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会社説明会(2.00MB)
第一三共株式会社(4568)の現況 第一三共株式会社 会社説明会 コーポレートコミュニケーション部 IRグループ 白武 智子 開催日時: 2016年2月18日(木) 13:30 会 場: ザ・クレストホテル柏 本日お話しする内容 製薬業界の現況 第一三共のご紹介 第一三共の経営課題 研究開発の現況と次期主力品 2014年度業績と2015年度予想 株主還元策 2 製薬業界の現況 世界の医薬品市場 (2014年) 米国 ※自由価格市場 15.3% 8.2% 36.1% スペイン、イギリス) 中国 日本 6.0% ブラジル,インド,ロシア 8.3% 10.3% 欧州 (ドイツ、フランス、イタリア 15.6% 中南米 その他 世界の医薬品市場は約1兆571億ドル規模(約127兆円) うち日本は約1割弱を占める(約10兆円) ©2015IMSヘルス IMS Market Prognosis 2014をもとに作成 無断転載禁止 4 日本の医薬品市場の構成 市場規模は約10兆円 (2014年) 医 薬 品 約9割 約1割 医療用医薬品 OTC医薬品 等 • 一般用医薬品や配置用家庭薬など • 薬局やドラッグストアなどで購入可能 • 個別ブランドとして宣伝が可能 ・ 医師の処方箋が必要 ・ 公定価格 (薬価) 新 薬 後発医薬品 (イノベーティブ医薬品) (ジェネリック医薬品) 製品名(Brand Name) 一般名(Generic Name) 5 薬が患者さんのお手元に届くまで ~新薬 と ジェネリック医薬品~ 1 2 3 2~3年 3~5年 3~7年 1~2年 再審査期間 Phase(相) ④ 承認申請と審査 ③臨床試験 ②非臨床試験 新薬 ①基礎研究 新薬研究開発 ジェネリック 発売 新薬 発売 8年 特許権存続期間(20年) ジェネリック 独占販売 期間 長期収載品 ジェネリック 医薬品 6 第一三共のご紹介 企業理念とスローガン 企業理念 革新的医薬品を継続的に創出し、多様な医療ニーズに応え る医薬品を提供することで、世界中の人々の健康で豊かな 生活に貢献する。 スローガン イノベーションに情熱を。 ひとに思いやりを。 8 会社概要(2015年3月末現在) 商号 第一三共株式会社 (証券コード:4568) / 株式売買単位 100株 設立 2005年9月 三共と第一製薬による持株会社設立 2007年4月 完全統合 本社 東京都中央区日本橋本町3-5-1 代表者 代表取締役社長 兼 CEO 資本金 500億円 2014年度 連結売上収益 営業利益 中山 讓治 9,194億円 744億円 9 従業員分布 世界中で約16,000名の社員が働いています。 日本 8600 欧州 2000 米国 3300 - ドイツ - イギリス - アイルランド - フランス - スペイン - ポルトガル - イタリア - オランダ - ベルギー - オーストリア - スイス - トルコ アジア 2000 - 中国 - 韓国 - 台湾 - 香港 - タイ - インド 中南米 500 - ブラジル - ベネズエラ as of March 2015 10 地域別売上収益 構成比(2014年度) ■その他地域 6.7% 売上収益 615億円 (前期比 16.4%増) ■欧州 8.6% ■日本 59.7% 売上収益 788億円 (前期比 0.6%減) ■北米 25.0% 9,194億円 売上収益 5,492億円 (前期比 1.0%減) 売上収益 2,299億円 (前期比 8.4%増) 11 第一三共グループの事業領域 (日本) 新薬(4,334億円) ジェネリック医薬品 第一三共 第一三共エスファ OTC医薬品(478億円) 第一三共ヘルスケア (149億円) ワクチン(322億円) 北里第一三共ワクチン ジャパンワクチン 12 主力製品と売上収益の推移(グローバル製品) 高血圧症治療剤 オルメテック 3,002 2,936 2,840 247 270 207 481 656 290 653 570 948 1,123 2,588 (億円) その他 1,066 1,000 欧州 米国 日本 947 980 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 (予想) 抗凝固剤 エフィエント リクシアナ 201 47 147 17 非開示 20 19 48 非開示 39 105 976 抗血小板剤 250 144 952 154 43 176 7 50 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 (予想) 3 4 110 7 36 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 (予想) 13 主力製品と売上収益の推移(国内製品) (億円) 抗潰瘍剤 アルツハイマー型認知症治療剤 ネキシウム メマリー 770 693 542 216 2012 238 2013 2014 2015 (予想) 2012 骨粗鬆症治療剤 癌骨転移治療剤 プラリア ランマーク 73 100 2013 2013 81 2014 2015 (予想) 102 130 44 32 2012 333 470 368 2014 2015 (予想) 2012 2013 2014 2015 (予想) 14 OTC医薬品 薬局・ドラッグストアにてお買い求めいただける製品のご紹介です。 