Comments
Description
Transcript
日本語
「架け橋教室」活動報告 特定非営利活動法人 青少年自立援助センター 定住外国人子弟支援事業部・統括コーディネーター 事業実施責任者 田中宝紀 2拠点、1区、7市、1町の 子どもたちをサポート 東京都福生市/足立区(架け橋教室) 【福生教室】 ・架け橋教室在籍生40名 【足立教室】 ・架け橋教室在籍生18名 ・ほとんどが足立区内からの通所生。 (足立区外国人登録者数23,000名(h23.9) ・福生市、昭島市、羽村市、青梅市、 立川市、瑞穂町、府中市、国分寺市 7市、1町から受入れ。 ・生活保護世帯が多く、ケースワーカー との連携ケース多い。 ・送迎車を導入し、広域からの受入れ が可能 ・生徒在籍校、夜間中学、福祉事務所、 ・各市教育委員会、生徒在籍校、夜間中学、 定時制高校、スクールソーシャルワーカー、 特別支援教育コーディネーター、ケースワーカー、 日本語ボランティア教室等と連携 ケースワーカー、カトリック教会、 日本語ボランティア教室等と連携 子ども日本語教室にくる子どもたち ―日系中南米人よりもアジア系が多い ―日本語を” 母語” とする子ども ―ミドル∼ハイティーンが中心。 ―滞日2年未満70%以上 保護者/家庭状況 ―シングルマザー/ファザー ―日本人男性(養父など)との同居 ―生活保護 ―定住・永住志向 子どもの状況 ―不就学<不登校 ―多様な言語・ルーツ・バックグラウンド ―発達障害傾向 ―複雑な家庭環境 ―シングル・ダブルリミテッド ―多様なニーズ 架け橋教室 ●日本語学習 ●教科学習 ●進路支援 ●適応支援 ●就学・復学 支援 地域祭り、清掃活動、子 ども会などへの参加 多文化コーディネーター 発見 誘導 出口/ 継続 スクールソーシャルワーカー 日本語がわ 登校支援員 からない 適応支援教室 教育委員会など ●「学校生活」における連携 勉強につい (行事/試験/コミュニケー ていけない ションなど) 学校に行 きたくない ●「学校の日本語」における 連携 ●生徒に関する情報共有 学校/教育委員会 学級担任 ●指導内容のすり合わせ ●指導時期の調整 日本語指導者等 ケースワーカー 福祉担当課 就労支援NPO ハローワーク など 町内会 日本語ボランティア教室 など 学校にな じめない 地域から 孤立 学校の お知らせ が読め ない 日本語 がわから ない 離婚・ DV ビザなど 保護者/家族 発達/精神 障害傾向 社会福祉士、 NPO 行政などの支援機関 経済状 況が厳し い 発見から出口/継続支援まで 出口 継続 参加 誘導 発見 ・ネットワー キング ・相談/面談 ・家庭訪問 ・他機関への リファー ・日本語/ 教科学習支援 ・適応支援 ・社会参加支援 ・就学・復学支援 ・進路支援 ・退所後フォロー ・広報/ 周知活動 ネットワーク ・ リソース ≪関係構築/協力連携/維持≫ 架け橋教室から生まれた成果 母数52名 2010年4月∼2011年3月実績 ―地域的に“就学”に対するハードルが低いが、学校内での受入体制が弱く、不登校状態に 簡単に陥ってしまう。学校復帰前後の継続支援が重要 →非集住地域における行政支援限界/取出し授業時間数の限界/ 中学生以上での来日の増加 ―深刻な不登校/不登校状態のケースでも「外国人生徒」に対して、スクールソーシャル ワーカーや子ども家庭支援センターなどからの支援が届きづらい(言語/文化的障壁) →「外国につながる子どもの問題を解決する専門機関」の存在が必要不可欠 架け橋教室から生まれた成果 “地域ネットワーキング” “アドボカシー” “居場所”/“架け橋” “情報提供”