OT1で選択 ※伝送出力2は制御出力を リレーにした場合に使用可能 電流/電圧パルス出力 14 + 伝送出力2 15 − 4-20mADCまたは 0-20mADC 初期値:伝送種類未設定 初期値:4-20mADC 16 + 0-20mADC, 17 − 4-20mADC, 電圧パルス(12V) 16 + 17 − 0-20mADC, 4-20mADC 初期値:4-20mADC ※外部接点出力の機能は単ループ制御時の初期値です。 機能を変更する場合はセットアップパラメータの接点出力登録パラメータを設定・変更します。 (注1)DO3とDO5の警報3出力は同じ機能です。 (注2)DO4とDO6の警報4出力は同じ機能です。 負荷抵抗600Ω以下 15VDCセンサ用供給電源 ※15VDCセンサ用供給電源 を使用する場合は伝送出力1 は使用不可 14 + 15 − UT ※工場出荷時は測定値伝送です。 14.5-18.0VDC (最大21mADC) ※外部接点入力の機能は単ループ制御時の初期値です。 機能を変更する場合はセットアップパラメータの接点入力登録パラメータを設定・変更します。 外部接点入力 接点 +5V トランジスタ接点 UT 目標設定値1∼8を切替える場合 DI1 DI1 19 19 1.SP 2.SP 3.SP 4.SP 5.SP 6.SP7.SP 8.SP +5V DI1 ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF DI2 DI2 OFF ON ON OFF OFF ON ON OFF 18 DI2 18 +5V DI3 OFF OFF OFF ON ON ON ON OFF ※ 全てOFFに切替えたときは, 直前 の目標設定値を使用します。 DI5=ONで自動 DI5=OFFで手動 ※OT1はセットアップパラメータです。 OT1の設定値を変更することにより制御出力の出力種類を変更できます。 「2. 初期設定」をご覧ください。 OT1パラメータと制御出力種類の対応 OT1=0(工場出荷時値) OT1=1 時間比例 時間比例 16 17 リレー出力( 1 - 2 - 3 端子) 電圧パルス出力( - 端子) OT1=2 16 17 電流出力( - 端子) OT1=3 オンオフ 1 2 3 リレー出力( - - 端子) DI3 40 DI3 +5V DI4 DI4 39 +5V DI5 38 +5V DI6=ONで運転停止 DI6=OFFで運転開始 DI6 37 DI7=ONでリモート DI7=OFFでローカル DI7 36 コモン COM 20 +5V DI5 DI6 DI7 40 39 38 37 36 COM 20 <1. 設置> 接点容量 : 12VDC, 10mA以上 (注) <電源オン時の外部接点入力について> 電源オン時,外部接点入力がオフのときは,電源が切れる前のモード(SPNO,R/L, A/M)を継続します。(ただし,RUN/STOPは除く) 1-12 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 ト ラ ン ジ ス タ DO4 34 250Ω 4-20mA 13 B 初期値:1-5VDC DI4 OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF ON 警報 4 出力 (注2) 12 + 12 b 13 − 許容範囲 : 100-240VAC(±10%) (フリー電源) 50/60Hz共用 外部接点出力 ※ 4-20mADC信号を受信する場合, 測定入力 種類を1-5VDC(設定値"41")に設定します。 11 A 制御出力 リレー接点出力 ■ 4-20mADC電流信号を調節計 に受信する場合 <目次> ■ UT750 単ループ加熱冷却制御 端子配線図(形式UT750-0□またはUT750-5□) 重 要 工場出荷時は単ループ制御です。 制御出力種類パラメータ(OT1)を加熱冷却制御用 に設定・変更してください。 通信1(PSL1) 通信2(PSL2) RS-485通信 高速RS-485通信 23 SDB(+) 28 RSB(+) 24 SDA(-) 29 RSA(-) 25 RDB(+) 30 SG 26 RDA(-) 27 SG ※通信付きの調節計のみ 配線できます。 最大通信速度9600bps 測定入力 ※リモート入力付きの調節計 のみ配線できます。 リモート入力 ※工場出荷時は未設定です。 「2. 初期設定」をご覧ください。 熱電対(TC)入力 測温抵抗体(RTD)入力 NC 1 NO 2 COM 3 21 + 22 − 12 + 1-5VDC, 0-2VDC, 0-10V範囲内で指定 12 b 取扱注意 L N 8 250Ω 4-20mA 13 B 13 − 電圧(mV, V)入力 接点容量 : 250VAC, 3A 30VDC, 3A (抵抗負荷) 電源 12 + 13 − 初期値:1-5VDC ※OT1で選択 電源 感電の恐れがありますので,配線作業時は,計 器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブ ルに通電されていないことをテスタなどで確認 してから作業を始めてください。 9 10 1 41 31 21 11 2 42 32 22 12 3 43 33 23 13 4 44 34 24 14 5 45 35 25 15 6 46 36 26 16 7 47 37 27 17 8 48 38 28 18 9 49 39 29 19 10 50 40 30 20 (注) 端子に取付ける250Ω抵抗は別売です。 形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗) 12 + 13 − ※工場出荷時は測定値伝送です。 伝送出力1 15VDCセンサ用供給電源 ※OT1で選択 加熱側制御出力 ※伝送出力2は加熱側制御出力を リレーにした場合に使用可能 14 + 14 + 14.5-18.0VDC 4-20mADCまたは 電流/電圧パルス出力 伝送出力2 (最大21mADC) 0-20mADC 15 − 15 − 初期値:伝送種類未設定 16 + 0-20mADC, 17 − 16 + 4-20mADC, 電圧パルス(12V) 17 − 初期値:4-20mADC 0-20mADC, 4-20mADC 初期値:4-20mADC 許容範囲 : 100-240VAC(±10%) (フリー電源) 50/60Hz共用 冷却側制御出力 14 + 15 − 4-20mADCまたは 0-20mADC 初期値:4-20mADC 外部接点出力 リ レ ー DO1 6 警報 2 出力 DO2 5 冷却側制御出力 (注) DO3 4 コモン COM 7 冷却側制御出力 (注) DO4 34 警報 3 出力 DO5 33 警報 4 出力 DO6 32 UT ※外部接点出力の機能は単ループ加熱冷却制御時の初期値です。 機能を変更する場合はセットアップパラメータの 接点出力登録パラメータを設定・変更します。 (注)DO3を冷却側制御出力とした場合, DO4は警報4出力となります。 また, DO4を冷却側制御出力とした場合, DO3は警報3出力となります。 (注) <電源オン時の外部接点入力について> 電源オン時,外部接点入力がオフのときは, 電源が切れる前のモード(SPNO,R/L,A/M)を 継続します。(ただし,RUN/STOPは除く) ※冷却側制御出力を電流出力に した場合,伝送出力1/15VDC センサ用供給電源は使用不可 ※外部接点入力の機能は単ループ加熱冷却制御時の初期値です。 機能を変更する場合はセットアップパラメータを設定・変更します。 外部接点入力 接点 +5V UT 目標設定値1∼8を切替える場合 DI1 DI1 19 19 1.SP 2.SP 3.SP 4.SP 5.SP 6.SP7.SP 8.SP +5V DI1 ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF DI2 DI2 OFF ON ON OFF OFF ON ON OFF 18 18 DI2 +5V DI3 OFF OFF OFF ON ON ON ON OFF DI3 DI4 OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF ON 40 DI3 40 +5V ※ 全てOFFに切替えたときは, 直前 の目標設定値を使用します。 DI4 39 DI4 +5V DI5=ONで自動 DI5=OFFで手動 DI5 38 +5V DI6=ONで運転停止 DI6=OFFで運転開始 DI6 37 +5V 機能なし DO7 31 DI7=ONでリモート DI7=OFFでローカル DI7 36 コモン COM 35 コモン COM 20 リレー接点容量 : 240VAC, 1A 30VDC, 1A (抵抗負荷) トランジスタ接点容量 : 24VDC, 50mA ※15VDCセンサ用供給電源 を使用する場合は伝送出力1 は使用不可 DI5 DI6 DI7 トランジスタ接点 39 <1. 設置> 38 37 36 COM 20 接点容量 : 12VDC, 10mA以上 ※OT1はセットアップパラメータです。 OT1の設定値を変更することにより制御出力の出力種類を変更できます。 「2. 初期設定」をご覧ください。 OT1パラメータと加熱側出力種類/冷却側出力種類の対応 OT1=4 OT1=5 OT1=6 加熱側:リレー出力 1 2 3 - - 端子 冷却側:リレー出力 4 7 - 端子 加熱側:電圧パルス出力 16 17 - 端子 冷却側:リレー出力 4 7 - 端子 加熱側:電流出力 16 17 - 端子 冷却側:リレー出力 4 7 - 端子 OT1=7 OT1=8 OT1=9 加熱側:リレー出力 加熱側:電圧パルス出力 加熱側:電流出力 1 2 3 16 17 16 17 - - 端子 - 端子 - 端子 冷却側:トランジスタ出力 冷却側:トランジスタ出力 冷却側:トランジスタ出力 34 35 34 35 34 35 - 端子 - 端子 - 端子 OT1=10 OT1=11 OT1=12 加熱側:リレー出力 1 2 3 - - 端子 冷却側:電流出力 14 15 - 端子 加熱側:電圧パルス出力 16 17 - 端子 冷却側:電流出力 14 15 - 端子 加熱側:電流出力 16 17 - 端子 冷却側:電流出力 14 15 - 端子 上記表中の「リレー出力」と「電圧パルス出力」は時間比例の出力です。オンオフのリレー出力にするには, 「リレー端子」を選び, 比例帯の設定値を"0"にします。 1-13 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 ト ラ ン ジ ス タ 警報 1 出力 ※ 4-20mADC信号を受信する場合, 測定入力 種類を1-5VDC(設定値"41")に設定します。 11 A 加熱側制御出力 リレー接点出力 ■ 4-20mADC電流信号を調節計 に受信する場合 <目次> ■ UT750 単ループ位置比例制御 端子配線図(形式UT750-1□) 通信1(PSL1) RS-485通信 ※通信付きの調節計 のみ配線できます。 最大通信速度9600bps 23 SDB(+) ■ UT750と以下のモーターを組合せるときの 接続端子の対応 (株)山武製モジュトロールモーター 調節計 モジュトロールモーター 45 Y 46 T 47 G 48 49 50 28 RSB(+) SDA(-) 29 RSA(-) 25 RDB(+) 30 SG 24 リモート入力 22 − 位置比例制御出力 リレー接点出力 日章計器(株)製コントロールモーター 調節計 コントロールモーター 45 1 46 2 47 3 H (正転) 48 L (逆転) 49 COM 50 0% 47 100% 45 取扱注意 電源 L N 8 27 SG 感電の恐れがありますので,配線作業時は,計 器に供給する電源をオフにして,つなぐケーブ ルに通電されていないことをテスタなどで確認 してから作業を始めてください。 9 10 ※工場出荷時は未設定です。 「2. 初期設定」をご覧ください。 熱電対(TC)入力 12 + 12 b 13 − 250Ω 4-20mA 13 B 初期値:1-5VDC 13 − 電圧(mV, V)入力 1 41 31 21 11 2 42 32 22 12 3 43 33 23 13 4 44 34 24 14 5 45 35 25 15 6 46 36 26 16 7 47 37 27 17 8 48 38 28 18 9 49 39 29 19 10 50 40 30 20 (注) 端子に取付ける250Ω抵抗は別売です。 形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗) 12 + 13 − 伝送出力2 14 + 伝送出力2 初期値:伝送種類未設定 16 + 17 − 15 − リ レ ー 警報 1 出力 DO1 6 警報 2 出力 DO2 5 警報 3 出力 (注1) DO3 4 コモン COM 7 (注1)DO3とDO5の警報3出力は 同じ機能です。 (注2)DO4とDO6の警報4出力は 同じ機能です。 初期値:4-20mADC DI3 OFF OFF OFF ON ON ON ON OFF DI3 40 DO4 34 ※ 全てOFFに切替えたときは, 直前 の目標設定値を使用します。 警報 3 出力 (注1) DO5 33 DI5=ONで自動 DI5=OFFで手動 警報 4 出力 (注2) DO6 32 DI6=ONで運転停止 DI6=OFFで運転開始 DI6 37 機能なし DO7 31 DI7=ONでリモート DI7=OFFでローカル DI7 36 コモン COM 20 コモン COM 35 リレー接点容量 : 240VAC, 1A 30VDC, 1A (抵抗負荷) トランジスタ接点容量 : 24VDC, 50mA 14.5-18.0VDC (最大21mADC) DI4 39 DI5 38 DI4 +5V +5V +5V DI5 DI6 DI7 ■ 2線式のセンサへの15VDC供給電源配線 12 外付抵抗 (注) 100Ω 40 39 38 37 36 COM 20 測定入力 0.4∼2.0VDC信号 13 2線式伝送器 14 4-20mADC 15 (注) 端子に取付ける100Ω抵抗は別売です。 形名 : X010-100-2(M3.5圧着端子付き抵抗) センサ用 供給電源 14.5∼ 18.0VDC <1. 設置> 接点容量 : 12VDC, 10mA以上 (注) <電源オン時の外部接点入力について> 電源オン時,外部接点入力がオフのときは,電源が切れる前のモード(SPNO,R/L, A/M)を継続します。(ただし,RUN/STOPは除く) 1-14 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 警報 4 出力 (注2) DI3 +5V 負荷抵抗600Ω以下 15VDCセンサ用供給電源 ※15VDCセンサ用供給電源 を使用する場合は伝送出力1 は使用不可 14 + ※外部接点入力の機能は単ループ位置比例制御時の初期値です。 機能を変更する場合はセットアップパラメータの接点入力登録パラメータを設定・変更します。 外部接点入力 接点 +5V トランジスタ接点 UT 目標設定値1∼8を切替える場合 DI1 DI1 19 19 1.SP 2.SP 3.SP 4.SP 5.SP 6.SP7.SP 8.SP +5V DI1 ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF DI2 DI2 OFF ON ON OFF OFF ON ON OFF 18 DI2 18 +5V DI4 OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF ON ト ラ ン ジ ス タ 4-20mADCまたは 0-20mADC 初期値:4-20mADC 0-20mADC, 4-20mADC 15 − ※外部接点出力の機能は単ループ 位置比例制御時の初期値です。 機能を変更する場合はセットアップ パラメータの接点出力登録パラメー タを設定・変更します。 ※工場出荷時は測定値伝送です。 伝送出力1 負荷抵抗600Ω以下 UT ※ 4-20mADC信号を受信する場合, 測定入力 種類を1-5VDC(設定値"41")に設定します。 測温抵抗体(RTD)入力 12 + 1-5VDC, 0-2VDC, 0-10V範囲内で指定 許容範囲 : 100-240VAC(±10%) (フリー電源) 50/60Hz共用 外部接点出力 ■ 4-20mADC電流信号を調節計 に受信する場合 11 A 46 MC 電源 RDA(-) フィードバック入力 接点容量 : 250VAC, 3A 抵抗値 : 100Ω∼2.5kΩ 30VDC, 3A (抵抗負荷) ML MH 26 測定入力 ※リモート入力付きの調節計 のみ配線できます。 21 + 2 1 3 48 49 50 通信2(PSL2) 高速RS-485通信 <目次> 2. <2. 初期設定> 2-1 初期設定 本章は,測定入力種類,制御出力種類,警報種類の設定例を説明しています。ここの設定 を行えば基本的な制御が行えます。とくに各種設定例を参照し,必要なパラメータの設定 方法をご理解いただけますようお願いいたします。「5.1 パラメータマップ」を活用して いただくと操作がわかりやすくなります。設定中,操作がわからなくなったときは, DISP キーを最大4回押していただくと電源オン時の表示画面(運転画面)に戻れます。 設定手順フロー 電源オン :必ず設定してください。 :必要に応じて設定してください。 測定入力を設定 (工場出荷時値:未設定) 「2.2 測定入力種類を設定する(電源オン時に最初に設定)」 または「2.3 測定入力種類を変更する」をご覧ください。 位置比例形の 調節計ですか? No Yes バルブ位置を校正 制御出力を設定 「2.5 バルブ位置を自動校正する」を ご覧ください。 (工場出荷時値:時間比例リレー出力) 「2.4 制御出力種類を設定する」をご覧ください。 パラメータの初期化 測定入力種類を設定/変更 「2.6 パラメータを初期化する」 したら必ず行ってください。 警報種類などの セットアップ パラメータの設定 注 意 運転パラメータの設定 パラメータの初期化を実行すると,運転パラメータ, セットアップパラメータが初期化されます。 設定したパラメータが適切な値となっていることを ご確認ください。初期値に変更された場合は, 必要な値を再設定してください。 運転へ IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2.1 <2. 初期設定> 2-2 フロントパネルの名称と機能 (1)PV2表示時の 指示ランプ (2)偏差モニタ (4)警報表示 ランプ (3)状態表示 ランプ (5)ライトローダ 光通信部 PV PV2 AL 1 2 3 4 (6)測定値(PV) 表示器 (7)設定値 表示器 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP (10)DISPキー (11)▽キー,△キー A/M (8)A / M キー SET/ENT DISP (9)S E T / E N T キー 各部の名称 (1) PV2表示時の指示ランプ 機能 測定値(PV)表示器にループ2の測定値が表示されると点灯します。 なお, 単ループ制御では, このランプは使用しません。 偏差(PV-SP)の状態が点灯表示されます。 偏差表示幅はセットアップ :偏差が偏差表示幅を超えた場合(橙色)。 パラメータ“DVB1”で変更 :偏差が偏差表示幅の範囲内にある場合(緑色)。 できます。 :偏差が偏差表示幅を下回った場合(橙色)。 運転画面,セレクト画面以外が表示されているときは消灯します。 運転,制御の状態が点灯表示されます(緑色)。 CAS:単ループ制御では使用しません。 REM1:リモート運転時点灯します。 REM2:単ループ制御では使用しません。 MAN1:手動運転時点灯します。 MAN2:単ループ制御では使用しません。 STP:運転停止時点灯します。 セットアップパラメータ設定画面が表示されているときは消灯します。 (2) 偏差モニタ (3) 状態表示ランプ (4) 警報表示ランプ 警報1∼4発生時に, AL1∼AL4が点灯します。(橙色) (5) ライトローダ光通信部 パソコンからパラメータの設定・保存を行うときのアダプタケーブルとの通信インタフェース です。別売のパラメータ設定ツールが必要です。 (6) 測定値(PV)表示器 測定値(PV)が表示されます。 エラー発生時にはエラーコードが表示されます(赤色)。 (7) 設定値表示器(液晶) 目標設定値(SP), 出力値(OUT), 偏差値(DV), 偏差トレンド, バルブ開度, およびパラメータなど の設定項目名と設定値が表示されます。 エラー発生時にはエラーコードが表示されます。 A/M (8) A/Mキー SET/ENT (9) SET/ENTキー (10) DISPキー DISP (11) ▽キー,△キー 自動モードと手動モードを切替えるためのキーです。押すたびに自動モードと手動モードが 交互に切替わります。 パラメータの表示切替えやパラメータの登録を行うためのキーです。3秒以上押し続けると, 運転画面と運転パラメータ設定画面のメインメニューを交互に切替えることができます。 画面を切替えるためのキーです。運転画面で押すと用意された種類の運転画面を切替えること ができます。運転画面以外の画面で押すと, 1つ前の画面に戻ります。(押す回数は運転状態で 異なりますが, 1∼4回以内で運転画面にもどります。) 数値変更を行うためのキーです。各種パラメータの設定画面では,目標設定値,パラメータ, および出力値(手動運転時)の表示数値を変更します。▽キーを押すと数値が減少し,△キーを 押すと増加します。キーを押し続けると,変化のスピードが段階的に増加します。 各種パラメータ設定画面のメインメニューおよびサブメニューでは, メニュー画面を切替え られます。 ■ 主なパラメータの工場出荷時の設定 項目 リモート入力信号 (リモート入力付きの調節計のみ) 制御出力 制御動作 PIDパラメータ 警報出力 1ループ形/2ループ形調節計の 工場出荷時値 位置比例形調節計の工場出荷時値 1∼5VDC(可変) リレー出力(固定) 時間比例PIDリレー出力(可変) 逆動作(可変) 指定なし P=5.0%,I=240秒,D=60秒 警報1: 測定値上限, 警報2: 測定値下限, 警報3: 測定値上限, 警報4: 測定値下限 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2.2 2-3 <2. 初期設定> 測定入力種類を設定する(電源オン時に最初に設定) 注 意 ● 調節計は通電すると運転画面を表示しますが,測定入力種類が未設定になっている場 合はサブメニュー“IN”が表示されます。この場合,まず キーを1回押して測定 入力種類パラメータ“IN1”を表示させます。 キーでご利用になる入力レンジコー ドを表示させ, キーを押して登録してください。その後,測定入力レンジの最大 値(RH1)と最小値(RL1)を設定してください(電圧入力時は測定入力スケールの最大値 (SH1)と最小値(SL1)を設定してください)。下記操作手順をご覧ください。 ● 調節計は工場出荷時に各パラメータの初期値を設定してあります。 まず「5.2 パラメータ一覧表」に記載の初期値を確認し,特に変更の必要がある場合 はパラメータ設定値を変更してください。 SET/ENT SET/ENT 温度入力の場合の例 -270.0℃ 1370.0℃ 電圧入力の場合の例 1V 2V 計器入力レンジ 測定入力レンジ 0.0℃ 測定入力レンジ 最小値(RL1) 800.0℃ 測定入力レンジ 最大値(RH1) 5V (入力信号) 4V 計器入力レンジ 実際に制御する 範囲を設定しま す。 