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「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」第2弾

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「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」第2弾
Press Release
第 2弾
2015 年 7 月 15 日配付
五感で味わう韓国と日本の「食」文化。体感できる新しい「食」の展覧会
日韓国交正常化 50 年を記念して、
「韓国と日本の食文化と博物館」をテーマと
した特別展を韓国国立民俗博物館と共同で開催します。韓国の「キムジャン
(キ
ムチ作りの文化)」と、日本の「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、
両国において「食」に関する文化的な関心も高まっています。
両国の 50 年間の「食」の変化と、
「食」の背景にある文化の共通性と差異を探
ります。モノだけでなく、最先端の情報技術、
「食」のワークショップをとおして、
観覧者が体感できる「食」の展示です。
開催概要
展覧会:特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」
会 期:2015 年 8 月 27 日(木)∼ 11 月 10 日(火)
10:00 ∼ 17:00( 入館は 16:30 まで )
食のオノマトペ(擬態語・擬声語)
休館日:毎週水曜日(9 月 23 日は祝日のため開館、翌日 9 月 24 日は休館)
会 場:国立民族学博物館 特別展示館(大阪府吹田市千里万博公園 10-1)
無料観覧日:9 月 12 日(土)/ 9 月 21 日(月・祝)/ 11 月 3 日(火・祝)
主 催:国立民族学博物館、韓国国立民俗博物館
共 催:大阪工業大学、京都造形芸術大学、韓国芸術総合学校
協 力:大阪韓国文化院、一般社団法人千里文化財団
助 成:韓国国際交流財団、日本万国博覧会記念基金 ( 公益財団法人 関西・大阪 21
豚肉の焼肉
世紀協会 )、公益財団法人 日韓文化交流基金
観覧料:一般 830 円(560 円)高校・大学生 450 円(250 円)小・中学生 250 円(130 円)
*( )内は、20 名以上の団体・割引料金。学校団体は本館展示観覧料と共通(高校・大学生 200 円、小・中学生 90 円)
※韓国国立民俗博物館は、2015 年 12 月 9 日 ( 水 ) ∼ 2016 年 2 月 26 日(月)に開催予定
展覧会の見どころ
1. 韓国国立民俗博物館と「食」をテーマに両国の食文化をみなおす
日韓国交正常化後の 50 年間、両国はともに経済発展をとげ、
ことに食生活に
おいては、お互いがよく似たものになってきましたが、同時に伝統的な食文化
が残されており、異なるところも多くあります。日本では韓国の食を中心に、韓
国では日本の和食を中心に共同で相互に開催し、食の世界を通して日韓両国の
発展を確認します。
本館では韓国における「食の 50 年の歩み」
「キムチの世界」
「台所の世界」
「食の
韓国の市場で売られているナムル
道具」
「食の思想」
「食の教育・情報」
「食と人生儀礼・歳時風俗」などを、日本
との比較によって見ていただきます。韓国国立民俗博物館から借用する「食の
道具」100 点余り、「キムチの解説動画」「済州島のブタ便所を体験できる装置」
や、「大村しげコレクションの台所資料」などを展示します。1960-70 年代の食
の世界をモノによって表現します。
2. 韓日の大学と連携し新たな「食」の展示技法を開発
京都造形芸術大学と韓国総合芸術学校の「DNA(Designer’
s Network Asia)養成
ワークショップ」プロジェクトとの連携による「現代の若者たちの食生活」
「食
の漫画に現れるオノマトペ(擬音語・擬態語)」
「ストリートフード」
「食材市場」
などのアーティスティクな展示と、大阪工業大学の「仮想ミュージアム」プロ
ジェクトとの連携による「キムチ作り」
「おせち」
「餅つき」
「たこ焼き作り」
「食
感」などをバーチャルに体験できる情報工学的な展示をします。
大阪工業大学による「おせちに願いを込めて
(おせちコミュニケーション)体験」
3. 食文化の研究と博物館
「食文化研究」の開拓者である石毛直道先生(国立民族学博物館元館長)の研
究成果と、韓国における食文化研究者の業績を展示します。また、日本と韓国
には、数多くの「食の博物館」があります。それらの博物館を紹介します。日
韓両国の「食の漫画」を比較しながら読めるコーナーや、子どもたちが「おい
しい思い出」を描いた「子どもの絵画にみる韓国と日本の食」のコーナーもあ
ります。
漫画本
4.「食」の体験
香りの体験「My 七味づくり」
、味わう体験「韓国の汁文化と発酵調味料」、
「食
のオノマトペとカリグラフィー」、「火おこし体験」など、多彩なワークショッ
プを行います。また、特別展示館の地下(入場無料)には、トッポッキや韓国
茶などを味わうことのできる売店をおき、レストランでは特別展メニューとし
て「みんぱくでしか味わえない」韓国料理をお出しします。
ワークショップ「火おこし体験」
お問い合わせ 国立民族学博物館 総務課 広報係
電話 :06-6878-8560(直通)Fax:06-6875-0401 Mail:[email protected] プレス向けウェブサイト http://www.minpaku.ac.jp/press
関連イベント
みんぱくゼミナール 「博物館は食をどう展示するか―特別展メーキング」
日 時:9 月 19 日(土)13:30 ∼ 15:00(13:00 開場)
