25年度は新たに2つの事業を実施し、自立支援に取り組みます！ 生活

横 浜 市 記 者 発 表 資 料
平成 25 年 6 月 5 日
中
区
保
護
課
生活保護受給者の安定した地域生活の実現に向けて
２５年度は新たに２つの事業を実施し、自立支援に取り組みます！
全国的に生活保護世帯は、年々増加し、平成 24 年 12 月には全国で約 157 万世帯となりました。横浜市
でも平成 25 年３月には約５万１千世帯を超え、依然として増加傾向にあります。
このような状況から横浜市では、生活保護の目的である自立を支援するため、就労支援専門員の配置や
無料職業紹介事業、ハローワーク機能の区役所内設置など、様々な取り組みを積極的に進めています。
横浜市内で最も被保護世帯数が多い中区（約８千世帯）には、稼働年齢層で求職活動中の被保護者の方
が約 500 人います。その中には、就労の意思はあっても日雇労働の職歴しかなくハローワークを利用した
経験がない方や求職活動が長期化することで意欲が低下してしまい、就労実現が困難な方が存在します。
このような方を対象として、『仕事チャレンジ講座(生活・社会・技能習得訓練)実施事業』を約２か月
間の中で実施し、就労実現を図ってきた結果、平成 24 年度事業修了者の約６０％
が就労に結びつきました。
就労率６０％を実現！！
◆自立支援の流れ
平成 25 年度は、
『①仕事チャレンジ講座』に加え、
』、
『②仕事チャレンジアシスト事業（新規事業）
『③ことぶきアパート生活移行支援事業（新規事業）』の
３つの事業で、生活保護受給者の方の自立支援に取り組んでいきます。
I
就労支援のスクリーニング
II
就労支援プログラムの実施
ジョブスポット 中
自力で求職
アパート移行支援の実施
就労
実現
アパート
転居
活動が可能
支援対象者（約５００人）
ケースワーカー・就労支援専門員
連携
就労支援専門員による
就労支援サ
就労支援事業
ポートが必要
③ことぶきアパート
生活移行支援事業
生活リズムの
①仕事
立て直し等が
チャレンジ
必要
講座
②仕事
チャレンジ
アシスト
事業
安定した地域生活の実現
※平成 25 年４月 15 日開所
III
社会的自立
【裏面有り】
【平成２３年度からの事業】
1 仕事チャレンジ講座
◆ 実施概要
きょうさいかい
（１）事業受託者
（２）対象者
（３）実施場所
（４）実施内容
社会福祉法人神奈川県 匡 済 会
自立のために就職や増収を目指す生活保護受給者
横浜市寿福祉プラザ改修棟１階
①生活リズムを整えるための生活訓練
②就職活動に向けた模擬面接等の社会訓練
③（一社）神奈川県ビルメンテナンス協会による技能習得訓練
（５）実施スケジュール(２か月１クール)
各回 定員 20 名
第１回 平成 25 年６月 10 日～７月 26 日
第２回～第５回 平成 25 年８月～平成 26 年３月
◆ 平成 25 年度 第１期講座 開講式
（１）日
（２）場
（３）内
※
時
６月 10 日(月) ９時 30 分～
所
横浜市寿福祉プラザ改修棟１階(横浜市中区寿町４‐13‐１)
容
オリエンテーション等
取材を御希望の方は、本資料末尾に記載のお問い合わせ先まで御連絡ください。
◆ 平成 24 年度 実績 ※平成 25 年５月末日現在
修了者
77 名
就労者
47 名（※）
就労率
60％
※ 就労先内訳
・清掃 27 名
・警備６名
・その他 14 名
【平成２５年度新規事業】
２ 仕事チャレンジアシスト事業
◆ 実施概要
（１）事業受託者 財団法人寿町勤労者福祉協会
（２）対象者
仕事チャレンジ講座を修了した方で、未就労の方
（３）実施場所
寿町総合労働福祉会館
（４）実施内容
花の手入れ、町内会館の清掃等の就労体験の場を提供し、生活リズムや就労意欲を維持
するよう支援します。
（５）実施スケジュール
約３か月間、利用者の希望により、週３日から５日の参加
（６）実施状況
５名参加中（平成 25 年５月末日現在）
３ ことぶきアパート生活移行支援事業
◆ 実施概要
（１）事業受託者
（２）対象者
（３）実施場所
（４）実施内容
（５）実施状況
ＮＰＯ法人 さなぎ達
寿地区に居住している現在就労中の生活保護受給者で、アパート転居を希望される方
体験アパート（３室）
①アパート生活体験 ②アパート転居支援 ③見守り支援
３室のうち、２室でアパート生活体験実施中（平成 25 年５月末日現在）
ケースワーカー
支援 対象 者
ことぶきアパート生活移行支援事業
安定就労・
自立生活
アパート生活支援員
の実現
体験アパート
寿地区
アパート
体験入居
転居
直接転居
お問い合わせ先
中区保護課
就労支援等担当課長
大石
幸二
Tel 045-224 -8240