測定入力レンジ RL1 測定入力スケール 3 0.0m /h 測定入力スケール 最小値(SL1) 温度入力の場合に設定するパラメータ (1)測定入力種類(IN1):センサに合わせて設定。 (2)測定入力レンジ最大値(RH1):制御する範囲の最大値を設定。 (3)測定入力レンジ最小値(RL1):制御する範囲の最小値を設定。 RH1 3 50.0m /h 測定入力スケール 最大値(SH1) 実際に制御する 範囲を設定しま す。 電圧入力の場合に設定するパラメータ (1)測定入力種類(IN1):入力信号に合わせて設定。 (2)測定入力レンジ最大値(RH1):入力信号の最大値を設定。 (3)測定入力レンジ最小値(RL1):入力信号の最小値を設定。 (4)測定入力小数点位置(SDP1):測定入力値表示の小数点位置を設定。 (5)測定入力スケール最大値(SH1):制御する範囲の最大値を設定。 (入力信号最大値のときの表示値 を設定) (6)測定入力スケール最小値(SL1):制御する範囲の最小値を設定。 (入力信号最小値のときの表示値 を設定) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <2. 初期設定> 2-4 以下の操作手順は,K熱電対(-200.0∼500.0℃),測定レンジ0.0∼200.0℃に設定する手順で す。 1. 電源投入時の表示画面 測定入力の配線を行っていない場合,測定値(PV)表示器には,入力断線のエラー表示( ます。適切な配線を行えばエラー表示は消えます。 PV2 測定値 (PV)を表示 PV サブメニュー “IN”を表示 AL AL 1 2 3 4 )が表示され CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP IN A/M SET/ENT DISP input set SETUP sub menu 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. キーを1回押して,パラメータ“IN1”を表 示させます。≪測定入力種類≫ SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 type select IN1 5. キーを1回押して,パラメータ“UNI1”を 表示させます。《測定入力単位》 SET/ENT #1 MENU:UTMD/IN input 1 unit select SETUP OFF = UNI1 = A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP 3. DISP キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 下図は,K熱電対(-200.0∼500.0℃)に設定した 例です。計器入力レンジコード表をご覧くださ い。 MENU:UTMD/IN input 1 type select IN1 キーを1回押して,パラメータ“RH1”を 表示させます。《測定入力レンジ最大値》 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 range high RH1 = SET/ENT DISP 変更中は changingが点滅 SET/ENT DISP キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 type select 7. キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 下図は,測定入力レンジ最大値に200.0℃を設 定した例です。 MENU:UTMD/IN input 1 range high #1 RH1 #3 changing 200.0 = SETUP typeK3 = #3 SETUP 500.0 A/M changing typeK3 = IN1 6. #1 A/M 4. #2 SETUP °C 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 8. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 MENU:UTMD/IN input 1 range high RH1 11. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 #3 MENU:UTMD/IN input 1 range low SETUP 200.0 = RL1 SET/ENT SETUP 0.0 = SET/ENT DISP DISP 電圧入力の場合,この後に表示される測定入力 小数点位置(SDP1),測定入力スケール最大値 (SH1),測定入力スケール最小値(SL1)も設定し てください。 キーを1回押して,パラメータ“RL1”を表 示させます。《測定入力レンジ最小値》 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 range low RL1 #4 A/M A/M 9. 2-5 <2. 初期設定> #4 SETUP -270.0 = 12. キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 SET/ENT A/M SET/ENT DISP 1. SP : 0.0°C -10 0 +10 DV 10. キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 下図は,測定入力レンジ最小値に0.0℃を設定し た例です。 MENU:UTMD/IN input 1 range low RL1 A/M SET/ENT DISP #4 changing 0.0 = 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <2. 初期設定> 2-6 ■ 計器入力レンジコード 入力 種類 未設定 K J T B S R 熱電対 N E L(DIN) U(DIN) W プラチネル2 PR20-40 W97Re3W75Re25 JPt100 測温抵抗体 Pt100 統一信号 直流電圧 0.4∼2V 1∼5V 0∼2V 0∼10V 0∼1.25V(注3) -10∼20mV 0∼100mV 計器入力 計器入力レンジ 測定精度 レンジコード OFF(0) 測定入力種類“IN1”にOFFを設定すると測定入力を未設定にできます。 typeK1(1) -270.0∼1370.0℃ 0℃以上では計器レンジの±0.1%±1digit typeK2(2) -270.0∼1000.0℃ 0℃未満では計器レンジの±0.2%±1digit typeK3(3) -200.0∼500.0℃ ただし,熱電対Kの-200.0℃未満は, typeJ(4) -200.0∼1200.0℃ 計器レンジの±2%±1digit typeT1(5) -270.0∼400.0℃ 熱電対Tの-200.0℃未満は, typeT2(6) 0.0∼400.0℃ 計器レンジの±1%±1digit 400℃以上では計器レンジの±0.15%±1digit typeB(7) 0.0∼1800.0℃ 400℃未満では計器レンジの±5%±1digit typeS(8) 0.0∼1700.0℃ 計器レンジの±0.15%±1digit typeR(9) 0.0∼1700.0℃ 計器レンジの±0.1%±1digit typeN(10) -200.0∼1300.0℃ 0℃未満では計器レンジの±0.25%±1digit typeE(11) -270.0∼1000.0℃ 0℃以上では計器レンジの±0.1%±1digit typeL(12) -200.0∼900.0℃ 0℃未満では計器レンジの±0.2%±1digit typeU1(13) -200.0∼400.0℃ ただし,熱電対Eの-200.0℃未満は, typeU2(14) 0.0∼400.0℃ 計器レンジの±1.5%±1digit typeW(15) 0.0∼2300.0℃ 計器レンジの±0.2%±1digit Plati2(16) 0.0∼1390.0℃ 計器レンジの±0.1%±1digit 800℃以上では計器レンジの±0.5%±1digit PR2040(17) 0.0∼1900.0℃ 800℃未満では精度保証なし W97Re3(18) JPt1(30) JPt2(31) Pt1(35) Pt2(36) Pt3(37) 0.4∼2V(40) 1∼5V(41) 0∼2V(50) 0∼10V(51) 0∼1.25V(52) mV1(55) mV2(56) 0.0∼2000.0℃ 計器レンジの±0.2%±1digit -200.0∼500.0℃ -150.00∼150.00℃ -200.0∼850.0℃ -200.0∼500.0℃ -150.00∼150.00℃ 0.400∼2.000V 1.000∼5.000V 0.000∼2.000V 0.00∼10.00V 0.000∼1.250V -10.00∼20.00mV 0.0∼100.0mV 計器レンジの±0.1%±1digit(注1)(注2) 計器レンジの±0.2%±1digit(注1) 計器レンジの±0.1%±1digit(注1)(注2) 計器レンジの±0.2%±1digit(注1) 計器レンジの±0.1%±1digit 表示範囲は-19999∼30000の範囲でスケーリング可能 表示スパンは30000以下 ( )内数値は通信使用時の設定値 基準動作状態[23±2℃,55±10%RH,電源周波数50/60Hz]における性能 (注1) 0∼100℃範囲は±0.3℃±1digitとなります。 (注2) -100∼200℃範囲は±0.5℃±1digitとなります。 (注3) 0∼1.25Vレンジは,単ループ制御では使用しません。 ※ 4∼20mADC信号を受信する場合は,統一信号1∼5VDCを選択し,250Ω抵抗をつなげます。250Ω抵抗 は別売です。 形名 : X010-250-2(M3.5圧着端子付き抵抗) 注 意 測定入力種類(IN1),測定入力レンジ最大値(RH1),測定入力レンジ最小値(RL1),測定入 力小数点位置(SDP1),測定入力スケール最大値(SH1),測定入力スケール最小値(SL1)を変 更すると,運転パラメータの登録値を自動的に初期化する場合があります。このためこれ らのパラメータ変更後は,必ず運転パラメータの登録値を確認し適切な値となっているこ とをご確認ください。初期値に変更された場合は,必要な値を再設定してください。 メニューに戻るには! パラメータ設定中に DISP キーを1回押すと,設定パラメータのメニューに戻れま す。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2.3 <2. 初期設定> 2-7 測定入力種類を変更する 以下の操作手順は,熱電対タイプK(-200.0∼500.0℃)を測温抵抗体Pt100(-200.0∼500.0℃), 測定レンジ0.0∼200.0℃に変更する例です。 測定入力端子 12 13 熱電対/mV/V入力 …………… − 11 12 13 測温抵抗体入力 ………………… − − 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 5. MODE キーを1回押して,セットアップパラメー タのメインメニュー“UTMD”を表示させま す。 mode parameter main menu UTMD UT750 configuration SETUP main menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 3. キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“STUP”を表示させます。 6. STUP password input main menu SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータ のサブメニュー“MD”を表示させます。 MD UT mode set SETUP sub menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータ のメインメニュー“LOOP1”を表示させます。 LOOP1 loop 1 setup para SETUP main menu 7. キーを1回押して,セットアップパラメー タのサブメニュー“IN”を表示させます。 IN input set SETUP sub menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 8. <2. 初期設定> SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“IN1”を表 示させます。《測定入力種類》 MENU:UTMD/IN input 1 type select IN1 13. #1 SETUP typeK3 = 2-8 キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 下図は,測定入力レンジ最大値に200.0℃を設 定した例です。 MENU:UTMD/IN input 1 range high A/M RH1 #3 changing 200.0 = SET/ENT DISP 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT 9. キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。下図は,測温抵抗体Pt100 (-200.0℃∼500.0℃)に設定した例です。 MENU:UTMD/IN input 1 type select IN1 DISP 14. #1 キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 range high changing Pt2 = 変更中は changingが点滅 A/M RH1 #3 SETUP 200.0 = SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 10. キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 type select IN1 15. #1 MENU:UTMD/IN input 1 range low SETUP Pt2 = キーを1回押して,パラメータ“RL1”を表 示させます。《測定入力レンジ最小値》 SET/ENT RL1 #4 SETUP -200.0 = A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 11. キーを1回押して,パラメータ“UNI1”を 表示させます。《測定入力単位》 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 unit select UNI1 #2 SETUP °C = 16. キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 下図は,測定入力レンジ最小値に0.0℃を設定し た例です。 MENU:UTMD/IN input 1 range low A/M DISP RL1 12. キーを1回押して,パラメータ“RH1”を 表示させます。《測定入力レンジ最大値》 SET/ENT MENU:UTMD/IN input 1 range high RH1 #4 changing 0.0 SET/ENT = 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT DISP #3 SETUP 500.0 = A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 17. 2-9 <2. 初期設定> SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 MENU:UTMD/IN input 1 range low RL1 18. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 #4 1. SP : 0.0°C -10 SETUP 0.0 = 0 +10 DV A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP DISP 電圧入力の場合,この後に表示される測定入力 小数点位置(SDP1),測定入力スケール最大値 (SH1),測定入力スケール最小値(SL1)も設定し てください。 2.4 制御出力種類を設定する(位置比例形の調節計以外) 以下の操作手順は,時間比例PIDリレー出力(0:工場出荷時)を電流出力(2)に変更する例で す。 ( )内は設定値 制御出力端子 1 2 3 時間比例PIDリレー(0)/オンオフ(3)出力 …………… − − 16 17 電流(2)/時間比例PID電圧パルス(1)出力 …………… − 加熱冷却制御の出力端子については,「1.5 端子配線図」をご覧 ください。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M -10 SET/ENT SP : 0.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 SET/ENT MODE mode parameter main menu 3. キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“STUP”を表示させます。 STUP password input main menu A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータ のメインメニュー“LOOP1”を表示させます。 8. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“OT1”を表 示させます。《制御出力種類》 MENU:UTMD/OUT output 1 select LOOP1 loop 1 setup para SETUP main menu OT1 #1 SETUP 0 = A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP 5. 2-10 <2. 初期設定> キーを1回押して,セットアップパラメータ のメインメニュー“UTMD”を表示させます。 DISP 9. UTMD キーまたは キーを押して,必要な設定 値 を 表 示 さ せ ま す 。 下 図 は , 電 流 出 力 (420mADC)に設定した例です。 UT750 configuration SETUP main menu MENU:UTMD/OUT output 1 select OT1 #1 changing 2 = 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 6. キーを1回押して,セットアップパラメータ のサブメニュー“MD”を表示させます。 SET/ENT 10. MD キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT UT mode set SETUP sub menu MENU:UTMD/OUT output 1 select OT1 #1 SETUP 2 = A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 7. キーを2回押して,セットアップパラメー タのサブメニュー“OUT”を表示させます。 OUT output set SETUP sub menu 11. キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 SET/ENT 1. SP : 0.0°C -10 0 +10 DV A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <2. 初期設定> 2-11 ● 制御出力種類一覧表 パラメータ記号 OT1 パラメータ名称 制御出力種類 設定値 制御出力種類 0 1 2 - 3 ) 時間比例PIDリレー接点出力(端子 - 1 16 17 時間比例PID電圧パルス出力(端子 ) 2 16 17 電流出力(端子 ) 3 2 - 3 ) オンオフ制御リレー接点出力(端子 1 - 4 1 2 - )・冷却側リレー出力(端子 3 4 - 7 ) 加熱側リレー出力(端子 - 5 16 17 4 ) 7 加熱側パルス出力(端子 )・冷却側リレー出力(端子 - 6 16 - 17 )・冷却側リレー出力(端子 4 - 7 ) 加熱側電流出力(端子 7 1 2 ) 3 ・冷却側トランジスタ出力(端子 34 35 加熱側リレー出力(端子 ) 8 16 - 17 )・冷却側トランジスタ出力(端子 34 - 35 ) 加熱側パルス出力(端子 9 16 17 34 - 35 加熱側電流出力(端子 )・冷却側トランジスタ出力(端子 ) 10 1 - 2 - 3 )・冷却側電流出力(端子 14 - 15 ) 加熱側リレー出力(端子 11 16 17 14 15 加熱側パルス出力(端子 )・冷却側電流出力(端子 ) 12 14 15 16 - 17 加熱側電流出力(端子 )・冷却側電流出力(端子 ) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2.5 <2. 初期設定> 2-12 バルブ位置を自動校正する(位置比例形の調節計のみ) 以下の操作は,コントロールバルブからのフィードバック信号を入力し,コントロールバ ルブの全閉と全開の位置を自動校正する手順です。バルブ位置を校正するときは,結線を 行い,手動モードにする必要があります。結線は,「1.5 端子配線図」を,手動モードに する方法は,「3.8 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う」をご覧ください。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 MAN1ランプ 点灯 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 0.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 5. MODE キーを1回押して,セットアップパラメー タのメインメニュー“UTMD”を表示させま す。 mode parameter main menu UTMD UT750 configuration SETUP main menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 3. キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“STUP”を表示させます。 6. STUP password input main menu SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータ のサブメニュー“MD”を表示させます。 MD UT mode set SETUP sub menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 4. キーを1回押して,セットアップパラメータ のメインメニュー“LOOP1”を表示させます。 