講 師:大野木啓人(京都造形芸術大学教授)
佐野睦夫(大阪工業大学教授)
金炅均〈キム・ギョンギュン〉(韓国総合芸術学校教授)
朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
収蔵庫での資料選定
会 場:国立民族学博物館 講堂
定 員:450 名(先着順・申込不要)
参加費:無料
みんぱくウィークエンドサロン−研究者と話そう
「日本の焼肉文化考」
日 時:8 月 30 日(日)14:30 ∼ 15:30
話 者:朝倉敏夫(国立民族学博物館教授)
「石毛さんに聞く:日韓の食文化研究」(予定)
日 時:11 月 8 日(日)14:30 ∼ 15:30
焼肉の日は、
「やき(8)に(2)
く(9)」の語呂合わせ
から、全国焼肉協会が1993 年から実施しています。
話 者:石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)、聞き手 朝倉敏夫
会 場:国立民族学博物館 特別展示館
参加費:無料(要特別展示観覧券)
石毛直道(国立民族学博物館名誉教授)
ワークショップ
香りの体験「オリジナル七味づくり」
日 時:9 月 5 日(土)・26 日(土)・10 月 3 日(土)
①13:00 ∼ 14:00 ②14:30 ∼ 15:30
会 場:国立民族学博物館 特別展示館地下
定 員:各回 100 名(先着順・申込不要)
参加費:無料(要特別展示観覧券)
協 力:エスビー食品株式会社
味わう体験「韓国の汁文化と発酵調味料」
日 時:9 月 6 日(日)・27 日(日)・10 月 4 日(日)
15:00 ∼ 16:00
講 師:福留奈美(フードコーディネーター、お茶の水女子大学 専門食育士 ( 上級 ))
会 場:国立民族学博物館 食堂
定 員:各回 36 名(要事前申込)
参加費:500 円
お問い合わせ 国立民族学博物館 総務課 広報係
電話 :06-6878-8560(直通)Fax:06-6875-0401 Mail:[email protected] プレス向けウェブサイト http://www.minpaku.ac.jp/press
ワークショップ
「食のオノマトペとカリグラフィー」
日 時:9 月 20 日(日)
13:00 ∼ 15:00
講 師:姜秉寅〈カン・ビョンイン〉(カリグラフィー研究所「スルトン」代表・書芸家)
解 説:金炅均〈キム・ギョンギュン〉(韓国総合芸術学校教授) 司会:朝倉敏夫
会 場:国立民族学博物館 エントランスホール
対 象:小学 5 年生以上
姜秉寅氏が手がけた韓国の食品パッケージ
定 員:10 名(事前申込制・先着順)
参加費:500 円
持 ち 物:筆、割りばし等使用したい筆記具
「火おこし体験」
日 時:10 月 18 日(日)
①11:00 ∼ 12:00 ②13:00 ∼ 14:00 ③14:30 ∼ 15:30
会 場:国立民族学博物館 特別展示館地下(予定)
対 象:小学生とその保護者
定 員:各回 10 組(事前申込制・先着順)
※1組は保護者1名につき、子ども2名まで
火おこし体験
参加費:無料
協 力:大阪ガス株式会社
株式会社大阪ガスビジネスクリエイト
特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」解説書
『韓国食文化読本』
展示内容に即して 115 項目にわたり朝倉敏夫、林史樹、守屋亜記子が執筆する解説書を出版
します。展示を見るだけでなく、解説書を読んでいただくと、さらに奥深い韓国の食の世界
を理解していただけます。(販売価格 未定)
実行委員長 朝倉敏夫(民族社会研究部・教授)
1979 年から韓国において家族と食の視点から調査・研究。『食は韓国にあり』『日本の焼肉 韓国の刺身』『世界
の食文化①韓国』など、韓国の食文化に関する著作がある。2013 年には韓国との文化交流に貢献してきたことによ
り大韓民国玉冠文化勲章を授与される。
韓国国立民俗博物館
伝統社会から現在までの多様な文化的主題をあつかう韓国の生活文化博物館。毎年 200 万人以上の観覧客が訪問
する韓国の代表的な博物館であり、多様な主題について調査・研究を進め、関連する資料を収集・保存する。常設
展示と特別展示、図書の刊行および資料サービスなどの活動を通して関連学界と一般人の文化的欲求に応じる総合
研究機関である。
お問い合わせ 国立民族学博物館 総務課 広報係
電話 :06-6878-8560(直通)Fax:06-6875-0401 Mail:[email protected] プレス向けウェブサイト http://www.minpaku.ac.jp/press
2015年特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」
広報用画像リスト
1.特別展ちらし
2.お酒をそそぐときは手をそえて
3.食のオノマトペ
4.おせちに願いを込めて(おせちコ
ミュニケーション)体験
5.韓国国立民俗博物館の職員食堂
でのキムジャン 2014 年
6.カンジャン(醤油)
7. キムチ用甕
8.韓国の市場で売られている
ナムル
9.豚肉の焼肉
2015年特別展「韓日食博―わかちあい・おもてなしのかたち」
広報用画像利用申込用紙
【広報に関するお問い合わせ】
国立民族学博物館 総務課 広報係
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園 10-1
TEL:06-6876-2151(代表) 06-6878-8560(直通)
FAX:06-6875-0401
MAIL:[email protected]
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