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国民健康保険料
民健康保険料を改定 改定します 平成 3 平成2 します 2 3年 年度 国 国民健康保険 保険年金課緯443-2065、2064、2 066 各総合行政センターの保険年金担当課 大沢野緯467-5811 大山緯483-121 4 八尾緯455-2461 婦中緯465-2114 山田緯457-2113 細入緯485-900 1 加入者 (被保険者) および 市民の皆さんのご理解をお願いします 市の国民健康保険料は、平成20年度から3年間据え置きとなっており、 ◆主な変更点◆ ・保険料率などを変更 保険料の引き上げとなります。 現行の保険料率などのままで推移した場合、医療費の支払いに見合う収 入が確保できなくなるなど、大幅な赤字が見込まれます。 ・賦課限度額を変更 年間の保険料の限度額を変更します。 このため、平成23年度の国民健康保険料率等と賦課限度額を変更し、 安定した事業運営を目指します。 ●保険料で支えられている国民健康保険● 国民健康保険は、特別会計を設けて、加入者の皆さんに納めていただく保険料と、国・県の負担金および補助 金などで運営することが原則とされています。 ●増え続ける医療費● 国民健康保険の加入者は、年齢構成が高く、医療費水準が高いとい 万円 う状況から、 近年、 市の国民健康保険事業の医療費は増加傾向にあり 34 ます。 平成2 1年度の1人当たりの医療費の年額平均は約32万円で、全国 平均の約29万円を大きく上回っています。また、平成22年3月から11 月診療分の保険給付費 (窓口負担分を除いた医療費)の合計は、 211億 富山市の国民健康保険被保険者 1人あたり医療費 33 32 ※22・23年度は見込み 31 円と前年度同時期比較で4%、8. 2億円余りの増加となっています。 20 21 22 23 年度 ●保険料の改定幅を圧縮するため一般会計から繰り入れ● 国民健康保険料は加入者の所得により算定されます。加入者には年 富山市の国民健康保険 1人あたり保険料賦課額 金受給者や無職の方が多いという構造的な問題に加え、昨今の景気低 迷に伴う所得水準の低下などにより、保険料賦課額は年々減少してい る状況です。 保険料の引き上げ幅が大きくなると、加入者の生活への影響がある ため、一般会計からの繰り入れを行うことにより、改定幅を圧縮し、 その影響額が少なくなるようにしています。 万円 9 8 7 ※23年度は、改定後の見込み 平成23年度予算では、一般会計から国民健康保険の特別会計に赤字 ほ てん 20 補填相当分として1億7千万円余りを繰り入れることとしています。 安定した国民健康保険の運営を目指して 国民健康保険は、相互扶助の精神に基づく地域の社会保険制度で あり、加入者全員で、適正かつ公平に応分の保険料負担をしていた だくことになります。 市では、今回の改定により、国民健康保険財政を健全化し、安定 した事業運営を行っていきたいと考えています。 皆さんのご理解をお願いします。 10 - 平成23年(2011年)4月5日発行 21 22 23 年度 富山市の国民健康保険制度の収支状況 収入 374 億 7,452 万円 (平成 23 年度予算) 前期 保険料 国庫支出金 高齢者交付金 (24.9%) (21.9%) (23.0%) その他 (16.2%) 療養給付費交付金 (7.9%) 一般会計繰入金 (6.1%) 支出 374 億 7,452 万円 保険給付費 (69.5%) 後期高齢者支援金等 (11.2%) 介護納付金 (4.9%) その他 (14.4%) 保険料について 国民健康保険料は、「医療分」と後期高齢者医療を支える「後期高齢者支 援金分」と介護保険を支える「介護分」の3つで構成されています。 1年間の 国民健康 保険料 = 保険料の改定内容 + 医療分 後期高齢者 支援金分 + 介護分 (40~6 4歳が対象) 医療分、後期高齢者支援金分、介護分の各保険料は、所得割額、均等割額、 平等割額の合計金額によって決まります。 今回の改定により、年間の所得割額、均等割額、平等割額および保険料の 限度額を以下の通り変更します。 【医療分保険料】 【後期高齢者支援金分保険料】 国民健康保険被保険者(加入者)すべてに賦課されます 国民健康保険被保険者(加入者)すべてに賦課されます 区分 区分 内容 所得割額 平成22年度 平成23年度 所得割基礎額(国保加入 料率5. 5% 料率6. 9% 者全員の合計額)× 料率 所得割額 内容 平成22年度 平成23年度 所得割基礎額(国保加入 料率1. 7% 料率2. 0% 者全員の合計額)× 料率 均等割額 被保険者1人あたりの額 2 4, 00 0円 24, 480円 均等割額 被保険者1人あたりの額 7, 200円 7, 68 0円 平等割額 1世帯あたりの額 1 6, 80 0円 21, 120円 平等割額 1世帯あたりの額 5, 400円 6, 00 0円 4 7万円 50万円 12万円 13万円 賦課限度額 【介護分保険料】 「所得割基礎額」の求め方は? 40~64歳の国民健康保険被保険者(加入者)に賦課されます 区分 内容 所得割額 平成22年度 平成23年度 所得割基礎額(40~64歳 料率2. 0% 料率2. 0% の方の合計額)× 料率 均等割額 被保険者1人あたりの額 9, 0 00円 9, 000円 平等割額 1世帯あたりの額 5, 4 00円 5, 520円 9万円 10万円 賦課限度額 賦課限度額 給与収入の場合 給与収入額-給与所得控除 公的年金等収入の場合 公的年金等収入額-公的年金等控除 給与・公的年金等収入以外の場合 総収入額-必要経費 ー 基礎控除額 (33万円) 世帯の加入者1人ごとに、上記の式にあてはめて計算し (マイナスとなった場合は、 ゼロになります) 、世帯の加 入者全員の額を合計した額が「所得割基礎額」です。 ※税法上の各種控除(配偶者控除や扶養控除など)の適用はありません。 ※住民税の総合課税分のほか分離課税分の所得を含みます。 暫定納入通知書を発送します 平成2 3年度国民健康保険料暫定(4・5月分)納入通知書を4月21日木に世帯主あてに発送します。 ※国民健康保険料が特別徴収(年金天引)の世帯および後期高齢者医療制度に加入中の方の保険料については、 今回の暫定納入通知書はお送りしません。7月下旬以降に改めてお知らせする予定です。 ※今まで国民健康保険料が特別徴収(年金天引)の世帯のうち、今年度75歳になり、後期高齢者医療制度に加 入となる方がいる世帯については、4月から特別徴収(年金天引)ではなく、普通徴収となります。 平成2 3年(20 11年) 4月5日発行 -1 1