SET/ENT LOOP1 loop 1 setup para SETUP main menu 7. キーを3回押して,セットアップパラメー タのサブメニュー“VALV”を表示させます。 VALV valve control SETUP sub menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 8. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“V.AT”を 表示させます。 MENU:UTMD/VALV valve auto tuning V.AT 11. MENU:UTMD/VALV valve auto tuning. SETUP OFF = V.AT 12. SET/ENT DISP V.AT V.AT #1 = #1 OFF 正常終了したら,手順14へ。 変更中は changingが点滅 A/M ON MENU:UTMD/VALV valve auto tuning. changing ON = = #1 表示が“ON”から“OFF”に変わったら正常終 了です。 キーを押して,“ON”を表示させます。 MENU:UTMD/VALV valve auto tuning SET/ENT 13. DISP 10. バルブ位置の自動校正中は,以下の表示となり ます。 #1 A/M 9. 2-13 <2. 初期設定> 表示が“ON”から“ERR”に変わったらエ ラーです。フィードバック入力の配線を確認 し,再度自動校正を行ってください。 キーを押すと,バルブ位置(全閉と全開)を自 動校正します。 SET/ENT MENU:UTMD/VALV valve auto tuning. V.AT MENU:UTMD/VALV valve auto tuning V.AT ERR #1 SETUP ON = = #1 14. キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 SET/ENT A/M SET/ENT DISP 1. SP : 0.0°C -10 0 +10 DV A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2.6 <2. 初期設定> 2-14 パラメータを初期化する 測定入力種類,測定入力レンジまたは測定入力スケールを設定/変更したら,必ず以下の 操作を行ってください。 注 意 パラメータの初期化を実行すると,運転パラメータ,セットアップパラメータを初期化し ます。設定したパラメータが適切な値となっていることをご確認ください。初期値に変更 された場合は,必要な値を再設定してください。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 0.0°C 0 +10 DISP DV 2. 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 SET/ENT 5. MODE キーを1回押して,セットアップパラメー タのメインメニュー“UTMD”を表示させま す。 mode parameter main menu UTMD UT750 configuration SETUP main menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 3. キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“STUP”を表示させます。 6. STUP password input main menu キーを1回押して,セットアップパラメータ のサブメニュー“MD”を表示させます。 SET/ENT MD UT mode set SETUP sub menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 4. SET/ENT キーを1回押して,セットアップパラメータ のメインメニュー“LOOP1”を表示させます。 LOOP1 loop 1 setup para SETUP main menu 7. キーを2回押して,セットアップパラメー タのサブメニュー“INIT”を表示させます。 INIT parameter initialize SETUP sub menu A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 8. 2-15 <2. 初期設定> SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“INI”を表 示させます。 MENU:UTMD/INIT parameter initialize INI 10. #1 SET/ENT キーを1回押してください。表示が一瞬消え ます(正常です)。これでパラメータが初期化され ました。 MENU:UTMD/INIT parameter initialize SETUP OFF = INI #1 SETUP ON = A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 9. キーを押して,“ON”を表示させます。 MENU:UTMD/INIT parameter initialize INI 11. #1 changing ON = SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 1. 変更中は changingが点滅 A/M SP : 0.0°C -10 0 +10 DV SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 2.7 警報種類を変更する 以下の操作手順は,警報1(工場出荷時:測定値上限警報)を測定値下限警報に変更する例で す。 なお,警報種類を変更した場合,警報設定値が初期化されます。再度警報設定値を設定し てください。 警報出力端子 工場出荷時 6 7 警報1(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値上限警報 5 7 警報2(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値下限警報 4 7 警報3(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値上限警報 34 35 警報4(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値下限警報 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M -10 SET/ENT SP : 0.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 7. SET/ENT キーを1回押して,パラメータ“AL1”を表 示させます。《警報1種類》 MENU:LOOP1/ALM alarm 1 type select MODE mode parameter main menu AL1 A/M #1 SETUP 1 = A/M SET/ENT SET/ENT DISP 3. 2-16 <2. 初期設定> キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“STUP”を表示させます。 DISP 8. STUP キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 下図は,測定値下限警報に設定した例です。 password input main menu MENU:LOOP1/ALM alarm 1 type select AL1 #1 changing 2 = 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 4. キーを1回押して,セットアップパラメータ のメインメニュー“LOOP1”を表示させます。 SET/ENT 9. LOOP1 キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT loop 1 setup para SETUP main menu MENU:LOOP1/ALM alarm 1 type select AL1 #1 SETUP 2 = A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 5. キーを1回押して,セットアップパラメータ のサブメニュー“SP”を表示させます。 SET/ENT この後に表示される警報2種類(AL2),警報3種 類(AL3),警報4種類(AL4)も上記と同様に設定で きます。 SP SP control SETUP sub menu 10. A/M キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 SET/ENT SET/ENT DISP 1. SP : 0.0°C -10 6. 0 +10 DV キーを1回押して,セットアップパラメー タのサブメニュー“ALM”を表示させます。 A/M SET/ENT DISP ALM alarm control SETUP sub menu 11. A/M 警報設定値を設定する場合は,「3.5 警報設定値 を設定する」をご覧ください。 SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2-17 <2. 初期設定> ■ 警報種類一覧表 警報の種類と警報の動作を以下に示します。 表中のコードの1∼10は待機動作なし,11∼20は待機動作付きです。 警報の 種類コード 警報動作 警報の種類 開閉はリレー接点の状態を,(点) (滅)はランプの状態を示す 警報時 接点閉 警報なし 警報の種類 開閉はリレー接点の状態を,(点) (滅)はランプの状態を示す OFF ヒステリシス 測定値上限 警報時 接点開 閉(点) 測定値 11 警報設定点 開(点) 測定値下限 閉(点) 2 偏差上下限 開(滅) 警報設定点 測定値 警報時 接点開 6 閉(滅) 16 偏差設定値 測定値 目標設定値 ヒステリシス ヒステリシス 警報時 接点閉 ヒステリシス 偏 差 下 限 警 報 時 非 励 磁 1 (滅)開 警報の 種類コード 警報動作 閉 (点) ヒステリシス 開 (滅) 閉 (点) 測定値 偏差設定値 12 7 17 目標設定値 ヒステリシス ヒステリシス 閉(点) 3 偏 差 上 限 上 偏 閉(点) 開(滅) 測定値 目標設定値 偏差設定値 13 下 差 限 内 開(滅) 開(滅) 測定値 偏差設定値 目標設定値 ヒステリシス 偏 差 下 限 閉(点) 開(滅) 偏差設定値 測定値 目標設定値 閉(滅) 測定値上限 非 励 磁 14 偏差設定値 測定値 15 21 閉(滅) センサ接地 センサ接地警報 警 報 25 26 27 22 23 下向き(分.秒) 24 FAIL時は動作が停止します。 (注2) F A I L 出 力 制御出力OFFまたは0%,警報出力 OFFとなります。 ヒステリシス 閉(点) 閉(点) ヒステリシス 閉(点) 28 開(滅) 出力値上限 警報設定点 閉(点) 開(滅) 警報設定点 30 開(滅) 出力値 ヒステリシス 設定値下限 20 測定値 警報設定点 下向き(時.分) タイマ機能 ( 警 報 1 の み ) 上向き(分.秒) 設定値 19 10 開(点) 故 障 診 断 故障診断出力 (注1) 出 力 設定値上限 9 開(点) 閉(滅) ヒステリシス 測定値下限 非 励 磁 目標設定値 上向き(時.分) 18 測定値 警報設定点 5 開(点) 8 ヒステリシス 4 ヒステリシス 偏 差 上 限 警 報 時 非 励 磁 ヒステリシス 29 警報設定点 ヒステリシス 出力値下限 開(滅) 警報設定点 設定値 31 出力値 (注1) 故障診断出力は,入力バーンアウト,ADC異常,RJC不良のいずれかのときに出力されます。 入力バーンアウト,ADC異常のときの制御出力は,プリセット出力値PO(運転パラメータ)となります。 (注2) FAIL出力は正常時オンで,異常時オフとなります。 待機動作 ℃ 正常の あつかい 待機動作は,以下の 場合の働きます。 ・電源投入時 ・目標設定値変更時 ・目標設定値切替え時 (リモート時は除く) ・警報種類変更時 電源投入 正常 異常 警報出力ON 下限警報 設定値 ここでは測定値が 下限警報値以下でも 警報出力しない。 時間 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2.8 2-18 <2. 初期設定> 複数SPとPIDの解説 UT750は,目標設定値(SP)を最大8つ持っています。この目標設定値に対しPIDパラメータ をそれぞれ持っています。以下に目標設定値番号(SPNO),目標設定値(SP),PIDパラメー タの対応について説明します。 例えば,目標設定値番号(SPNO)に“2”を設定したとき,使用される制御パラメータは, 目標設定値(2.SP),比例帯(加熱側比例帯)(2.P),積分時間(加熱側積分時間)(2.I),微分時間 (加熱側微分時間)(2.D),冷却側比例帯(2.Pc),冷却側積分時間(2.Ic),冷却側微分時間(2.Dc) です。 複数の目標設定値を使用する場合,下表を参照していただき,対応するパラメータを確認 してください。 目標設定値番号 目標設定値 (SPNO) (SP) PIDパラメータ 比例帯 (加熱側比例帯) 積分時間 (加熱側 積分時間) 微分時間 (加熱側 微分時間) 冷却側 比例帯 冷却側 積分時間 冷却側 微分時間 SPNO=1 1.SP 1.P 1.I 1.D 1.Pc 1.Ic 1.Dc SPNO=2 2.SP 2.P 2.I 2.D 2.Pc 2.Ic 2.Dc SPNO=3 3.SP 3.P 3.I 3.D 3.Pc 3.Ic 3.Dc SPNO=4 4.SP 4.P 4.I 4.D 4.Pc 4.Ic 4.Dc SPNO=5 5.SP 5.P 5.I 5.D 5.Pc 5.Ic 5.Dc SPNO=6 6.SP 6.P 6.I 6.D 6.Pc 6.Ic 6.Dc SPNO=7 7.SP 7.P 7.I 7.D 7.Pc 7.Ic 7.Dc SPNO=8 8.SP 8.P 8.I 8.D 8.Pc 8.Ic 8.Dc IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3. <3. 運転> 3-1 運転 本章は,運転時の操作について説明しています。外部接点入力による運転操作については, 「1.5 端子配線図」の外部接点入力をご覧ください。設定中,操作がわからなくなったと きは, DISP キーを最大4回押していただくと,電源オン時の表示画面(運転画面)に戻れます。 3.1 運転中の監視画面 運転中の監視画面は,単ループ制御と単ループ位置比例制御の運転画面と,単ループ加熱 冷却制御の運転画面があります。 測定値表示器には,常に測定入力値を表示します。 ■ 単ループ制御と単ループ位置比例制御の運転画面 ● SP表示画面 設定値表示器(液晶)に,目標設定値と偏差バーを表示します。 ● OUT表示画面 設定値表示器(液晶)に,目標設定値,PID番号,制御出力値と制御出力値バーを表示しま す。 位置比例制御時は,制御出力値でなくバルブの開度(0∼100%)を表示します。 ● 偏差トレンド画面 設定値表示器(液晶)に,偏差トレンドを表示します。 ● データ一覧画面 設定値表示器(液晶)に,目標設定値,制御出力値,偏差,PID番号を表示します。 1. SP : -10 100.0°C 0 +10 SP表示画面 DV 目標設定値を変更できます。 キーまたは キーで変更して, キーで登録 SET/ENT DISP 1.SP = OUT = 0 キー 100.0 °C PID:1 30.0 % 50 100 DISP DV-trend /scan= 偏差トレンド画面 監視のみ データ一覧画面 監視のみ 20sec - DISP = = = = 制御出力値を変更できます。 A/M ・ キーを押して,MAN1ランプを点灯させます ・ キーまたは キーで制御出力値を変更 キー 0 1.SP OUT DV PID OUT表示画面 キー 100.0 °C 70.0 % 48.5°C 1 DISP キー IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <3. 運転> 3-2 ■ 単ループ加熱冷却制御の運転画面 ● SP表示画面 設定値表示器(液晶)に,目標設定値と偏差バーを表示します。 ● 加熱冷却OUT表示画面 設定値表示器(液晶)に,目標設定値,PID番号,加熱側(HEAT)と冷却側(COOL)の制御出 力値を表示します。 ● 偏差トレンド画面 設定値表示器(液晶)に,偏差トレンドを表示します。 ● 加熱冷却データ一覧画面 設定値表示器(液晶)に,目標設定値,加熱側(H)と冷却側(C)の制御出力値,偏差,PID番号 を表示します。 1. SP : -10 100.0°C 0 +10 SP表示画面 DV 目標設定値を変更できます。 キーまたは キーで変更して, キーで登録 SET/ENT DISP 1.SP = 100.0 °C C = 100.0 % キー PID:1 H = 0.0 % CooL DISP DV-trend /scan= 制御出力値を変更できます。 A/M ・ キーを押して,MAN1ランプを点灯させます ・ キー:冷却側上げ,加熱側下げ方向 ・ キー:冷却側下げ,加熱側上げ方向 偏差トレンド画面 監視のみ 加熱冷却データ一覧画面 監視のみ キー 20sec - 0 DISP 1.SP = C = 100.0 % DV = PID = 加熱冷却OUT表示画面 キー 100.0 °C H = 0.0 % 48.5°C 1 DISP キー IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3.2 3-3 <3. 運転> 目標設定値(SP)を設定する 以下の操作手順は,目標設定値に150.0を設定する例です。自動運転時,設定した目標設 定値で制御を開始します。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 1. SP : 150.0 ? -10 0 +10 変更中 は点滅 3. キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT 1. SP : 150.0°C -10 0 +10 DV DV A/M SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3.3 <3. 運転> 3-4 オートチューニングを実行/中止する 目標設定値(SP)を設定した後にオートチューニングを実行してください。なお,オート チューニングを行うときは,自動運転(AUTO)かつ運転開始状態(RUN)にしてください。 自動運転(AUTO)にするには,「3.8 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う」を,運転 開始状態(RUN)にするには,「3.7 運転開始(RUN)/停止(STOP)の切替えを行う」をご覧 ください。 注 意 オンオフ制御を使用している場合,オートチューニングを実行することができません。ま た,次のようなプロセスを制御する場合には,オートチューニングを実行しないでくださ い。 ・ 流量制御や圧力制御のように応答が速い制御プロセス ・ 一時的にせよ,出力をオンオフさせると不都合が生じるプロセス ・ 操作端に大きな出力変化を加えると不都合が生じるプロセス ・ 測定値の変動が許容幅を超え,製品の品質に悪影響が生じる恐れのあるプロセス 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 MAN1ランプ 消灯 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 SET/ENT 4. キーを1回押して,運転パラメータのサブメ ニュー“PAR”を表示させます。 SET/ENT MODE PAR mode parameter main menu parameter sub menu A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP 3. キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“LP1”を表示させます。 LP1 loop 1 parameter main menu DISP 5. キーを1回押して,パラメータ“AT”を表 示させます。 SET/ENT MENU:LP1/PAR auto tuning switch AT = #1 OFF A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6. <3. 運転> キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。1.SPに対するチューニング はAT=1です。 オートチューニングを中止する場合は, AT=OFFに設定してください。 MENU:LP1/PAR auto tuning switch AT 7. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。(オートチューニングを実行します。) キーを押した場合,オート AT=OFFで チューニングを中止します。中止した場合, PIDはオートチューニング以前の値が残りま す。 SET/ENT #1 MENU:LP1/PAR auto tuning switch changing 1 = 変更中は changingが点滅 A/M 3-5 AT = #1 1 SET/ENT DISP A/M SET/ENT DISP 8. オートチューニング実行中は下図のようになります。 PV2 PV AL AL 1 2 3 4 MAN1ランプ が点滅 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1.SP = OUT = A/M 0 SET/ENT 100.0 ⬚C PID:1 100.0 % 50 100 DISP MAN1ランプが消灯したら終了です。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3.4 <3. 運転> 3-6 手動でPIDを設定する あらかじめ設定する値がわかっているときやオートチューニングで適切なPID定数が求め られないときは,下記手順で設定してください。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 SET/ENT 5. キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“1.PID”を表示させます。 MODE 1.PID mode parameter main menu PID parameter SPno.1 sub menu A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP 3. DISP キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“LP1”を表示させます。 6. キーを6回押して,パラメータ“1.P”を表 示させます。 