15 OTC医薬品 16 第一三共の経営課題 経営の方向性 新薬事業への集中・回帰 日本・米国・中国への優先投資 研究開発力強化 18 当社創製品のスムーズな交代による持続的成長 売上 リクシアナ 特許切れ の影響 エフィエント オルメテック クラビット メバロチン 2007 2012 2017 2020 (年度) 19 持続的成長に向けた取組み グローバル リクシアナ 日欧/サベイサ の上市及び大型化 米(一般名エドキサバン) 日本 新製品の極大化によるシェアNo.1の実現 米国 新製品の早期育成と中核領域の確立 低コスト体質への継続的な取組み 選択と集中 20 研究開発の現況と次期主力品 重点領域 革新的医薬品の迅速かつ継続的な創出 重点領域 循環代謝 癌 先端領域 ファーストインクラス・ベストインクラス品目の創出 22 循環代謝領域 (動脈血栓と静脈血栓) 血流の速い場所に出来る動脈血栓 血小板血栓(白色血栓) 血流 治療薬 抗血小板剤 エフィエント 血流の遅い場所に出来る静脈血栓 フィブリン血栓(赤色血栓) 血流 治療薬 抗凝固剤 リクシアナ 23 循環代謝領域 (未充足ニーズへの取り組み) 血管の中で詰まってしまった血栓を急速に溶かす 画期的新薬が待ち望まれています。 抗凝固剤 抗血小板剤 エフィエント リクシアナ 血小板凝集 血液凝固 血栓 TAFla Plasmin 2-PI DS-1040 DS-9231 /TS23 血栓の溶解(線溶) 承認取得・上市を目指す製品群 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 レボフロキサシン静注 追加適応 ラコサミド てんかん デノスマブ 関節リウマチ DPNP & PHN スクエアキッズ VN-100 4種混合ワクチン 皮内投与型 インフルエンザワクチン ミロガバリン 癌 エタネルセプトBS 関節リウマチ デノスマブ ニモツズマブ パトリツマブ PLX3397 ベムラフェニブ (LCM) プラスグレル (エフィエント) 脳血管障害 日 本 2019年度以降 ヒドロモルフォン 癌性疼痛 循環代謝 フルミスト 鼻腔噴霧 インフルエンザワクチン モバンティック 米 国 西 欧 その他 OIC CL-108 急性疼痛 チバンチニブ HCC CS-3150 DS-8500 プラスグレル (エフィエント)/LCM エドキサバン (リクシアナ)/LCM キザルチニブ AML エドキサバン (リクシアナ) AF チバンチニブ HCC エドキサバン (リクシアナ) VTE キザルチニブ AML エドキサバン (リクシアナ) AF&VTE その他 ミロガバリン SUN13837 デノスマブ(LCM) 25 2014年度業績と2015年度予想 2014年度業績 と 2015年度業績予想 (単位:億円) 2014年度業績 2015年度 第3四半期 累計実績 2015年度 修正予想 (1月公表) 9,194 7,586 9,800 売上原価 3,231 2,377 3,160 販売費 ・ 一般管理費 3,312 2,323 3,370 研究開発費 1,907 1,381 1,970 営業利益 744 1,504 1,300 799 1,454 1,200 465 1,107 750 売上収益 税引前利益 当期利益 (親会社帰属) 株主還元策 株主還元策について 利益配分に関する基本方針 株主の皆様への利益還元を 重要な施策の一つとして位置付け、 「安定的配当」 と 自己株式取得など 「機動的な株主還元」に努めます。 29 2015年度 株主還元策 配当 第2四半期末 2015年度 (予定) 期末 年間 (普通配当30円) (記念配当10円)※ 30円 70円 30円 30円 60円 40円 2014年度 (実績) ※創立10周年(2015年9月28日)記念配当 自己株式取得 2015年5月~8月 約500億円 (約2065万株) 30 C S R (企業の社会的責任)活動 移動診療サービスの提供 アフリカ等において、妊産婦検診や乳幼児の 予防接種などサービスを提供 (2014年度実績:約45万人)。 第一三共Presents 家族のきずなシアターの開催 がんの患者さんとそのご家族を 劇団四季ミュージカルにご招待 (2010年から開催)。 31 第一三共ホームページ 32 本日は、ご出席いただき、ありがとうございました。 本資料に関するお問い合わせ先 第一三共株式会社 コーポレートコミュニケーション部 TEL: 03-6225-1125 (株主・投資家様専用電話) 本資料における将来の予想等に関する各数値は、現時点で入手可能な情報に基づく 弊社の判断や仮定によるものであり、リスクおよび不確実性が含まれております。 したがって実際の業績等は、予想数値とは異なる結果となる可能性があります。 33