SET/ENT MENU:LP1/1.PID proportional band LP1 loop 1 parameter main menu 1.P A/M 5.0% A/M SET/ENT SET/ENT DISP 4. = #6 DISP キーを1回押して,運転パラメータのサブメ ニュー“PAR”を表示させます。 SET/ENT キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 MENU:LP1/1.PID proportional band PAR parameter sub menu A/M 7. 1.P changing 18.0% = 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT #6 SET/ENT DISP DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 8. <3. 運転> SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 MENU:LP1/1.PID proportional band 1.P = #6 18.0% A/M SET/ENT 3-7 【補足】 手順5において設定するPIDパラメータについて 1.SPに対するPIDの場合,サブメニュー“1.PID” 2.SPに対するPIDの場合,サブメニュー“2.PID” 3.SPに対するPIDの場合,サブメニュー“3.PID” 4.SPに対するPIDの場合,サブメニュー“4.PID” を選択します。 DISP この後に表示される積分時間(1.I)と微分時間 (1.D)は,比例帯(1.P)と同様に設定できます。 9. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時の画面(下図)に戻ります。 PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP 3.5 警報設定値を設定する 以下の操作手順は,警報1設定値に160.0を設定する例です。警報設定値を設定する前に警 報の種類を確認してください。警報の種類を変更する場合は,「2.7 警報種類を変更する」 をご覧ください。 警報出力端子 工場出荷時 6 7 警報1(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値上限警報 5 7 警報2(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値下限警報 4 7 警報3(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値上限警報 34 35 警報4(端子番号 − )・ ・ ・ ・測定値下限警報 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M -10 SET/ENT SP : 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 6. SET/ENT キーを2回押して,パラメータ“1.A1”を 表示させます。 MENU:LP1/1.PID alarm-1 set point MODE mode parameter main menu 1.A1 = DISP DISP キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“LP1”を表示させます。 7. キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 MENU:LP1/1.PID alarm-1 set point LP1 loop 1 parameter main menu 1.A1 #2 changing 160.0°C = 変更中は changingが点滅 A/M A/M SET/ENT SET/ENT DISP DISP キーを1回押して,運転パラメータのサブメ ニュー“PAR”を表示させます。 SET/ENT 8. キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 SET/ENT PAR MENU:LP1/1.PID alarm-1 set point parameter sub menu 1.A1 A/M = #2 160.0 A/M SET/ENT SET/ENT DISP 5. 200.0°C SET/ENT SET/ENT 4. #2 A/M A/M 3. 3-8 <3. 運転> DISP キーを1回押して,運転パラメータのメイ ンメニュー“1.PID”を表示させます。 この後に表示される警報2設定値(1.A2),警報3 設定値(1.A3),警報4設定値(1.A4)も上記と同様 に設定できます。 1.PID PID parameter SPno.1 sub menu 9. SET/ENT キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 A/M SET/ENT DISP 1. SP : 100.0°C -10 0 +10 DV A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3.6 3-9 <3. 運転> 目標設定値番号(SPNO)を選択する 以下の操作手順は,目標設定値番号(SPNO)を1から2に変更する例です。 注 意 目標設定値番号を接点入力で切替えている場合で,接点入力がオンのとき,キー操作によ り目標設定値番号を選択することはできません。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. SET/ENT キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 5. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 MENU:MODE SPno. select MODE mode parameter main menu SPNO = SET/ENT SET/ENT DISP DISP キーを数回押して,パラメータ“SPNO” を表示させます。 SET/ENT MENU:MODE SPno. select SPNO = 6. キーを3秒以上押してください。電源投入時 の画面(下図)に戻ります。 SET/ENT #6 目標設定値2 (2.SP)を表示 1 A/M 2. SP : 140.0°C -10 0 +10 DV A/M SET/ENT SET/ENT DISP 4. 2 A/M A/M 3. #6 DISP キーまたは キーを押して,必要な設定 値を表示させます。 MENU:MODE SPno. select #6 changing 2 SPNO = 変更中は changingが点滅 A/M SET/ENT DISP IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3.7 <3. 運転> 3-10 運転開始(RUN)/停止(STOP)の切替えを行う 運転開始(RUN)/停止(STOP)の切替えは,接点入力6(DI6)で切替えできます。(工場出荷 時) 37 PV2 OFFで運転開始 PV 20 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 37 A/M SET/ENT ONで運転停止 DISP 20 調節計が運転停止状態(STOP)は次の通りです。 測定入力 測定値を表示 制御出力 プリセット出力値(工場出荷時は0%) 警報出力 警報発生時はオン ※運転停止時は計器前面のSTPランプが点灯します。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3-11 <3. 運転> 3.8 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う 注 意 自動/手動を接点入力で切替えている場合で,接点入力がオンのとき,キー操作による自 動/手動の切替えはできません。 1. 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 2. 計器前面の A/M キーを押すごとに,自動と手動を交互に切替えます。 自動運転時 PV2 PV PV2 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 手動運転時 出力値を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M -10 SET/ENT DISP SP : 100.0°C 0 PV +10 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1.SP = OUT = A/M 0 SET/ENT 100.0 °C PID:1 30.0 % 50 100 DISP DV MAN1ランプ 消灯 MAN1ランプ 点灯 出力値バー表示 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 3.9 3-12 <3. 運転> 手動時に制御出力を操作する 注 意 運転停止(STOP)時は,制御出力を変えることはできません。プリセット出力値(運転パラ メータPO)が出力されます。加熱冷却時は,加熱側プリセット出力値(運転パラメータPO) および冷却側プリセット出力値(運転パラメータOc)が出力されます。 制御出力値は, キーまたは キーで変更した表示値と連動しています。 押す必要なく表示値通りに変化しますのでご注意ください。 1. SET/ENT キーを 手動運転時の表示にしてください。手動運転にするには,「3.8 自動(AUTO)/手動(MAN)の切替えを行う」 をご覧ください。 PV2 PV AL AL 1 2 3 4 キーまたは 100.0 °C PID:1 30.0 % 1.SP = OUT = A/M MAN1ランプ 点灯 2. CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 0 SET/ENT 50 100 DISP キーを押して,制御出力値を変更できます。 PV2 SET/ENT キーを押す必要はありません。 PV AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1.SP = OUT = A/M 0 SET/ENT 100.0 °C PID:1 40.0 % 50 100 DISP ■ 加熱冷却制御時,制御出力を操作する 加熱冷却OUT表示画面を表示させます。 PV2 PV AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP A/M MAN1ランプ 点灯 SET/ENT DISP 1.SP = 100.0 °C C = 100.0 % PID:1 H = 0.0 % CooL 冷却側 出力値 加熱冷却OUT表示画面 加熱側 出力値 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <3. 運転> 3-13 ● 不感帯が正(+)の場合の動作と操作 例として,不感帯“DB”に12.4%を設定した場合について説明します。 加熱側の出力値を操作している状態(冷却側出力値C=0.0%の場合)で キーを押し続ける と,加熱側出力値(H=)が減少し,加熱側出力値(H=)および冷却側出力値(C=)の両方とも0.0% になります。さらに キーを押し続けると,冷却側の出力値を操作する状態となり,冷 却側出力値(C=)が増加していきます。 逆に,冷却側の出力値を操作している状態(加熱側出力値H=0.0%の場合)で キーを押し 続けると,冷却側出力値(C=)が減少し,加熱側出力値(H=)および冷却側出力値(C=)の両方 とも0.0%の状態となります。さらに キーを押し続けると,加熱側の出力値を操作する 状態となり,加熱側出力値(H=)が増加していきます。 出力(%) 不感帯:運転パラメータDB -12.4 0 12.4 冷却側操作出力 加熱側操作出力 DB=12.4 不感帯が正(+)の場合の操作出力値の変化 ● 不感帯が負(ー)の場合の動作と操作 例として,不感帯“DB”に-12.4%を設定した場合について説明します。 加熱側の出力値を操作している状態(冷却側出力値C=0.0%の場合)で キーを押し続ける と,加熱側出力値(H=)が減少し,H=24.8%を下まわると冷却側出力値(C=)が0.0%から増加 を始めます。さらに キーを押し続けてC=24.8%を超えるとH=0.0%となり,冷却側の 出力値を操作する状態となります。 出力(%) 24.8 -12.4 冷却側操作出力 0 12.4 加熱側操作出力 DB= -12.4 不感帯が負(−)の場合の操作出力値の変化 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <3. 運転> 3-14 ■ 位置比例制御時,制御出力を操作する キーまたは キーを押している間だけ出力されます。 キー:バルブを閉じる操作キー キー:バルブを開く操作キー PV2 PV AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP A/M MAN1ランプ 点灯 SET/ENT DISP 1.SP = OUT = 0 100.0 °C PID:1 30.0 % 50 100 バルブの開度 (0-100%)を表示 OUT表示画面 ※位置比例制御の手動操作は,出力リミット上限値(OH),下限値(OL)の制限を受け ません。 3.10 リモート(REM)/ローカル(LCL)の切替えを行う リモート/ローカルの切替えはリモート入力付きの調節計のみ行えます。 以下の操作は,ローカルからリモートに切替える手順です。 ● ローカル 調節計に設定した目標設定値で制御を行います。 ● リモート 外部のアナログ信号を目標設定値として制御を行います。 測定入力 リモート入力 (アナログ信号) SP ローカル (LCL) リモート (REM) PID 制御出力 ※ リモート運転時のPIDグループの番号は,目標設定値番号(SPNO)で選択した番号と同 じになります。 注 意 外部接点入力でリモート状態(接点入力がオン)のときは,キー操作によるリモート/ロー カルの切替えはできません。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 1. <3. 運転> 3-15 運転画面を表示させてください。(電源投入時の画面) PV2 測定値 (PV)を表示 PV 目標設定値1 (1.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 REM1ランプ 消灯 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP 1. A/M SP : -10 SET/ENT 100.0°C 0 +10 DISP DV 手順2以降は,液晶部分の表示画面で説明します。 2. キーを3秒以上押して,運転パラメータのメ インメニュー“MODE”を表示させます。 SET/ENT 4. キーまたは キーを押して, “REMOTE”を表示させます。 MENU:MODE REM/LOC1 select MODE mode parameter main menu MODE : A/M DISP キーを数回押して,パラメータ“MODE: LOCAL”を表示させます。 SET/ENT MENU:MODE REM/LOC1 select 5. SET/ENT キーを1回押して,設定値を登録してくださ い。 #3 MENU:MODE REM/LOC1 select LOCAL MODE : A/M #3 REMOTE A/M SET/ENT SET/ENT DISP 変更中は changingが点滅 SET/ENT DISP MODE : changing REMOTE A/M SET/ENT 3. #3 DISP 自動的に運転画面(下図)に戻ります。 PV2 REM1ランプ 点灯 PV リモート設定値 (R.SP)を表示 AL AL 1 2 3 4 CAS REM1 REM2 MAN1 MAN2 STP R. SP A/M -10 SET/ENT : 120.0°C 0 +10 DISP DV IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 Blank Page <目次> 4-1 <4. トラブルシューティング・保守> 4. トラブルシューティング・保守 4.1 トラブルシューティング ■ トラブルシューティングフロー 調節計に通電しても運転画面が表示されない場合は,以下のフローにしたがって処置して ください。 複雑な故障と思われましたら,お買い求め先へご連絡ください。 計器の故障? Yes No 全く作動しない キー操作不良 Yes No 表示不良 Yes 電源端子の接続を 確認 No Yes キーロックの設定 を確認 通信不良 Yes 電源をオフ/オン にする Yes 計器の入出力仕様 を確認 電源の供給電圧を 確認 良好 No 入出力信号不良 仕様コードを確認 No 入出力先の仕様と 極性を確認 No 通信機能なし No 通信付 通信関連 パラメータを確認 設定 Yes 手直し 通信配線を確認 No 正常 Yes 修理依頼して下さい Yes 通信相手の仕様を 確認 設定解除 原因確認 重 要 修理依頼する場合は,パラメータの設定値を記録してください。 ■ 電源投入時のエラー 電源投入時の自己診断時に発生する可能性のあるエラーを以下に示します。 表示 位置 (注) 1 エラー表示 (PV表示器に表示) 異常の内容 E000 RAM異常 E001 ROM異常 E002 システムデータ異常 不定 校正値異常 PV小数点点滅 2 測定値 エラーコード パラメータ異常 (以下の説明を参照) 制御出力 警報出力 伝送出力 0%以下 または OFF OFF 0%以下 不定 不定 通常動作 (精度外) 通常動作 (精度外) 通常動作 (精度外) 通常動作 (精度外) 通常動作 通常動作 通常動作 通常動作 なし 通信 対処 停止 故障です。 修理を依頼してください 通常動作 設定パラメータが初期化 されているため確認と再 設定を行ってください。 (注) 1:測定値(PV)表示器,2:設定値表示器 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 4-2 <4. トラブルシューティング・保守> エラーコードは,パラメータ異常時に,異常の種類に応じて表示されます。 エラーコードは,6ビットのオン/オフの組合せを10進数に変換した2桁の数値です。 各ビットと異常監視対象パラメータの関係を以下に示します。 ビットNo. 6 5 対象パラメータ 運転モード/出力 4 3 2 1 0 カスタム セットアップ 運転パラメータ レンジデータ UTモード 校正データ 演算データ パラメータ 例えば,運転パラメータと校正データに異常が発生した場合のエラーコードは以下のよう になります。 ビットNo. − 6 エラーコード − 2 2 5 2 4 1 2 3 0 2 2 3 2 1 2 2 0 1 2 2 0 1 2 エラーコード21が表示されます。 1 設定値表示器 ■ 運転時のエラー 運転時に発生する可能性のあるエラーを以下に示します。 表示 位置 (注) エラー表示 (PV表示器に表示) 異常の内容 測定値 制御出力 3 “RJC”とPV値を 交互に表示 RJC異常 補償なしで測定 通常動作 3 E300 ADC異常 105% B.OUT パラメータBSLによる PVバーンアウト アップスケール:105% 異常 ダウンスケール:-5% AUTO時: プリセット値出力 MAN時: 通常動作 3 3 3 OVERまたは-OVER PVオーバー -5∼105%以外 E200 オート チューニング 異常 (タイムアウト) 設定値表示器 2 2 設定値表示器の 左隅点滅 右端の小数点点灯 1 表示 全表示消灯 なし フィードバック 抵抗断線 -5%または105% 通信回線異常 暴走(電源異常 またはノイズ 不定 による暴走) 電源オフ なし 対処 故障です。 修理を依頼してください 通常 動作 通常動作 オート チューニング前 のPIDで動作 通常動作 警報 伝送 通信 出力 出力 通常 動作 配線とセンサをチェック してください プロセスをチェック してください 通常 動作 プロセスをチェック してください。任意キーの 押下でエラー表示が消えます 停止 停止 フィードバック抵抗をチェック してください 通常動作 通常 動作 配線および通信パラメータを 確認し, 再設定してください。 正常受信で復帰します 0%以下 またはOFF 電源オフ/オンでリセット スタートしない場合は故障です。 0% OFF 停止 修理を依頼してください 以下 電源に異常がないかチェック してください (注) 1:測定値(PV)表示器,2:設定値表示器,3:該当ループの測定値(PV)を表示している表示器 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <4. トラブルシューティング・保守> 4-3 ■ 運転中に停電となった場合の対処方法 停電後の動作状態と対処は,停電時間の長さによって異なります。 ● 20ミリ秒以内の瞬時停電 停電を検知しません。正常動作を継続します。 ● 約2秒以内の停電 「設定」および「動作状態」に生じる影響を示します。 警報動作 継続します。待機機能付き警報の場合は待機状態になります。 設定パラメータ 各パラメータの設定内容は保持されます。 オートチューニング 解除されます。 制御動作 停電前の動作を継続します。 ● 約2秒以上の停電 「設定」および「動作状態」に生じる影響を示します。 警報動作 継続します。待機機能付き警報の場合は待機状態になります。 設定パラメータ 各パラメータの設定内容は保持されます。 オートチューニング 解除されます。 制御動作 セットアップパラメータ“R.MD”(リスタートモード)の設定により異なります。 R.MD設定値 停電復帰後の制御動作 CONT 停電前の動作を継続(工場出荷時) ただし,位置比例形で,バルブ調整(V.MOD)が推測形のときは,0% から動作します。 MAN 制御出力としてプリセット出力値(PO)を出力し,手動モードで停電前の動作を継続 ただし,位置比例形で, フィードバック制御のとき,復電時のフィードバック入力の状態から動作 します。 推測形制御のとき,0%から動作します。 また,加熱冷却制御では, 制御演算出力50%の加熱側出力値,冷却側出力値から動作します。 AUTO 制御出力としてプリセット出力値(PO)を出力し,自動モードで停電前の動作を継続 ただし,位置比例形で, フィードバック制御のとき,復電時のフィードバック入力の状態から動作 します。 推測形制御のとき,0%から動作します。 また,加熱冷却制御では, 制御演算出力50%の加熱側出力値,冷却側出力値から動作します。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <4. トラブルシューティング・保守> 4-4 ■ 運転がうまくいかないとき 運転に際して,「どうも制御がうまくいかない」と感じられたら,故障とお考えになる前 に設定したパラメータや配線状況を調査していただくことをお願いします。以下に例を示 しますが,これ以外にも同様の処置で不都合を回避できる場合がありますので,参考にし てください。 ● 測定値(PV)が正しく表示されないとき ・ UT750はユニバーサル入力方式を採用しています。 測定入力の種類は,パラメータ“IN1”で設定/変更できます。このとき,選択した 入力種類に合わせて,配線も正しく行っていただく必要がありますので,測定値(PV) 表示が正しく表示されないときは,まずこの点を調査してください。「2. 初期設定」 をご覧ください。 また,入力信号は,パラメータ“RH1”,“RL1”,“SDP1”,“SH1”,“SL1” でスケーリングおよび小数点以下桁数の変更ができます。これらのパラメータが正し く設定されているかについても調査してください。 ● 制御出力が出ない,変化しないとき ・ UT750はユニバーサル出力方式を採用しています。 制御出力の種類はパラメータ“OT1”で設定/変更できます。 このとき選択した出力方式に合わせて,配線も正しく行っていただく必要があります ので,制御出力が出ない場合はまずこの点を調査してください。「1.5 端子配線図」 をご覧ください。 また,制御出力値は,パラメータ“OH”,“OL”で上限・下限値を設定/変更でき ます。これらのパラメータ値の制限によって,出力値が変化しない場合がありますの で,この点も調査してください。 ・ キー操作で出力値を変更できるのは,手動(MAN)モードのときです。 MAN1ランプが点灯していないときは,{自動(AUTO)モードですので}キーによる 出力値変更はできません。 ● 目標設定値(SP)を変更してもすぐに制御出力値が変化しないとき ・ この場合は,パラメータ“MOD”の設定値を調査してください。“MOD”によって PID制御モードが定値制御(MOD=1)となっている場合は,目標設定値(SP)を変更して も出力値の急変を防止するように積分項のトラッキングが機能します。 このため,一見制御出力がうまく動作しないように見えますが,次第に変更後の目標 設定値に対する制御出力値となります。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 4.2 4-5 <4. トラブルシューティング・保守> 保守 ここでは,調節計の清掃および保守について説明します。 4.2.1 清掃時の注意事項 本器の前面パネル,キースイッチなどの清掃は,乾布でかるく拭く程度にしてください。 注 意 アルコール,ベンジンなどの溶剤は使用しないでください。 4.2.2 ブラケットの交換 ブラケットの破損および紛失の際には,以下の部品をご購入の上,交換してください。 対象機種 UT750 部品No. T9115NL 販売単位 価格 1組(上・下ブラケット) ¥1,000 参照 ブラケットの交換方法:「1.2 取付方法」 4.2.3 端子カバーの取付け 端子カバーが必要な場合には,以下の部品をご購入の上,取付けてください。 端子カバーには以下の部品を使用してください。 対象機種 UT750 部品No. T9115YD 販売単位 1枚 価格 ¥1,000 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <4. トラブルシューティング・保守> 4-6 ■ 端子カバーを取付ける 端子カバーを取付ける手順を次に示します。 取扱注意 通電中は端子に絶対に触れないでください。感電する恐れがあります。 端子カバーの取付けを行う場合には,調節計の電源をオフにして,テスタなどで端子に通 電されていないことを確認してから作業を行ってください。 1. 端子カバーは,取付けの前に, 2回折りまげてください。 (アラートシンボル)のある面が外側になるように1, 折りまげる 溝があります 折りまげる 溝があります 裏面にあります 端子カバーの折りまげ方向 注 意 端子カバーを反対方向に折りまげると取付強度が低下したり,ヒンジ部分に割れが生じて 取付けできなくなります。 2. 折りまげた状態で,端子カバーの上下の穴をブラケットの突起部にはめて固定してく ださい。 端子カバーの穴を取付 金具(ブラケット)の 突起部にはめる 端子カバーの取付け IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 4.2.4 <4. トラブルシューティング・保守> 4-7 有寿命部品の交換 調節計本体に使用されている有寿命部品には,主に以下のものがあります。 部品寿命は,基準動作条件下で使用した場合のものです。 寿命 部品 アルミ電解コンデンサ 約10年(公称) バックアップ用電池 本体電源オフの状態で約10年(公称) 警報出力用リレー 約10万回以上(オン/オフ,抵抗負荷) 制御出力用リレー 約10万回以上(オン/オフ,抵抗負荷) 制御出力用リレー以外の部品の寿命劣化によって,調節計本体に支障が生じた場合は,引 取り交換サービス(有償)にて対応させていただきます。 参照 制御出力用リレーの交換方法:「4.2.5 制御出力用リレーの交換」 4.2.5 制御出力用リレーの交換 制御出力用リレーの交換手順について示します。 部品を交換する際は検査が必要となりますので,YOKOGAWAの技術者または YOKOGAWA認定の技術者が行います。交換が必要なときは,お買い求め先か,最寄り の当社サービス網にご連絡ください。 作業開始の際には必ず電源をオフにしてください。感電の危険があります。 制御出力用リレーを交換する目的以外では不用意に内器を抜出さないでください。 取扱注意 1. マイナスドライバ(推奨JIS B4609呼び6×100(先端幅6mm))を上下部の溝(4箇所)にパネ ル面と平行に差し込み,ゆっくり回してください。 ベゼルがケースから僅かにせり出します。 1 2 4 3 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <4. トラブルシューティング・保守> 2. 4-8 本器ベゼル下部中央のゴムを指で押し上げてラッチを解除してください。 ラッチ(パネルの中で見えない部分) 中央のゴム パネル面 本体を下から見た図 3. 4. ドライバを上下部の溝に差し込み,手前に倒してベゼルをせり出してください。 手でベゼル部分をつかみ,手前に引いて,ベゼルと共に内器を抜出してください。 (注) 内器を抜出したとき,RJCセンサ部分を折らないように十分気をつけてください。 5. 調節計の機種によって,制御出力用リレーの取付位置と数が異なります。 リレーを引抜く前に,リレーの取付位置を確認してください。 上側 UT750-0□の場合のリレー位置 下側 UT750-1□の場合のリレー位置 (2個:正・逆転用) 下側 UT750-5□の場合のリレー位置 (2個) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <4. トラブルシューティング・保守> 6. 4-9 交換するリレーをつまんで引抜いてください。 制御出力用リレーは,調節計本体内のプリント板とはソケットで接続されているため, 簡単に着脱できます。 新しい制御出力用リレーをソケットに差込んでください。制御出力用リレーには以下 の部品を使用してください。 メーカ 7. オムロン 形式 G6B-2114P-FD-US-P6B 電圧 DC12V 内器をケースに差込んでください。 調節計に通電して運転画面が表示されることを確認してください。 運転画面が正しく表示されない場合には,電源をオフにしてから内器を抜き,再度ケー スに差込んでください。 以上で,制御出力用リレーの交換は終了です。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 Blank Page <目次> <5. パラメータ> 5. パラメータ 5.1 パラメータマップ 5-1 本節は,パラメータ設定時の道しるべとなるパラメータマップを記載しています。 UT750の「運転パラメータマップ」および「セットアップパラメータマップ」を示します。 パラメータ設定時に画面の位置把握用としてご利用ください。また,全パラメータ画面の 早見表としてもご利用ください。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-2 <5. パラメータ> UT750 運転パラメータマップ 運転画面 DISP 第1 運転画面 SET1S DISP 第2 運転画面 メイン メニュー 第3 運転画面 SET3S 第n 運転画面 (注) SET3S または DISP セレクト 画面1 MODE セレクト 画面2 SET セレクト 画面3 LP1 SET サブ メニュー DISP PAR 1.PID 7.PID 8.PID SET SET SET SET SET セレクト 画面4 *1 セレクト 画面5 *2 *3 *4 *5 *1 *2 *3 *4 *5 MODE (A/M2) MODE (C.A.M) MODE (R/L1) MODE (R/L2) MODE (S/R) SPNO AT SC BS FL UPR DNR RT RBS RFL ORB ORH ORL 1.SP 1.A1 1.A2 1.A3 1.A4 1.P 1.I 1.D 1.OH 1.OL 1.MR 1.H 1.DR 1.Pc 1.Ic 1.Dc 1.Hc 1.DB 1.PO 1.Oc オンオフ制御時 非表示 加熱冷却制御,位置 比例制御時非表示 加熱冷却 制御時表示 加熱冷却制御または 位置比例制御時表示 加熱冷却 制御時表示 7.SP 7.A1 7.A2 7.A3 7.A4 7.P 7.I 7.D 7.OH 7.OL 7.MR 7.H 7.DR 7.Pc 7.Ic 7.Dc 7.Hc 7.DB 7.PO 7.Oc 8.SP 8.A1 8.A2 8.A3 8.A4 8.P 8.I 8.D 8.OH 8.OL 8.MR 8.H 8.DR 8.Pc 8.Ic 8.Dc 8.Hc 8.DB 8.PO 8.Oc パラメータMODE(A/M2)は,UTモードが“2ループ制御”,“温湿度制御”のときに表示されます。 パラメータMODE(C.A.M)は,UTモードが“カスケード2次側制御”,“カスケード制御”のときに表示されます。 パラメータMODE(R/L1)は,補助アナログ(リモート)入力付きの調節計のみ表示されます。 パラメータMODE(R/L2)は,2ループ形で補助アナログ(リモート)入力付きの調節計のみ表示されます。 パラメータMODE(S/R)は,接点入力登録パラメータS/R(セットアップパラメータ)が“0”のときに表示されます。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <5. パラメータ> SET/ENT SET : DISP : DISP キーを1回押す SET1S : SET/ENT キーを1秒間押す : SET/ENT キーを3秒間押す SET3S : キーを1回押す キーまたは キーを1回押す *6 *7 LP2 USR PYS1 PYS2 STUP SET SET SET SET U1 U2 U3 U4 U5 U6 U7 U8 LP1 と同様 5-3 *8 1.a1 1.b1 1.a2 1.b2 1.a3 1.b3 1.a4 1.b4 1.a5 1.b5 1.a6 1.b6 1.a7 1.b7 1.a8 1.b8 1.a9 1.b9 1.a10 1.b10 1.a11 1.b11 1.PMD 2.a1 2.b1 2.a2 2.b2 2.a3 2.b3 2.a4 2.b4 2.a5 2.b5 2.a6 2.b6 2.a7 2.b7 2.a8 2.b8 2.a9 2.b9 2.a10 2.b10 2.a11 2.b11 2.PMD パスワード 照会画面 OK セットアップ パラメータ設定画面 メインメニュー [LOOP1]へ (次ページへ) 各パラメータ設定画面において DISP キーを1回押すと,そのパラメータ の上位にあるメニュー画面に戻ります。 例:サブメニュー[PAR]で DISP キーを1回押すとメインメニュー [LP1]が表示されます。また,サブメニュー[PAR]の下位に表 示されるパラメータ“FL”で DISP キーを1回押すとサブメニュー [PAR]が表示されます。 (注) 運転画面はUT750の形名,UTモード,制御出力種別によって表示 される数や内容が異なります。 セレクト画面1∼5は登録された画面のみ表示されます。 *6 メインメニューLP2は,UTモードが“カスケード制御”,“2ループ制御”,“温湿度制御”,“ユニバーサル2入力 カスケード制御”のときに表示されます。 *7 メインメニューUSRは,UTモードが“2入力切替制御”,“2入力選択制御”,“ユニバーサル2入力切替制御”, “ユニバーサル2入力選択制御”のときに表示されます。 *8 メインメニューPYS2は,UTモードが“カスケード制御”,“2入力切替制御”,“2ループ制御”,“温湿度制御”, “ユニバーサル2入力カスケード制御”,“ユニバーサル2入力切替制御”のときに表示されます。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-4 <5. パラメータ> UT750 セットアップパラメータマップ 運転パラメータ設定画面 メインメニュー[MODE]へ (前ページへ) パスワード 照会画面 OK メイン メニュー DISP *3 LOOP1 サブ メニュー *1 SET LOOP2 DISP CMLP SET DISP SP ALM CTL AIN RET TRND LOCK SET SET SET SET SET SET SET RMS SPT PVT TMU SPH SPL AL1 AL2 AL3 AL4 HY1 HY2 HY3 HY4 DY1 DY2 DY3 DY4 AMD OPR MOD AR ZON R.MD R.TM GRP 1.RP 2.RP 3.RP 4.RP 5.RP 6.RP RHY RDV LOOP1 と同様 ただし, RMS ZON R.MD R.TM は ありま せん *2 A.BS1 A.FL1 A.SR1 A.LC1 A.BS2 A.FL2 A.SR2 A.LC2 A.BS3 A.FL3 A.SR3 A.LC3 RET1 RTH1 RTL1 RET2 RTH2 RTL2 DVB1 DVB2 TSC1 TSC2 TTM 䉲/䉱 A/M MODE LP1 LP2 PID USR PYS1 PYS2 PWD 各パラメータ設定画面において DISP キーを1回押すと,そのパラメータの上位にあるサブメニュー画面に戻ります。 *1 パラメータRMSとSPTは,補助アナログ(リモート)入力付きの調節計のみ表示されます。 *2 パラメータZONが“1”のときに表示されます。 *3 メインメニューLOOP2は,UTモードが“カスケード制御”,“2ループ制御”,“温湿度制御”,“ユニバーサル2入力カスケード 制御”のときに表示されます。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-5 <5. パラメータ> SET/ENT SET : DISP : DISP キーを1回押す : キーを1回押す キーまたは TEST UTMD CONF キーを1回押す INIT (注) SET SET DISP SET DISP INI *4 *5 CSEL DO DI C.PYS MD IN OUT R485 VALV SET SET SET SET SET SET SET SET SET C.S1 C.S2 C.S3 C.S4 C.S5 DO1 DO2 DO3 DO4 DO5 DO6 DO7 R151 R152 R153 R154 R155 R156 R157 R158 R251 R252 R253 R254 R255 R256 R257 R258 A/M1 A/M2 R/L1 R/L2 S/R CAS AUTO MAN SP.0 SP.1 SP.2 SP.3 DP1 DP2 MG1 MG2 MG3 MG4 PY1A PY1B PY2A R/L1 PY2B UTM SMP SMEC IN3 UNI3 RH3 RL3 SDP3 SH3 SL3 BSL3 P.UN1 P.DP1 P.RH1 P.RL1 P.UN2 P.DP2 P.RH2 P.RL2 IN1 UNI1 RH1 RL1 SDP1 SH1 SL1 BSL1 RJC1 IN2 UNI2 RH2 RL2 SDP2 SH2 SL2 BSL2 RJC2 OT1 OT2 CT1 CT2 CTc1 CTc2 AO1 AO2 AO3 A1H A1L A2H A2L A3H A3L PSL1 BPS1 PRI1 STP1 DLN1 ADR1 RP.T1 PSL2 BPS2 PRI2 STP2 DLN2 ADR2 RP.T2 V.AT V.RS V.L V.H TR.T V.MOD (注) セットアップパラメータ設定画面のサブメニュー[TEST]の下位に表示されるパラメータは,当社サービス員が 調節計機能を確認するための項目です。お客様では設定および変更を行わないでください。 *4 サブメニューR485は,通信付きの調節計のみ表示されます。 *5 サブメニューVALVは,位置比例形の調節計のみ表示されます。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5.2 5-6 <5. パラメータ> パラメータ一覧表 本節は,パラメータのもつ機能を簡単に解説しています。またお客様設定値欄を設けてあ りますので,調節計に設定すると同時に記録するようにしてください。 ※ 測定値/設定値に関するパラメータはすべて実数値で設定します。 例えば,温度入力のとき,目標設定値や警報設定値は温度設定となります。 ※ 表の中の「お客様設定値欄」は,お客様が設定値を記録しておくための欄です。 ※ 表の中の「CD-ROM参照先」は,本マニュアルに記載されていない詳細説明をユー ザーズマニュアル応用編(CD-ROM版)で詳しく説明してありますので,そちらを参照 していただくためにあります。 ※ ( )内数値は,通信使用時の設定値。例:REMOTE(1),LOCAL(0) ■ 運転パラメータ ● 運転モードパラメータ [表示位置] メインメニュー : MODE パラメータ記号 パラメータ名称 MODE (R/L1) リモート/ローカル 選択 MODE (S/R) 運転停止/開始選択 SPNO 目標設定値番号選択 設定範囲と解説 調節計の持っている目標設定値で制御する場合, “ローカル運転”に 設定します。 リモート入力信号または通信経由の目標設定値で制御する場合, “リ モート運転”に設定します。 リモート入力信号または通信のどちらかから目標設定値を取り込む かは, “リモート入力選択”で設定します。セットアップパラメータ “RMS”で設定します。 REMOTE(1) : リモート運転 LOCAL(0) : ローカル運転 運転停止時, 予め設定しておいた固定出力値(プリセット出力値)が出 力されます。目標設定値ごとにプリセット出力値を設定できます。 運転パラメータ“PO”で設定します。 STOP(1) : 運転停止 RUN(0) : 運転開始 1 : 目標設定値 1 (1.SP)を選択 2 : 目標設定値 2 (2.SP)を選択 3 : 目標設定値 3 (3.SP)を選択 4 : 目標設定値 4 (4.SP)を選択 5∼8は上記と同様に,5.SP∼8.SPを選択 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 LOCAL(0) − RUN(0) − 1 − IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-7 <5. パラメータ> ● 運転関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : パラメータ記号 AT SC LP1,サブメニュー : PAR パラメータ名称 オートチューニング 「スーパー」機能 BS FL 測定入力バイアス UPR DNR 設定値上昇勾配 測定入力フィルタ 設定値下降勾配 設定範囲と解説 初期値 OFF(0), 1 : 1.SPに対するオートチューニング 2 : 2.SPに対するオートチューニング 3 : 3.SPに対するオートチューニング 4 : 4.SPに対するオートチューニング 5∼8 : 1∼4と同様にグループ別に実行 9 : 1∼8グループすべてに対して自動的に実行。 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 OFF(0) − OFF(0) OFF(0) : 機能なし 1 : 「オーバーシュート」抑制機能 外乱などによるオーバーシュートを抑制します。 2 : 「ハンチング」抑制機能(安定性重視モード) 安定性が優れています。応答性重視モードに比べて,広い 特性変化に対応します。 3 : 「ハンチング」抑制機能(応答性重視モード) 変更した目標設定値に対する測定値の追従/収束時間が早 いモードです。 注意 : 「SC=2と3」は,必ずPID制御,PI制御で使用してくだ さい。 以下の場合は機能しません。 1) オンオフ制御 2) P制御(比例帯のみの制御) 3) PD制御(比例帯と微分項のみの制御) 4) 加熱冷却制御 応答の早い制御(流量,圧力)では使用しないでください。 測定入力値を補正するとき使用します。 測定入力レンジスパンの-100.0∼100.0 % 測定入力値がふらつくようなとき使用します。 OFF(0) : 機能しない 1∼120 秒 目標設定値の急変を防ぐときに使用します。 勾配設定機能が働くのは次の場合です。 (1)目標設定値を変更したとき。(例:1.SPを100℃から150℃に変更) (2)目標設定値番号(SPNO)を切替えたとき。(例:1.SPから2.SPに切替え) (3)電源を投入したときまたは停電復帰のとき。 (4)手動運転から自動運転へ切替えたとき。 測定入力レンジ スパンの0.0 % OFF(0) 応用2.1(5) 応用2.1(6) 応用1.1(1) OFF(0) OFF(0) 1時間または1分間あたりの上昇/下降勾配を設定します。 時間単位は勾配時間単位(TMU)で設定します。 1.SP 2.SP 応用4.1(4) 2.SP=640℃ 温度差 140℃ 1.SP=500℃ 昇温時間 2分 70℃/分 昇温変化率 =140/2=70 (℃/分) 1.SPから 2.SPへの切替 RT RBS RFL ORB ORH ORL OFF(0) : 機能しない 測定入力レンジスパンの0.0%+1digit∼測定入力レンジスパン の100.0 % 比率設定 目標設定値 = リモート入力値×比率設定値+リモートバイアス値 0.001∼9.999 リモート入力バイアス リモート入力値を補正するとき使用します。 測定入力レンジスパンの-100.0∼100.0 % リモート入力フィルタ リモート入力値がふらつくようなとき使用します。 OFF(0) : 機能しない 1∼120 秒 オン/オフ率検出幅 測定入力レンジスパンの0.0∼100.0 % 1.000 測定入力レンジ スパンの0.0 % 応用1.2(3) OFF(0) オン/オフ率上限 ORL + 1digit ∼ 105.0 % 測定入力レンジ スパンの1.0 % 100.0 % オン/オフ率下限 -5.0 % ∼ ORH - 1digit 0.0 % 応用3.3(4) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-8 <5. パラメータ> ● SP・警報・PID関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : LP1,サブメニュー : 1.PID 以下のパラメータは,目標設定値 1(1.SP)に対応するパラメータです。 パラメータ記号 パラメータ名称 設定範囲と解説 初期値 測定入力レンジの0.0∼100.0 % ただし,設定値リミット下限値(SPL)∼上限値(SPH) の範囲内。 目標設定値1(1.SP)に対し, 警報1(1.A1)∼警報4(1.A4) を設定できます。 目標設定値2から8に対しても, それぞれ警報を4つ設 定できます。 測定値警報 / 設定値警報 : 測定入力レンジの -100.0∼100.0 % 偏差警報 : 測定入力レンジスパンの-100.0∼100.0 % 出力値警報 : -5.0∼105.0 % タイマ警報(警報1のみ) : 0.00∼99.59 (時.分)または (分.秒) 測定入力レンジの0.0 % 1.SP 目標設定値 1 1.A1 警報 1 設定値 1.A2 警報 2 設定値 1.A3 警報 3 設定値 1.A4 警報 4 設定値 1.P 比例帯 加熱側比例帯 (加熱冷却 制御時) 測定入力レンジの0.1∼999.9 % 加熱冷却制御時 : 0.0∼999.9 % (0.0で加熱側オン/オフ 制御となる) 5.0 % 1.I 積分時間 加熱側積分時間 (加熱冷 却制御時) 微分時間 加熱側微分時間 (加熱冷 却制御時) 出力リミット上限値 加熱側出力リミット上 限値 (加熱冷却制御時) OFF(0), 1∼6000 秒 240 秒 OFF(0), 1∼6000 秒 60 秒 -5.0∼105.0 % 加熱冷却制御時加熱側リミッタ : 0.0∼105.0 % (1.OL<1.OH) 100.0 % 加熱冷却制御 : 100.0 % 1.OL 出力リミット下限値 冷却側出力リミット上 限値 (加熱冷却制御時) 1.MR マニュアルリセット 1.H オンオフ制御のヒステ リシス 加熱側オンオフ制御の ヒステリシス (加熱冷却 制御時) 0.0 % -5.0∼105.0 % 加熱冷却制御 : 100.0 % 加熱冷却制御時冷却側リミッタ : 0.0∼105.0 % (1.OL<1.OH) SD(シャットダウン) : 4-20mA制御出力で手動操作時に働 きます。出力は0mAとなります。 50.0 % -5.0∼105.0 % (積分時間"1.I"がOFFの場合に有効) マニュアルリセット値はPV=SPのときの出力値となります。 例えば, マニュアルリセット値50%のとき, PV=SPになると 出力値は50%となります。 オンオフ制御を行っているとき, 目標設定値にヒステ オンオフ制御 : 測定入力 レンジスパンの0.5 % リシスを設定できます。 位置比例PID制御と加熱 オン/オフ動作点 冷却制御 : 0.5 % 出力 (目標設定値) 1.D 1.OH 測定値上限 / 設定値上 限警報 : 測定入力レンジ の100.0 % 偏差警報 : 測定入力レンジ スパンの0.0 % その他測定値 / 設定値下限 警報 : 測定入力レンジの0.0 % 出力値上限警報 : 100.0 % 出力値下限警報 : 0.0 % お客様 CD-ROM 設定値 参照先 応用4.1(1) 応用2.1(3) 応用4.1(1) 応用4.1(1) オン ヒステリシス オフ 測定値 オンオフ制御時 : 測定入力レンジスパンの0.0∼100.0 % 位置比例PID制御または加熱冷却制御時 : 0.0∼100.0 % 1.DR 正逆動作切替 REVERSE(0) : 逆動作, DIRECT(1) : 正動作 REVERSE(0) 制御出力 100 % 応用2.1(1) 逆動作 正動作 ー + 0% 応用4.1(1) 偏差 (PV-SP) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> パラメータ記号 パラメータ名称 1.Pc 1.Ic 1.Dc 1.Hc 1.DB 冷却側比例帯 1.PO プリセット出力値 加熱側プリセット出力値 (加熱冷却制御時) 冷却側プリセット出力値 1.Oc 5-9 <5. パラメータ> 設定範囲と解説 初期値 5.0 % 冷却側積分時間 測定入力レンジの0.0∼999.9 % (0.0で冷却側オン/オフ 制御となる) OFF(0), 1∼6000 秒 冷却側微分時間 OFF(0), 1∼6000 秒 60 秒 冷却側オンオフ制御の ヒステリシス 不感帯 0.0∼100.0 % 0.5 % お客様 CD-ROM 設定値 参照先 240 秒 応用4.1(1) −加熱冷却制御の場合− プラス設定のとき, 加熱出力と冷却出力を共に出さない 領域があります。 マイナス設定のとき, 加熱出力と冷却出力を共に出す 領域があります。 “0”設定のとき, 加熱出力または冷却出力を出す。 −位置比例制御の場合− 出力を共に出さない範囲を設定します。 加熱冷却制御時 : -100.0∼50.0 % 位置比例PID制御時 : 1.0∼10.0 % 3.0 % 運転停止時,固定制御出力値を出力できます。 0.0 % 加熱冷却制御時 : 加熱側0.0∼105.0 % -5.0∼105.0 % 運転停止時,冷却側固定制御出力値を出力できます。 0.0 % 0.0∼105.0 % 応用2.1(8) 応用4.1(1) 下表は,PIDパラメータを2組以上使用する場合,設定値記録用としてご使用ください。 パラメータ n.SP n.A1 n.A2 n.A3 n.A4 n.P n.I n.D n.OH n.OL n.MR n.H n.DR n.Pc n.Ic n.Dc n.Hc n.DB n.PO n.Oc n=2 n=3 n=4 n=5 n=6 n=7 n=8 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <5. パラメータ> 5-10 ● 折線1パラメータ [表示位置] メインメニュー : PYS1 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0% ○ 折線バイアス(工場出荷時) 折 線 出 力 補正値 (実際の入力+折線バイアス) 実際の入力 1.b6 折線バイアス 1.b5 1.b3 1.b4 1.a1 1.a2 1.a3 1.a4 折線入力 1.a5 1.a6 1.a8 1.a7 測定入力レンジの-66.7∼105.0% ○ 折線近似 1.b5∼1.b11は, 1.b4と同じにする 折線出力 測定入力レンジの-66.7∼105.0% 1.b4 折線近似を 施した後の 測定入力範囲 1.b3 1.b2 1.b1 1.a5∼1.a11は, 1.a4と同じにする 1.a1 1.a2 1.a3 1.a4 1.a11 折線入力 実際の測定入力範囲 測定入力レンジの-66.7∼105.0% IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> パラメータ記号 5-11 <5. パラメータ> パラメータ名称 設定範囲と解説 初期値 1.a1 1.b1 折線 1 入力 1 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジの0.0 % 折線 1 出力 1 1.a2 1.b2 折線 1 入力 2 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a3 1.b3 折線 1 入力 3 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a4 1.b4 折線 1 入力 4 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a5 1.b5 折線 1 入力 5 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a6 1.b6 折線 1 入力 6 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a7 1.b7 折線 1 入力 7 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a8 1.b8 折線 1 入力 8 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a9 1.b9 折線 1 入力 9 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a10 1.b10 折線 1 入力 10 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.a11 1.b11 折線 1 入力 11 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 測定入力レンジの-66.7∼105.0 % 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 測定入力レンジの0.0 % 1.PMD 折線 1 モード 測定入力レンジスパンの-66.7∼105.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジの-66.7∼ 105.0 % 0 : 折線バイアス 1 : 折線近似 測定入力レンジスパンの0.0 % 折線近似のとき, 測定入力レンジ の0.0 % 0 折線 1 出力 2 折線 1 出力 3 折線 1 出力 4 折線 1 出力 5 折線 1 出力 6 折線 1 出力 7 折線 1 出力 8 折線 1 出力 9 折線 1 出力 10 折線 1 出力 11 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 応用1.1(2) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-12 <5. パラメータ> ■ セットアップパラメータ ● 目標設定値関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : LOOP1,サブメニュー : SP パラメータ記号 パラメータ名称 設定範囲と解説 初期値 お客様 設定値 RMS SPT リモート入力選択 PVT PVトラッキング選択 SPトラッキング選択 TMU 勾配時間単位 SPH SPL 設定値リミット上限値 設定値リミット下限値 RSP(0) : リモート入力(端子)経由のリモート設定値を使用します。 COM(1) : 通信経由のリモート設定値を使用します。 リモートからローカルに切替わるときトラッキングします。 (ローカル設定値がリモート設定値に追従) OFF(0) : 機能しない ON(1) : 機能する 設定値を測定値に追従させ,予め設定した変化率で元の設定値 に自動的に戻します。 設定値上昇勾配(UPR)と設定値下降勾配(DNR)と組合わせて使 用します。 −動作条件− (1)手動運転→自動運転, (2)運転停止→自動運転開始, (3)電源投入 (4)SP番号変更 OFF(0) : 機能しない ON(1) : 機能する 設定値上昇勾配(UPR)と設定値下降勾配(DNR)の時間単位を設 定します。 HOUR(0) : 「1時間あたり」を示します。 MIN(1) : 「1分間あたり」を示します。 目標設定値(1.SP∼8.SP)の変更に制限をかけます。 測定入力レンジの0.0∼100.0 % 但しSPL<SPH RSP(0) CD-ROM 参照先 応用1.2(1) ON(1) 応用4.1(3) OFF(0) 応用1.1(7) HOUR(0) 応用4.1(4) 測定入力レン ジの100.0 % 測定入力レン ジの0.0 % − − IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-13 <5. パラメータ> ● 警報関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : LOOP1,サブメニュー : ALM パラメータ記号 パラメータ名称 AL1 警報 1 種類 AL2 警報 2 種類 AL3 警報 3 種類 AL4 警報 4 種類 HY1 警報 1 ヒステリシス HY2 警報 2 ヒステリシス 設定範囲と解説 初期値 全ての目標設定値で共通の警報種類となります。 OFF(0), 1∼31 (下記と同様) 全ての目標設定値で共通の警報種類となります。 OFF(0), 1∼20, 25∼31 1 : 測定値上限(励磁,待機動作なし) 2 : 測定値下限(励磁, 待機動作なし) 3 : 偏差上限(励磁,待機動作なし) 4 : 偏差下限(励磁,待機動作なし) 5 : 偏差上限(非励磁,待機動作なし) 6 : 偏差下限(非励磁,待機動作なし) その他の警報種類については,「2.7 警報種類を変更する」を 参照 1 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 応用3.3(3) 応用3.3(4) 2 1 応用3.3(4) 2 測定入力レン 警報設定点に動作すきまを設定できます。 ヒステリシスを設定することによりリレーのチャタリングを防止できます。 ジスパンの 0.5 % 測定値上限警報の場合のヒステリシス 出力値警報 : オン/オフ動作点 出力 (警報設定値) 0.5 % ▼ オン HY3 警報 3 ヒステリシス HY4 警報 4 ヒステリシス DY1 警報 1 ディレイタイマ 応用3.3(2) ヒステリシス オフ 測定値 測定入力レンジスパンの0.0∼100.0 % 出力値警報時 : 0.0∼100.0% 警報設定値に達してからディレイタイマ経過後に警報が出力さ れます。 0.00∼99.59 (分.秒), (警報 1 種類“AL1”が1∼20または28∼31 の場合に有効) PV 0.00 警報設定値 ヒステリシス ディレイタイマ 警報出力 ディレイタイマ − on off 時間 DY2 DY3 DY4 AMD 警報 2 ディレイタイマ 警報 3 ディレイタイマ 警報 4 ディレイタイマ 警報モード 0.00∼99.59 (分.秒), (警報 2 種類“AL2”が1∼20または28∼31 の場合に有効) 0.00∼99.59 (分.秒), (警報 3 種類“AL3”が1∼20または28∼31 の場合に有効) 0.00∼99.59 (分.秒), (警報 4 種類“AL4”が1∼20または28∼31 の場合に有効) 0 : 常に動作 1 : 運転停止時動作しない 2 : 運転停止または手動運転時動作しない 0 応用3.3(1) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-14 <5. パラメータ> ● 制御動作関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : LOOP1,サブメニュー : CTL パラメータ記号 OPR MOD AR ZON R.MD R.TM GRP パラメータ名称 設定範囲と解説 初期値 出力変化率リミッタ 制御出力の変化率を制限できます。 OFF(0) : 機能しない 0.1∼100.0% / 秒 PID制御モード 0 : 追値制御(設定値変更時出力バンプ有り) 1 : 定値制御(設定値変更時出力バンプ無し) 圧力や流量を制御する場合は, “定値制御”を選択してください。 アンチリセットワ 制御出力が100%または0%にはりつくようなとき, 使用します。 インドアップ(過積 設定値が大きいほどPID演算(積分演算)を早く停止します。 分抑制機能) AUTO(0), 50.0∼200.0 % ゾーンPID選択 SP選択のとき, 目標設定値ごとのPID定数を選択します。 ゾーンPIDのとき, リファレンスポイントで設定した温度範囲に より自動的にPID定数を選択します。 0 : SP選択 1 : ゾーンPID リスタートモード 2秒以上の停電が起きたとき, 調節計の復帰状態を決めることが できます。 CONT(0) : 停電前の動作を継続します。 MAN(1) : 手動運転状態から開始します。 AUTO(2) : 停電前の動作を継続して自動運転します。 リスタートタイマ 調節計が電源オン後,演算を開始する時間を設定できます。 0∼10 秒 PID組数 1.RP ゾーンPID リファレンスポイント 1 2.RP ゾーンPID リファレンスポイント 2 SP・警報・PIDパラメータの表示組数を決定します。 1 : 1組表示します。 2 : 2組表示します。 3 : 3組表示します。 4 : 4組表示します。 5∼8 : 設定した数のパラメータ組を表示します。 温度帯によりPID定数を切替えるポイントを設定します。最大 6つまで設定できます。温度帯は最大7ゾーンまでです。 ゾーンPID選択(ZON)を“1”に設定します。 測定入力レンジの0.0∼100.0 % 但し1.RP≦2.RP≦3.RP≦4.RP≦5.RP≦6.RP 3.RP ゾーンPID リファレンスポイント 3 以下の例は,リファレンスポイント1と2を設定し,3つのゾーン を設けPID定数を自動的に切替えます。 最大7ゾーンまで設定可能 4.RP ゾーンPID リファレンスポイント 4 5.RP ゾーンPID リファレンスポイント 5 6.RP ゾーンPID リファレンスポイント 6 RHY RDV ゾーン切替のヒス テリシス リファレンス偏差 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 OFF(0) − 0 応用2.1(2) AUTO(0) 応用2.1(4) 0 応用4.1(2) CONT(0) − 0秒 8 応用4.1(1) 測定入力レンジ の100.0 % 測定入力レンジ最大値 RH1 ゾーン3 3組目のPID定数で運転 設定値 リファレンスポイント 2 2.RP ゾーン2 2組目のPID定数で運転 リファレンスポイント 1 1.RP 測定入力値 ゾーン1 1組目のPID定数で運転 測定入力レンジ最小値 RL1 時間 リファレンスポイントでの切替時, ヒステリシスを設定できます。 測定入力レンジ 測定入力レンジスパンの0.0∼10.0 % スパンの0.5 % OFF(0) 目標設定値との偏差によりPIDを選択するとき使用します。 偏差を外れたとき, PID組数(GRP)で設定した数値のPID組を使用 します。 応用4.1(2) 下図の例は,リファレンスポイントを設定しないで, リファレンス偏差の みを設定したものです。選択するPID組は, 次の通りです。 (1)の領域は, 偏差範囲内ですので, 1組目のPIDパラメータが使用されます。 (2)の領域は, 偏差範囲外ですので, PID組数(GRP)で設定した番号のPID パラメータが使用されます。 測定入力値 測定入力レンジ最大値 (RH1) 勾配を設けて目標値を 変化させています。 (2) (2) (1) (1) (1) リファレンス偏差(RDV) リファレンス偏差(RDV) 目標設定値 (2) 測定入力レンジ最小値 (RL1) OFF(0) : 機能しない1 測定入力レンジスパンの0.0∼100.0 % IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-15 <5. パラメータ> ● アナログ入力演算パラメータ [表示位置] メインメニュー : CMLP,サブメニュー : AIN パラメータ記号 パラメータ名称 A.BS1 アナログ入力 1 バイアス A.FL1 A.SR1 アナログ入力 1 フィルタ アナログ入力 1 開平演算の有無 A.LC1 A.BS2 A.FL2 A.SR2 A.LC2 A.BS3 A.FL3 A.SR3 A.LC3 アナログ入力 1 ローカット 設定範囲と解説 予め測定入力値を補正したい場合に使用します。 通常運転時は, 運転パラメータの測定入力バイアス(BS)を使用します。 測定入力レンジスパンの-100.0∼100.0 % OFF(0) : 機能しない 1∼120秒 測定入力値に開平演算を施します。 OFF(0) : 開平演算しない ON(1) : 開平演算する 0.0∼5.0 % ローカット点以下は, 傾き“1”となります。 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 測定入力レンジ スパンの0.0 % 応用1.1(6) OFF(0) OFF(0) 応用1.1(3) 1.0 % 単ループ制御では使用しません。 応用1.1(6) 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 応用1.1(3) 単ループ制御では使用しません。 アナログ入力 3 バイアス アナログ入力 3 フィルタ アナログ入力 3 開平演算の有無 アナログ入力 3 ローカット リモート入力値を補正したい場合に使用します。 測定入力レンジスパンの-100.0∼100.0 % OFF(0) : 機能しない 1∼120秒 OFF(0) : 機能しない ON(1) : 機能する 0.0∼5.0 % ローカット点以下は, 傾き“1”となります。 測定入力レンジ スパンの0.0 % OFF(0) 応用1.1(6) OFF(0) 1.0 % 応用1.1(3) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-16 <5. パラメータ> ● 伝送出力パラメータ [表示位置] メインメニュー : CMLP,サブメニュー : RET パラメータ記号 RET1 RTH1 RTL1 RET2 RTH2 RTL2 パラメータ名称 伝送出力 1 種類 伝送出力 1 スケール 最大値 伝送出力 1 スケール 最小値 伝送出力 2 種類 伝送出力 2 スケール 最大値 伝送出力 2 スケール 最小値 設定範囲と解説 OFF(0) : 機能しない 1 : PV1, 2 : SP1, 3 : OUT1, 4 : LPSセンサ用供給電源(15V) 5 : PV2, 6 : SP2, 7 : OUT2 設定値5∼7は, 単ループ制御では使用できません。 14 15 伝送出力1は, 常に - 端子から出力されます。 位置比例制御を行っている場合, 設定値に“3”を設定した とき, 弁開度(0∼100 %)が伝送されます。 加熱冷却制御を行っている場合, 設定値に“3”を設定した とき, 加熱と冷却に振り分ける前の出力値が伝送されます。 (0∼50 % : 冷却側出力, 50∼100 % : 加熱側出力) RET1=1, 2 : RTL1+1digit∼測定入力レンジの100.0 % RET1=1, 2 : 測定入力レンジの0.0 %∼RTH1-1digit 伝送出力2は, 制御出力が電流または電圧パルス以外のとき 16 17 に使用できます。出力端子は - 端子です。 OFF(0) : 機能しない 1 : PV1, 2 : SP1, 3 : OUT1, 4 : LPSセンサ用供給電源(15V) 5 : PV2, 6 : SP2, 7 : OUT2 設定値5∼7は, 単ループ制御では使用できません。 位置比例制御を行っている場合, 設定値に“3”を設定した とき, 弁開度(0∼100 %)が伝送されます。 加熱冷却制御を行っている場合, 設定値に“3”を設定した とき, 加熱と冷却に振り分ける前の出力値が伝送されます。 (0∼50 % : 冷却側出力, 50∼100 % : 加熱側出力) RET2=1, 2 : RTL2+1digit∼測定入力レンジの100.0 % RET2=1, 2 : 測定入力レンジの0.0 %∼RTH2-1digit 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 1 応用2.2(1) 応用2.2(3) 測定入力レン ジの100.0 % 測定入力レン ジの0.0 % OFF(0) 応用2.2(1) 応用2.2(1) 応用2.2(3) − 応用2.2(1) − ● 偏差トレンドパラメータ [表示位置] メインメニュー : CMLP,サブメニュー : TRND パラメータ記号 DVB1 TSC1 TTM パラメータ名称 偏差表示幅 偏差トレンド画面トレ ンドスケール 偏差トレンド画面トレ ンドタイム 設定範囲と解説 計器前面の偏差モニタの偏差表示幅を変更できます。 測定入力レンジスパンの0.0∼100.0 % 運転画面の偏差トレンド画面の偏差軸のスケールを変更できます。 測定入力レンジスパンの0.1∼100.0 % 運転画面の偏差トレンド画面の時間軸のスケールを変更できます。 1∼600 秒 初期値 測定入力レンジ スパンの1.0 % 測定入力レンジ スパンの5.0 % 5秒 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 応用6.1(3) 応用6.1(2) IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-17 <5. パラメータ> ● セキュリティ関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : CMLP,サブメニュー : LOCK パラメータ記号 パラメータ名称 ▼/▲ A/M MODE LP1 LP2 PID USR PYS1 PYS2 PWD 計器前面のデータ設定 (▼,▲)キーロック 計器前面のA/Mキー ロック 運転パラメータメイン メニューのMODE画面 をロック 運転パラメータメインメ ニューのLP1画面をロック 設定範囲と解説 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 OFF(0) OFF(0) : ロック解除 ON(1) : ロック OFF(0) : ロック解除 ON(1) : ロック OFF(0) : ロック解除 ON(1) : ロック OFF(0) OFF(0) OFF(0) OFF(0) : ロック解除 ON(1) : ロック パラメータは表示されますが, 単ループ制御では使用しません。 運転パラメータサブメ ニューのPID画面をロック 応用7.1(2) OFF(0) OFF(0) : ロック解除 ON(1) : ロック パラメータは表示されますが, 単ループ制御では使用しません。 運転パラメータメイン メニューのPYS1画面 をロック OFF(0) OFF(0) : ロック解除 ON(1) : ロック パラメータは表示されますが, 単ループ制御では使用しません。 パスワード登録 0 0 : パスワード未設定 1∼30000 応用7.1(1) ● セレクト画面パラメータ − 便利な運転画面 − [表示位置] メインメニュー : CONF,サブメニュー : CSEL パラメータ記号 C.S1 C.S2 C.S3 C.S4 C.S5 パラメータ名称 セレクト画面 1 への登録 セレクト画面 2 への登録 セレクト画面 3 への登録 セレクト画面 4 への登録 セレクト画面 5 への登録 設定範囲と解説 OFF(0), 201∼1023 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 OFF(0) 表示させたいパラメータを運転パラメータまたはセットアップ パラメータの中から選択し,そのパラメータに付随する番号(Dレ ジスタ番号)を登録します。 例えば,C.S1に302を登録すると,運転画面で警報1設定値を変 更できるようになります。 警報設定値パラメータを運転画面に登録する番号 警報 1 設定値 : 302 警報 2 設定値 : 303 警報 3 設定値 : 304 警報 4 設定値 : 305 いずれも目標設定値1(1.SP)に対応する警報設定値パラメータ 応用6.1(1) 目標設定値2(2.SP)に対応する警報設定値パラメータの登録番号 は, 1.SPに対応する警報設定値パラメータの登録番号に“25”を 加算した値を設定します。 目標設定値3(3.SP)に対応する警報設定値パラメータの登録番号 は, 2.SPに対応する警報設定値パラメータの登録番号に“25”を 加算した値を設定します。 4.SPから8.SPについても, 上記と同様に1組前の登録番号に“25” を加算した値を設定します。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-18 <5. パラメータ> ● 接点出力登録パラメータ [表示位置] メインメニュー : CONF,サブメニュー : DO パラメータ記号 DO1 DO2 DO3 DO4 DO5 DO6 DO7 パラメータ名称 DO1出力フラグ登録 (リレー) DO2出力フラグ登録 (リレー) DO3出力フラグ登録 (リレー) DO4出力フラグ登録 (オープンコレクタ) DO5出力フラグ登録 (オープンコレクタ) DO6出力フラグ登録 (オープンコレクタ) DO7出力フラグ登録 (オープンコレクタ) 設定範囲と解説 初期値 下記の設定値は, 単ループ制御時のみの登録番号です。 5689 : 警報 1 出力 0 : 機能なし 5690 : 警報 2 出力 5691 : 警報 3 出力 5693 : 警報 4 出力 5689 下記の設定値は, 加熱冷却制御の場合のみ使用できます。 1607 : 冷却側出力 1609 : 冷却側出力 1609 1607と1609は同じ冷却出力値が出力されます。 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 5690 1607 応用3.2(1) 5691 5693 0 パラメータR151∼R258は通信付きの調節計のみ表示されます。使い方についてはCD-ROM をご覧ください。 ● 接点入力登録パラメータ [表示位置] メインメニュー : CONF,サブメニュー : DI パラメータ記号 パラメータ名称 設定範囲と解説 A/M1 A/M2 R/L1 R/L2 S/R CAS AUTO MAN SP.0 SP.1 SP.2 SP.3 DP1 DP2 MG1 MG2 MG3 MG4 ループ 1 自動/手動切替 左記の機能の切替えをどの接点入力で行うかを設定します。 5165 ループ 2 自動/手動切替 DI1 : 5161,DI2 : 5162,DI3 : 5163,DI4 : 5164, DI5 : 5165,DI6 : 5166,DI7 : 5167 機能なし : 0 0 工場出荷時は,次の通りに割付けられています。 接点入力1(DI1)∼接点入力4(DI4) : 目標設定値切替(下記) 接点入力5(DI5) : 自動(ON)/手動(OFF)切替 接点入力6(DI6) : 運転停止(ON)/開始(OFF)切替 接点入力7(DI7) : リモート(ON)/ローカル(OFF)切替 0 ループ 1 リモート/ロー カル切替 ループ 2 リモート/ロー カル切替 運転停止/開始切替 カスケードモードへの 切替 (カスケード制御時) 自動モードへの切替 (カスケード制御時) 手動モードへの切替 (カスケード制御時) 目標設定値番号指定時 のビット0 目標設定値番号指定時 のビット1 目標設定値番号指定時 のビット2 目標設定値番号指定時 のビット3 運転画面の割込み表示1 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 5167 5166 0 目標設定値切替 1.SP 2.SP 3.SP 4.SP 5.SP 6.SP 7.SP 8.SP DI1 ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF DI2 OFF ON ON OFF OFF ON ON OFF DI3 OFF OFF OFF ON ON ON ON OFF DI4 OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF ON 接点入力が全てOFFのときは,直前の目標設定値を使用 します。 0 0 5161 5162 応用3.1(4) 5163 5164 0 運転画面の割込み表示2 0 メッセージ割込み表示1 0 メッセージ割込み表示2 0 メッセージ割込み表示3 0 メッセージ割込み表示4 0 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-19 <5. パラメータ> ● UTモードパラメータ [表示位置] メインメニュー : UTMD,サブメニュー : MD パラメータ記号 パラメータ名称 UTM 調節計モード (UTモード) SMP SMEC 測定入力サンプリ ング周期設定 サンプリング周期 エラーカウンタ (表示のみ) 設定範囲と解説 初期値 1 : 単ループ制御 他の調節計モードについては, ユーザーズマニュアル応用編 (CD-ROM版)をご覧下さい。 50ms, 100ms, 200ms, 500ms 1 0∼30000 電源オン時0を 表示 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 − 200ms 応用1.1(4) 応用1.1(5) ● 入力関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : UTMD,サブメニュー : IN パラメータ記号 IN1 UNI1 RH1 RL1 パラメータ名称 測定入力種類 (INPUT1端子) 11 12 13 - - 端子 測定入力単位 測定入力レンジ最 大値 測定入力レンジ最 小値 SDP1 測定入力小数点位置 (電圧入力時表示) SH1 SL1 BSL1 測定入力スケール最大 値(電圧入力時表示) 測定入力スケール最小 値(電圧入力時表示) 測定入力バーンア ウト動作選択 RJC1 測定入力基準接点 補償の有無 設定範囲と解説 初期値 測定入力の種類をレンジコードで設定します。 「2. 初期設定」の■計器入力レンジコードを参照 OFF(0) 測定入力の単位を設定します。 %(0) : パーセント ℃(1) : 摂氏 -(2) : 無単位 測定入力レンジの範囲を設定します。(RL1<RH1) 測定入力種類に よる −温度入力の場合− 実際に制御する温度範囲を設定します。 −電圧入力の場合− 電圧信号の範囲を設定します。 実際に制御するスケール値は, 測定入力スケール最大値(SH1) と測定入力スケール最小値(SL1)で設定します。 電圧入力時の測定入力小数点位置を設定します。 0∼4 0 : 小数点なし,1 : 小数点以下1桁,2∼4 : 各桁位置 電圧入力時の測定入力表示スケールを設定します。 -19999∼30000, 但しSL1<SH1 SH1-SL1<=30000 測定入力断線時の測定値を決めることができます。 アップスケールを設定したとき, 測定入力レンジの105 %, ダウンスケールを設定したとき, 測定入力レンジの-5.0 %が 測定入力値となります。 OFF(0) : オフ UP(1) : アップスケール DOWN(2) : ダウンスケール 熱電対入力の入力補償を設定できます。 OFF(0) : なし ON(1) : あり お客様 CD-ROM 設定値 参照先 − 測定入力種類に よる 測定入力種類に よる − − − 測定入力種類に よる 測定入力種類に よる 測定入力種類に よる 測定入力種類に よる − − − − ON(1) − IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> パラメータ記号 IN2 UNI2 RH2 RL2 SDP2 SH2 SL2 BSL2 RJC2 IN3 UNI3 5-20 <5. パラメータ> パラメータ名称 設定範囲と解説 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 − 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 単ループ制御では使用しません。 リモート入力種類 (INPUT3端子) 21 22 - 端子 リモート入力単位 RH3 RL3 SDP3 リモート入力 レンジ最大値 リモート入力 レンジ最小値 リモート入力小数 点位置 SH3 リモート入力 スケール最大値 SL3 リモート入力 スケール最小値 BSL3 リモート入力 バーンアウト動作 選択 P.UN1 PV単位 P.DP1 PV小数点位置 P.RH1 PVレンジ最大値 P.RL1 PVレンジ最小値 リモート入力の種類をレンジコードで設定します。 「2. 初期設定」の■計器入力レンジコードを参照 1∼5 V(41) リモート入力の単位を設定します。 %(0) : パーセント ℃(1) : 摂氏 -(2) : 無単位 電圧信号の範囲を設定します。(RL3<RH3) %(0) 5.000 1.000 応用1.2(1) リモート入力小数点位置を設定します。 0∼4 0 : 小数点なし,1 : 小数点以下1桁,2∼4 : 各桁位置 リモート入力表示スケールを設定します。 -19999∼30000, 但しSL3<SH3,SH3-SL3<=30000 通常は, 次の設定値で使用します。 −測定入力が温度の場合− 測定入力レンジ最大値と測定入力レンジ最小値 −測定入力が電圧の場合− 測定入力スケール最大値と測定入力スケール最小値 測定入力小数点 位置と同じ リモート入力(統一信号)断線時の測定値を決めることができます。 アップスケールを設定したとき, 測定入力レンジの105 %, ダウンスケールを設定したとき, 測定入力レンジの-5.0 %が 測定入力値となります。 OFF(0) : オフ UP(1) : アップスケール DOWN(2) : ダウンスケール PVの単位を設定します。 %(0) : パーセント ℃(1) : 摂氏 -(2) : 無単位 通常は,測定入力小数点位置(SDP1)と同じにします。 温度入力で小数点の表示位置を移動させたい場合,PV小数点 位置(P.DP1)を使用します。 例えば,小数点1桁の温度表示を小数点なしの温度表示にし たい場合,“P.DP1=0”とします。また,P.RH1とP.RL1を 再設定する必要があります。 0∼4 通常は,測定入力レンジ最大値と最小値の範囲で使用します。 -19999∼30000 P.RL1<P.RH1. 但しP.RH1-P.RL1≦30000 OFF(0) 測定入力スケー ル最大値 測定入力スケー ル最小値 − 測定入力単位と 同じ − 応用1.1(8) 測定入力レンジ最 大値または測定入 力スケール最大値 測定入力レンジ最 大値または測定入 力スケール最小値 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-21 <5. パラメータ> ● 出力関連パラメータ [表示位置] メインメニュー : UTMD,サブメニュー : OUT パラメータ記号 OT1 CT1 パラメータ名称 制御出力種類 制御出力サイクルタ イム 加熱冷却制御時は加 熱側制御出力サイク ルタイム 設定範囲と解説 0 1 2 3 初期値 1 2 3 4 7 加熱側リレー出力(端子 - - )・冷却側リレー出力(端子 - ) 4 16 17 4 7 加熱側パルス出力(端子 - )・冷却側リレー出力(端子 - ) 5 16 17 4 7 加熱側電流出力(端子 - )・冷却側リレー出力(端子 - ) 6 1 2 3 ・冷却側トランジスタ出力(端子 - ) 34 35 加熱側リレー出力(端子 - - ) 7 16 17 ・冷却側トランジスタ出力(端子 - ) 34 35 加熱側パルス出力(端子 - ) 8 16 17 ・冷却側トランジスタ出力(端子 - ) 34 35 加熱側電流出力(端子 - ) 9 1 2 3 14 15 10 加熱側リレー出力(端子 - - )・冷却側電流出力(端子 - ) 16 17 14 15 11 加熱側パルス出力(端子 - )・冷却側電流出力(端子 - ) 16 17 14 15 12 加熱側電流出力(端子 - )・冷却側電流出力(端子 - ) 1∼1000 秒 30 秒 参照先 − オン オン オフ オフ サイクルタイム サイクルタイム=10秒のときのリレーの動き 制御出力20%時 10秒 オン時間 2秒 オフ時間 8秒 冷却側制御出力サイ クルタイム アナログ出力 1 種類 16 17 (OUTPUT1 - 端子) アナログ出力 2 種類 46 47 (OUTPUT2 - 端子) アナログ出力 3 種類 14 15 (OUTPUT3 - 端子) アナログ出力-1 100%折れ点 アナログ出力-1 0%折れ点 アナログ出力-2 100%折れ点 アナログ出力-2 0%折れ点 アナログ出力-3 100%折れ点 アナログ出力-3 0%折れ点 CD-ROM 設定値 0 1 2 3 時間比例PIDリレー接点出力(端子 - - ) 16 17 時間比例PID電圧パルス出力(端子 - ) 16 17 電流出力(端子 - ) 1 2 3 オンオフ制御リレー接点出力(端子 - - ) サイクルタイム CTc1 AO1 AO2 AO3 A1H A1L A2H A2L A3H A3L お客様 制御出力50%時 10秒 オン時間 5秒 オフ時間 5秒 応用3.3(4) 制御出力80%時 10秒 オン時間 8秒 オフ時間 2秒 1∼1000 秒 30 秒 制御出力または伝送出力を以下の電流信号で出力できます。 0 : 4∼20mA 1 : 0∼20mA 2 : 20∼4mA 3 : 20∼0mA 0 16 17 OUTPUT1 - 端子に出力させる0%と100%の折れ点を設定します。 下記の「■ スプリット演算を行う」をご覧ください。 -5.0∼105.0 % 100.0 % 46 47 OUTPUT2 - 端子に出力させる0%と100%の折れ点を設定します。 下記の「■ スプリット演算を行う」をご覧ください。 -5.0∼105.0 % 100.0 % 14 15 OUTPUT3 - 端子に出力させる0%と100%の折れ点を設定します。 下記の「■ スプリット演算を行う」をご覧ください。 -5.0∼105.0 % 100.0 % 0 0 0.0 % 応用2.1(7) 0.0 % 0.0 % IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <5. パラメータ> 5-22 ■ スプリット演算を行う [ V特性出力 ] 以下にアナログ出力1( 16 - 17 端子)とアナログ出力3( 14 - 15 端子)にV特性のスプリット演算出 力を出す例を説明します。 (1) 制御出力種類(OT1)の設定値に“2”を設定します。 制御出力を電流出力にします。 (2) 伝送出力1(RET1)の設定値に“3”を設定します。 伝送出力を制御出力伝送にします。 (3) アナログ出力-1 100%折れ点(A1H)に“100%”を設定します。 (4) アナログ出力-1 0%折れ点(A1L)に“25%”を設定します。 (5) アナログ出力-3 100%折れ点(A3H)に“0%”を設定します。 (6) アナログ出力-3 0%折れ点(A3L)に“75%”を設定します。 下図はともに出力信号4∼20mADCの例です。それぞれに出力信号を決められます。下記 3つのパラメータで出力信号を決めます。 アナログ出力1 : アナログ出力1種類(AO1) アナログ出力2 : アナログ出力2種類(AO2) アナログ出力3 : アナログ出力3種類(AO3) アナログ出力-3 100%折れ点 (A3H) mA % 20 100 アナログ出力-1 100%折れ点 (A1H) 演算後の出力値 アナログ出力3 16 75 アナログ出力1 12 50 8 25 アナログ出力-3 0%折れ点 (A3L) アナログ出力-1 0%折れ点(A1L) 4 0 0 25 50 75 スプリット演算前の出力値 100 % IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <5. パラメータ> 5-23 [ 平行特性出力 ] 以下にアナログ出力1( 16 - 17 端子)とアナログ出力3( 14 - 15 端子)に平行特性のスプリット演 算出力を出す例を説明します。 (1) 制御出力種類(OT1)の設定値に“2”を設定します。 制御出力を電流出力にします。 (2) 伝送出力1(RET1)の設定値に“3”を設定します。 伝送出力を制御出力伝送にします。 (3) アナログ出力-1 100%折れ点(A1H)に“100%”を設定します。 (4) アナログ出力-1 0%折れ点(A1L)に“25%”を設定します。 (5) アナログ出力-3 100%折れ点(A3H)に“75%”を設定します。 (6) アナログ出力-3 0%折れ点(A3L)に“0%”を設定します。 下図はともに出力信号20∼0mADCの例です。それぞれに出力信号を決められます。下記 3つのパラメータで出力信号を決めます。 アナログ出力1 : アナログ出力1種類(AO1) アナログ出力2 : アナログ出力2種類(AO2) アナログ出力3 : アナログ出力3種類(AO3) アナログ出力-3 100%折れ点 (A3H) mA % 0 100 アナログ出力-1 100%折れ点 (A1H) 演算後の出力値 アナログ出力3 5 75 アナログ出力1 10 50 15 25 アナログ出力-3 0%折れ点(A3L) 20 0 アナログ出力-1 0%折れ点 (A1L) 0 25 50 75 スプリット演算前の出力値 100 % IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-24 <5. パラメータ> ● 通信パラメータ [表示位置] メインメニュー : パラメータ記号 UTMD,サブメニュー : R485 パラメータ名称 設定範囲と解説 初期値 PSL1 プロトコル選択 1 0 : パソコンリンク通信 1 : パソコンリンク通信(サムチェック付き) 2 : ラダー通信 3 : 協調親局 4 : 協調子局 7 : MODBUS(ASCII) 8 : MODBUS(RTU) 9 : 協調親局(2ループモード) 10 : 協調子局(ループ1モード) 11 : 協調子局(ループ2モード) (10, 11:親局が2ループ制御のとき,子局は親局の どちらのループの制御に従うかを選択できます) 23 24 25 26 27 端子番号 : - - - - の4線式配線端子 0 BPS1 PRI1 通信速度 1 600(0), 1200(1), 2400(2), 4800(3), 9600(4) (bps) 9600(4) パリティ 1 EVEN(1) STP1 DLN1 ストップピット 1 NONE(0) : なし EVEN(1) : 偶数 ODD(2) : 奇数 1, 2 ADR1 RP.T1 PSL2 BPS2 PRI2 STP2 DLN2 ADR2 RP.T2 データ長 1 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 1 8 アドレス 1 7, 8 ; MODBUS(ASCII)のとき,7固定です。 MODBUS(RTU),ラダーのとき,8固定です。 1∼99, ただし最大31台まで接続可能 最小応答時間 1 0∼10 (×10ms.) 0 プロトコル選択 2 0 : パソコンリンク通信 1 : パソコンリンク通信(サムチェック付き) 2 : ラダー通信 3 : 協調親局 4 : 協調子局 5 : 入出力拡張(1台使用の場合) 6 : 入出力拡張(2台使用の場合) 9 : 協調親局(2ループモード) 10 : 協調子局(ループ1モード) 11 : 協調子局(ループ2モード) (10, 11:親局が2ループ制御のとき,子局は親局の どちらのループの制御に従うかを選択できます) 28 29 30 端子番号 : - - の2線式配線端子 0 通信速度 2 600(0), 1200(1), 2400(2), 4800(3), 9600(4), 19200(5), 38400(6) (bps) 9600(4) パリティ 2 NONE(0) : なし EVEN(1) : 偶数 ODD(2) : 奇数 1, 2 EVEN(1) 1 通信機能 ストップピット 2 データ長 2 1 8 アドレス 2 7, 8 ; ラダーのとき,8固定です。 1∼99, ただし最大31台まで接続可能 最小応答時間 2 0∼10 (×10ms.) 0 1 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 5-25 <5. パラメータ> ● 電動バルブ校正関連パラメータ(位置比例形の調節計のみ表示) [表示位置] メインメニュー : UTMD,サブメニュー : VALV パラメータ記号 パラメータ名称 バルブ自動調整 V.AT V.RS バルブ位置設定リセット V.L V.H バルブ全閉位置セット TR.T バルブ動作時間 バルブ全開位置セット V.MOD バルブ調整モード 設定範囲と解説 バルブの全閉と全開位置を自動で調整します。 この機能を使った場合,V.RS∼V.Hによる調整を行う 必要はありません。 OFF(0) : − ON(1) : 自動調整開始 V.RS∼V.Hは,手動でバルブ位置の調整を行います。 V.RS=1を設定すると,バルブ調整値がリセットされ “V.RS”が点滅します。 バルブ位置を全閉位置にしてSET/ENTキーを押すと, 調整値が記憶されます。 バルブ位置を全開位置にしてSET/ENTキーを押すと, 調整値が記憶されます。 全開の調整が終了すると,V.Hの点滅が停止します。 5∼300 秒 バルブ動作時間(TR.T)は,バルブ位置を推測して動作させ るためのパラメータです。 バルブの全閉から全開までの動作時間を設定してください。 動作時間は,接続するバルブの仕様でご確認ください。 バルブ動作時間(TR.T)は,バルブ調整モード(V.MOD)を “1”または“2”に設定したときのみ動作します。 0 : バルブ位置フィードバック型 1 : バルブ位置フィードバック型(フィードバック入 力エラー発生時または断線時に推測型に移行) 2 : バルブ位置推測型 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 OFF(0) − 0 − 不定 − 不定 − 60 秒 − 0 − ● パラメータ初期化のパラメータ [表示位置] メインメニュー : UTMD,サブメニュー : INIT パラメータ記号 INI パラメータ名称 パラメータ初期化 設定範囲と解説 測定入力種類,測定入力スケール,小数点位置を変更 したら必ず実行してください。 OFF(0) ON(1) : パラメータ初期化実行 初期値 お客様 CD-ROM 設定値 参照先 OFF(0) − IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <5. パラメータ> 5-26 ■ 加熱冷却制御について 加熱冷却制御では,演算結果を加熱用と冷却用の2つの信号に振り分けて出力します。加 熱側と冷却側それぞれPID制御またはオンオフ制御を行うことができます。オンオフ制御 は,比例帯を"0"に設定します。 調節計は,演算を施した結果(0∼100%)を加熱側と冷却側に振り分けて制御します。 演算結果の0∼50%は,冷却側出力0∼100%として出力します。 演算結果の50∼100%は,加熱側出力0∼100%として出力します。 測定値 目標設定値 通信 PID演算 手動操作出力 0∼100% 加熱/冷却演算 0∼50% 50∼100% 冷却側出力リミッタ 加熱側出力リミッタ 冷却側操作出力 0∼100% 加熱側操作出力 0∼100% 加熱冷却制御では,下図のように加熱側出力と冷却側出力をともに出力しない方法と,と もに出力する方法があります。 出力(%) 出力(%) 100 100 0 0 50 不感帯 加熱側 出力 冷却側 出力 加熱側 出力 冷却側 出力 0 100(%) 加熱側出力と冷却側出力に振り分ける前の出力値 0 50 100(%) 不感帯 加熱側出力と冷却側出力に振り分ける前の出力値 加熱冷却制御時の注意点 ・ 加熱側比例帯(P)と冷却側比例帯(Pc)の比を5対1以内にしてください。 ・ 加熱側と冷却側ともにオンオフ制御でないとき,いずれか一方の積分時間(IまたはIc) を0にすると,片方の積分時間に関わりなく,両方の積分時間がオフとなります。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> <5. パラメータ> 5-27 ■ 位置比例制御について(位置比例形の調節計のみ) 位置比例制御には,フィードバック型と推測型による制御があります。フィードバック型 は,バルブに取付けたフィードバックスライド抵抗(すべり抵抗)からバルブ位置信号を得 て制御する方式です。また推測型は,バルブの全閉から全開までの動作時間を予め設定し ておき,調節計がバルブ位置を推測して制御する方式です。推測型は,フィードバック入 力配線は必要有りません。 推測型よりフィードバック型の制御の方がより良い制御ができます。 手動運転時は,調節計の出力端子を直接操作します。 キーを押すとバルブは開く方向 に, キーを押すとバルブは閉じる方向に動作します。 下図は,位置比例制御のループ図です。 調節計 制御演算 制御出力 フィードバック 入力 正転 比較器 弁位置信号 反転 M スライド抵抗 電動バルブ IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 Blank Page <目次> 6. <6. 機能ブロック図と解説> 6-1 機能ブロック図と解説 ここでは,「単ループ制御」,「単ループ加熱冷却制御」,「単ループ位置比例制御」の 機能ブロック図を示します。これらの機能ブロック図の解説は,後述の説明をご覧くださ い。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-2 <6. 機能ブロック図と解説> ■ 単ループ制御の機能ブロック図 測定入力 11 12 13 端子 リモート入力 21 22 端子 通信 23 27 ∼ 端子 28 30 ∼ 端子 INPUT1 INPUT3 RS485 入力種別選択 入力種別選択 単位選択 単位選択 アナログ入力レンジ変換 アナログ入力レンジ変換 アナログ入力バイアス アナログ入力バイアス 開平演算 開平演算 アナログ入力フィルタ アナログ入力フィルタ 接点入力 DI1 DI2 DI4 DI5 DI6 DI7 目 標 設 定 値 選 択 折線近似/折線バイアス 測定入力バイアス 測定入力フィルタ DI3 リモート設定フィルタ 補助入力 通信 RMS=RSP RMS=COM SPNO 比率バイアス演算 リモート R/L 目標設定値1∼8 ローカル リモート(ON)/ローカル(OFF)切替 目標設定値勾配機能 手動操作 制御演算部 手動 A/M プリセット出力 自動 自動(ON)/手動(OFF)切替 出力リミッタ 停止 S/R 運転 停止(ON)/運転(OFF)切替 15Vセンサ電源 OT1 制御出力 警報機能 伝送出力 RET2 RET1 OUTPUT1 OUTPUT1 OUTPUT1 OUTPUT2 OUTPUT3 16 17 端子 電流または パルス 1 2 3 端子 リレー 16 17 端子 電流*1 46 47 端子 電流*2 14 15 端子 電流 DO1 DO2 DO3 DO4 警報1 警報2 警報3 警報4 *1: 制御出力が電流またはパルスの場合,使用不可能 *2: 2ループ形の調節計の場合,使用可能 端子記号 パラメータ 機能 アナログ信号 接点信号 計器前面キー 凡例 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-3 <6. 機能ブロック図と解説> ■ 単ループ加熱冷却制御の機能ブロック図 測定入力 11 12 13 端子 リモート入力 21 22 端子 通信 23 27 ∼ 端子 28 30 ∼ 端子 INPUT1 INPUT3 RS485 入力種別選択 入力種別選択 単位選択 単位選択 アナログ入力レンジ変換 アナログ入力レンジ変換 アナログ入力バイアス アナログ入力バイアス 開平演算 開平演算 アナログ入力フィルタ アナログ入力フィルタ 接点入力 DI1 DI2 DI3 DI4 DI5 DI6 DI7 目 標 設 定 値 選 択 折線近似/折線バイアス 測定入力バイアス リモート設定フィルタ 測定入力フィルタ 補助入力 通信 RMS=RSP RMS=COM SPNO 比率バイアス演算 目標設定値1∼8 リモート R/L ローカル リモート(ON)/ローカル(OFF)切替 目標設定値勾配機能 手動操作 制御演算部 手動 自動 A/M 自動(ON)/手動(OFF)切替 加熱/冷却演算 加熱側出力リミッタ 冷却側出力リミッタ 加熱側 プリセット出力 冷却側 プリセット出力 停止(ON)/運転(OFF)切替 S/R OT1 15Vセンサ電源 OT1 RET2 冷却側出力 加熱側出力 DO3 OUTPUT1 OUTPUT1 OUTPUT3 16 17 端子 電流または パルス 1 2 3 端子 リレー 14 15 端子 電流 警報機能 伝送出力 RET1 DO4 リレーまたは トランジスタ*4 OUTPUT1 OUTPUT2 OUTPUT3 16 17 端子 電流*1 46 47 端子 電流*2 14 15 端子 電流*3 DO1 DO2 DO5 DO6 警報1 警報2 警報3 警報4 *1: 加熱側出力が電流またはパルスの場合,使用不可能 *2: 2ループ形の調節計の場合,使用可能 *3: 冷却側出力が電流またはパルスの場合,使用不可能 *4:冷却側出力がリレーの場合,DO4は警報4出力となります。 また,冷却側出力がトランジスタの場合,DO3は警報3出力となります。 端子記号 パラメータ 機能 アナログ信号 接点信号 計器前面キー 凡例 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-4 <6. 機能ブロック図と解説> ■ 単ループ位置比例制御の機能ブロック図 測定入力 11 12 13 端子 リモート入力 21 22 端子 通信 23 27 ∼ 端子 28 30 ∼ 端子 INPUT1 INPUT3 RS485 入力種別選択 入力種別選択 単位選択 単位選択 アナログ入力レンジ変換 アナログ入力レンジ変換 アナログ入力バイアス アナログ入力バイアス 開平演算 開平演算 アナログ入力フィルタ アナログ入力フィルタ 接点入力 DI1 DI2 DI4 DI5 DI6 DI7 目 標 設 定 値 選 択 折線近似/折線バイアス 測定入力バイアス 測定入力フィルタ DI3 リモート設定フィルタ 補助入力 通信 RMS=RSP RMS=COM SPNO 比率バイアス演算 リモート R/L 手動運転時の操作は, キーまたは キー を押している間だけ リレーがオンします。 目標設定値1∼8 ローカル リモート(ON)/ローカル(OFF)切替 目標設定値勾配機能 手動操作 制御演算部 出力リミッタ 手動 自動 A/M 自動(ON)/手動(OFF)切替 プリセット出力 停止 運転 S/R 停止(ON)/運転(OFF)切替 信号比較機能 Lリレー ( キー) FEEDBACK 45 46 47 端子 15Vセンサ電源 警報機能 伝送出力 Hリレー ( キー) OUTPUT 48 49 50 端子 RET2 RET1 OUTPUT1 OUTPUT3 16 17 端子 電流 14 15 端子 電流 DO1 DO2 DO3 DO4 警報1 警報2 警報3 警報4 リレー出力 フィードバック 入力 正転/逆転信号 M 電動バルブ バルブ位置 スライド抵抗 端子記号 パラメータ 機能 アナログ信号 接点信号 計器前面キー 凡例 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-5 <6. 機能ブロック図と解説> 「単ループ制御」の初期状態における機能とパラメータ(工場出荷時) 以下に初期状態における機能とパラメータを記載しています。それぞれのパラメータの解 説については,「5.2 パラメータ一覧表」をご覧ください。 ■ 測定入力 測定入力(INPUT1)は,ユニバーサル入力であり,熱電対,測温抵抗体,直流電圧信号の いずれかを入力できます。入力に対して,バイアス,開平演算,一次遅れフィルタ,折線 近似または折線バイアスなどの演算を行うことができます。 各機能は,以下のパラメータで設定できます。 セットアップパラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 入力種類選択 IN1 UTMD IN 単位選択 UNI1 UTMD IN アナログ入力レンジ変換 RH1とRL1(SDP1, SH1, SL1) UTMD IN アナログ入力バイアス A.BS1 CMLP AIN 開平演算 A.SR1とA.LC1 CMLP AIN アナログ入力フィルタ A.FL1 CMLP AIN 運転パラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 折線モード 1.PMD PYS1 なし 折線近似/折線バイアス 1.a1∼1.a11, 1.b1∼1.b11 PYS1 なし 測定入力バイアス BS LP1 PAR 測定入力フィルタ FL LP1 PAR 注: バイアスとフィルタは,通常運転時は運転パラメータの測定入力バイアス(BS)と測定入力フィルタ(FL) を使用します。セットアップパラメータのアナログ入力バイアス(A.BS1)とアナログ入力フィルタ(A.FL1) は,予め補正値がわかっているときに設定します。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-6 <6. 機能ブロック図と解説> ■ リモート入力 リモート入力(INPUT3)は,直流電圧信号を入力できます。リモート入力に対して,バイ アス,開平演算,一次遅れフィルタ,比率バイアスなどの演算を行うことができます。 各機能は,以下のパラメータで設定できます。 セットアップパラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 入力種類選択 IN3 UTMD IN 単位選択 UNI3 UTMD IN アナログ入力レンジ変換 RH3とRL3(SDP3, SH3, SL3) UTMD IN アナログ入力バイアス A.BS3 CMLP AIN 開平演算 A.SR3とA.LC3 CMLP AIN アナログ入力フィルタ A.FL3 CMLP AIN リモート入力選択 RMS LOOP1 SP 注: リモート入力は,通信経由でも取り込むことができます。 詳しくは,GREENシリーズ通信機能説明書(IM 05G01B02-01)をご覧ください。 運転パラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー リモート設定フィルタ RFL LP1 PAR 比率バイアス演算 RTとRBS LP1 PAR リモート/ローカル選択 MODE(REM/LOC1) MODE なし ■ 接点入力 DI1(接点入力1)からDI4(接点入力4)で,目標設定値の切替えが行えます。接点入力4点のオ ンオフの組合わせで目標設定値を切替えることができます。 接点入力 選択する目標設定値番号(SPNO) 1 2 3 4 5 6 7 8 DI1 ON OFF ON OFF ON OFF ON OFF DI2 OFF ON ON OFF OFF ON ON OFF DI3 OFF OFF OFF ON ON ON ON OFF DI4 OFF OFF OFF OFF OFF OFF OFF ON 全てOFFにした 場合は,直前の 目標設定値を使 用します。 例えば,目標設定値1を目標設定値2に切替える場合,接点入力2(DI2)のみをONします。また,目標設定値3 を選択する場合は,接点入力1(DI1)と接点入力2(DI2)をONします。 DI5(接点入力5)で,自動(ON)/手動(OFF)切替えが行えます。手動にすると制御出力値を キーまたは キーで操作できます。 DI6(接点入力6)で,運転(OFF)/停止(ON)切替えが行えます。運転停止にすると,あらか じめ設定した固定出力値(プリセット出力値)が出力されます。測定入力や警報機能は継続 して動作します。 DI7(接点入力7)で,リモート(ON)/ローカル(OFF)切替えが行えます。外部からの目標設 定値としてリモート入力(INPUT3)から取り込むことができます。 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-7 <6. 機能ブロック図と解説> ■ 目標設定値とPID 目標設定値は,最大8つまで使用できます。目標設定値を切替えるには,キー操作による 切替えまたは接点入力による切替えで行えます。接点入力による切替えは,「■ 接点入 力」をご覧ください。 運転パラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 目標設定値番号選択 SPNO MODE なし 目標設定値1∼8 n.SP LP1 n.PID 比例帯(P) n.P LP1 n.PID 積分時間(I) n.I LP1 n.PID 微分時間(D) n.D LP1 n.PID 冷却側比例帯(Pc) n.Pc LP1 n.PID 冷却側積分時間(Ic) n.Ic LP1 n.PID 冷却側微分時間(Dc) n.Dc LP1 n.PID 注: パラメータn.SP,n.P,n.I,n.D,n.Pc,n.Ic,n.Dc(n=1∼8),サブメニューn.PID(n=1∼8)は目標設定値 番号(SPNO)で選択した番号と同じです。 目標設定値の急変を勾配設定で防ぐことができます。勾配時間単位(1時間または1分間)あ たりに,設定値上昇勾配(UPR)または設定値下降勾配(DNR)で設定した値で変化させるこ とができます。 セットアップパラメータ 機能 勾配時間単位 パラメータ TMU メインメニュー LOOP1 サブメニュー SP 運転パラメータ 機能 目標設定値勾配設定 パラメータ UPRとDNR メインメニュー LP1 サブメニュー PAR IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-8 <6. 機能ブロック図と解説> ■ 制御出力 制御出力(OUTPUT1)は,電流出力,電圧パルス出力,リレー接点出力信号から選択しま す。 キー操作または接点入力で運転停止にしたとき,固定出力値(プリセット出力値)が出力さ れます。手動操作より優先されます。 各機能は,以下のパラメータで設定できます。 セットアップパラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 制御出力種類選択 OT1 UTMD OUT 制御出力サイクルタイム CT1 UTMD OUT 冷却側制御出力サイクルタイム CTc1 UTMD OUT アナログ出力1種類 UTMD OUT AO1 運転パラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー プリセット出力 n.PO LP1 n.PID 冷却側プリセット出力値 n.Oc LP1 n.PID 出力リミッタ n.OLとn.OH LP1 n.PID 注: パラメータn.PO,n.POc,n.OL,n.OH(n=1∼8),サブメニューn.PID(n=1∼8)は目標設定値番号(SPNO) で選択した番号と同じです。 ■ 接点出力 DO1(接点出力1)に,警報1が出力されます。 DO2(接点出力2)に,警報2が出力されます。 DO3(接点出力3)に,警報3が出力されます。加熱冷却制御時,冷却側出力をリレー出力に 設定した場合は,DO3は冷却側出力となります。警報3は,DO5から出力されます。 DO4(接点出力4)に,警報4が出力されます。加熱冷却制御時,冷却側出力をトランジスタ 出力に設定した場合は,DO4は冷却側出力となります。警報4は,DO6から出力されます。 DO5(接点出力5)に,警報3が出力されます。 DO6(接点出力6)に,警報4が出力されます。 DO7(接点出力7)は,機能が割り付いていません。 セットアップパラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 警報1種類 AL1 LOOP1 ALM 警報2種類 AL2 LOOP1 ALM 警報3種類 AL3 LOOP1 ALM 警報4種類 AL4 LOOP1 ALM IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 <目次> 6-9 <6. 機能ブロック図と解説> 運転パラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 警報1設定値 n.A1 LP1 n.PID 警報2設定値 n.A2 LP1 n.PID 警報3設定値 n.A3 LP1 n.PID 警報4設定値 n.A4 LP1 n.PID 注: サブメニューn.PID(n=1∼8)は目標設定値番号(SPNO)で選択した番号と同じです。 ■ 伝送出力 伝送出力1(OUTPUT3)は,測定入力値,目標設定値,制御出力値のいずれかを出力できま す。 制御出力がリレーの場合,伝送出力2(OUTPUT1)が使用できます。 各機能は,以下のパラメータで設定できます。 セットアップパラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 伝送出力1種類選択 RET1 CMLP RET 伝送出力1スケール RTH1とRTL1 CMLP RET 伝送出力2種類選択 RET2 CMLP RET 伝送出力2スケール RTH2とRTL2 CMLP RET ■ 15VDCセンサ用電源 15VDCセンサ用電源(OUTPUT3)は,伝送出力1または伝送出力2と同じ端子を使用します。 伝送出力1または伝送出力2を使用する場合は,15VDCセンサ用電源は使用できません。 15VDCセンサ用電源を使用するには,伝送出力1種類選択パラメータRET1または伝送出 力2種類選択パラメータRET2を“4”に設定します。 各機能は,以下のパラメータで設定できます。 セットアップパラメータ 機能 パラメータ メインメニュー サブメニュー 伝送出力1種類選択 RET1 CMLP RET 伝送出力2種類選択 RET2 CMLP RET IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 Blank Page i <はじめに> <目次> ユーザーズマニュアル 改訂情報 資料名称 : UT750 ディジタル指示調節計 単ループ制御 ユーザーズマニュアル 資料番号 : IM 05D01B02-41 2000年5月/初版 新規発行 2004年6月/2版 誤記訂正および社名ロゴ変更 2006年5月/3版 安全規格表記変更による改訂 著作者 横河電機株式会社 発行者 横河電機株式会社 〒 180-8750 東京都武蔵野市中町 2-9-32 IM 05D01B02-41 3rd Edition : 2006.05.31-00 Blank Page IA事業部プロダクト事業センター 国内営業部 0422-52-6765 〒180-8750 東京都武蔵野市中町2-9-32 中部支社 052-586-1681 〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-27-2(日本生命笹島ビル12階) 関西支社 06-6368-7130 〒564-0063 大阪府吹田市江坂町1-23-101(大同生命江坂ビル7階) 中国支社 082-541-4488 〒730-0037 広島市中区中町8-12(広島グリーンビル8階) 九州支社 092-272-1731 〒812-0037 福岡市博多区御供所町3-21(大博通りビジネスセンター7階) 支 店 北海道 東 北 千 葉 豊 田 011-223-2821 022-243-4441 0436-61-6751 0565-33-1611 北 陸 岡 山 四 国 北九州 076-231-5301 086-221-1411 087-821-0646 093-521-7234 川 崎 水 島 新居浜 沖 縄 044-280-4161 086-427-5181 0897-33-9374 098-862-2093 営 業 所 新 潟 水 戸 堺 四日市 鹿 島 025-241-3511 029-306-2520 072-224-2515 0593-52-4144 0299-93-3801